JP3946791B2 - 遊戯機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示順を繰り返しながら順次前記表示部に表示する表示コントローラを有し、特定の図柄が揃うことによって特別な遊戯価値が付与される遊戯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ、スロットマシン等の遊戯機では、表示内容が予め定められた順序を繰り返すように変化する表示装置が設けられている。この表示装置は、縦横にマス状に配列されており、列又は対角線等、予め定められた複数の表示が、特定の表示組み合わせとなったとき(例えば、3×3のマトリクスのいずれかの行の3個の表示が全て”7”「777」となったとき等)、特別の遊戯価値(所謂当たり)を付与するように構成されている。
【0003】
上記表示装置の一般的な構造は、縦3列が独立した表示形態となっており、表示内容がそれぞれ無端帯状であり、それぞれが一度に縦方向に連続する3個の表示内容を表示することにより、合計9個の表示内容がマトリクス状に配列されるようになっている。
【0004】
3列がそれぞれ独立して表示内容を変化させるため、停止状態では様々な組み合わせとなる。ここで、各表示装置の表示順を設定することにより、所定の確率で前記特別の遊戯価値を付与することができる。
【0005】
なお、表示装置の表示形態としては、前述した3×3マトリクスの9分割表示の他、縦2×横3の6分割表示、4×3の12分割表示等があり、所謂当たりラインも自由に設定することができる。
【0006】
ところが上記従来構造では、所謂当たりラインがありきたり(直線で結ばれた行、列、対角線)であり、遊戯者にとって当たりバリエーションが慢性化して、確率の低いと誤解する場合がある。このため、直線以外の組み合わせバリエーションを設定することが考えられるが(一例として、特開平6−218107号公報参照)、何ら連続性等関連のないものの組み合わせを設定したのでは、遊戯者には分かり難く、却って不具合が生じることになる。
【0007】
これを解消するために、上記先行技術では、表示組み合わせを線で結ばず、枠で設定することも提案されている。これによれば、例えば、6個の表示部を三角形(一辺が3個の表示部となる正三角形)に配列し、直線に限らず、例えば隣接する3個の表示部が特定の組み合わせ表示となれば、所謂当たりとしている。なお、この先行技術の当たり表示の形態は、3個の表示部の位置関係が線対照となるように選択する、ということができる。また、この先行技術では、枠で囲まれた4個の表示部が特別の表示組み合わせとなった場合には、所謂大当たりとしている。
【0008】
このように、単に直線ではなく、その他のバリエーションでの表示による当たりを期待することができ、変化に富んだ面白みのあるものとすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術では、選択された表示部に連続性のないものも含まれ(線対照ということでは関連性はあるが)、遊戯者にとっては、他の不連続の組み合わせでの当たりもあるのではないかと、淡い期待を持たせてしまう結果となり、好ましくない。
【0010】
また、上記従来技術では、各表示部がそれぞればらばらに表示されるのか、いくつかの組で表示内容を変化させているのかが不明であり、逆に全てを独立した表示としなければ、当たり組み合わせ(パターン)間で当たりの確率が異なってしまい、却って遊戯者に違和感を与える結果となる。
【0011】
また、全てを独立した表示とした場合には、装置構成が複雑となり、部品点数が増加し、組付け時の作業性を低下させることになる。
【0012】
本発明は上記事実を考慮し、それぞれの当たりパターンでの当たりの確率に偏りを設けることなく、かつ簡単な構造で当たりパターンのバリエーションを増加させ、遊戯者にとって変化に富んだ面白みのあるものとすることができる遊戯機を得ることが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、六角形の各頂点位置に配置された6個の表示部と、前記表示部の内、対向する頂点位置に配置された2個の表示部をそれぞれ制御する3個の表示コントローラと、を備え、前記6個の表示部の表示結果に基づいて、隣り合う3個の表示部の図柄を予め定められた特定の図柄と比較して、一致した場合に所定の遊戯価値を付与することを特徴としている。
【0014】
請求項1に記載の発明によれば、対向する頂点位置に配置された表示部を表示コントローラにより制御するので、隣り合う表示部は全て異なる表示コントローラにより制御される表示部となる。
【0015】
このため、これらの表示部に、隣り合う3個の表示部の図柄により遊技の当たり/外れを報知するための図柄を表示する場合、同数の表示部をマトリクス状に並べる従来の構成に比べ、図柄が揃う位置の数が増加し、その分パターンのバリエーションを増加させ、遊戯者にとって変化に富んだ面白みのあるものとすることができる。
【0016】
また、隣り合う表示部が全て異なる表示コントローラにより制御される表示部となるため、当たりの確率が偏ることもない。
