JP3946799B2 - ネットワークフォローシステム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークフォローシステムに関し、より詳細には、ナビゲーションシステムに装備された位置情報を計測する計測手段を利用するネットワークフォローシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記計測手段を利用するネットワークフォローシステムを備えた車載用テレビ及び/又はラジオ受信機を搭載した車両で走行中に、データテーブルに記憶されている受信中の放送局のサービスエリアから外れると、現在位置情報とサービスエリアに基づく検索により、同一内容を放送している系列局への遷移が行なわれる。
【0003】
図10は、上記したフォローが行なわれるテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
【0004】
図中1、2、3はそれぞれ系列局のP放送局、Q放送局、R放送局を示しており、図中1’、2’、3’はそれぞれの放送局のサービスエリアを示している。いま、テレビ受信機を搭載した車両4がA地点からD地点へ向かって走行しているとする。出発したA地点はサービスエリア1’内なので、A地点ではP放送局からの電波を受信しており、B地点にてサービスエリア1’から外れ(区間▲1▼)、サービスエリア2’に入ると、Q放送局からの電波を受信するようになり、これはC地点を通過するまで続く(区間▲2▼)。C地点を車両4が通過するときも、B地点を通過したときと同様のことが行なわれて、Q放送局からR放送局への切り換えが行なわれ、R放送局からの電波を受信するようになる(区間▲3▼)。
【0005】
また、例えばRDS(ラジオデータシステム)のように受信局周波数以外に同一放送内容の他局リストを受信放送局より受信して、電界強度が低下すると、前記リストを検索して他放送局を受信して、同一放送内容を維持させるものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のフォローにおいては、受信状態の良否に関わらず、現在位置情報とサービスエリアにより放送局が選局されるので、受信状態が良好であったとしてもサービスエリアから外れると、同一内容を放送している系列局への遷移が行なわれ、遷移した結果、むしろ受信状態が低下してしまうことがあるという課題がある。また、地形などの影響により受信状態が悪い場合であったとしても、サービスエリア内では系列局への遷移が行なわれず、受信状態が悪い状態のままになってしまうことがあるという課題がある。
【0007】
また、電界強度の強弱に基づいてネットワークフォローする場合、しきい値が設定されており、例えばステレオでは受信状態が悪くても、モノラルでは良好ということもあり、電界強度がしきい値以下になったとしても、そのまま受信局を維持する方が使用者の所望の形態であるにも関わらず、放送局を遷移させてしまうことがあるという課題がある。
【0008】
また、RDSにおいては、受信局が同一放送内容の他局リストを発信していなければフォローできないという課題がある。
【0009】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、放送局からのリスト情報がなくてもフォローでき、またサービスエリアから外れたとしても受信状態が良好であれば放送局を遷移させず、サービスエリア内であったとしても地形などの影響により受信状態が悪い場合には遷移を行なうことができるネットワークフォローシステムを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係るネットワークフォローシステム(1)は、プリセットメモリにメモリされている情報に基づいて、系列放送局への遷移を行なうネットワークフォローシステムにおいて、プリセット地点の位置情報を前記プリセットメモリにメモリすると共に、前記プリセット地点の位置情報に対応づけて、前記プリセット地点の位置情報に基づいて計測される、前記プリセット地点と受信電波が発信される位置との距離をサービスエリア半径として、前記プリセットメモリにメモリするように構成され、現在位置から所定距離以下となるプリセット地点が前記プリセットメモリにメモリされているか否かを判断し、
現在位置から前記所定距離以下となるプリセット地点が前記プリセットメモリにメモリされていると判断した場合、現在位置と受信電波が発信されている位置との距離、及び前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径に基づいて、現在位置に対応した系列放送局への遷移を行なう受信制御手段を備え、該受信制御手段は、現在位置と受信している放送局との距離が前記サービスエリア半径を超えている場合、現在位置に対応した系列放送局への遷移を行なうことを特徴とするネットワークフォローシステム。
【0011】
上記したネットワークフォローシステム(1)によれば、プリセット地点(例えば、使用者によりプリセット操作された地点)の位置情報が前記プリセットメモリにメモリされると共に、前記プリセット地点の位置情報に対応付けて、前記プリセット地点と受信電波が発信される位置(放送局)との距離がサービスエリア半径として、前記プリセットメモリにメモリされる。すなわち、使用者による受信状態の認知の結果などに基づいて設定されたサービスエリア半径が、前記プリセット地点の位置情報に対応付けて、前記プリセットメモリにメモリされることになる。
