JP2010177982A - Gps1pps信号補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタル列車無線システムにおいて、同期用アンテナによって受信した基準タイミング信号、または、これに基づいて生成した基準タイミング信号を、長距離の伝送路を介して基地局へ送信する際に、当該伝送路において生じる遅延時間を補正するGPS1PPS信号補正装置を提供すること。
【解決手段】制御回路12は、GPS受信機11から1PPSが出力されると、これに対応するパルスを電気−光変換器13へ出力し、タイマ15により当該パルスが光ファイバケーブル30および光−電気変換器21を経て戻ってくるまでの時間tを計測する。そして制御回路12は、GPS受信機11から次の1PPSが出力されると、これに対応するパルスを出力し、その時点から1−t/2秒が経過したところで、GPS受信機11からさらにその次の1PPSが出力されるのに先立って、その1PPSに対応するパルスを受信機20へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル列車無線システムで使用されるタイミング信号の遅延を補正するGPS1PPS信号補正装置に関する。
現在、安全かつ円滑な列車運行を行うために、アナログ方式の無線通信により、列車乗務員(運転士・車掌など)同士、列車間、または、列車乗務員と運転司令所との間で、緊急時の連絡、列車の運行状況に関する情報の収集や伝達、ダイヤの乱れなどが生じた場合の業務指示など、様々なやり取りが行われている。また、近年では、列車乗務員と運転司令所との間の交信に使用される列車無線において、デジタル方式の無線通信システム(以下、デジタル列車無線システムという)が導入されつつあり、音声による通信のみならず多様なデータ通信を行い、トラブル発生時の早期対応や乗客に対する案内情報の提供など、さらなるサービスの拡充が図られようとしている。
上述したデジタル列車無線システムは、一般に、線路上を走行する列車に搭載された移動局と、線路に沿って数km〜数10kmおきに設置され、列車と通信を行う複数の基地局と、これら複数の基地局と有線回線で接続され、運転司令所から、走行中の列車の位置に応じた基地局を介して、列車と音声信号や各種データの授受を行う中央局とから構成されている。そして、例えば特許文献1に開示されているデジタル列車無線システムの場合、各基地局は、基準タイミング送信装置から無線によって送信された基準タイミングの信号を、同期用アンテナにより受信し、受信した基準タイミングに同期した同期シンボルクロックを、同期装置によって生成している。そして、中央局(特許文献1においては統括局)から列車へ送信される信号を、上述した同期シンボルクロックに同期させ、同期シンボルクロックとともに所定の遅延を付加した後、通信用アンテナを介して列車の移動局へ送信している。
特開2001−251665号公報
ところで、デジタル列車無線システムにおける複数の基地局は、上述したように列車が走行する線路に沿って設置されるが、長いトンネル内や地下などに基地局を設置する場合、基準タイミング送信装置からの信号を受信するために、基地局の同期用アンテナ、さらに場合によっては同期装置も含めて、地上などに設置する必要がある。この場合、同期用アンテナまたは同期装置と、基地局との間に伝送路などを敷設し、同期用アンテナにより受信した基準タイミング信号、または、同期装置によって生成された同期シンボルクロックを、上述した伝送路を介して基地局に送信しなくてはならない。
