JP3943222B2 - 化粧板 - Google Patents

化粧板 Download PDF

Info

Publication number
JP3943222B2
JP3943222B2 JP02368698A JP2368698A JP3943222B2 JP 3943222 B2 JP3943222 B2 JP 3943222B2 JP 02368698 A JP02368698 A JP 02368698A JP 2368698 A JP2368698 A JP 2368698A JP 3943222 B2 JP3943222 B2 JP 3943222B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative board
resin
decorative
gypsum
base paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP02368698A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11222998A (ja
Inventor
雅浩 和田
知哉 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Gypsum Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Gypsum Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Gypsum Co Ltd filed Critical Yoshino Gypsum Co Ltd
Priority to JP02368698A priority Critical patent/JP3943222B2/ja
Publication of JPH11222998A publication Critical patent/JPH11222998A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3943222B2 publication Critical patent/JP3943222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原紙貼石膏板の少なくとも1面に、樹脂からなる化粧層を設けた反りのない意匠性に優れた化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂等からなる樹脂化粧層を設けた化粧板は、一般に表面硬度や撥水性に加え、意匠性に優れており、壁面、床、天井、間仕切り等の建築用や、テーブル、カウンター、食器戸棚等の家具分野、テレビ、ステレオ、冷蔵庫等の家電分野に広汎に使用されている。
【0003】
特にウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ化粧板は、基板そのもの又は基板にパターン紙を接着したものの上に、上記樹脂を塗装して得られるが、表面硬度や撥水性に加え、柄に深みのある風合いの良い意匠性に優れた化粧板である。一方、その基板としては、一般に合板及び各種木質系板材、各種セメント板、ケイ酸カルシウム板等が使用されてきた。
【0004】
しかしながら、上記基板には、遮音性、断熱性、施工性及び防火性等の各性能に加え、廉価であること等の基板として要求される性能を全て満足するものはなく、前記要求性能を全て具備した化粧板用の基板を用いた化粧板が強く要望されている。
【0005】
前記要求性能を全て満足する基板として、焼石膏、硬化調整剤等の混和剤及び水を混練して泥漿とし、成形及び硬化乾燥して得られる石膏板や、該石膏板の表裏面を原紙で被覆した原紙貼石膏板(例えば、石膏ボード)が挙げられるが、これらの基板に上記樹脂を塗装して得られる樹脂化粧板は、その端部において樹脂化粧層側に反りが生じて扱いにくく、化粧板同士の継ぎ目は平滑にならず、更に施工上(使用上)にも障害があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明の目的は、化粧板基板に原紙貼石膏板を使用し、反りのない、しかも遮音性、断熱性、施工性、防火性及び抗菌・防黴性等の各性能に加え、廉価である樹脂化粧板、特にウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂化粧板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、本発明は、化粧板基板が、補強用繊維を含有し、かつその少なくとも一方の面が原紙で被覆されている原紙貼石膏板であり、該原紙の層間強度が2.5kg/cm 2 以上であり、該化粧板基板の少なくとも一方の原紙面に、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂からなる化粧層が設けられていることを特徴とする化粧板である。
【0008】