また、上記したネットワークフォローシステム(1)によれば、現在位置から所定距離以下となるプリセット地点が前記プリセットメモリにメモリされていると判断され、現在位置と受信電波が発信されている位置(放送局)との距離、及び前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径に基づき、
前記距離が前記サービスエリア半径を超えていると判断された場合(すなわち、受信状態が良好なエリアから外れてしまった場合)、系列放送局への遷移が行なわれる。
上記したように、前記プリセットメモリにメモリされる前記サービスエリア半径(すなわち、受信状態が良好なエリアを決定する要素)は、例えば、使用者による受信状態の認知の結果に基づいて設定されるので、プリセット時と略同じルートを走行するのであれば、良好な受信状態が保証される。
従って、サービスエリアから外れたとしても受信状態が良好であれば、放送局を遷移させずに、そのまま受信させつづけることができ、またサービスエリア内であったとしても地形などの影響により受信状態が悪い場合には遷移させることができる。また、略同じルートを頻繁に利用する場合に非常に効果的であり、通勤の際などに利用するには最適である。
【0012】
また、必要な地域だけをメモリすればよいので、予めサービスエリアと系列局ネットの関係等を示すデータテーブルを備えている場合と比較して、メモリ容量が少なくてすむ。
ところで、上記したように、プリセット時と略同じルートを走行する場合(すなわち、プリセット地点付近を走行する場合)には、非常に効果的ではあるが、
プリセット地点から大きく離れた場合、あまり効果的とは言えない。
上記したネットワークフォローシステム()によれば、前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径に基づく系列放送局への遷移が、
現在位置とプリセット地点との距離が前記所定距離以下の場合(すなわち、プリセット地点から大きく離れていない場合)に行なわれる。従って、その効果が大きく発揮される場合に限り、前記遷移が行なわれるようにすることができる。
【0013】
また、本発明に係るネットワークフォローシステム()は、上記ネットワークフォローシステム()において、受信電波の電界強度を検出する電界強度検出手段で検出された電波の電界強度レベルに応じて、前記サービスエリア半径を自動的に前記プリセットメモリにメモリする自動プリセット制御手段を備えていることを特徴している。
【0014】
上記したネットワークフォローシステム()によれば、電界強度レベルに応じて、前記サービスエリア半径が自動的に前記プリセットメモリにメモリされる(すなわち、電界強度レベルに応じて、自動的にプリセットされる)ので、使用者の所望の受信状態と一致させることができないこともあるが、良好な受信状態は保証される。また、受信状態が低下する度に、使用者がプリセット操作する手間を省くことができる。
【0015】
また、本発明に係るネットワークフォローシステム()は、上記ネットワークフォローシステム(1)又は(2)において、前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径を使用者が調整するための調整手段を備えていることを特徴としている。
【0016】
上記したネットワークフォローシステム()によれば、使用者が前記サービスエリア半径を任意に調整し、メモリし直すことができるので、プリセットの作業を何度もせずに簡単な調整という作業で、使用者がより所望するネットワークフォローの形態にすることができる。また、電界強度レベルに応じてプリセットするしきい値がステレオ受信を基準として設定されている場合には、ステレオでの受信状態によりプリセットされるが、ステレオでは受信状態が悪くてもモノラルでは良好であることもあり、放送局を遷移させない方がむしろ使用者の所望の形態である場合に、それを調整という作業により達成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るネットワークフォローシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態(1)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【0019】
図中16は、プリセット制御手段を示しており、プリセット制御手段16の出力側はテレビ及び/又はラジオ用の受信回路12、ナビゲーションシステムに装備された自車位置を計測する計測手段14、サービスエリア半径等を演算する演算手段15のそれぞれの入力側に接続されている。また、計測手段14の出力側は、受信回路12における同調周波数を制御する受信制御手段11、プリセットメモリ13、演算手段15のそれぞれの入力側に接続されている。また受信回路12、演算手段15の出力側はプリセットメモリ13のそれぞれの入力側に接続されており、プリセットメモリ13の出力側は受信制御手段11の他方の入力側に接続されている。また、受信制御手段11の出力側は受信回路12に接続され、受信回路12にはアンテナ12aが接続されている。
【0020】
図2は、本発明の実施の形態(1)におけるプリセットメモリ13のメモリ形態を示した概略図であり、図2を用いてプリセット制御手段16の動作を説明する。但し、説明を簡易にするためにテレビ受信機を搭載した車両が大阪から姫路までを走行中、NHK(日本放送協会)から発信される電波を受信している場合を想定している。
