JP3943346B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示器にて建物の立体的表示を含む地図を表示可能なナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開2000−112343号公報に示されているように、建物の立体的表示を含む地図を表示器にて表示するナビゲーション装置があり、建物の立体的表示を含む地図を表示する表示状態と、建物の立体的表示を含まない地図を表示する表示状態とを選択可能とするナビゲーション装置は知られている。そして、建物の立体的表示を含む地図を表示する表示状態は、車両が市街地などを走行する場合に、運転者が周囲の状況を把握するために好適である。一方、建物の立体的表示を含まない地図を表示する表示状態は、道路配置を正確に把握するために好適である。また、この種のナビゲーション装置の多くにおいては、目的地とする一つまたは複数の建物(言い換えれば、施設)のマークを表示する機能も有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のナビゲーション装置においては、表示状態の切換えは、運転者による表示状態の切換え操作を必ず必要とするものであった。したがって、建物の立体的表示を含む地図を表示器にて表示している表示状態では、目的とする一つ又は複数の建物(言い換えれば、施設)が画面上に表示されなかったり、表示されても建物への道路がはっきり表示されない場合がある。また、マークを表示する場合にあっても、建物を立体的に表示している表示状態では、建物を表示するマークの手前に大きな建物があると、表示されるべきマークが表示されなかったり、またその表示が運転者にとって見難いものであることがある。
【0004】
このような状況下では、運転者は、道路およびマークを確認したいとともに、周囲の状況も確認したいものであるが、それを実現するためには、建物を立体的に表示している表示状態から建物の立体的表示を省略して表示する表示状態に切換えるための操作を行った後、ふたたび建物を立体的に表示する表示状態に切換える操作を必要とする。したがって、上記従来の装置にあっては、運転者にとって多くの操作を強いることになるとともに、運転者の運転以外の操作が増加するという問題があった。
【0005】
【発明の概略】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、なるべく運転者による操作を少なくして、道路およびマークを確認できると同時に周囲の状況も確認し易くしたナビゲーション装置を提供することにある。
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、表示器を制御して建物の立体的表示及び建物を示すマークを含む地図を同表示器に表示するとともに、同表示器における建物の立体的表示を一時的に解除するための操作スイッチを同表示器に表示する表示制御手段と、表示器に表示された前記操作スイッチの運転者によるタッチ操作に応答して表示器を制御し、同表示器における建物の立体的表示、建物を示すマーク及び前記操作スイッチを含む地図の表示状態を、建物の立体的表示を含まないで建物を示すマークを含む地図を表示するとともに前記操作スイッチを表示しない表示状態に所定時間だけ一時的に切換えて、その後に自動的に建物の立体的表示、建物を示すマーク及び前記操作スイッチを含む地図の表示状態に戻す表示切換え手段とを設けたことにある。
【0007】
これによれば、運転者は、建物を立体的に表示している表示状態中に、建物の立体的表示を省略して表示する表示状態に切換えるために操作スイッチを操作すれば、建物の立体的表示を含まない地図が所定時間だけ一時的に表示され、その後に、建物の立体的表示を含む地図がふたたび自動的に表示されるようになる。その結果、建物の立体的表示を省略して表示する表示状態から建物を立体的に表示する表示状態に切換える操作をしなくても、すなわち運転者による操作を少なくして、運転者は、道路および周囲の状況を簡単かつ明確に確認できるようになる。特に、運転者は、道路、建物を示すマークおよび周囲の状況を簡単かつ明確に確認できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、同実施形態に係る車両のナビゲーション装置を概略的に示している。
【0012】
このナビゲーション装置は、位置検出器10、地図データ読取り器20、通信装置30及び表示装置40を備えるとともに、これらに接続された電子制御装置50を備えている。
【0013】