【0019】
請求項2に記載の発明は、前記表示コントローラは、前記対向する頂点位置に配置された表示部に、予め定められた図柄表示順の連続する図柄をそれぞれ表示することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、表示部の組み合わせによる表示形態を当たりの確率の偏りなく、当たりパターンのバリエーションを増加させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係るパチンコ機の遊戯盤面10が示されている。この遊戯盤面10における円弧状のレール12で囲まれた領域が遊戯領域であるゲージ部14とされている。
【0021】
ゲージ部14には、全面にわたって複数の釘16が打ち込まれ(図1では主要な釘16のみを図示)、レール12を通って打ち出されたパチンコ玉が、この釘に当たって跳ねたり、釘16によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘16の他、ゲージ部14に向かって左右対照の位置には、風車18が取付けられており、パチンコ玉を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
【0022】
さらに、このゲージ部14には、複数の位置に入賞口20が設けられ、この入賞口20にパチンコ玉が入ることにより、所定数のパチンコ玉が遊戯者に供給されるようになっている。一般に1個のパチンコ玉が入賞することにより、その10〜20倍のパチンコ玉が返却されるようになっており、入賞口20にパチンコ玉が入れば入る程、遊戯者に戻されるパチンコ玉が増加することになる。
【0023】
このようなゲージ部14は、ほぼ左右対称形とされ、その中央部には、電動役物ユニット22が配置され、その表示部24が露出されている。この表示部24の下方には、電動役物を始動するための始動入賞口26が設けられている。なお、始動入賞口26は、前記通常の入賞口20に対して、戻されるパチンコ玉数は少ないが(約半数)、その代わりに電動役物を始動させることができるようになっている。なお、この電動役物の動作内容については後述する。
【0024】
始動入賞口26のさらに下方には、大入賞口28が配置され、前記電動役物ユニット22での、所謂当たり表示の状態で所定時間開放され、大量のパチンコ玉を入賞させることができる構成となっている。従って、大入賞口28が開放された場合には、短時間で大量のパチンコ玉を得ることができる。
【0025】
図2には、電動役物ユニット22の表示部24の拡大図が示されている。
表示部24は、6個の図柄表示面30によって構成され、それぞれの図柄表示面30は、正六角形の頂点位置に配置され、それぞれ両側に他の図柄表示面30が位置する、所謂ループ状とされ、以下、別々に説明する際には、時計方向回りに、12時の位置から順に図柄表示面30A、30B・・・30Fという。
【0026】
図3に示される如く、表示部24の裏面側には、この表示部24を制御(図柄点灯を制御)するための制御部32が設けられている。すなわち、本実施の形態では、表示部24の各図柄表示面30に、電気的に図柄を表示させる構成となっている。
【0027】
制御部32は、3個の表示コントローラ34を備えており、各表示コントローラ34で2個の図柄表示面30を制御している。すなわち、表示部24は、対角線同士となる図柄表示面30Aと30D(図2のIVAに対応)、30Bと30E(図2のIVBに対応)、30Cと30F(図2のIVCに対応)に分類され、それぞれ異なる表示コントローラ34によって表示制御されるようになっている。
【0028】
制御部32は、マイクロコンピュータ36を含んで構成されており、このマイクロコンピュータ36は、CPU38、RAM40、ROM42、入出力ポート44及びこれらを接続するデータバスやコントロールバス等のバス46で構成されている。
【0029】
入出力ポート44には、前記3個の表示コントローラ34が接続されている。また、入出力ポート44には、始動入賞口26にパチンコ玉が入ったことを検出する始動センサ48が接続され、始動センサ48で始動入賞口26にパチンコ玉が入ったことを検出することにより、CPU38では、表示部24の各図柄表示面30の表示制御を実行するようになっている。また、入出力ポート44には、大入賞口28の開閉駆動する開閉ドライバ50、始動センサ48の検出回数をカウントするカウンタ(本実施の形態では4が最大)52、後述する3個の図柄の組み合わせの内、2個が揃ったときに”リーチ”であることを表示部24(図柄表示面30以外の場所)に表示するリーチ表示ドライバ54、当たりの際に表示部24の装飾(電飾)を点灯動作させる当たり制御ドライバ56が接続されている。
【0030】
表示コントローラ34は、予め定められた図柄表示順(図4参照)に従って、図柄を図柄表示面30に表示する役目を有しており、図4に示す図柄の帯を繰り返し表示するようになっている。また、その表示結果は、逐次、マルチプレクサ(MPX)57を介して入出力ポート44へ供給されるようになっている。