しかしながら、上述した基準タイミング信号または同期シンボルクロックを、長距離の伝送路を介して基地局へ送信した場合、これらの信号が伝送路において遅延してしまうため、他の基地局または移動局における基準タイミングとずれが生じ、移動局との間で正常な通信ができなくなるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、デジタル列車無線システムにおいて、同期用アンテナによって受信した基準タイミング信号、または、これに基づいて生成した基準タイミング信号を、長距離の伝送路を介して基地局へ送信する際に、当該伝送路において生じる遅延時間を補正するGPS1PPS信号補正装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明に係るGPS1PPS信号補正装置は、伝送路を介してデジタル列車無線システムを構成する複数の基地局のうち、対応する基地局に、列車に搭載された移動局とのデジタル通信を行うための基準タイミング信号を供給するとともに、前記伝送路によって生じる前記基準タイミング信号の遅延を補正するGPS1PPS信号補正装置であって、前記基準タイミング信号に対応するタイミング信号を前記伝送路へ出力する送信部と、前記伝送路から出力された前記タイミング信号を前記対応する基地局へ出力する受信部とを含み、前記受信部は、前記伝送路から出力された前記タイミング信号の一部を、前記伝送路を介して前記送信部へ送り返すタイミング信号返信手段を有し、前記送信部は、前記基準タイミング信号を一定の時間間隔で生成する基準タイミング信号生成手段と、前記基準タイミング信号に対応した前記タイミング信号を前記伝送路へ出力してから、前記タイミング信号返信手段により送り返された該タイミング信号を受信するまでの時間を計測する計時手段と、前記基準タイミング信号生成手段によって生成される前記基準タイミング信号よりも、前記計時手段によって計測された時間の半分の時間だけ先立って、該基準タイミング信号に対応するタイミング信号として前記伝送路へ出力するタイミング補正手段とを有することを特徴とする。
上述したGPS1PPS信号補正装置では、送信部において、基準タイミング信号生成手段によって基準タイミング信号が生成されると、その基準タイミング信号に対応するタイミング信号が伝送路を介して受信部へ出力される。そして、受信部では、受信したタイミング信号を基地局へ出力するとともに、その一部を送信部へ送り返す。また、送信部の計時手段は、受信部へ上記タイミング信号を出力してから、受信部のタイミング信号返信手段によって、送り返されてくるまでの時間を計測する。そして、タイミング補正手段は、基準タイミング信号生成手段によって基準タイミング信号が実際に生成されるタイミングよりも、上記計測された時間の半分の時間だけ早いタイミングで、当該基準タイミング信号に対応するタイミング信号を受信部へ送信する。
すなわち、上記計測された時間の半分の時間は、基準タイミング信号に対応するタイミング信号が、送信部から伝送路を経て受信部に到達するのにかかる時間と同等であることから、基準タイミング信号生成手段で実際に生成される基準タイミング信号よりも、上記の時間の分だけ早く、上記対応するタイミング信号を受信部へ送信することで、基準タイミング信号生成手段で生成される基準タイミング信号と、受信部で受信される対応するタイミング信号とのタイミングを一致させることができる。
また、本発明に係るGPS1PPS信号補正装置は、前記計時手段は、前記基準タイミング信号生成手段によって前記基準タイミング信号のパルスが生成されるごとに、各パルスに対応したパルスが前記タイミング信号返信手段により送り返されて来るまでの時間を順次、計測し、前記タイミング補正手段は、前記計時手段によって前記時間が計測されるごとに、該計測された時間に基づいて前記基準タイミング信号に対応するタイミング信号を前記伝送路へ出力することを特徴とする。
本実施態様では、基準タイミング信号生成手段において、基準タイミング信号が生成されるごとに、該基準タイミング信号に対応するタイミング信号が送信部から送信され、受信部から戻ってくるまでの時間が計測される。そして、基準タイミング信号生成手段で基準タイミング信号が生成される都度、その基準タイミング信号よりも上記計測された時間の半分の時間分だけ早いタイミングで、当該基準タイミング信号に対応するタイミング信号が、受信部へ送信される。すなわち、基準タイミング信号生成手段で基準タイミング信号が生成されるごとに計測した時間に基づいて、受信部へ送信するタイミング信号のタイミングが補正されるため、たとえば、伝送路による遅延時間が時間とともに変化する事態が生じたとしても、当該変化に対応したタイミングの補正を行うことができる。
