JP3947177B2 - マスク基板の平坦度シミュレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体分野におけるマスク基板の平坦度シミュレーションシステムに関する。
半導体デバイスの微細化が進むに連れ、フォトリソグラフィ工程での微細化に対する要求が高まっている。既に、デバイスの設計ルールは0.13μmにまで微細化し、制御しなければならないパターン寸法精度は10nm程度と極めて厳しい精度が要求されている。その結果、近年、半導体製造プロセスに用いられているフォトリソグラフィ工程での課題が顕著になりつつある。
課題は、パターン形成工程の高精度化に係わる要因の一つとしての、リソグラフィ工程に用いられるマスク基板の平坦度についてである。すなわち、微細化に伴いリソグラフィ工程での焦点裕度が少なくなる中で、マスク基板の平坦度が無視できなくなってきている。
そこで、本発明者等は、マスク基板の平坦度に関して研究を重ねた結果、以下のことが明らかになった。
マスク基板の表面形状は千差万別で、同じ平坦度でも凸型、凹型、鞍型、その混合型など様々な形状になっている。そのため、たとえ同じ平坦度でも、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板を真空チャックによりチャックした場合に、マスクステージや真空チャックとの相性により、チャック時にマスク基板が大きく変形してしまう場合と、ほとんど変形しない場合、あるいは逆に平坦度が良くなる場合、が生じる。
これは、チャック後のマスク基板の平坦度がチャック前のマスク基板の表面形状に依存すること、そして同じマスク基板でも真空チャックが行われる箇所によっても変わるからである。しかしながら従来は、平坦度だけを管理していたため、マスク基板の表面形状によっては、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックすることでマスク基板の平坦度が大きく悪化する場合が生じる。
そして、このような平坦度が劣化したマスク基板上にパターンを形成して得られた露光マスクを用いて、半導体デバイスを製造することが、製品歩留まりの低下の大きな要因となっていることが明らかになった。
上述の如く、本発明者等は、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックする前後のマスク基板の平坦度を比較したところ、マスク基板の表面形状によってはチャック後のほうが平坦度が悪くなるものの存在を確認し、そしてこの平坦度の悪化が製品歩留まりの低下の大きな要因となっていることを見出した。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するために有効なマスク基板の平坦度シミュレーションシステムを提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、上記目的を達成するために、本発明に係る本発明に係るマスク基板の平坦度シミュレーションシステムは、測定装置によりマスクパターン形成前のマスク基板の主面の平坦度に関する第1の情報を取得する手段と、前記第1の情報と露光装置のマスクチャック構造に関する情報とから前記マスク基板を前記露光装置にセットした時のシミュレーションによる前記主面の平坦度に関する第2の情報を生成する手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の上記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記載および添付図面によって明らかになるであろう。
本発明によれば、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効なマスク基板の平坦度シミュレーションシステムを実現できるようになる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(以下、実施形態という)を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャートである。
まず、大きさ152mm角で厚さ約6mmの石英基板上にそれを被覆する遮光体を成膜して成る11枚のマスク基板A〜Kを用意し、これらのマスク基板A〜Kの各々について、主面を基板平坦度測定装置(ニデック社製)により測定して、露光装置のマスクステージに真空チャックによりチャックする前の、11枚のマスク基板A〜Kの主面の表面形状および平坦度を取得する(ステップS1)。
