JP3945098B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超広角レンズを備えたドライブレコーダの改良、特に、車両内外の情景をケラレなく撮影するためのドライブレコーダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両衝突実験時における車両内外の状況変化の検証、および、公道運転時において発生する衝突事故の検証等に利用されるドライブレコーダが既に公知である。
【0003】
この種のドライブレコーダにおいては、車両の内外を広範な領域に亘って撮影する必要があるため、撮影用のレンズとしては、魚眼レンズを始めとする超広角レンズを使用するのが一般的である。
【0004】
また、超広角レンズの配備位置としては、これまでに、ダッシュボード上に直付けする方法と車両のルーフの下面に直付けする方法とが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、ダッシュボード上に超広角レンズを直付けすると、車両のボンネットの先端部分で車両直前の撮影領域がケラれ易くなる欠点があり、また、ドライバーやシート等が邪魔となって、後方の領域の撮影がままならないといった問題がある。
【0006】
これに対し、図7(a)に示すようにして車両100のルーフ101の下面に超広角レンズ102を直付けした場合では、その取り付け位置がダッシュボードの場合に比べて相対的に高くなるため、車両100の直前および後方の撮影が比較的容易に行えるようになる。
【0007】
しかし、実際には、ルーフ101のフロントガラス寄りの位置にルームミラー103が実装されているため、このルームミラー103によるケラレ103’が邪魔となって、例えば図7(b)に示されるように、前方の撮影領域の相当の部分がケラれてしまうといった問題が発生する。
【0008】
このように、大きな領域に亘って前方の撮影領域がケラれるのは、超広角レンズ102とルームミラー103との前後間距離が近く、かつ、超広角レンズ102の画角が非常に広いことに起因している。従って、ルーフ101の下面にルームミラー103が取り付けられている以上、超広角レンズ102やルームミラー103の取り付け位置を多少変更したとしても、ケラレ103’の位置が画像上で移動するだけであり、このケラレ103’自体を解消することはできない。
【0009】
無論、ルームミラー103の面積を減少させればケラレ103’の大きさは多少改善されるが、ルームミラー103の小型化によって運転時の後方視界が不十分になるといった弊害が生じる。
【0010】
また、ルームミラー103自体を完全に取り外すことも考えられるが、車両の衝突実験の場合はともかく、実際に路上を走行する自動車の場合には、そのような措置は全く現実的でない。
【0011】
【発明の目的】
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の欠点を解消し、ルームミラーによる後方視界に悪影響を及ぼすことなく、車両内外の情景を確実に撮影することのできるドライブレコーダを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両内外の情景を撮影するための超広角レンズと、この超広角レンズで撮影された画像をデジタルデータに変換して出力するための画像処理部と、この画像処理部から出力されたデジタルデータの画像を時系列で記憶するレコーダ本体とを備えたドライブレコーダであって、車両のルーフの下面側に配備した後方確認用のルームミラーと、このルームミラーに一体的に装備した超広角レンズと、を備えるドライブレコーダにおいて、
前記ルームミラーをハウジングとミラー本体とによって構成し、前記ハウジングを前記ルーフに対して姿勢調整不能に固定すると共に、前記ミラー本体を前記ハウジングに対して揺動可能に取り付け
前記ミラー本体と前記超広角レンズとの間に、前記ミラー本体を揺動させると前記超広角レンズの位置を自動的に調整してドライバーの頭部と超広角レンズとの間の相対的な位置関係を常に略一定の状態に保持するレンズ位置調整手段を配備したことを特徴とする構成を有する。
【0013】
ドライバーの身長の高低やその時のドライバーの姿勢の変化も含め、ドライバー自身がルームミラーを後方の視界確保に適した状態に調整することによって超広角レンズの上下方向の位置が自動的に調整されるので、ドライバーの頭部と超広角レンズとの間の相対的な位置関係が常に略一定の状態に保持されることになり、ドライバーの頭部が写る画像上の位置も、常に、特定の位置に自動的に調整されることになる
