JP2000145007A - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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JP2000145007A
JP2000145007A JP10319601A JP31960198A JP2000145007A JP 2000145007 A JP2000145007 A JP 2000145007A JP 10319601 A JP10319601 A JP 10319601A JP 31960198 A JP31960198 A JP 31960198A JP 2000145007 A JP2000145007 A JP 2000145007A
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JP
Japan
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decorative
gypsum
resin layer
decorative board
substrate
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JP10319601A
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English (en)
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Masahiro Wada
雅浩 和田
Yasuyuki Sato
康行 佐藤
Takeshi Hirose
武 広瀬
Takaya Aoyama
孝也 青山
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SANKYO SHOJI KK
SHINMEIKOU SANGYO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
Original Assignee
SANKYO SHOJI KK
SHINMEIKOU SANGYO KK
Yoshino Gypsum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧板基板に石膏板や原紙貼石膏板を使用
し、反りのない、しかも遮音性、断熱性、施工性、防火
性および抗菌・防黴性などの各性能に加え、廉価である
樹脂化粧板、特にポリエステル樹脂化粧板を提供するこ
と。 【解決手段】 補強用繊維を含有する石膏を主材とする
化粧板基板の両面に、表面樹脂化粧層と裏面樹脂層とが
設けられていることを特徴とする化粧板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石膏板または原紙
貼石膏板に樹脂化粧層を設けた反りのない意匠性に優れ
た化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フェノール樹脂、メラミン樹脂、
ポリエステル樹脂などからなる樹脂化粧層を設けた化粧
板は、一般に表面硬度や撥水性に加え、意匠性に優れて
おり、壁面、床、天井、間仕切りなどの建築用や、テー
ブル、カウンター、食器戸棚などの家具分野、テレビ、
ステレオ、冷蔵庫などの家電分野などに広範に使用され
ている。
【0003】特にポリエステル樹脂化粧板は、基板その
ものまたは基板にパターン紙を接着したものの上に、不
飽和ポリエステル樹脂を塗装して得られるが、表面硬度
や撥水性に加え、柄に深みのある風合の良い意匠性に優
れた化粧板である。一方、その基板としては、一般に合
板および各種木質系板材、各種セメント板、ケイ酸カル
シウム板などが使用されてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記基
板には、遮音性、断熱性、施工性および防火性などの各
性能に加え、廉価であることなどの基板として要求され
る性能を全て満足するものはなく、前記要求事項を全て
具備した化粧板用の基板を用いた化粧板が強く切望され
ている。
【0005】前記要求性能を全て満足する基板として、
焼石膏、硬化調整剤などの混和材および水を混練して泥
漿とし、成形および硬化乾燥して得られる石膏板や、該
石膏板の表裏面を原紙で被覆した原紙貼石膏板(例え
ば、石膏ボード)が挙げられるが、これらの基板に上記
樹脂を塗装して得られる樹脂化粧板は、その端部におい
て樹脂化粧層側に反りが生じて扱いにくく、化粧板同士
