JP3126701U - 取り出し容易の道具 - Google Patents

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耕一 兼古
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Abstract

【課題】 使用前に平坦面に接して置かれているハサミを円滑に持ち上げて使用状態にするに便利な取り出し容易の道具を提供する。
【解決手段】 通常の形態のハサミ1の把持部7(8)の外面にはその基端側を枢支されている突出片10(11)が設けられている。使用前にはこの突出片10(11)を立設状態にし、平坦面9とハサミ1との間に隙間を生じさせ指が挿入可能にする。これにより、使用時は容易に持ち上げができる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、例えば、ハサミのように不使用時には平坦面上に直置され、使用時に平坦面側から取り上げて対象物の裁断(切断)等を行う道具に係り、特に薄厚で前記平坦面から指等により持ち上げ(取り上げ)容易の道具に関する。
裁断(切断)用の道具の1つであるハサミ1aとしては図5(a)に示すものが多く使用されている。この種のハサミ1aとしては図4(b)に示すようにその厚みtが薄いものがある。また、ハサミ1aはケース(図略)等に収納されている場合もあるが、使用時には図4(b)に示すように平坦面9上に搭載されその平坦面9に全体が接触した状態で置かれる。なお、ハサミに関する公知技術としては数多く存在するが、「特許文献1」や「特許文献2」に示すものが例示される。
実開平6−85665号(図1) 特開2003−251086号(図1)
図5(a),(b)に示したハサミ1aは前記のように不使用時には平坦面9に接した状態で置かれているが、使用時には平坦面9側からハサミ1aを取り上げなくてはならない。この場合、厚みのあるハサミ1aの場合は取り上げが比較的容易であるが、薄厚のハサミ1aの場合はハサミ1aに指をかけて持ち上げることが難しい。
一方、「特許文献1」の「実開平6−85665号」の「ハサミ」はハサミ単体4,5の内、ハサミ単体4はハサミ単体5の上に乗った状態でピン結合されるためハサミ単体4の把持部の下面に若干の隙間が生じる。このため、図5(a),(b)に示したハサミ1aに較べて持ち上げ(取り上げ)が容易となるが、前記隙間は小寸であり、依然として持ち上げ作業が円滑に行われない。一方、「特許文献2」の「特開2003−251086号」の「ヘアカット方法及びハサミ」はその図(b)に示すように全体が曲線状に反った形状からなり、反りの分だけ平坦面側との間に隙間が生じ、図4(a),(b)のハサミ1aよりも持ち上げ(取り上げ)が困難ではないが、依然として円滑の持ち上げが出来ない問題点がある。また、「特許文献2」のハサミ(1)にはその把持側に指係止部が一体的に形成されているが、この指係止部は持ち上げを容易にする機能としては小さい。
本考案は、以上の事情に鑑みて考案されたものであり、薄厚の道具であっても平坦面側から容易に持ち上げられ、かつハサミ本来の使用目的に対して少しも悪影響を与えず、かつ極めて簡便の構造からなり、安価に実施できる取り出し容易の道具を提供することを目的とする。
以上の目的を達成するために、請求項1の考案は、平坦面上に接して直置きされ、指等により前記平坦面から離れた位置で使用される薄厚みの道具であって、該道具にはその基端側を前記道具側に枢支される突出片が設けられていることを特徴とする。
また、請求項2の考案は、前記道具がハサミであり、前記突出片が前記ハサミの把持部側に1個又は複数個設けられることを特徴とする。
本考案の請求項1の取り出し容易の道具によれば、突出片を道具に設け、これを基端側を中心として回動し、この状態で平坦面上に道具を置くことにより平坦面と道具との間に突出片の長さ分の隙間ができ、その隙間に指を入れることにより容易に持ち上げることができる。
また、本考案の請求項2の取り出し容易の道具によれば、道具として使用度の高いハサミに対し突出片を設けることにより薄厚のハサミの持ち上げ(取り上げ)が極めて円滑に、かつ容易に行われる。この突出片は1個でもよいが、例えば、把持部の両側に突出片を設けることにより、左右のきき手の異なる使用者に対して適用される。また、突出片は回動自在のため、持ち上げ後には把持部に沿う位置に戻すことにより、通常の使用が可能になり、ハサミとしての機能を阻害することはない。
以下、本考案の取り出し容易の道具の実施の形態を図面を参照して詳述する。本考案の道具としては各種のものが挙げられるがここでは使用頻度が高い「ハサミ」について説明するが、勿論、これに限定するものではない。
図1に示すように、ハサミ1は刃部2及び刃部3をピン4により結合したものからなる。刃部2及び刃部3は先端側に刃5及び刃6を有し、基端側に把持部7及び8を有するものからなる。なお、把持部7,8の形状としては各種のものがあるが、本実施例では指の挿入可能なリング状のものからなる。前記のように、このハサミ1は使用時においては平坦面9(図5(b))上に下面を接触した状態に置かれるのが通常である。
図1に示すように、把持部7及び8には本考案の主要構成要素である突出片10及び11が取り付けられている。なお、本実施例の図1には把持部7及び把持部8の双方に突出部10及び11が取り付けられているが、いずれかの一方のみであってもよい。なお、以下の説明では突出片10について説明するが突出片11についても同様である。
突出片10はハサミ1と例えば同じ材料のロッド状のものからなり、その基端側は把持部7の外側に枢支される。即ち、突出片10は枢支点12を中心として回動可能に把持部7に支持される。その高さ寸法a(図2)としては特に限定するものではないが、図2及び図3に示すように5mm乃至10mm程度のものが実験上望ましいが、勿論これに限定するものではない。
図2に示すように、使用前の状態では突出片10は図示のように立設する状態にセットされる。この状態でハサミ1を平坦面9上に置くと、立設している突出片10の存在によりハサミ1と平坦面9との間には隙間13が生ずる。この隙間13は例えば5mm乃至10mm位のものからなる。従って、図2,図3に示すように指14を隙間13内に挿入することが容易にできる。
以上により、使用前の状態にあったハサミ1を平坦面9側から簡単に持ち上げ及び取り上げることができる。
ハサミ1の使用時には、突出片10が立設状態にあっても特に問題ないが、邪魔になる場合もある。この場合は図4(a),(b)に示すように突出片10を立設位置から90°回動し把持部7の外面に沿う位置に位置決めすればよい。これにより突出片10のない状態のハサミ1とほぼ同様な状態となり、通常の裁断(切断)作業ができる。
以上の説明において、道具としてハサミ1を採用したが、勿論これに限定するものではなく、使用前において平坦面9上に置かれているすべて道具に適用され、その利用範囲は広い。
本考案の突出片を設けたハサミを示す斜視図。 本考案のハサミの持ち上げ作用を説明するための模式図。 本考案のハサミの持ち上げ作用を説明するための模式図。 本考案のハサミの通常使用時の状態を示す模式図(a),(b)。 従来のハサミの平面図(a)及びその使用前の平坦面上に置かれた状態を示す側面図(b)。
符号の説明
1 ハサミ
2 刃部
3 刃部
4 ピン
5 刃
6 刃
7 把持部
8 把持部
9 平坦面
10 突出片
11 突出片
12 枢支点
13 隙間
14 指

Claims (2)

  1. 平坦面上に接して直置きされ、指等により前記平坦面から離れた位置で使用される薄厚みの道具であって、該道具にはその基端側を前記道具側に枢支される突出片が設けられていることを特徴とする取り出し容易の道具。
  2. 前記道具がハサミであり、前記突出片が前記ハサミの把持部側に1個又は複数個設けられることを特徴とする請求項1に記載の取り出し容易の道具。
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