これは、つまり、ドライバーの身長やその時の姿勢に関わりなく、ドライバーの頭部が常に画像上の特定位置、つまり、後方の画角の限界位置近傍に撮影されることを意味するものであり、複雑な画像処理を行う場合には非常に都合がよい
例えば、本出願人らは、デジタルデータによって構成される画像に対して任意の形状および大きさの領域を指定して画像圧縮率を設定できるようにした「画像処理方法および画像処理装置」を特願平11−221176号として既に提案しているが、このような方法および装置を利用してドライバーの表情を鮮明に記録するためには、ドライバーの頭部が常に画像上の指定された領域で撮影されるようにし、その部分のデータ圧縮率を低めに設定して画像の劣化を防止する必要がある。前述した構成を適用すれば、ドライバーの頭部が常に指定された領域で撮影されるようになるので、ドライバーの表情を高解像度で鮮明に記録することが可能である
【0014】
より具体手には、このレンズ位置調整手段は、ミラー本体の下端部を手前に引き寄せるようにして揺動させると超広角レンズが上方に移動し、かつ、ミラー本体の下端部を前方に振り出すようにして揺動させると超広角レンズが下方に移動するように構成される
【0015】
この構成によれば、ミラー本体の下端部を手前に引き寄せるようにして揺動させると超広角レンズが上方に移動し、また、ミラー本体の下端部を前方に振り出すようにして揺動させると超広角レンズが下方に移動する
そして、身長の高いドライバーはミラー本体の下端部を手前に引き寄せるようにしてミラー本体の姿勢を調整し、また、身長の低いドライバーはミラー本体の下端部を前方に振り出すようにしてミラー本体の姿勢を調整するので、結果として、身長の高いドライバーが座った場合には超広角レンズの位置が上方に移動し、また、身長の低いドライバーが座った場合には超広角レンズの位置が下方に移動することになる
この結果、ドライバーの身長やその時の姿勢とは殆ど関わりなく、ドライバーの頭部と前記超広角レンズとの相対的な位置関係が常に略一定となり、ドライバーの頭部が常に画像上の特定位置で撮影されることになる
【0016】
レンズ位置調整手段は、ミラー本体と揺動一体に設けた平歯車と、この平歯車に噛合してハウジングに軸支された平歯車と、該平歯車に噛合して超広角レンズと一体的に設けられたラックとによって構成できる
【0018】
更に、車両内外の情景を左右均等に撮影したい場合には超広角レンズをルームミラーの下端部の略中央部に配備し、また、ドライバーの周辺を詳細に撮影したい場合には超広角レンズをルームミラーの下端部のドライバーズシート寄りの位置に配備するものとする。
【0019】
また、ドライバーの前方視界を著しく優先するような場合には、超広角レンズをルームミラーの下端部のナビゲーターズシート寄りの位置に配備することが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の幾つかを説明する。図1は一実施形態のドライブレコーダ2の構成の概略について示す機能ブロック図、また、図4(a)は車両衝突実験で使用されるテスト車両1に同実施形態のドライブレコーダ2を搭載した状態について示す概念図であり、テスト車両1についてはルーフ3およびフロントガラス4とボンネット5の外形についてのみ簡単に示している。
【0021】
ドライブレコーダ2は、図1に示すように、超広角レンズの一種である魚眼レンズ12および画像処理部11を備えたルームミラー6と、耐衝撃性のケーシングの中にCPUやROM,RAMおよび大容量のデータ記憶媒体等を内蔵して構成したレコーダ本体7、および、ジャイロ・慣性センサ8等によって構成される。
【0022】
そして、レコーダ本体7には、自動車・産業機械用通信プロトコルCAN(Controller Area Network)を使った車載LANシステム9が接続され、このLANシステム9を介してドライバー10やテスト車両1に関連する各種情報、例えば、ドライバー10に作用する衝撃値や車速およびアクセル開度ならびにハンドル切れ角やウインカ/ライト等の点灯状況がコントロールセンター側で検出されるようになっている。
【0023】
