JP3942390B2 - オーディオデータ再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内蔵のメモリに格納されているオーディオデータを再生することが可能なオーディオデータ再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルメモリプレーヤの如く、メモリカードに格納されているオーディオデータを再生することが可能な小型のオーディオデータ再生装置が開発されている。又、パーソナルコンピュータ上で動作するソフトウエアによって、ハードディスクに格納されているオーディオデータを再生するオーディオデータ再生装置を実現することが可能となっている。
この様なオーディオデータ再生装置においては、メモリカードやハードディスク等のメモリに、ファイル単位でオーディデータが格納されており、所望のファイルを選択することによって、そのファイルを構成するオーディオデータを再生することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、オーディオデータ再生装置は、音楽を聞いたり、英会話の学習を行なったりするために広く利用されているが、この様な場合、1つのファイルを構成するオーディオデータを再生して得られる一連の音声の内、一部の音声のみを無音化し、更にその無音化を解除するという使い方が可能であれば、装置の利用価値を高めることが出来る。例えば英会話における教師の音声(質問)のみを放音して、生徒の音声(解答)を無音化することによって、学習効果を上げることが可能である。然るに、従来のオーディオデータ再生装置においては、この様な無音化設定及びその解除が出来ないため、利用価値が低いものとなっていた。
【0004】
そこで本発明の目的は、1つのファイルを構成するオーディオデータを再生して得られる一連の音声の内、一部の音声のみを無音化し、更にその無音化を解除するという使い方が可能なオーディオデータ再生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
本発明に係るオーディオデータ再生装置は、
1つのファイルを構成するオーディオデータを再生して得られるべき一連の音声の内、一部の音声を無音化するための無音化付加情報を、ファイル毎に格納する情報格納手段と、
1つのファイルを構成するオーディオデータの再生中に、ユーザの操作に応じて前記無音化付加情報を生成し、前記情報格納手段に格納する無音化設定手段と、
情報格納手段に格納されている無音化付加情報に基づき、特定のファイルを構成するオーディオデータに無音化処理を施す無音化処理手段と、
ユーザの操作に応じて、無音化処理の施されたオーディオデータの無音化を解除する無音化解除手段
とを具えている。
【0006】
上記本発明のオーディオデータ再生装置においては、先ずユーザは、無音化設定を行なうべきファイルのオーディオデータを再生して、音声を聞きながら、無音化の開始点と終了点の位置を指定する。このユーザ操作に応じて、無音化付加情報が生成され、情報格納手段に格納されることになる。
次に、情報格納手段に格納されている無音化付加情報に基づき、特定のファイルを構成するオーディオデータに無音化処理を施す。これによって、無音化の開始点と終了点に挟まれた部分のオーディオデータに無音化処理が施される。
その後、他のユーザが無音化設定の行なわれたオーディオデータを再生した場合、無音化処理の施された部分で音声は無音となる。但し、無音化設定の行なわれたオーディオデータの再生に際し、ユーザが、無音化を解除するための操作を行なうと、該オーディオデータの無音化が解除され、全てのオーディオデータが再生されて、一連の音声が得られる。
【0007】
具体的構成において、情報生成手段は、無音化付加情報として、無音化開始アドレス情報と無音化終了アドレス情報を生成する。
該具体的構成によれば、無音化開始アドレスにて無音化処理が開始され、無音化終了アドレスにて無音化処理が終了する。これによって、無音化開始アドレスと無音化終了アドレスの間のオーディオデータに無音化が施されることになる。
【0008】
又、具体的構成において、無音化処理手段は、無音化設定を行なうオーディオデータに暗号化処理を施す暗号化手段を具え、無音化解除手段は、暗号化されたオーディオデータに復号化処理を施す復号化手段を具えている。