また、本発明に係るGPS1PPS信号補正装置は、前記基準タイミング信号生成手段は、GPS衛星から送信されたデータを受信し、該受信したデータに基づいて1秒間隔のパルス信号を生成し、該生成したパルス信号を前記基準タイミング信号として出力することを特徴とする。
本実施態様では、基準タイミング信号生成手段は、たとえば、GPS(Global Positioning System)衛星から送信されるC/Aコード(現在、地球を周回している29基のGPS衛星を個々に識別するための擬似ランダムコード)などのデータに基づいて、1秒間隔のパルス信号(1PPS;Pulse Per Second)を生成する。このため、近年、様々な分野で活用され、入手が容易となったGPS受信機を利用して、比較的容易かつ安価に、国際協定時刻(UTC;Coordinated Universal Time)に同期した極めて高精度の1PPSを生成することができる。
さらに、本発明に係るGPS1PPS信号補正装置は、前記基準タイミング信号生成手段によって前記基準タイミング信号が生成されるごとに、各基準タイミング信号に対応したタイミング信号が前記タイミング信号返信手段により送り返されて来るまでの時間を逐次計測し、該測定した時間が予め定められた時間を超えた回数が、連続して予め定められた数を超えた場合に、異常として報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする。
本実施態様では、送信部から出力された各基準タイミング信号に対応したタイミング信号が、受信部のタイミング信号返信手段によって送り返されて来た時間を逐次計測し、各計測した時間が、たとえば、送信部から伝送路を経て受信部に至る経路において、予め測定された、何らかの異常が発生したとみなすことができる時間を超えた回数が、連続して所定回数を上回った場合、異常が発生したことが報知される。すなわち、伝送路における遅延時間が、所定の期間、増大した場合にのみ異常を報知し、ごく短期間のみ遅延時間が増大した場合は異常として報知しないため、タイミング信号の伝達について、より信頼性の高い異常報知を行うことができる。
ことができる。
以上のように、本発明のGPS1PPS信号補正装置によれば、デジタル列車無線システムにおいて、同期用アンテナによって受信した基準タイミング信号、または、これに基づいて生成した基準タイミング信号を、長距離の伝送路を介して基地局へ送信する際に、当該伝送路において生じる遅延時間を補正することができる。
本発明の実施の形態に係るGPS1PPS信号補正装置の内部構成を示すブロック図である。 同GPS1PPS信号補正装置の送信部の外観および内部の構造を示す正面図であり、(a)は送信部の外観、(b)は送信部の内部を図示している。 同GPS1PPS信号補正装置の制御回路による1PPSのタイミング補正動作を説明するためのタイミングチャートである。 同GPS1PPS信号補正装置の制御回路による伝送異常検出処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係るGPS1PPS信号補正装置に関する実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるGPS1PPS信号補正装置1の構成を示すブロック図である。GPS1PPS信号補正装置1は、外部の基準タイミング送信装置として、GPS衛星を利用するデジタル列車無線システムに適用されるものである。また、GPS1PPS信号補正装置1は、GPS衛星から受信したデータに基づいて極めて正確に1秒ごとに出力されるパルス信号(1PPS)を生成し、これを基準タイミング信号として、トンネル内や地下など、当該基準タイミング信号を受信できない場所に設置された基地局に対して送信するとともに、その過程で生じる基準タイミング信号の遅延を補正するものである。
図1に示すように、GPS1PPS信号補正装置1は、主に送信部10および受信部20によって構成されており、送信部10は、地上に設置されてGPS衛星(図示略)から送信されたデータを受信するGPSアンテナ40の近傍に設置され、受信部20は、トンネル内や地下など、GPS衛星からのデータを受信できない場所に設置された基地局100の近傍に設置される。また、送信部10と受信部20とは、光ファイバケーブル30(伝送路に対応する)によって接続されており、これにより、送信部10で生成された1PPSは、光信号に変換されて受信部20へ送信される。
