JP3946312B2 - Pcのリモート支援システム及びその方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用制御装置であるPCの、該PCの支援、アプリケーションプログラムの開発等を行う支援ツールによるリモート支援に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラント、工場などでは、機械や装置のシーケンス制御に多くのPC(プログラマブルコントローラ)を用い、FA(ファクトリーオートメーション)化を実現している。1つのプラント内には数個〜数百個のPCが使用されており、これらは互いに接続されてローカルネットワークを形成し、各PCがこのネットワークを介してメッセージのやり取りを行いFAに必要なシーケンス制御を行っている。
【0003】
またこのネットワークには、各PCが実行するプログラムのテキストエディターやグラフィックエディターによる開発、該プログラムや定義情報のPCへのダウンロード、PCのテストなどを行うPCの支援ツールが接続されており、この支援ツールから各PCに対してメッセージを送信して制御を行い、PCに対する支援を行っている。
【0004】
図9は、この支援ツールによるPCに対する従来の支援可能なシステム内の範囲を示す図である。
ある程度以上の規模のシステムの場合、図9の様にそのネットワーク構成は単一のネットワークによる構成ではなく、ハードウエア的に独立した複数のネットワークをPCによってブリッジし、相互接続する構成が一般的である。
【0005】
図9では、PC31とPC32がネットワーク35で、PC32とPC33がネットワーク36で接続され、PC32がネットワーク35とネットワーク36をブリッジし、また各PCに対して支援を行う支援ツール34がPC31に接続されている。
【0006】
支援ツール34から、制御を行おうとしているPCに対するメッセージの送信は、図内で点線で囲まれた支援ツール34と直接接続されているPC31及びPC31と直接ネットワーク35で接続されているPC32に対しては行うことが可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、各PCは自己が接続されているネットワークについての情報、例えばPC31はネットワーク35についての情報のみしか保持しておらず、そのためネットワーク35とは別系統であるネットワーク36を介して間接的にPC31に接続されているPC33については、PC31はその存在を認識することが出来ず、よって支援ツール34からのメッセージをPC33に対して送信することは出来なかった。そのため支援ツール34からPC33を制御する場合には、支援ツール34の接続をPC31からPC32若しくはPC33に変更が必要であり、またその為には支援ツール34の位置をPC31の近辺からPC32若しくは33と接続を行える所へ移動する必要があった。
【0008】
全PCにシステム内の全ネットワークでの接続情報を持たせれば、上述したような場合を含め全てのPCに対して支援ツールからメッセージを送信して支援を行うことは可能であるが、各PCの限られているメモリ容量を考えるとこの方法は難しく、現実的ではない。
【0009】
本発明は上記問題点を鑑み、支援ツールより、システム内のネットワークで接続されているどのPCに対してもメッセージを送信し、支援を行えることを可能としたPCのリモート支援システム及び方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のPCと、該PCの支援ツールがネットワークよって接続されているPCのリモート支援システムに係るものである。
【0011】
本発明の第1の形態では、上記支援ツールはフレーム生成手段、フレーム送信手段とを有する。 フレーム生成手段は、支援を行うPCへのメッセージに、該支援ツールから上記支援を行うPCまでの到達経路を示す情報を付加してメッセージフレームを生成する。
【0012】
フレーム送信手段は、上記メッセージフレームを送信する。 また上記PCは判断手段とフレーム送信手段を有する。 判断手段は、受信したメッセージフレーム内の上記到達経路を示す情報より該メッセージフレームが自己へのものであるか判断する。
【0013】
フレーム送信手段は、上記判断の結果上記メッセージフレームが自己へのものでない場合、上記到達経路を示す情報に基づいて該メッセージフレームを中継する。
【0014】