位置検出器10は、GPS(Global Positioning System)受信機11、ジャイロスコープ12および車速センサ13を有しており、車両の現在位置を検出するために利用される。GPS受信機11は、車両の位置を検出するために衛星からの電波を受信する。ジャイロスコープ12は、車両の進行方位を検出するために、車両の旋回速度を検出する。車速センサ13は、車両の走行速度を検出する。そして、前記車両の現在位置は、これらのGPS受信機11、ジャイロスコープ12および車速センサ13からの各検出値を互いに補正しながら、電子制御装置50により検出される。
【0014】
地図データ読取り器20は、記録媒体21(例えば、DVD、CD−ROMなど)に記録されている地図データを読取り、電子制御装置50に供給する。地図データは、道路の接続状況を表すデータを含むとともに、建物の位置、大きさ、形状、種類(施設名称)、電話番号およびその他の建物に関する情報を表すデータをも含んでいる。
【0015】
通信装置30は、外部との送受信により、外部との各種情報の交換を行う。例えば、VICS(Vehicle Information and Communication System)などの情報センターから提供される道路に関する情報を受信する。表示装置40は、液晶表示器などによって構成されていて、図4(A)および図4(B)に示すように、表示画面41上に地図、建物、車両の現在位置マークX、施設マーク43a〜43d,44a,44d、その他の情報などを図形または文字によって表示する。
【0016】
電子制御装置50は、CPU、ROM、RAM、タイマ、I/Oおよびこれらを接続するバスなどからなるマイクロコンピュータにより構成されている。電子制御装置50は、図2および図3を含む各種プログラムの実行により、表示装置40による各種情報の表示、車両の現在位置の検出、目的地までの経路探索などの処理を実行する。
【0017】
この電子制御装置50には、操作スイッチ群60、音声認識ユニット62、スピーカ64および外部メモリ66も接続されている。
【0018】
操作スイッチ群60は、このナビゲーション装置に対して運転者による各種指示を外部から与えるもので、表示装置40における表示画面41の周辺に設けた複数の操作スイッチと、表示装置40の液晶表示器と一体的に構成されたタッチスイッチとを含む。このタッチスイッチは、液晶表示器の表面に設けられて、運転者による表示画面41へのタッチ操作位置を検出する。
【0019】
音声認識ユニット62は、操作スイッチ群60に代えて用いられるもので、運転者の音声による指示を認識して、同指示内容を電子制御装置50に与えるものである。スピーカ64は、表示装置40の表示画面41による表示に加えて、運転者に音声で情報を提供するためのものである。外部メモリ66は、ハードディスク、不揮発性RAMなどの書込み可能な不揮発性メモリで構成されていて、電子制御装置50で探索された目的地までのルート、設定目的地などを記憶しておくものである。
【0020】
次に、上記のように構成した実施形態の動作について説明する。車両が走行中であって、操作スイッチ群60の操作により、ナビゲーション装置の作動が選択されていれば、電子制御装置50は図2の市街図表示プログラムを所定の短時間ごとに繰返し実行している。この市街図表示プログラムは、ステップS10にて開始され、ステップS12にて表示切換えルーチンを実行する。
【0021】
この表示切換えルーチンは図3に詳細に示されており、ステップS50にてその実行が開始される。この表示切換えルーチンの実行開始後、ステップS52にて運転者(又は他の乗員)により表示装置40の表示画面41のいずれかの箇所がタッチ操作されているか否かを判定する。この判定は、操作スイッチ群60のうちで表示画面41の表面に設けたタッチスイッチの出力に基づいて行われる。表示画面41がタッチ操作されていなければ、ステップS52にて「NO」と判定して、ステップS82に進む。ステップS82においては、タイマフラグTMFが“1”であるか否かを判定する。タイマフラグTMFは、“1”によりタイマが動作中であることを表すもので、この場合、初期設定時と同じ“0”に設定されているものとする。したがって、このステップS82の判定処理おいては、「NO」と判定して、ステップS90にてこの表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0022】
ふたたび、図2の説明に戻ると、ステップS12の表示切換えルーチンの処理後、ステップS14にて道路表示を制御する。いま、車両は市街地を走行中であって、運転者により市街地表示モードが選択されているものとする。なお、この市街地表示モードは、運転者による操作スイッチ群60の操作に応答して、電子制御装置50の図示しないプログラムの実行により設定される。