ここでは、図2(a)における、マスク基板の周縁領域を除いた142mm角領域(第1の領域)1の平坦度を測定する。第1の領域1は、実際にパターンを形成するパターン形成領域である。
また、この実施形態において、第1の領域1の表面形状が凸,凹とは、図2(b),図2(c)にそれぞれ示すように、第1の領域1の両端を結ぶ線L1に対して上に凸、下に凹の形状のものを意味する。図3(a),図3(b)にそれぞれ、表面形状が上に凸、下に凹のものの概観を示す。
一方、第2の領域2の表面形状が凸または凹とは、図2(d)に示すように、マスク基板の周縁部に向かって、第1の領域1の表面よりも高さが低くなる形状のもの(凸)または高くなる形状もの(凹)を意味する。なお、第2の領域2に関しては第2の実施形態で詳細に述べる。
次に、上記取得結果に基づいて、11枚の各マスク基板A〜Kを主面の表面形状の種類毎に分類する(ステップS2)。その結果を表1に示す。表面形状の種類(第1の情報)は、上記測定結果から、凸型、凹型、鞍型、かまぼこ型の4つに分類できた。また、マスクステージにチャックする前の第1の領域1の平坦度の測定値(第2の情報)は、0.4μm〜0.5μmの範囲に収まっていた。図3(c),図3(d)にそれぞれ、表面形状が鞍型、かまぼこ型のものの概観を示す。
Figure 0003947177
次に、ArFウェハ露光装置(ニコン社製)のマスクステージに上記11枚のマスク基板A〜Kを真空チャックにより逐次チャックし、真空チャックによるチャック後の各マスク基板の主面の平坦度の測定を行う(ステップS3)。
ここでは、マスク基板の周縁領域を除いた142mm角の第1の領域1(図2(a))の平坦度を測定した。その後表1に示すように、11枚のマスク基板A〜Kに関し、表面形状の種類と真空チャックによるチャック前後の平坦度の値との対応関係を作成する(ステップS4)。
表1から分かるように、表面形状が凸型のマスク基板A〜Cのチャック後の平坦度はチャック前と同じかやや良くなっているが、表面形状が凹型および鞍型のマスク基板D〜Gの平坦度はチャック後に大きく悪化していた。
また、表面形状がかまぼこ型のマスク基板については、マスクステージ上におけるマスク基板の配置方向をチャックに対し所定の方向に配置したもの(マスク基板H,I)と、この所定方向に直交する方向すなわち90度回転させた方向に配置してチャックされるマスク基板個所を変えたもの(マスク基板J, K)とについて平坦度の測定を行った。
その結果、表1に示すように、かまぼこ型のマスク基板H〜Kの真空チャック後の平坦度は、チャックに対するマスク基板の配置方向によって変わることが明らかになった。
すなわち、かまぼこ型のマスク基板H〜Kの真空チャック後の平坦度は、真空チャックされるマスク基板の個所によっても変わることが明らかになった。
具体的には、マスク基板H、Iのように、マスクステージ上におけるマスク基板の配置方向をチャックに対して所定の方向に配置すると、かまぼこ形の弧を描いている辺が露光装置のマスクステージのチャックに当たり平坦度がほとんど改善されないが、一方、マスク基板J、Kのように、90度回転させた方向に配置すると、かまぼこ形の弧を描いている辺が露光装置のマスクステージのチャックに当たらず平坦度が0.3μm以下となり、平坦度が改善されることが確かめられた(表1)。なお、その他の表面形状のマスク基板A〜Gで回転したものが表1に示されていない理由は、回転しても平坦度が改善されないことが分かったからである。
次に、上記のようにして予め真空チャックによるチャック前後の表面形状の種類および平坦度の値が分かっている、11枚のマスク基板A〜Kからなるマスク基板群の中から、仕様に合う平坦度を有するマスク基板と同じ種類の表面形状を有するマスク基板を、11枚のマスク基板A〜Kとは別に用意する(ステップS5)。ここでは、この別に用意するマスク基板として、マスク基板Jと同じ形状のものを選んだ場合について説明する。
なお、マスク基板A〜Kおよび上記別に用意したマスク基板は、パターン形成領域の平坦度が所定の仕様内に収まるように形成されたものであり、表面形状の相違はばらつきによって生じたものである。
次に、上記別に用意したマスク基板上にレジストを塗布する。
その後、周知の製造方法の露光マスクの製造工程が続く。すなわち、電子ビーム描画装置により所望のパターンをマスク基板上のレジストに描画する。ついでレジストを現像してレジストパターンを形成し、次にこのレジストパターンをマスクにして反応性イオンエッチング装置によりマスク基板の遮光体をエッチング加工して遮光体パターンを形成する。その後、レジストパターンを剥離し、ついでマスク基板表面の洗浄を行ない、所望のマスクパターンが形成された露光マスクが完成する(ステップS6)。