本発明によれば、化粧板基板として使用する原紙貼石膏板の芯材中に補強用繊維を含有せしめ、更には原紙貼石膏板における原紙の層間強度を高めることにより、化粧板基板としての原紙貼石膏板の強度を高めることにより、これらの化粧板基板にウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂からなる化粧層を設けた際に生じる化粧板基板の反りを極めて効率的に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に好ましい実施の形態を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
本発明で用いる石膏板は、天然石膏、副産石膏及び排煙脱硫石膏等の単独、若しくは混合した石膏を焼成して焼石膏とし、これを水と混練し、成形及び硬化させて得られる。又、本発明で用いる原紙貼石膏板は、上記石膏板の製造に際してその少なくとも一方の面を原紙で被覆して得られる。
【0010】
又、上記石膏板の補強に使用する補強用繊維としては、新聞等の故紙やバージンパルプ、無機繊維であるガラス繊維、ロックウール、ワレストナイト、セピオライト等が挙げられる。これらの補強用繊維は、単独若しくは混合物として、石膏板を構成する石膏の重量の0.3〜5%、好ましくは0.5〜1.5%の量で石膏板中に含有させることができる。
【0011】
尚、これらの補強用繊維を石膏板内に良好な状態で分散させるには、焼石膏と繊維及び水等を混練してスラリーとする前に、上記繊維を焼石膏と混合する等して繊維の表面を焼石膏で被覆するか、集束性を持たせ、水に接して分散性が発揮されるポリエチレンオキサイド等で表面処理してから用いるのが好ましい。
【0012】
このように繊維の表面が焼石膏や分散剤でコーティングされることにより、繊維は焼石膏の泥漿中に容易に均一に分散され、最終的に石膏板中に均一に分散した状態で混在することとなり、繊維が硬化体のつなぎの働きをなすものである。そのため、充分に強度の向上した石膏板が得られることになる。特に、ガラス繊維が石膏板としたときにその補強効果が高いので、無機繊維としてガラス繊維を使用するのが好ましい。
【0013】
又、補強用繊維を含有する石膏板やこの石膏板の少なくとも1面が原紙で被覆された原紙貼石膏板の嵩密度は少なくとも0.8g/cm3とし、その好ましい範囲は0.9〜1.3g/cm3である。尚、嵩密度が0.8未満になると前記樹脂層形成後の化粧板の反りの発生を十分に抑制することが困難となり、一方、嵩密度が1.3g/cm3を超える場合には、得られる化粧板はその施工上取り扱いにくくなる。
【0014】
又、以上の如き化粧板基板に施す化粧層の樹脂としては、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂が挙げられる。ウレタン樹脂の好適な例は、ポリアルキレンポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール等を基体樹脂とし、これらのポリオールの架橋剤としてポリイソシアネート化合物を組み合わせて得られる2液型樹脂塗料であり、アクリル樹脂の好適な例は、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、水酸基やエポキシ機等の反応基を有する(メタ)アクリル酸エステル等のアクリルモノマーの単独又は共重合体を含む樹脂塗料であり、アクリルウレタン樹脂の好適な例は、上記ポリウレタン樹脂においてポリオールとしてアクリルポリオールを使用した2液型樹脂塗料であり、又、エポキシ樹脂の好適な例は、主剤であるエポキシ樹脂と硬化剤であるポリアミンやポリカルボン酸とを組み合わせた2液硬化型樹脂である。このよう樹脂塗料は種々の商品面で市場から入手して本発明で使用することができる。
【0015】
そのほか、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂中に重合性基であるアクリロイル基やビニル基を導入した反応性樹脂、該樹脂に多官能(メタ)アクリル酸エステルモノマーを混合してなる紫外線硬化性又は電子線硬化性であるウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂等も使用することができる。このような光硬化性樹脂塗料は種々の商品面で市場から入手して本発明で使用することができる。
【0016】
以上の如き樹脂塗料はクリヤー塗料でもよいし、又、顔料によって着色された着色塗料であってもよい。これらの樹脂塗料の塗布方法としては、ロールコーター、フローコーター、吹き付け等、従来公知の何れの塗布方法であってもよい。前記化粧板基材に上記塗料を塗布する場合には、化粧板基材に直接塗布して樹脂層を形成してもよく、又、化粧板基材の少なくとも一面に、化粧シートを貼着したり、或は熱転写方法、水圧転写方法、指圧転写方法等により化粧板基材表面に任意の絵柄等を付与した後、該絵柄面に前記樹脂塗料を塗布及び硬化させてもよい。又、化粧板基材に対する樹脂塗料の塗布面は片面でもよく、両面でもよく、又、側面でもよく、更には全面であってもよい。上記樹脂塗料によって形成される樹脂層は50〜150μmの厚さが好ましい。
【0017】