の継ぎ目は平滑にならず、さらに施工上(使用上)にも
障害があった。
【0006】従って本発明の目的は、化粧板基板に石膏
板や原紙貼石膏板を使用し、反りのない、しかも遮音
性、断熱性、施工性、防火性および抗菌・防黴性などの
各性能に加え、廉価である樹脂化粧板、特にポリエステ
ル樹脂化粧板を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、補強用繊維を
含有する石膏を主材とする化粧板基板の両面に、表面樹
脂化粧層と裏面樹脂層とが設けられていることを特徴と
する化粧板を提供する。
【0008】本発明によれば、化粧板基板として使用す
る石膏板や原紙貼石膏板の芯材中に補強用繊維を含有せ
しめ、さらには原紙貼石膏板における原紙の層間強度を
高め、もしくは石膏板の嵩密度を高めることにより、化
粧板基板としての石膏板もしくは原紙貼石膏板の強度を
高め、さらに樹脂化粧層を設ける側とは反対の基板面に
樹脂層を設けることにより、これらの化粧板基板に樹脂
化粧層を設けた際に生じる化粧板基板の反りを極めて効
率的に防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に好ましい実施の形態を挙げて
本発明をさらに詳細に説明する。本発明で用いる化粧板
基板の石膏板は、石膏として、天然石膏、副産石膏およ
び排煙脱硫石膏などの単独、もしくは混合した石膏を焼
成して得られる主に工業的に多用されるβ型焼石膏を用
い(α型焼石膏でも可)、これに補強用繊維、さらに必
要に応じてパーライト、バーミキュライトなどの軽量骨
材、各種発泡剤、石膏用減水剤、石膏凝結促進剤、石膏
凝結遅延剤、接着剤などの公知のものを併用し、常法に
より、水と混合してスラリーとし、成形および硬化乾燥
して得られる。また、本発明で用いる原紙貼石膏板は、
上記石膏板の製造に際して常法に従ってその少なくとも
一方の面を原紙で被覆して得られる。
【0010】また、上記石膏板の補強に使用する補強用
繊維としては、新聞などの故紙やバージンパルプ、無機
繊維であるガラス繊維、ロックウール、ワレストナイ
ト、セピオライトなどが挙げられる。これらの補強用繊
維は、単独もしくは混合物として、石膏板を構成する石
膏の重量の0.3〜5%、好ましくは0.5〜1.5%
の量で石膏板もしくは原紙貼石膏板中に含有させること
ができる。
【0011】尚、これらの補強用繊維を石膏板内に良好
な状態で分散させるには、焼石膏と繊維および水などを
混練してスラリーとする前に、上記繊維を焼石膏と混合
するなどして繊維の表面を焼石膏で被覆するか、集束性
を持たせ、水に接して分散性が発揮されるポリエチレン
オキサイドなどで表面処理してから用いるのが好まし
い。
【0012】このように繊維の表面が焼石膏や分散剤で
コーティングされることにより、繊維は焼石膏の泥漿中
に容易に均一に分散され、最終的に石膏板中に均一に分
散した状態で混在することとなり、繊維が硬化体のつな
ぎの働きをなすものである。そのため、充分に強度の向
上した石膏板が得られることになる。特に、ガラス繊維
が、石膏板としたときにその補強効果が高いので、無機
繊維としてガラス繊維を使用するのが好ましい。
【0013】また、補強用繊維を含有する石膏板やこの
石膏板の少なくともその一方の面が原紙で被覆された原
紙貼石膏板の嵩密度は少なくとも0.8g/cm3
し、その好ましい範囲は0.9〜1.3g/cm3であ
る。尚、嵩密度が0.8g/cm3未満になると前記樹
脂層形成後の化粧板の反りの発生を充分に抑制すること
が困難となるばかりでなく、特に、樹脂層の反りによ
り、石膏板においては樹脂層が石膏板から剥がれ、原紙
貼石膏板においては、原紙と石膏芯との剥離が発生する
こととなる。一方、嵩密度が1.3g/cm3を超える
場合には、得られる化粧板は施工上取り扱いにくくな
る。
【0014】また、以上の如き化粧板基板に施す表面お
よび裏面の樹脂化粧層の樹脂としては、メラミン樹脂、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などが挙げら
れ、これらの樹脂塗料によって形成される表面樹脂化粧
層は50〜150μmの厚さが好ましい。上記の樹脂の
なかでは、形成されるポリエステル樹脂化粧層が意匠性
に優れているので、使用する樹脂としては特に不飽和ポ
リエステル樹脂が好ましい。また、裏面樹脂層を設ける
ための樹脂(化粧層の樹脂と同種の樹脂でも異種の樹脂
でもよい)の塗布量は40〜240g/m2であること
が好ましく、その樹脂の種類は、特に限定されるもので