なお、上記所望のパターンは、例えば回路パターンを含むもの、あるいは回路パターンおよび位置合わせ用パターンを含むものである。
このようにして得られた露光マスクをArFウェハ露光装置にセットし、主面平坦度を測定したところ、0.2μmと良好な値であることが確認できた。そして、このような平坦度の高い露光マスクを露光装置のマスクステージ上にチャックし、上記露光マスク上に形成されたパターンを照明光学系によって照明し、上記パターンの像を投影光学系によって所望の基板(例えばレジストが塗布された基板)上に結像するという露光方法を採用すれば、ウェハ露光時の焦点裕度が格段に増し、DRAM等の半導体製品の歩留まりが大きく向上する。
かくして本実施形態によれば、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックすることによりマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効な露光マスクの製造方法を実現できる。
マスク基板A〜Kや上記別に用意するマスク基板は、位置合わせ用マークが予め形成されたものであっても良い。また、マスク基板をマスクステージにチャックする手段は、真空チャックに限定されるものではない。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、図2(a)に示したマスク基板1の主面の第1の領域1についてのみ表面形状および平坦度を取得したが(ステップS1)、本実施形態では、第1の領域1とこの第1の領域1を囲む第2の領域2との二つの領域のそれぞれについて表面形状および平坦度を取得する。
ここでは、第1の領域1はマスク基板中心を領域の中心とした、一辺の長さが142mmの矩形状の領域であり、第2の領域2は第1の領域1を囲む、一辺の長さが150mmの口(くち)状領域(矩形状の領域からこの矩形状の領域の中心を領域の中心としたそれよりも小さい矩形状の領域を除いた領域)である。マスク基板1を露光装置のマスクステージにセットする際の真空チャックによりチャックされる領域(マスクチャック領域)は第2の領域2にほぼ含まれる。すなわち、第2の領域2に、マスクステージにマスク基板をチャックするための力のほとんどが作用する。
従来技術の延長線上で、パターン形成領域のみならずマスクチャック領域の平坦度も管理することを考えると、第1の領域1を広げ、それによりマスクチャック領域を含むこととなる領域の平坦度を管理することになる
しかしながら、現在のマスク製造技術では、マスク基板1の主面全体を平坦にすることは非常に困難であり、マスク基板1の主面の平坦度は端部で急激に悪化しているのが現状であり、そのため第1の領域1を広げてしまうと、マスク基板1の中心部の平坦度はいいのだが、マスク基板1の端部の平坦度が悪いために、マスク基板1の主面全体についての平坦度の測定結果が低下することになる そこで、本実施形態では、上述の如く、マスク中心を含む第1の領域1と、それを囲む第2の領域2とのそれぞれについて平坦度および表面形状を取得する。
大きさ152mm角で厚さ約6mmの石英基板上に遮光体を形成して成るマスク基板の主面の平坦度および表面形状を基板平坦度測定装置(ニデック社製)により測定し、第1の領域1の平坦度と表面形状、第2の領域2の平坦度と表面形状がそれぞれ異なる13枚のマスク基板A〜Mを用意した。
次に、ArFウェハ露光装置(ニコン社製)にこの13枚のマスク基板A〜Mを逐次セットし、真空チャックによるチャック後の各マスク基板の主面の平坦度の測定を行った。
次に、13枚のマスク基板A〜Mに関し、表面形状の種類と真空チャックによるチャック前後の第1および第2の領域の平坦度の値との対応関係を作成した。その結果を表2に示す。
Figure 0003947177
13枚のマスク基板A〜Mの第1および第2の領域の表面形状は凸型、凹型、鞍型、かまぼこ型の4つに分類された。表面形状が単純な凸型形状のマスク基板Aの第1および第2の領域の表面形状はともに凸であった。一方、つば付の帽子のような形状のマスク基板Bの表面形状は、第1の領域では凸、第2の領域では凹であった。
表2から、真空チャックでチャックすることにより第1の領域の平面形状が悪化するマスク基板は、第2の領域の表面形状が凹のものと、鞍型のものであることが分かる。また、表面形状がかまぼこ型のマスク基板C,D,H,I,L,Mはマスクステージ上におけるマスク基板の配置方向により異なる結果を示した。