[送信部10の構成の説明]
送信部10は、主に、GPS受信機11と、制御回路12と、電気−光変換器13と、メモリ14と、タイマ15と、表示部16と、電源回路17とによって構成されている。GPS受信機11は、基準タイミング信号生成手段に相当するものであって、上述したように、GPSアンテナ40によって受信されたGPS衛星からのデータに基づいて1PPSを生成し、制御回路12へ出力する。1PPSは、GPS衛星が送信するデータに含まれているC/Aコードに基づいて生成されており、国際協定時刻に高精度で同期している。このように、本実施形態のGPS1PPS信号補正装置が適用されるデジタル列車無線システムの各基地局は、各々、GPS衛星から受信したC/Aコードに基づいて、国際協定時刻に高精度で同期した1PPSを生成し、これを基準タイミング信号として用いている。
なお、GPSアンテナ40と送信部10との間、および、受信部20と基地局100との間を接続する各ケーブルは、これらのケーブルを、GPS衛星から受信した各種データ、および、1PPSがそれぞれ通過する際に生じる遅延が、地上局100と列車に搭載された移動局との通信に影響しない程度となるような長さに定められている。すなわち、最終的に基地局100に受信される1PPSの国際協定時刻に対するずれが、地上局100と、列車に搭載された移動局との通信に影響しない範囲内に収まる遅延量となるような長さに定められている。
制御回路12は、GPS受信機11から出力された1PPSを受信部20へ送信する。このとき制御部12は、送信した1PPSが受信部20に受信されるまでに生じる遅延時間を測定し、当該遅延時間が解消されるタイミングで1PPSを送信する。電気−光変換器13は、制御回路12から出力された1PPSを光信号に変換し、光ファイバケーブル30を介して受信部20へ送信する。また、電気−光変換器13は、受信部20から光ファイバケーブル30を介して送り返されてくる1PPSを、電気信号に変換して制御回路20へ出力する(後述する)。メモリ14は、制御回路12によって測定された1PPSの遅延時間の値を記憶する。タイマ15は、制御回路12による制御に従って、上述した1PPSの遅延時間と、当該遅延時間に基づいて光ファイバケーブル30による遅延を補正した1PPSを送信するためのタイミングを計るための時間とを計時する(詳しくは後述する)。このタイマ15およびタイマ15の計時を制御する制御回路12は、計時手段に相当する。
表示部16は、複数のLEDおよび7セグメント表示器によって構成され、制御回路12によって計測された遅延時間の表示や、送信部10に異常が発生した場合にその内容を表示する。ここで、表示部16の表示内容について図2を参照して説明する。図2は、送信部10の筐体外観および筐体内部を示す正面図であり、(a)は蓋部10aを閉じた状態を示し、(b)は蓋部10aを開けた状態を示している。図2(a)に示すように、送信部10の筐体は、直方体の箱状になっており、その開口部は、ヒンジなどによって開閉自在に取り付けられた蓋部10aによって閉じられている。そして、通常は、ロック機構10bによって、蓋部10aが閉じられた状態でロックされるようになっている。ロック機構10bのロックを解除して蓋部10aを開けると、図2(b)に示すように、本体部10cの内部には、制御モジュール10dおよび端子台10eが設置されている。