又、化粧板基板である石膏板の強度向上を目的として、石膏板の樹脂化粧層と反対の面又は両面に補強用の薄鋼板や原紙(例えば、石膏ボードの製造に通常使用されている石膏ボード原紙)、グラスネット、グラスマット等の補強面材を積層することもできる。特に石膏板の表側に原紙を積層するときは、石膏板の強度を向上させるばかりでなく、上記樹脂を原紙面に塗装することにもなるので、樹脂が原紙に程よく浸透し、石膏板に対する樹脂の乗り及び樹脂層の石膏板に対する密着力が向上することにもなる。
【0018】
尚、該原紙は一般に複数層で構成されており、上記樹脂を該原紙面に塗装するときには、塗装面側に生じる反り応力により該原紙はその層間で剥離し易くなるので、層間強度を2.5kg/cm2以上に保つか、若しくはエポキシ樹脂等のシーラーを原紙面に塗布することにより層間剥離を防止することができる。尚、補強用面材としてアルミニウム等の導電性の薄板を使用すると、石膏板や原紙貼石膏板の補強用となるばかりではなく、外部からの各種電波障害等を防止することにもなる。
【0019】
又、風呂場や厨房等の水廻りの壁面、床面及び天井面等における黴の発生を防止するために、樹脂化粧層内外面及び/又は化粧板基板内外面に抗菌剤を付与することができる。その抗菌剤としては、市販の抗菌剤を使用することができ、例えば、アニリン誘導体、ハロゲン系化合物、硫黄化合物、2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール等のイミダゾール・チアゾール系の化合物、銀、銅、亜鉛及び錫等の無機系抗菌剤等が挙げられる。
【0020】
上記したような抗菌剤の使用量としては、抗菌剤の種類や化粧板が使用される場所等により異なるが、経済性及び効果を考慮すれば、一般的には、樹脂化粧層又は化粧板基板に抗菌剤を内添する場合は、対象物重量に対して0.1〜3.0%の範囲で添加することが好ましく、樹脂化粧層又は化粧板基板に抗菌剤を塗布する場合は、樹脂層又は化粧板基板1m2当り0.01〜4gの範囲で塗布することが好ましい。
尚、抗菌剤を付与するところは、特に限定されないが、好ましくは化粧板基板の表面(樹脂層側)に塗布するか或いは樹脂化粧層に内添させる。
【0021】
本発明の化粧板の1例を図を参照して更に具体的に説明する。本発明の化粧板1は、図1に示すように、アクリルポリウレタン樹脂層2、様々な模様が印刷されたパターン紙3、接着剤層4、化粧板基板5から構成されており、補強用繊維を含有している石膏板6の両面は原紙7で被覆されている。しかしながら、石膏板6の側面や裏面側から吸湿や吸水による化粧板基板5の強度低下を防止するために、それぞれの側面や裏面ばかりではなく、石膏板6や原紙7に、パラフィン系或いはシリコン系又はその他の撥水剤を用いて撥水処理を施すことができる。
【0022】
尚、無地の化粧板を作製する場合にはパターン紙3を省略することができるのは勿論であるが、化粧板の仕上がりの意匠性を特に向上させる場合にはパターン紙の代わりに白色のチタン紙を用いることができる。又、パターン紙3を使用しないときは接着剤層4は省略することができる。
【0023】
尚、本発明において使用する石膏板若しくは原紙貼石膏板の構成は、石膏として主に工業的に多用されるβ型焼石膏を用い、これに補強用繊維、更に必要に応じてパーライト、バーミキュライト等の軽量骨材、各種発泡剤、石膏用減水剤、石膏凝結促進剤、石膏凝結遅延剤等の公知のものを併用した構成としてもよく、該石膏板若しくは原紙貼石膏板は、所定量の焼石膏、補強用繊維、水、各種添加剤を混合してスラリーとし、常法に従って成形し且つ硬化乾燥して得られる。
【0024】
又、原紙貼石膏板を化粧板基板とする場合は、その原紙貼石膏板は、芯材を前記石膏板と同様の構成とし、前記同様のスラリーを得、常法に従って原紙貼石膏板用原紙を用いて被覆成形し且つ硬化乾燥して得られる。
【0025】
【実施例】
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
ガラス繊維を0.8重量%含む原紙貼石膏板(厚さ9.5mm、幅100mm及び長さ600mm)の側面を含む全表面に、2液型アクリルウレタン樹脂塗料を吹き付け法により乾燥時の厚みが100μmになるように塗布、乾燥及び硬化させて本発明の化粧板を得た。
【0026】
実施例2
実施例1と同じ原紙貼石膏板の側面を含む全表面に、実施例1と同じ2液型アクリルウレタン樹脂塗料を吹き付け法により乾燥時の厚みが50μmになるように塗布した後、それらの片面及び側面に、印刷フイルムを水圧転写させ、更にその転写面に上記と同じアクリルウレタン樹脂塗料を乾燥時の厚みが50μmになるように塗布、乾燥及び硬化させて本発明の化粧板を得た。
【0027】
実施例3
実施例1における樹脂塗料に代えて2液型ウレタン樹脂塗料を使用した以外は実施例1と同様にして本発明の化粧板を得た。
【0028】
実施例4
実施例2における樹脂塗料に代えて2液型エポキシ樹脂塗料を使用した以外は実施例2と同様にして本発明の化粧板を得た。
【0029】
比較例1
実施例1における石膏板に代えてケイカル板を使用した以外は実施例1と同様にして比較例の化粧板を得た。
比較例2
実施例1における石膏板に代えてガラス繊維を含まない同様の石膏板を使用した以外は実施例1と同様にして比較例の化粧板を得た。