具体的には、マスクステージ上におけるマスク基板の配置方向をチャックに対して所定の方向に配置すると、かまぼこ形の弧を描いている辺が露光装置のマスクステージのチャックに当たり平坦度が低下したが、一方、90度回転させた方向に配置するとかまぼこ形の弧を描いている辺が露光装置のマスクステージのチャックに当たらず平坦度が0.4μm以下となり、この方向(90度回転させた方向)に配置したほとんどのマスク基板の平坦度が改善されることが確かめられた。
また、真空チャックによるチャック後の第1の領域の平坦度は、チャック前の第1の領域の表面形状にはほぼ無関係であることも確認できた。すなわち、真空チャックによるチャック前後でのマスク基板の主面の形状変化は第2の領域の表面形状によりほぼ決まる。
さらに、第2の領域の平坦度は第1の領域の平坦度と比較して格段に悪い数値であるにもかかわらず、第2の領域の表面形状が凸の場合、真空チャックによるチャック後のマスク基板の第1の領域の表面形状はほとんど変化しないことが確認できた。
以上のことから、複数のマスク基板についてその第1の領域1および第2の領域2の表面形状の種類と真空チャックによるチャック前後のマスク基板主面の平坦度の値との対応関係を作成することにより、マスクチャック領域の平坦度を管理するためにマスク基板の第1の領域1を必要以上に広くすることが不要になり、第1の領域1の平坦度を必要以上に厳しい値にすることなく現実的な値にすることが可能になり、しかも、第2の領域2の表面形状を考慮することにより、真空チャックによるチャック前後のマスク基板主面の平坦度の変化が少ないマスク基板をより確実に選択することが可能になる。
次に、上記のようにして予め真空チャックによるチャック前の第1の領域1および第2の領域2の表面形状の種類およびマスク基板主面のチャック後の平坦度の値が分かっている、13枚のマスク基板A〜Mからなるマスク基板群の中から、仕様に合う平坦度を有するマスク基板と同じ種類の表面形状を有するマスク基板を、13枚のマスク基板A〜Mとは別に用意する。
ここでは、この別に用意するマスク基板として、マスク基板Fと同じ表面形状(第1の領域が凹、第2の領域が凸)のものを用意した。このマスク基板を測定したところ、第1の領域の平坦度が0.3μm以下、第2の領域の平坦度が4μm以下であった。
次に、マスク基板上にレジストを塗布した。
その後、周知の製造方法の露光マスクの製造工程が続く。すなわち、電子ビーム描画装置により所望のパターンをマスク基板上のレジストに描画する。ついでレジストを現像してレジストパターンを形成し、次にこのレジストパターンをマスクにして反応性イオンエッチング装置によりマスク基板の遮光体をエッチング加工して遮光体パターンを形成する。その後、レジストパターンを剥離し、ついでマスク基板表面の洗浄を行ない、所望のマスクパターンが形成された露光マスクが完成する。
なお、上記所望のパターンは、例えば回路パターンを含むもの、あるいは回路パターンおよび位置合わせ用パターンを含むものである。
このようにして得られた露光マスクをArFウェハ露光装置にセットし、第1の領域の平坦度を測定したところ、0.2μmと良好な平坦度であることが確認できた。そして、このような平坦度の高い露光マスクを露光装置のマスクステージ上にチャックし、上記露光マスク上に形成されたパターンを照明光学系によって照明し、上記パターンの像を投影光学系によって所望の基板(例えばレジストが塗布された基板)上に結像するという露光方法を採用すれば、ウェハ露光時の焦点裕度が格段に増し、DRAM等の半導体製品の歩留まりが大きく向上する。
かくして本実施形態でも第1の実施形態と同様に、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効な露光マスクの製造方法を実現できるようになる。
マスク基板A〜Mや上記別に用意するマスク基板は、位置合わせ用マークが予め形成されたものであっても良い。また、マスク基板をマスクステージにチャックする手段は、真空チャックに限定されるものではない。
なお、表2から、第2の領域の表面形状が凸状であるものが真空チャックによるチャック後の第1の領域の平坦度が良いことから、第2の領域の表面形状が凸状であるマスク基板または露光マスクを作成し、それを用いるようにしても良い。