ルームミラー6に収容された画像処理部11は、ルームミラー6の下端部に装備された魚眼レンズ12で撮影された画像をデジタルデータに変換して出力する機能を有し、所定周期毎に魚眼レンズ12による撮影を実施して、その画像をデータ伝送用のケーブル13を介してレコーダ本体7のRAM、より具体的には、画像取込用のフレームメモリとして割り当てられた領域に次々に上書きして書き込む。
また、この書き込み処理に同期して、レコーダ本体7内に配備されたCPUが、前記フレームメモリに書き込まれた画像データを大容量の1次バッファに順次取り込んでいく。
【0024】
この1次バッファは少なくとも15秒間に撮影された画像を連続的に記憶するだけの記憶容量を有し、撮影された画像によってその記憶容量が満杯となった場合には、順次、この1次バッファ内に記憶されている古い画像から順に消去して新しい画像を記憶することにより、常に、最近の15秒間に撮影された画像が保存されるようになっている。
【0025】
このようにして画像の取り込み処理が行われている間に、運転状況の変化(衝突,急ブレーキ等)を知らせるトリガー信号、例えば、ジャイロ・慣性センサ8等からの衝撃検出信号等が入力されると、画像処理部11とCPUは、所定時間、例えば、5秒間に渡って画像の取り込みと1次バッファへの書き込みを継続して行った後、これらの処理を停止して、1次バッファのデータをそのまま保持する。
【0026】
従って、この1次バッファには、トリガー信号を検出する前の10秒間(異常発生前の10秒間)と、トリガー信号を検出した後の5秒間(異常発生後の5秒間)の画像が記録されることになる。
【0027】
1次バッファ内に記憶された画像をそのままデータ記憶媒体に保存することも可能であるが、多数の画像を保存するとデータ容量が著しく増大するといった問題が生じる。特に、車両の衝突実験を繰り返し行うことによって1次バッファの画像を何セット分もデータ記憶媒体に保存すると、その記憶容量は膨大なものとなるため、本実施形態においては、1次バッファに取り込まれた多数の画像を圧縮してからデータ記憶媒体に保存するようにしている。
【0028】
また、レコーダ本体7には、フレーム(画像面)に対して任意の形状および大きさの領域を幾つか設定し、各領域毎に任意の画像圧縮率を設定する機能があり、高解像度が要求される撮影領域に対しては画像の質を優先した低率の圧縮、また、重要度の低い撮影領域に対しては記憶容量の削減を優先した高率の圧縮といったように、各領域毎に圧縮条件の使い分けができるようになっている。
【0029】
従って、全体としての高い画像圧縮率を保持したまま、重要な撮影領域に対してのみ高い解像度を保持するといったことが可能である。
【0030】
なお、レコーダ本体7に接続されたインターフェイス14は、データ記憶媒体に記憶された圧縮画像の読み出しや解凍および再生作業を行うための外部装置、例えば、ノート型パソコン等を接続するためのものである。
【0031】
図2(a)はドライブレコーダ2の一部を構成するルームミラー6の構造の一例を示す斜視図、また、図2(b)はルームミラー6を中央で割って示す側断面図である。
【0032】
このルームミラー6は、画像処理部11を内蔵するためのハウジング15と、ハウジング15に固設されたミラー本体16とによって構成される。そして、ハウジング15の上面には、先端部に自在継手等を備えたステー17が一体的に固着され、ステー17および前述の自在継手等を介して、ルームミラー6がルーフ3側の取付部材18に対して姿勢調整可能に装着される。姿勢調整用の自在継手等の構造に関しては既に周知であるので、ここでは説明を省略する。
【0033】
また、ステー17および取付部材18の内部にはケーブル通し穴19,20が設けられ、ハウジング15に内蔵された画像処理部11からのケーブル13がステー17および取付部材18を介して外部に導かれる。このケーブル13は、更に、図4(a)に示されるようにしてルーフ3に沿って引き回され、最終的に、テスト車両1内のレコーダ本体7に接続される。
【0034】
ルームミラー6の下端部、つまり、ハウジング15の底面には、画像処理部11と一体化した魚眼レンズ12が下方に突出するかたちで固着され、画像処理部11の側は、ハウジング15内に立設された補助ステー21によって支えられている。
【0035】
そして、魚眼レンズ12の向きは、ルームミラー6が中立姿勢にある状態、つまり、一般的な身長を有するドライバー10が後方を見るときに都合の良いようにルームミラー6の角度を調整した状態で、光軸が略下方を向くように、より厳密には、鉛直下方から光軸が僅かに後方に振り出された状態となるようにして調整されている。
