JP3938379B2 - 電子音声会議における話者権についての情報処理方法及びプログラム、並びに無線通信携帯端末 - Google Patents

電子音声会議における話者権についての情報処理方法及びプログラム、並びに無線通信携帯端末 Download PDF

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Description

本発明は、電子音声会議における話者権についての情報処理技術に関する。
例えば特表平8−505990号公報には、グループ通話に関する技術が開示されている。すなわち、まずグループ通話のグループに属していて話をしたい加入者(A,B,C,D)がインターフェイスを経て移動交換機へスピーチ項目を要求する。2つの加入者からのスピーチ送信順番に対する同時の要求により生ずる問題を解決するために、上記加入者(A,B,C,D)からのスピーチ項目の要求を検出した際に、そのスピーチ項目の要求に対して特定の、優先順位を含む優先順位データ(B',C')を生成し、そしてスピーチ項目の要求の優先順位データ(B')が他の加入者に対し最も高い優先順位である加入者により送られるスピーチ信号を聞くように移動交換機が切り替えを行う。
特表平8−505990号公報
このような従来技術によれば話者権の移動を制御することができるが、例えば、発言してもらいたい人に話者権を持たせたい、いずれかの話者が話者権を持ち続けて他のグループメンバが話者権を取得する機会が無くなることが起こらないように話者権を制御したい、といったようなユーザビリティに考慮した話者権の移動について考察されているわけではない。
従って、本発明の目的は、電子音声会議において、ユーザビリティに考慮した話者権の移動を可能にする情報処理技術を提供することである。
また、本発明の他の目的は、話者権に関連してユーザビリティの向上が可能となる、携帯電話機を含む無線通信携帯端末を提供することである。
本発明の第1の態様に係る、電子音声会議における話者権についての情報処理方法は、話者権譲渡先である第1のユーザの識別情報を含む話者権譲渡要求を第2のユーザの端末から受信するステップと、話者権譲渡要求が所定の条件を満たしている場合には、話者権を有するユーザの識別情報を含む電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部に、第1のユーザの識別情報を話者権を有するユーザの識別情報として格納する話者権設定ステップと、第1のユーザの端末に第1のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知ステップとを含む。このようにすれば第2のユーザから第1のユーザに話者権を譲渡することができ、自由な会議運営が可能となる。
また本発明の第2の態様に係る情報処理方法は、特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、話者権を有するユーザの識別情報を含む電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部(例えば実施の形態におけるプレゼンスデータ格納部512a又はユーザデータ格納部532aなど)を参照して、話者権を有するユーザが既に存在するか判断するステップと、話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、特定のユーザの識別情報を電子音声会議の話者権予約データ格納部に格納するステップとを含む。話者権を有していなくとも、話者権が解放された際には話者権を取得できるように予約を行うことができ、ユーザビリティの向上が図られている。
さらに本発明の第3の態様に係る情報処理方法は、特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、話者権を有するユーザの識別情報を含む電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部(例えば実施の形態におけるプレゼンスデータ格納部512a又はユーザデータ格納部532aなど)を参照して、話者権を有するユーザが既に存在するか判断するステップと、話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、優先されるべきユーザの識別情報が登録された優先ユーザ格納部に上記特定のユーザの識別情報が格納されているか確認するステップと、優先ユーザ格納部に上記特定のユーザの識別情報が格納されていると判断された場合には、データ格納部に上記特定のユーザの識別情報を話者権を有するユーザの識別情報として格納するステップとを含む。例えば管理職など一定の権限を有するユーザを優先ユーザ格納部に登録しておけば、当該一定の権限を有するユーザは他のユーザから話者権を剥奪することができるようになる。
なお、本発明の第4の態様に係る、電子音声会議を可能にする無線通信携帯端末は、ユーザからの話者権取得の要求指示を受け付けた場合、話者権取得要求を電子音声会議の管理サーバに送信する話者権処理手段と、話者権取得要求を送信する場合に、当該ユーザの音声データを送信するための機能(例えばマイクや音声データの送信処理機能など)を活性化する手段とを有する。このように話者権の取得の通知を受信する前であっても、話者権取得要求を送信すると音声データを送信するための機能をアクティブにするため、話者権取得完了まで沈黙する必要が無くなり、よりスムーズな会議進行が可能となる。なお、話者権を取得できなければ、サーバ側で音声データを破棄して他のユーザ端末に送信しないようにすれば問題は生じない。
