JP3944676B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持モジュール上に形成されたトナーなどの帯電色材による可視像を記録材に転写する画像形成装置に係り、特に、像担持モジュールと転写ユニットとの間の転写域に記録材が案内搬送せしめられる記録材案内機構を改良した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来における画像形成装置として、例えば中間転写型の画像形成装置を例に挙げると、感光体等に形成された各色成分トナー像を例えば中間転写用のベルトモジュールに順次一次転写し、このベルトモジュール上の多色トナー像を二次転写用の転写ユニットにて用紙などの記録材に一括転写するようにしたものが知られている(例えば特開平2−213879号公報参照)。
そして、この種の画像形成装置にあっては、ベルトモジュールと転写ユニットとの間の転写域に記録材を正確に案内するために、前記転写域上流側の記録材搬送路中に記録材案内機構(インレットガイド)が設けられており、この種の記録材案内機構は、通常記録材搬送路を区画するために一対のガイドシュート(横方向への記録材搬送路に対してはアッパシュートとロアシュート)にて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来この種の画像形成装置にあっては、記録材案内機構に起因するいくつかの技術的課題が見出された。
例えば従来の記録材案内機構にあっては、ガイドシュートが蓄電すると、記録材が静電付着してしまう懸念があるため、通常ガイドシュートを接地する構成が採用されていた。
しかしながら、この種の記録材案内機構にあっては、例えば記録材が高含水化したような条件下で、転写ユニットによる転写不良が起こり、画質不良が多く見られた。
これは、高含水化した記録材にあっては、記録材が転写ユニットの転写域に突入し、転写バイアスが印加されると、転写域での転写電流が低抵抗化した記録材を介してガイドシュートに流出してしまうことに起因するものと考えられる。
【0004】
また、従来の記録材案内機構にあっては、装置本体側にガイドシュートを取付け、ガイドシュート部位で記録材がジャムしたような場合に、記録材を除去するジャム処理を行う上で一方のガイドシュートが開放可能な開閉機構を付加するという構成が採用されていた(例えば特開平5−72910号公報参照)。
ところが、この種の態様にあっては、ガイドシュートの開閉スペースを確保しなければならず、画像形成装置の小型化が進むに従って上述した開閉機構を付加することが困難になりつつある。
更に、上述した先行技術では、装置本体側に一対のガイドシュートを取り付ける構造が採られるが、装置本体に対して中間転写用のベルトモジュールを交換するような条件下においては、ベルトモジュール交換時に装置本体に対するベルトモジュールの装着位置が変化してしまうと、ガイドシュート位置が元の位置のままであるから、転写ユニットによる転写域に対する記録材の突入位置精度を確保し難いという技術的課題が見出された。
【0005】
このような技術的課題を解決する手段として、本件出願人は、装置本体側に一方のガイドシュート(例えばロアシュート)を取付け、ベルトモジュール側に他方のガイドシュート(アッパシュート)を取付け、記録材搬送路を境として一対のガイドシュートを分離自在とする構成を提案した(特願平10−295843号)。
ところが、このタイプにあっては、ベルトモジュール側にガイドシュートを付加したため、ベルトモジュールのメンテナンス時においてベルトモジュールの無端ベルトの交換性が損なわれるという新たな技術的課題が見出された。
【0006】
尚、このような技術的課題は、中間転写型の画像形成装置において顕著であるが、これに限られるものではなく、例えば感光体などのベルトモジュール上のトナー像を記録材に直接転写する画像形成装置に設けられる記録材案内機構についても同様に生ずるものである。
【0007】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、像担持モジュールと転写ユニットとの間の転写域上流側に設けられた記録材案内機構に伴う不具合を改善する画像形成装置を提供するものである。
より具体的には、本発明の第1の技術的課題は記録材案内機構からの転写電流漏れに伴う転写不良を回避することにある。