制御モジュール10dは、正面が略正方形の直方体であり、その内部には、図1に示した送信部10の各部が収容されている。上述した表示部16は、制御モジュール10dの正面板(この正面板は制御モジュール10dの蓋部になっている)に設けられており、異常が発生したときに点灯する3つの異常表示LED16a,16b,16cと、制御回路12によって計測された遅延時間を表示する2つの7セグメント表示器16d,16eと、制御モジュール10dの電源がオンになっているときに点灯する電源LED16fとからなっている。3つの異常表示LEDは、制御回路12において、GPS受信機11から1PPSが出力されていないと判断されたときに点灯する受信異常表示LED16aと、制御回路12において、送信部10から受信部20への1PPSの伝送に異常が生じたと判断されたときに点灯する伝送異常表示LED16bと、制御回路12で実施されるセルフチェックによって異常が検出された場合に点灯する制御異常表示LED16cとによって構成されている。なお、1PPSの伝送に関する異常の詳しい検出方法については後述する。
制御モジュール10dの正面板には、表示部16の他に、制御モジュール10dの電源をON/OFFするための電源スイッチSWと、制御モジュール10dに供給される交流100Vの電源ラインに接続されている警報ヒューズAF1,AF2が取り付けられている。なお、警報ヒューズAF1,AF2の各本体内部には、電源用のヒューズの他に、当該ヒューズが溶断したときに“接”となる警報接点が設けられている。この警報接点は、端子台10eを介して電線などによって、例えば基地局100内の警報装置などに接続されている。また、制御モジュール10dの側面板には、GPS受信機11と接続するためのコネクタCN1と、光ファイバケーブル30が接続されるコネクタCN2とが設けられている。
図1に戻り、送信部10の電源回路17は、図2(b)に示す端子台10eを介して制御モジュール10d内に引き込まれた電源ラインによって供給される、交流100Vの電源を整流して直流電圧に変換し、送信部10の各部が必要とする電圧値を作り出して供給する。
[受信部20の構成の説明]
受信部20は、主に、光−電気変換器21と、電源回路22によって構成されている。光−電気変換器21は、光ファイバケーブル30を介して送信部10から光信号として送信された1PPSを電気信号に変換し、基地局100へ送信する。これにより、基地局100では、受信部20から送信された1PPSを基準タイミング信号として、列車に搭載された移動局と、音声信号および各種データについてデジタル通信を行う。ここで、光−電気変換器21は、電気信号に変換した1PPSの送信を、シリアル通信の規格の一つであるRS−422に準拠して行うものとする。また、光−電気変換器21は、電気信号に変換した1PPSの一部を分岐させて再び光信号に変換し、光ファイバケーブル30を介して送信部10へ送り返す。よって、光−電気変換器21は、タイミング信号返信手段に相当する。電源回路22は、外部から供給される直流48Vの電源を、光−電気変換器21が必要とする電圧値に変換して供給する。
[制御回路12によるタイミング補正動作の説明]
次に、図3に示すタイミングチャートを参照して、送信部10の制御回路12による1PPSの送信タイミングの補正動作について説明する。図3(ア)〜(エ)の各タイミングチャートは、図1に示す(ア)〜(エ)の各位置における1PPSのタイミングを示すものである。すなわち、送信部10のGPS受信機11の出力(ア)、制御回路12から電気−光変換器13への出力(イ)、受信部20の光−電気変換器21の出力(ウ)、および、電気−光変換器13から制御回路12への出力(エ)の、1PPSのタイミングを示している。また、図3では、制御回路12による1PPSのタイミング補正を、(ア)に示すp1(以下、パルスp1という)の1PPSから開始する場合を示している。
まず、制御回路12は、GPS受信機11から図3に示すパルスp1が出力されると、パルスp1に同期した電気信号のパルスp1’を電気−光変換器13へ出力するとともに(図3(イ)参照)、タイマ15に計時を開始させる。制御回路12から出力されたパルス信号は、電気−光変換器13で光信号に変換された後、光ファイバケーブル30へ出力され、受信部20の光−電気変換器21で電気信号のパルスp1’’に変換されて、基地局100へ出力される(図3(ウ)参照)。このとき、基地局100へ出力されたパルス信号の一部は、光−電気変換器21で再び光信号のパルスに変換され、光ファイバケーブル30を介して送信部10へ戻される。そして、この光信号のパルスを受信した電気−光変換器13は、電気信号のパルスp1’’’に変換して制御回路12へ出力する(図3(エ)参照)。