本発明に係る情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及び上記無線通信携帯端末を実現するためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、電子音声会議において、ユーザビリティに考慮した話者権の移動を可能となる。
また、本発明の別の側面として、話者権に関連してユーザビリティの向上が可能となる無線通信携帯端末を提供することができる。
図1に本発明の一実施の形態に係るシステム概要図を示す。例えば携帯電話網であるネットワーク1には、図示しない無線基地局を介して複数の携帯電話機(ここではユーザAが操作するユーザ端末A及びユーザBが操作するユーザ端末B)が無線にて接続されている。携帯電話機は、PHS(Personal Handyphone System)端末の場合もあり、音声通話機能を有するだけではなく、メール・クライアント、ウェブ(Web)ブラウザ、本実施の形態におけるクライアントアプリケーションなどの各種アプリケーションプログラムを実行することができる。また、ユーザ端末A及びBは、音声通話機能付きのPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末であってもよい。本実施の形態におけるユーザ端末A及びBについては、後に機能ブロック図を用いて説明する。
ネットワーク1には、PoC(Push-to-talk over Cellular)サーバ5も接続されている。PoCサーバ5は、複数台のコンピュータによりその機能を実現するような構成であってもよい。
PoCサーバ5は、電子会議の制御及び管理、並びに音声データのルーティングを行うサーバであって、会議Aのプレゼンス管理部51aと、会議Bのプレゼンス管理部51bと、会議A管理部53aと、会議B管理部53bと、会議A音声通信管理部55aと、会議B音声通信管理部55bとを有する。ここでは説明を簡単にするため、会議A及び会議Bのみが存在するものとして説明したが、会議の数だけ、会議プレゼンス管理部、会議管理部及び会議音声通信管理部が設けられる。また、以下では用いられないので示されていないが、ユーザ毎にユーザのプレゼンス管理部も設けられており、ユーザの状態が講読許可されたユーザに配信されるようになっている。
会議Aプレゼンス管理部51aは、プレゼンスデータ管理部511aと、プレゼンスデータ格納部512aと、配信処理部513aとを有している。会議Aプレゼンス管理部51aは、会議A管理部53a及びユーザ端末のクライアントアプリケーションと協働してプレゼンスデータ格納部512aに格納されたデータの更新を行ったり、プレゼンスデータ格納部512aに格納されたデータの配信処理を行う。
会議A管理部53aは、対応する会議A音声通信管理部55aのIPアドレス及びポート番号を格納し且つ会議A音声通信管理部55aとの対応関係を保持するためのMCU(Multipoint Communication Unit)情報格納部531aと、会議Aに呼び出されたユーザ、参加ユーザ、話者権保持ユーザなどのユーザID(講読者IDとも呼ぶ。より具体的にはSIP(Session Initiation Protocol)−URL(Uniform Resource Locator))とIPアドレスの対を保持するユーザデータ格納部532aと、話者権の取得予約を行ったユーザのユーザIDのリストである話者権予約リストを格納する話者権予約リスト格納部533aとを管理しており、これらを用いて対応する会議Aプレゼンス管理部51a及び会議A音声通信管理部55aと協働して会議Aの各種処理を実施する。なお、会議B管理部53bについても同様の構成である。
また、会議A音声通信管理部55aは、話者権保持ユーザ及び参加者ユーザのユーザID及びIPアドレスの対を保持する話者及び参加者データ格納部551aを管理しており、これを用いて、会議Aにおいて話者権を有するユーザのユーザ端末から受信した音声データを会議Aの参加者のユーザ端末に転送する処理を実施する。
次にユーザ端末Aの機能ブロック図を図2に示す。ユーザ端末Aは、本実施の形態における処理を行うためのクライアントアプリケーション91と、ユーザ端末に設けられているマイクのマイクドライバ93とを含む。クライアントアプリケーション91は、電子会議の制御処理を行うための音声会議処理部911と、プレゼンスデータ処理部913と、プレゼンスデータ格納部915とを含む。なお、本実施の形態において直接関係のない機能については図示されていない。
また図3に、会議Aプレゼンス管理部51aに含まれるプレゼンスデータ格納部512aに格納されるデータの一例を示す。図3の例では、プレゼンス情報格納領域5121と、プレゼンスグループ情報格納領域5123と、講読者リスト格納領域5125とが含まれる。プレゼンス情報格納領域5121は、プレゼンスデータ項目のIDであるプレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータ(ここでは話者権(発言権とも呼ぶ)を有するユーザの講読者ID)を格納するための領域3361と、プレゼンスIDが”Member”であるプレゼンスデータ(ここでは音声会議に呼び出されたユーザの講読者ID)を格納するための領域3362と、プレゼンスIDが”JoinUser”であるプレゼンスデータ(ここでは音声会議に参加したユーザの講読者ID)を格納するための領域3363と、プレゼンスIDが”Priority”であるプレゼンスデータ(ここでは話者権の剥奪権(話者権の優先的な使用権)を有するユーザの講読者ID)を格納するための領域3364とを含む。