以上の実施例及び比較例のボードの反りの性状を下記表1に示し、他の性状を表2に示す。尚、表2において比較例2は反りが大きく実用性がないので他の性状は示さない
【0030】
表1
Figure 0003943222
反り:化粧板の樹脂層面に定規を当てて測定した。
表2
Figure 0003943222
◎:良好 ○:普通 ×:問題あり
JIS A 5414「パルプセメント板(200時間照射)」
JIS K 5400「塗料一般試験方法」
【0031】
実施例5
抗菌剤として武田薬品工業(株)社製の商品「コートサイド110粒剤」を0.3重量%含み、且つガラス繊維を0.8重量%含有する石膏芯に原紙を被覆した原紙貼石膏板と、抗菌剤を含まずガラス繊維を0.8重量%含有する原紙貼石膏板とを夫々常法により製造し、実施例1と同様にしてアクリルウレタン樹脂層を設けて各化粧板を用意した。次いで、各化粧板を10×10cmの大きさに切断し、側面をアルミ箔で被覆し、水を入れたデシケーター中に入れ、30℃の部屋に放置し、黴の発生について観察した。尚、デシケーター内は温度30℃、相対湿度100%であった。その結果を表3に示す。
【0032】
表2
Figure 0003943222
○:全く黴の発生が認められなかった
×:黴の発生が認められた
【0033】
以上のように、本発明の化粧板は、これを構成する化粧板基板の防火性、加工性及び経済性等が、従来の化粧板基材と比較して全てにおいて優れており、且つウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂塗装後の表面の反りは殆どなく、樹脂本来の有する撥水性や表面硬度に優れ、柄に深みのある風合いの良い意匠性に優れた化粧板であった。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、化粧板基板とする原紙貼石膏板の芯材中に補強用繊維を混在せしめ、更に原紙の層間強度を高め、原紙貼石膏板の嵩密度を高めたので、その表面に樹脂層を形成しても、得られる化粧板に反りが発生することがなく、使用した樹脂本来の有する撥水性や表面硬度に優れ、特にウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂を用いて樹脂層を形成した場合には、柄に深みのある風合いの良い意匠性に優れた化粧板が得られる。
又、化粧板基板として原紙貼石膏板を使用するので、遮音性、断熱性、施工性及び防火性等の各性能に加え、樹脂化粧層が施された廉価な化粧板が提供される。
更に、化粧板基板の内外面及び/又は樹脂化粧層内外面に抗菌剤を付与することにより、抗菌・防黴性に優れた化粧板が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る化粧板の1実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1:樹脂化粧板
2:樹脂層
3:パターン紙
4:接着剤の層
5:原紙貼石膏板
6:石膏板
7:原紙

Claims (9)

  1. 化粧板基板が、補強用繊維を含有し、かつその少なくとも一方の面が原紙で被覆されている原紙貼石膏板であり、該原紙の層間強度が2.5kg/cm 2 以上であり、該化粧板基板の少なくとも一方の原紙面に、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂又はエポキシ樹脂からなる化粧層が設けられていることを特徴とする化粧板。
  2. 原紙面にシーラーが塗布されている請求項1に記載の化粧板。
  3. 補強用繊維が石膏の重量の0.3〜5%の割合で含有されている請求項1又は2に記載の化粧板。
  4. 補強用繊維がガラス繊維である請求項1〜3の何れか1項に記載の化粧板。
  5. 化粧板基板の嵩密度が少なくとも0.8g/cm3である請求項1〜の何れか1項に記載の化粧板。
  6. 化粧板基板の少なくとも一方の面に補強用面材が積層されている請求項1〜の何れか1項に記載の化粧板。
  7. 樹脂化粧層及び/又は化粧板基板に抗菌剤が付与されている請求項1〜の何れか1項に記載の化粧板。
  8. 化粧板基板の表面に抗菌剤が付与されている請求項1〜の何れか1項に記載の化粧板。
  9. 化粧板基板及び/又は原紙に防水処理が施されている請求項1〜8の何れか1項に記載の化粧板。
JP02368698A 1998-02-04 1998-02-04 化粧板 Expired - Lifetime JP3943222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02368698A JP3943222B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 化粧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02368698A JP3943222B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 化粧板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11222998A JPH11222998A (ja) 1999-08-17
