JP3950153B2 - 光ケーブルに接続される主基地局と遠隔基地局との間の遅延を測定して補償する装置及び方法 - Google Patents

光ケーブルに接続される主基地局と遠隔基地局との間の遅延を測定して補償する装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、同期式移動通信システムに関し、特に、光ケーブルを通して接続される主基地局と遠隔基地局との間の遅延を測定して補償する装置及び方法に関する。
セルラー移動通信システムは、全体のサービス領域を複数のセル(cells)に区分し、基地局(base stations)を用いてセルのそれぞれをカバー(Cover)する。実際の無線環境では、隣接セルは、相互に一部が重なっており、このセルが重なっている領域では、使用者端末(user mobile unit)は、2以上の基地局からの信号を受信することができる。このような場合、セルラー(cellular)移動通信システムでセル間を移動する使用者端末の通話を保持するためには、基地局間で通話制御信号を受け取るハンドオフ(Handoff)手順が必須的である。もちろん、符号分割多重接続(Code Division Multiple Access;CDMA)技術に基づいた同期式移動通信システムでハンドオフを支援するためには、基地局の相互間で同期化が実施されなければならない。
地方(rural district)に比べて、使用者の密集度が相対的に高い都会地域(urban district)の場合、セルは、さらに狭い小型セル(pico-cells or micro-cells)に分割される必要がある。このような場合、小型セルは、主基地局(Main base station)に接続される小容量を有する遠隔基地局(Remote base stations)によってそれぞれカバーされる。通常、主基地局は、CDMAディジタル信号を処理するディジタルユニット(Digital unit)を備え、遠隔基地局は、無線周波数(Radio Frequency;RF)搬送波信号を処理する無線周波数ユニット(RF unit)を備えるように設計される。遠隔基地局は、同軸ケーブル(coaxial cable)、無線接続、光ケーブル(optical cable)等を通して主基地局に接続されることができる。移動通信システムが徐々に高速化されるにつれて、大容量の信号を低損失(low loss)で長距離伝送することができる光ケーブルに関する関心が高くなっている。
主基地局及び遠隔基地局が数kmから数十kmの比較的長距離に離れているとき、主基地局から遠隔基地局に順方向基底帯域信号(forward baseband signal)を伝送するのに必要な時間は、距離に比例し、主基地局と遠隔基地局との間には、比較的大きい時間遅延が発生する。このように、比較的大きい時間遅延は、相互に異なる値を有する。相互に異なる時間遅延は、遠隔基地局からのRF信号の非同期的な伝送をもたらす。特に、移動端末がソフトハンドオフによって複数の遠隔基地局と通信する場合、基地局と遠隔基地局との非同期化は、移動端末の通話品質を深刻に低下させる。
図1は、典型的な小型セルのアーキテクチャを使用する移動通信システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すような移動通信システムにおいて、3つの遠隔基地局(RU)21ないし23が1つの主基地局(MU)20に接続され、遠隔基地局21乃至23のそれぞれは、主基地局20から受信した基底帯域信号をRF信号に変換してソフトハンドオフ中である移動端末10に伝送する。すなわち、移動端末10は、同一のデータを有している3個のRF信号を遠隔基地局21から23から受信する。
図2は、図1に示した主基地局20及び遠隔基地局21乃至23のうち1つの詳細な構成を示すブロック図である。主基地局20と遠隔基地局21乃至23のうち1つとを接続するために、光通信技術の1つである同期ディジタルハイアラーキ(Synchronous Digital Hierarchy:SDH)方式を使用している。
図2を参照すると、主基地局20は、ディジタル基底帯域信号を処理するディジタル処理部(Digital Processing unit)20aと、このディジタル基底帯域信号とSDHフレームとの間の変換動作を遂行するSDH処理部(SDH Processing unit)20bと、SDHフレームと光信号との間のインターフェースを遂行する電/光インターフェース(Electric/Optical Interface)20cと、を含む。また、遠隔基地局21は、光信号とSDHフレームとの間のインターフェースを遂行する電/光インターフェース21aと、このSDHフレームとこのディジタル基底帯域信号との間の変換動作を遂行するSDH処理部21bと、このディジタル基底帯域信号とRF信号との間の変換動作を遂行する無線周波数(RF)処理部21cと、を含む。
移動通信システムが使用する従来の通信技術は、高い伝送率で、エラーなく、データを長距離伝送することに焦点を合わせており、ケーブルによる遅延は、まったく考慮されていない。特に、同期式CDMA移動通信システムは、使用者の識別(identification)及び符号/復号(Coding/Decoding)のようなディジタルの処理がチップ(Chip)と呼ばれる最も小さなデータ要素に基づいて行われるために信号の位相に非常に影響を受けやすい。ここで、1チップは、1.2288Mcpsのチップの速度を使用するときは813.8nsに該当する。このような同期式CDMAシステムで遠隔基地局が同期化されなければ、これによって、遠隔基地局の領域間を移動する端末のハンドオフに障害が発生し、基地局からの信号を検出するための動作が不可能になる。結果的に、通信が適切に遂行されることができない。