【0021】
〔1〕大阪でNHKを2CH(チャンネル)で受信しているときに、使用者によりプリセット操作されると、2CHをプリセットメモリ13のチャンネル1−Aにメモリする。
【0022】
〔2〕プリセット地点(使用者によりプリセット操作された地点)の現在位置情報を計測手段14より取り込んで、前記位置情報をチャンネル1−Aにメモリする。
【0023】
〔3〕該位置情報と2CHの周波数帯の電波を発信しているNHKの位置とから、サービスエリア半径を演算手段15にて算出させ、該サービスエリア半径をチャンネル1−Aにメモリする。
【0024】
〔4〕明石に入り、2CHによる受信状態が低下し、使用者により受信回路12のチューナ部調整されて28CHを受信するようになり、プリセット操作されると、28CHをプリセットメモリ13のチャンネル1−Bにメモリする。
【0025】
〔5〕同様に、プリセット地点(使用者によりプリセット操作された地点)の現在位置情報とサービスエリア半径をチャンネル1−にメモリする。
【0026】
〔6〕姫路に入り、28CHによる受信状態が低下し、使用者により受信回路12のチューナ部調整されて49CHを受信するようになり、プリセット操作されると、49CHをチャンネル1−Cにメモリする。
【0027】
〔7〕同様に、プリセット地点(使用者によりプリセット操作された地点)の現在位置情報とサービスエリア半径をチャンネル1−にメモリする。
上記した〔1〕〜〔7〕から明らかなように、プリセット制御手段16でなされる処理(プリセット)は、チャンネル(周波数)に対応づけて、使用者によりプリセット操作された地点(プリセット地点)の位置情報とサービスエリア半径とをプリセットメモリ13にメモリすることである。
【0028】
図3は、上記したプリセットが行なわれる際のテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
図中1、2、3はそれぞれ系列局のP放送局、Q放送局、R放送局を示しており、図中1’、2’、3’はそれぞれの放送局のサービスエリアを示している。
いま、テレビ受信機を備えた車両4がA地点からD地点へ向かって走行しているとする。出発したA地点はサービスエリア1’内なので、P放送局からの電波を受信しており、B地点にてサービスエリア1’から外れたが、受信状態は良好なので受信局を変更せずに、そのまま走行している。B’地点にて受信状態が低下したので、Q放送局からの電波を受信するようにし、プリセットする(区間▲1▼’)。次にC’地点にてサービスエリア2’内であるが、受信状態が低下したので、R放送局からの電波を受信するようにし、プリセットする(区間▲2▼’)。そして、D地点まで、R放送局からの受信は続く(区間▲3▼’)。
【0029】
次に、上記プリセットが行なわれた受信制御手段11の動作を図4に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、説明を容易にするためにテレビ受信機を備えている車両が走行中、NHKから発信される電波を受信している場合を想定している。
【0030】
まずステップ1において、計測手段14から現在位置情報を取り込んで、次にステップ2において、プリセットメモリ13のチャンネルn(NHKの周波数がメモリされているチャンネル、例えば、チャンネル1)にメモリされている位置情報と現在位置との距離が所定距離以下となる位置情報がメモリされているか否か(例えば、チャンネル1−A、チャンネル1−B、…のいずれかにメモリされているか否か)を判断する。
この判断は、使用者の頻繁に利用するルートに基づいてメモリされているので、前記ルートよりも大きく離れている場合には効果的ではなく、効果的な所定距離以下の場合だけを対象とするために行なわれる。なお、チャンネル1は、チャンネル1−A、チャンネル1−Bなどを総括する表現であり、チャンネルnは、チャンネルn−A、チャンネルn−Bなどを総括する表現である。
【0031】
メモリされていると判断されれば、ステップ3に移り、一方、メモリされていないと判断されれば、ステップ1に戻る。
【0032】
ステップ3では、演算手段15から算出された現在位置と受信している放送局との距離を取り込んで、次にステップ4において、前記距離がプリセットメモリ13のチャンネルn−m(NHKの周波数及び現在位置との距離が所定距離以下となる位置情報がメモリされているチャンネルであり、受信している放送局のサービスエリア半径がメモリされているチャンネル、例えば、チャンネル1−A、1−B、…のいずれか)にメモリされているサービスエリア半径を超えているか否かを判断する。超えていれば、ステップ5に移り、チャンネルn−m(NHKの周波数がメモリされているチャンネル、例えば、チャンネル1−A、チャンネル1−B、…のいずれか)にメモリされている周波数を受信回路12に出力し、前記周波数の放送局への遷移を行なう。一方、超えていなければ、ステップ1に戻る。なお、チャンネル1−mは、チャンネル1−A、チャンネル1−B、…のいずれかを示し、チャンネルn−mは、チャンネルn−A、チャンネルn−B、…のいずれかを示している。
【0033】
図5は、上記したフォローが行なわれる際のテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
図中1、2、3はそれぞれ系列局のP放送局、Q放送局、R放送局を示しており、図中1’、2’、3’はそれぞれの放送局のサービスエリアを示している。