本発明によれば、第1の形態ではメッセージフレーム内の上記到達経路を示す情報に基づいて該到達経路上のPCが上記メッセージフレームが中継され、支援ツールが支援を行うPCへ送信されるので、支援ツールはネットワークで接続されている全てのPCに対してメッセージを送信することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。 図1は本発明の第1の実施形態におけるシステムでの各PC及び支援ツールの接続を示す図である。図1では図9の場合と同様PC1とPC2がネットワーク5で、PC2とPC3がネットワーク6で接続され、PC2がネットワーク5とネットワーク6をブリッジしている。また支援ツール4はPC1に1対1の専用線によって接続されている。
【0016】
ネットワークでの各PCに対する局番はネットワーク毎に設けられ、ネットワーク5ではPC1に対して局番N1、PC2に対しては局番N2が、ネットワーク6ではPC2に対しては局番M2、PC3に対しては局番M3が設定されている。
【0017】
図1の様な接続構成のシステムにおいて、支援ツール4が接続されているPC1にPC2を介して間接的に接続されているPC3に対して、支援ツール4よりメッセージを送ることにより制御、支援を行う場合を説明する。
【0018】
なお図1のシステムは、説明を簡略化させるためPC1〜3の3つのPCとネットワーク5及び6の2つのネットワークによる単純な構成であるが、実際にはより大きな規模のシステムにおいて支援ツール4とPCとのメッセージのやり取りがいくつものネットワークを介して行われる。
【0019】
支援ツール4からPC3に対して支援を行う場合、まず図1のネットワーク構成を既知としているユーザは、ネットワーク上にある経路についての情報を支援ツール4に入力し、支援ツール4から支援を行うPC3までの到達経路を選択する。
【0020】
図2はその入力を行う際の、支援ツール4の入力設定画面例である。 図2の設定画面において、縦の列毎に見ると、各PCから見たそのPCに接続されているPCの接続ネットワークでの局番と該ネットワーク種別が入力されている。
【0021】
図2の場合、例えばPC2から見るとネットワーク5には局番N1のPC1が、ネットワーク6には局番M3のPC3が接続しているので、第2列目の様に入力される。この様に各PCでのネットワーク構成を入力した後、支援ツール4からPC3間での到達経路に用いる経路を選択する。図2では、網がけした部分が選択した結果である。図2では、支援ツール4からPC3へのフレームの到達経路として、ネットワーク5を介してPC1からPC2へ伝送され(経路1)、次にネットワーク6を介してPC2からPC3へ伝送(経路2)される2つの経路からなる経路が選択されている。
【0022】
なお本実施形態では、支援ツール4からPC3への到達経路は1通りしかないが、目的のPCへの到達経路が複数種類あるのが一般的であり、その複数の到達経路の中からユーザが適当な到達経路を選択することとなる。また図2での経路の入力は、ユーザが既知としているネットワーク構成の情報に基づいてシステム内のネットワークの経路情報を逐次入力しているが、上記ネットワークの経路情報を支援ツール4に事前に保持しておき、ユーザは目的となるPCを入力するのみで、支援ツール4により最適な到達経路を求める構成にすることも出来る。この様な構成の場合には、ユーザはシステム内のネットワーク経路に対する知識を持たなくても経路の設定を行うことが可能となる。
【0023】
経路の入力、選択が完了すると、この入力情報を基にPC3に対する制御を行うコマンド、データからなるPC制御メッセージ部に、目的のPCまでの経路についての情報である経路情報部を付加したメッセージが生成される。
【0024】
図3は支援ツール4によって生成されるメッセージの構成例である。図3では支援ツール4がPC3に対して実際に制御を行うためのコマンド、データで構成されるPC制御メッセージ部の前にこのメッセージの送信のための情報が格納された経路情報部を付加した構成である。
【0025】
PC制御部内のコマンドは、PCが解釈可能な命令コードであり、このコマンドを解釈することによりPCは起動、停止、アプリケーションプログラムのダウンロード等の動作を行う。またデータは上記コマンドに関連するデータであり、例えばコマンドがプログラムのダウンロードの指示である場合、データはそのダウンロードを行うプログラムコードである。
【0026】
経路情報部は、処理番号、経路数、各経路の経路情報より構成されている。 処理番号はメッセージを受信したPCが受信メッセージを次にどのPCにどの経路によって送信するかを判断するためのもので、この値によって次に続く経路情報のうちどれを用いるのかを判断する。この処理番号は、支援ツール4からメッセージが生成された時点では初期値として1が与えられていて、経路中の各PCでメッセージの中継が行われる毎にインクリメントされてゆく。
【0027】