また、プレゼンスグループ情報格納領域5123は、プレゼンスグループであるグループI「デフォルト」に属するプレゼンスIDを格納する領域3371及びユーザID(すなわち講読者ID)を格納する領域3373を含む領域337と、プレゼンスグループであるグループII「音声会議」に属するプレゼンスIDを格納する領域3381及びユーザID(すなわち講読者ID)を格納する領域3382を含む領域338とを含む。音声会議に参加するユーザの講読者IDは領域3382に格納され、音声会議に参加するユーザに開示されるデータはプレゼンスIDが”FloorUser”と”Member”と”JoinUser”と”Priority”であるプレゼンスデータである。すなわち、話者権保持者の講読者IDと、呼び出されたユーザの講読者IDリストと、参加したユーザの講読者IDリストと、話者権の剥奪権を有するユーザの講読者IDとが提示される。 図3は、プレゼンスデータ格納部に格納されるデータを模式的に示したものであり、例えばプレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータのための領域3361に、例えば図4に示すようなタグデータ構造のデータを格納する。図4の例は、基本的にはOMA(Open Mobile Alliance)に準拠した形でXML(eXtensible Markup Language)を用いて記述されている。ここで注目すべきは、上から4行目にentity=”pres:Conference01@poc.fj.com”というフレーズにて、プレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータの所有者が、Conference01@poc.fj.comというSIP−URL(Uniform Resource Locator)で特定されている点である。ここで、このプレゼンスデータの所有者はPoCサーバ5の会議A管理部53aであり、このプレゼンスデータは会議A管理部53aにより更新される。また、会議A管理部53aのSIP−URLはConference01@poc.fj.comである。さらに、<note>及び</note>タグとの間に話者権保持者のユーザIDとしてSIP−URL”UserA@poc.fj.com”が登録される。図3では、”UserA@poc.fj.com”を簡略化して”UserA”と示している。
同様に、プレゼンスIDが”JoinUser”であるプレゼンスデータのための領域3363に、例えば図5に示すようなタグデータ構造のデータを格納する。図5の例では、図4と同様に、このプレゼンスデータの所有者が、Conference01@poc.fj.comというSIP−URLで特定されており、<note>及び</note>タグとの間に音声会議の参加者のSIP−URL”UserA@poc.fj.com,UserB@poc.fj.com”がユーザIDとして登録される。
さらに、プレゼンスIDが”Member”であるプレゼンスデータのための領域3362に、例えば図6に示すようなタグデータ構造のデータを格納する。図6の例では、図4と同様に、このプレゼンスデータの所有者が、Conference01@poc.fj.comというSIP−URLで特定されており、<note>及び</note>タグとの間に音声会議に呼び出されたユーザのSIP−URL”UserA@poc.fj.com,UserB@poc.fj.com,UserC@poc.fj.com”がユーザIDとして登録される。
また、プレゼンスIDが”Priority”であるプレゼンスデータのための領域3364に、例えば図7に示すようなタグデータ構造のデータを格納する。図7の例では、図4と同様に、このプレゼンスデータの所有者が、Conference01@poc.fj.comというSIP−URLで特定されており、<note>及び</note>タグとの間に話者権の剥奪権を有するユーザのSIP−URL”UserA@poc.fj.com”がユーザIDとして登録される。
プレゼンスデータは原則として所有者により更新され、更新されると当該プレゼンスデータのプレゼンスIDが関連付けられているユーザIDのユーザに配信処理部により配信される。
次に、図9乃至図13を用いて図1に示したシステムの処理フローについて説明する。なお、前提として既に例えばユーザAにより会議に参加すべきユーザが特定され、プレゼンスIDが”Member”であるプレゼンスデータのための領域3362には、当該特定されたユーザのユーザIDが登録されているものとする。さらに、特定されたユーザに対して会議への呼び込みが行われ、参加応答を返信したユーザについては、プレゼンスIDが”JoinUser”であるプレゼンスデータのための領域3363にユーザIDが登録されているものとする。そして、例えば参加者の属性として「管理職」が図示しないユーザDB(例えばPoCサーバ5へのログインのためのユーザID及びパスワードと共にユーザ属性情報を保持するDB)に登録されている参加者については、プレゼンスIDが”Priority”であるプレゼンスデータのための領域3364にそのユーザIDが登録されているものとする。「管理職」のうち最も地位の高いユーザにのみ剥奪権を与えたり、他の基準にて剥奪権を設定したり、剥奪権を複数のユーザに設定したり、剥奪権を全く設定しないなど様々な設定が、会議の態様に従って可能である。
さらに、MCU情報格納部531aには、対応する会議A音声通信管理部55aが用いるIPアドレス及びポート番号が既に格納されており、ユーザデータ格納部532aには、呼び込まれたユーザ、参加ユーザ及び話者権保持ユーザのユーザID及びIPアドレスが登録されているものとする。話者権の剥奪権を有するユーザのユーザIDが登録されている場合もある。さらに、話者及び参加者データ格納部551aには、話者権保持ユーザ及び参加ユーザのユーザID及びIPアドレスが登録されているものとする。