制御回路12は、電気−光変換器13からパルスp1’’’が出力されると、タイマ15の計時時間を読み取り、その値を、受信部20へパルスp1を出力してから再び戻ってくるまで要した時間t1として、メモリ14に記憶する。なお、時間t1を2で割った値は、制御回路12から出力されたパルス信号が、光ファイバケーブル30を介して受信部20の光−電気変換器21から出力されるまでの時間に相当する。すなわち、GPS受信機11から出力された1PPSが、光ファイバケーブル30を通過する際の遅延時間にほぼ一致する。ここで、制御回路12は、計測された時間t1の半分の値を、光ファイバケーブル30を通過する際の遅延時間として、図2に示した表示部16の7セグメント表示器16d,16eに表示する。
次にGPS受信機11からパルスp2という1PPSが出力されると、制御回路12はパルスp2に同期したパルスp2’を電気−光変換器13へ出力するとともに、タイマ15に計時を開始させる。そして、制御回路12は、パルスp1のときと同様に、出力したパルスが受信部20から戻ってくるまでの時間t2をメモリ14に記憶する(図3(エ)参照)。
また、制御回路12は、タイマ15により、パルスp2’を出力してから1−t1/2秒が経過したと判断すると、電気−光変換器13へパルスp3’を出力する(図3(イ)参照)。このパルスp3’は、次にGPS受信機11から出力される1PPSであるp3に対応するものであり、光ファイバケーブル30による遅延時間を補正したパルスとなる(図3(ア)(ウ)参照)。すなわち、光ファイバケーブル30による遅延時間を考慮して、実際のパルスp3に先立って、光−電気変換器13へ出力される。これにより、受信部20の光−電気変換器21から出力されるパルスp3’’は、GPS受信機11から出力されるパルスp3のタイミングと一致することになる。また、制御回路12は、パルスp3’を出力すると同時に、当該パルスが受信部20から戻ってくるまでの時間t3を計測すべく、タイマ15に計時を開始させる。
次いで制御回路12は、GPS受信機11からパルスp3が出力されると、次にGPS受信機11から出力されるパルスp4に対応するパルスp4’を出力するタイミングを計るための計時をタイマ15に開始させる。なお、この計時は、上述した時間t3の計時と並行して行われる。そして、制御回路12は、受信部20からパルスp3’に対応したパルス3’’’が戻ってくると、タイマ15を参照して時間t3をメモリ14に記憶する。さらに、制御回路12は、GPS受信機11からパルスp3が出力されてから、1−t2/2秒が経過したと判断すると、次にGPS受信機11から出力されるパルスp4に対応するパルスp4’を電気−光変換器13へ出力する。このパルスp4’は、光ファイバケーブル30を経て、光−電気変換器21から電気信号(パルスp4’’)として出力される時点で、GPS受信機11から出力されるパルスp4と同じタイミングとなる。
このように、GPS1PPS信号補正装置1では、制御回路12から1PPSに対応したパルスを受信部20へ出力するごとに、そのパルスが戻ってくるまでの時間を測定し、測定した時間の半分の時間だけ実際の1PPSよりも早いタイミングで、対応するパルスを受信部20へ出力することにより、光ファイバケーブル30を通過することによる遅延を補正している。
なお、上述した実施形態では、受信部20へ送信するタイミング信号(p1’〜p4’)の送信タイミングを決定付ける遅延時間の計測を、各タイミング信号を出力するごとに行っていたが、予め定めていた時間ごとに、または、制御回路12から出力されたタイミング信号の数が所定数となるごとに遅延時間を計測し、当該計測した遅延時間に基づいて、上記タイミング信号のタイミングを補正しても良い。また、遅延時間を複数回、計測し、その平均値に基づいて上記タイミング信号のタイミングを補正しても良い。
[伝送異常の検出処理の説明]
次に、図4に示すフローチャートを参照して、制御回路12によって実行される図2(b)に示した伝送異常表示LED16bの点灯処理、すなわち、送信部10から受信部20への1PPSの伝送異常の検出方法について説明する。なお、以下に説明する処理を行う制御回路12、および、上述した伝送異常表示LED16bは、異常報知手段に相当する。
