JP6690165B2 - 出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム - Google Patents
出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6690165B2 JP6690165B2 JP2015187407A JP2015187407A JP6690165B2 JP 6690165 B2 JP6690165 B2 JP 6690165B2 JP 2015187407 A JP2015187407 A JP 2015187407A JP 2015187407 A JP2015187407 A JP 2015187407A JP 6690165 B2 JP6690165 B2 JP 6690165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- acoustic signal
- output unit
- unit
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、
前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、
処理部と、を備え、前記処理部は、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、
ユーザ操作に応じて指定された第1音高の楽音が発音不能楽音を含むか否かを判定する出力特性判定処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含まないと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記出力部から出力させる第1出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含むと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号を、同じ音名の第2音高に応じた第2ノート番号に差し替えることにより、前記第2ノート番号に応じた音響信号を前記出力部から出力させる第2出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記他の出力部と判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記他の出力部から出力させる第3出力処理と、
を実行する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子楽器のハードウェアの構成を示すブロック図である。
電子楽器1は、例えば、電子鍵盤楽器(超小型のキーボード)として構成される。
また、電子楽器1では、特段の事項がなければ、音源部17から発音機構部18及び外部出力部19に入力される音声波形は同一のものとする。
また、電子楽器1では、発音可能化を適用する場合には、それと同時に発音可能化を適用しない場合の発音を同時に行うように構成してもよい。
音源制御処理とは、音声波形データを再生する機能を持った電子楽器1において、発音機構部18及び外部出力部19の出力特性に応じて、発音可能楽音に調整して出力する一連の処理をいう。
具体的には、出力先判定部52は、例えば、操作等で出力先を設定していたり、外部出力部19にヘッドフォンや外部スピーカ等が接続されている場合には外部出力する仕様等があり、外部出力部19への外部出力の接続状況を確認したりして、出力先を判定する。
具体的には、音源制御部54は、出力特性判定部53によって発音機構部18が出力先であると判定された場合に、例えば、発音可能化設定等の有無により、発音可能化を行うか否かを判定する。
また、音源制御部54は、発音可能化を行うと判定された場合に、押鍵操作されたキーに対応する発音不能楽音に対して発音可能化処理を適用する。また、音源制御部54は、発音可能化処理が適用された場合には、発音すべき楽音の音響波形を発音可能化した発音可能波形に差し替えるように音源部17を制御する。その結果、発音機構部18からは、発音可能波形に対応する楽音の発音がなされる。
音源制御処理は、ユーザによる入力部20への音源制御処理開始の操作により開始される。
発音機構部18に対する音源制御処理がない場合には、ステップS11においてNOと判定されて、音源制御処理を終了する。例えば、押鍵操作がなかった場合には、待機状態となり、押鍵操作があったが外部出力部19への接続がある場合には、音源制御部54は、押鍵操作があったキーに対応する音高で楽音の音響波形を外部出力部19から出力するように音源部17を制御する。その後、外部出力部19から対応する音響波形に対応する楽音の発音がなされる。
これに対して、発音機構部18に対する音源制御処理があった場合には、ステップS11においてYESと判定されて、処理はステップS12に進む。
発音不能楽音でなかった場合には、ステップS12においてNOと判定されて、音源制御処理を終了する。その後、音源制御部54は、押鍵操作があったキーに対応する音高の楽音の音響波形を発音機構部18から出力するように音源部17を制御する。その結果、発音機構部18から対応する音響波形を用いた楽音の発音がなされる。
これに対して、発音不能楽音であった場合には、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に進む。
発音可能化を行わない場合には、ステップS13においてNOと判定されて、音源制御処理は終了する。その後、音源制御部54は、押鍵操作があったキーに対応する音高で楽音の音響波形を発音機構部18から出力するように音源部17を制御する。その結果、発音機構部18から対応する音響波形を用いた楽音の発音がなされる。
これに対して、発音可能化を行う場合には、ステップS13においてYESと判定されて、処理はステップS14に進む。
本例では、上述した実施形態と同様に、音響波形データを再生する機能を有する電子楽器1に適用される。
また、本例では、発音不能楽音の音響波形データにおいては、例えば、ピアノのようなアコースティックな楽器で、音程を広く奏でることができる楽器(以下、「特定楽器」という。)の発音をサンプリングした音響波形データにより構成される。
この場合において、発音可能波形は、特定楽器において、発音不能音域を避けた発音不能楽音のオクターブ違いの波形をサンプリングすることによって作成する。発音可能化を行う場合には、作成した発音可能波形を用いて発音する。
上述した変形例では、発音可能化を行う場合は、予め作成した発音不能楽音のオクターブ違いの波形である発音可能波形を用いて発音するように構成したが、本例では、音声波形データの再生速度を、発音可能化を行わない場合と比べて増減させることで、オクターブ違いの楽音の発音を行う。1オクターブ高くするには、再生速度を2倍にし、1オクターブ低くするには、再生速度を1/2倍にする。具体的には、再生速度の増減は、例えば、1オクターブ高くなる2倍速の場合には、波形を1つ飛ばしで読み出すことにより行う。
音源制御処理の流れとしては、ステップS14において、波形再生速度を変更する処理を行うことになる。
これにより、電子楽器1では、音響波形としては通常の音響波形のみを記憶しておけばよく、さらに、簡単な処理で発音可能化を実現することができる。