また、ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、会議A音声通信管理部55aのIPアドレス及びポート番号を、会議Aに対する参加応答などの返信として受信し、メインメモリ等の記憶装置に格納されているものとする。
例えば、プレゼンスデータ格納部512aに図3に示すようなデータが格納されているならば、会議Aプレゼンス管理部51aの配信処理部513aは、図3に示すプレゼンスデータを参加ユーザのユーザ端末に配信するため、ユーザ端末の表示装置には、ユーザ端末のプレゼンスデータ処理部913により図8に示すような画面が表示される。図8の画面例では、対話グループの表示欄801が設けられ、会議Aが行われていることを示している。また、参加ユーザの表示欄802が設けられ、参加ユーザの列804においてUserA、UserB及びUserCが会議Aに参加していることが示されている。さらに、話者権を保持している参加ユーザについては、話者権保持マーク803が対応付けられている。図8の例では、UserAが現在話者権を有している。また、話者権の剥奪権を有する参加ユーザについては剥奪権有り表示805が対応付けられている。さらに、話者権の取得要求を行うための発言ボタン806、話者権の解放要求を行うための解放ボタン807、話者権の譲渡を行うための譲渡ボタン808と、話者権の譲渡先ユーザを指定するためのコンボボックス809とを含む。なお、話者権の取得要求を出す場面は多いので、このボタンを例えばユーザ端末に別途ハードウエアとして設けるようにしても良い。他のボタンについても同様である。また、図8の画面構成は一例であって、同様の内容を表示するための他の画面構成を採用することも可能である。但し、以下の処理フローでは、話者権の保持者が変化することを除けば図8のような画面が表示されるものとして説明する。
例えばユーザA(ユーザIDがUserAであるものとする)がユーザ端末Aを操作しており、さらに話者権を有しておらず、話者権を取得して発言したいと考えると、発言ボタン806を押す。そうするとユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、ユーザAから話者権取得指示を受け付け(図9:ステップS1)、プレゼンスデータ格納部915を参照して、現在話者権を保持している者がいるか判断する(ステップS3)。上でも述べたが、プレゼンスデータ処理部913は、PoCサーバ5における会議Aプレゼンス管理部51aの配信処理部513aから最新のプレゼンスデータを受信すると、図8に示したような表示を変更すると共にプレゼンスデータ格納部915に格納する。従って、現在話者権を保持しているか否かはプレゼンスデータ格納部915を参照すれば一応判断できる。但し、プレゼンスデータ格納部915の更新は、PoCサーバ5における会議Aプレゼンス管理部51aのプレゼンスデータ格納部512aの更新からはタイムラグがあるため、必ずしも最新とは言えない。
もし、現在話者権を保持している者が存在しないと判断された場合には、音声会議処理部911は、要求元ユーザであるユーザAのユーザIDを含む話者権取得要求をPoCサーバ5に送信する(ステップS5)。さらに、音声会議処理部911は、マイクドライバ93をアクティブ化し、ユーザAによる音声入力が可能な状態にする(ステップS7)。このように、PoCサーバ5から話者権取得通知を受信する前にマイクドライバ93をアクティブ化することにより、ユーザAは話者権取得要求入力後直ぐにしゃべり始めることができる。但し、この段階では話者権取得の保証は無く、しゃべった内容が他の参加ユーザに伝わるかは定かではない。但し、話者権を直ぐに取得できれば、間断なく議事を進行させることが可能となる。この後処理は端子Aを介して図10に移行する。
一方、PoCサーバ5の会議A管理部53aは、ユーザ端末AからユーザAのユーザIDを含む話者権取得要求を受信すると(ステップS9)、例えばユーザデータ格納部532a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して、他の参加ユーザが話者権を有しているか判断する(ステップS11)。もし、話者権を有している他の参加ユーザが存在していないようであれば、会議A管理部53aは、ユーザデータ格納部532aに話者権保持ユーザのユーザIDとしてUserAを登録すると共に、会議Aプレゼンス管理部51aにおけるプレゼンスデータ管理部511aに対し、プレゼンスデータ格納部512aにおける、プレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータを格納するための領域3361にUserAを登録するように要求し、さらに会議A音声通信管理部55aに対し話者及び参加者データ格納部551aに話者権保持ユーザのユーザIDとしてUserAを登録するように要求するなどの話者権取得処理を実施する(ステップS13)。処理は端子Bを介して図10又は図11に移行する。
一方、話者権を有する他のユーザが存在する場合には、会議A管理部53aは、例えばユーザデータ格納部532a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して、要求元ユーザが話者権の剥奪権を有するか判断する(ステップS15)。もし、要求元ユーザであるユーザAが話者権の剥奪権を有すると判断された場合にはステップS13に移行する。すなわち、話者権取得処理を実施して、当該要求元ユーザに話者権が設定される。一方、要求元ユーザが話者権の剥奪権を有しないと判断された場合には、会議A管理部53aは、要求元ユーザのユーザIDを話者権予約リスト格納部533aに登録する(ステップS17)。このように話者権予約リストに要求元ユーザを追加登録することにより、話者権が解放された場合に当該話者権予約リストの最上位に登録されたユーザに話者権が渡される。そして、会議A管理部53aは、予約完了通知をユーザ端末Aに送信する(ステップS19)。ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、PoCサーバ5から予約完了通知を受信し、表示装置に表示する(ステップS21)。そして、ステップS7でアクティブ化したマイクドライバ93を非アクティブ化する(ステップS23)。