経路数は、このメッセージが到達するまでの中継される経路の数を表している。図3の場合、支援ツール4からPC3まではネットワーク5によるPC1からPC2への中継と、ネットワーク6によるPC2からPC3への中継の2つの経路を通過してメッセージが送信されるので、経路数として2が設定されている。またこの経路数に続いて経路数の数分の経路情報が到達経路順に続いている。メッセージを受け取ったPCは処理番号とこの経路数を比較し、処理番号が経路数より大きい時は受信メッセージが自己に対するものと判断し、また処理番号が経路数より小さいか等しい場合は、処理番号によって選択される経路情報に基づき、受信メッセージを転送する。例えば図3の場合には、経路数が2なので次に経路1と経路2の2つの経路情報が続いている。またこれを受信したPC1は、処理番号が1であるので経路1の経路情報に基づく中継を行う。
【0028】
経路情報は、メッセージを次にどのネットワークのどの局番のPCに転送するかを示す情報である。この経路情報は経路毎にそれぞれ1つづつ設けられ、経路情報部の上記経路数の後に、送信先から受信先の順番で並んで格納されており、その数は上記経路数によって示されている。各PCでは、処理番号に基づいてこの経路情報を1つ選択して、メッセージの転送先を決定する。
【0029】
支援ツール4からPC3へのメッセージが送信されると、まず最初にメッセージを支援ツール4から受け取るPC1は、経路情報部内の処理番号と経路数を調べる。図3の場合、処理番号は初期値の1で、また経路数は2で、処理番号が経路数より小さいので、PC1はこのメッセージは自己に対するものではなく転送中継するものであると判断する。そして次に、処理番号から経路情報の1番目情報、すなわち経路1の経路情報の解釈を行う。経路1の経路情報よりこのメッセージは次にネットワーク5を介して局番がN2のPC2に送信されるものであることが分ると、PC1は送信元アドレスとしてネットワーク5での自己のアドレスを、送信先アドレスとしてネットワーク5でのPC2の局番であるN2をメッセージに付加し、また処理番号を1つインクリメントして2とし、ネットワーク5へ送出する。
【0030】
この様に処理番号は、中継を行う各PCが経路情報部内の複数の経路情報の内どの経路情報を用いてメッセージの転送を行うのかを示すポインタの役割を果たす。
【0031】
図4はPC1よりPC2へ送信される要求メッセージの例を示す図である。図4では、図3のメッセージにネットワーク5でのPC2の局番N2が送信先アドレスとして、またPC1のアドレスN1が送信元アドレスとして要求メッセージの先頭に付加されている。また処理番号がインクリメントされ2となっている。尚、支援ツール4とPC1との間のメッセージの転送は1対1の専用線によって行われるので、図3のメッセージには送信元アドレス及び送信先アドレスは付加しない。
【0032】
PC2は、ネットワーク5を介してPC1が転送した図4のメッセージを受け取ると、PC1と同様、まず経路情報部内の処理番号と経路数を調べる。図4の場合処理番号、経路数共に2であり、よって処理番号は経路数より大きくないので、PC2は受信メッセージが自己に対するものではないと判断する。
【0033】
次にPC2は、処理番号が2であることから2番目の経路情報、経路2の解釈を行う。経路2から次にこのメッセージはネットワーク6を介して局番がM3のPC3に送信されるものであることが分ると、PC2はメッセージの送信元アドレスをネットワーク6での自己の局番であるM2に、また送信先アドレスを次の送信先であるPC3のネットワーク6での局番であるM3に書き換え、また処理番号を1つインクリメントして3とし、ネットワーク6へ送出する。
【0034】
図5はPC2よりPC3へ送信される要求メッセージの例を示す図である。図5では、図4のメッセージに対して送信元アドレスと送信先アドレスがそれぞれネットワーク6でのPC2とPC3の局番であるM2とM3に変更され、また処理番号がインクリメントされ3となっている。
【0035】
ネットワーク6を介してPC2が転送した図5のメッセージを受け取ると、PC3はやはりまず経路情報部内の処理番号と経路数を調べる。図5の場合処理番号は3で、また経路数は2であるので処理番号の方が大きい。よってPC3はこの受信メッセージが自己に対するものであると判断し、PC制御メッセージ部のコマンドとデータを解釈、実行する。
【0036】
以上の様にして、支援ツール4からのメッセージはPC3に伝送され、PC3は支援ツール4からの要求命令を実行する。そしてこの実行結果は、命令の要求元である支援ツール4に返される。この返答としては、例えば実行結果得られたデータなどが考えられる。あるいは、無事処理が終了した場合には支援ツール4から送信されたPC制御メッセージ部をそのままに、何等かのエラーが発生した場合にはそのエラーの種類等のデータを実行結果に対する返答として支援ツール4に返すことが考えられる。