第2の領域において上記の如き表面形状すなわち凸状を有するマスク基板または露光マスクは、例えば石英基板の周縁領域およびそれより内側の領域(中央領域)とでは、中央領域のほうが研磨レートが速いことを利用することにより得られる。具体的には、研磨装置を用いて石英基板の主面を従来よりも長い時間研磨することにより得られる。その後、周知の方法に従って、遮光体を成膜してマスク基板が得られ、さらに遮光体のパターニングを行うことで露光マスクが得られる。
そして、このような所定の表面形状(ここでは凸)を有する第2の領域を形成した露光マスクを露光装置のマスクステージ上にチャックし、照明光学系によって上記露光マスク上に形成されたパターンを照明し、投影光学系によって上記パターンの像を所望の基板(例えばレジストが塗布された基板)上に結像するという露光方法を採用すれば、第1の実施形態と同様に、ウェハ露光時の焦点裕度が格段に増し、DRAM等の半導体製品の歩留まりが大きく向上する。
なお、従来は、主面の全体がなるべく平坦になるように、石英基板の研磨を行っていた。そのため、研磨レートの違いが顕著にならないように、研磨時間を長くするような制御は意図的には行っていなかった。したがって、研磨のばらつきによって、第2の領域の表面形状が凸または凹になっても、その度合いは本実施形態のマスク基板および露光マスクのそれよりも明らかに小さいものとなる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、真空チャックによるチャック後のマスク基板の主面の表面形状に相当するマスク基板の主面の表面形状を、シミュレーションにより取得する。
まず、大きさ152mm角で厚さ約6mmの石英基板上に遮光体を形成して成るマスク基板の主面の表面形状および平坦度を、基板平坦度測定装置(ニデック社製)により測定することにより求め、表面形状と平坦度がそれぞれ異なる13枚のマスク基板A〜Mを用意した。
次に、ArFウェハ露光装置(ニコン社製)のマスクチャック構造と上記13枚のマスク基板A〜Mの主面の上記測定した平坦度とから、有限要素法を用いて、ArFウェハ露光装置のマスクステージに上記13枚のマスク基板A〜Mを真空チャックにより逐次チャックしたときのマスク基板A〜Mの主面の平坦度をシミュレーションにより取得した。なお、有限要素法に代えて解析的な方法を用いてもよい。ついで、このシミュレーションが正しいか否かを確認するために、上記ArFウェハ露光装置に上記13枚のマスク基板A〜Mを真空チャックにより逐次実際にチャックし、真空チャックによるチャック後の各マスク基板の主面の平坦度の測定を行った。 その結果、シミュレーションにより得られたマスク基板A〜Mの主面の平坦度と実際にArFウェハ露光装置にセットし基板平坦度測定装置を用いての測定により得られたマスク基板A〜Mの主面の平坦度とは、表3に示されるように、マスク基板A〜Mのほとんどのマスク基板において0.1μm以下の差しかないことが確認できた。
Figure 0003947177
すなわち、マスク基板に関し、前記実施形態における、表面形状の種類と真空チャックによるチャック前後の平坦度の値との対応関係の作成において、真空チャックによるチャック前後の平坦度の値をシミュレーションにより取得した値に置き換えることができる。
この結果から、マスク基板の主面の表面形状を、基板平坦度測定装置(ニデック社製)により測定して求め、次に、露光装置のマスクチャック構造と既に取得したマスク基板の主面の上記平坦度とから、露光装置のマスクステージにマスク基板を真空チャックにより逐次チャックしたときのマスク基板の主面の表面形状をシミュレーションすることで、実際にマスク基板をウェハ露光装置にセットした時のマスク基板の主面の表面形状を予測することが可能であることがわかった。したがって、従来より格段に高精度なマスク基板の主面の表面形状および平坦度の管理をすることができるようになった。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャートである。図4のフローチャートにおいて、ステップS3で、マスク基板を真空チャックによりチャックしたときのマスク基板の主面の表面形状をシミュレーションにより取得している。そして、ステップS4で、表面形状と基板平坦度測定装置を用いて取得した平坦度とシミュレーションにより取得した平坦度との対応関係を作成する。ステップS1、S2、S5、S6については、図1のフローチャートと同様である。
次に、マスク基板の主面の表面形状が基板平坦度測定装置により測定され、かつ、露光装置のマスクステージにマスク基板を真空チャックにより逐次チャックしたときのマスク基板の主面の表面形状がシミュレーションにより0.2μmの平坦度になることが判っているマスク基板を、ステップS5で、上記13枚のマスク基板A〜Mとは別に用意した。