本実施の形態では話者権予約リストについては会議A管理部53aで管理するような構成としているが、例えばプレゼンスデータ格納部512aに話者権予約リストをプレゼンスデータとして登録するような構成であってもよい。そうすると、話者権予約リストについても配信処理部513aにより全参加ユーザに配信することが可能となる。
さらに、必ず話者権の予約を受け付けなければならないわけではない。もし話者権の予約を受け付けない場合には、ステップS15で剥奪権なしと判断されると、会議A管理部53aは話者権取得不可通知をユーザ端末Aに送信する。話者権取得不可通知を受信したユーザ端末Aは、表示装置に当該通知を表示すると共にマイクドライバ93を非アクティブ化する。
また、ステップS3において現在話者権を有している他のユーザが存在すると判断された場合には、音声会議処理部911は、プレゼンスデータ格納部915を参照して、話者権取得要求元のユーザAが話者権の剥奪権を有するか判断する(ステップS25)。剥奪権を有すると判断した場合にはステップS5に移行する。一方、剥奪権なしと判断された場合には、音声会議処理部911は、話者権取得不能を表示装置に表示して、音声データの受信を行う状態に戻る(ステップS27)。
このように、だれも話者権を有していない場合及び話者権の剥奪権を有する場合にのみ、話者権取得要求を送信するようにすれば、無線通信区間における通信帯域を無駄に使用することが無くなる。但し、このようにユーザ端末側で話者権取得要求の送信の制限を行うことなく、ユーザの指示に応じてPoCサーバ5に話者権取得要求を送信するようにしても良い。
次に図10を用いて端子A及びBの後の処理について説明する。マイクドライバ93はステップS7においてアクティブ化されているので、ステップS7以降であればユーザ端末Aは、ユーザAの音声入力を受け付け、音声データをPoCサーバ5に送信できる(ステップS31)。この際、マイク及びマイクドライバ93を介して入力された音声データは、音声パケットとして、会議A音声通信管理部55aのIPアドレス及びポート番号宛に送信される。
PoCサーバ5の会議A音声通信管理部55aは、ユーザ端末Aから音声データを受信すると(ステップS33)、話者及び参加者データ格納部551a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して、ユーザ端末Aを操作しているユーザが話者権を有しているのか判断する(ステップS35)。もし、ユーザ端末Aを操作しているユーザが話者権を有していないと判断された場合には、処理は端子Cを介して図11に移行する。一方、ユーザ端末Aを操作しているユーザが話者権を有していると判断された場合には、受信した音声データを、話者及び参加者データ格納部551aに格納された参加ユーザのユーザ端末のIPアドレスに従って複写及び転送を実施する(ステップS37)。ここでは、ユーザ端末Bに、音声データを送信する。話者権を有するユーザのユーザ端末には送信しない方が良いが、送信するようにしても良い。ユーザ端末Bは、PoCサーバ5から音声データを受信すると、図示しないスピーカドライバ及びスピーカを介して音声を出力する(ステップS39)。
なお、図10ではステップS37の後になっているが、プレゼンスデータ格納部512aがステップS13において更新されたので、図9のステップS13の後のいずれかのタイミングで、会議Aプレゼンス管理部51aの配信処理部513aは、更新されたプレゼンスデータを話者権変更通知として参加ユーザのユーザ端末に送信する(ステップS41)。ユーザ端末A及びユーザ端末Bにおけるクライアントアプリケーション91のプレゼンスデータ処理部913は、PoCサーバ5から話者権変更通知としての更新プレゼンスデータを受信し、プレゼンスデータ格納部915に上書き登録すると共に、表示装置に表示する(ステップS43及びS45)。これにより会議Aの全参加ユーザは、ユーザAが話者権を保持していることを認識することができる。
なお、ステップS7においてマイクドライバ93をアクティブ化したが、場合によってはステップS43の後にマイクドライバ93をアクティブ化することもある(ステップS47)。この方が、話者権変更通知にて話者権を取得したことが確定しているので、音声データをPoCサーバ5に無駄に送信することが無くなる。
次に端子Bの後の別の処理について図11を用いて説明する。上で述べたように、会議には話者権が設定されているので、話者権を保持していないユーザのユーザ端末(ここではユーザ端末B)から音声データを受信したとしても、他のユーザ端末に音声データを送信することはできない。例えば、ユーザ端末Bが、現在の話者権保持者がいないということで話者権取得要求をユーザ端末Aよりもやや遅くPoCサーバ5に送信した場合には、図9のステップS11及びS15を経由してステップS17で話者権の予約を行うことになってしまう。しかし、ステップS5の後にはステップS7でマイクドライバ93はアクティブ化されるので、ユーザBによる音声入力が可能となっており、ユーザBが話し始めてしまうと、ユーザ端末Bは、マイク及びマイクドライバ93を介して音声入力を受け付け、音声データをPoCサーバ5に送信することになる(ステップS51)。通常どおり音声データがPoCサーバ5に送られると、PoCサーバ5の会議A音声通信管理部55aは、当該音声データを受信し(ステップS53)、音声パケットの送信元のユーザは話者権を有するか、話者及び参加者データ格納部551a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して判断する(ステップ55)。上で述べたように、音声パケットの送信元ユーザであるユーザBは話者権を有していないので、ステップS53で受信された音声パケットは、この段階で破棄される(ステップS57)。すなわち他の参加ユーザのユーザ端末には、音声パケットが転送されることはない。もし、上で述べた例ではありえないが、話者権をユーザBが有している場合には(ステップS55:Yesルート)、端子Dを介して図10のステップS37に移行する。