【0031】
RAM40には、予め特別の図柄の組み合わせが複数種記憶されており、CPU38では、実際に表示される図柄の組み合わせとこの記憶された図柄の組み合わせとを比較すると共に、比較の結果(一致か不一致か)を判定するようになっている。
【0032】
ここで、CPU38では、一致したと判定すると、前記開閉ドライバ50を制御して、大入賞口28を所定時間開放するようになっている。
【0033】
ここで、前記表示部24において、2個づつに分類された図柄表示面30は、予め定められた図柄表示順の連続する2図柄を表示するようになっている。 本実施の形態では、連続する3個の図柄表示面30の図柄の組み合わせを所謂当たりの判断基準としている。ここで、6通りある図柄の組み合わせを当たりの判断基準とすることができ、マトリクス状(同じ6個表示であれば、縦2×横3)に並べられた当たり判断基準(横1列が2か所)の数よりも多いことから、当たりパターンのバリエーションを増加したことになり、遊戯者にとって変化に富んだ面白みのあるものとなる。なお、当たりの確率は、前記図柄の表示帯の設定によって、従来と同等にするのは容易なことである。
【0034】
以下に本実施の形態の作用を図5のフローチャート及び図6の表示展開図に従い説明する。
【0035】
パチンコ玉がレール12を通って、ゲージ部14へ至り、釘16や風車18等によって案内され、運良く始動入賞口26に入ると、これを始動センサ48が検出し、制御部32では、電動役物ユニット22を作動させる(ステップ100、102)。
【0036】
すなわち、図6に示される如く、CPU38では、入出力ポート44を介して、3個の表示コントローラ34へ信号を送出し、表示部24の図柄表示面30に図柄を順次表示させる。
【0037】
所定時間経過すると、まず、2個の表示コントローラ34の表示が停止し(ステップ104)、4個の図柄表示面30の表示が決定する。このとき、CPU38では、4個の図柄表示面30の中から当たりの判断基準となる組み合わせの2個づつを選択し、残りの1個が揃えば当たりとなるか否かを判断する(ステップ106)。判断の結果、当たりになる可能性があるものについては(ステップ108の肯定判定)、リーチ表示ドライバ54を制御して、表示部24に”リーチ”であることを示す表示を行う(ステップ110)。その後、残りの表示コントローラ34の表示が減速して停止し(ステップ112)、残りの2個の図柄表示面30の表示が決定する。
【0038】
CPU38では、全ての組み合わせ(6通り)について、予めRAM40に記憶された当たりの組み合わせと照合し、一致するものがあるか否かを判断する(ステップ114、116)。なお、リーチとならなかった場合は(ステップ108での否定判定)、ステップ124へ移行して残りの表示コントローラ34による表示を停止し、一連の処理は終了する。
【0039】
ここで、当たりの組み合わせと一致するものがあった場合には(ステップ116での肯定判定)、開閉ドライバ50を制御して、大入賞口28を所定時間開放すると共に当たり制御ドライバ56を制御して、表示部24の電飾を点灯動作させる(ステップ118、120、122)。この大入賞口28の開放によって、通常は回収されてしまうパチンコ玉が次々と入賞することになる。また、ステップ116で否定判定(すなわち、外れ)の場合は、ステップ124へ移行する。
【0040】
本実施の形態によれば、正六角形の頂点上に並んだ図柄表示面30の連続する3個の組み合わせを当たりの判断基準にしたため、このパターンは6通りとなり、遊戯者によって当たりパターンのバリエーションが増加し、単にマトリクス状に並べられた列に比べて面白みを増加することができる。
【0041】
また、6個の図柄表示面30の2個づつに分類し、3個の表示コントローラ34で制御しているため、各々独立した表示コントローラで制御するのに比べ、構造が単純化できる。
【0042】
さらに、隣合う図柄表示面30同士が同一の表示コントローラ34で制御されたものではないため、当たりの確率の偏りがなく、所望の当たりの確率を維持することができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、6個の図柄表示面30を正六角形の頂点上に配置したが、正六角形である必要はなく、図7(A)に示される如く、偏平された六角形の頂点上に配置してもよい。また、図柄表示面30は矩形に限らず、図7(B)に示される如く円形であってもよい。また、図7(C)に示されるような三角形であったり、図7(D)に示されるような扇形であってもよい。
【0044】
さらに、本実施の形態では、表示部24を6個の図柄表示面30で構成したが、他の複数個の図柄表示面を持ってもよい。
【0045】
ここで、1個の表示コントローラ34で表示される図柄表示面30を2個として、当たりの組み合わせが隣合う物同士の組み合わせであることを前提として、様々な態様を図8に従い説明する。この図8において、鎖線は当たりの判断基準となる組み合わせを示し、鎖線の数が当たりの数となる。
【0046】
