JP3940110B2 - 容器切開用カッター - Google Patents

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Description

本発明は、牛乳パックや段ボール箱などの容器における角縁を切り、切開することのできる容器切開用カッターに関するものである。
昨今、資源再利用の機運が高まり、牛乳パックやダンボール箱などの容器を解体して重ね、資源再利用の業者に回収してもらうということが盛んになってきている。カッターナイフやハサミ等を使って容器の角縁を切開する場合、角縁を真っ直ぐに切るのが難しく、不便であった。
そこで、把持体の先端に、容器の角縁の左右交叉面部に当接し該角縁に沿って摺動自在なV状切欠凹部を形成し、切開切刃をV状切欠凹部内に突設させた容器切開用カッターが用いられている。使い方は、V状切欠凹部を容器角縁の左右交叉面部に押し当てて、切開切刃を角縁の上端に当接させてから、容器切開用カッターを角縁の下端に向けて引くように動かすことにより切開を行なう。
図10に、従来の容器切開用カッター30を示す。この容器切開用カッター30において、把持体31は棒状をなし、また、V状切欠凹部32内に突設した切開切刃33は把持体31内部に収納されるように出し入れ自在のものではなく、固定型のものである(特許文献1参照)。
図11に、従来の別の容器切開用カッター40を示す。この容器切開用カッター40において、把持体は肉薄の板状をなし、また、切開切刃41は安全性を考えて、把持体42の表面に突設させたレバー43の操作によって切開切刃42を前記把持体42内からV状凹部44内の谷底45を経由してV状切欠凹部44内に出入自在としたものである(特許文献2参照)。
実用新案登録第2606211号公報 実開平6−36578号公報
前記従来の容器切開用カッターは、V状切欠凹部が容器の角縁の左右交叉面部と摺動させて用いるものであるので、一見、角縁を確実に切開できるようであるが、容器が例えば牛乳パックのような薄手の紙からなる時など、角縁の左右交叉面部の変形などにより、ガイドとしてのV状切欠凹部が左右交叉面部上で位置ズレしてしまうことがある。そのような場合、切開切刃が角縁からズレと切開を行なったり、角縁上を真っ直ぐ切開するのでなく、蛇行上に切開し、そのためスムーズな切開が行えない場合があった。
したがって、本発明は、容器を切開する際、容器の角縁以外の部分を切開してしまうことがないようにすることを目的とする。
こうした従来技術の課題を解決するため、本発明の容器切開用カッターは、把持体の先端に、容器の角縁の左右交叉面部に当接し該角縁に沿って摺動自在なV状切欠凹部を形成し、このV状切欠凹部の谷底に刃を突設した容器切開用カッターであって、前記V状切欠凹部の下方に前記V状切欠凹部の谷底の略延長上に角縁摺接部が設けられていることを特徴とする。
かかる構成によれば、角縁摺接部が角縁に摺接していることを確認しながら切開作業を行なうことによって、たとえ、容器の変形が起こっても、確実に容器角縁上を切開することができ、正確かつスムーズな切開が保証される。
本発明の容器切開用カッターによれば、把持体の先端に、容器の角縁の左右交叉面部に当接し該角縁に沿って摺動自在なV状切欠凹部を形成し、このV状切欠凹部の谷底に刃を突設した容器切開用カッターであって、前記V状切欠凹部の下方に前記V状切欠凹部の谷底の略延長上に角縁摺接部が設けられていることから、角縁摺接部が角縁に摺接していることを確認しながら切開作業を行なうことによって、たとえ、容器の変形が起こっても、確実に容器角縁上を切開することができ、正確かつスムーズな切開が保証される。
また、前記角縁摺接部が溝状に設けた場合、角縁摺接部9のガイド機能をより確実に発揮させることができる。
以下、本発明の実施形態を図によって説明する。
図1は本実施形態の容器切開用カッター10を示し、図中、符号1は把持体、2はV状切欠凹部、3はレバー、4は切開切刃、5は隆起部である。各部材の材質は、V状切欠凹部2を含む把持体1がプラスチック、切開切刃が金属またはセラミックである。