まず、送信部10の電源スイッチSW(図2(b)参照)がオンにされると、制御回路12は、メモリ14の所定記憶領域に記憶されている変数PctおよびDctの値をクリアする(ステップS1)。ここで、Pctは、1PPSの伝送異常についての判定を開始するまでの1PPSの数をカウントするための変数である。また、Dctは、伝送異常が発生したと判断するパルスの数(後述する)をカウントするための変数である。次に、制御回路12は、GPS受信機11から1PPSが出力されたか、すなわち、1PPSが入力されたか否かを判断する(ステップS2)。1PPSが入力されない(NO)と判断した場合は、ステップS2に戻って、GPS受信機11から1PPSが出力されるまでステップS2の処理を繰り返す。そして、GPS受信機11から1PPSが出力されると、ステップS2の判断結果がYESとなり、Pctの値が定数nの値を超えたか否かを判断する(ステップS3)。このnの値は、メモリ14の所定記憶領域に記憶されている定数であり、電源投入直後からいくつの1PPSが入力されてから伝送異常の判断を行うのかを定めるための値が設定されている。
そして、制御回路12は、Pctの値がnの値を超えていない(NO)と判断した場合は、Pctの値に1を加え(ステップS4)、ステップS2に戻る。これにより、電源投入直後は、n個の1PPSが入力されるまでは、伝送異常の判定が行われない。そして、GPS受信機11から制御回路12へn個の1PPSが入力されると、ステップS3の判断結果がYESとなり、制御回路12は、受信部20に対してパルス信号を出力し、当該パルス信号の出力後、受信部20から戻ってくるまでの時間Tを計測すべく、タイマ15に計時を開始させる(ステップS6)。次に制御回路12は、出力したパルス信号が受信部20から戻ってきたか否かを判断し(ステップS7)、戻ってきていない(NO)と判断した場合は、タイマ15における現在の計時時間Tが、Toutの値を超えたか否かを判断する(ステップS8)。このToutは、メモリ14の所定記憶領域に記憶されている定数であり、たとえば回線工事などにより、光ファイバケーブル30が断線しているか否かを判定するための値が予め定められている。
現在の計時時間TがToutの値を超えなかった(NO)と制御回路12が判断した場合は、ステップS7の判断処理に戻り、出力したパルス信号が受信部20から戻って来るか(ステップS7,YES)、現在の計時時間Tが上述したPctの値をToutの値を超えるまで、ステップS7とS8の処理を繰り返し行う。そして、計時時間TがToutの値を超えた場合は(ステップS8,YES)、制御回路12は、再びステップS5の処理へ戻り、改めて受信部20にパルスを出力し、ステップS6の処理により、再度タイマ15に計時を開始させる。
一方、出力したパルスが受信部20から戻ってきた(ステップS7,YES)と判断したときは、制御回路12は、タイマ15に計時を終了させ(ステップS9)、計時時間Tが、Terrの値を超えたか否かを判断する(ステップS10)。このTerrの値は、メモリ14の所定記憶領域に記憶されている定数であり、制御回路12から電気−光変換器13、光ファイバケーブル30、および、光−電気変換器21の経路において、何らかの異常が発生したとみなすことができる、事前の測定によって適宜決定された時間の値を示している。制御回路12は、計時時間TがTerrの値を超えなかった(NO)と判断した場合は、Dctの値を0にし(ステップS11)、再びステップS5の処理に戻る。これに対し、計時時間TがTerrの値を超えた(YES)と判断した場合は、Dctの値に1を加算する(ステップS12)。