はないが、好ましくは表面に形成される樹脂化粧層に使
用すると同種の樹脂、特に不飽和ポリエステル樹脂が良
い。この裏面樹脂層を設けることは、反り応力が表面化
粧層側と反対方向に働き、表面樹脂化粧層側への反りは
著しく抑制されることになり、化粧板の表面平滑はより
保持されることになる。さらに、樹脂層を裏面に設ける
ことは基板裏面の強度を向上させることにもなる。
【0015】また、化粧板基板である原紙貼石膏板を構
成する原紙は、一般に複数層で構成されており、上記樹
脂を該原紙面に塗装するときには、塗装初期において
は、樹脂が原紙に程良く浸透し、樹脂の乗りおよび密着
力は向上するが、樹脂の硬化過程で起きる塗装面側に生
じる反り応力により原紙はその層間で剥離し易くなるの
で、層間強度を2.5kg/cm2以上に保つか、層間
剥離を防止するためにポリエステル樹脂などのシーラー
を予め原紙面に塗布することができる。
【0016】また、化粧板基板の強度向上を目的とし
て、樹脂化粧層を設ける表面および/または裏面に補強
用の薄鋼板、グラスネット、グラスマットなどの補強面
材を積層することができる。尚、補強用面材としてアル
ミニウムや銅などの導電性の薄鋼板を使用すると、石膏
板や原紙貼石膏板の補強用となるばかりでなく、外部か
らの各種電波障害などを防止することにもなる。さら
に、外部からの各種電波障害を防止するために、表面樹
脂化粧層、裏面樹脂層および化粧板基板の少なくとも1
つにアルミニウムや銅などの導電性粉末を内添せしめる
ことができる。
【0017】さらに、風呂場や厨房などの水廻りの壁
面、床面および天井面などにおける黴の発生を防止する
ために、表面樹脂化粧層、裏面樹脂層および化粧板基板
の少なくとも1つに防黴剤や抗菌剤(以下、単に防黴剤
という)を付与することができる。その防黴剤として
は、市販の防黴剤を使用することができ、例えば、アニ
リン誘導体、ハロゲン系化合物、硫黄化合物、2(4−
チアゾリル)ベンズイミダゾールなどのイミダゾール・
チアゾール系の化合物、銀、銅、亜鉛および錫などの無
機系防黴剤などが挙げられる。
【0018】上記したような防黴剤の使用量としては、
防黴剤の種類や化粧板が使用される場所などにより異な
るが、経済性および効果を考慮すれば、一般的には、表
面樹脂化粧層、裏面樹脂層および化粧板基板の少なくと
も1つに防黴剤を内添する場合は、対象物重量に対して
0.1〜3.0%の範囲で添加することが好ましく、表
面樹脂化粧層、裏面樹脂層および化粧板基板の少なくと
も1つの表面に防黴剤を塗布する場合は、これらの表面
1m2当たり0.01〜4gの範囲で塗布することが好
ましい。
【0019】尚、防黴剤を付与するところは、特に限定
されないが、好ましくは化粧板基板の表面(化粧層側)
および/または裏面に塗布するか、或いは表面樹脂化粧
層および/または裏面樹脂層に内添させる。
【0020】本発明の化粧板の一例を図を参照してさら
に具体的に説明する。本発明の化粧板1は、図1に示す
ように、ポリエステル樹脂層2、様々な模様が印刷され
たパターン紙3、接着剤層4、化粧板基板5、および裏
面樹脂層2´から構成されており、補強用繊維を含有し
ている石膏板6の両面は原紙7で被覆されている。しか
しながら、石膏板6の側面や裏面側から吸湿や吸水によ
る化粧板基板5の強度低下を防止するために、それぞれ
の側面や裏面ばかりではなく、石膏板6や原紙7に、パ
ラフィン系或いはシリコン系またはその他の撥水剤を用
いて撥水処理を施すことができる。
【0021】尚、無地の化粧板を製作する場合にはパタ
ーン紙3を省略することができるのは勿論であるが、化
粧板の仕上がりの意匠性を特に向上させる場合にはパタ
ーン紙の代わりに白色のチタン紙を用いることができ
る。また、パターン紙3を使用しないときは接着剤層4
は省略することができる。
【0022】
【実施例】次に参考例、実施例および比較例を挙げて本
発明をさらに具体的に説明する。 参考例1 本発明で使用する化粧板基板と他の化粧板基板とについ
て、それらの防火性、加工性および経済性について比較
した。その結果を下記表1に示した。
【0023】表1
【0024】試験方法 ・防火性:建設省告示1828号による不燃性試験によ
る発煙係数(CA)、基材試験(Δt℃)結果により判
定。 ・切断性:カッターナイフによる切断性の容易さと、切
り口の状態により判定。 ・留め付け性:ビス、釘などによる留め付けの容易さと
仕上がり状態の判定。 ◎:良好 ○:普通 ×:問題あり
【0025】実施例1 ガラス繊維を0.8重量%含む嵩密度0.9g/cm3
の表裏面に原紙を設けた原紙貼石膏板(寸法:厚さ9.
