JP3946957B2 - 亜鉛および亜鉛合金電気めっき添加剤および電気めっき方法 - Google Patents
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Description
本発明は概して、水性アルカリめっき浴からの亜鉛および亜鉛合金の電着における改善と、かかる電着方法に使用する新規な添加剤に関する。
【0002】
例えば、亜鉛酸ナトリウムを主成分とする亜鉛および亜鉛合金の電着は長年知られている。付着物は粉末状および樹枝状であることから、単一の亜鉛酸ナトリウム電解質から商業上許容可能な付着物を生成することは不可能である。この理由から、シアン化物(明らかに環境問題である)、結晶調節用添加剤として作用するアミンのポリマーおよびエピクロロヒドリンなどの改善された付着物を形成する種々の添加剤が提案されている。高い金属濃度での亜鉛の制御されない付着を防ぐのが不可能であることから、これらのポリマーは相対的に低い濃度の亜鉛を有する浴での使用に限定される。また、これらの添加剤を用いた電気めっきプロセスは陰極効率が悪くなり、狭い光沢範囲、狭い操作窓を有する傾向があり、くぼみがある「焼け」を生成する傾向がある。さらに最近では、高い亜鉛濃度を用いることができる添加剤が提案されており、それによって、焼けおよびくぼみがかなり減少し、広い範囲の操作パラメータが可能である。さらに、添加剤によって優れた付着物分布が可能となる(つまり、特定の範囲においてその形状にかかわらず、めっきした物品全体にわたる付着物が均一であること)。これによって亜鉛の使用効率が最大になる。これらの添加剤は一般的に、ポリ第四級アミン化合物を主成分とし、米国特許第5435898号および米国特許第5405523号に記載されており、これらの特許では従来技術も考察されている。
【0003】
米国特許第5435898号には亜鉛および亜鉛合金の電着において添加剤として使用するポリマーが記述されており、そのポリマーは下記一般式を有し、
【0004】
【化5】
【0005】
式中、R1からR4は同じまたは異なってもよく、特に、メチル、エチル、またはイソプロピルであり、YはSまたはOであり、R5は(CH2)2−O−(CH2)2などのエーテル結合である。
【0006】
米国特許第5405523号の特許請求の範囲には、亜鉛合金電気めっき浴中の一般的な光沢剤としてウレイレン第四級アンモニウムポリマーが記載されている。好ましく、例示されるポリマーには下記一般式の単位が含まれ、
【0007】
【化6】
【0008】
式中、AはO、S、またはNであり、Rは特にメチル、エチル、またはイソプロピルであってもよい。好ましいポリマーにおいて、これらの単位は例えば、ビス(2−ハロエチル)エーテル、(ハロメチル)オキシラン、または2,2′−(エチレンジオキシ)−ハロゲン化ジエチルから誘導される単位により結合する。二塩化エチレンや二臭化エチレンなどの二ハロゲン化エチレンもまた提案されているが、例示されていない。
【0009】
さらに、既知の添加剤は、ドイツ特許第19509713号に記載されている二酸化硫黄を用いたジメチルジアリル塩化アンモニウムの重合に基づくポリカチオン組成物である。
【0010】
しかしながら、これらの方法の総陰極効率は低く、得られた付着物は光沢およびレベリングの点で満足のいくものではない。
【0011】
本発明は、亜鉛および亜鉛合金の電着の際に添加剤として使用する改善されたポリマーを提供する。特に、上記の従来技術におけるR5などのエーテルタイプの結合を避けることによって、続けて化成被覆を施すことも容易なより光沢のある付着物が得られることがわかっている。
【0012】
したがって、本発明は、改善された陰極効率および/または改善された光沢および/またはその後の処理に適したより安定性のある仕上げを提供する媒体中での様々な導電性基板への電着に関する。適切な基板には、鉄および鉄を主成分とするすべての基板(鉄合金と鋼どちらも含む)、アルミニウムおよびその合金、マグネシウムおよびその合金、銅およびその合金、ニッケルおよびその合金、亜鉛およびその合金が含まれる。アルミニウムおよびその合金と鉄を主成分とする基板が、特に好ましい基板であり、鋼が最も好ましい。
【0013】
最も広義には、本発明は、亜鉛および亜鉛合金の電着の際に添加剤として使用するポリマーおよびそのポリマーを用いる方法を提供するものであって、そのポリマーは、
(a)アミド官能基を含有するジ−第三級アミン、および
(b)アルキル基を含有するジ−第三級アミンの両方と
(c)ジハロアルカンとの反応によって得られ、ランダム共重合体を形成する。
【0014】