なお、ハウジング15の下面手前側に設けられた舌片22は、ルームミラー6の姿勢を調整する際に手掛りとして利用するためのノブである。
【0036】
図2(a)および図2(b)では車両内外の情景を左右均等に撮影して画像処理を実施することを前提として魚眼レンズ12をルームミラー6の下端部の略中央部に配備しているが、ドライバー10の周辺を詳細に撮影したい場合には、この魚眼レンズ12をドライバーズシート寄りの位置に配備することが望ましい。一例として、左ハンドルの車両でドライバー10の周辺を詳細に撮影する場合の構造を図3(b)に、また、右ハンドルの車両でドライバー10の周辺を詳細に撮影する場合の構造を図3(a)に示す。
【0037】
また、ドライバー10による前方視界の確保を最優先事項とする場合には、前記とは逆に、この魚眼レンズ12を、ルームミラー6の下端部のナビゲーターズシート寄りの位置に配備すべきである。従って、前方視界の確保を最優先事項とする場合には、魚眼レンズ12の取り付け位置は、左ハンドルの車両では図3(a)のように、また、右ハンドルの車両では図3(b)のようになる。なお、ハウジング15を直に把持してルームミラー6の姿勢調整を行うことが可能であるので、前方視界の確保を最優先事項とする場合には、視界の妨げとなる舌片22を削除してもよい。
【0038】
左ハンドルの車両においてルームミラー6の右端部に魚眼レンズ12を装着して撮影した画像の一例を図6(a)に、また、左ハンドルの車両においてルームミラー6の左端部に魚眼レンズ12を装着して撮影した画像の一例を図6(b)に示す。
【0039】
なお、何れの場合も、ルームミラー6自体はルーフ3の左右方向の中央位置に取り付けるものとする。
【0040】
次に、図2(a)および図2(b)に示したルームミラー6の基本的な構造に基づいて、ルームミラー6の姿勢と魚眼レンズ12によって撮影される画像との関係、および、ドライバー10の身長とルームミラー6の姿勢調整との関係について詳細に説明する。
【0041】
まず、ルームミラー6が中立姿勢にある状態では、画角180°の魚眼レンズ12を使用することにより、車両内の装備や路上の信号機等を含め、概ね、周囲360°の領域の情景を確実に撮影することができる。
また、魚眼レンズ12の光軸はハウジング15の底面の法線方向に略一致しているので、如何なる場合であってもルームミラー6それ自体の干渉によって魚眼レンズ12の撮影領域にケラレを生じることはない。
【0042】
しかし、ルームミラー6を中立姿勢に調整した状態のままで身長の高いドライバー10が搭乗すると、ルームミラー6に対してドライバー10の視点の位置が相対的に上方に移動するので、結果的に、ミラー本体16の面の法線とドライバー10の視線とが成す角が適正値、つまり、ドライバー10が後方を見るときに都合の良い角度に比べて小さくなり、ドライバー10の視野に入るのは実際に見たいと思っている後方の路面や車両ではなく、自分の車両の後尾または自分自身の顔といったことになってしまう。
【0043】
このような場合、ドライバー10は、前述した中立姿勢からルームミラー6の下端部を手前に引き寄せ、ミラー本体16の面の法線とドライバー10の視線とが成す角が適切な値になるようにして、後方の路面や車両が的確に視野に入るようにルームミラー6の姿勢を調整することになる。
【0044】
すると、これに伴って魚眼レンズ12の光軸も手前に傾いて、魚眼レンズ12の前方の撮影領域が下方に減少し、また、後方の撮影領域が上方に増大して、その結果、ドライバー10の頭部が魚眼レンズ12の後方の画角の限界位置近傍で撮影されることになる。
【0045】
身長の高いドライバー10に合わせてルームミラー6の姿勢を調整した場合におけるミラー本体16の法線C1とドライバー10の後方視界B1との関係、および、このときのルームミラー6の姿勢に対応する魚眼レンズ12の画角A1の関係を一例として図4(a)に示し、更に、図4(a)の状態において魚眼レンズ12で撮影される実際の画像を模式化して図5(a)に示す。
【0046】
また、これとは逆に、ルームミラー6を中立姿勢に調整した状態のままで身長の低いドライバー10が搭乗すると、ルームミラー6に対してドライバー10の視点の位置が相対的に下方に移動するのでドライバー10はルームミラー6を下から上に見上げる格好となり、結果的に、ミラー本体16の面の法線とドライバー10の視線とが成す角が適正値、つまり、ドライバー10が後方を見るときに都合の良い角度に比べて大きくなって、ドライバー10の視野に入るのは実際に見たいと思っている後方の路面や車両ではなく、空側の情景や車両の天井が見えてしまうことになる。