以上のように、話者権取得に関連する処理を実施することにより、参加ユーザは、話者権の予約や話者権の剥奪という有用な機能を利用できるようになる。また、話者権の取得が確認できない状態においても音声データを送信することができるので、話者権を直ぐに取得できれば、スムーズな議事運営が可能となる。なお、話者権を取得できない場合においても、音声データはPoCサーバ5において破棄されるので、問題が無く会議が進行する。また、ユーザ端末において最も要求する場面が多い話者権取得要求の送信に一定の制限を設けることにより、無線通信区間の通信帯域を有効利用できるようになる。
次に、話者権の解放と共に話者権取得の予約の取り扱いについて図12を用いて説明する。例えばユーザ端末AのユーザAが話者権保持者であり、ユーザ端末BのユーザBが話者権取得の予約を行ったユーザ、すなわち話者権予約リスト格納部533aに登録されたユーザであるとする。
例えば図8のような表示画面においてユーザAが解放ボタン807を押すと、ユーザ端末Aの音声会議処理部911は、話者権解放入力を受け付け(ステップS61)、ユーザAのユーザIDを含む話者権解放要求を送信する(ステップS63)。PoCサーバ5の会議A管理部53aは、ユーザ端末AからユーザAのユーザIDを含む話者権解放要求を受信する(ステップS65)。そして、ユーザデータ格納部532a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して、話者権解放要求の要求元ユーザが話者権を有しているか判断する(ステップS67)。話者権が剥奪された場合等のケースにおいては、自分がまだ話者権を保持していると勘違いする場合もあるためである。もし、話者権を有していないのに話者権解放を要求している場合には、エラー通知を生成し、ユーザ端末Aに送信する。ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、PoCサーバ5からエラー通知を受信すると、表示装置に表示する(ステップS69)。これにより話者権を保持していないことを確認できる。一方、話者権解放要求の要求元ユーザが話者権を有している場合には、会議A管理部53aは、ユーザデータ格納部532aにおいて話者権保持ユーザとして「なし」を登録し、会議Aプレゼンス管理部51aにおけるプレゼンスデータ管理部511aに対し、プレゼンスデータ格納部512aにおける、プレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータを格納するための領域3361に「なし」を登録するように要求し、さらに会議A音声通信管理部55aに対し話者及び参加者データ格納部551aに話者権保持ユーザのユーザIDとして「なし」を登録するように要求するなどの話者権解放処理を実施する(ステップS71)。これにより、話者権をどの参加ユーザも保持していない状態に会議の状態を変更する。
また、会議A管理部53aは、話者権予約リスト格納部533aを参照して、話者権の予約登録がなされたユーザが存在するか判断する(ステップS73)。もし、いずれの参加ユーザも話者権予約リスト格納部533aに格納されていなければ、話者権取得待ち状態に移行する(ステップS75)。
一方、話者権予約登録されたユーザが存在する場合には、会議A管理部53aは、予約登録されたユーザのうち最優先ユーザ(ここではユーザB(ユーザIDはUserB))に対して、ユーザデータ格納部532aに話者権保持ユーザのユーザIDとしてUserBを登録すると共に、会議Aプレゼンス管理部51aにおけるプレゼンスデータ管理部511aに対し、プレゼンスデータ格納部512aにおける、プレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータを格納するための領域3361にUserBを登録するように要求し、さらに会議A音声通信管理部55aに対し話者及び参加者データ格納部551aに話者権保持ユーザのユーザIDとしてUserBを登録するように要求するなどの話者権取得処理を実施する(ステップS77)。なお、最優先ユーザとは、最も早く話者権予約リスト格納部533aに登録されたユーザであってもよいし、最も話者権を取得したことの無いユーザであってもよい。後者の場合には、会議A管理部53aなどにおいて参加ユーザの話者権取得回数をカウントする必要がある。
このようにすれば、話者権の予約を行ったユーザに話者権が自動的に渡される。
また、プレゼンスデータ格納部512aが更新されているので、会議Aプレゼンス管理部51aの配信処理部513aは、更新プレゼンスデータを話者権変更通知としてユーザ端末A及びユーザ端末Bなどの参加ユーザのユーザ端末に送信する(ステップS79)。ユーザ端末A及びユーザ端末Bにおけるプレゼンスデータ処理部913は、話者権変更通知としての更新プレゼンスデータを受信し、プレゼンスデータ格納部915に格納すると共に、表示装置に表示する(ステップS81及びS83)。なお、音声会議処理部911は、プレゼンスデータ格納部915を参照して、自己のユーザが話者権を保持するようになったか確認し、もし自己のユーザが話者権を保持するようになったと判断される場合には、マイクドライバ93をアクティブ化する(ステップS85)。このようにすることにより、ユーザ端末Bを操作するユーザBは、音声データを他の参加ユーザのユーザ端末に配信させることができるようになる。