本発明は、ランダム共重合体を形成するために(a)アミド官能基を含有するジ−第三級アミンおよび(b)アルキル基を含有するジ−第三級アミンの両方と(c)ジハロアルカンの有効量の反応生成物と、亜鉛イオンの原料と、任意選択で複数の合金のうち1種類の添加金属イオンと、イオン可溶性を付与するキレート剤とからなる浴媒体から電着によって導電性基板を亜鉛または亜鉛合金で被覆する方法にも関するものである。
【0015】
本発明のポリマー中にアミド官能基を含有するジ−第三級アミン(a)は下記一般式を有し、
【0016】
【化7】
【0017】
式中、R′はC=OまたはO=C−(CH2)q−C=Oを表し、
qは2から6であり、
RはCH3またはC2H5であり、Rはそれぞれ同じまたは異なってもよく、
mは2から4である。
【0018】
式(1)の適切なジ−第三級アミンの例としては、N,N′−ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]尿素である。
【0019】
アルキル基を含有するジ−第三級アミン(b)は下記一般式を有し、
【0020】
【化8】
【0021】
式中、BはCgH2g+1であり、g=0または整数であり、B基はそれぞれ同じまたは異なり、f=0または整数であり、
R″はCH3またはC2H5であり、R″はそれぞれ同じまたは異なってもよい。したがって、アミン基はアルキル鎖部分に関して末端または枝分かれしている。しかしながら、下記一般式によって示すようにアミン基は末端であることが好ましく、
【0022】
【化9】
【0023】
式中、R″はCH3またはC2H5であり、R″はそれぞれ同じまたは異なってもよく、pは少なくとも2である。
【0024】
式(2)の適切なジ−第三級アミンの例として、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,3−プロパンジアミン、およびN,N,N′,N′−テトラメチル−1,3ブタンジアミンが含まれる。
【0025】
ジハロアルカン(c)は下記一般式によって表すことができ、
A−(CH2)n−A (4)
式中、Aはハロゲン原子、特に塩素または臭素を表し、最も好ましくは塩素であり、nは少なくとも2である。
【0026】
式(4)のジハロアルカンの例としては、1,4−ジクロロブタン、1,5−ジクロロペンタン、1,6−ジクロロヘキサン、および1,3−ジクロロブタンが含まれる。後者はハロゲン原子が末端部にのみ存在するジハロアルカンよりも有効でないポリマー添加剤をもたらすと考えられている。
【0027】
n(式(4))、p(式(3))、またはfおよびg(式(2))それぞれの上限は、得られるポリマーが電気めっき浴に可溶である必要性に応じて決定される。実用的な面では、高い値で不十分な溶解度のポリマーを生成することから、nおよびpの上限はそれぞれ約8であり、fは6を超えず、gは3を超えないと考えられる。
【0028】
本発明により得られたポリマー添加剤は次式によって表すことができ、
【0029】
【化10】
【0030】
式中、
0<x<1、
0<y<1、および
x+y=1であり、
zは少なくとも2である。
【0031】
実際には、nとpのどちらも値2を有し、またxが0の場合にはポリマーを生成することは困難である可能性がある。
【0032】
本発明のポリマー添加剤中に、アミド官能基を含有するジ−第三級アミン単位、およびアルキル基を含有するジ−第三級アミン単位が、それぞれ1つまたは複数が存在しなければならない。上述の単位がどちらも存在する場合、本発明のポリマーは、それぞれのジ−第三級アミン単位がランダムシーケンス(すべての場合において、ジハロアルカン残査によって結合している)で現れるランダム共重合体である。
【0033】
本発明のポリマーは、通常、分子量範囲のポリマー分子を含むため、zの絶対値は指定されない。個々のポリマー分子に対して、zは一般的に、少なくとも4から20であり、100以上であってもよい。
【0034】
また、式(1)および(2)から誘導されたジ−第三級アミン単位のポリマー中のモル比は、特定の特性を達成するために所望のようにそれぞれ選択することが可能である。したがって、y=0の場合のポリマーは良好な分布(均一な被覆)を有する大変光沢のある付着物を生成する亜鉛電着方法をもたらすが、陰極効率は所望のものほど高くない。xとyのどちらも0を超える場合のポリマーは、良好な陰極効率と共に、良好な光沢および良好な分布をもたらす。式(1)および(2)から誘導されたジ−第三級アミンのモル比は25:75から75:25の範囲であることが好ましい。50:50から75:25の比がさらに好ましく、62.5:37.5が最も好ましい。
【0035】
式(1)のジ−第三級アミンについては、R′はC=Oであることが好ましいが、R′がO=C−(CH2)q−C=Oである場合には、qは4から6であることが好ましい。さらに、Rは(R′に関係なく)CH3であることが特に好ましい。
【0036】
