JP3948579B2 - 無機繊維ブロックおよび炉 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は無機繊維からなるブランケットを積層した、耐食性に優れた無機繊維ブロック及びこの無機繊維ブロックを用いた炉に関する。
【0002】
【従来の技術】
無機繊維製品は軽量で断熱性に優れていることから、焼却炉や工業炉等の各種炉の内張用耐火断熱材として広く利用されている。この無機繊維製品のーつとして無機繊維ブロックがある。
【0003】
炉の内張材として使用される無機繊維ブロックは、ブランケットの積層体を圧縮しつつ、バンド締めや縫製によって所定の形状に固定して作られる。こうして作られた無機繊維ブロックは、ブランケットの切断面あるいは折り曲げられた部分が炉内面となるように炉の側壁や天井部分に取り付けて使用される。
【0004】
ブランケットの材料としては、アルミナシリカ質繊維、アルミナシリカジルコニア質繊維、アルミナ質繊維などの無機繊維が多く使用される。
【0005】
このような無機繊維ブロックは、軽量であり、耐熱性および断熱性があるため、1000℃から1300℃程度の炉に多く使用されている。
【0006】
無機繊維ブロックは、体積の85%以上が空隙で占られている。さらに、各繊維は、その径が2〜3μmと細く、表面積が非常に大きい。
【0007】
一方、例えば、ごみ焼却炉、火葬炉、瓦や陶磁器の焼成炉、鉄鋼の熱処理炉においては、処理物の種類によっては、炉内にアルカリやスケール等が発生することがある。すると、これらの炉の雰囲気では、侵食性が強いため、無機繊維は容易に反応を起こす。
【0008】
このような理由により、無機繊維ブロックが侵食性の強い雰囲気の炉に使用されると、無機繊維ブロックを構成している繊維が反応して、無機繊維ブロックが侵食される。その結果、炉を長時間安全に使用することが困難になる。
【0009】
そこで、この侵食を防止或いは遅延させるために、炉壁構造や無機繊維ブロックに種々の改良が試みられている。
【0010】
例えば、特開平7−138078号では、多数の無機繊維ブロックの間に無機繊維製の挿入体を挿入することが提案されている。
【0011】
また、実開昭61−125137号には、無機繊維ブロックの表面にシリカゾルを塗布して、表面を硬化する事が提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの提案は、侵食性の強いアルカリやスケール等が発生する炉に長時間使用する場合には、なお不十分であった。
【0013】
特開平7−138078号では、挿入体の挿入により、繊維の密度が高くなって侵食を遅延させるものの、侵食そのものを防止することはできない。
【0014】
また、実開昭61−125137号考案では、耐摩耗性を改善するものであり、そこで使用されているコロイダルシリカは耐食性に乏しく、侵食を防止するには不十分であった。
【0015】
このような従来技術に鑑み、本発明は、耐食性に優れた無機繊維ブロックおよび炉を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決手段は、請求項1及び2に記載の無機繊維ブロック、並びにこの無機繊維ブロックを内張した炉である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の無機繊維ブロックの一例は、無機繊維からなるブランケットを数多く積層して作ったブロックを改良したものである。ブロックの少なくともブランケット積層方向の一面(特に炉内に露出する面)に、アルミナゾル、またはアルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルが、固形分換算で55〜300g/m2 の量塗布されている。
【0018】
また、本発明の他の例は、前述の無機繊維ブロックをさらに改良したものである。すなわち、無機繊維ブロックの少なくともブランケット積層方向の一面に、アルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルが塗布されていて、混合ゾルにおけるアルミナゾルとシリカゾルの混合比率が、アルミナとシリカの重量比率でアルミナが70%以上である。
【0019】
本発明において、無機繊維の好適例は、次のとおりである。
【0020】
(1)Al2 O3 とSiO2 を主成分とする非晶質の繊維であるアルミナシリカ質繊維、
(2)Al2 O3 とSiO2 とΖrO2 を主成分とする非晶質の繊維であるアルミナシリカジルコニア質繊維、
(3)これらの非晶質繊維を熱処理して繊維の一部にムライト結晶あるいはジルコニア結晶を析出させた繊維、
(4)Al2 O3 が70重量%以上で、他にSiO2 を含有し、主にコランダムやムライトの結晶からなる多結晶繊維であるアルミナ質繊維。
【0021】
アルミナシリカ質繊維にアルミナ質繊維を30重量%以下含有させたブランケットを使用すると、安価で、耐熱性に優れた無機繊維ブロックが得られて好ましい。
【0022】
本発明で使用するシリカゾルの好適例は、コロイダルシリカ、水溶性シリコーン、撥水シリコーン等である。
【0023】
アルミナゾルの乾燥物は非晶質であるが、アルミナゾルは、1100℃以上に加熱すると、コランダムの結晶となる。この結晶は非晶質に比べて耐食性が大きく、より好ましい。
【0024】
アルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルは、アルミナとシリカの重量比で70〜74:30〜26になるように混合するのが好ましい。なぜなら、この混合比のとき、加熱によりムライト結晶が生成しやすいからである。このムライト結晶のものは、非晶質のものに比べて耐食性が大きく、その点でより好ましい。
【0025】
また、固形物の重量割合でアルミナを74%以上にしたアルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルは、加熟によりムライト結晶およびアルミナ結晶を生成する。この結晶質のものは、非晶質のものに比べて耐食性が大きく、より好ましい。