【0023】
このステップS14においては、電子制御装置50は、地図データ読取り器20を介して記録媒体21から車両の現在位置の近傍に関する市街地用地図データを読み出して、図4(A)に示すように、車両の近傍の市街地を建物なしで3次元的に表示画面41上に表示する。なお、車両の現在位置は、図示しないプログラムの実行により、位置検出器10からの各検出信号に基づいて検出される。そして、この検出した車両の現在位置も、表示画面41上に現在位置マークXとして表示する。さらに、この表示状態では、表示画面41の右下位置に、建物を表示する表示状態に切換えるためのタッチ操作位置を表す「建物表示」の文字42も表示されている。
【0024】
また、この状態では、施設マーク43a〜43dも選択的に表示する。施設マーク43a〜43dは、飲食店、ガソリンスタンド、スーパーマーケットなどの各種施設を表示するもので、それらの表示が、図示しないプログラムの実行により、運転者によって選択されるようになっている。以下の説明では、運転者によって施設が選択されているものとして、図4(A)に示すように施設マーク43a〜43dが平面的な方形状の枠内に表示されるようにしている。この施設マーク43a〜43dには、施設(建物)を特定できるような「ロゴマーク」などを表示するようにするとよい。
【0025】
前記ステップS14の処理後、ステップS16にて建物フラグBLDが“1”であるか否かを判定する。建物フラグBLDは“1”により建物を立体的に表示することを表すもので、建物フラグBLDが操作スイッチ群60の操作により“0”に設定されていれば、ステップS16にて「NO」と判定して、ステップS18の処理によって建物を立体的に表示することなく、ステップS20以降に進む。ステップS20においては、点滅フラグBLKが“1”であるか否かを判定する。ステップS26においては、スクロールフラグROLが“1”であるか否かを判定する。
【0026】
点滅フラグBLKは“1”により施設マーク43a〜43dのいずれかの枠を所定の短時間だけ点滅させるものであり、初期設定または前記所定の短時間後のリセット処理により、通常は“0”に設定されている。スクロールフラグROLは、“1”により運転者がタッチ操作した表示画面41上の地図の位置が表示画面41の中心に来るまで表示画面41をスクロールするもので、初期設定または前記所定の短時間後のリセット処理により、通常は“0”に設定されている。そして、点滅フラグBLKおよびスクロールフラグROLが共に“0”であれば、ステップS20にて「NO」と判定した後、ステップS24に施設マーク43a〜43dの点滅を停止制御し、ステップS26にて「NO」と判定して、ステップS34にてこの市街図表示プログラムの実行を一旦終了する。
【0027】
このように建物フラグBLD、点滅フラグBLKおよびスクロールフラグROLが共に“0”であるときには、ステップS16,S20,S26にてそれぞれ「NO」と判定されて、ステップS12,S14の各処理が所定の短時間ごとに繰返される。そして、表示画面41には、図4(A)に示すように、建物なしで道路および施設マーク43a〜43dが3次元的に表示され続ける。また、この場合、車両の現在位置は車両の走行に伴って移動するので、表示画面41にて表示されている道路は、前記車両の進行に合わせて順次下方にスクロールされていく。
【0028】
このような建物なしの状態で、表示画面41の右下位置の「建物表示」の文字42が運転者によってタッチ操作されると、図3のステップS52にて「YES」と判定してステップS54に進む。ステップS54においては、建物フラグBLDが“0”である、すなわち建物が表示画面41にて立体的に表示されていないことを条件に、「YES」と判定して、ステップS56に進む。ステップS56においては、建物フラグBLDを“1”にセットする。なお、このステップS56においては、後述する処理によって施設マーク43a〜43dのいずれかが点滅制御されていても、建物なしの表示状態が一時的なものであっても、それらを中断するために点滅フラグBLKおよびタイマフラグTMFを共に“0”にリセットするとともに、タイマ動作を停止制御する。そして、前述した場合と同様に、ステップS82にて「NO」すなわちタイマフラグTMFは“0”であると判定して、ステップS90にてこの表示切換えルーチンの実行を終了する。なお、他の図示しない処理において、例えばメニュー処理において、操作スイッチ群60の操作により、前記建物フラグBLDを“1”にセットすることも可能である。
【0029】