さらに、遠隔基地局と主基地局とが同期化されない結果、従来の通信技術では、主基地局と遠隔基地局とを光ケーブルを通して接続する移動通信システムにおいて、光信号の伝送に関連する各種の状態を確認することができず、且つ、システムの状態の管理及びエラーの検出(Error Detection)等の一連の処理が適切に行われない。また、ディジタル基底帯域信号を処理する際に、光ケーブルによる伝送遅延(propagation delay)値を単純に計算することができない、という問題がある。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、同期式移動通信システムで光ケーブルを用いて主基地局に接続される遠隔基地局を同期化する装置及び方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、光ケーブルを用いて接続される主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を計算して測定する装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、主基地局からのオーバーヘッド情報を用いて主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定する装置及び方法を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、主基地局と遠隔基地局との間のフレーム整列情報を検出して伝送遅延を精密に補正する装置及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定して計算すると共に、該伝送遅延を補償する装置及び方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、SDH標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局とこの遠隔基地局との伝送遅延を測定して補償する装置は、SDHフレームのオーバーヘッドにテストパターンを挿入してこの遠隔基地局に伝送し、この遠隔基地局によってループバックされたこのSDHフレームを受信し、この遠隔基地局のSDHフレームから少なくとも1つのFAWを検出するSDH処理部と、このテストパターンを含むこのSDHフレームの往復遅延をカウントした値によって測定した伝送遅延に前記フレーム整列ワードの検出情報によって求められた遅延誤差を加算してこの遠隔基地局との伝送遅延値を求める制御部と、この制御部によって求められた伝送遅延値に応じてこの遠隔基地局に伝送するための基底帯域信号の伝送遅延を補償するモデムと、を含むことを特徴とする。
また、SDH標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局とこの遠隔基地局との伝送遅延を測定して補償する装置は、この主基地局からこの光ケーブルを通して伝送遅延値を示す伝送遅延情報を受信する制御部と、この主基地局から受信される基底帯域信号をIF信号に変換し、この受信された伝送遅延情報に従ってこの変換されたIF信号の伝送遅延をチップ時間の以下の単位に補償し、この補償されたIF信号をRF信号に変換してアンテナを通して放射するRF処理部と、を含むことを特徴とする。
さらに、SDH標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局とこの遠隔基地局との伝送遅延を測定して補償する方法は、SDHフレームのオーバーヘッドにテストパターンを挿入してこの遠隔基地局に伝送し、この遠隔基地局によってループバックされたこのSDHフレームを受信するステップと、このSDHフレームから少なくとも1つのFAWを検出するステップと、このテストパターンを含むこのSDHフレームの往復遅延をカウントした値によって測定した伝送遅延にこのフレーム整列ワードの検出情報によって求められた遅延誤差を加算してこの遠隔基地局との伝送遅延値を求めるステップと、この制御部によって求められた伝送遅延値に応じてこの遠隔基地局に伝送するための基底帯域信号の伝送遅延を補償するステップと、を含むことを特徴とする。
なお、SDH標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局とこの遠隔基地局との伝送遅延を測定して補償する方法は、この主基地局からこの光ケーブルを通して伝送遅延値を示す伝送遅延情報を受信するステップと、この主基地局から受信される基底帯域信号をIF信号に変換し、この受信された伝送遅延情報に従ってこの変換されたIF信号の伝送遅延をチップ時間の以下の単位に補償するステップと、この補償されたIF信号をRF信号に変換してアンテナを通して放射するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明は、移動通信システムにおいて、主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を1/256チップの最小誤差で精密に計算し、同期不一致による通信品質の劣化及びハンドオフの失敗という問題を解消することができる。また、移動通信システムは、移動通信加入者の分布及び特性等に基づいて遠隔基地局を配置することができ、これによって、ネットワークを効率的に管理することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記説明において、本発明の要旨のみを明瞭にするために公知の機能又は構成に対する詳細な説明は省略する。なお、図面中、同一の構成要素及び部分には、可能な限り同一の符号及び番号を共通に使用するものとする。そして、後述される用語は、本発明での機能に基づいて定義されたもので、これは、使用者又はチップ設計者の意図又は慣例に従って変わることができる。従って、その定義は、本発明の全般にわたった内容に基づいて定められる。
後述される本発明の実施形態は、移動通信システムにおいて、同期ディジタルハイアラーキ(Synchronous Digital Hierarchy;SDH)の標準を使用して光ケーブルを通して主基地局に接続される遠隔基地局を同期化する。本発明の実施形態に従って、主基地局と遠隔基地局との間の正確な伝送遅延を測定して計算し、主基地局のディジタルユニット及び遠隔基地局の中間周波数(intermediate frequency; IF)ユニットでこれを補償する。