上述した実施形態では、デジタルシンセサイザの音源方式であり、PCM(Pulse Code Modulation)音源等の音声波形データを再生する方式であったが、アナログシンセサイザの音源方式の電子楽器で構成してもよい。なお、電子楽器1では、例えば、音色の種類によっては、同一の音色の楽音でも、発音音域が変わると発生に用いられる音響波形が切り替わる場合には、音色とノート番号の組み合わせにより、発音可能か不能かが変わることになる。この場合には、発音可能か不能かを判断する際、ノート番号を考慮するように構成してもよく、発音不能でなければできるだけ加工しないことを重視すると、ノート番号を考慮するように構成することが好ましい。
発音可能化を行う場合は、オクターブ違いで発音可能なノート番号に差し替え、発音させる。
音源制御処理の流れとしては、ステップS14において、ノート番号を差し替える処理を行うことになる。
上述した実施形態では、ビルトインの発音機構部18と、外部出力部19のそれぞれに対応する音源部17を設け、発音機構部18と、外部出力部19とが同時に動作可能に構成してもよい。
この場合、発音機構部18では、発音可能化を行うように構成し、外部出力部19では、発音可能化を行わないように構成する。
この場合、発音可能化の方式は、上述した第1の実施形態のどの方式を適用して構成してもよい。
また、電子楽器1では、発音機構の周波数特性によって十分な音量が得られる音色については、マスターエフェクト等による帯域補正とは異なり、無用な加工を避けるため、発音可能化をしない。
出力特性判定部53は、発音機構部18における出力特性を判定する。
音源制御部54は、出力特性判定部53により判定された出力特性に応じて、発音機構部18から放音させる楽音を本来放音すべき楽音から変えるように制御する。
また、電子楽器1は、発音機構部18と、外部出力部19と、CPU11と、を備える。
発音機構部18は、音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能に構成される。
外部出力部19は、音響信号を第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能に構成される。
CPU11は、音響信号の供給先が、発音機構部18及び外部出力部19のいずれかを判定する供給先判定処理と、供給先判定処理により音響信号の供給先が出力部と判定された場合に、音響信号を変換する変換処理と、を実行する。
これにより、電子楽器1においては、発音機構部18の出力特性に応じた出力制御がなされるために、聴者に認識可能な出力を行わせることができる。
音源制御部54は、出力特性判定部53によって、発音機構部18に発音不能音域があると判定された場合には、本来出力すべき楽音を、当該発音不能音域内の楽音で出力するように発音機構部18を制御する。
また、CPU11は、供給先判定処理により音響信号の供給先が発音機構部18/外部出力部19と判定された場合、発音機構部18/外部出力部19の出力特性において、音響信号が入力したときのレベルに対して音響信号が出力したときのレベルが低い周波数帯域が存在する場合は、音響信号に含まれる周波数信号のうち、周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする変換処理である発音可能化処理を行う。
これにより、電子楽器1においては、十分な発音音量を得る楽音で放音されるために、聴者に認識可能な出力を行わせることができる。
また、CPU11は、音響信号の供給先から供給される音響信号の周波数帯域の音量を増幅して、周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で十分な発音音量が得られる楽音で放音させることができる。
音源部17には、本来出力すべき楽音から音量を増幅した楽音の音響波形データが記憶される。
音源制御部54は、放音される楽音を本来放音すべき楽音から変える制御を行う場合には、音源部17に記憶される本来放音すべき楽音から音量を増幅した楽音の音響波形データで出力されるように発音機構部18を制御する。
また、電子楽器1は、発音機構部18/外部出力部19の出力特性に応じた音響波形データを予め記憶した音源部17やRAM13等を更に備える。
変換処理である発音可能化処理は、供給先判定処理により音響信号の供給先が発音機構部18/外部出力部19と判定された場合、記憶手段に記憶された音響信号を出力する。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で十分な発音音量を得る音色で出力させることができる。
音源制御部54は、放音させる楽音を本来放音すべき楽音から変える制御を行う場合には、音源部17に記憶される第2の音響波形データで出力されるように発音機構部18を制御する。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で簡単に十分な発音音量を得る楽音で出力させることができる。
また、CPU11は、音響信号の供給先から供給される音響信号の再生速度を速くして、周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で簡単に十分な発音音量を得る楽音で放音させることができる。
また、CPU11は、音響信号の供給先から供給される音響信号をオクターブシフトして、周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で簡単に十分な発音音量を得る楽音で放音させることができる。
これにより、電子楽器1においては、リアルタイムな処理で、十分な発音音量の楽音で放音させることができる。
外部出力部19は、発音機構部18とは異なる出力特性を有する。
音源制御部54は、出力特性判定部53により判定された発音機構部18及び外部出力部19の出力特性に応じて、放音させる楽音を本来放音すべき楽音から変えるように制御する。
これにより、電子楽器1においては、外部出力部19及び発音機構部18の出力特性を考慮して、聴者に認識可能な出力を同時に行わせることができる。
これにより、電子楽器1においては、簡単な処理で簡単に十分な発音音量を得る楽音で放音させることができる。
例えば、本発明は、音源制御処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、他の電子楽器(例えば、電子ドラム等の非鍵盤楽器)、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、デジタルカメラ、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が電子楽器1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、
前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定された場合に、前記音響信号を変換する変換処理と、を実行する処理部と、
を備えることを特徴とする出力制御装置。
[付記2]
前記処理部は、前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定された場合、前記出力部の出力特性において、前記音響信号が入力したときのレベルに対して前記音響信号が出力したときのレベルが低い周波数帯域が存在する場合は、前記音響信号に含まれる周波数信号のうち、前記周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする変換処理を行う、
ことを特徴とする付記1に記載の出力制御装置。
[付記3]
前記処理部は、前記音響信号の供給先から供給される音響信号の前記周波数帯域の音量を増幅して、前記周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする、