このようにして、建物フラグBLDが“1”にセットされると、前述した図2のステップS16にて「YES」と判定してステップS18に進む。このステップS18においては、電子制御装置50は、地図データ読取り器20を介して記録媒体21から車両の現在位置の近傍に関する市街地用地図データに対応した建物に関するデータを読み出して、図4(B)に示すように、車両の近傍の市街地を建物を含んで3次元的に表示画面41上に表示する。なお、この場合も、前述した場合と同様に、車両の現在位置を表す現在位置マークXが表示されるとともに、前記図4(A)の施設マーク43a,43dに対応した施設マーク44a,44dも選択的に表示される。ただし、この場合、施設マーク44a,44dは立体的に表示されるとともに、前記図4(A)の表示マーク43b,43cに対応した施設マークは建物に隠れて表示されない。
【0030】
また、このステップS18においては、表示画面41の右下位置には、建物を表示しない表示状態に切換えるためのタッチ操作位置を表す「建物解除」の文字45が表示される。表示画面41の左下位置には、建物を一時的に表示しないようにするためのタッチ操作位置を表す「一時建物解除」の文字46が表示される。
【0031】
前記ステップS18の処理後、前述した場合と同様に、点滅フラグBLKおよびスクロールフラグROLが共に“0”であることに基づいて、ステップS20,S26にてそれぞれ「NO」と判定して、ステップS34にてこの市街図表示プログラムの実行を一旦終了する。そして、この場合も、この状態では、ステップS14,S18の繰返し処理により、表示画面41にて表示されている道路および建物は、車両の進行に合わせて順次下方にスクロールされていく。
【0032】
このような建物を含む表示状態で、表示画面41の右下位置の「建物解除」の文字位置を運転者がタッチ操作すると、図3のステップS52にて「YES」と判定してステップS54以降に進む。ステップS54においては「NO」と判定されるが、ステップS58においては、建物フラグBLDが“1”である、すなわち建物が表示画面41にて立体的に表示されていることを条件に、「YES」と判定して、ステップS60に進む。ステップS60においては、建物フラグBLDを“0”にリセットする。なお、このステップS60においても、前記ステップS56の場合と同じ理由により、点滅フラグBLKおよびタイマフラグTMFを共に“0”にリセットするとともに、タイマ動作を停止制御する。そして、前述した場合と同様に、ステップS82にて「NO」すなわちタイマフラグTMFは“0”であると判定して、ステップS90にてこの表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0033】
このようにして、建物フラグBLDが“0”にセットされると、図2の市街地表示プログラムにおいては、ステップS14の処理のみが実行されて、ステップS18の処理が実行されなくなる。したがって、この場合には、表示画面41には、前述したように建物なしの市街地の地図が3次元的に表示されるようになる。
【0034】
一方、前述した建物を含む表示状態で、表示画面41の左下位置の「一時建物解除」の文字46を運転者がタッチ操作すると、図3のステップS52にて「YES」と判定してステップS54以降に進む。この場合、ステップS54,S58にて共に「NO」と判定されるが、ステップS62において、建物フラグBLDが“1”である、すなわち建物が表示画面41にて立体的に表示されていることを条件に、「YES」と判定して、ステップS64に進む。ステップS64においては、電子制御装置50に内蔵されているタイマの動作を開始させて、タイマフラグTMFを“1”に設定する。そして、ステップS66にて、建物フラグBLDを“0”にリセットして、ステップS82に進む。
【0035】
ステップS82においては、“1”にセットされているタイマフラグTMFに基づいて「YES」と判定して、ステップS84に進む。ステップS84においては、タイマの作動開始から所定の短時間(例えば、6秒)が経過したか否かを判定する。この場合、タイマの作動から間もないので、ステップS84にて「NO」と判定して、ステップS90にて表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0036】
このようにして、建物フラグBLDが“0”にリセットされると、前述した場合と同様に、図2の市街図表示プログラムのステップS18の建物の表示制御処理が実行されなくなるので、表示画面41では図4(A)に示すような建物を含まない市街図が3次元的に表示されるようになる。この状態では、図2の市街図表示プログラムが繰返し実行される。そして、ステップS12の表示切換えルーチンにおいては、ステップS82にて「YES」と判定され続けるとともに、ステップS84にてタイマの作動開始から所定の短時間が経過したか否かが判定され続ける。