よく知られているように、SDHは、光ケーブルを通したデータの伝送を同期化するための標準技術として、E1、T1、及びDS3のような低速信号を同期伝送モジュール(Synchronous Transport Modules; STM)−N(N=1、4、16、64、256)に基づいた光信号に時分割多重化(Time Division Multiplex;TDM)する方式である。各STMのビットレートは、N=1の場合、155.52Mbps(Mega-bits per second)、N=4の場合、622.08Mbps、N=16の場合、2,488.32Mbps、N=64の場合、9,953.28Mbps、N=256の場合、39,813.12Mbpsである。STM−Nは、より高いレベルの伝送モジュールであり、STM−1のビットレートのN倍に基づいたものであり、STM−1フレームをバイト単位で多重化する。
このようなSDHの主な特徴のうちの1つは、光ケーブルを使用する設備を通して、特に、ネットワーク装置間の通信、ペイロードのアクセス、ネットワークの維持及び管理(Operations and Administrative Maintenance and Provisioning;OAM&P)のための十分なオーバーヘッド情報を提供することである。OAM&Pは、故障の監視(Fault surveillance)、性能の監視(Performance monitoring)、設備管理提供(Provisioning)、及び保安(Security)機能を含む。
従って、本発明の実施形態は、SDHの予備のオーバーヘッド情報を用いてSDH標準に従って光ケーブルに相互に接続される主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定することを可能にする。しかしながら、SDHのオーバーヘッド情報のみを用いて主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定すると、測定可能な遅延の範囲は、SDH装置に供給される基準システムクロック(すなわち、19.44MHz)によって制限される。従って、遅延誤差を正確に計算するための追加の方法が必要である。このような遅延誤差を計算するときには、フレーム整列ワード(Frame Alignment Word;以下、FAWと称する)を用いる。すなわち、主基地局から受信されたSDHフレームからFAWを検出し、その位置情報に従って伝送遅延の誤差を精密に計算する。
図3は、本発明の一実施形態に従う主基地局の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、主基地局は、ディジタル基底帯域信号を処理するディジタル処理部(Digital Processing unit)100と、ディジタル基底帯域信号とSDHフレームとの間の変換動作を遂行するSDH処理部(Processing unit)106と、SDHフレームと遠隔基地局の光信号との間のインターフェースを遂行する電/光インターフェース(Electric/Optical Interface)134と、光ケーブルを通して遠隔基地局への伝送遅延を補償するためにディジタル処理部100を制御する制御部104と、から構成される。
ディジタル処理部100は、変調復調器であるモデム(Modulator and Demodulator;MODEM)102を備え、モデム102は、送信データを生成してSDH処理部106に提供し、SDH処理部106からの受信データを処理する。
SDH処理部106は、SDHフレームを生成するフレーマ(framer)108と、テストパターンを検索して挿入すると共に伝送遅延を測定する遅延測定器116と、オーバーヘッド及びペイロード情報を分析するデフレーマ(de-framer)128と、FAWを検出するFAW検出器126と、並/直列(P/S)変換器114、及び直/並列(S/P)変換器124と、を備える。
フレーマ108は、ペイロード生成器110とオーバーヘッド生成器112とを含む。フレーマ108は、この送信データを使用してペイロード生成器110によって生成されたSDHペイロード情報に、オーバーヘッド生成器112によって生成されたSDHオーバーヘッド情報を付加してSDHフレームを生成する。SDHフレームは、並/直列変換器114によって直列変換された後、E/Oインターフェース134を通して遠隔基地局に伝達される。
SDHフレームがE/Oインターフェース134を通して遠隔基地局からSDHフレームが受信されると、SDH処理部106の直/並列変換器124は、SDHフレームを並列変換してFAW検出器126を通してデフレーマ128に提供する。ここで、FAW検出器126の動作については後述される。
デフレーマ128は、オーバーヘッド分析器130とペイロード分析器132とを含む。デフレーマ128は、オーバーヘッド分析器130によって並列変換されたSDHフレームからオーバーヘッド情報を抽出して分析し、この抽出されたオーバーヘッド情報を参照し、ペイロード分析器132によって抽出されたペイロード情報をモデム102に提供する。
図4は、本発明の実施形態に従って主基地局と遠隔基地局との間で交換されるSDHフレームの構造を示す。図4に、光ケーブルを通して155.52Mbpsの速度で伝送されるSTM−1フレームのみを示す。上述したように、STM−Nフレームは、STM−1の上位階層であり、STM−1フレームをバイト単位で多重化する。
図4を参照すると、STM−1フレームは、9行×270バイトで構成され、STM−1フレームの周期は、125μs(micro-second)である。その結果、STM−1フレームの伝送速度は、155.52Mbps(=9*(8*270/125μs)である。STM−1フレームの左側9バイトは、フレームの監視と網運用(OAM&P)のため使用されるオーバーヘッド区間(Section Overhead: SOH)を示し、STM−1フレームの右側261バイトは、使用者の情報を含む管理単位(Administrative Unit;AU)グループを示す。図4の上段部は、このSOHをさらに詳細に示すもので、このSOHは、信号再生成(Signal Regeneration)、多重化(Multiplexing)、スイッチング(Swtiching)、及び管理単位ポインター(AU Pointer)に関連した情報を伝送する。この管理単位グループは、使用者の音声及びデータを運搬するペイロード部と、経路状態についての情報を運搬する経路オーバーヘッド(Path Overhead;POH)部と、から構成される。