ことを特徴とする付記2に記載の出力制御装置。
[付記4]
前記処理部は、前記音響信号の供給先から供給される音響信号の再生速度を速くして、前記周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする、
ことを特徴とする付記2に記載の出力制御装置。
[付記5]
前記処理部は、前記音響信号の供給先から供給される音響信号をオクターブシフトして、前記周波数帯域に含まれる周波数信号のレベルを高くする、
ことを特徴とする付記2に記載の出力制御装置。
[付記6]
前記出力部の出力特性に応じた音響波形データを予め記憶した記憶手段を更に備え、
前記変換処理は、前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定された場合、前記記憶手段に記憶された音響信号を出力する、
ことを特徴とする付記1〜5の何れか1つに記載の出力制御装置。
[付記7]
前記出力部は、変換された音響信号に対応する楽音を発音する、
ことを特徴とする付記1〜6の何れか1つに記載の出力制御装置。
[付記8]
音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、
を備える出力制御装置で実行される出力制御方法であって、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定ステップと、
前記供給先判定ステップにより前記音響信号の供給先が前記出力部と判定された場合に、前記音響信号を変換する変換ステップと、
を含むことを特徴とする出力制御方法。
[付記9]
音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、
を備える出力制御装置を制御するコンピュータに、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定された場合に、前記音響信号を変換する変換処理と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
Claims (8)
- 音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、
前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、
処理部と、を備え、前記処理部は、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、
ユーザ操作に応じて指定された第1音高の楽音が発音不能楽音を含むか否かを判定する出力特性判定処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含まないと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記出力部から出力させる第1出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含むと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号を、同じ音名の第2音高に応じた第2ノート番号に差し替えることにより、前記第2ノート番号に応じた音響信号を前記出力部から出力させる第2出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記他の出力部と判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記他の出力部から出力させる第3出力処理と、
を実行する出力制御装置。 - 前記処理部は、前記出力特性判定処理において、音色の種類と、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号と、の組み合わせにより前記第1音高の楽音が発音不能楽音を含むか否かを判定する、
請求項1に記載の出力制御装置。 - 前記処理部は、前記出力特性判定処理において前記発音不能楽音を含むか否かを判定するために、出力特性情報記憶部に記憶される出力特性情報を参照する、
請求項1又は2に記載の出力制御装置。 - 前記出力部は、前記第一出力特性を有するビルトインのスピーカに出力し、
前記他の出力部は、前記第一出力特性よりも発音不能音域が少ない第二出力特性を有する少なくともヘッドフォン及び外部スピーカのいずれかに出力する、
請求項1乃至3のいずれかに記載の出力制御装置。 - 前記処理部は、前記音響信号の供給先から供給される音響信号をオクターブシフトする、
請求項1乃至4のいずれかに記載の出力制御装置。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の出力制御装置と、
音高を指定するための操作子と、
を備える電子楽器。 - 音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、を備える出力制御装置のコンピュータに、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、
ユーザ操作に応じて指定された第1音高の楽音が発音不能楽音を含むか否かを判定する出力特性判定処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含まないと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記出力部から出力させる第1出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含むと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号を、同じ音名の第2音高に応じた第2ノート番号に差し替えることにより、前記第2ノート番号に応じた音響信号を前記出力部から出力させる第2出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記他の出力部と判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記他の出力部から出力させる第3出力処理と、
を実行させる出力制御方法。 - 音響信号に基づいた楽音を第一出力特性に応じて出力可能な出力部と、前記音響信号を前記第一出力特性とは異なる第二出力特性に応じて出力可能な他の出力部と、を備える出力制御装置のコンピュータに、
前記音響信号の供給先が、前記出力部及び他の出力部のいずれかを判定する供給先判定処理と、
ユーザ操作に応じて指定された第1音高の楽音が発音不能楽音を含むか否かを判定する出力特性判定処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含まないと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記出力部から出力させる第1出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記出力部と判定されかつ、前記出力特性判定処理により前記発音不能楽音を含むと判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号を、同じ音名の第2音高に応じた第2ノート番号に差し替えることにより、前記第2ノート番号に応じた音響信号を前記出力部から出力させる第2出力処理と、