式(2)によって表されるジ−第三級アミンでは、R″はCH3であることが好ましく、fは式(3)におけるように2から4が好ましく、pは4から6であることが好ましい。
【0037】
式(4)のジハロアルカンについては、nが4から6の範囲であることが好ましい。
【0038】
以下の実施例および参考例のうち、実施例は本発明によるポリマーの調製技法を例示するものである。
【0039】
参考例1
N,N′−ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]尿素(15.0g)、1,4−ジクロロブタン(8.3g)、および水(23.3g)を還流冷却器、温度計、および攪拌器を備えた反応フラスコに入れる。反応プロセスが十分に完了するまで、反応物を攪拌し、加熱して還流する。4から5時間以上の還流が適切である。得られた液体を室温に冷却すると所望の生成物の水溶液が生じる。これらの実施例では、反応を100%完了することは達成できないことがあり、または必要ないこともあり、したがって還流時間はさまざまである。
【0040】
実施例2
N,N′−ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]尿素(6.3g)、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン(4.7g)、1,4−ジクロロブタン(6.9g)、および水(18.0g)を還流冷却器、温度計、および攪拌器を備えた反応フラスコに入れる。必要とされる反応完了度を達成するのに十分な時間、通常少なくとも5時間、反応物を攪拌し、加熱して還流する。得られた液体を室温に冷却すると所望の生成物の水溶液が生じる。
【0041】
参考例3
N,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン(10.0g)、1,5−ジクロロペンタン(8.1g)、および水(18.1g)を還流冷却器、温度計、および攪拌器を備えた反応フラスコに入れる。必要とされる反応完了度を達成するのに十分な時間、通常少なくとも7時間、反応物を攪拌し、加熱して還流する。得られた液体を室温に冷却すると所望の生成物の水溶液が生じる。
【0042】
実施例4
N,N′−ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]尿素(9.0g)、N,N,N′,N′−テトラメチル−1,3−プロパンジアミン(5.1g)、1,6−ジクロロヘキサン(12.1g)、および水(26.2g)を還流冷却器、温度計、および攪拌器を備えた反応フラスコに入れる。必要とされる反応完了度を達成するのに十分な時間、通常少なくとも8〜10時間、反応物を攪拌し、加熱して還流する。得られた液体を室温に冷却すると所望の生成物の水溶液が生じる。
【0043】
本発明によるポリマー添加剤は、それ自体に用いた場合に亜鉛または亜鉛合金電気めっきプロセスにおいて優れた結果をもたらすことができる。本発明のポリマー添加剤と以下の群に示されるような他の既知の添加剤を組み合わせることによっても他の利益が得られる。
【0044】
グループ1 本発明によるポリマー
グループ2 ケイ酸塩、酒石酸塩、グルコン酸塩、ヘプトン酸塩、または他のヒドロキシ酸から選択される添加剤
グループ3 N−ベンジルナイアシンおよび/または浴に可溶な芳香族アルデヒド、およびそれらの重亜硫酸塩付加物
グループ4 イミダゾール/エピハロヒドリンポリマーまたは他のアミン/エピハロヒドリンポリマー
それぞれの群からの1種類の化合物が、めっき浴媒体中に有効量で存在することが好ましい。
【0045】
以下の実施例および参考例は、亜鉛および亜鉛合金電気めっき媒体および本発明のポリマー添加剤(実施例)または本発明以外のポリマー添加剤(参考例)を用いた方法を例示するものである。以下の実施例および参考例は軟鋼、つまり鉄を主成分とする基板上で行われた電着の実験に関する。しかしながら、これらの実施例および参考例に記載されている手順は、アルミニウムおよびその合金、マグネシウムおよびその合金、銅およびその合金、ニッケルおよびその合金、亜鉛およびその合金上への電着にも同様に適したものである。
【0046】
参考例A
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。この電解質でハルセル試験を1Aで10分間行った。得られた付着物は黒く、粉末状であり、商業用としては適さなかった。参考例1で形成した生成物3ml/lを電解質に加えた。1Aのハルセル試験により、電流密度0.5から5A/dm2で半光沢の付着物が得られた。
【0047】
実施例B
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/lを加え、ハルセル試験を行った。電流密度0.1から4A/dm2で半光沢の付着物が得られた。