本発明の実施形態に従って、このオーバーヘッド区間の特定のバイトに所定のテストパターンを挿入して主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定することができる。例えば、このオーバーヘッド区間の自動保護切替え(Automatic Protection Switching;APS)のために割り当てられたバイトであるK2にテストパターンを挿入することができる。
さらに図3を参照すると、フレーマ108がSDHフレームを生成するとき、遅延測定器(Delay Measurer)116に含まれたテストパターン挿入器(Test Pattern Inserter)118は、オーバーヘッド生成器112によって生成されたオーバーヘッド部に所定のテストパターンを挿入する。このテストパターンを挿入するとき、遅延カウンタ122がスタート(START)される。遅延カウンタ122は、19.44MHzのシステムクロックと同期し、16ビットのカウント値を出力する。
フレーマ108は、このテストパターンを含むオーバーヘッド部をペイロード生成器110によって生成されたペイロード部に付加してSDHフレームを生成する。SDHフレームは、並列/直列変換器114によって直列変換された後、E/Oインターフェース134によって光信号に変換される。E/Oインターフェース134は、光信号を遠隔基地局に伝送する。そうすると、遠隔基地局のSDH処理部では、このテストパターンが挿入されたSDHフレームをこの主基地局のSDH処理部にループバックする。
主基地局と遠隔基地局との間の距離が所定の距離以上である場合、各SDHフレームにテストパターンを挿入するときに、伝送遅延が間違って判断されることもあり得る。例えば、主基地局と遠隔基地局との間の距離が18.75Km以上であり、フレーム周期125μsごとにテストパターンを挿入して伝送すると仮定すると、主基地局と遠隔基地局との間の距離が1250mである場合と20Kmである場合とについて、同一の距離として計算され得る。従って、テストパターン挿入器118は、所定周期(例えば、5個のフレーム周期)ごとにテストパターンを挿入し、このようにテストパターンを含むフレームをスーパーフレーム(Super Frame)と称する。
遅延測定器116に含まれたテストパターン検索器(Test Pattern Searcher)120は、このようにテストパターンが挿入されたSDHフレーム(すなわち、スーパーフレーム)を伝送する。この後、遠隔基地局からスーパーフレームが受信される度に、パターン検索器120は、この受信されたフレームに定められたオーバーヘッド位置(例えば、図4に示す“K2”)を検査して、テストパターン挿入器118によって挿入されたものと同一の所定のテストパターンが含まれているか否かを確認する。
確認の結果、このテストパターン挿入器118によって挿入されたものと同一のテストパターンが含まれていると、テストパターン検索器120は、遅延カウンタ122を停止(STOP)させる。遅延カウンタ122からのカウント値が制御部104に伝達される。このとき、遅延カウンタ122は、システムクロック19.44MHzに応答して動作する。
遅延カウンタ122からのカウンタ値を受信した制御部104は、このテストパターンが挿入されたSDHフレームの送信動作とこの遠隔基地局によってループバックされたSDHフレームの受信動作との間の往復遅延(Round Trip Delay;RTD)を求める。そして、制御部104は、この求められたRTDから所定のSDHフレーム処理時間を引いた後に2で割ることによって、この主基地局とこの遠隔基地局との間の伝送遅延を測定することができる。
図5は、図3に示した遅延カウンタ122によって測定可能な遅延範囲をチップ時間の単位に基づいて示す説明図である。ここで、1.2288 Mcpsの標準チップの速度を使用する場合、1個のチップ時間は、813.8nsである。図5に示すように、遅延カウンタ122のカウント値によって小数点4桁(d3〜d[−4])までの伝送遅延を求めることができるが、それ以下の少数位の遅延誤差は、求めることができないことが分かる。FAW検出器126は、この遅延誤差を補正する。
FAW検出器126のFAW検出動作は、ビット単位で遂行されるので、FAWを使用して検出することができる遅延値は、155.52Mbpsの速度を使用する場合、1/2×(1/155.52 Mbps)= 3.215nsである。FAW検出器126が認識する最小の遅延値は、6.43ns(=1/155.52 Mbps=1/128チップ)である。しかしながら、RTDを考慮すると、実質的に測定可能な遅延値は、6.43nsの半分である3.215nsになる。
すなわち、遅延カウンタ122による伝送遅延の測定は、約1/32チップ時間の単位で行われる。電源のオン(On)又はオフ(Off)による偏差が1/32チップ以上になるので、実質的なマージンを考慮した伝送遅延の測定単位は、約1/4〜1/8チップの水準になる。一方、FAWを使用して検出することができる誤差の範囲は、1/256チップ(3.215ns)単位であり、外部的な要因による偏差を考慮しても、約1/32〜1/64チップの水準を保証するので、これを用いると、1/64チップ水準の精密なクロック補償が行われることができる。
図6は、図3に示したFAW検出器126の詳細な構成を示すブロック図である。
図6を参照すると、クロック配分器124aは、155.52MHzのSTM−1クロックを受信して8分周することによって19.44MHzのシステムクロックを生成し、これをSDH処理部106の各構成要素に提供する。直列/並列変換器124は、光ケーブルを通して遠隔基地局から155.52MHzの速度で受信される直列データ(例えば、STM−1フレーム)を19.44MHzのこのシステムクロックに応答して8ラインの並列データに変換してFAW検出器126に伝達する。
遅延器126aは、この並列変換されたデータを1ビットずつ遅延する。データレジスタ126bを構成する8個のモジュールは、8ビットをそれぞれ貯蔵する。従って、データレジスタ126bは、6nsずつの位相差を有する8個の8ビットのデータ(実際には15ビットのデータ)を貯蔵する。