前記供給先判定処理により前記音響信号の供給先が前記他の出力部と判定された場合に、指定された前記第1音高に応じた第1ノート番号に基づく音響信号を前記他の出力部から出力させる第3出力処理と、
を実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187407A JP6690165B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187407A JP6690165B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017062340A JP2017062340A (ja) | 2017-03-30 |
JP6690165B2 true JP6690165B2 (ja) | 2020-04-28 |
Family
ID=58429653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015187407A Active JP6690165B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | 出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6690165B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210241733A1 (en) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | Obeebo Labs Ltd. | Systems, devices, and methods for decoupling note variation and harmonization in computer-generated variations of music data objects |
-
2015
- 2015-09-24 JP JP2015187407A patent/JP6690165B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20210241733A1 (en) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | Obeebo Labs Ltd. | Systems, devices, and methods for decoupling note variation and harmonization in computer-generated variations of music data objects |
US11908438B2 (en) * | 2020-01-31 | 2024-02-20 | Obeebo Labs Ltd. | Systems, devices, and methods for decoupling note variation and harmonization in computer-generated variations of music data objects |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017062340A (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8253006B2 (en) | Method and apparatus to automatically match keys between music being reproduced and music being performed and audio reproduction system employing the same | |
JP6201460B2 (ja) | ミキシング管理装置 | |
Corbett | Mic It!: Microphones, Microphone Techniques, and Their Impact on the Final Mix | |
WO2012111043A1 (ja) | 信号処理方法、信号処理装置、再生装置およびプログラム | |
JP4237768B2 (ja) | 音声処理装置、音声処理プログラム | |
US9087503B2 (en) | Sampling device and sampling method | |
JP6690165B2 (ja) | 出力制御装置、電子楽器、出力制御方法及びプログラム | |
JP7367835B2 (ja) | 録音再生装置、録音再生装置の制御方法及び制御プログラム並びに電子楽器 | |
US10805475B2 (en) | Resonance sound signal generation device, resonance sound signal generation method, non-transitory computer readable medium storing resonance sound signal generation program and electronic musical apparatus | |
JP2022139888A (ja) | 情報処理装置 | |
JP4107212B2 (ja) | 楽曲再生装置 | |
JP2009251044A (ja) | 電子楽器および音量制御方法 | |
JP2005196026A (ja) | 電子楽器の共鳴音発生装置、電子楽器の共鳴音発生方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 | |
JP6168649B2 (ja) | コード検出装置及びプログラム | |
WO2017138596A1 (ja) | 音響信号処理装置、音響再生装置及び電子楽器 | |
JP4648177B2 (ja) | 電子楽器及びコンピュータプログラム | |
JP2010231248A (ja) | 電子楽器 | |
JP5375869B2 (ja) | 楽曲再生装置、楽曲再生方法及びプログラム | |
JP2009008934A (ja) | 楽音再生装置 | |
US20180286363A1 (en) | Systems and methods for recording and transcribing music | |
JP3879684B2 (ja) | 曲データ変換装置および曲データ変換プログラム | |
WO2010119541A1 (ja) | 音発生装置、音発生方法、音発生プログラム、及び記録媒体 | |
JP4920946B2 (ja) | 楽音発生装置 | |
JP4267513B2 (ja) | カラオケ録音装置 | |
JP5186943B2 (ja) | 音声処理装置、再生装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190806 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191002 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200310 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200323 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6690165 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |