JP3942928B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技球の入賞領域通過により所定の利得形態を生じさせるように制御される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
非回動状態からの回動角度によって遊技球の発射強度を調整する発射ハンドルと、盤面に複数の入賞領域が配設された遊技盤とを備え、該発射ハンドルの回動操作により発射された遊技球が入賞領域を通過すると、遊技者にとって利益ある種々の利得形態を発生させるようにした遊技機として、パチンコ遊技機が一般的である。
【0003】
このようなパチンコ遊技機として、図柄を変動表示する図柄表示装置と、始動領域への遊技球通過に起因して図柄表示部の図柄を変動開始し、停止して図柄確定する図柄制御手段とを備え、確定表示された図柄の組合せが所定の当り図柄態様になると、大入賞口を連続して開閉作動させる特別遊技作動が実行され、遊技者に所定の利得が供与されることとなる、いわゆる第一種パチンコ遊技機又は第三種パチンコ遊技機が存在する。一方、特定の入賞装置の、開閉作動する入賞口から流入した遊技球が、該入賞装置内に配設された特定領域を通過すると、入賞口を連続して開閉作動させる特別遊技作動を実行するようにした遊技機として、いわゆる第二種パチンコ遊技機もある。
【0004】
ところで、上述のパチンコ遊技機にあっては、一般的に特別遊技作動の作動時に多くの賞球が払い出されるように制御されていることから、該特別遊技作動を遊技者は最も望んでいる。そのため、パチンコ遊技機には、特別遊技作動が実行される当り発生までの過程で、様々な演出が実行され、遊技を盛り上げるようになっている。例えば、上記の第一種パチンコ遊技機にあっては、図柄表示装置で変動表示される図柄によるリーチ及び当りの予告やその発生時に、図柄表示装置で様々な演出を実行したり、スピーカ及びランプを駆動して効果音,効果光を発生させる等、遊技状況を多様に演出することによって、遊技者の気分を高揚させるようにした構成が種々提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなパチンコ遊技機にあって、上記した遊技状況の演出は、図柄の変動、効果光、効果音による遊技者の視覚や聴覚に訴えるものであるから、遊技者の身体に直接作用するものではなく、遊技者の慣れによる驚異感の薄れが急速に生じ易いものであった。しかもスピーカ及びランプは他の遊技者にも影響を与えるから、相互に自己の遊技に集中して楽しむことができないという問題もあった。かかる問題に対し、本発明者らは特開2001−190772公報で示されているように、所定条件の充足により、発射ハンドルを振動させ、遊技者の身体に直接作用させるようにした構成を提案している。
【0006】
ところが、このように発射ハンドルの振動によって遊技を演出する構成にあって、この振動から受ける体感は、遊技者の各個人で差があること、また、握り具合によって感覚が異なること等があり、同じ振動態様でも一様な演出を提供することは難しい。そのため、例えば、様々な遊技状況に応じて、異なる振動態様が演出実行されるようにした構成では、各振動態様を遊技者が明確に区別して認識しにくいという問題が生じていた。また、遊技者はリーチ状態や始動記憶数が満杯の状態にあっては、図柄が確定するまで、ハンドルから手を離して遊技を休止する遊技者が多くみられる。このような状況では、遊技者は変動する図柄表示装置に集中していることから、発射ハンドルの振動に全く気が付かず、遊技が進行していくこともあった。このように発射ハンドルを振動させる演出には限界が生じていた。
【0007】
一方、発射ハンドルは、遊技機の中で最も稼働率の高い部分であることから、故障が発生し易い。そのため、上記のように遊技状況により振動する発射ハンドルにあっては、比較的多く振動したり、なかなか振動しない等の場合に、遊技者が、故障なのか演出なのかを判断することが難しいという問題もあった。
【0008】
本発明は、かかる問題点の解決を試みたものであっって、発射ハンドルの振動演出を適切に遊技者が認識でき、該演出の有する趣向性が充分に発揮し得るようにした遊技機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の遊技機において、所定の遊技状況が発生することを条件として、発射ハンドルを振動させる遊技体感手段を有すると共に、発射ハンドルの振動と同期して、該振動の振動態様を視覚的に表示する振動表示装置を備えていることを特徴とする遊技機である。ここで、発射ハンドルを振動させる遊技状況として、リーチや当りが発生した場合、該リーチや当りの発生を予見させる場合、又は、上皿や下皿に貯留する遊技球が満杯になった場合等に設定することができる。
【0010】
かかる構成にあっては、遊技状況に応じて、発射ハンドルを振動させる遊技体感手段によって、身体に直接的に遊技状況の異変を報知するものであり、体感的な演出作用を生じさせるものである。そして、この発射ハンドルの振動と同期して、その振動態様を、振動表示装置で視覚的に表示することにより、遊技者は発射ハンドルの振動態様を体感と視覚との両者によって明確に認識することが可能である。而して、遊技者は、発射ハンドルの振動を適切に感受できることから、所定の遊技状況を表現する該振動の演出による趣向性を充分に楽しむことができ、発射ハンドルの振動による演出の有用性が向上する。
【0011】
また、かかる構成により、例えば、リーチ状態や始動記憶数が満杯の状態で、発射ハンドルから手を離している遊技者に、振動表示装置の表示によって発射ハンドルが振動していることを知らせることができる。このため、該発射ハンドルを遊技者が握ることによって、発射ハンドルの振動を体感でき、該振動による演出に気が付かないことを防止できるから、遊技者は臨場感と高揚感とが刺激される興趣性に優れた面白い遊技を充分楽しむことができる。また、上述したように発射ハンドルは故障しやすい箇所であることから、該発射ハンドルの振動が演出か故障かを振動表示装置の表示によって判断することも可能である。
【0012】
振動態様が、振動強さの強弱により設定されているものであって、振動表示装置が該振動強さの強弱に従って、表示態様を変化させるようにした構成が提案される。かかる構成にあっては、振動表示装置が発射ハンドルの振動有無を単に表示するだけでなく、振動態様として、遊技状況に応じて異なる振動強さの強弱が設定されている場合にあって、該振動強さの強弱に従って表示態様を変化させるようにしたものである。これにより、遊技状況により異なる振動強さを、振動表示装置の表示態様によって明確に知ることができる。また、所定の遊技状況を演出する振動態様が、振動強さを徐々に大きくしたり小さくしたりする変化を持たせた場合にあっても、発射ハンドルの振動から受ける感覚を一層はっきりと感受することが可能となる。而して、発射ハンドルの振動態様による演出を十分に楽しむことができ、遊技者の臨場感や高揚感を適切に刺激することが可能となる。尚、ここで振動強さとしては、振幅、周期、振動数等により設定されるものである。
【0013】