【0037】
この返答のメッセージの送信は、PC3が支援ツール4から受信した図5のメッセージの経路情報の順番を逆にし、また処理番号を1に初期化したものを経路情報部として支援ツール4に対する返答に付加して送信することによって実現する。
【0038】
図6は、PC3より伝送される返答メッセージの例を示す図である。 図6のメッセージでは、経路情報として図5の場合とは逆に送信先アドレスと送信元アドレスとしてネットワーク6でのPC2の局番であるM2と自己の局番であるM3が、また経路1としてネットワーク5とPC2の局番N1が、経路2として支援ツール4が転送先として記述されている。また処理番号は初期化され、1となっている。この返答メッセージがPC3より送信されると、支援ツール4から送信された要求メッセージとは、逆の到達経路をたどり支援ツール4に返送される。
【0039】
以上の様にして、支援ツール4からのメッセージはPC3に伝送され、処理結果がPC3より支援ツール4に返送され、PC3は支援ツール4からのリモート支援がなされる。
【0040】
図7は、本システムが用いられる情報処理システムの環境を示す図である。 各PC及び支援ツールは、図7の様にCPU11、主記憶装置12、ハードディスク装置13、ディスプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)14、モデム等のネットワーク接続装置15及びディスク装置16の一部若しくは全てを有し、これらがバス17により接続される構成を備えている。
【0041】
図7の情報処理システムでは、ディスク装置16によりフロッピーディスク、CD−ROM、MO等の記憶媒体18に記憶されているプログラム、データを読み出し、これを主記憶装置12またはハードディスク13にダウンロードし、これをCPU11が実行することにより、本実施形態をソフトウエアにより実現することも可能である。
【0042】
PCの支援ツールは、専用に開発された装置の他に、一般のパソコン等をツール本体として、PCのプログラミング機能を実現するアプリケーションソフト(フロッピーディスク等の記憶媒体に格納されているソフトウエア)を用いるものがある。また、上記専用に開発された装置においても、フロッピーディスク等を用いてアプリケーションソフトの交換が行われる場合がある。よって、本発明は、PCのリモート支援システム及びリモート支援方法に限らず、コンピュータにより使用されたときに、上述の本発明の実施の形態の機能をコンピュータに行わせるためのコンピュータ読み出し可能な記憶媒体として構成することもできる。
【0043】
この場合、「記憶媒体」には、例えば図8に示されるように、例えばCD−ROMディスク、フロッピーディスク(あるいはMO、DVD、リムーバブルハードディスク等であってもよい)の可搬記憶媒体22や、ネットワーク回線23経由で外部の装置(サーバ等)内の記憶手段(データベース等)、あるいは情報処理装置21の本体24内のメモリ(RAM又はハードディスク等)25等が含まれる。可搬記憶媒体22や記憶手段(データベース等)に記憶されているプログラムは、本体24内のメモリ(RAM又はハードディスク等)25にロードされて、実行される。尚、上記専用に開発された装置等はROM交換によってプログラムを変更する形態もあるので、上記可搬記憶媒体にはROMも含まれる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、第1の形態では、メッセージフレームは到達経路上のPCがメッセージフレーム内の到達経路を示す情報に基づいて上記メッセージフレームを中継し、支援ツールが支援を行うPCへ送信されるので、支援ツールはネットワークでつながっている全てのPCに対してメッセージを送信して、リモート支援を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における各PCと支援ツールの接続を示す図である。
【図2】 経路設定を行う設定画面例である。
【図3】 支援ツール4よりPC1へ送信される要求メッセージの例を示す図である。
【図4】 PC1よりPC2へ送信される要求メッセージの例を示す図である。
【図5】 PC2よりPC3へ送信される要求メッセージの例を示す図である。
【図6】 PC3より送信される返答メッセージの例を示す図である。
【図7】 本システムが用いられる情報処理システムの環境図である。
【図8】 記憶媒体の例を示す図である。
【図9】 従来の支援ツールによるPCに対する支援可能な範囲を示す図である。