【0047】
このような場合、ドライバー10は、前述した中立姿勢からルームミラー6の下端部を前方に振り出すようにしてルームミラー6の姿勢を変化させ、ミラー本体16の面の法線とドライバー10の視線とが成す角が適切な値になるようにして、後方の路面や車両が的確に視野に入るようにルームミラー6の姿勢を調整することになる。
【0048】
すると、これに伴って魚眼レンズ12の光軸も前方に傾いて、魚眼レンズ12の前方の撮影領域が上方に増大し、また、後方の撮影領域が下方に減少して、その結果、ドライバー10の頭部が魚眼レンズ12の後方の画角の限界位置近傍で撮影されることになる。
【0049】
身長の低いドライバー10に合わせてルームミラー6の姿勢を調整した場合におけるミラー本体16の法線C2とドライバー10の後方視界B2との関係、および、このときのルームミラー6の姿勢に対応する魚眼レンズ12の画角A2の関係を一例として図4(b)に示し、更に、図4(b)の状態において魚眼レンズ12で撮影される実際の画像を簡略化して図5(b)に示す。
【0050】
図5(a)と図5(b)とを比較すれば明らかなように、身長の高いドライバー10が搭乗した場合であっても身長の低いドライバー10が搭乗した場合であっても、ドライバー10の頭部が実際に撮影される位置は魚眼レンズ12の後方の画角の限界位置近傍、つまり、図5(a)および図5(b)に示されるDの位置であり、この撮影位置に大きな変動はない。
【0051】
これは、図2(a)および図2(b)に示されるようなルームミラー6自体の構造によって魚眼レンズ12の光軸がミラー本体16の法線C1,C2に対して常に略直交するように保持されており、同時に、画角180°の魚眼レンズ12が使用されていることが原因である。
【0052】
つまり、後方視界B1,B2の入射角と反射角の中央には常に法線C1,C2が位置し、この法線C1,C2は、大体の場合において、図4(a)および図4(b)に示される通り、ドライバー10の頭部の上を通る。
そして、ミラー本体16の法線C1,C2に対して魚眼レンズ12の光軸が略直交するかたちで保持されているので、結果的に、法線C1,C2で示される直線と魚眼レンズ12の180°の画角を表すA1,A2の直線とが略一致することになり、この結果、常に、ドライバー10の頭部が魚眼レンズ12の後方の画角の限界位置近傍で撮影されるのである。
【0053】
但し、魚眼レンズ12は、その光軸がミラー本体16の法線と成す角が完全に直角となる状態から僅かに後退する向きに取り付けられているので、法線C1,C2と魚眼レンズ12の画角A1,A2とが完全に平行となることはない。この後退角を図4(a)および図4(b)において符号αで示す。
【0054】
図4(a)に示される身長の高いドライバー10の例ではミラー本体16の法線C1がドライバー10の頭部の先端よりも僅かに下方に来るが、この後退角αがあるため、図5(a)に示されるように、魚眼レンズ12によって撮影される実際の画像内にドライバー10の表情全体を収めることが可能となる。
【0055】
このようにして、ドライバー10の身長の高低やその時のドライバー10の姿勢の変化も含め、ドライバー10自身がルームミラー6を後方の視界確保に適した状態に調整することによって魚眼レンズ12の姿勢も自動的に調整されるので、ドライバー10の頭部が写る画像上の位置も、常に、魚眼レンズ12の後方の画角の限界位置近傍、つまり、図5(a)および図5(b)におけるDの位置に自動的に調整されることになる。
【0056】
従って、衝突等の異常発生前後におけるドライバー10の表情の変化を詳細に分析したいような場合であっても、本実施形態においては、単に、前述したDの位置に高画質低圧縮用の領域を設定して画像データの圧縮処理を行えばよいことになる。
【0057】