【0037】
タイマの作動開始から所定の短時間が経過すると、ステップS84にて「YES」と判定し、ステップS86,S88に進む。ステップS86においては、タイマの作動を停止させ、タイマフラグTMFを“0”にリセットする。ステップS88においては、建物フラグBLDを“1”にセットするとともに、点滅フラグBLKを“0”にリセットする。これらのステップS86,S88の処理後、ステップS90にて表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0038】
このようにして、建物フラグBLDがふたたび“1”に戻されると、前述した場合と同様に、図2の市街図表示プログラムのステップS18の建物の表示制御処理が実行され始めるので、表示画面41では図4(B)に示すような建物を含む市街図が3次元的に表示されるようになる。
【0039】
このように、表示画面41にて建物を立体的に表示している表示状態中に、表示画面41の左下位置の「一時建物解除」の文字46を運転者がタッチ操作すると、建物の立体的表示を含まない地図が所定時間だけ一時的に表示され、その後に、建物の立体的表示を含む地図がふたたび自動的に表示されるようになる。その結果、建物の立体的表示を含まない表示状態では、手前側の建物のために表示されていない、または明確に表示されていない道路,建物および施設マークを確認できる。また、建物を立体的に表示する表示状態に切換える操作をしなくても、すなわち運転者による操作を少なくして、運転者は、建物および施設マークの立体的表示への自動復帰により周囲の状況が確認し易くなる。
【0040】
また、前述した建物を含む表示状態で、表示画面41の右下位置の「建物解除」の文字45および左下位置の「一時建物解除」の文字46以外の位置を運転者がタッチ操作すると、図3のステップS52にて「YES」と判定してステップS54以降に進む。この場合、ステップS54,S58,S62にてそれぞれ「NO」と判定して、ステップS68に進む。ステップS68においては、表示画面41の地図上におけるタッチ操作位置が記憶されるとともに、スクロールフラグROLが“1”にセットされる。なお、このタッチ操作位置も、操作スイッチ群60に含まれる表示画面41の表面に設けたタッチスイッチによって検出される。
【0041】
前記ステップS68の処理後、ステップS70にて前記タッチ位置が施設マーク44a、44dの位置であるかを判定する。まず、前記タッチ位置が施設マーク44a、44dの位置でない場合について説明する。この場合、前記ステップS70にて「NO」と判定して、ステップS82に進む。ステップS82においては、タイマフラグTMFは“0”であるので、「NO」と判定し、ステップS90にて表示切換えルーチンの実行を終了する。一方、図2の市街図表示プログラムにおいては、このステップS12の表示切換えルーチンの実行後、ステップS14〜S18の処理により、表示画面41においては、図4(B)に示すように建物および施設マーク44a,44dの立体的表示を含む市街図が3次元的に表示される。その後、前述したステップS20,S24の処理を経て、ステップS26にて「YES」すなわちスクロールフラグROLが“1”であると判定してステップS28に進む。
【0042】
ステップS28においては、前記ステップS68にて記憶した地図上におけるタッチ操作位置が表示画面41の中央に来るように、表示されている地図をスクロールするように表示装置40を制御する。そして、ステップS30にて、前記スクロールが終了したか否かを判定する。このスクロールが終了していない状態では、ステップS30にて「NO」と判定し、ステップS28,S30の循環処理を繰返し実行する。そして、前記スクロールが終了すると、ステップS30にて「YES」と判定し、ステップS32にてスクロールフラグROLを“0”にリセットして、ステップS34にてこの市街図表示プログラムの実行を一旦終了する。そして、次に、この市街図表示プログラムが実行されると、ステップS14〜S18の処理により、表示画面41においては、車両の進行に応じて図4(B)に示すように建物および施設マーク44a,44dの立体的表示を含む市街図が3次元的に表示され続ける。
【0043】