振動態様が、振動の継続時間の長さにより設定されているものであって、振動表示装置が該振動継続時間の長さに従って、表示態様を変化させるようにした構成が提案される。かかる構成も、上記の場合と同様、振動表示装置が発射ハンドルの振動有無を単に表示するだけでなく、振動態様として、遊技状況に応じて異なる振動継続時間の長さが設定されている場合にあって、該振動継続時間の長さに従って表示態様を変化させるようにしたものである。これにより、遊技状況により異なる振動継続時間を、振動表示装置の表示態様によって明確に知ることができる。而して、発射ハンドルの振動態様による演出を十分に楽しむことができ、遊技者の臨場感や高揚感を適切に刺激することが可能となる。尚、ここで振動継続時間としては、振動態様に要する時間として設定されるもの、又は、所定の遊技状況の実行時間を表すもの等により設定できる。
【0014】
また、遊技体感手段は、振動態様として複数の振動パターンを備えるものであって、振動表示装置が、所定の振動パターンに割り当てられた表示態様に従って、発射ハンドルの振動態様を表示するものである構成としている。ここで、振動パターンとしては、振動回数、振動強さ、継続時間等により種々設定されるものである。そして、所定の遊技状況の発生と同期して、当該遊技状況に割り当てられた振動パターンによって発射ハンドルを振動させるようになっている。すなわち、リーチの予告、リーチの発生、大当りの予告、大当りの発生、下皿の満杯状態等の様々な遊技状況に応じて、種々の異なる振動パターンが設定され、各振動パターンに従って発射ハンドルを振動させるようにしたものである。かかる構成により、遊技者は振動パターンによる振動態様を体感すると同期して、振動表示装置の表示態様によって該振動パターンを視覚的に認識することができるから、複数の振動パターンが設定されている場合にあっても、各振動態様を明確に区別して認識することができる。また、遊技者の個人差や発射ハンドルの握り具合等によって感触が異なる振動態様を明確に把握できる。而して、様々な遊技状況を演出する種々の振動態様が設定されている場合にあっても、遊技者は各遊技状況を発射ハンドルの振動によって充分に楽しむことができ、遊技の臨場感と高揚感とを適切に向上させ得る。
【0015】
一方、振動表示装置は、発射ハンドルが振動している状況にあって、該発射ハンドルに遊技者が触れていない場合には、振動の発生を報知する報知表示態様を表示し、遊技者が該発射ハンドルに触れている場合には、振動態様を表す振動表示態様を表示するようにした構成としている。かかる構成により、遊技者が発射ハンドルを離している場合に振動すると、振動表示装置が報知表示態様により振動の発生を報知し、遊技者は発射ハンドルを握ることにより、振動態様を体感すると共に、振動表示態様によって該振動態様を視覚的に認識することができることとなる。このように、振動表示装置は、振動の報知と、振動態様の表示との二種類の機能を有することとなる。これにより、遊技者は発射ハンドルに触ている場合にだけ、振動態様による演出を視覚的に知得できることとなるから、発射ハンドルに触れることを促すことができる。このため、従来の機種では、リーチ状態となると、図柄確定まで、ハンドルから手を離して、その結果が確定するまで、遊技を休止する遊技者が多くみられるが、このようなことが改善され、稼働率が向上する。また、遊技者が発射ハンドルに触れていない場合にあって、振動表示装置の表示のみでは遊技の演出を認識できないから、発射ハンドルの振動と振動表示装置の表示とによる演出の意義を一層高め得る。
【0016】
このような振動表示装置が、発射ハンドルで発生する振動態様を、アナログ表示形態により表示する構成としている。ここで、アナログ表示形態としては、面積表示、長さ表示、周囲の数を指示する表示等のように、連続的に表示可能なものであり、振動態様の変化を連続的に表現することができる。これにより、発射ハンドルの振動態様や該振動態様の変化を感性的に認識することができるから、振動態様のイメージを理解し易く、振動表示装置を注視しなくとも該振動態様を容易に把握することが可能である。
【0017】
また、振動表示装置が、発射ハンドルで発生する振動態様を、デジタル表示形態により表示する構成も提案される。ここで、デジタル表示形態としては、振動態様に応じて割り当てられた数字や、「大(強)、中、小(弱)」、又はこれらを示す記号等のように、振動態様を明確に表現するものを示す。これにより、発射ハンドルの振動態様や該振動態様の変化がはっきりと表されることとなるから、体感と視覚とを容易に対応させて認識させることが可能である。また、発射ハンドルから体感した振動態様を記憶し易い。
【0018】
上述の振動表示装置が、発射ハンドルに隣接するように配設されている構成が提案される。これにより、遊技者は発射ハンドルの振動態様と当該振動態様を表す表示態様とを容易に比較することができるから、振動態様を理解し易い。
【0019】
また、振動表示装置が、遊技盤に配設されている構成も提案される。これにより、遊技者は遊技盤で進行する遊技状況を見ながら、発射ハンドルの振動態様とその表示態様とを比較することができるから、遊技の進行における臨場感を一層高めることが可能である。
【0020】
上述のハンドルを振動させる為の手段としては、バイブレータをハンドル内に設置した構成が提案される。かかる構成にあっては、従来のハンドル構成を大きく変化させることなく、容易に遊技体感手段を構成でき、発射ハンドルの振動態様を設定することができるという利点がある。
【0021】
【発明の実施の形態】
いわゆる第1種パチンコ遊技機に本発明を適用した実施形態例を説明する。
図1はパチンコ遊技機の正面図である。このパチンコ遊技機の外枠には開閉自在な前面枠2が取り付けられており、この前面枠2の上部には遊技盤3が配設され、該遊技盤3の下方には上皿28が配設され、該上皿28の下方には下皿部材29が配設されている。さらに、この下皿29の右側には発射ハンドル30が突設されている。
【0022】
図2は、遊技盤3の正面図であって、その中央にはセンターケース4が配設されている。このセンターケース4内には液晶表示器、CRT表示器、ドットマトリックスまたは7セグメント指示器等からなる図柄表示装置6が設けられる。この図柄表示装置6の図柄表示領域Fには三つの特別図柄A,B,Cが表示される。この特別図柄A,B,Cには、それぞれ「0」〜「9」の10個の数字からなる図柄が表示される。
【0023】
センターケース4の下部には四個のパイロットランプからなる特別図柄始動記憶数表示装置8が設けられる。この特別図柄始動記憶数表示装置8は、後述する主制御基板60(図3参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶された始動記憶数を表示する。
【0024】
また、センターケース4の上部には、三個のLEDを内部に備えた普通図柄表示装置10が配設される。この三個の発光ダイオードLEDは順次点滅して、種々の組合せの点灯態様を表示する。そして、この点灯態様が所定の当り態様の場合には、普通電動役物15を開放する。さらに、この普通図柄表示装置10の直上位置には、四個のパイロットランプからなる普通図柄始動記憶数表示装置12が設けられ、後述の普通図柄始動スイッチS2(図3参照)からの遊技球検出信号が、所定数を上限として主制御基板60(図3参照)の記憶装置RAMの一部領域に記憶された場合に、その記憶数を表示する。