図7(a)のように超広角レンズ102を特定の位置に姿勢変化不能に固定した従来例の場合では、ドライバー10の身長の高低やその都度の姿勢の違いによって画像上のどの位置にドライバー10の頭部が撮影されるかは定かではなかった。このため、予め、ドライバー10の身長や姿勢の違い等の個体差を考慮し、どのような位置でドライバー10の頭部が撮影されても良いように高画質低圧縮用の領域を広めに設定しておく必要があり、画像全体の高圧縮化の妨げとなっていた。しかし、本実施形態のドライブレコーダ2によれば、ドライバー10の身長の高低といった個体差やそのときの姿勢の違いといった要因に殆ど影響されることなく、予め決めた位置、例えば、図5(a)および図5(b)におけるDの位置にドライバー10の頭部を確実に撮影することができるので、マージンを考慮して必要以上の範囲に亘って高画質領域を設定する必要はなくなり、画像全体の圧縮効率が向上され得る。
【0058】
この実施形態では、画像処理部11をハウジング15に内蔵してレコーダ本体7を車両側に配備するようにしているが、各種周辺技術の進歩により将来的にレコーダ本体7が十分に小型化された場合には、レコーダ本体7を含めてハウジング15内に収容することも可能である。同様に、ドライブレコーダ2をトリガーする信号を与えるジャイロ・慣性センサ8等をハウジング15内に収容することも将来的には可能となる場合がある。
【0059】
次に、ハウジング15をルーフ3に対して姿勢調整不能に固定すると共に、ミラー本体16をハウジング15に対して揺動可能に取り付け、ミラー本体16と魚眼レンズ12との間にレンズ位置調整手段を配備してミラー本体16の姿勢と魚眼レンズ12の位置とを連動させるようにした実施形態について説明する。
【0060】
図2(c)はレンズ位置調整手段を備えたルームミラー6の構造の一例を示す斜視図、また、図2(d)は図2(c)に示したルームミラー6を中央で割って示す側断面図である。
【0061】
このルームミラー6の主要部は、画像処理部11を内蔵するためのハウジング15と、ハウジング15に取り付けられたミラー本体16、および、魚眼レンズ12を一体に備えた画像処理部11とミラー本体16との間に介在するレンズ位置調整手段23とによって構成される。
【0062】
ミラー本体16は合成樹脂等で形成されたミラー取付プレート24に埋め込まれるかたちでミラー取付プレート24に一体的に固着され、ミラー取付プレート24の左右両端部の中央位置に突設されたダボ25を介し、図2(d)に示されるように、ハウジング15の開口部に内嵌されるようにして揺動自在に取り付けられる。図2(d)では図示を省略しているが、ハウジング15の開口部の左右両側には、ミラー取付プレート24のダボ25を嵌合するための盲穴が形成されている。
【0063】
舌片22はミラー取付プレート24の下端部から下方に延出するようにしてミラー取付プレート24と一体に形成され、ハウジング15の底面に設けられた切欠部26を介してハウジング15の下面側に突出する。
【0064】
図2(a)および図2(b)で示した実施形態とは相違し、この実施形態ではミラー本体16やミラー取付プレート24を直に手に持って姿勢調整を行うことは困難であるので、ミラー本体16の姿勢を調整する必要がある場合には、ハウジング15から突出した舌片22を操作してミラー本体16の姿勢を変えるようにする。
【0065】
また、合成樹脂等で形成されたミラー取付プレート24の背面には半円弧状の平歯車27が一体に形成され、ハウジング15内に立設された平板状の支持部材28に軸29を介して回転自在に軸支された平歯車30と噛合している。
【0066】
支持部材28には画像処理部11の柱状のケーシングと摺嵌する円弧溝31が上下方向に貫通して設けられ、平歯車30および画像処理部11の柱状のケーシングを両側から挟むようにして対向配備された2枚の支持部材28の円弧溝31によって、柱状のケーシングで覆われた画像処理部11が上下方向摺動自在に保持されている。
【0067】
更に、画像処理部11の柱状のケーシングの一側には、平歯車30に噛合するモジュールを刻設したラック32が一体的に固着されている。このラック32は平歯車30と略同一の厚みを有し、前述した2枚の支持部材28の対向面によって滑動可能な状態で挟み込まれているので、柱状のケーシングで覆われた画像処理部11の回り止め手段としても機能する。
【0068】
以上の構成において、本実施形態のレンズ位置調整手段23は、前述した平歯車27および平歯車30とラック32によって構成される。
【0069】
前述した通り、身長の高いドライバー10が搭乗した場合には、ミラー取付プレート24の下端部を手前に引き寄せるようにしてミラー本体16の角度を調整することになるので、ミラー取付プレート24および平歯車27は、ダボ25を中心として図2(d)における時計方向に回転する。