その後、ステップS6で、周知の製造方法の露光マスクの製造工程が続く。すなわち、電子ビーム描画装置により所望のパターンをマスク基板上のレジストに描画する。ついでレジストを現像してレジストパターンを形成し、次にこのレジストパターンをマスクにして反応性イオンエッチング装置によりマスク基板の遮光体をエッチング加工して遮光体パターン(マスクパターン)を形成する。その後、レジストパターンを剥離し、ついでマスク基板表面の洗浄を行ない、所望のマスクパターンが形成された露光マスクが完成する。この露光マスクを実際にArFウェハ露光装置にセットし基板平坦度測定装置を用いてその主面の表面形状および平坦度を測定したところ、シミュレーションしたとうり0.2μmの平坦度であり、良好な平坦度であることが確認できた。そして、このような平坦度の高い露光マスクを露光装置のマスクステージ上にチャックし、上記露光マスク上に形成されたパターンを照明光学系によって照明し、上記パターンの像を投影光学系によって所望の基板(例えばレジストが塗布された基板)上に結像するという露光方法を採用すれば、ウェハ露光時の焦点裕度が格段に増し、DRAM等の半導体製品の歩留まりが大きく向上する。
かくして本実施形態でも第1の実施形態、第2の実施形態と同様に、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効な露光マスクの製造方法を実現できるようになる。
マスク基板A〜Mや上記別に用意するマスク基板は、位置合わせ用マークが予め形成されたものであっても良い。また、マスク基板をマスクステージにチャックする手段は、真空チャックに限定されるものではない。
上述の各実施形態において、たとえば、ウェハ露光装置はArFウェハ露光装置でなくてもよい。また、マスクパターン形成後、さらに、マスク基板の主面の平坦度を測定し、その測定データから露光装置にマスク基板をセットした時のマスク基板の主面の表面形状をシミュレーションにより取得してもよい。それにより、マスクパターン形成時に生じたマスク基板の主面の変形もシミュレーションによる取得結果にとり入れられることになり、より高精度なマスク基板の主面の表面形状および平坦度の管理をすることができるようになる。さらに、マスクもArF用やKRF用に限定されるものではなく、たとえば、真空紫外線露光用の反射型マスクや、X線露光用マスク、電子ビーム露光用マスクなどにも適用できる。
(第4の実施形態)
本実施形態では、真空チャックによるチャック後のマスク基板の主面の表面形状に相当するマスク基板の主面の表面形状を、シミュレーションにより取得する。
図5は、本実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャートである。
ステップS1で、大きさ152mm角で厚さ約6mmの石英基板上に遮光体を形成して成る1枚のマスク基板の主面の表面形状および平坦度を、基板平坦度測定装置(ニデック社製)により測定することにより求めた。
次に、ステップS2で、ArFウェハ露光装置(ニコン社製)のマスクチャック構造と上記1枚のマスク基板の主面の上記測定した平坦度とから、有限要素法を用いて、ArFウェハ露光装置のマスクステージに上記1枚のマスク基板を真空チャックにより逐次チャックしたときのマスク基板の主面の平坦度をシミュレーションにより取得した。なお、有限要素法に代えて解析的な方法を用いてもよい。
ついで、ステップS3で、シミュレーションによって取得された前記マスク基板の主面の平坦度が仕様に合っている否か判断し、仕様に合っていると判断された場合には、ステップS4で、露光マスクの製造工程に入る。
一方、ステップS3で、上記マスク基板の平坦度が仕様に合っていないと判断された場合には、ステップS5で、上記マスク基板の石英基板上の遮光体膜を剥離する。ついで、ステップS6で、石英基板の表面を研磨する。ついで、ステップS7で、石英基板の研磨された表面上に新たに遮光体膜を形成し、ステップS1の平坦度の測定に戻る。
本実施形態でも第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態と同様に、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効な露光マスクの製造方法を実現できるようになる。
また、上記マスク基板は、位置合わせ用マークが予め形成されたものであっても良い。また、マスク基板をマスクステージにチャックする手段は、真空チャックに限定されるものではない。