【符号の説明】
1、2、3、31、32、33 PC
4、34 支援ツール
5、6、35、36 ネットワーク
11 CPU
12 主記憶装置
13 ハードディスク
14 入出力装置
15 ネットワーク接続装置
16 ディスク装置
21 情報処理装置
22 可搬記憶媒体
23 ネットワーク回線
24 情報処理装置本体
25 メモリ
Claims (4)
- 複数のPCと、該PCの支援ツールがPC間を繋ぐネットワークによって接続されているシステムにおいて
前記支援ツールは、
支援を行うPCへのメッセージに、該支援ツールから前記支援を行うPCまでの到達経路を示す情報を付加してメッセージフレームを生成するフレーム生成手段と、
該メッセージフレームを送信するフレーム送信手段とを備え、
前記各PCは、
受信したメッセージフレーム内の前記到達経路を示す情報は、当該メッセージフレームが中継される毎にインクリメントされる処理番号と当該メッセージフレームが到達するまでに中継される経路の数を示す経路数を含み、該処理番号と該経路数を比較することにより該メッセージフレームが自己へのものであるか判断する判断手段と、
前記判断の結果前記メッセージフレームが自己へのものでない場合、前記到達経路を示す情報に基づいて該メッセージフレームを中継し、前記メッセージフレームが自己へのものである場合、前記到達経路を示す情報を用い、前記メッセージに対する返答の到達経路を示す情報を生成し、該情報を前記メッセージに対する返答を含むフレームに付加するフレーム送信手段と
を備えることを特徴とするPCのリモート支援システム。 - 複数のPCと、該PCの支援ツールがPC間を繋ぐネットワークによって接続されているシステムでのPCのリモート支援方法であって
前記支援ツールより支援を行うPCにメッセージを送信する際、
前記支援ツールは、
前記メッセージに該支援ツールから前記支援を行うPCまでの到達経路を示す情報を付加してメッセージフレームを生成し、
該メッセージフレームを送信し、
前記到達経路上のPCは、
前記メッセージフレームを受信すると、受信したメッセージフレーム内の前記到達経路を示す情報内の当該メッセージフレームが中継される毎にインクリメントされる処理番号と当該メッセージフレームが到達するまでに中継される経路の数を示す経路数を比較することにより該メッセージフレームが自己へのものであるか判断し、
前記判断の結果前記メッセージフレームが自己へのものでない場合、前記到達経路を示す情報に基づいて該メッセージフレームを中継し、
前記支援を行うPCは、
前記到達経路を示す情報を用い、前記メッセージに対する返答の到達経路を示す情報を生成し、該情報を前記メッセージに対する返答を含むフレームに付加する
ことを特徴とするPCのリモート支援方法。 - 前記到達経路を示す情報は、前記到達経路上のPCが、受信したメッセージフレームを次に送信する相手を示す該到達経路上のPC毎の情報を含むことを特徴とする請求項2記載のPCのリモート支援方法。
- 複数のPCと、該PCの支援ツールがPC間を繋ぐネットワークによって接続されているシステムでPCのリモート支援を行わせるプログラムを記録した記憶媒体であって、
前記支援ツールより支援を行うPCにメッセージを送信する際、
前記支援ツールに、
該支援ツールから前記支援を行うPCまでの到達経路を示す情報を含む経路設定コマンドを生成する機能と、
前記経路設定コマンドを送信する機能と、
該経路設定コマンド送信後に前記メッセージを含む1乃至複数のメッセージフレームを生成、送信する機能と、
前記到達経路上のPCに、
前記経路設定コマンドを受信すると、該経路設定コマンド内の前記到達経路を示す情報を自己のメモリに記憶する機能と、
前記メッセージを含むコマンドを受信すると、自己のメモリ内の前記到達経路を示す情報に基づいて前記メッセージフレームを中継する機能と
を行わせるためのプログラムを記憶した記憶媒体。
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JP19016497A JP3946312B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | Pcのリモート支援システム及びその方法 |
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JPH1139007A JPH1139007A (ja) | 1999-02-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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