また、本発明の第2の技術的課題は記録材のジャム処理の容易性と像担持モジュールのメンテナンス性とを両立させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、第1の技術的課題を解決するために、本発明は、図1(a)に示すように、帯電色材による可視像が担持される像担持体1aを有する像担持モジュール1と、この像担持モジュール1の像担持体1a上に担持された可視像を記録材5に転写する転写ユニット2と、記録材搬送路が区画せしめられる一対のガイドシュート4(具体的には4a,4b)を有し、像担持モジュール1と転写ユニット2との間の転写域へ記録材5を案内搬送する記録材案内機構3とを備えた画像形成装置において、記録材案内機構3は、記録材搬送路を境として一対のガイドシュート4(4a,4b)を分離自在とする一方、両ガイドシュート4(4a,4b)を一部で接触させ、主として記録材5が接触する側のガイドシュート4aを絶縁支持すると共に、他方のガイドシュート4bを高抵抗体6を介して接地したことを特徴とするものである。
【0009】
このような技術的手段において、像担持モジュール1としては、中間転写モジュールに限られず、感光体などの潜像担持モジュールをも含む。また、モジュールの形態としては、ベルトモジュールのみならず、ドラムモジュールをも含む。
また、転写ユニット2には、バイアスロール構成に限られず、コロトロン構成など各種態様を含む。
更に、記録材案内機構3には、一対のガイドシュート4(4a,4b)を具備していればよいが、ガイドシュート4による記録材5の搬送方向については横方向、縦方向のいずれをも含む。
【0010】
また、記録材案内機構3は、記録材搬送路を境として一対のガイドシュート4(4a,4b)を分離自在とする一方、両ガイドシュート4(4a,4b)を少なくとも一部で接触させ、主として記録材5が接触する側のガイドシュート4aを絶縁支持すると共に、他方のガイドシュート4bを高抵抗体6を介して接地していればよい。
ここで、「高抵抗体6を介して」とは、ガイドシュート4と別に高抵抗を接続する態様のほかに、ガイドシュート4自体に高抵抗層を形成する態様をも含む
更にまた、高抵抗体6の抵抗値としては、前記転写域から記録材5を介して高抵抗体6へ至る転写漏れ電流が許容範囲に収まるように設定されるものであればよい。
【0011】
また、記録材案内機構3の記録材5の突入位置、突入姿勢については適宜選定して差し支えないが、転写域への記録材5の案内性を向上させるという観点からすれば、記録材案内機構3は、転写域の手前側にて像担持モジュール1の像担持体1aに記録材5を接触させた後に、転写域に導くものであることが好ましい。
すなわち、直接転写域へ記録材5を突入させると、転写電流の急激な流れや記録材5の貼り付きによるスキューに伴う画像乱れが発生する懸念があるが、前述した構成を採用すればこれらを有効に回避することが可能である。
【0012】
また、第2の技術的課題を解決するために、本発明は、図1(b)に示すように、帯電色材による可視像が担持されるベルト状の像担持体1aを有する像担持モジュール1と、この像担持モジュール1の像担持体1a上に担持された可視像を記録材5に転写する転写ユニット2と、記録材搬送路が区画せしめられる一対のガイドシュート4(4a,4b)を有し、像担持モジュール1と転写ユニット2との間の転写域へ記録材5を案内搬送する記録材案内機構3とを備えた画像形成装置において、記録材案内機構3として、記録材搬送路を境として一対のガイドシュート4(4a,4b)を分離自在とし、ベルト状の像担持体1aが張架せしめられるモジュールフレーム1bに対し絶縁体若しくは高抵抗体を介在せしめられた着脱取付部材にて、像担持モジュール1側に位置するガイドシュート4aを像担持モジュール1に着脱自在に取り付けたものである。
【0013】
このような技術的手段において、記録材案内機構3の像担持モジュール1側に位置するガイドシュート4aの着脱構造としては適宜選定して差し支えないが、ガイドシュート4aからの転写電流漏れを有効に回避するという観点からすれば、前記ガイドシュート4aは、ベルト状の像担持体1aが張架せしめられるモジュールフレーム1bに対し絶縁体若しくは高抵抗体が介在せしめられた着脱取付部材にて取り付けられることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、本実施の形態に係る画像形成装置は、例えば中間転写タイプのタンデム型画像形成装置であり、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数の作像ユニット10(具体的には10Y、10M、10C、10K)と、各作像ユニット10にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させるベルトモジュール(本発明の像担持モジュールに相当)20と、このベルトモジュール20上に転写された重ね画像を記録材としての用紙Pに一括転写(二次転写)させる一括転写装置(本発明の転写ユニットに相当)30と、一括転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50とを備えたものである。
【0015】