STM−1フレームの場合、フレームの開始を示すFAWは、“F6(11110110)”の16進値と“28(00101000)”の16進値に設定される。このようなFAWは、図4に示すSTM−1フレームのA1とA2との位置に3回ずつ反復されて挿入されている。すなわち、A1の位置には“F6”が3回挿入されており、A2の位置には“28”が3回挿入されている。その後、同期パターン検出器126cは、この8個のモジュールに貯蔵されたこの8ビットのデータを“F6”及び“28”のFAWとそれぞれ比較し、FAWと一致するデータを有するモジュールを選択する。
図7は、このモジュールに貯蔵されたデータによってFAWを検出する動作を示すタイミング図である。図示の簡略化のために、FAWは、2回反復された“F6”と“28”で定義されるものとする。
図7を参照すると、155.52MHzの速度で受信された直列データSerial_Datは、19.44MHzのクロックに同期して並列データPara11_D[0]に変換される。そうすると、並列データPara11_D[0]と、この並列データPara11_D[0]を1ビットずつシフトして生成された7個の並列データPara11_D[1]、Para11_D[2]、...、Para11_D[7]が、データレジスタ126cの各モジュールに貯蔵される。
同期パターン検出器126cは、毎クロック周期ごとに、データレジスタ126cの各モジュールに貯蔵されたデータを“F6”及び“28”とそれぞれ比較し、特定のモジュールで2回の“F6”及び2回の“28”が特定のモジュールに貯蔵されたデータに含まれていると、該当モジュールでFAWが検出されたものと判断する。そうすると、このFAWが検出されたモジュールの位置情報は、伝送遅延を計算することができるように制御部104に提供され、このFAWが検出されたモジュールに貯蔵されたデータは、受信データを検出することができるようにデフレーマ128に伝達される。
ここで、このFAWが検出されたモジュールの位置情報は、8個のモジュールのうち、該当モジュールを示すビット値“1”を含む8ビットの情報であるか、又は、この該当モジュールのインデックスを示す3ビットの情報であり得る。制御部104は、このFAWが検出されたモジュールの位置に従って主基地局と遠隔基地局との間の遅延誤差を計算する。
図7の場合、一番目のモジュール(Para11_D[0])には、連続的に2回の“F6”と2回の“28”が存在するので、制御部104に提供される位置情報は“10000000”又は“000”である。そうすると、制御部104は、主基地局と遠隔基地局との間の遅延誤差が0nsであると判断する。3番目のモジュール(Para11_D[2])でFAWが検出されると、主基地局と遠隔基地局との間の遅延誤差は1/2×(1/155.5MHz)=3.2nsである。
制御部104は、このように求められた遅延誤差をSDHフレームのテストパターンによって測定された遅延値に加えることによって、主基地局と遠隔基地局との間の正確な遅延を求め、モデム102を制御して伝送遅延を補償する。
具体的な例を挙げて説明すると、SDH処理部106は、155.52MbpsのSDHフレーム(すなわち、STM−1フレーム)のオーバーヘッド部に既に決定された所定のテストパターンを挿入して遠隔基地局に伝送する。このとき、SDH処理部106は、システムクロック(19.44MHz)で遅延カウンタ122をスタートする。遅延カウンタ122は、このシステムクロックに同期して、51.4ns(=1/19.44MHz)ごとにカウント値を“1”ずつ増加させる。
この遠隔基地局から受信されたSDHフレームのオーバーヘッドに含まれているテストパターンが以前に伝送されたSDHフレームと同一のテストパターンである場合、遅延カウンタ122は、停止してカウント値を出力する。ここで、このカウント値が“100”であれば、RTDは、5140.0ns(=100×51.4ns)である。RTD値を2で割ると、このテストパターンによって測定された時間遅延は2572.0nsになる。
また、受信経路で155.52Mbpsの直列データ(又はSTM−1フレーム)を19.44MHzのシステムクロックで並列変換すると、51.4nsごとに8ビットのデータが連続的に発生する。この8ビットのデータで所定のFAWの位相に該当する位置を検出し、6.4ns(=1/155.52MHz)の時間単位を使用してこの主基地局とこの遠隔基地局との間の伝送ケーブルによる時間遅延誤差を計算する。ここで、FAWが検出された位置が3番目であるとすると、伝送ケーブルによって発生する時間遅延誤差は、6.4ns(=2×1/2×6.4ns、ここで、“2”は、FAW検出に基づいた一種のオフセット値である。)になる。この場合、この主基地局とこの遠隔基地局との間の伝送ケーブルの時間遅延は、2578.4ns(=2572.0ns+6.4ns)である。
制御部104は、この測定されて計算された伝送遅延によって遠隔基地局に伝送されるデータの遅延を補償する。ここで、チップ時間(813.8ns)単位の遅延は、主基地局のモデム102によって補償され、1チップ時間単位以下の遅延は、遠隔基地局によって補償される。
まず、主基地局による補償を説明すると、SDH処理部によって測定されて計算された伝送遅延の値は、主基地局がモデム102を制御するのに用いられる。モデム102は、使用者データを変調して基底帯域信号を出力するので、この基底帯域信号を出力するのに必要なクロックを調整すると、チップ時間単位の伝送遅延を補償することができる。具体的に、モデム102による遅延補償は、複数の遠隔基地局に伝送される信号を遅延時間だけ繰り上げて伝送することによって行うことができる。
上述した例で計算された伝送遅延2578.4nsをチップ時間の数に換算すると、3.1683チップ(=2578.3ns/813.8ns)である。これは、3チップ+0.1683チップ(=4チップ−0.8317チップ)と同一であるので、主基地局に含まれているモデムは、伝送しようとする基底帯域信号を4チップ長だけ前に伝送する。
図8は、主基地局から相互に異なる距離に位置した主基地局と3つの遠隔基地局との間の光ケーブルの遅延を補償する動作の一例を示す説明図である。