また、前記タッチ位置が施設マーク44a、44dの位置であると、ステップS70にて「YES」と判定して、ステップS72にて図4(A)に示すように、表示画面41の所定位置(例えば、上部位置)に、施設(建物)に関する情報47が大きく表示される。この建物に関する情報は、地図データに含まれる施設名称、電話番号などである。また、図4(A)に示すように、「情報」なる表示文字47aをタッチ操作することにより、図示しないプログラムの実行によってさらに詳細な情報が表示される。なお、この表示47は、建物の立体的表示を含まない表示状態では、そのまま表示される。しかし、建物の立体的表示を含む表示状態では、後述する処理により、直後に、建物の立体的表示を含まない表示状態に切換えられるので、この施設情報の表示47は実質的に建物の立体的表示を含まない表示状態時のみ表示画面41上に表示されることになる。
【0044】
前記ステップS72の処理後、ステップS74にて、建物フラグBLDが“1”であるか否かを判定する。いま、表示画面41にて建物が立体的に表示されている状態について説明している。したがって、前記ステップS74においては「YES」と判定し、ステップS76〜S80の処理を実行する。ステップS76においては、運転者がタッチした施設マーク44aまたは44dを表すデータを記憶する。ステップS78においては、建物フラグBLDを“0”にリセットするとともに、点滅フラグBLKを“1”にセットする。ステップS80においては、タイマの作動を開始させるとともに、タイマフラグTMFを“1”にセットする。これらのステップS76〜S80の処理後、プログラムをステップS82に進める。
【0045】
ステップS82においては前記“1”にセットしたタイマフラグTMFに基づいて「YES」と判定するが、タイマの作動から間もないので、ステップS84にて「NO」すなわちタイマの作動開始から所定の短時間が経過していないと判定して、ステップS90にて表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0046】
この場合、前記図3のステップS78の処理により、建物フラグBLDが“0”にリセットされているので、図2の市街図表示プログラムにおいては、このステップS12の表示切換えルーチンの実行後、ステップS18の建物の表示制御処理は実行されずに、ステップS14の道路表示のみが実行されるので、表示画面41においては、図4(A)に示すように、建物なしで施設マーク43a〜43dの平面的表示を含む市街図が3次元的に表示される。また、前記ステップS78の処理によって点滅フラグBLKが“1”に設定されているので、図2の市街図表示プログラムにおいては、ステップS20にて「YES」と判定し、ステップS22に、前記ステップS76の処理によって記憶された施設マークの外枠を点滅させる。そして、前記ステップS68の処理により、前述した場合と同様に、運転者のタッチ操作位置が記憶されているとともにスクロールフラグROLが“1”にセットされているので、前記ステップS22の処理後のステップS26〜S32の処理により、前記タッチ操作位置が表示画面41の中央位置に来るまで、表示画面41はスクロールされる。
【0047】
そして、このような建物を含まない市街地図の3次元表示は、所定の短時間が経過するまで続けられる。タイマの作動開始から所定の短時間が経過すると、ステップS84にて「YES」と判定し、ステップS86,S88の処理が実行される。この場合も、ステップS86,S88において、タイマの作動が停止され、タイマフラグTMFおよび点滅フラグBLKは“0”にリセットされるとともに、建物フラグBLDは“1”に戻される。その結果、図2の市街図表示プログラムのステップS14〜S18の処理により、建物の立体的表示を含む市街図表示が復活する。また、ステップS20,S24の処理により、施設マーク43a〜43dの外枠の点滅も停止する。
【0048】
このように、表示画面41にて建物を立体的に表示している表示状態中に、表示画面41の施設マーク44a,44dに運転者がタッチ操作すると、建物の立体的表示を含まない地図が所定時間だけ一時的に表示され、その後に、建物の立体的表示を含む地図がふたたび自動的に表示されるようになる。また、この一時的な建物を含まない表示状態では、施設マーク43a〜43dのうちで前記タッチされた施設マークの外枠が点滅される。その結果、建物の立体的表示を含まない表示状態では、手前側に位置する建物のために表示されていない、または明確に表示されていない道路および施設マークを簡単かつ明確に確認できる。また、建物を立体的に表示する表示状態に切換える操作をしなくても、すなわち運転者による操作を少なくして、運転者は建物および施設マークの立体的表示により周囲の状況が簡単かつ明確に確認し易くなる。
【0049】