いま、テレビ受信機を備えた車両4がA地点からD地点へ向かって走行しているとする。出発したA地点はサービスエリア1’内なので、P放送局からの電波を受信しており(区間▲1▼”)、B”地点にてサービスエリア半径21を超えると、Q放送局からの電波を受信するようになり、これはC”地点を通過するまで続く(区間▲2▼”)。C”地点を車両4が通過するときも、B”地点を通過したときと同様のことが行なわれて、Q放送局からR放送局への切り換えが行なわれ、R放送局からの電波を受信するようになる(区間▲3▼”)。
【0034】
但し、B”地点、C”地点はそれぞれB’地点、C’地点からの距離が所定距離以下となる円弧21’、22’上の地点である。
【0035】
本実施の形態(1)に係るネットワークフォローシステムによれば、計測手段14により計測された現在位置と、演算手段15により算出された現在位置と受信している放送局との距離と、プリセットメモリ13にメモリされている位置情報及びサービスエリア半径とに基づく検索とにより、現在位置に対応した系列局をプリセットメモリ13から読み出して受信しネットワークフォローする場合、通常使用者が受信状態を認知して既にプリセットしてあるので、プリセット時と略同じルートであれば、良好な受信状態が保証され、サービスエリアが変わる度に受信局を使用者が選択する手間を省くことができる。また、通常の放送局からの距離に基づいて一律に設定されたサービスエリアから外れたとしても受信状態が良好であれば、放送局を遷移させずに、そのまま受信させつづけることができ、また前記サービスエリア内であったとしても地形などの影響により受信状態が悪い場合には遷移させることができる。また、略同じルートを頻繁に利用する場合に非常に効果的であり、通勤の際などに利用するには最適である。
【0036】
また、必要な地域だけをメモリすればよいので、予めサービスエリアと系列局ネットの関係等を示すデータテーブルを備えている場合と比較して、メモリ容量が少なくてすむ。
【0037】
図6は、本発明の実施の形態(2)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
図中17は、プリセット制御手段16(図1)とは異なり、使用者によるプリセット操作がなくても、受信電波の電界強度レベルに応じて自動的にプリセットし得る自動プリセット制御手段を示しており、自動プリセット制御手段17の出力側はテレビ及び/又はラジオ用の受信回路12、計測手段14、演算手段15のそれぞれの入力側に接続されている。受信回路12の一方の出力側は、電界強度検出手段18の入力側に接続されており、電界強度検出手段18の出力側は自動プリセット制御手段17に接続されている。受信回路12の他方の出力側は、
プリセットメモリ13の一方の入力側に接続され、演算手段15の出力側は、プリセットメモリ13、受信制御手段11のそれぞれの入力側に接続されている。
計測手段14の出力側は、受信制御手段11、プリセットメモリ13、演算手段15のそれぞれの入力側に接続されている。プリセットメモリ13の出力側は、
受信制御手段11の他方の入力側に接続され、受信制御手段11の出力側は、受信回路12に接続され、受信回路12にはアンテナ12aが接続されている。
【0038】
本発明の実施の形態(2)におけるテレビ用及び/又はラジオ用電波の電界強度検出手段18の動作を図7に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0039】
まず、ステップ6において、受信回路12より電界強度の出力レベルを取り込んで、次にステップ7において、前記出力レベルが所定値以下であるか否かを判断する。所定値以下であれば、ステップ8に移り、自動プリセット制御手段17にプリセットONの信号を出力する。一方、所定値以下でなければ、ステップ6に戻る。この自動プリセット動作は使用者によるプリセット操作が既に行なわれている場合には行なわれない(使用者による実施の形態(1)に係るプリセットが優先される)。
電界強度検出手段18から出力されるプリセットONの信号が自動プリセット制御手段17で受信されると、図2に示したプリセット制御手段16と同様に、
自動プリセット制御手段17によって、その時の位置情報(すなわち、プリセット地点の位置情報)に対応づけて、サービスエリア半径がプリセットメモリ13にメモリされることになる。
【0040】
本実施の形態(2)に係るネットワークフォローシステムによれば、使用者によるプリセット操作が行なわれていない場合には電界強度レベルに応じて自動的にプリセットされるので、使用者の所望の受信状態と一致させることができないこともあるが、良好な受信状態が保証される。また、受信状態が低下する度に、
使用者がプリセット操作する手間を省くことができる。
【0041】
図8は、本発明の実施の形態(3)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【0042】
図中19は調整手段を示しており、アップ、ダウンのスイッチ19a、19bが形成されている調整手段19の出力側は、プリセットメモリ13の入力側に接続されている。他の構成は実施の形態(1)の場合と同様なので、ここではその他の部分の説明を省略する。
【0043】
実施の形態(3)に係るネットワークフォローシステムでは使用者がアップ、ダウンのスイッチ19a、19bを操作することにより、前記サービスエリア半径を調整することができる。