図8を参照すると、主基地局(MU)30は、光ケーブルを通して3個の遠隔基地局31、32、33に接続される。第1の遠隔基地局31と主基地局30との距離が一番短く、第3の遠隔基地局33と主基地局30との距離が一番長い。主基地局30のSDH処理部106は、SDHフレームのオーバーヘッド部に挿入されたテストパターンの往復カウント値をFAW検出情報を制御部104に提供し、制御部104は、これを用いて第1〜第3の遠隔基地局31、32、33との遅延値t1、t2、t3をそれぞれ求める。ここで、この遅延値は、t1<t2<t3の関係を有する。
制御部104の制御の下に、モデム102は、一番長い遅延時間t3を有する第3の遠隔基地局33のための基底帯域信号をまず出力し(P3で)、モデム102は、一番短い遅延時間t1を有する第1の遠隔基地局31のための基底帯域信号を最後に出力する(P1で)。そうすると、この基底帯域信号は、光ケーブルを通過しつつそれぞれt1、t2、t3だけ遅延し、結局、ほぼ同一の時間Tに遠隔基地局31、32、33に到着する。
ここで、基底帯域信号がほぼ同一の時間に到着するということは、上述したように、モデム102は、チップ時間以下の遅延補償が不可能であるからである。チップ時間以下の遅延補償のために、制御部104は、この計算されて測定された伝送遅延に関する情報を制御情報の形態でSDHフレームを通して遠隔基地局に提供する。
遠隔基地局は、この伝送遅延に関する情報を用いて主基地局から受信された信号の同期を精密に補償する。すなわち、この遠隔基地局から出力された信号を精密に補償することによって、遠隔基地局から伝播された信号間の位相同期を維持する。
図9は、本発明の一実施形態に従う遠隔基地局の構造を示すブロック図である。
図9に示すように、遠隔基地局は、光信号とSDHフレームとのインターフェースを遂行するE/Oインターフェース210と、SDHフレームとディジタル基底帯域信号との間の変換動作を遂行するSDH処理部220と、ディジタル基底帯域信号とRF信号との間の変換動作を担当するRF処理部230と、遠隔基地局への光ケーブルを通した伝送遅延を補償するために、RF処理部230を制御する制御部200と、から構成される。
この遠隔基地局による送信動作を説明すると、E/Oインターフェース210は、光ケーブルを通して主基地局から受信された光信号をSDHフレームに変換した後にSDH処理部220に伝達する。そうすると、SDH処理部220は、この受信されたSDHフレームに含まれているオーバーヘッドとペイロード情報を分析し、送信データをRF処理部230に伝送する。RF処理部230は、この送信データをIF信号に変換し、このIF信号をRF信号に変換した後、アンテナANTを通して放射する。
この主基地局から受信されたSDHフレームがこの主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延情報を含んでいる場合、SDH処理部220は、これを制御部200に提供する。制御部200は、この伝送遅延情報を用いてRF処理部230の送信動作を制御する。すなわち、この受信データをIF信号に変換すると、RF処理部230は、該当遅延時間だけ信号を遅延させた後にアンテナを通して伝送する。
図10は、図9に示すRF処理部230の詳細な構成を示すブロック図である。
図10を参照すると、直/並列変換器232は、SDH処理部220からの29.4912MHzのシステムクロックに同期して直列化された(Serialized)1つのフレームの送信データをチップ速度(Chip Rate)に基づいた並列データに変換する。FIR(Finite Impulse Response)フィルター234は、この並列データで48タップシェーピングフィルタリング(Shaping Filtering)動作を遂行して4チップの速度(CHIP*4)でオーバーサンプリング動作を遂行し、FIRフィルター234は、64タップ位相等化(Phase Equalization)動作によって信号特性を安定化させる。FIRフィルター234は、主基地局に位置した管理者によってフィルタリング係数(Filtering Coefficients)を変更することができるように構成される。
このフィルタリングされたデータの速度は、4チップの速度であるので、IF速度を得るために、インターポレータ(Interpolator)236によってサンプリング率を高める。このサンプリング率を高めるために、インターポレータ236は、このフィルタリングされたデータの速度(data rate)を48タップHBF(Half Band Filter)によって2倍インターポレーションを遂行して8チップの速度(CHIP*8)に増加させ、さらに64タップCIC(Cascade Integrator Comb)フィルターによって8倍インターポレーションを遂行して64チップの速度(CHIP*64)に増加させる。
周波数変換器238は、64チップの速度(78.6432MHz)で動作する乗算器(Multiplier)を含み、インターポレータ236からの出力に同位相(In phase)及び直交位相(Quadrature phase)チャンネルに従ってコサイン波及びサイン波を乗じて20MHzのIF帯域に上昇変換(up-convert)する。この上昇変換されたデータは、サンプリング率78.6432MHz(64チップの速度)に基づいたディジタル/アナログ変換器(Digital to Analog Converter)240によって14ビットの分解能(resolution)に従ってアナログ変換される。RF送信器242は、このアナログ変換されたIF信号をRF帯域信号に変換し、送信アンテナ前段部(Transmit Antenna Front End Unit;Tx AFEU)244は、この変換されたRF信号を増幅し、帯域通過フィルタリング動作を遂行して送信アンテナTx_ANTを通して放射する。
ここで、FIRフィルター234又はインターポレータ236は、制御部200からの遅延補償情報によって出力信号を1/64(又は1/48)チップ単位で遅延させることによって、主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を補償することができる。
以下、インターポレータ236による遅延補償動作を説明すると、インターポレータ236は、CICフィルタリングされた信号を所定タップ数だけ遅延させて出力することによって伝送遅延を補償することができる。ここで、CICフィルターは、64タップを有するので、1つのタップは、1/64チップに該当する遅延時間を意味する。