【0070】
この結果、平歯車27に噛合した平歯車30は反時計方向に回転してラック32および画像処理部11に上方に向かう送りを掛け、この結果、画像処理部11と一体化された魚眼レンズ12が、ドライバー10の高い身長に合わせて上方に移動することになる。
【0071】
また、これとは逆に、身長の低いドライバー10が搭乗した場合には、ミラー取付プレート24の下端部を前方に振り出すようにしてミラー本体16の角度を調整することになるので、ミラー取付プレート24および平歯車27は、ダボ25を中心として図2(d)における反時計方向に回転する。
【0072】
この結果、平歯車27に噛合した平歯車30は時計方向に回転してラック32および画像処理部11に下方に向かう送りを掛け、この結果、画像処理部11と一体化された魚眼レンズ12が、ドライバー10の低い身長に合わせて下方に移動することになる。
【0073】
このようにして、ドライバー10の身長の高低やその時のドライバー10の姿勢の変化も含め、ドライバー10自身がルームミラー6を後方の視界確保に適した状態に調整することによって魚眼レンズ12の上下方向の位置が自動的に調整されるので、ドライバー10の頭部と魚眼レンズ12との間の相対的な位置関係が常に略一定の状態に保持されることになり、ドライバー10の頭部が写る画像上の位置も、常に、特定の位置、例えば、図5(a)および図5(b)におけるDの位置に自動的に調整されることになる。
【0074】
これによって生じる効果は、図2(a)および図2(b)で述べた実施形態のものと同様である。
【0075】
【発明の効果】
本発明のドライブレコーダは、撮影に用いるための超広角レンズをルームミラーに対して一体的に取り付けるようにしたので、超広角レンズの撮影領域がルームミラーによって遮られることはなく、この超広角レンズによって車両内外の情景を確実に撮影することができる。
【0077】
また、ミラー本体と超広角レンズとの間にレンズ位置調整手段を設け、ドライバー自身が行う後方視界確保のためのルームミラーの調整作業に連動させて超広角レンズを上下動させることにより、ドライバーの頭部と超広角レンズとの間の相対的な位置関係を略一定の状態に保持するようにしたので、ドライバーの身長やその時の姿勢とは殆ど関わりなく、画像上の一定の位置でドライバーの表情を撮影することができる。
【0078】
従って、画像上に様々な領域を設定して種々の圧縮率で画像データを保存するといった複雑な画像処理を行うような場合、例えば、ドライバーの顔が写る範囲に合わせて高解像度の領域を設定するといった場合に、過大なマージを設定することなく領域の形状や大きさを明確に指定することができ、ドライブレコーダにおける画像データの圧縮率の向上に有利である。
【0079】
また、超広角レンズを配備する位置を設計段階で選択することにより、車両の構造には何の影響も与えることなく、超広角レンズの取り付け位置を調整することができる。
【0080】
例えば、車両内外の情景を左右均等に撮影したければ超広角レンズをルームミラーの底面の略中央部に配備すればよいし、ドライバーの周辺を詳細に撮影したければ、超広角レンズをルームミラーの底面のドライバーズシート寄りの位置に配備するようにすればよい。また、超広角レンズをルームミラーの底面のナビゲーターズシート寄りの位置に配備することによって、ドライバーの前方視界を最大限に確保することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドライブレコーダの全体的な構成について簡略化して示すブロック図である。
【図2】図2(a)は一実施形態のルームミラーを示す斜視図、図2(b)は図2(a)のルームミラーを中央で割って示す側断面図、また、図2(c)は他の実施形態のルームミラーを示す斜視図、図2(d)は図2(c)のルームミラーを中央で割って示す側断面図である。
【図3】図3(a)は右ハンドルの車両でドライバーの周辺を詳細に撮影する場合と左ハンドルの車両でドライバーの前方視界の確保を最優先事項とする場合のルームミラーの構造の一例を示す斜視図、また、図3(b)は左ハンドルの車両でドライバーの周辺を詳細に撮影する場合と右ハンドルの車両でドライバーの前方視界の確保を最優先事項とする場合のルームミラーの構造の一例を示す斜視図である。