【0026】
従って、アルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルは、固形物の重量割合でアルミナを70%以上にすることが好ましい。
【0027】
これらのゾルは、無機繊維ブロックの少なくとも(炉内に露出して)ブランケットの積層方向となる一面に塗布する。それに加えて、内張材は目地部分から侵食され易いので、無機繊維ブロックの接合面になる面にも、前述のゾルを塗布すると、一層耐食性が向上する。
【0028】
無機繊維ブロックにゾルを塗布する方法としては、例えば、ハケで塗る方法、あるいはスプレーによる方法が採用できる。
【0029】
ゾルの塗布量は、繊維と直角方向に塗布層を形成するために比較的多くの量を必要として、固形分換算で55〜300g/m2 が好適である。55g/m2 未満では、塗布による耐食性の効果が少ない。また、300g/m2 を越えると、耐食性に大きな変化がないものの、変形したり、収縮が大きくなるので、好ましくない。
【0030】
これらのゾルは1100℃以上に加熱されると、コランダム或いはムライトの結晶となって、一層耐食性が向上する。従って、実際に炉に使用する際には、1100℃以上に加熱することが望ましい。
【0031】
【実施例】
厚さ25mm又は33mmのブランケットを100×300mmの大きさに切断して多数の小片とした。これらの小片を数多く積層して圧縮し、木綿糸で縫製して、大きさが100×300×300mmのブロックを作った。これらのブロックのブランケット積層方向の一面にゾルをスプレーにより塗布して塗布層を形成して、乾燥した。アルミナゾルは日産化学工業社製のAS−200を使用し、シリカゾルは日産化学工業社製のスノーテックス−Oを使用した。
【0032】
このようにして作製した無機繊維ブロックを火葬炉に内張し、6ケ月間使用した。使用による亀裂、剥離、侵食などの外観の異状は認められなかった。
【0033】
本発明の無機繊維ブロックの一例である前述の実施例の特性を比較例とともに表1に示す。
【0034】
表1において、注1〜3は次のとおりである。
【0035】
(注1) ASはAl2 O3 53重量%、SiO2 47重量%のアルミナシリカ質繊維にAl2 O3 72重量%、SiO2 28重量%のアルミナ質繊維を10重量%混合したブランケットを1000℃で熱処理したもの。AMはAl2 O3 72重量%、SiO2 28重量%のアルミナ質繊維からなるブランケット。AΖSはAl2 O3 31重量%、SiO2 53重量%、ΖrO2 16重量%のアルミナシリカジルコニア質繊維からなるブランケット。
【0036】
(注2) 固形物重量でアルミナ72%、シリカ28%の混合ゾル。
【0037】
(注3) 1300℃で24時間加熱し、加熱前後の寸法変化を測定した。
【0038】
前述の表1に示した実施例の侵食量の試験は次のようにして行った。
【0039】
無機繊維ブロックの上面に、70×70mmの広さに侵食剤としてNa2 CO3 粉末5gを均等に乗せて、電気炉で1200℃に加熱し、24時間保持した。冷却後、侵食部分の深さを測定した。
【0040】
侵食剤としてNa2 CO3 を使用した理由は、ソーダ(Na2 O)が他の侵食性物質、例えばスケール、アルカリ土類金属や重金属よりも、無機繊維ブロックに対しての侵食性が強いからである。すなわち、ソーダに対して耐食性に優れていれば、他の侵食性物質に対しても大きい耐食性を持つからである。
【0041】
また、粉塵落下量は次のようにして測定した。
【0042】
アルミナ板の上に20mm離してブロックを置き、1300℃−8時間の加熱を3回繰り返したときの、落下した繊維の数を数えて算出した。
【0043】
比較例1はゾルの塗布量が少ない例である。侵食量が大きい。
【0044】
比較例2、5はゾルを塗布しない従来品のブロックである。
【0045】
比較例3は濃度の高いゾルを塗布した例である。乾燥後にブロックに反りが発生した。また、収縮率が大きい。
【0046】
比較例4はシリカゾルを塗布した例である。侵食量が大きい。
【0047】
【発明の効果】
本発明によると、アルミナの微細な粒子、あるいはアルミナとシリカの微細な粒子が、繊維表面及び間隙に定着して塗布層を形成しているので、無機繊維ブロックの耐食性を向上させることができる。さらに炉の使用の際の加熱により、これらの微細な粒子がコランダムやムライト結晶を生成すると、格段に耐食性が向上する。
【0048】
また、塗布層が繊維に直角に形成されていると、塗布層が剥離しにくい。
【0049】
従って、本発明による無機繊維ブロックを使用した炉は、侵食性の雰囲気の炉においても長時間安定して使用できる。
【0050】
さらに、無機繊維ブロックの表面がゾルで処理されているので、施工時及び使用時に粉塵が発生しにくく、作業環境が改善され、粉塵による製品の汚染防止に有効である。
【表1】
Claims (3)
- 無機繊維からなるブランケットを積層したブロックにおいて、ブロックの少なくともブランケット積層方向の一面に、アルミナゾル、またはアルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルが固形分換算で55〜300g/m2塗布され、アルミナの微細な粒子、あるいはアルミナとシリカの微細な粒子が、繊維表面及び間隙に定着して塗布層を形成していることを特徴とする無機繊維ブロック。
- 無機繊維からなるブランケットを積層したブロックにおいて、ブロックの少なくともブランケット積層方向の一面に、アルミナゾルとシリカゾルの混合ゾルが固形分換算で55〜300g/m2塗布され、アルミナとシリカの微細な粒子が、繊維表面及び間隙に定着して塗布層を形成しており、アルミナゾルとシリカゾルの混合比率がアルミナとシリカの重量比率でアルミナが70%以上であることを特徴とする無機繊維ブロック。
- 請求項1または2記載の無機繊維ブロックを内張したことを特徴とする炉。
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