【0044】
本実施の形態(3)に係るネットワークフォローシステムによれば、使用者がアップ、ダウンのスイッチ19a、19bを操作することにより、プリセットメモリ13にメモリされているサービスエリア半径を任意に調整し、メモリし直すことができるので、プリセットの作業を何度もせずに、簡単な調整という作業でより所望のネットワークフォロー形態にすることができる。
【0045】
図9は、本発明の実施の形態(4)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【0046】
図中19は調整手段を示しており、アップ、ダウンのスイッチ19a、19bが形成されている調整手段19の出力側は、プリセットメモリ13、自動プリセット制御手段17のそれぞれの入力側に接続されている。他の構成は実施の形態(2)の場合と同様なので、ここではその他の部分の説明を省略する。
【0047】
使用者がアップ、ダウンのスイッチ19a、19bを操作することにより、前記サービスエリア半径を調整することができる。
【0048】
本実施の形態(4)に係るネットワークフォローシステムによれば、使用者がアップ、ダウンのスイッチ19a、19bを操作することにより、プリセットメモリ13にメモリされているサービスエリア半径を任意に調整し、メモリし直すことができるので、プリセットの作業を何度もせずに、簡単な調整という作業でより所望のネットワークフォロー形態にすることができる。
【0049】
また、電界強度レベルに応じてプリセットするしきい値がステレオ受信を基準として設定されている場合には、ステレオでの受信状態によりプリセットされるが、ステレオでは受信状態が悪くてもモノラルでは良好であることもあり、放送局を遷移させない方がむしろ使用者の所望の形態である場合に、それを調整という作業により達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)におけるプリセットメモリのメモリ形態を示した概略図である。
【図3】実施の形態(1)において、プリセットが行なわれる際のテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
【図4】実施の形態(1)における受信制御手段の動作を示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(1)において、フォローが行なわれる際のテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
【図6】実施の形態(2)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図7】実施の形態(2)におけるテレビ用及び/又はラジオ用の電界強度検出手段の動作を示したフローチャートである。
【図8】実施の形態(3)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図9】実施の形態(4)に係るネットワークフォローシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図10】従来において、フォローが行なわれる際のテレビ受信機の動作を説明するために示した概略図である。
【符号の説明】
1、2、3 放送局
1’、2’、3’ サービスエリア
4 車両
19 調整手段
19a、19b スイッチ
21、22 サービスエリア半径
21’、22’ 円弧

Claims (3)

  1. プリセットメモリにメモリされている情報に基づいて、系列放送局への遷移を行なうネットワークフォローシステムにおいて、
    プリセット地点の位置情報を前記プリセットメモリにメモリすると共に、
    前記プリセット地点の位置情報に対応づけて、前記プリセット地点の位置情報に基づいて計測される、前記プリセット地点と受信電波が発信される位置との距離をサービスエリア半径として、前記プリセットメモリにメモリするように構成され、
    現在位置から所定距離以下となるプリセット地点が前記プリセットメモリにメモリされているか否かを判断し、
    現在位置から前記所定距離以下となるプリセット地点が前記プリセットメモリにメモリされていると判断した場合、現在位置と受信電波が発信されている位置との距離、及び前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径に基づいて、現在位置に対応した系列放送局への遷移を行なう受信制御手段を備え
    該受信制御手段は、現在位置と受信している放送局との距離が前記サービスエリア半径を超えている場合、現在位置に対応した系列放送局への遷移を行なうことを特徴とするネットワークフォローシステム。
  2. 受信電波の電界強度を検出する電界強度検出手段で検出された電波の電界強度レベルに応じて、前記サービスエリア半径を自動的に前記プリセットメモリにメモリする自動プリセット制御手段を備えていることを特徴とする請求項記載のネットワークフォローシステム。
  3. 前記プリセットメモリにメモリされている前記サービスエリア半径を使用者が調整するための調整手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のネットワークフォローシステム。
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