【0048】
参考例C
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。参考例3の生成物3ml/lを加え、ハルセル試験を行った。電流密度0.05から5A/dm2で光沢が乏しいが粒子の細かい付着物が得られた。
【0049】
実施例D
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例4の生成物3ml/lを加え、ハルセル試験を行った。電流密度0.1から4A/dm2で半光沢の付着物が得られた。
【0050】
実施例E
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(BASF社製 Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、N−ベンジルナイアシン0.05g/l、およびケイ酸ナトリウム8g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、ハルセルパネルの全電流密度範囲にわたって十分に明るい光沢のある付着物が生成した。このパネル上に得られた付着物の厚さは、上記のように調製された電解質から生成した比較パネルから得られた付着物よりも少なくとも25%厚かったが、実施例2の生成物の代わりに等しい濃度のMirapol WT(米国特許第5435898号に記載のポリマー)を用いることができる。
【0051】
実施例F
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、N−ベンジルナイアシン0.05g/l、および酒石酸ナトリウムカリウム1g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、ハルセルパネルの全電流密度範囲にわたって十分に明るい光沢のある付着物が生成した。
【0052】
参考例G
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。参考例3の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、N−ベンジルナイアシン0.05g/l、およびケイ酸ナトリウム8g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、電流密度範囲0.05から4A/dm2にわたって十分に明るい光沢のある付着物が生成した。
【0053】
実施例H
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/l、ヘプタン酸ナトリウム60g/l、および鉄100mg/lを含有する、亜鉛/鉄合金をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、およびN−ベンジルナイアシン0.05g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、ハルセルパネルの全電流密度範囲にわたって十分に明るい光沢のある付着物が生成した。クロム酸、硫酸、リン酸、および他の無機塩を含有するクロメーティング浴中でハルセルパネルを不動態化することによって、均一な黒い被覆が形成し、したがってハルセルパネル上に均一な鉄の共付着物を生成したことを示している。
【0054】
実施例I
亜鉛(金属として)12g/l、NaOH135g/l、ヘプタン酸ナトリウム60g/1、鉄50mg/l、およびコバルト80mg/lを含有する、亜鉛/コバルト/鉄合金をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、およびN−ベンジルナイアシン0.05g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、ハルセルパネルの全電流密度範囲にわたって十分に明るい光沢のある付着物が生成した。クロム酸、硫酸、リン酸、および他の無機塩を含有するクロメーティング浴中でハルセルパネルを不動態化することによって、均一な黒いコーティングが形成され、したがってハルセルパネル上にコバルトと鉄からなる均一な共付着物が生成したことを示している。続いて、エネルギー分散性X線回折によって付着物を分析した結果、電流密度の広範囲にわたってコバルト濃度0.4%を示した。
【0055】
実施例J
亜鉛(金属として)12g/lおよびNaOH135g/lを含有する、亜鉛をめっきするのに適した水性電解質を調製した。実施例2の生成物3ml/l、イミダゾール/エピクロロヒドリンポリマー(Lugalvan ES 9572)0.5ml/l、ベラトルアルデヒド(3,4−ジメトキシベンズアルデヒド)0.1g/l、および酒石酸ナトリウムカリウム1g/lを電解質に加えた。この電解質で1アンペアのハルセル試験を行い、ハルセルパネルの全電流密度範囲にわたって光沢はあるが、わずかに曇った付着物を生成した。