該具体的構成によれば、無音化設定が行なわれたオーディオデータに暗号化処理が施されているので、復号化処理を施さない限り、該オーディオデータを正常に再生することは出来ない。
尚、暗号化されたオーディオデータは、例えばミュート処理によって無音化することが出来る。
【0009】
又、具体的構成において、無音化処理手段は、暗号化手段による暗号化処理に際し、ユーザの入力したパスワードを取得するパスワード取得手段を具え、無音化解除手段は、復号化手段によるオーディオデータの復号化処理に際し、ユーザにパスワードの入力を促し、これに応じて入力されたパスワードの正誤を判断し、パスワードが正しい場合にのみ、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる制御手段を具えている。
該具体的構成によれば、オーディオデータの復号化に際して入力したパスワードが、オーディオデータの暗号化に際して入力したパスワードと一致した場合に限り、復号化処理が実行される。
【0010】
又、具体的構成において、無音化処理手段は、暗号化手段による暗号化に際し、装置固有の暗号化キーを取得する暗号化キー取得手段を具え、無効化解除手段は、復号化手段による復号化に際し、暗号化キーの正誤を判断し、暗号化キーが正しい場合にのみ、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる制御手段を具えている。
該具体的構成によれば、オーディオデータの復号化に用いる装置に設定されているパスワードが、オーディオデータの暗号化に用いた装置に設定されている暗号化キーと一致した場合に限り、復号化処理が実行される。
【0011】
更に具体的な構成において、無音化解除手段は、無音化開始アドレスにてデータ再生動作を一時停止させるポーズ手段を具え、制御手段は、催促に応じて入力されたパスワードが正しい場合にのみ、データ再生動作を再開させると共に、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる。
該具体的構成によれば、オーディオデータの再生動作が無音化開始アドレスに至った時点で、データ再生動作が一時停止し、この状態でパスワードの入力が催促される。これに応じてユーザがパスワードを入力すると、そのパスワードが正しい場合に限り、データ再生動作が再開すると共に、再生されたオーディオデータに復号化処理が実行されて、一連の音声が得られる。
【0012】
【発明の効果】
本発明に係るオーディオデータ再生装置によれば、1つのファイルを構成するオーディオデータを再生して得られる一連の音声の内、一部の音声のみを無音化し、更にその無音化を解除することが可能であり、この様な使い方によって、装置の利用価値が高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をデジタルメモリプレーヤに実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1に示す如く、本発明に係るデジタルメモリプレーヤ(1)は、CPU(4)と、オーディオデータを含む複数のファイルが格納されているカード型のメモリ(5)と、種々のデータを表示すべきLCDモジュール(6)と、メモリ(5)から読み出されたオーディオデータを復調するデコーダー(7)と、デコーダー(7)から得られるオーディオデータをアナログのオーディオ信号に変換するD/A変換器(8)と、D/A変換器(8)から出力されるオーディオ信号を増幅してヘッドホンへ供給するアンプ(9)とを具えている。
【0014】
本発明に係るデジタルメモリプレーヤ(1)においては、メモリ(5)に格納されている複数のファイルの中から任意の1つのファイルを選択して、該ファイルに含まれるオーディオデータを再生することが可能であり、これによって得られるべき一連の音声の内、一部の音声を無音化することも可能である。又、無音化されるべき音声のオーディオデータには、設定に応じて、暗号化を施すことが可能である。
【0015】
メモリ(5)には、一連の音声の一部を無音化するため、図2(a)に示す如きファイル構造の無音化付加情報が格納される。ここで、無音化付加情報には、楽曲や英会話等のコンテンツ(以下、曲と総称する)のオーディオデータが格納されているファイルの名称、ファイルパス、無音化開始時間及び無音化終了時間、音声On/Offフラグ、ポーズOn/Offフラグ、ポーズ時間、暗号化有/無データ、パスワード有/無データなどが含まれ、これらの無音化付加情報が曲毎に設定される。