次に、前述した建物を含まない表示状態で、表示画面41の右下位置の「建物表示」の文字42以外の位置を運転者がタッチ操作した場合について説明しておく。この場合も、図3のステップS52にて「YES」と判定し、ステップS54,S58,S62にてそれぞれ「NO」と判定する。そして、ステップS68にて、前述した場合と同様に、表示画面41のタッチ操作位置が記憶されるとともに、スクロールフラグROLが“1”にセットされる。しかし、この場合には、建物が含まれない表示状態にある、すなわち建物フラグBLDは“0”であるので、ステップS74においては必ず「NO」と判定する。なお、この場合、タイマフラグTMFも“0”にリセットされたままであるので、ステップS82にて「NO」と判定して、ステップS90にてこの表示切換えルーチンの実行を終了する。
【0050】
そして、図2の市街図表示プログラムにおいては、このステップS12の表示切換えルーチンの実行後、ステップS14にて道路は表示画面41にて3次元表示されるものの、ステップS18の建物の表示制御はなされないので、表示画面41においては図4(A)に示すように建物を含まない表示状態に保たれる。また、点滅フラグBLKも“0”にリセットされたままであるので、ステップS20,S24の処理により施設マーク43a〜43dの外枠も点滅されない。一方、スクロールフラグROLは前記ステップS68の処理によって“1”にセットされているので、ステップS26〜S32の処理により、前記ステップS68にて記憶した地図上におきるタッチ操作位置が表示画面41の中央に来るように、建物の表示されていない市街図がスクロールされる。
【0051】
また、前述した「建物表示」の文字42位置以外のタッチ操作位置が、表示画面41上の施設マーク43a〜43d(図4(A)参照)である場合、前述した図3の表示切換え制御ルーチンのステップS70,S72の処理により、タッチ操作された施設マーク43a〜43dに関する施設名称、電話番号などの情報47が表示画面41上に表示される。なお、同表示47中の「情報」の文字のタッチ操作時に、図示しないプログラムの実行により、前記施設(建物)に関する詳細な情報が表示されることも前述の場合と同じである。なお、この場合に、タッチ操作された施設マーク43a〜43dを点滅させるように変更することも可能である。
【0053】
また、上記実施形態においては、図4(B)の建物を含む地図の立体的な表示状態を、所定の短時間だけ図4(A)の建物を含まない表示状態に一時的に切換える場合、両表示状態とも3次元的に市街地図を表示画面41にて表示するようにした。しかし、これに代えて、建物を含まない表示状態においては、市街地図を表示画面41にて2次元的すなわち道路を平面視して表示するようにしてもよい。
【0054】
さらに、上記実施形態の説明においては、運転者によって指示された現在位置から目的地の探索処理および探索したルートの表示に関する説明を省略したが、当然に探索処理および探索したルートの表示も、前記市街図の表示に加えて行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の概略ブロック図である。
【図2】 図1の電子制御装置にて実行される市街図表示プログラムのフローチャートである。
【図3】 図2の表示切換えルーチンのフローチャートである。
【図4】 (A)は図1の表示器にて表示される建物を除去した地図の表示例を示す図であり、(B)は同表示器にて表示される建物含みの地図の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…位置検出器、20…地図データ読取り器、21…記録媒体、30…通信装置、40…表示装置、50…電子制御装置、60…操作スイッチ群、62…音声認識ユニット、64…スピーカ、66…外部メモリ。
Claims (1)
- 地図を表示するための表示器を有するナビゲーション装置において、
前記表示器を制御して建物の立体的表示及び建物を示すマークを含む地図を同表示器に表示するとともに、同表示器における建物の立体的表示を一時的に解除するための操作スイッチを同表示器に表示する表示制御手段と、
前記表示器に表示された前記操作スイッチの運転者によるタッチ操作に応答して前記表示器を制御し、同表示器における建物の立体的表示、建物を示すマーク及び前記操作スイッチを含む地図の表示状態を、建物の立体的表示を含まないで建物を示すマークを含む地図を表示するとともに前記操作スイッチを表示しない表示状態に所定時間だけ一時的に切換えて、その後に自動的に前記建物の立体的表示、建物を示すマーク及び前記操作スイッチを含む地図の表示状態に戻す表示切換え手段と
を設けたことを特徴とするナビゲーション装置。
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