そして、制御回路12は、Dctの値がmの値を超えたか否かを判断する(ステップS13)。このmの値は、メモリ14の所定記憶領域に記憶されている定数であり、制御回路12から出力されたパルスが、受信部20の光−電気変換器21に到達するまでの間に、何らかの異常が生じたか否かを判定するための値が、事前の測定などによって適宜定められている。制御回路12は、パルスを出力するごとに計測した時間Tが、連続してm回、Terrの値を超えたときに、上記の異常が発生したと判断する。Dctの値がmの値を超えていない(ステップS13,NO)と判断したときは、ステップS5の処理に戻り、制御回路12は電気−光変換器13へパルスを出力する。これに対して、Dctの値がmの値を超えた(ステップS13,YES)と判断したときは、図2に示した伝送異常表示LED16bを点灯させて、伝送異常が発生したことを報知する(ステップS14)。
なお、上述した伝送異常の検出処理においては、伝送異常の報知をLEDの点灯によって行っていたが、これに代えて、例えば警報の発生など音による報知を行っても良いし、電気信号などにより、基地局100を経由して図示せぬ中央局へ伝達異常を報知してもよい。また、これらの態様による報知を適宜組み合わせて行っても良い。
1 GPS1PPS信号補正装置
10 送信部
11 GPS受信機
12 制御回路
13 電気−光変換器
14 メモリ
15 タイマ
16 表示部
17,22 電源回路
20 送信部
30 光ファイバケーブル
40 GPSアンテナ
100 基地局

Claims (4)

  1. 伝送路を介してデジタル列車無線システムを構成する複数の基地局のうち、対応する基地局に、列車に搭載された移動局とのデジタル通信を行うための基準タイミング信号を供給するとともに、前記伝送路によって生じる前記基準タイミング信号の遅延を補正するGPS1PPS信号補正装置であって、
    前記基準タイミング信号に対応するタイミング信号を前記伝送路へ出力する送信部と、
    前記伝送路から出力された前記タイミング信号を前記対応する基地局へ出力する受信部とを含み、
    前記受信部は、
    前記伝送路から出力された前記タイミング信号の一部を、前記伝送路を介して前記送信部へ送り返すタイミング信号返信手段を有し、
    前記送信部は、
    前記基準タイミング信号を一定の時間間隔で生成する基準タイミング信号生成手段と、
    前記基準タイミング信号に対応した前記タイミング信号を前記伝送路へ出力してから、前記タイミング信号返信手段により送り返された該タイミング信号を受信するまでの時間を計測する計時手段と、
    前記基準タイミング信号生成手段によって生成される前記基準タイミング信号よりも、前記計時手段によって計測された時間の半分の時間だけ先立って、該基準タイミング信号に対応するタイミング信号として前記伝送路へ出力するタイミング補正手段と
    を有することを特徴とするGPS1PPS信号補正装置。
  2. 前記計時手段は、前記基準タイミング信号生成手段によって前記基準タイミング信号のパルスが生成されるごとに、各パルスに対応したパルスが前記タイミング信号返信手段により送り返されて来るまでの時間を逐次計測し、
    前記タイミング補正手段は、前記計時手段によって前記時間が計測されるごとに、該計測された時間に基づいて前記基準タイミング信号に対応するタイミング信号を前記伝送路へ出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のGPS1PPS信号補正装置。
  3. 前記基準タイミング信号生成手段は、
    GPS衛星から送信されたデータを受信し、該受信したデータに基づいて1秒間隔のパルス信号を生成し、該生成したパルス信号を前記基準タイミング信号として出力する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のGPS1PPS信号補正装置。
  4. 前記基準タイミング信号生成手段によって前記基準タイミング信号が生成されるごとに、各基準タイミング信号に対応したタイミング信号が、前記タイミング信号返信手段により送り返されて来るまでの時間を順次計測し、該測定した時間が予め定められた時間を超えた回数が、連続して予め定められた数を超えた場合に、異常として報知する異常報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載のGPS1PPS信号補正装置。
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