又、メモリ(5)には、図2(b)に示す如く、デジタルメモリプレーヤ(1)固有の暗号化キーや、ユーザを認識するための1或いは複数のパスワードキーが格納されている。
【0016】
図3は、無音化付加情報と各曲の暗号化領域の関係を示しており、各曲について、無音化付加情報に含まれる無音化開始時間1〜無音化終了時間1に基づき、この時間領域に対応する一連のオーディオデータが暗号化される。従って、暗号化されていないオーディオデータは、音声信号として再生されるが、暗号化されたオーディオデータは、復号化されない限り、音声信号としては再生されず、例えばミュート処理を受けることによって、無音化される。
【0017】
図4は、1つの曲に含まれるオーディオデータの一部を無音化するための無音化設定手続きを表わしている。
先ずステップS1にて、パスワードを設定するかどうかをユーザに問い合わせ、ステップS2にて、ユーザがパスワード設定ボタンを選択したことが検知されたとき、ステップS3に移行して、パスワードを設定する。
次にステップS4にて、ポーズ設定を行なうかどうかをユーザに問い合わせ、ステップS5にて、ユーザがポーズ設定ボタンを選択したことが検知されたとき、ステップS6に移行して、ポーズ設定を行なう。
【0018】
続いて、ステップS8にて楽曲の演奏を開始した後、ステップS9にて、ユーザの操作に基づいて、無音化したい場所に達したかどうかを判断し、ノーと判断されたときはステップS8に戻って、楽曲の演奏を継続する。
その後、ステップS9にてイエスと判断されたときは、ステップS10にて無音ONモードの選択を行なった場合、ステップS11に移行して、暗号化開始位置を設定する。そして、ステップS12にて、引き続いて楽曲の演奏を実行し、ステップS13にて、ユーザの操作に基づいて、無音化を解除したい場所に達したかどうかを判断し、ノーと判断されたときはステップS12に戻って、楽曲の演奏を継続する。
【0019】
その後、ステップS13にてイエスと判断されたときは、ステップS14にて無音OFFモードの選択を行なった後、ステップS15に移行して、暗号化終了位置を設定する。
続いて、ステップS16では、ユーザの操作に基づいて、更に無音化したい場所がないかどうかを判断し、ノーと判断されたときは、ステップS8に戻って、無音化設定を繰り返す。そして、ステップS16にてイエスと判断されたとき、無音化設定手続きを終了する。
この結果、図2(a)に示す無音化付加情報ファイルが作成されることになる。
【0020】
図5は、無音化設定された音声部分のオーディオデータを暗号化するための手続きを表わしている。
先ずステップS22にて、パスワード設定が行なわれているかどうかを判断し、ここでイエスと判断されたときは、ステップS23に移行して、ユーザが入力したパスワードを取得する。一方、ステップS22にてノーと判断されたときは、ステップS24に移行して、機器に固有の暗号化キーが設定されているかどうかを判断する。そして、ステップS24にてイエスと判断されたときは、ステップS25に移行して、機器の暗号化キーを取得する。
その後、ステップS26では、取得したパスワード若しくは暗号化キーに基づいて、無音化設定されている領域のオーディオデータに暗号化処理を施し、手続きを終了する。
【0021】
図6及び図7は、楽曲の演奏中に無音化設定を解除するための手続きを表わしている。
先ずステップS31にて、楽曲の演奏を開始した後、ステップS32にて、無音化した場所が見つかったかどうかを判断し、ここでイエスと判断されたときは、ステップS33に移行して、更にポーズ設定が行なわれているかどうかを判断する。
【0022】
ステップS33にてイエスと判断されたときは、ステップS34に移行して、演奏を一時停止した後、ステップS35にて無音化されている旨の表示を行なう。続いてステップS36にて、ユーザにより無音化設定解除ボタンが選択されると、ステップS37では、楽曲の演奏中であるかどうかを判断し、イエスの場合は、ステップS38にて、演奏を一時停止する。
【0023】
その後、図7のステップS40に移行して、ユーザにパスワードの入力を催促し、ステップS41にて催促に応じてパスワードが入力されると、ステップS42では、そのパスワードが正しいかどうかを判断する。