JP3943222B2 true JP3943222B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=12117341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02368698A Expired - Lifetime JP3943222B2 (ja) 1998-02-04 1998-02-04 化粧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3943222B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113123520A (zh) * 2019-12-30 2021-07-16 叶绍彬 一种环保绿色、生态节能型集成房屋墙楼板及其制备工艺

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1624059B (zh) 2003-09-29 2012-08-01 大日本印刷株式会社 水性涂料
JP4611011B2 (ja) * 2004-12-17 2011-01-12 株式会社エーアンドエーマテリアル 化粧板およびその製造方法
CN104612367B (zh) * 2015-01-29 2017-05-17 浙江良友木业有限公司 一种阻燃复合地热地板及其制造方法
CN212053579U (zh) * 2020-02-28 2020-12-01 北新集团建材股份有限公司 一种装饰板材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113123520A (zh) * 2019-12-30 2021-07-16 叶绍彬 一种环保绿色、生态节能型集成房屋墙楼板及其制备工艺

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11222998A (ja) 1999-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2358875C2 (ru) Гипсовая панель, облицованная матом нетканого стекловолокнистого материала
US7829488B2 (en) Non-woven glass fiber mat faced gypsum board and process of manufacture
RU2348532C2 (ru) Гипсовая панель, облицованная матом нетканого стекловолокнистого материала, и способ изготовления
JP4786550B2 (ja) 放射線硬化性成分を有する複合繊維セメント物品
US6913819B2 (en) Cementitious veneer and laminate material
JP4323754B2 (ja) 改良されたマットを備えた石膏板
KR101686208B1 (ko) 다층 흡음 플라스터 시스템
EP3110624B1 (en) Method of making fiber-reinforced coated mat-faced panels
KR100668469B1 (ko) 광물화식물섬유의 표면피막층 형성 방법 및 그에따른건축자재
JPS624223B2 (ja)
MXPA01005337A (es) Cubierta de superficie acustica discontinua resistente a rayaduras..
KR100985416B1 (ko) 건축용 내외장 판재 및 그 제조방법
JP3943222B2 (ja) 化粧板
KR20010062822A (ko) 건축 마무리용 도포재, 건축 마무리용 패널 및 이들의제조방법
JP2000280433A (ja) 無機質系化粧板
JP3891898B2 (ja) 化粧シート
JPH10196038A (ja) 化粧板
WO1999025936A1 (fr) Plaque decorative
JPH0872195A (ja) 積層体
JP2000145007A (ja) 化粧板
KR102099895B1 (ko) 천연 수용성 접착제 제조 방법과 이를 이용하는 건축용 내장 마감재 및 그 제조방법
JP2006342609A (ja) 建築用板
JP3026604B2 (ja) 建築用材料およびその製造方法
JP2006348562A (ja) 建築用板及びその製造方法
JPH08244159A (ja) 積層体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160413

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term