【0025】
一方、センターケース4の下方両側には、普通図柄作動ゲート(普通図柄始動領域)13,13が設けられ、遊技球の通過により該普通図柄作動ゲート13,13に内蔵された普通図柄始動スイッチS2(図3参照)から球検出信号が発生すると、普通図柄表示装置10が図柄変動する。
【0026】
また、図柄表示装置6の直下位置には、内部を特別図柄始動領域14として、開閉翼片により始動領域(入賞口兼用)の開口度を変化させるようにした普通電動役物15が配設されている。そして普通図柄表示装置10の表示結果が、上述したような当り態様となった場合には、開閉翼片が約0.5秒拡開して、特別図柄始動領域14の開口度を拡開させ、球が入り易い状態となる。普通電動役物15内には、光電スイッチ、リミットスイッチ等の特別図柄始動スイッチS1(図3参照)が備えられ、該始動スイッチS1による球通過検知に伴って、図柄表示装置6のリーチ表示図柄列a,b及び最終決定図柄列cが変動表示し、所定の図柄を停止表示することとなる。
【0027】
普通電動役物15のさらに下方には、内部に特定領域と通常領域とを有する大入賞口23が配設され、開閉片24を大入賞口開放ソレノイド(図3参照)により開閉制御することにより大入賞口23を開放状態と閉鎖状態のいずれかに変換する可変入賞装置22が配設されている。そして、図柄表示装置6が所定の組み合わせで表示され、大当りとなると、開閉片24が開いて、その開放状態で開閉片24の上面が案内作用を生じ、大入賞口23へ遊技球を案内すると共に、特定領域に遊技球が入ると、次の開閉ラウンドへ移行可能となり、連続開放作動を生じて、遊技者に所定の利得が供される。この可変入賞装置22は、後述する特別遊技作動を実行するものであって、その内部には、図3で示すように、特定領域に入った遊技球を検知する特定領域スイッチS3と、大当り中の入賞個数を計数するカウントスイッチS4とが設けられている。ここで特定領域スイッチS3にも、特定領域に入った球を計数するカウントスイッチとしての機能が備えられている。
【0028】
また、遊技盤3には、四箇所の一般入賞口(入賞領域)18が設けられており、該一般入賞口18に遊技球が流入した場合には、所定数の賞球を遊技者に払い出すように制御されている。
【0029】
次に、発射ハンドル30の構成につき説明する。
この発射ハンドル30は、図4,5で示すように、前面枠2の右側に保持されている。すなわち、前面枠2の裏面に固着される装着基板31に取付けられて前面枠2を貫通するベース筒体32、該ベース筒体32内に固着されるベースプレート33に連結されるハンドルカバー34及びベース筒体32とハンドルカバー34間に回動自在に装着される発射レバー35とからなる。この発射レバー35は、駆動軸36が固定され、該駆動軸36の回動操作により発射槌40を回動する発射モータ41を駆動制御するものであり、非回動状態からの回動量を操作することにより発射槌40による打撃力を調整し得る。また、ハンドルカバー34にはタッチセンサ42が設けられ、発射レバー35の操作に伴って、手がタッチセンサ42に接触することにより、発射モータ41が駆動する。尚、発射レバー35の非回動状態にあっては、発射モータ41を駆動しない。これらの構成は従来公知であり、作動機構の説明を省略する。
【0030】
ところで、ハンドルカバー34内には、可変振幅装置を備えたバイブレータ45が装着される。このバイブレータ45は、可変振幅装置によって、駆動周波数、駆動電圧等を変化させて、振幅を変化することが可能である。そして、このバイブレータ45は、本発明の要部に係る遊技体感手段における振動態様を実行する駆動源となるものであり、その駆動によりハンドルカバー34全体が撓み振動する。このハンドルカバー34の振動(広義には発射ハンドル30の振動)により、所定の遊技状態の発生を遊技者に知らせる機能を生ずる。尚、ハンドルカバー34全体の振幅を大きなものとするために、該ハンドルカバー34に遊びを設けて保持する等によりベース筒体32に対して微移動可能とするようにしてもよい。このバイブレータ45としては、圧電振動子等を用いることができる。また、バイブレータ45は、ハンドルカバー34のほか、駆動軸36等、他の部材に接触させて、振動を伝播するようにしても良い。
【0031】
上記の発射ハンドル30の振動態様は、該振動態様を表示する振動表示装置20aの表示態様と連動して制御されるようになっている。この振動表示装置20aは、本発明の要部にかかり、詳しくは後述する。また、この発射ハンドル30を振動させる演出作動は、図柄表示装置6の作動と密接な関係にある。以下に、図柄表示装置6で実行される図柄制御について説明する。
【0032】
図3は、本発明にかかるパチンコ遊技機の遊技作動を制御する制御回路を示すものである。
主制御基板60には、パチンコ遊技機の遊技作動等を制御するための基板回路が設けられており、この基板回路上には主制御用中央制御装置CPUが配設されている。この主制御用中央制御装置CPUは、遊技に関する統括的な制御を処理実行するものであって、該主制御用中央制御装置CPUには、演算処理に用いる動作プログラムを格納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き可能な記憶装置RAMとが、データを読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝えるアドレスバス(図示せず)と、データのやり取りを行なうデータバス(図示せず)を介して接続され、該主制御基板60の基板回路を構成している。この記憶装置ROMには、制御プログラム、乱数テーブル等の固定データが記憶されている。乱数テーブルには当り特別乱数K、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ態様乱数Q、普通当り乱数U、普通図柄乱数V等が格納され、所定の要件が充足されると主制御用中央制御装置CPUにて各乱数の抽選が行われる。また、記憶装置RAMには、特別図柄始動スイッチS1 、普通図柄始動スイッチS2 のON作動による記憶数等が一時的に記憶される記憶エリア、ソフトタイマを構成するレジスタ領域及びワークエリア等が設けられている。
【0033】
この主制御基板60の基板回路には、所定のクロックパルスを出力するクロック装置(図示せず)が設けられ、主制御用中央制御装置CPUに接続されている。そして主制御用中央制御装置CPUは一定間隔のクロックパルスによって、時系列的に演算処理を行い、一連の処理作動を順次実行する。
【0034】
また、この主制御基板60の基板回路には、主制御用中央制御装置CPUが周辺機器とデータ通信を行う入力ポート(図示せず)及び出力ポート(図示せず)が設けられており、該出力ポートを介して主制御基板60からの制御指令が、図柄表示制御基板62、音源制御基板63、光源制御基板64、及び払出制御基板65の各入力ポートに向け、一方向に発信されるように接続されている。また、主制御基板60の入力ポートには盤面中継基板61を介して上述した特別図柄始動スイッチS1、普通図柄始動スイッチS2 、特定領域スイッチS3、カウントスイッチS4及びタッチセンサ42が接続され、主制御基板60が2ms毎に各スイッチS1〜4の遊技球検出状態を調べ、遊技球検出があるとその信号が波形整形回路により波形整形されて主制御用中央制御装置CPUに入力され、その情報を記憶装置RAMに記憶する。また、主制御基板60の出力ポートには、盤面中継基板61を介して普通電動役物15のソレノイド、大入賞口23のソレノイド、及び本発明の要部にかかるバイブレータ45、振動表示装置20a等が接続され、主制御用中央制御装置CPUが所定の条件を選出した場合に作動される。ここで、主制御基板60が、バイブレータ45と共に、発射ハンドルの振動を制御する遊技体感手段を構成している。