さらに、たとえば、ウェハ露光装置はArFウェハ露光装置でなくてもよい。また、マスクパターン形成後、さらに、マスク基板の主面の平坦度を測定し、その測定データから露光装置にマスク基板をセットした時のマスク基板の主面の表面形状をシミュレーションにより取得してもよい。それにより、マスクパターン形成時に生じたマスク基板の主面の変形もシミュレーションによる取得結果にとり入れられることになり、より高精度なマスク基板の主面の表面形状および平坦度の管理をすることができるようになる。さらに、マスクもArF用やKRF用に限定されるものではなく、たとえば、真空紫外線露光用の反射型マスクや、X線露光用マスク、電子ビーム露光用マスクなどにも適用できる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態に係るマスク基板情報生成方法について説明する。
本実施形態のマスク基板情報生成方法は、表1の11枚のマスク基板A〜Kの各々について、図1のフローチャートの例えばステップS1〜S3に従って主面の表面形状とチャック前後の主面の平坦度を取得する工程と、11枚のマスク基板A〜Kに関し、表1に示したようにマスク基板と表面形状の種類と平坦度の値とを対応付ける工程と、その対応付けをパソコン(PC)等に記憶させる工程とを備えている。
さらに、パソコン(PC)等に記憶させた上記対応付けを呈示するようにしても良い。具体的には、例えば11枚のマスク基板A〜Kを収容した容器に呈示内容を印刷したシールを貼るようにしても良い。
上記対応付けについてこのような呈示の仕方を採用することにより、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効なマスク基板の管理を容易に行えるようになる。
さらに、図1のフローチャートのステップS2の後に、図1のフローチャートのステップS2にて取得した情報の中で主面の表面形状が凸状を示す情報とそれに対応したマスク基板とを対応付け、その対応付けをパソコン(PC)等に記憶させることによって、本実施形態のマスク基板情報生成方法とは別のマスク基板情報生成方法を実施することができるようになる。この場合も本実施形態のマスク基板情報生成方法と同様にその対応付けについてシール等による呈示を行うことで、同様にマスク基板の管理を容易に行えるようになる。
ここでは、表1の11枚のマスク基板A〜Kを例にあげて、マスク基板情報生成方法について説明したが、表2の13枚のマスク基板A〜Mについても同様にマスク基板情報生成を実施することができる。
(第6の実施形態)
図6は、本発明の第6の実施形態に係るサーバー・システムを模式的に示す図である。第5の実施形態では、呈示の例示としてシールをあげたが、本実施形態ではサーバー(サーバー装置)上で呈示し、これによりこの実施形態のマスク基板情報生成方法をe−ビジネス(電子メールビジネス)に利用できるようになる。
まず、例えばファブ11にて、対応付けを表した表1または表2または表32のようなテーブルを作成し、これを情報として含むページをサーバー12にアップロードをする。サーバー12は上記ページをハードディスク等の記憶手段に記憶する。
サーバー12は、インターネットを介して複数のクライアント(クライアント装置)13と接続されている。インターネットの代わりに専用回線であっても良い。あるいはインターネットと専用回線の組合せであっても良い。
サーバー12は、クライアント13から、上記ページに対する要求メッセージを受け付けるための処理を行うための周知の手段と、上記ページをクライアント側で表示可能な形態で送信するための処理を行うための周知の手段と、上記ページを送信したクライアント13から基板マスクの申し込みメッセージを受け付けるめの処理を行うための周知の手段とを備えている。これらの周知の手段は、例えばLANカード、記憶装置、サーバーソフト、CPUなどで構成され、これらが協調して所望の処理が行われる。
サーバー12は、クライアント13から、上記ページに対する要求メッセージを受け付けたら、クライアント13のディスプレイに図3に示すような画面14を表示させるために必要な情報をクライアント13に送る。画面14には、表1に示した内容を有するテーブル15と、所望のマスク基板を選択し、チェックするためのチェックボックス16と、チェックボックスにチェックしたマスク基板を購入する旨の決定をサーバー12に伝えるための決定アイコン17が表示される。図6には、簡単のため表1に示した内容を有するテーブル15を示したが、表2に示した内容あるいは表3に示した内容を有するテーブルを用いても良い。