ステップS42にてノーと判断されたときは、ステップS43にて、再度パスワードが入力されたかどうかを判断し、ここでイエスと判断されたときは、ステップS42に戻って、パスワードが正しいかどうかを判断する。一方、ステップS43にてノーと判断されたときは、ステップS44に移行して、無音化解除失敗として処理する。
【0024】
ステップS42にてイエスと判断されたときは、ステップS45に移行して、無音化解除の処理を実行した後、ステップS47にて、楽曲の演奏を行なう。
又、図6のステップS32にてノーと判断されたときは、図7のステップS39に移行して、楽曲の演奏を実行する。
その後、ステップS48では、無音化した場所が全て見つかったかどうかを判断し、ここでノーと判断されたときは図6のステップS32に戻って、無音化解除を繰り返す。
【0025】
この様にして無音化した場所が全て見つかり、図7のステップS48にてイエスと判断されたときは、ステップS49にて楽曲の演奏を継続する。
続いてステップS50では、楽曲の演奏が終了したかどうかを判断し、ノーと判断されたときはステップS49に戻って、楽曲の演奏を継続する。一方、ステップS50にてイエスと判断されたときは、手続きを終了する。
【0026】
図8は、演奏の停止中に無音化設定を解除するための手続きを表わしている。先ずステップS51にて、ユーザの操作に基づいて、1曲ずつ無音化設定を解除するかどうかを判断し、イエスと判断されたときは、ステップS52にて、ユーザの操作に応じて楽曲の選択を行なう。尚、ステップS51にてノーと判断されたときは、全曲の無音化設定を解除するものと解釈する。
次にステップS53にて、ユーザにより無音化設定解除ボタンが選択されると、ステップS54では、ユーザにパスワードの入力を催促し、ステップS55にて催促に応じてパスワードが入力されると、ステップS56では、そのパスワードが正しいかどうかを判断する。
ステップS56にてノーと判断されたときは、ステップS57にて、再度パスワードが入力されたかどうかを判断し、ここでイエスと判断されたときは、ステップS56に戻って、パスワードが正しいかどうかを判断する。一方、ステップS57にてノーと判断されたときは、ステップS58に移行して、無音化解除失敗として処理する。
ステップS56にてイエスと判断されたときは、ステップS59に移行して、対象となっている全ての楽曲について無音化解除の処理を実行した後、手続きを終了する。
【0027】
図9は、無音化設定及び解除において、モードボタンの選択に応じたモード遷移(a)と、ジョグダイヤルのクリックによるモード選択(b)と、ジョグダイヤルの操作に応じた設定の切り替え(c)とに伴うLCDの表示の変化を表わしている。
▲1▼ 例えばパスワードが“1301”の場合、ジョグダイヤルによって数字を選択して決定ボタンで確定することにより、4桁の数字“1301”を入力する。
▲2▼ モードボタンでモード切り替え画面へ戻る。
▲3▼ 暗号化キーのON/OFF設定を行なう。
▲4▼ ポーズのON/OFF設定を行なう。
▲5▼ 無音化開始位置と終了位置の設定を行なう。
▲6▼ 無音化を実行する。
▲7▼ 1曲ずつ無音化設定を解除し、若しくは全曲の無音化設定を解除する。
尚、無音中は、その旨を表わす表示を出すものとする。
【0028】
上記本発明のデジタルメモリプレーヤにおいては、無音化設定を行なう場合、無音化せんとする音声の開始点に無音化設定を行ない、該音声の終了点に無音解除設定を行なうことによって、該音声のオーディオデータに対し、パスワード若しくは暗号化キーに基づく暗号化を施して、データの保護を図ることが出来る。ここで、ポーズ設定をONとすれば、無音化開始位置で再生動作が一時停止するので、パスワード入力のための時間を設けることが出来る。
無音化を解除する場合には、無音化開始点でポーズがかかっている状態でパスワードを入力することによって、無音化が解除され、オーディオデータの再生が行なわれる。尚、パスワードは予め入力しておくことも可能である。
又、無音化を解除すべき曲を選択していない場合は、全曲を対象として無音化解除の処理が実行され、曲を選択している場合は、選択されている曲のみを対象として無音化解除の処理が実行される。
【0029】