次に、話者権譲渡を実現するための処理フローを図13を用いて説明する。なお、話者権はユーザAが保持しており、話者権をユーザBに譲渡する場合を説明する。まず、ユーザAが、例えば図8のコンボボックス809において話者権譲渡先であるユーザB(UserB)を指定して譲渡ボタン808を押すものとする。そうすると、ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、ユーザBを譲渡先として指定した話者権譲渡要求入力を受け付け(ステップS91)、譲渡先のユーザIDを含む話者権譲渡要求をPoCサーバ5に送信する(ステップS93)。
PoCサーバ5の会議A管理部53aは、ユーザ端末Aから譲渡先のユーザIDを含む話者権譲渡要求を受信する(ステップS95)。そうすると、会議A管理部53aは、話者権譲渡要求元のユーザが話者権を有しているか、ユーザデータ格納部532a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して判断する(ステップS97)。もし、話者権を有していないのにもかかわらず、話者権の譲渡を要求している場合には、エラー通知を生成して、ユーザ端末Aに送信する。ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、PoCサーバ5からエラー通知を受信し、表示装置に表示する(ステップS99)。
一方、話者権譲渡要求元のユーザが話者権を有していると判断された場合には、会議A管理部53aは、ユーザデータ格納部532a又はプレゼンスデータ格納部512aを参照して、指定の譲渡先ユーザが参加者として特定されているか判断する(ステップS101)。ユーザ端末Aにおいて表示される図8の画面は、プレゼンスデータ格納部915内の参加ユーザのリストに従ってコンボボックス809が構成されるため、通常は参加ユーザが譲渡先として指定されるが、実際にはプレゼンスデータ格納部512aとプレゼンスデータ格納部915との更新にはタイムラグが存在するため、プレゼンスデータ格納部915が更新される前に、例えば電車に乗ったり電波状態の悪い場所に移動したりして参加者ではなくなってしまう場合もある。従って、本ステップにおいて参加者であることを確認する。もし、指定譲渡先のユーザが参加者ではないと判断された場合には、会議A管理部53aは、エラー通知を生成し、ユーザ端末Aに送信する。ユーザ端末Aにおけるクライアントアプリケーション91の音声会議処理部911は、PoCサーバ5からエラー通知を受信し、表示装置に表示する(ステップS103)。
一方、指定譲渡先のユーザが参加者であると判断された場合には、会議A管理部53aは、ユーザデータ格納部532aに話者権保持ユーザのユーザIDとして指定譲渡先ユーザのユーザID”UserB”を登録すると共に、会議Aプレゼンス管理部51aにおけるプレゼンスデータ管理部511aに対し、プレゼンスデータ格納部512aにおける、プレゼンスIDが”FloorUser”であるプレゼンスデータを格納するための領域3361にUserBを登録するように要求し、さらに会議A音声通信管理部55aに対し話者及び参加者データ格納部551aに話者権保持ユーザのユーザIDとしてUserBを登録するように要求するなどの、話者権を指定の譲渡先に設定する処理を実施する(ステップS105)。このようにすれば、話者権がユーザBに設定されて、ユーザAの意図した設定がPoCサーバ5において実現される。
また、プレゼンスデータ格納部512aが更新されているので、会議Aプレゼンス管理部51aの配信処理部513aは、更新プレゼンスデータを話者権変更通知としてユーザ端末A及びユーザ端末Bなどの参加ユーザのユーザ端末に送信する(ステップS107)。ユーザ端末A及びユーザ端末Bにおけるプレゼンスデータ処理部913は、話者権変更通知としての更新プレゼンスデータを受信し、プレゼンスデータ格納部915に格納すると共に、表示装置に表示する(ステップS109及びS111)。なお、音声会議処理部911は、プレゼンスデータ格納部915を参照して、自己のユーザが話者権を保持するようになったか確認し、もし自己のユーザが話者権を保持するようになったと判断される場合には、マイクドライバ93をアクティブ化する(ステップS113)。このようにすることにより、ユーザ端末Bを操作するユーザBは、音声データを他の参加ユーザのユーザ端末に配信させることができるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。上でも述べたが、PoCサーバ5は複数台のコンピュータにより実現される場合もある。その場合には、例えば会議のプレゼンス管理部を有するサーバと、会議の管理部を有するサーバと、会議の音声通信管理部を有するサーバとに分けられる場合もある。そのような場合には、例えば会議のプレゼンス管理部を有するサーバが、ユーザ端末から音声データ以外の通信を受け付け、必要に応じて会議の管理部を有するサーバに送信するようにしても良い。会議の管理部を有するサーバは、他のサーバの制御及び管理を行う。
また、図1に示した機能ブロック図は、必ずしも実際のプログラム・モジュールと対応しない場合もある。
なお、PoCサーバ5は、図14に示すようなコンピュータ装置であって、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
