JP3949670B2 - 着雪防止型デリニエータ - Google Patents

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Description

本発明は、道路の路肩や中央分離帯等に設置されるデリニエータ、特に豪雪地帯に設置される着雪防止型デリニエータに関する。
デリニエータは、道路の路肩や中央分離帯等や、そこに設置されたガードレール等に等間隔で配置され、自らが発光したり、受けた光を反射させたりすることで道路のカーブ状態等をドライバーに夜間等に視認させるものである。
一般的な発光式のデリニエータは、前面が透光部となった本体部と、この本体部を支える支柱部と、前記本体部に内蔵される光源とを有している。また、一般的な反射式のデリニエータは、本体部と、この本体部の前面に取り付けられる反射部材とを有している(特許文献1参照)。
特開平06−041923号公報(第3〜4頁 図1)
ところで、豪雪地帯では、降った雪によって透光部が覆われ、ドライバーに視認されないことがある。かかる問題を解消するために、本体部の内部にヒーターを内蔵させることが考えられる。しかし、これでは、透光部に付着した雪を溶かしても、周囲の気温が低いため氷となって付着し、かえって透光部に雪を付着させやすくなり、視認性に問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、豪雪地帯でも雪が透光部に付着しない着雪防止型デリニエータを提供することを目的としている。
本発明に係る着雪防止型デリニエータは、内部に光源が内蔵された本体部と、前記光源からの光を外部に導くために前記本体部に設けられた透光部とを具備しており、前記透光部は、円錐形状であって、円錐形の底面の中心を通過する底面に対して直交する直線上に頂点が存在しない形状であり、側面から見ると頂点が上側に偏倚した状態で本体部に設けられている。
本発明に係る着雪防止型デリニエータは、内部に光源が内蔵された本体部と、前記光源からの光を外部に導くために前記本体部に設けられた透光部とを備えており、前記透光部は、円錐形状であって、円錐形の底面の中心を通過する底面に対して直交する直線上に頂点が存在しない形状であり、側面から見ると頂点が上側に偏倚した状態で本体部に設けられている。
透光部をこのような形状にすることにより、雪を含んだ風が透光部に向かって吹きつけても、透光部の側面に沿って流れる。従って、雪は透光部には付着しにくくなる。このため、豪雪地帯でも、ドライバーは透光部からの光を確実に視認することができる。
また、前記着雪防止型デリニエータにおいて、透光部が本体部に設置された状態で、最も下側に位置する母線と頂点を通過する水平線とがなす角度が45°以下、最も上側に位置する母線と頂点を通過する水平線とがなす角度が15°以上であると、透光部の上面側は角度が緩やかで下面側より平坦になっているので、下面側より雪が付着しやすい。しかし、透光部の上面側の面積より下面側の面積の方が大きく、雪も付着しにくいので、たとえ、上面側に雪が付着したとしても、下面側からは光源の光が透過する。このため、万が一、透光部に雪が付着したとしても、下側において透光部としての機能は果たすことができる。
また、光源の代わりに反射材を用いれば、電源が不要になるので、山奥等の僻地に設置するのに適している。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一部破断側面図、図2は本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータに用いられる透光部の形状を説明するための説明図、図3は本発明の第2の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一部破断平面図、図4は本発明の第3の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一部破断平面図である。
本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータBについて図1及び図2を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータBは、内部に光源200Bが内蔵された本体部100Bと、前記光源200Bからの光を外部に導くために前記本体部100Bに設けられた透光部300Bとを備えており、前記透光部300Bは、円錐形状であって、円錐形の底面Sの中心Oを通過する底面Sに対して直交する直線L上に頂点Tが存在しない形状であり、側面から見ると頂点Tが上側に偏倚した状態で本体部100Bに設けられている。
前記本体部100Bは、略お碗状に形成されており、周面には支柱部600Bに取り付けるための脚部500Bが突出されている。また、本体部100B内部には、本体部100Bの開放された側に向かった光源200Bが内蔵されている。この光源200Bには、例えば、基板に実装された複数個の発光ダイオード素子が用いられる。
前記本体部100Bの開放された部分は、透光性を有する素材、例えばガラス等から形成された透光部300Bが取り付けられている。この透光部300Bは、前記光源200Bと対向するようになっている。このため、光源200Bからの光は、透光部300Bを介して外部に導かれるようになっている。この透光部300Bは、図示しないパッキン等を介して本体部100Bに取り付けられているので、本体部100Bの内部は水密、気密状態になっている。なお、この透光部300Bは、光源200Bからの光を効率よく外部に導くために透明となっている。
また、前記支柱部600Bの下部には、着雪防止型デリニエータBを地面に固定するための取付板610Bが設けられている。図面中620Bは、取付板610Bと支柱部600Bとの連結を補強するためのリブである。
なお、前記支柱部600B及び前記脚部500Bは、光源200Bと図外の電源とを接続する接続ケーブル(図示省略)が通過するため、内部は中空になっている。
前記透光部300Bは、先端が丸くなった略円錐形状になっている。ここで、この透光部300Bは、直円錐形状ではなく、図3に示すように、円形の底面Sの中心Oを通過する直線のうち、底面Sに対して直交する直線Lの上に頂点Tが存在しないものである。ここで、上述した直円錐形状は、円形の底面Sの中心Oを通過する直線のうち、底面Sに対して直交する直線Lの上に頂点Tが存在するものである。すなわち、透光部300Bの形状は、頂点Tが底面Sの中心Oからずれていることになる。
このような形状の透光部300Bは、母線(円錐形の頂点Tと底面Sとを結ぶ線分)のうち、最も短い母線B1が最も上側に位置するように本体部100Bに取り付けられる。従って、最も長い母線B2は、最も短い母線B1に対して前記直線L(円錐形の底面Sの中心Oを通過する底面Sに対して直交する直線L)を挟んだ位置、すなわち最も短い母線B1の反対側にあるので、最も長い母線B2は最も下側に位置することになる。