【0035】
上記の図柄表示制御基板62には、図柄表示装置6の図柄表示領域F上で表出される図柄表示態様を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、図柄表示態様を制御処理する図柄制御用中央制御装置CPUに、演出プログラムが格納されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きできる記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この記憶装置ROMには、動作プログラム、図柄表示パターン等の図柄変動態様を行う固定データも記憶されている。そして、主制御基板60から受信した制御指令信号を図柄制御用中央制御装置CPUにおいて演算処理し、所定の図柄データを出力ポートから表示用ドライバに送信し、該表示用ドライバが図柄表示装置6の図柄表示領域Fに所定の図柄を表出させる。この図柄表示制御基板62は、主制御基板60と共に、特別図柄A,B,Cを制御する図柄制御手段を構成するものである。
【0036】
上記の音源制御基板63には、スピーカ66から発生する効果音等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、音響を制御する音源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや音響発生パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この音源制御基板63は、上記の主制御基板60より受信した制御指令信号を音源制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定の音データを出力ポートを介してサウンドジェネレータに発信して、該音データを受けてスピーカ66に出力させる。
【0037】
上記の光源制御基板64には、パチンコ遊技機に備えられた発光ダイオードLEDや装飾ランプといった電飾装置を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、電飾装置の点灯、点滅等を制御する光源制御用中央制御装置CPUに、動作プログラムや、発光ダイオードLED,装飾ランプ等を電飾するための電飾パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この光源制御基板64は、光源制御用中央制御装置CPUで、上記の主制御基板60から受信した制御指令信号を演算処理し、所定の光データを出力ポートを介して、発光ダイオードLEDや装飾ランプ等を発光作動するドライバを配した光源作動基板に送信し、所定の発光ダイオードLEDや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。
【0038】
上記の払出制御基板65には、遊技球の貸球や賞球等を制御するための基板回路が設けられている。この基板回路は、貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動して、所定の貸球や賞球の供給を制御する払出制御用中央制御装置CPUに、動作プログラム、賞球や貸球の球数パターン等の固定データが記憶されている記憶装置ROMと、球数カウントデータ等の必要なデータを読み書きする記憶装置RAMと、入力ポート及び出力ポートとが接続されて構成されている。この払出制御基板65は、主制御基板60から受信した制御指令信号に従い、払出制御用中央制御装置CPUで演算処理し、所定のデータを払出中継基板に送信し、該データにより貸球ユニットや賞球ユニット等の各種ソレノイドを作動し、所定の貸球や賞球の払い出しを実行する。また、払出制御基板65は、遊技球の貸球を記憶したプリペイドカードの読み込み書き込みを行うプリペイドカードユニットと、該プリペイドカードのデータ処理を中継するCR接続基板を介して接続され、遊技球の残球等のデータをやりとりする。
【0039】
次に本実施例の制御態様をパチンコ遊技機の作動に従って説明する。
発射ハンドルの回動操作によって駆動モータ41が駆動して発射槌40により遊技球が遊技盤3に発射され、該遊技球が特別図柄始動領域14を通過し、特別図柄始動スイッチS1がON作動すると、該信号を盤面中継基板61を介して主制御基板60が認識する。かかる信号により、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUは、記憶装置ROMに記憶されている当り特別乱数K、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ態様乱数Q、予告表示乱数W等の各図柄乱数を選出し、各選出値を一旦、記憶装置RAMに格納する。さらには、特別図柄始動スイッチS1のON信号に基づき、主制御用中央制御装置CPUで演算処理して賞球指令信号を払出制御基板65に発信すると共に、賞球作動に連動する賞球音の発生指令信号を音源制御基板63に、賞球ランプ等の発生指令信号を光源制御基板64に夫々発信する。
【0040】
主制御基板60から賞球指令信号を受信した払出制御基板65は、記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて払出制御用中央制御装置CPUで演算処理を行い、その結果に従って賞球ユニットのソレノイドを作動させて所定数量の賞球を払い出す。これと同期して、賞球音の発生指令信号を受けた音源制御基板63は、記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて音源制御用中央制御装置CPUで演算処理を行い、その結果に従ってスピーカ66より所定の賞球音を上記賞球の払出時に合わせて出力する。同時に光源制御基板64でも、受信した賞球ランプの発生指令信号に従って光源制御用中央制御装置CPUが記憶装置ROMや記憶装置RAMの記憶データを用いて演算処理を行い、その結果に従って所定の発光ダイオードLEDや装飾ランプ等を点灯、点滅させる。
【0041】
さらには、特別図柄始動スイッチS1のON作動もしくは、主制御基板60の記憶装置RAMに記憶されている始動記憶数の消化により特別図柄の変動が開始されると、主制御用中央制御装置CPUは、選出された当り特別乱数Kを判定し、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc のいずれかを有効とすると共に、リーチ乱数Nの選定内容に従ってリーチとするかどうかを判定し、リーチの場合にはリーチ図柄乱数P、リーチ態様乱数Qを有効とする。そして、その結果に基づき、図柄表示装置6で実行される図柄表示態様を制御するための図柄制御指令信号を図柄表示制御基板62に送信する。