例えば、主基地局によって測定されて計算された時間遅延が2578.4ns(=3.1683チップ=4チップ−0.8317チップ)であるとすると、遠隔基地局は、主基地局から4チップ長だけ予め伝送された基底帯域信号を、光ケーブルを通して受信する。この主基地局から提供された遅延情報が正確な場合、この遠隔基地局は、この基底帯域信号を伝送しようとする時点より0.8317チップだけ前に受信されたことを判断する。64タップCICフィルターは、この基底帯域信号を53タップ時間(=53/64チップ=0.828125×813.8ns=673.92ns)だけ遅延させた後、IF帯域の信号に変換する。遠隔基地局での補償の結果は、3チップ(2441.406ns)+11タップ時間(=11/64チップ=0.171875×813.8ns= 139.872ns)=2581.278nsであり、この主基地局によって計算された時間遅延2578.4nsに比べてほぼ2.88nsの非常に小さい誤差を有する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の要旨を逸脱することなく、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と均等なものにより定められるべきである。
典型的な小型セルの構造を使用する移動通信システムの構成を示すブロック図である。 図1に示した主基地局と遠隔基地局の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従う主基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に従う主基地局と遠隔基地局との間の伝送遅延を測定するのに用いられるSTM−1フレームの構造を示す説明図である。 図3に示した遅延カウンタによって測定可能な遅延範囲とFAW検出器によって補正可能な遅延誤差の範囲をチップ時間の単位に基づいて示す説明図である。 図3に示したFAW検出器の詳細な構成を示すブロック図である。 モジュールに貯蔵されたデータによってFAWを検出する動作を示すタイミング図である。 本発明の一実施形態に従ってループバックされたSDHフレームによって伝送遅延を測定して計算する動作の一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に従う遠隔基地局の構成を示すブロック図である。 図9に示したRF処理部の詳細な構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 ディジタル処理部
104 制御部
106 SDH処理部
134 電/光(E/O)インターフェース

Claims (19)

  1. 同期ディジタルハイアラーキ(SDH)標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延を測定して補償する装置であって、
    SDHフレームのオーバーヘッド部にテストパターンを挿入して前記遠隔基地局に伝送すると共に、前記遠隔基地局によってループバックされた前記SDHフレームを受信して、前記遠隔基地局のSDHフレームから少なくとも1つのフレーム整列ワード(FAW)を検出するSDH処理部と、
    前記テストパターンを含む前記SDHフレームの往復遅延をカウントした値によって測定した伝送遅延に前記フレーム整列ワードの検出情報によって求められた遅延誤差を加算して前記主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延値を求める制御部と、
    前記制御部によって求められた伝送遅延値に応じて前記遠隔基地局に伝送するための基底帯域信号の伝送遅延を補償するモデム(MODEM)と、
    を含むことを特徴とする装置。
  2. 前記SDH処理部は、
    所定のフレーム周期ごとに前記遠隔基地局に伝送されるSDHフレームに前記テストパターンを挿入するテストパターン挿入器と、
    前記所定のフレーム周期ごとに前記遠隔基地局から受信されるSDHフレームから前記テストパターンを検索するテストパターン検索器と、
    前記テストパターンの挿入の時にスタートされ、前記テストパターンの検索の時に停止され、前記テストパターンを含むSDHフレームの往復遅延に対応するカウント値を前記制御部に出力する遅延カウンタと、
    前記受信されたSDHフレームからFAWを検出し、前記検出されたFAWの位置情報を前記制御部に出力するFAW検出器と、
    を含むことを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記FAW検出器は、
    前記遠隔基地局から受信されるデータを1ビットずつシフトして、所定のサイズを有する複数の内部モジュールにそれぞれ貯蔵するデータレジスタと、
    前記モジュールに貯蔵されたデータを所定のFAWパターンと比較して、前記所定のFAWパターンと一致するデータを有するモジュールの位置情報を前記制御部に出力する同期パターン検出器と、
    を含むことを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 前記モデムは、
    前記基底帯域信号の伝送遅延をチップ時間の単位で補償することを特徴とする請求項1記載の装置。
  5. 前記モデムは、
    前記基底帯域信号を前記求められた伝送遅延値より大きい所定のチップ時間だけ前に伝送することを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 前記制御部は、
    前記遠隔基地局が前記求められた伝送遅延値を1チップ時間以下で補償することができるように、前記求められた伝送遅延値に関する情報を前記遠隔基地局に提供することを特徴とする請求項1記載の装置。
  7. 同期ディジタルハイアラーキ(SDH)標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延を測定して補償する装置であって、
    前記主基地局から前記光ケーブルを通して伝送遅延値を示す伝送遅延情報を受信する制御部と、