本実施の形態において、各色成分の作像ユニット10は、ベルトモジュール20の搬送方向Bの上流側からイエロー作像ユニット10Y、マゼンタ作像ユニット10M、シアン作像ユニット10C、ブラック作像ユニット10Kの順番で配設されている。
そして、各作像ユニット10は、矢印A方向に回転する感光体ドラム101の周囲に、感光体ドラム101が帯電される一様帯電器102、感光体ドラム101上に静電潜像が書込まれるレーザ露光装置103(図中露光ビームを符号Bmで示す)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム101上の静電潜像が可視像化される現像装置104、感光体ドラム101上の各色成分トナー像がベルトモジュール20に転写される転写装置としての一次転写ロール105及び感光体ドラム101上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ106などの電子写真用デバイスを順次配設したものである。
【0016】
また、ベルトモジュール20は、図2及び図6に示すように、複数(本実施の形態では6つ)の張架ロール21〜26を一対の側板27,28にて回転可能に支承してなるモジュールフレーム201と、このモジュールフレーム201の張架ロール21〜26に掛け渡される無端ベルトとしての中間転写ベルト202(図6では仮想線で示す)と、一つの張架ロール23をテンションロールとして進退移動させ、中間転写ベルト202の張力を調整するテンション付与機構203とを備えている。尚、図6において、符号105は各作像ユニット10の一次転写ロールを示す。
ここで、張架ロール21は中間転写ベルト202の駆動ロール、張架ロール22,24,26は従動ロール、張架ロール23が前述したテンションロール、張架ロール25が後述するように一括転写装置30のバックアップロールである。
そして、中間転写ベルト202としては、ポリイミドあるいはポリアミド樹脂にカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有させたものを用い、その体積抵抗率が1010〜1013Ω・cmとなるように形成され、その厚みは例えば0.1mmに設定される。
【0017】
更に、作像ユニット10の一次転写ロール105には、夫々トナーの帯電極性とは逆極性(本実施の形態では正極性)の直流バイアスが印加されるようになっている。
一方、一括転写装置30は、中間転写ベルト202のトナー担持面側に圧接配置される二次転写ロール31と、中間転写ベルト202の裏面側に配置されて二次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール25とを備えており、このバックアップロール25には、トナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されるようになっている。
【0018】
また、本実施の形態では、符号40は二次転写後の中間転写ベルト202表面をクリーニングするベルトクリーナであり、例えば中間転写ベルト202の駆動ロール21に対向した部位にポリウレタン等のクリーニング用ブレード40aを接触配置し、かつ、中間転写ベルト202の回転方向に対して鋭角的に取り付けるようにしたものである。
尚、符号42は中間転写ベルト202上に形成された画像濃度を検出する濃度センサ、43は中間転写ベルト202上の画像書込位置を検知する位置検知センサである。
【0019】
更に、本実施の形態において、用紙搬送系(記録材搬送系)は、用紙トレイ61からの用紙Pをピックアップロール62にて所定のタイミングで繰り出し、搬送ロール63及びレジストレーションロール64を介して二次転写部(転写域)nへと送り込むようになっており、そして、二次転写後の用紙Pを搬送ベルト65へと導き、この搬送ベルト65にて定着装置50へと搬送するようになっている。
特に、本実施の形態では、二次転写部nの直前上流側に位置する用紙搬送路中にインレットガイド70が配設されており、レジストレーションロール64にて送出された用紙Pを二次転写位置へ正確に導くようになっている。
【0020】
すなわち、本実施の形態において、インレットガイド70は、例えば図3に示すように、上下一対の板金製のガイドシュート71,72からなり、ロアガイドシュート72の幅方向側縁の一部に突設された突起73をアッパガイドシュート71に接触させ、ロアガイドシュート72を高抵抗体74を介して接地するようにしたものである。
ここで、高抵抗体74の抵抗としては、低抵抗化した用紙Pを介して転写電流漏れが許容範囲に収まるものであればよく、通常180〜220(MΩ)程度が選定される。
【0021】
更に、本実施の形態では、インレットガイド70は、主として用紙Pをアッパガイドシュート71側に摺接させながら、転写域nへ導くものであるが、転写域nの手前側位置mにて中間転写ベルト202に用紙Pを接触させた後に、転写域nに導くようになっている。