前記把持体1の先端に設けられたV状切欠凹部2は、容器の角縁の左右交叉面部に当接し該角縁に沿って摺動自在である。このV状切欠凹部2に対して前記切開切刃4が出入自在となっている。すなわち、前記把持体1の表面に突設させたレバー3の操作によって切開切刃4を前記把持体1内から前記V状切欠凹部2の谷底2aを経由してV状切欠凹部2に対して出入自在となるように、切開切刃4がレバー3に固定されている。
図2に示すように、容器切開用カッター10の使用にあたって、切開切刃4を把持体1内に収納した状態でV状切欠凹部2を容器の角縁上端部の交叉左右面部に当接させてから、レバー3を先方に動かして切開切刃4を押出す。そして切開切刃4の先端を容器Pの角縁の上端部途中に突き刺す。次に、容器切開用カッター10のV状切欠凹部2を容器Pの角縁の左右交叉面部と摺動させて容器切開用カッター10を角縁の下端に向けて引動することで容器角縁の下端まで切開作業を行なう。このとき、切開作業の開始前に既に切開切刃4が角縁に突き刺した状態であるので、スムーズに切開作業を開始することができる。
前記容器切開用カッター10において重要な構成は、V状切欠凹部2の下にV状切欠凹部2の谷底2aの略延長上に角縁摺接部9が設けられている。かかる構成によれば、容器の角縁を切開する際に、前記角縁摺接部9を容器の角縁に摺接させることで容器切開用カッター10を角縁に沿って真っ直ぐに、ブレなく動かすことができる。
図1(b)に示すように、前記把持体1は、レバー3を突設させた側面とは反対側の把持体1の表面に、隆起部5を設けている。容器切開用カッター10において、前記谷底2aを含み且つ前記V状切欠凹部2を2等分割する中間平面MPの一方側における前記把持体1の側面6に前記レバー3が突設するとともに、前記中間平面MPの他方側における前記把持体1の側面7に該中間平面MPに対して凸状の隆起部5を設けた。
この容器切開用カッター10の持ち方を図3に示すように、親指でレバー3の操作を行い、前記2つの側面6、7に繋がる把持体1の上面8に人指し指を置き、前記隆起部5の前側斜面5aに中指を添わす。このような容器切開用カッター10の持ち方によれば、親指でレバー3を前方に押し動かすのに伴って後方に滑って動こうとする中指の動きを前記隆起部5の前側斜面5aによって阻止することができ、その結果、レバー3に対して切開切刃4を前に動かそうとする大きな力を作用させることができるので、特に、ダンボールのように厚手の紙からなる容器にも切開切刃4を容易に差し込んで、角縁切開をスムーズに開始させることができる。
前記把持体1は手の平にスッポリと納まるようなサイズである。そして、把持体1は側面視(図3(a)参照)で、上面8がV状切欠凹部2との境界部分から後端部にかけて滑らかに繋がっている。かかる形状によれば、上面8に沿って人指し指の腹を押接させて容器切開用カッター10を効果的に上から押すことができる。図1に示すように、把持体1の上面8における前記V状切欠凹部2との境界近傍領域Bには凹凸が形成されている。
前記隆起部5は、前述のように中指を添わせることができるような形状と大きさであればよく、その隆起高hさは、中指のひっかかりの観点から、3mm以上であることが好ましい。
図4に示すように、前記切開切刃4は下側に先細りとなって切開エッジ4aが形成されている。
図5に示すように、切開切刃4はその後端部分が連結部材12と結合している。図6に示すように、連結部材12は、切開切刃4の後端部分を嵌入する嵌入穴12aを備え、また、次に説明するレバー3の一端部を嵌入する嵌入孔12bを有している。この嵌入孔12aにレバー3(図7参照)に備えるポスト3aの下端部を嵌入することで切開切刃4と連結部材12とが結合される。レバー3について、前記ポスト3aのレバー本体3bが一体的に形成されている。なお、レバー本体3cは親指で動かすことができるような形状・サイズとする。