    前記主基地局から受信される基底帯域信号を中間周波数(IF)信号に変換し、前記受信された伝送遅延情報に従って前記変換された中間周波数信号の伝送遅延を1チップ時間以下の単位で補償し、前記補償された中間周波数信号を無線周波数(RF)信号に変換してアンテナを通して放射する無線周波数処理部と、
    を含むことを特徴とする装置。
  8. 前記無線周波数処理部は、
    前記伝送遅延値に従って前記主基地局によって補償されたチップ時間単位の遅延を除外した残りのチップ時間以下の遅延を補償することを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 前記無線周波数処理部は、
    前記基底帯域信号のオーバーサンプリング及び位相等化を遂行する有限インパルス応答(FIR)フィルターと、
    所定のインターポレーション比率に従って、前記有限インパルス応答フィルターの出力をインターポレーションした後、前記伝送遅延情報に従って所定の時間だけ遅延して出力するインターポレータと、
    前記インターポレータの出力を前記中間周波数帯域のデータに変換する周波数変換器と、
    前記中間周波数帯域のデータをアナログ信号に変換するディジタル/アナログ変換器と、
    前記アナログ信号を前記無線周波数帯域信号に変換するRF送信器と、
    前記無線周波数信号をアンテナを通して放射するアンテナ前段部と、
    を含むことを特徴とする請求項7記載の装置。
  10. 前記インターポレータは、
    前記伝送遅延値に従って、前記主基地局によって補償されたチップ時間単位の遅延を除外した残りの1チップ時間以下の遅延を1チップ時間から引いた時間だけ前記有限インパルス応答フィルターの出力を遅延させることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 同期ディジタルハイアラーキ(SDH)標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延を測定して補償する方法であって、
    SDHフレームのオーバーヘッド部にテストパターンを挿入して前記遠隔基地局に伝送し、前記遠隔基地局によってループバックされた前記SDHフレームを受信するステップと、
    前記SDHフレームから少なくとも1つのフレーム整列ワード(FAW)を検出するステップと、
    前記テストパターンを含む前記SDHフレームの往復遅延をカウントした値によって測定した伝送遅延に前記フレーム整列ワードの検出情報によって求められた遅延誤差を加算して前記主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延値を求めるステップと、
    前記制御部によって求められた伝送遅延値に応じて前記遠隔基地局に伝送するための基底帯域信号の伝送遅延を補償するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  12. 前記テストパターンを挿入するステップは、
    所定のフレーム周期ごとに前記遠隔基地局に伝送されるSDHフレームのオーバーヘッド部に前記テストパターンを挿入することを特徴とする請求項11記載の前記方法。
  13. 前記フレーム整列ワードを検出するステップは、
    前記所定のフレーム周期ごとに前記遠隔基地局から受信されるSDHフレームから前記テストパターンを検索するステップと、
    前記テストパターンの挿入の時にスタートされ、前記テストパターンの検索の時に停止され、前記テストパターンを含むSDHフレームの往復遅延に該当するカウント値を前記制御部に出力するステップと、
    前記受信されたSDHフレームからFAWを検出し、前記検出されたFAWの位置情報を出力するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. 前記検出されたFAWの位置情報を出力するステップは、
    前記遠隔基地局から受信されるデータを1ビットずつシフトし、
    所定のサイズを有する複数の内部モジュールに前記シフトされたデータを貯蔵し、
    前記モジュールに貯蔵されたデータを予め決定されたFAWパターンと比較して、前記所定のFAWパターンと一致するデータを有するモジュールの位置情報を前記制御部に出力することを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記基底帯域信号の伝送遅延を補償するステップは、
    前記基底帯域信号の伝送遅延をチップ時間の単位補償することを特徴とする請求項11記載の方法。
  16. 前記基底帯域信号の伝送遅延を補償するステップは、
    前記基底帯域信号を前記求められた伝送遅延値より大きい所定のチップ時間だけ前に伝送することを特徴とする請求項15記載の方法。
  17. 同期ディジタルハイアラーキ(SDH)標準に従う光ケーブルを通して遠隔基地局に接続される主基地局と前記遠隔基地局との間の伝送遅延を測定して補償する方法であって、
    前記主基地局から前記光ケーブルを通して伝送遅延値を示す伝送遅延情報を受信するステップと、
    前記主基地局から受信される基底帯域信号を中間周波数(IF)信号に変換し、前記受信された伝送遅延情報に従って前記変換された中間周波数信号の伝送遅延を1チップ時間以下の単位で補償するステップと、
    前記補償された中間周波数信号を無線周波数(RF)信号に変換してアンテナを通して放射するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  18. 前記伝送遅延をチップ時間以下の単位補償するステップは、
    前記伝送遅延値に従って前記主基地局によって補償されたチップ時間の単位の遅延を除外した残りの1チップ時間以下の遅延を補償することを特徴とする請求項17記載の方法。
  19. 前記伝送遅延を1チップ時間以下の単位で補償するステップは、
    前記伝送遅延値に従って、前記主基地局によって補償されたチップ時間単位の遅延を除外した残りの1チップ時間以下の遅延を1チップ時間から引いた時間だけ有限インパルス応答フィルターの出力を遅延することを特徴とする請求項17記載の方法。
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