そして、本実施の形態では、アッパガイドシュート71の転写域n側先端位置はロアガイドシュート72の転写域n側先端より所定寸法だけ手前側に配置されており、これによって、用紙Pの先端ループ形状を調整し、中間転写ベルト202への用紙Pの突入位置mをより正確に規制するようになっている。
尚、インレットガイド70の取付構造については後述する。
【0022】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
同図において、各作像ユニット10(10Y〜10K)では、感光体ドラム101は矢印A方向に回転し、一様帯電器102でその表面が一様に帯電される。帯電された感光体ドラム101にレーザ露光装置103により対応する色成分の静電潜像が形成される。この静電潜像は対応する色成分の現像装置104によってトナー現像され、可視化されたトナー像が形成される。このトナー像は感光体ドラム101の回転で一次転写ロール105が配置された一次転写部に到り、一次転写ロール105からトナー像に逆極性の電界が作用することにより、上記トナー像が矢印B方向へ移動するベルトモジュール20の中間転写ベルト202に静電的に一次転写されることになり、各作像ユニット10の各色成分トナー像は、位置検知センサ43からの信号に基づいて中間転写ベルト202上の所定位置に順次重ね合わせられ、多重トナー像が形成される。
【0023】
この後、中間転写ベルト202に転写された多重トナー像は中間転写ベルト202の回転により一括転写装置30(二次転写ロール31,バックアップロール25)が設置された二次転写部(転写域)nに到る。
一方、記録材としての用紙Pは用紙搬送系にて二次転写部の中間転写ベルト202と二次転写ロール31との間に所定のタイミングで給送される。
給送された用紙Pには二次転写部を通過する間に中間転写ベルト202上の多重トナー像が一括転写(二次転写)される。
【0024】
このような二次転写過程においては、図4(a)に示すように、用紙Pが二次転写部nに到ると、用紙Pは二次転写部nとインレットガイド70との間に跨った状態に一時的になってしまう。
このとき、仮に、用紙Pが高含水化する等して低抵抗化すると、転写域nでの二次転写電流Itの一部が用紙Pを介してインレットガイド70側へ流出する懸念がある。
ところが、本実施の形態では、インレットガイド70を構成する両ガイドシュート71,72は高抵抗体74を介して接地されているため、二次転写電流Itの一部が漏れ電流ΔItとして用紙P、インレットガイド70を介して接地側へ流出する懸念はほとんどない。
この点、図4(b)に示す比較の形態(インレットガイド70を高抵抗体74を介することなく直接接地する態様)にあっては、二次転写電流Itの一部が漏れ電流ΔItとして用紙P、インレットガイド70を介して接地側へ流出してしまうことが確認された。
【0025】
更に、本実施の形態では、図4(a)に示すように、インレットガイド70は、転写域nの手前側の所定位置mに用紙Pを突入させるものであるため、用紙Pは転写域nの手前で中間転写ベルト202に接触した後、中間転写ベルト202と共に転写域nに到達する。
このため、転写域nに到る用紙P位置が正確に保たれると共に、中間転写ベルト202と共に転写電界域に用紙Pが入るために、用紙P部分に二次転写電流が急激に流れることはなく、用紙Pへの画像位置は正確に保たれ、かつ、画像乱れは全く見られない。
この点、転写域nに用紙Pを直接導くようにすると、転写電界域に用紙Pが単独で急激に入ることになり、転写電界の影響で、用紙Pがスキューした状態で中間転写ベルト202に貼り付いたり、二次転写電流が急激に流れてしまう。
この場合には、用紙Pへの画像位置が損なわれたり、急激な二次転写電流による画像乱れが生ずる懸念がある。
【0026】
この後、多重トナー像が転写された用紙Pは中間転写ベルト202から剥離された後に定着装置50に搬送され、この定着装置50にて加圧/加熱処理され、用紙P上のトナー像は固定定着されて永久画像とされる。
また、多重トナー像の用紙Pへの転写が終了した中間転写ベルト202は二次転写部の下流に設けたベルトクリーナ40に到る。
このとき、ベルトクリーナ40では、中間転写ベルト202はクリーニング用ブレード40aによりクリーニングされる。
【0027】
また、本実施の形態に係るインレットガイドの取付構造について詳述する。
本実施の形態において、インレットガイド70は、例えば図5に示すように、両ガイドシュート71,72を分離自在とし、アッパガイドシュート71をベルトモジュール20側に着脱自在に取付ける一方、ロアガイドシュート72を装置本体側に取付けるようにしたものである。尚、図5中、符号69は転写域通過後の用紙Pを搬送ベルト65へ導くためのアウトレットガイドである。