【0042】
上記図柄制御指令信号を受けた図柄表示制御基板62の図柄制御用中央制御装置CPUは、図柄制御指令信号に従って、記憶装置ROMに記憶されている所定の表示プログラムを用いて、図柄表示装置6で表示する特別図柄A,B,Cの図柄表示態様を決定する。そして、特別図柄A,B,Cを順次停止して確定表示する。
【0043】
その他、主制御基板60の主制御用中央制御装置CPUは、音響作動と発光作動を該図柄表示態様に連動させるため、音響制御指令信号を音源制御基板63に発信すると共に、電飾制御指令信号を光源制御基板64に発信する。これにより、音源制御基板63及び光源制御基板64は、所定の効果音及び効果光を発生させる。
【0044】
また、遊技球が特別図柄始動領域14に連続的に通過した場合には、特別図柄始動スイッチS1による遊技球検出が主制御基板60の記憶装置RAMに記憶され、その記憶に基づいて上述した特別図柄始動記憶数表示装置8の発光ダイオードLEDが順次点灯し、最高四回まで保留される。この発光ダイオードLEDは図柄が変動する都度、消灯されて、記憶数が減少する。なお、始動記憶数が満杯(四個)の場合には、特別図柄始動領域14を遊技球が通過しても無効となる。
【0045】
ここで、上述の当り特別乱数Kが当りを選出した場合には、当り図柄乱数Lと、リーチ態様乱数Qを有効とし、主制御基板60は、図柄表示制御基板62に所定の制御指令信号を伝達する。そして、図柄表示制御基板62は、この制御指令信号に従って、当り図柄態様を確定表示する。
【0046】
さらに、主制御基板60は、盤面中継基板61を介して大入賞口ソレノイドを駆動して、大入賞口23を開放する。そして、大入賞口23に遊技球が流入され、該大入賞口23内の特定領域スイッチS3やカウントスイッチS4がON作動されると、その信号を盤面中継基板61を介して主制御基板60が確認し、必要に応じて、図柄表示制御基板62や払出制御基板65に制御指令を発信し、而して、一連の特別遊技作動が実行される。
【0047】
すなわち、サウンドジェネレータがファンファーレを発すると共に、大入賞口ソレノイドが駆動し、開閉片24が前方に傾動して大入賞口23が開放され、開閉ラウンドが実行される。この開閉ラウンドは、所定制限時間(30秒)が経過するか、該所定制限時間内で、カウントスイッチS4により10個の遊技球の入賞検知がなされるまで継続される。また上述したように、大入賞口23の特定領域に遊技球が流入し、特定領域スイッチS3がON作動した時は、次の開閉ラウンドへの移行条件が充足され、一旦開閉片24が閉鎖駆動して、一ラウンドが終了する。そして、その動作終了後に再び大入賞口23が開放して、次の開閉ラウンドへ移行する。このように開閉ラウンドが最大16回繰り返されて、大入賞口23の連続開放作動を生じ、遊技者に所定の利得が供される。
【0048】
一方、当り特別乱数Kが当りを選出しない場合には、上述のハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mcからなる制御指令を主制御基板60から図柄表示制御基板62に発信し、該図柄表示制御基板62は該制御指令に従ってハズレ表示する。
【0049】
次に図柄表示装置6の図柄制御につき再度、詳細に説明する。
上述の主制御基板60の記憶装置ROMには、0〜629の630コマからなる当り特別乱数Kが格納されている。この当り特別図柄Kが、K=7,337を選出した場合に当りとなる。すなわち当り確率は2/630=1/315である。そしてそれ以外はハズレとなる。そして、Kが当りを選出していた場合には、当り図柄乱数Lにより、「0」〜「9」のいずれかの当り図柄図柄態様が決定される。また、この当り図柄乱数Lが、所定の当り図柄態様を選出した場合には、当該当り終了後、次の当りが発生するまで、当り特別図柄Kの当り確率を高くする高確率状態、いわゆる確変遊技状態が実行される。さらに、この確変遊技状態では、特別図柄A,B,Cの変動開始から図柄確定に要する時間を短縮する時短遊技状態となり、遊技者の有利な遊技状態となる。
【0050】
次に普通図柄作動につき説明する。
遊技球が普通図柄始動ゲート13を通過すると、該遊技球は普通図柄始動スイッチS2で検出される。この普通図柄始動スイッチS2で遊技球検出されると、普通図柄表示装置10の普通図柄が変動する。この普通図柄は、左赤色,中緑色,右赤色の三個の発光ダイオードLEDで構成される。この普通図柄表示装置10が変動中、又は普通電動役物15が開放中のときに、普通図柄始動スイッチS2で遊技球検出されると、普通図柄始動記憶数表示装置12の発光ダイオードLEDが点灯し、普通図柄が変動開始になる都度消灯されて、記憶個数が表示される。尚、普通図柄始動記憶数表示装置12の最大記憶数は四個であり、それ以上は無効とされる。
【0051】
このように、遊技球通過によって普通図柄始動スイッチS2がON作動すると、主制御基板60は記憶装置ROMから普通当り乱数U、及び当り普通図柄乱数Vの乱数値を選出し、その内容を一旦記憶装置RAMに記憶し、普通図柄表示装置10が変動開始すると同時に、記憶した内容を調べ、その普通当り乱数Uの選出値に対応する当りハズレを決定する。そして当りの場合は、当り普通図柄乱数Vにより停止態様を決定し、左赤色,右赤色のいずれか少なくとも一つが点灯した状態となる。ハズレの場合は、中緑色の発光ダイオードLEDのみが点灯した状態となる。
【0052】
次に本発明の要部につき説明する。
上述したように、本実施形態例のパチンコ遊技機あっては、主制御基板60の制御指令信号に従って、発射ハンドル30のハンドルカバー34内に設けられた可変振幅装置を備えたバイブレータ45によって、該発射ハンドル30を所定の振動態様により振動するようになっている。この主制御基板60とバイブレータ45とによって、遊技体感手段が構成されている。また、この発射ハンドル30の振動と同期して、該振動態様をパチンコ遊技機の前面に設けられた振動表示装置20aで表示するようにしている。ここで、発射ハンドル30の振動及び振動表示装置20aの表示態様は、所定の遊技条件の発生により実行されるようになっている。本実施形態例にあっては、特別図柄A,B,Cがリーチ状態となった場合、当りとなった場合、又は、リーチや当りを表示する前にこれらを生じることを予見させる場合に実行されるように制御している。
【0053】
また、振動表示装置20aは、盤面中継基板61を介して主制御基板60に接続されており、主制御基板60から発せられた制御指令信号に従って、所定の表示態様を表示するようにしている。そして、主制御基板60は、特別図柄A,B,Cがリーチや当りとなる予見をさせる場合、リーチや当りが発生した場合に、発射ハンドル30を振動させる制御指令信号と共に、該振動態様を表示させる制御指令信号とを盤面中継基板61に送信する。これら制御指令信号に従って、発射ハンドル30のバイブレータ45が振動すると共に、振動表示装置20aが該振動態様を表示する。
【0054】