【0056】
さらに、本発明は、
(i)次式の第1のジ−第三級アミンであって、
【0057】
【化11】
【0058】
式中、R′はC=OまたはO=C−(CH2)q−C=Oであり、
qは2から6であり、
RはCH3またはC2H5を表し、Rはそれぞれ同じまたは異なってもよく、
mは2から4である第1のジ−第三級アミン、および
次式の第2のジ−第三級アミンであって、
【0059】
【化12】
【0060】
式中、BはCgH2g+1であり、g=0または整数であり、B基はそれぞれ同じまたは異なり、f=0または整数であり、
R″はCH3またはC2H5を表し、R″はそれぞれ同じまたは異なってもよい第2のジ−第三級アミンの両方を、
(ii)次式のジハロアルカンであって、
A−(CH2)n−A (4)
式中、Aはハロゲン原子を表し、nは少なくとも2であり、ただし、第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素または第二のジ−第三級アミンがN,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ジアミンヘキサンのときは、ジハロアルカンは1,4−ジクロロブタンではなく、または第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素のときは、1,6−ジブロモヘキサンではないジハロアルカンとの反応生成物を含む亜鉛または亜鉛合金電気めっき浴媒体用のポリマー添加剤に関する。
【0061】
さらに、本発明は、亜鉛および/または亜鉛合金を導電性基板に電着する方法にも関するものであり、その方法は基板を請求項18から24のいずれか一項に記載の浴媒体と接触させること、基板に亜鉛または亜鉛合金を電着することを含み、ただしアルミニウムまたはアルミニウム合金基板の場合において、第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素または第二のジ−第三級アミンがN,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ジアミンヘキサンのときはジハロアルカンは1,4−ジクロロブタンではなく、または第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素のときは1,6−ジブロモヘキサンではない。
Claims (29)
- (i)ジ−第三級アミンと、(ii)ジハロアルカンとの反応生成物を含むアルカリ亜鉛または亜鉛合金電気めっき浴媒体のためのポリマー添加剤であって、
前記(i)のジ−第三級アミンが、第一のジ−第三級アミンと第二のジ−第三級アミンの双方からなり、
前記第一のジ−第三級アミンが下記一般式(1):
qは2から6であり、
RはCH 3 またはC 2 H 5 を表し、Rはそれぞれ同じまたは異なってもよく、
mは2から4である。)
の構造を有し、
前記第二のジ−第三級アミンが下記の一般式(2):
R″はCH3またはC2H5であり、
R″はそれぞれ同じまたは異なってもよい。)
の構造を有し、
前記(ii)のジハロアルカンが下記の一般式(4):
A−(CH2)n−A (4)
( 式中、Aはハロゲン原子を表し、nは少なくとも2である。)
の構造を有することを特徴とするポリマー添加剤。 - R″はCH3であることを特徴とする請求項1に記載のポリマー添加剤。
- fは6を超えないおよび/またはgは3を超えないことを特徴とする請求項1または2に記載のポリマー添加剤。
- fは2から4であることを特徴とする請求項3に記載のポリマー添加剤。
- pは8を超えないことを特徴とする請求項5に記載のポリマー添加剤。
- pは4から6であることを特徴とする請求項5または6に記載のポリマー添加剤。
- 前記一般式(2)の第二のジ−第三級アミンがN,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンであることを特徴とする請求項1に記載のポリマー添加剤。
- 前記一般式(2)の第二のジ−第三級アミンがN,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンである場合には、ジハロアルカンは、1,4−ジクロロブタンではないことを特徴とする請求項1に記載のポリマー添加剤。