本実施形態によれば、ウェハ露光装置のマスクステージにマスク基板をチャックした後で平坦度の高いマスク基板を購入できるようになるので、マスクステージにマスク基板をチャックした後でマスク基板の主面の平坦度が悪化することに起因する、製品歩留まりの低下の問題を解決するのに有効なサーバーを実現できるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、凸型形状のマスク基板が良好な結果が得られたが、マスク基板をセットする露光装置によっては凹型形状のマスク基板のほうが良好な結果が得られる場合がある。すなわち、真空チャック後のマスク基板の平坦度は、マスクチャックステージとマスクチャック面の形状との相性の影響を大きく受けるので、用いるマスクチャックステージにより選択すべきマスク主面の形状は変わるのである。
さらに、上記各実施形態では、ArFウェハ露光装置用のマスク基板の場合について説明したが、他のマスク基板としては例えばKrFウェハ露光装置用のマスク基板、真空紫外線露光用の反射型マスク基板や、X線露光用マスク基板、電子ビーム露光用マスク基板などにも利用できる。
さらにまた、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決できる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施できる。
本発明の第1の実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャート。 図2(a)は、マスク基板1の主面の平面図であって、第1および第2の領域を説明するための図、図2(b)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の断面図、図2(c)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の他の断面図、図2(d)は、マスク基板の第2の領域2を説明するための図であって、第2の領域2の断面図。 図3(a)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の概観斜視図、図3(b)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の他の概観斜視図、図3(c)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の他の概観斜視図、図3(d)は、マスク基板の第1の領域1を説明するための図であって、第1の領域1の他の概観斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る露光マスクの製造方法の流れを示すフローチャート。 本発明の第6の実施形態に係るサーバーを模式的に示す図。
符号の説明
1…第1の領域、2…第2の領域(パターン形成領域)、11…ファブ、12…サーバー、13…クライアント、14…画面、15…テーブル、16…チェックボックス、17…決定アイコン。

Claims (5)

  1. 測定装置によりマスクパターン形成前のマスク基板の主面の平坦度に関する第1の情報を取得する手段と、前記第1の情報と露光装置のマスクチャック構造に関する情報とから前記マスク基板を前記露光装置にセットした時のシミュレーションによる前記主面の平坦度に関する第2の情報を生成する手段とを備えたことを特徴とするマスク基板の平坦度シミュレーションシステム。
  2. 前記マスク基板には、位置合わせ用マークが予め形成されていることを特徴とする請求項1記載のマスク基板の平坦度シミュレーションシステム。
  3. 前記シミュレーションによる第2の情報の生成は、有限要素法を用いたことを特徴とする請求項1記載のマスク基板の平坦度シミュレーションシステム。
  4. 露光装置のマスクステージにチャックする前に取得した前記マスク基板主面の平坦度に関する情報と、前記シミュレーションにより取得した平坦度に関する情報との対応関係を作成する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は3に記載のマスク基板の平坦度シミュレーションシステム。
  5. シミュレーションによって生成された前記マスク基板の平坦度が仕様に合うか否かを判断する手段を備えたことを特徴とする請求項1又は3に記載のマスク基板の平坦度シミュレーションシステム。
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