5mm、幅910mm、長さ1820mm)を常法によ
り製造し、この化粧板基板の表面にポリエステル樹脂系
シーラーを塗布(塗布量100g/m2)して絵柄パタ
ーン紙を接着剤で貼合した。次いで、幅100mm、長
さ600mmに切断して化粧板基板とした。この化粧板
基板の絵柄面に不飽和ポリエステル樹脂塗料を常法によ
り乾燥時の厚みが100μm(塗布量160g/m2
になるように塗布および乾燥して樹脂層を設け、さらに
裏面にも同じ樹脂塗料を塗布(塗布量80g/m2)し
て乾燥し、両面に樹脂層を有する本発明の化粧板を得
た。
【0026】実施例2 実施例1における原紙貼石膏板に代えて、嵩密度1.2
g/cm3の両面原紙貼石膏板を使用し、その他は実施
例1と同様にして両面に樹脂層を有する本発明の化粧板
を得た。
【0027】比較例1 ガラス繊維を含まず、且つ嵩密度が0.7g/cm3
ある表裏面に原紙を設けた原紙貼石膏板(寸法は実施例
1と同様)を常法により製造し、実施例1と同様にして
化粧板基板を得た。次いで、この化粧板基板の絵柄面に
実施例1と同一の樹脂を用い同一の方法で樹脂層を設
け、片面に樹脂層を有する比較例1の化粧板とした。
【0028】比較例2 ガラス繊維を含まず、且つ嵩密度が1.2g/cm3
表裏面に原紙を設けた原紙貼石膏板を常法により製造
し、比較例1と同様にして片面に樹脂層を有する比較例
2の化粧板を得た。
【0029】比較例3 ガラス繊維を0.8重量%を含み、且つ嵩密度が1.2
g/cm3の表裏面に原紙を設けた原紙貼石膏板を常法
により製造し、実施例1と同様にして片面に樹脂層を有
する比較例3の化粧板を得た。
【0030】上記実施例1〜2および比較例1〜3の化
粧板についての反り試験と、原紙と石膏芯材の剥離状況
を観察した。その結果を下記表2に示す。
【0031】表2 ・反り試験:化粧板表面の長さ方向の両端に定規を当
て、中央部における化粧板表面と定規端部に生じる空隙
を測定し、結果を中央部の凹みとした。 ・剥離試験:1983年改訂JIS A 6901の
「耐はく離試験」に準拠して行った。
【0032】実施例3 防黴剤として武田薬品工業(株)社製の商品「コートサ
イド110粒剤」を0.3重量%含み、且つガラス繊維
0.8重量%含有する石膏芯の表裏面に原紙を被覆した
原紙貼石膏板(嵩密度1.2g/cm3)と、防黴剤を
含まない以外は同一の原紙貼石膏板とをそれぞれ常法に
より製造し、実施例1と同様にしてポリエステル樹脂層
を設けて各化粧板を用意した。次いで、各化粧板を10
×10cmの大きさに切断し、水を入れたデシケーター
中に入れ、30℃の部屋に放置し、黴の発生について観
察した。尚、デシケーター内は温度30℃、相対湿度1
00%であった。その結果を表3に示す。
【0033】表3 ○印:全く黴の発生が認められなかった場合。 ×印:黴の発生が認められた場合(黴発生個所:切断
面)。
【0034】以上のように、本発明の化粧板は、これを
構成する化粧板基板の防火性、加工性および経済性など
が、従来の化粧板基板と比較して全てにおいて優れてお
り、且つ不飽和ポリエステル樹脂塗装後の表面の反りや
剥離はなく、樹脂本来の有する撥水性や表面硬度に優
れ、柄に深みのある風合いの良い意匠性に優れた化粧板
であった。
【0035】
【発明の効果】本発明は、化粧板基板とする石膏板や原
紙貼石膏板の芯材中に補強用繊維を混在せしめ、さらに
原紙貼石膏板の場合には原紙の層間強度を高め、もしく
は石膏板や原紙貼石膏板の嵩密度を高め、さらに樹脂化
粧層を設ける側とは反対の基板面に樹脂層を設けること
により、これらの化粧板基板に樹脂化粧層を設けた際に
生じる化粧板基板の反りを極めて効率的に防止すること