すなわち、透光部300Bは、図1に示すように、側面から見ると、頂点T(透光部300Bの先端)が上側に偏倚したようになる。
また、透光部300Bは、図1に示すように、本体部100Bに設置された状態で、最も下側に位置する母線(母線B2)と頂点Tを通過する垂線Hとなす角θ1が45°以下、最も上側に位置する母線(母線B1)と頂点Tを通過する垂線Hとがなす角度θ2が15°以下になっている。
このように構成された着雪防止型デリニエータBによると、雪を含んだ風が透光部300Bに向かって吹きつけても、図1に示す矢印bのように、透光部300Bの側面に沿って流れる。従って、雪は透光部300Bには付着しない。これに対して、透光部が平板状であると、雪を含んだ風が透光部に吹きつけると、風の勢いで雪が透光部に付着する。このように、風がスムーズに流れるように透光部300Bを略円錐形状にすることによって、雪が透光部300Bに付着しないことが確認されている。
従って、雪が、透光部300Bに付着することがないので、ドライバーからの視認が阻害されることはない。従って、従来のようにヒーター等を用いて強制的に雪を溶かす必要がない。
また、透光部300Bがこのように構成されていることにより、以下の効果が生じる。すなわち、透光部300Bの上面側は角度が緩やかで下面側より平坦になっているので、下面側より雪が付着しやすい。しかし、透光部300Bの上面側の面積より下面側の面積の方が大きく、雪も付着しにくいので、たとえ、上面側に雪が付着したとしても、下面側からは光源200Bの光が透過する。このため、万が一、透光部300Bに雪が付着したとしても、下側において透光部300Bとしての機能は果たすことができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータCについて図3を参照しつつ説明する。
この第2の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータCは、上述した第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータBの透光部300Bを90°回転させたものである。すなわち、透光部300Cは、図3に示すように図1に示す垂線Hを中心軸として、透光部300Bを90°回転させたものである。
このようにすると、透光部300Cの最も短い母線B1が一方の横面に位置し、最も長い母線B2が、前記母線B1と向かい合う箇所に位置するようになる。
このように構成した着雪防止型デリニエータCは、道路の路肩に設置するのに適している。道路の路肩では、道路上の雪が除雪車によって路肩に向かって吹上られる。このとき、最も長い母線B2が道路側に向かっていたとしたら、除雪車からの雪は、最も長い母線B2を含む横面には付着しにくいので、着雪防止型デリニエータCのドライバーからの視認を確保することができる。
なお、この着雪防止型デリニエータCが本体部100Cの内部に光源200Cを内蔵しているのは、上述した着雪防止型デリニエータBと同様である。また、この着雪防止型デリニエータCを地面に固定するための取付板610Cが設けられている点も、上述した着雪防止型デリニエータBと同様である。さらに、図示は省略しているが、取付板610Cと支柱部との連結を補強する三角形状のリブが取付板610Cと支柱部との間に設けられている。また、前記支柱部及び支柱部の上端に設けられ、本体部100Cと支柱部とを連結する脚部は、光源200Cと図外の電源とを接続する接続ケーブル(図示省略)が通過するため、内部は中空になっている点も、上述した着雪防止型デリニエータBと同様である。
上述した第1〜2の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータB〜Cは、光源200B〜200C本体部100B〜100Cの内部に内蔵していたが、図4に示す本発明の第3の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータDでは、光源の代わりに反射材700Dを内蔵している。
この反射材700Dは、例えば再帰反射板と称されるものであって、光が入射されると入射されたのと同じ方向に光を反射させるものである。この反射材700Dを本体部100Dに内蔵させることにより、若干光量は低下するが、光源を内蔵したのと同じ効果を奏することができる。また、光源の代わりに反射材700Dを使用すると、電源が不要になるので、山奥等の僻地に適している。
この着雪防止型デリニエータDにおける透光部300Dは、略直円錐形に形成されるか(図4参照)、円錐形であって、円錐形の底面の中心を通過する底面に対して直交する直線上に頂点が存在しない形状に形成される(図示省略)。
本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一部破断側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータに用いられ る透光部の形状を説明するための説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一 部破断平面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る着雪防止型デリニエータの概略的一部破断平面図である。
符号の説明
100B 本体部
200B 光源
300B 透光部

Claims (3)

  1. 内部に光源が内蔵された本体部と、前記光源からの光を外部に導くために前記本体部に設けられた透光部とを具備しており、前記透光部は、円錐形状であって、円錐形の底面の中心を通過する底面に対して直交する直線上に頂点が存在しない形状であり、側面から見ると頂点が上側に偏倚した状態で本体部に設けられていることを特徴とする着雪防止型デリニエータ。
  2. 内部に反射材が内蔵された本体部と、前記反射材の前面に位置するように前記本体部に設けられた透光部とを具備しており、前記透光部は、円錐形状であって、円錐形の底面の中心を通過する底面に対して直交する直線上に頂点が存在しない形状であり、側面から見ると頂点が上側に偏倚した状態で本体部に設けられており、前記反射材は、透光部を介して入射された光を透光部を介して外部に反射することを特徴とする着雪防止型デリニエータ。
  3. 請求項1又は2記載の着雪防止型デリニエータにおいて、透光部が本体部に設置された状態で、最も下側に位置する母線と頂点を通過する水平線とがなす角度が45°以下、最も上側に位置する母線と頂点を通過する水平線とがなす角度が15°以上であることを特徴とする着雪防止型デリニエータ。
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