【0028】
先ず、アッパガイドシュート71の取付構造について説明する。
アッパガイドシュート71は、図6〜図8に示すように、板金製のシュート本体81を有し、このシュート本体81の幅方向一側端には絶縁性の絶縁取付ブラケット82を設ける一方、シュート本体81の幅方向他側端には外側に突出する位置決めスタッド83を設けるようにしたものである。
ここで、絶縁取付ブラケット82は、モジュールフレーム201の一方の側板27に対し位置決め調整可能に例えば3つのネジ85(85a〜85c)にて着脱自在に取り付けられるようになっており、この絶縁取付ブラケット82の下縁部には連結孔(図示せず)が開けられた連結片821を下方に突設すると共に、シュート本体81の幅方向一側端には連結ピン823が設けられた連結片822を上方に突設し、連結ピン823と連結孔とを連結係合させ、かつ、スプリング824にてシュート本体81に対して所定の角度姿勢を保つようになっている。尚、図8中、符号86(86a〜86c)はネジ85(85a〜85c)に対応する取付孔である。
【0029】
また、位置決めスタッド83は、シュート本体81の幅方向他側端に突設された連結片831の外側に突出するように設けられている。
一方、モジュールフレーム201の他方の側板28には絶縁性の絶縁固定ブラケット84が予め取り付けられている。
この絶縁固定ブラケット84は前記側板28に対し位置決め調整可能に例えば3つのネジ(図示せず)にて固定されており、この絶縁固定ブラケット84の下縁部には連結片841が突設されると共に、この連結片841には前記位置決めスタッド83が挿入係止される位置決め孔842が開設されている。
【0030】
従って、本実施の形態では、ベルトモジュール20にアッパガイドシュート71を取り付ける場合には、モジュールフレーム201の側板28に絶縁固定ブラケット84を予め固定しておき、この絶縁固定ブラケット84の位置決め孔842にアッパガイドシュート71の位置決めスタッド83を挿入係止した後、モジュールフレーム201の側板27にアッパガイドシュート71の絶縁取付ブラケット82を着脱自在に取り付けるようにすればよい。
【0031】
次に、ロアガイドシュート72の取付構造について説明する。
本実施の形態において、ロアガイドシュート72は、図5及び図9〜図13に示すように、板金製のシュート本体91を有し、このシュート本体91の幅方向両側端には夫々連結片92を下方に突設し、一括転写装置30保持用の転写保持ブラケット93に前記連結片92をネジ94などの止め具にて共締めするようにしたものである。
【0032】
そして、転写保持ブラケット93は、二次転写ロール31の両端支持部が回転支承せしめられる回転支承部95を一体的に有し、この回転支承部95には一括転写装置30が位置決めせしめられる位置決めアーム部96を一体的に設けたものである。尚、図中符号99はアース用の板バネである。
また、二次転写ロール31の下方にはボックス状フレーム97が設けられており、このボックス状フレーム97の幅方向両側には支持ガイド98が固定的に設けられ、この支持ガイド98には転写保持ブラケット93の下縁部が支えられるガイド片981を具備させ、転写保持ブラケット93を外側から抱き込み保持するようになっている。
この状態において、転写保持ブラケット93は、上下方向にガタをもってボックス状フレーム97に組み付けられる。
【0033】
更に、本実施の形態では、図9〜図11に示すように、転写保持ブラケット93と連結片92との間には導電板101が共締めされており、この導電板101には接続用導電板102が接触配置されると共に、この接続用導電板102には所定の抵抗値(例えば200MΩ)の高抵抗体74が半田付けされた後に、接地されている。
【0034】
更にまた、転写保持ブラケット93は、図10〜図13に示すように、揺動点111を中心に揺動自在な可動フレーム110に位置決め駆動機構120を介して支承されている。
より具体的には、可動フレーム110は、揺動点111から離れた自由端側にガイドレール112を具備し、このガイドレール112を倒立自在な揺動機構113にて支承するようにしたものである。
ここで、揺動機構113は、例えば倒立自在な揺動アーム114の自由端にガイドロール115を設け、このガイドロール115をガイドレール112に沿って接触転動させながら可動フレーム110を揺動させ、セット位置(揺動上端位置)とメンテナンス位置(揺動下端位置)とを切り換え選択するようになっている。
【0035】
また、位置決め駆動機構120は、特に図13に示すように、可動フレーム110に揺動アーム121を揺動自在に取付け、この揺動アーム121を偏心カム122にて揺動させ、かつ、付勢スプリング123にて揺動アーム121と偏心カム122との係合状態を維持するようにし、更に、揺動アーム121には転写保持ブラケット93の回転支承部95近傍に係止される係止爪部124を設けるようにしたものである。