上述の如く、本発明のデジタルメモリプレーヤによれば、オーディオデータを再生して得られる一連の音声の内、一部の音声のみを無音化し、更にその無音化を解除することが可能であり、この様な使い方によって、装置の利用価値が高まる。例えば、音声によって試験問題を作成する場合、問題部分と解答部分の内、解答部分にのみ無音化を施したデータを作成すれば、そのデータを生徒に配布することによって、試験を実施することが可能となり、その後、パスワードを生徒に知らせることによって、自己採点が可能となる。
【0030】
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、パーソナルコンピュータ上で動作するソフトウエアによるオーディオデータ再生装置に本発明を実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルメモリプレーヤの構成を表わすブロック図である。
【図2】無音化付加情報のファイル構造とキー格納エリアのデータ構造を表わす図である。
【図3】無音化付加情報と各曲の暗号化領域の関係を示す図である。
【図4】無音化設定手続きを表わすフローチャートである。
【図5】オーディオデータを暗号化するための手続きを表わすフローチャートである。
【図6】楽曲の演奏中に無音化設定を解除するための手続きの前半を表わすフローチャートである。
【図7】同上手続きの後半を表わすフローチャートである。
【図8】演奏の停止中に無音化設定を解除するための手続きを表わすフローチャートである。
【図9】無音化設定及び解除の操作に応じたLCDの表示の変化を説明する図である。
【符号の説明】
(1) デジタルメモリプレーヤ
(4) CPU
(5) メモリ
(6) LCDモジュール
(7) デコーダー
Claims (6)
- メモリにファイル単位で格納されているオーディオデータを再生することが可能なオーディオデータ再生装置において、
1つのファイルを構成するオーディオデータを再生して得られるべき一連の音声の内、一部の音声を無音化するための無音化付加情報を、ファイル毎に格納する情報格納手段と、
1つのファイルを構成するオーディオデータの再生中に、ユーザの操作に応じて前記無音化付加情報を生成し、前記情報格納手段に格納する無音化設定手段と、
情報格納手段に格納されている無音化付加情報に基づき、特定のファイルを構成するオーディオデータに無音化処理を施す無音化処理手段と、
ユーザの操作に応じて、無音化処理の施されたオーディオデータの無音化を解除する無音化解除手段
とを具えていることを特徴とするオーディオデータ再生装置。 - 情報生成手段は、無音化付加情報として、無音化開始アドレス情報と無音化終了アドレス情報を生成する請求項1に記載のオーディオデータ再生装置。
- 無音化処理手段は、無音化設定を行なうオーディオデータに暗号化処理を施す暗号化手段を具え、無音化解除手段は、暗号化されたオーディオデータに復号化処理を施す復号化手段を具えている請求項1又は請求項2に記載のオーディオデータ再生装置。
- 無音化処理手段は、暗号化手段による暗号化処理に際し、ユーザの入力したパスワードを取得するパスワード取得手段を具え、無音化解除手段は、復号化手段によるオーディオデータの復号化処理に際し、ユーザにパスワードの入力を促し、これに応じて入力されたパスワードの正誤を判断し、パスワードが正しい場合にのみ、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる制御手段を具えている請求項3に記載のオーディオデータ再生装置。
- 無音化処理手段は、暗号化手段による暗号化に際し、装置固有の暗号化キーを取得する暗号化キー取得手段を具え、無効化解除手段は、復号化手段による復号化に際し、暗号化キーの正誤を判断し、暗号化キーが正しい場合にのみ、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる制御手段を具えている請求項3に記載のオーディオデータ再生装置。
- 無音化解除手段は、無音化開始アドレスにてデータ再生動作を一時停止させるポーズ手段を具え、制御手段は、催促に応じて入力されたパスワードが正しい場合にのみ、データ再生動作を再開させると共に、復号化手段にオーディオデータの復号化処理を実行せしめる請求項4又は請求項5に記載のオーディオデータ再生装置。
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