ができる。また、原紙貼石膏板における樹脂塗装による
原紙と石膏芯とに剥離がなく、使用した樹脂本来の有す
る撥水性や表面硬度に優れ、特に不飽和ポリエステル樹
脂を用いて樹脂層を形成した場合には、柄に深みのある
風合いの良い意匠性に優れた化粧板が得られる。
【0036】また、化粧板基板として石膏板や原紙貼石
膏板を使用するので、遮音性、断熱性、施工性および防
火性などの各性能に加え、樹脂化粧層が施された廉価な
化粧板が提供される。さらに、化粧板基板の内外面およ
び/または樹脂化粧層内外面に抗菌・防黴剤を付与する
ことにより、抗菌・防黴性に優れた化粧板が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る化粧板の1実施例を示す断面
図。
【符号の説明】
1:ポリエステル化粧板 2:ポリエステル樹脂層 3:パターン紙 4:接着剤の層 5:原紙貼石膏板 6:石膏板 7:原紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 雅浩 東京都足立区江北2−1−1 吉野石膏株 式会社技術研究所内 (72)発明者 佐藤 康行 茨城県結城市若宮8−43 結城第一工業団 地 新明興産業株式会社内 (72)発明者 広瀬 武 茨城県結城市若宮8−43 結城第一工業団 地 新明興産業株式会社内 (72)発明者 青山 孝也 東京都千代田区外神田2−2−19 三協商 事株式会社内 Fターム(参考) 2E162 CA16 CA17 CD09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補強用繊維を含有する石膏を主材とする
    化粧板基板の両面に、表面樹脂化粧層と裏面樹脂層とが
    設けられていることを特徴とする化粧板。
  2. 【請求項2】 補強用繊維が石膏の重量の0.3〜5%
    の割合で含有されている請求項1に記載の化粧板。
  3. 【請求項3】 補強用繊維がガラス繊維である請求項1
    または2に記載の化粧板。
  4. 【請求項4】 化粧板基板の嵩密度が少なくとも0.8
    g/cm3である請求項1〜3の何れか1項に記載の化
    粧板。
  5. 【請求項5】 化粧板基板の少なくとも一方の面に補強
    用面材が積層されている請求項1〜4の何れか1項に記
    載の化粧板。
  6. 【請求項6】 表面樹脂化粧層、裏面樹脂層および化粧
    基板の少なくとも1つに防黴剤が内添されている請求項
    1〜5の何れか1項に記載の化粧板。
  7. 【請求項7】 化粧板基板の表面に防黴剤が付与されて
    いる請求項1〜5の何れか1項に記載の化粧板。
  8. 【請求項8】 表面樹脂化粧層および裏面樹脂層がポリ
    エステル樹脂からなる請求項1〜7の何れか1項に記載
    の化粧板。
  9. 【請求項9】 化粧板基板が、その少なくとも一方の面
    が原紙で被覆されている原紙貼石膏板である請求項1〜
    8の何れか1項に記載の化粧板。
  10. 【請求項10】 化粧板基板および/または原紙に撥水
    処理が施されている請求項1〜9の何れか1項に記載の
    化粧板。
  11. 【請求項11】 化粧板基板の少なくとも一方の面に導
    電性の薄鋼板が積層されている1〜10の何れか1項に
    記載の化粧板。
  12. 【請求項12】 表面樹脂化粧層、裏面樹脂層および化
    粧板基板の少なくとも1つに導電性の粉末が内添されて
    いる請求項1〜11の何れか1項に記載の化粧板。
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