この位置決め駆動機構120は、偏心カム122を回転させることで揺動アーム121を揺動させ、例えば揺動アーム121を時計回り方向に揺動させると、係止爪部124にて転写保持ブラケット93を下方へ押し下げて、二次転写ロール31をセット位置から外れた位置に退避させ、一方、揺動アーム121を半時計回り方向に揺動させると、係止爪部124にて転写保持ブラケット93を上方へ押し上げ、位置決めアーム96をモジュールフレーム201側の位置決めピン130に係止させ、セット位置に二次転写ロール31を位置決めするようになっている。
【0036】
次に、本実施の形態で用いられるインレットシュートの転写動作時、あるいは、ジャム処理時、メンテナンス時の状態を説明する。
先ず、図14(a)にインレットガイド70の転写動作時の状態を示す。
同図において、可動フレーム110は揺動機構113にてセット位置に保持され、位置決め駆動機構120は転写保持ブラケット93を介して二次転写ロール31をセット位置に位置決めする。
このとき、ベルトモジュール20側のアッパガイドシュート71はベルトモジュール20のセット位置に応じて所定位置に配置され、装置本体側のロアガイドシュート72は転写保持ブラケット93の動きに連動して所定位置にセットされ、インレットガイド70が所定位置にセットされる。
従って、用紙搬送系から送出される用紙Pはインレットガイド70を通じて転写域に案内され、当該転写域にて所定の転写動作が行われる。
【0037】
特に、本実施の形態では、アッパガイドシュート71はベルトモジュール20の転写域に対する位置関係が一義的に定まり、一方、ロアガイドシュート72は装置本体側、すなわち、二次転写ロール31の転写域に対する位置関係が一義的に定まるため、夫々がベルトモジュール20に確実に位置決め可能になり、その分、転写域へ到る用紙Pの突入位置の精度が出し易くなる。
【0038】
また、図14(b)は、インレットガイド70でのジャム処理時やメンテナンス時の状態を示す。
同図の状態にするには、位置決め駆動機構120にて二次転写ロール31の位置決め状態を解除した後、揺動機構113にて可動フレーム110を下方へ揺動させ、ロアガイドシュート72を二次転写ロール31と共に下方へ移動させるようにし、アッパガイドシュート71とロアガイドシュート72との間にジャム処理あるいはメンテナンス用の作業スペースを確保するようにすればよい。
【0039】
更に、メンテナンス時において、ベルトモジュール20の中間転写ベルト202を交換するような場合には、図15に示すように、ベルトモジュール20のモジュールフレーム201からアッパガイドシュート71を取り外した後、テンション付与機構203にて中間転写ベルト202のテンションをゆるめた状態にして中間転写ベルト202を取り外すようにすればよい。
そして、新しい中間転写ベルト202をセットする場合には、テンション付与機構203をゆるめた状態でモジュールフレーム201に中間転写ベルト202を掛け渡し、しかる後、テンション付与機構203にて中間転写ベルト202のテンションを与え、かつ、モジュールフレーム201にアッパガイドシュート71を取り付けるようにすればよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の技術的課題を解決する本発明によれば、記録材案内機構は、記録材搬送路を境として一対のガイドシュートを分離自在とする一方、両ガイドシュートを一部で接触させ、主として記録材が接触する側のガイドシュートを絶縁支持すると共に、他方のガイドシュートを高抵抗体を介して接地するようにしたので、記録材が仮に高含水化して低抵抗になったとしても、転写域に到達した記録材を介して転写電流がガイドシュートへと漏出する事態を有効に回避することができ、転写電流漏れに伴う転写不良を有効に防止し、画像品質を良好に保つことができる。
また、第2の技術的課題を解決する本発明によれば、記録材案内機構として、記録材搬送路を境として一対のガイドシュートを分離自在とし、かつ、像担持モジュール側に位置するガイドシュートを像担持モジュールに着脱自在に取り付けるようにしたので、一対のガイドシュートを分離することで記録材案内機構での記録材のジャム処理を容易に行うことができ、しかも、像担持モジュールのメンテナンス時には、ガイドシュートを取り外してベルト状の像担持体を交換することが可能であり、その分、像担持モジュールのメンテナンス性を簡単にすることができる。
特に、本発明においては、ガイドシュートは、ベルト状の像担持体が張架せしめられるモジュールフレームに対し絶縁体若しくは高抵抗体が介在せしめられた着脱取付部材にて取り付けられるため、像担持体モジュールに対してガイドシュートからの転写電流漏れを有効に回避することができる。