【図4】車両衝突実験で使用されるテスト車両にドライブレコーダを搭載した状態について示す概念図であり、図4(a)では身長が高いドライバーが搭乗したときの状態、また、図4(b)では身長が低いドライバーが搭乗したときの状態を示している。
【図5】ドライバーが適切にルームミラーを調整したときに魚眼レンズによって撮影される画像を簡略化して示した図であり、図5(a)では身長が高いドライバーが搭乗した場合の撮影結果、また、図5(b)では身長が低いドライバーが搭乗した場合の撮影結果について示している。
【図6】図6(a)は左ハンドルの車両においてルームミラーの右端部(ナビゲーターズシート寄りの位置)に魚眼レンズを装着して撮影した画像の一例を示す模式図、また、図6(b)は左ハンドルの車両においてルームミラーの左端部(ドライバーズシート寄りの位置)に魚眼レンズを装着して撮影した画像の一例を示す模式図である。
【図7】従来例を示す説明図であり、図7(a)はルーフの下面に超広角レンズを直付けしたドライブレコーダの構成を示す概念図、また、図7(b)は図7(a)の構成に伴う欠点を示した概念図である。
【符号の説明】
1 テスト車両
2 ドライブレコーダ
3 ルーフ
4 フロントガラス
5 ボンネット
6 ルームミラー
7 レコーダ本体
8 ジャイロ・慣性センサ
9 車載LANシステム
10 ドライバー
11 画像処理部
12 魚眼レンズ(超広角レンズ)
13 ケーブル
14 インターフェイス
15 ハウジング
16 ミラー本体
17 ステー
18 取付部材
19,20 ケーブル通し穴
21 補助ステー
22 舌片
23 レンズ位置調整手段
24 ミラー取付プレート
25 ダボ
26 切欠部
27 平歯車
28 支持部材
29 軸
30 平歯車
31 円弧溝
32 ラック
100 車両
101 ルーフ
102 超広角レンズ
103 ルームミラー
103’ ケラレ

Claims (6)

  1. 車両内外の情景を撮影するための超広角レンズ12と、この超広角レンズで撮影された画像をデジタルデータに変換して出力するための画像処理部11と、この画像処理部から出力されたデジタルデータの画像を時系列で記憶するレコーダ本体7とを備えたドライブレコーダであって、車両のルーフ3の下面側に配備した後方確認用のルームミラー6と、このルームミラーに一体的に装備した超広角レンズ12と、を備えるドライブレコーダ2において、
    前記ルームミラー6をハウジング15とミラー本体16とによって構成し、前記ハウジングを前記ルーフに対して姿勢調整不能に固定すると共に、前記ミラー本体を前記ハウジングに対して揺動可能に取り付け
    前記ミラー本体16と前記超広角レンズ12との間に、前記ミラー本体16を揺動させると前記超広角レンズ12の位置を自動的に調整してドライバー10の頭部と超広角レンズ12との間の相対的な位置関係を常に略一定の状態に保持するレンズ位置調整手段23を配備したことを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 前記レンズ位置調整手段23は、前記ミラー本体16の下端部を手前に引き寄せるようにして揺動させると前記超広角レンズ12が上方に移動し、かつ、前記ミラー本体16の下端部を前方に振り出すようにして揺動させると前記超広角レンズ12が下方に移動するように構成したことを特徴する請求項1に記載のドライブレコーダ。
  3. 前記レンズ位置調整手段23は、前記ミラー本体16と揺動一体に設けた平歯車27と、この平歯車27に噛合して前記ハウジング15に軸支された平歯車30と、この平歯車30に噛合して前記超広角レンズ12に一体的に設けられたラック32と、を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドライブレコーダ。
  4. 前記超広角レンズ12を前記ルームミラーの下端部の略中央部に配備したことを特徴とする請求項1,請求項2または3の何れか一項に記載のドライブレコーダ。
  5. 前記超広角レンズ12を前記ルームミラーの下端部のドライバーズシート寄りの位置に配備したことを特徴とする請求項1,請求項2または3の何れか一項に記載のドライブレコーダ。
  6. 前記超広角レンズ12を前記ルームミラーの下端部のナビゲーターズシート寄りの位置に配備したことを特徴とする請求項1,請求項2または3の何れか一項に記載のドライブレコーダ。
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