図8に把持体1の内部構造を示し、把持体1の内部には、前記切開切刃4、前記レバー3用の結合部材12を収容する内部空間sが設けられている。この内部空間sには、前記連結部材12が摺動自在に係合するレールが上下に設けられている。そして、内部空間sは前記V状切欠凹部2の谷底2aに設けられた開口によってV状切欠凹部2に連通している。
また、図1(b)に示すように、前記把持体1の表面にスリット11が設けられ、このスリット11内に前記レバー3のポスト3aが配置され、このスリット11とポスト3aの可動方向が規定されている。
V状切欠凹部2におけるVの角度は約90°であることが好ましい。また、切開作業中にそのとき切開している箇所を認識し易くするためV状切欠凹部2の長さLは短いものが好ましい。図1〜8の形状では、V状切欠凹部2の長さLが15〜20mm程度である。
図9に、本発明の容器切開用カッターの別形状例を示し、この容器切開用カッター20は、V状切欠凹部2の下端よりも直下部分が内側にえぐられていない点で前記容器切開用カッター10と相違している。この容器切開用カッター20において、V状切欠凹部20に連続して前記角縁摺接部9が設けられている。なお、図9において、角縁摺接部9は浅い溝状に形成されており、このような構成によれば角縁摺接部9のガイド機能をより確実に発揮させることができる。
また、容器切開用カッター20は、上面8がV状切欠凹部との境界部分から後端部にかけて滑らかに繋がっている。本実施形態では、上面8における前記V状切欠凹部2近傍部分が概ね人指し指先端から第一関節までぐらいの長さ(25mm程度)にわたってストレートに形成され、このストレート部の終端でその後方の円弧状部分と滑らかに繋がっている。かかる形状によれば、上面8に沿って人指し指の腹を押接させて容器切開用カッター20を効果的に上から押すことができる。
以上、本発明の実施形態を例示したが、本発明はこれら実施形態に限定されるものでなく、発明の目的を逸脱しない限り任意の形態とすることができることは云うまでもない。
本発明一実施形態の容器切開用カッターを示し、(a)は側面図、(b)は上面図である。 図1の容器切開用カッターの使用状態を示す説明図である。 図1の容器切開用カッターの(a)側面図と(b)上面図であって、使用時の握り方を示している。 図1の容器切開用カッターを構成する切開切刃を示し、(a)は側面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。 図4の切開切刃とこれと結合する連結部材を示し、(b)は側面図、(a)は上面図である。 図5の連結部材を示し、(a)は上面図、(b)は側面図である。 図1の容器切開用カッターを構成するレバーを示し、(a)は側面図、(b)は下面図である。 図1の容器切開用カッターの内部構造を示す説明図である。 本発明別実施形態の容器切開用カッターを示し、(a)は側面図、(b)は上面図である。 従来の一容器切開用カッターを示し、(a)は使用状態を示す説明図、(b)は側面図である。 従来の別容器切開用カッターを示し、(a)は斜視図、(b)は上面図である。
符号の説明
1・・把持部、
2・・V状切欠凹部、
2a・・谷底、
3・・レバー、
3a・・ポスト、
3b・・レバー本体、
4・・切開切刃、
4a・・切開エッジ、
5・・隆起部、
5a・・前側斜面、
6・・側面、
7・・側面、
8・・上面、
9・・角縁摺接部、
10・・容器切開用カッター、
11・・スリット、
12・・連結部材、
20・・容器切開用カッター、
MP・・中間平面、
s・・内部空間、
L・・長さ、
h・・隆起高さ

Claims (2)

  1. 把持体の先端に、容器の角縁の左右交叉面部に当接し該角縁に沿って摺動自在なV状切欠凹部を形成し、このV状切欠凹部の谷底に刃を突設した容器切開用カッターであって、前記V状切欠凹部の下方の前下端部に前記V状切欠凹部の谷底の略延長上の角縁摺接部が設けられていることを特徴とする容器切開用カッター。
  2. 前記角縁摺接部が溝状に設けられていることを特徴とする請求項1記載の容器切開用カッター。
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