このため、転写電流漏れに伴う転写不良を有効に防止しながら、記録材のジャム処理の容易性と像担持モジュールのメンテナンス性(交換性)とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)(b)は本発明に係る画像形成装置の夫々別異の態様を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用された画像形成装置の実施の一形態を示す説明図である。
【図3】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構の概要を示す説明図である。
【図4】 (a)は本実施の形態で用いられる記録材案内機構の作用を示す説明図、(b)は比較の形態で用いられる記録材案内機構の作用を示す説明図である。
【図5】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構の取付構造を示す説明図である。
【図6】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構のうち、アッパガイドシュートの取付構造例を示す説明図である。
【図7】 図6の要部詳細図である。
【図8】 アッパガイドシュート取付部の概要を示す説明図である。
【図9】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構のうち、ロアガイドシュートの取付構造例(1)を示す説明図である。
【図10】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構のうち、ロアガイドシュートの取付構造例(2)を示す説明図である。
【図11】 本実施の形態で用いられる記録材案内機構の高抵抗接地構造の一例を示す説明図である。
【図12】 本実施の形態で用いられるロアガイドシュート及び転写ユニットの支持構造例を示す説明図である。
【図13】 本実施の形態で用いられる転写ユニットの位置決め機構の一例を示す説明図である。
【図14】 (a)は転写ユニットによる転写動作時における記録材案内機構の状態を示す説明図、(b)はメンテナンス時における記録材案内機構の状態を示す説明図である。
【図15】 メンテナンス時においてベルトモジュールの無端ベルトを交換する際の作業過程を示す説明図である。
【符号の説明】
1…像担持モジュール,1a…像担持体,1b…モジュールフレーム,2…転写ユニット,3…記録材案内機構,4(4a,4b)…ガイドシュート,5…記録材,6…高抵抗体

Claims (4)

  1. 帯電色材による可視像が担持される像担持体を有する像担持モジュールと、
    この像担持モジュールの像担持体上に担持された可視像を記録材に転写する転写ユニットと、
    記録材搬送路が区画せしめられる一対のガイドシュートを有し、像担持モジュールと転写ユニットとの間の転写域へ記録材を案内搬送する記録材案内機構とを備えた画像形成装置において、
    記録材案内機構は、記録材搬送路を境として一対のガイドシュートを分離自在とする一方、両ガイドシュートを一部で接触させ、主として記録材が接触する側のガイドシュートを絶縁支持すると共に、他方のガイドシュートを高抵抗体を介して接地したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    高抵抗体は、転写域から記録材を介して高抵抗体へ至る転写漏れ電流が許容範囲に収まるように設定されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1記載の画像形成装置において、
    記録材案内機構は、転写域の手前側にて像担持モジュールの像担持体に記録材を接触させた後に、転写域に導くものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 帯電色材による可視像が担持されるベルト状の像担持体を有する像担持モジュールと、
    この像担持モジュールの像担持体上に担持された可視像を記録材に転写する転写ユニットと、
    記録材搬送路が区画せしめられる一対のガイドシュートを有し、像担持モジュールと転写ユニットとの間の転写域へ記録材を案内搬送する記録材案内機構とを備えた画像形成装置において、
    記録材案内機構は、記録材搬送路を境として一対のガイドシュートを分離自在とし、ベルト状の像担持体が張架せしめられるモジュールフレームに対し絶縁体若しくは高抵抗体を介在せしめられた着脱取付部材にて、像担持モジュール側に位置するガイドシュートを像担持モジュールに着脱自在に取り付けたものであることを特徴とする画像形成装置。
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