- 前記一般式(1)の第一のジ−第三級アミンおよび前記一般式(2)の第二のジ−第三級アミンから誘導された部分が25:75から75:25の比で存在することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- R′はO=C−(CH2)q−C=Oであり、qは4から6であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- 前記一般式(1)の第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(ジメチルアミノ)プロピル]尿素であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- 前記第一のジ−第三級アミンがN,N,′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素または前記第二のジ−第三級N,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンである場合には、ジハロアルカンは、1,4−ジクロロブタンではなく、また前記第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素の場合には、ジハロアルカンは1,6−ジブロモヘキサンではないことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- RはCH3であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- nは8を超えないことを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- 前記ジハロアルカンが1,4−ジクロロブタンであることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載のポリマー添加剤。
- 亜鉛イオンの原料と、合金の場合には合金化金属の添加金属イオンの原料と、イオン溶解性を付与する適切なキレート剤と、請求項1〜17のいずれかの有効量のポリマーとを含むことを特徴とする亜鉛または亜鉛合金を付着するための水性アルカリ亜鉛または亜鉛合金浴媒体。
- 前記合金化金属が鉄、コバルト、およびニッケルのうちの1つまたは複数であることを特徴とする請求項18に記載の浴媒体。
- 前記亜鉛が亜鉛酸ナトリウムまたは亜鉛酸カリウムとして存在することを特徴とする請求項18または19に記載の浴媒体。
- 前記亜鉛が5から35g/lの量(亜鉛金属として表す場合)で存在することを特徴とする請求項18〜20のいずれかに記載の浴媒体。
- 前記アルカリ度が50から200g/lの量の水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムによって与えられることを特徴とする請求項18から21のいずれかに記載の浴媒体。
- 前記ポリマー添加剤が0.5から5g/lの量で存在することを特徴とする請求項22に記載の浴媒体。
- A:ケイ酸塩と、
B:グルコン酸塩、ヘプトン酸塩および酒石酸塩と、
C:N−ベンジルナイアシンと、
D:芳香族アルデヒドおよびその重亜硫酸塩付加物と、
E:アミン/エピハロヒドリンポリマーと
を含む群から選択される有効量の1種または複数種の追加添加剤をさらに含むことを特徴とする請求項18から23のいずれかに記載の浴媒体。 - 請求項18〜24のいずれかの浴媒体と基板を接触させること、および基板に亜鉛または亜鉛合金を電着することを含むことを特徴とする導電性基板に亜鉛および/または亜鉛合金を電着する方法。
- 前記導電性基板がアルミニウムおよびその合金、鉄を主成分とする基板、マグネシウムおよびその合金、銅およびその合金、ニッケルおよびその合金、亜鉛およびその合金を含む群から選択されることを特徴とする請求項25に記載の方法。
- 前記導電性基板が鋼であることを特徴とする請求項26に記載の方法。
- 亜鉛または亜鉛合金を電着するための方法であって、請求項1〜17のいずれかのポリマーを、亜鉛または亜鉛合金水性浴媒体中に添加することを特徴とする方法。
- 請求項18〜24のいずれかの浴媒体と基板を接触させること、基板に亜鉛または亜鉛合金を電着することを含み、アルミニウムまたはアルミニウム合金基板の場合において、前記第一のジ−第三級アミンがN,N,′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素または前記第二のジ−第三級N,N,N′,N′−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミンの場合には、ジハロアルカンは1,4−ジクロロブタンではなく、また前記第一のジ−第三級アミンがN,N′−ビス[3−(アミノジメチル)プロピル]尿素の場合には、ジハロアルカンは1,6−ジブロモヘキサンではないことを特徴とする導電性基板に亜鉛および/または亜鉛合金を電着する方法。
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