主制御基板60は、上述したように遊技球の始動領域14通過によって、特別図柄A,B,Cの図柄制御を行うための各乱数値を選出する。本実施形態例にあっては、記憶装置ROMの乱数テーブルに予見表示乱数Wを設定し、各乱数値の選出と共に該Wを選出する。そして、この予見表示乱数Wの選出値に従って、リーチの発生を発射ハンドル30の振動及び振動表示装置20の表示によって予見するリーチ予見作動と、当りの発生を発射ハンドル30の振動及び振動表示装置の表示によって予見する当り予見作動との実行有無を決定するようにしている。また、当り特別乱数Kが当りを選出した場合、又は、Kはハズレであるがリーチ乱数Nがリーチを発生することを選出した場合にあって、特別図柄A=Bで停止してリーチとなると、該リーチ状態を発射ハンドル30の振動及び振動表示装置の表示により演出するリーチ体感作動が実行される。さらには、特別図柄A=B=Cで停止して当りとなると、該当り状態を発射ハンドル30の振動及び振動表示装置の表示により演出する当り体感作動が実行される。ここで、主制御基板60は記憶装置ROMに、リーチ予見作動、当り予見作動、リーチ体感作動、当り体感作動に夫々に割り当てられた各振動パターンを記憶しており、該振動パターンに従って制御指令信号を送信するようにしている。
以下、かかる実施例に従って詳細に説明する。
【0055】
(実施例1)
実施例1にあっては、図1に示すように、発射ハンドル30の直上部に振動表示装置20aが配設されている。この振動表示装置20aは、発光ダイオードLEDにより構成され、主制御基板60の制御指令信号に従って発射ハンドル30の振動態様を表示する。ここで、リーチ予見作動、リーチ体感作動、当り予見作動、当り体感作動における振動態様としては、図8のようにそれぞれに対応する振動パターンが設定されている。リーチ予見パターンは、図8(イ)のように一定強さの振動がリーチ発生まで継続する振動態様が実行されるようにしている。リーチ体感パターンは、図8(ロ)のように、リーチ予見作動に比して強さの振動で振動状態が所定時間継続した後、一旦停止し再び振動状態とするような形態を繰り返す振動態様が実行される。この振動態様は、特別図柄Cが停止するまでか、又は、当り予見作動が開始されるまで継続される。また、当り予見パターンは、図8(ハ)のように、段階的に徐々に振動が強くなっていく振動態様が当り発生まで継続されるようにしている。さらに、当り体感パターンは、図8(ニ)のように、最初に三回最も強く振動した後、比較的強い振動と弱い振動を繰り返す振動態様が特別遊技作動の所定時期まで実行されるようにしている。そして、振動表示装置20aは、各振動態様に応じて振動状態を表す点灯と停止状態を表す消灯が行われる。また、振動の強弱に応じて、振動が強い場合には明るく、弱い場合に暗くする等のように明度を変化させるようにしている。このような振動態様によって、各遊技状況における演出効果を高め、臨場感と高揚感とを一層向上させ得る。ここで、本実施例1の振動表示装置20aは振動態様をアナログ表示形態により表示するものである。
【0056】
この発射ハンドル30の振動と振動表示装置20aの表示を、特別図柄A,B,Cを変動停止させる図柄制御に従って説明する。
上述したように、遊技球が特別図柄始動領域14を通過すると、主制御基板60は当り特別乱数K、当り図柄乱数L、ハズレ図柄乱数Ma ,Mb ,Mc 、リーチ乱数N、リーチ図柄乱数P、リーチ態様乱数Q、予見表示乱数Wの各図柄乱数を選出する。そして、図柄表示装置6の図柄表示領域Fで、特別図柄A,B,Cが変動を開始すると、主制御基板60は選出した当り特別乱数Kを判定する。ここでKが当りを選出した場合には当り図柄乱数Lを有効とすると共に、予見表示乱数Wを有効とする。この予見表示乱数Wがリーチ予見作動、当り予見作動の一方又は両方の実行を選出していると、リーチを表示する前又は当りを表示する前に該予見作動が実行される。
【0057】
ここで、予見表示乱数Wが、リーチ予見作動及び当り予見作動を実行することを選出していたとする。特別図柄Aが所定の図柄で停止した後、発射ハンドル30がリーチ予見パターンの振動態様に従って振動を開始すると同期して、振動表示装置20aが該リーチ予見パターンに従って振動状態で点灯し停止状態で消灯する表示態様を表示する。このリーチ予見作動によって、リーチの発生を期待する感情を刺激することができる。その後、特別図柄Bが停止して、A=Bのリーチ状態となると、発射ハンドル30がリーチ体感パターンの振動態様に従って振動を開始すると同期して、振動表示装置20aが該リーチ体感パターンに従って点灯消灯する表示態様を表示する。このリーチ体感作動は、リーチ予見作動時よりも強い振動であることから、振動表示装置20aの振動時の点灯を高い明度により表示する。このリーチ体感作動によって、リーチとなったことにより生じる臨場感や高揚感を一層向上させることができる。その後、当り予見パターンに振動態様に従って、発射ハンドル30を振動させる。これと同期して、振動表示装置20aが該当り予見パターンに従って点灯消灯する表示態様を表示する。この場合にあっても、振動表示装置20aで表示される点灯の明度は、振動強さに応じて変化させる。この当り予見作動によって、遊技者の当りを期待する感情を一層刺激することができる。そして、特別図柄Cが停止して、A=B=Cの当り状態となると、当り体感パターンの振動態様に従って、発射ハンドル30を振動させると共に、振動表示装置20aが該当り体感パターンに従って点灯消灯する表示態様を表示する。この当り体感パターンでは、最初に三回の最も強く振動させるから、振動表示装置20aも該三回の振動に同期して最も高い明度で点灯させる。この当り体感作動によって、当りを得たという喜悦感を刺激し、当り状況の臨場感や高揚感を一層向上させることができる。
【0058】
このように、各遊技状況に応じて実行される発射ハンドル20の振動と同期して、振動表示装置20aを振動パターンに従って点灯消灯表示する表示態様が実行されることにより、遊技者は発射ハンドル20の振動態様を振動表示装置20aの表示によっても明確に認識することができるから、発射ハンドル20の振動による演出を適正に把握することが可能である。また、各振動パターンによる振動を体感的に記憶することが容易に行い得るから、慣れてくるにつれ、振動表示装置20aを確認しなくとも、各遊技状況で実行される発射ハンドル30の振動態様を区別して認識することも可能となる。而して、各遊技状況を演出する発射ハンドル30の振動によって、遊技者は臨場感と高揚感とが刺激される面白い遊技を満喫できる。
【0059】
また、本実施例1では、発射ハンドル30の直上部に振動表示装置20aを設けたことにより、発射ハンドル30の振動と、振動表示装置20aの表示との両者を比較し易いという利点がある。
【0060】
(実施例2)
この実施例2は、図6に示すように、発射ハンドル30の直上部に7セグメント指示器から構成された振動表示装置20bが配設されている。本実施例2は、上述した実施例1と、振動表示装置20bを変えた以外は同じ構成とし、その説明を省略する。この振動表示装置20bは、主制御基板60の制御指令信号に従って発射ハンドル30の振動態様を数値により表示する。すなわち、振動表示装置20は、上述のリーチ予見パターンを「1」で表示し、リーチ体感パターンを「2」で表示し、当り予見パターンを「3」で表示し、当り体感パターンを「4」で表示する。それ以外の場合には、「0」を表示する。このように本実施例2の振動表示装置20bは、各振動態様をデジタル表示形態により表示するものである。