図8(A)は、4個の図柄表示面30を持つものであり、隣合う2個の図柄表示面30が当たりの判断基準の組み合わせであり、4通りの当たりのパターンが存在する。
【0047】
図8(B)は、6個の図柄表示面30を持ち、隣合う3個の図柄表示面30が当たりの判断基準の組み合わせであり、6通りの当たりのパターンが存在する。
【0048】
図8(C)は、8個の図柄表示面30を持ち、隣合う4個の図柄表示面30が当たりの判断基準の組み合わせであり、8通りの当たりのパターンが存在する。
【0049】
図8(D)は、10個の図柄表示面30を持ち、隣合う5個の図柄表示面30が当たりの判断基準の組み合わせであり、10通りの当たりのパターンが存在する。
【0050】
このように理論的には、表示コントローラ34の数nはいくらでも大きくすることができるが、一般的には、2個〜3個程度が実用的である。また、当たりの判断基準となる図柄表示面の数Kiは、上記表示コントローラ34の数に準ずるようにしたが、当たりの判断基準となる図柄表示面の数Kiは、上記の如くi=nとした場合、1〜2×i(1≦Ki≦2i)の範囲で自由に設定可能である。
【0051】
また、当たりの判断基準の中に少なくとも全ての図柄表示帯の内の1つが含まれることが望ましい。図9(A)には、n=4の場合の当たりの判断基準の組み合わせが示されており、4通り全てがA、B、C、D群にかかっている。ここで、例えば、図9(B)の如く、D群を当たりの判断基準から外すと、当たりの判断基準の組み合わせをA、B、C群のみで判断することになり、当たりのパターンは2個に減少し、D群はダミーとなる。
【0052】
さらに、特殊な例としては、当たりの判断基準の組み合わせの位置によって、その数を変化させることも可能である。すなわち、図9(C)に示される如く、右側はA、B、D群の組み合わせを当たりの判断基準とし、左側はA、B、C、D群(内C群は2個の図柄表示を適用)の組み合わせを当たりの判断基準とする。
【0053】
このような態様を組み合わせれば、さらに変化に富んだ遊戯機を構成することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る遊戯機は、それぞれの当たりパターンでの当たりの確率に偏りを設けることなく、かつ簡単な構造で当たりパターンのバリエーションを増加させ、遊戯者にとって変化に富んだ面白みのあるものとすることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ遊戯機の正面図である。
【図2】電動役物の表示部の拡大図である。
【図3】電動役物の制御ブロック図である。
【図4】表示コントローラによる表示順を示す展開図である。
【図5】電動役物の制御フローチャートである。
【図6】表示部の表示状態を示す表示展開図である。
【図7】(A)乃至(D)は表示部の図柄表示面の形状の変形例である。
【図8】(A)乃至(D)は図柄表示面の数に応じた、当たりラインの設定状態を示す正面図である。
【図9】(A)は8個の図柄表示部の場合における一般的な当たりライン構成を示す正面図、(B)及び(C)は8個の図柄表示部の場合における当たりライン構成の変形例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 遊戯盤面
14 ゲージ部
22 電動役物ユニット
24 表示部
26 始動入賞口
28 大入賞口
30 図柄表示面
32 制御部
34 表示コントローラ
Claims (2)
- 六角形の各頂点位置に配置された6個の表示部と、
前記表示部の内、対向する頂点位置に配置された2個の表示部をそれぞれ制御する3個の表示コントローラと、
を備え、
前記6個の表示部の表示結果に基づいて、隣り合う3個の表示部の図柄を予め定められた特定の図柄と比較して、一致した場合に所定の遊戯価値を付与することを特徴とする遊戯機。 - 前記表示コントローラは、前記対向する頂点位置に配置された表示部に、予め定められた図柄表示順の連続する図柄をそれぞれ表示することを特徴とした請求項1記載の遊戯機。
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JPH09206435A JPH09206435A (ja) | 1997-08-12 |
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JP01594796A Expired - Fee Related JP3946791B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 遊戯機 |
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1996
- 1996-01-31 JP JP01594796A patent/JP3946791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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