【0061】
このような振動表示装置20bによる表示態様を、特別図柄A,B,Cの図柄制御に従って説明する。ここで、特別図柄A,B,Cの図柄制御は、実施例1と同じである。
特別図柄A,B,Cが変動開始すると、主制御基板60が当り特別乱数Kを判定し、該Kが当りであったとする。また、予見表示乱数Wがリーチ予見作動の実行を選出していたとする。図柄表示装置6で特別図柄Aが停止した後、上述のリーチ予見パターンに従って、発射ハンドル30が振動すると同期して、振動表示装置20bが「1」を表示し、リーチ予見作動が実行される。その後、特別図柄Bが停止してA=Bのリーチ状態となると、上述のリーチ体感パターンに従って、発射ハンドル30を振動すると共に、振動表示装置20bが「2」を表示し、リーチ体感作動が実行される。その後、特別図柄Cが停止して、A=B=Cの当り状態となると、上述の当り体感パターンに従って、発射ハンドル30を振動すると共に、振動表示装置20bが「4」を表示し、当り体感作動が実行される。このように、本実施例2では、各遊技状況を演出する発射ハンドル30の振動態様に応じて、割り当てられた所定の数値を振動表示装置20bで表示することにより、各振動態様を遊技者が明確に理解し易いようにしている。
【0062】
(実施例3)
実施例3にあっては、図7のように、振動表示装置20cが遊技盤3のセンターケース4の直上部に配設されており、図柄表示装置6を注視する遊技者の視界の内で、発射ハンドル30の振動を認識できるようにしたものである。また、この振動表示装置20cは、振動態様を表示領域の多寡によって表示するようにしたアナログ表示形態を備えるものであり、振動強さをレベルメータのように表示する。また、本実施例3にあっては、発射ハンドル30に備えたタッチセンサ42による検知信号によって、主制御基板60は振動表示装置20cでの表示態様を変化させる。
【0063】
すなわち、タッチセンサ42が、発射ハンドル30に遊技者の手が触れていることを検出している場合には、上記の実施例1のように発射ハンドル30の振動態様に従って、表示領域を変化させる表示態様を振動表示装置20cで表示させる。しかし、タッチセンサ42が遊技者の手が触れていないことを検出した場合には、発射ハンドル30の振動と同期して、振動表示装置20cを単調に点滅表示させる。このように振動表示装置20cは、発射ハンドル30の振動による遊技状況の演出を、体感と視覚との両者で認識させるように特化したものである。このため、発射ハンドル30に接触しておらず、発射ハンドル30の振動態様を体感できない状態では、振動していることのみを報知することによって、遊技者が発射ハンドル30を握ることを促進する作用を生じさせるようにしている。これにより、遊技者は、発射ハンドル30に触れていなければ、発射ハンドル30の振動による演出作用を確認することができないから、例えば、リーチ予見作動や当り予見作動等のように図柄表示装置6の表示だけでは分からないような遊技状況を知るため、発射ハンドル30から手を離すことが減少する。而して、パチンコ遊技機の稼働率が低下することを防止することも可能である。
【0064】
本実施例3は、このような振動表示装置20cを備えた構成とした以外は、上述した実施例1と同じ構成とし、その説明を省略する。
【0065】
このような振動表示装置20cによる表示態様を、特別図柄A,B,Cの図柄制御に従って説明する。ここで、特別図柄A,B,Cの図柄制御は、実施例1と同じである。
特別図柄A,B,Cが変動開始すると、主制御基板60が当り特別乱数Kを判定し、該Kが当りであったとする。また、予見表示乱数Wが当り予見作動の実行を選出していたとする。図柄表示装置6で特別図柄A、Bが順次停止してA=Bのリーチ状態となると、上述のリーチ体感パターンに従って、発射ハンドル30を振動する。この時、遊技者が発射ハンドル30を握っていた場合には、タッチセンサ42の検知により、主制御基板60は、発射ハンドル30の振動と同期して、振動の強弱に従って振動表示装置20cの表示領域を拡大縮小することにより表す。すなわち、振動が強い場合には、振動表示装置20cを左端を基点にして右方向へ表示領域を大きく拡大する。一方、振幅が弱い場合には、右方向への表示領域は小さくなる。このように振動表示装置20cは、振動の強弱を表示領域により表現するレベルメータのようになっており、発射ハンドル30の振動態様を視覚的に表示し得る。
【0066】
このようなリーチ状態にあって、遊技者が発射ハンドル30から手を離して図柄表示装置6で変動する特別図柄Cを注視していると、タッチセンサ42が検知信号を発信していない。この場合には、当り予見パターンに従って発射ハンドル30を振動させると共に、振動表示装置20の表示領域全体を点滅させ、発射ハンドル30の振動による演出を遊技者に報知する。そして、遊技者が発射ハンドル30に触れると、タッチセンサ42が検知信号を発信し、振動表示装置20cが当該当り予見パターンに従って表示領域を変化させる表示態様を表示する。これにより、遊技者は発射ハンドル30の振動を体感することができると共に、該振動態様を振動表示装置20cの表示態様によって視覚的に認識できる。而して、遊技者は、振動表示装置20cの表示によって、発射ハンドル30による演出を体感することを逃すこともなくなるから、遊技の臨場感や高揚感が適切に刺激されることとなり、遊技の趣向性を満喫できる。その後、特別図柄Cが停止して当りとなると、当り体感作動が実行されることとなる。
【0067】
このような実施例1〜3では、振動表示装置20a〜20cで表示される振動態様は振動パターンとして設定された振動の強弱に従って表示されるものとしているが、振動の継続時間の経過や残り時間等を表示するものであっても良い。また、発射ハンドル30の振動態様として、四種類の振動パターンを使用したが、この他にも様々な振動パターンを設定することもできる。さらには、振動強さの強弱や継続時間の長短のみで種々の振動態様を設定するようにしても良い。
【0068】
また、上述の実施例1〜3は、振動表示装置20a〜20cを発射ハンドル30の直上部又はセンターケース4の直上部に配設したものであるが、他の形態として、図柄表示装置6が振動表示装置を兼ねる構成として、その図柄表示領域Fで振動態様を表示するようにしても良い。これにより、遊技者は、特別図柄A,B,Cの変動表示する図柄表示領域Fから目を離すことなく、振動態様を視覚的に認識することが可能である。
【0069】
また、上述の実施例1〜3は、発射ハンドル30の振動及び振動表示装置の表示を、リーチや当りの予見や発生事実を演出して遊技の臨場感や高揚感を刺激するようにしたものであるが、他の形態として、遊技球を貯留する上皿や下皿が満杯になったことを報知するもの、確変遊技状態を演出するもの、普通図柄の変動に関するもの等に設定することもできる。このように多数の遊技状況を、発射ハンドル30の振動態様によって演出する場合にあっても、本発明によれば、振動表示装置20a〜20cにより各振動態様を視覚的にも認識できることから、遊技者は、当該演出による趣向性を適切に楽しむことができる。
【0070】
本発明は上述の第一種パチンコ遊技機だけでなく、第二種パチンコ遊技機、第三種パチンコ遊技機等のように、遊技盤3に遊技球を発射する発射ハンドル30を備える他の遊技機にも適用可能である。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、所定の遊技状況が発生することを条件として、発射ハンドルを振動させる遊技体感手段を有すると共に、発射ハンドルの振動と同期して、該振動の振動態様を視覚的に表示する振動表示装置を備えるようにしたものであるから、発射ハンドルの振動を、振動表示装置で視覚的に認識することができるため、遊技者は、発射ハンドルの振動を適切に感受できる。而して、遊技者はこの振動によって、臨場感と高揚感とが刺激される興趣性に優れた面白い遊技を楽しむことができ、発射ハンドルの振動による演出の有用性が向上する。また、発射ハンドルから手を離している遊技者に発射ハンドルの振動を報知でき、発射ハンドルの振動による演出に気が付かないことを防止できる。さらに、発射ハンドルは故障しやすい箇所であり、該発射ハンドルの振動が、演出か故障かを振動表示装置の表示によって判断することも可能である。
【0072】
ここで、振動態様が、振動強さの強弱により設定されているものであって、振動表示装置が該振動強さの強弱に従って、表示態様を変化させるようにした構成とすることができる。又は、振動態様が、振動の継続時間の長さにより設定されているものであって、振動表示装置が該振動継続時間の長さに従って、表示態様を変化させるようにした構成とすることもできる。これら構成にあっては、振動表示装置が発射ハンドルの振動有無を単に表示するだけでなく、遊技状況に応じて設定された振動強さの強弱や振動継続時間の長さに従って、表示態様も変化するようにしたから、遊技者は発射ハンドルの振動態様を振動表示装置の表示によって一層はっきりと感受でき、遊技者の臨場感や高揚感を適切に刺激することが可能となる。
【0073】
また、遊技体感手段を、振動態様として複数の振動パターンを備えるものであって、振動表示装置が、所定の振動パターンに割り当てられた表示態様に従って、発射ハンドルの振動態様を表示するようにした構成としたから、遊技者は振動態様としての振動パターンを視覚的にも認識することができるから、複数の振動パターンが設定された場合にあっても、各振動態様を遊技者は明確に区別して認識できる。而して、発射ハンドルの振動によって演出される種々の遊技状況を、遊技者の臨場感と高揚感とを一層刺激する面白いものとすることができる。
【0074】
一方、振動表示装置を、発射ハンドルが振動している状況にあって、該発射ハンドルに遊技者が触れていない場合には、振動の発生を報知する報知表示態様を表示し、遊技者が該発射ハンドルに触れている場合には、振動態様を表す振動表示態様を表示するようにした構成としたから、振動表示装置が振動の報知と、振動態様の表示との二種類の機能を有するものとなり、遊技者に発射ハンドルに触れることを促すことができる。これにより、従来の機種では、リーチ状態となると、図柄確定まで、ハンドルから手を離して、その結果が確定するまで、遊技を休止する遊技者が多くみられるが、このようなことが改善され、稼働率が向上する。さらには、振動表示装置の表示のみでは遊技の演出を認識できないから、発射ハンドルの振動と振動表示装置の表示とによる演出の意義が一層向上する。
【0075】
このような振動表示装置が、発射ハンドルで発生する振動態様を、アナログ表示形態により表示するようにした構成にあっては、発射ハンドルの振動態様や該振動態様の変化を感性的に認識させることができ、振動態様のイメージを理解し易く、振動表示装置を注視しなくとも該振動態様を容易に把握することが可能である。
【0076】
また、振動表示装置が、発射ハンドルで発生する振動態様を、デジタル表示形態により表示するようにした構成にあっては、発射ハンドルの振動態様や該振動態様の変化がはっきりと表されることとなり、体感と視覚とを容易に対応させて認識させることが可能である。また、発射ハンドルから体感した振動態様を記憶し易い。
【0077】
このような振動表示装置が、発射ハンドルに隣接するように配設されている構成にあっては、遊技者が発射ハンドルの振動態様と当該振動態様を表す表示態様とを容易に比較でき、振動態様を理解し易い。
【0078】
また、振動表示装置が、遊技盤に配設されている構成にあっては、遊技者が遊技盤で進行する遊技状況を見ながら、発射ハンドルの振動態様とその表示態様とを比較でき、遊技の進行における臨場感を一層高めることが可能である。
【0079】
上述のハンドルを振動させる為の手段としては、バイブレータをハンドル内に設置した構成にあっては、従来のハンドル構成を大きく変化させることなく、容易に遊技体感手段を構成でき、発射ハンドルの振動態様を設定することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の振動表示装置20aを備えたパチンコ遊技機の正面図である。
【図2】遊技盤3の正面図である。
【図3】パチンコ遊技機の制御回路を示すブロック図である。
【図4】パチンコ遊技機の下部の斜視図である。
【図5】発射ハンドル30の分解斜視図である。
【図6】実施例2の振動表示装置20bを備えたパチンコ遊技機の正面図である。
【図7】実施例3の振動表示装置20cを備えたパチンコ遊技機の正面図である。
【図8】遊技状況に応じて設定される振動パターンを表す説明図である。
【符号の説明】
3 遊技盤
18 入賞口(入賞領域)
20a〜20c 振動表示装置
23 大入賞口
30 発射ハンドル
45 バイブレータ
Claims (4)
- 非回動状態からの回動角度によって遊技球の発射強度を調整する発射ハンドルと、盤面に複数の入賞領域が配設された遊技盤とを備え、該発射ハンドルの回動操作により発射された遊技球が入賞領域を通過すると、遊技者にとって利益ある種々の利得形態を発生させる遊技機において、
振動態様として複数の振動パターンを備え、所定の遊技状況が発生することを条件として、所定の振動パターンにより発射ハンドルを振動させる遊技体感手段を備えると共に、
発射ハンドルが振動している状況にあって、該発射ハンドルに遊技者が触れていない場合には、振動の発生を報知する報知表示態様を、遊技者が該発射ハンドルに触れている場合には、振動パターンを表す振動表示態様を、発射ハンドルの振動と同期して視覚的に表示する振動表示装置を備えていることを特徴とする遊技機。 - 振動態様が、振動強さの強弱により設定されているものであって、振動表示装置が該振動強さの強弱に従って、表示態様を変化させるようにしていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 振動態様が、振動の継続時間の長さにより設定されているものであって、振動表示装置が該振動継続時間の長さに従って、表示態様を変化させるようにしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
- 振動表示装置が、遊技盤に配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
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