また、ユーザ端末についても、HDD2505及びドライブ装置2513の代わりにフラッシュメモリなどの記憶装置を設けることによりほぼ同様な構成で表すことができる。
(付記1)
電子音声会議における話者権についての情報処理方法であって、
話者権譲渡先である第1のユーザの識別情報を含む話者権譲渡要求を第2のユーザの端末から受信するステップと、
前記話者権譲渡要求が所定の条件を満たしている場合には、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部に、前記第1のユーザの識別情報を話者権を有するユーザの識別情報として格納する話者権設定ステップと、
前記第1のユーザの端末に前記第1のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知ステップと、
を含み、コンピュータに実行される情報処理方法。
(付記2)
前記話者権設定ステップが、
前記データ格納部を参照して、前記第1のユーザの識別情報が前記電子音声会議の状態に関するデータに含まれる前記電子音声会議の参加者データに含まれるという条件を満たしているか判断するステップ
を含む付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
前記話者権設定ステップが、
前記データ格納部を参照して、前記第2のユーザの識別情報が前記電子音声会議の状態に関するデータに含まれる前記話者権を有するユーザの識別情報と一致するという条件を満たしているか判断するステップ
をさらに含む付記2記載の情報処理方法。
(付記4)
前記電子音声会議の状態に関するデータがプレゼンスデータとして管理されており、
前記通知ステップが、前記プレゼンスデータの更新通知として実施される
ことを特徴とする付記1記載の情報処理方法。
(付記5)
電子音声会議における話者権についての情報処理方法であって、
特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記話者権を有するユーザが既に存在するか判断するステップと、
前記話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、前記特定のユーザの識別情報を前記電子音声会議の話者権予約データ格納部に格納するステップと、
を含み、コンピュータに実行される情報処理方法。
(付記6)
前記データ格納部において前記話者権を有するユーザの識別情報が未登録状態になったことを検出した場合には、前記話者権予約データ格納部に格納された前記特定のユーザの識別情報を前記話者権を有するユーザの識別情報として前記データ格納部に格納するステップと、
前記特定のユーザの端末に前記特定のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知ステップと、
をさらに含む付記5記載の情報処理方法。
(付記7)
電子音声会議における話者権についての情報処理方法であって、
特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記話者権を有するユーザが既に存在するか判断するステップと、
前記話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、優先されるべきユーザの識別情報が登録された優先ユーザ格納部に前記特定のユーザの識別情報が格納されているか確認するステップと、
前記優先ユーザ格納部に前記特定のユーザの識別情報が格納されていると判断された場合には、前記データ格納部に前記特定のユーザの識別情報を前記話者権を有するユーザの識別情報として格納するステップと、
を含み、コンピュータに実行される情報処理方法。
(付記8)
前記特定のユーザの端末に前記特定のユーザが話者権を有することを表すデータを送信するステップ
をさらに含む付記7記載の情報処理方法。
(付記9)
前記データ格納部に識別情報が前記話者権を有するユーザの識別情報として登録されたユーザの端末から受信した音声データのみを、前記電子音声会議の参加者の端末に配信するステップ
をさらに含む付記1乃至8のいずれか1つ記載の情報処理方法。
(付記10)
付記1乃至9のいずれか1つ記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記11)
電子音声会議を可能にする無線通信携帯端末であって、
ユーザからの話者権取得の要求指示を受け付けた場合、話者権取得要求を電子音声会議の管理サーバに送信する話者権処理手段と、
前記話者権取得要求を送信する場合に、前記管理サーバから前記話者権取得要求に対する話者権取得通知を受信する前に、当該ユーザの音声データを送信するための機能を活性化する手段と、
を有する無線通信携帯端末。
(付記12)
前記話者権処理手段が、
前記電子音声会議の状態に関するデータとして前記話者権の保有者に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記話者権の保有者が存在しないことが確認できた場合に、前記話者権取得要求を前記電子音声会議の管理サーバに送信する
ことを特徴とする付記11記載の無線通信携帯端末。
(付記13)
前記話者権処理手段が、
優先されるべきユーザに関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記ユーザが当該優先されるべきユーザであることが確認できた場合に、前記話者権取得要求を前記電子音声会議の管理サーバに送信する
ことを特徴とする付記11又は12記載の無線通信携帯端末。
(付記14)
前記電子音声会議の状態に関するデータが前記電子音声会議の管理サーバからプレゼンスデータとして受信されたデータであることを特徴とする請求項12又は13記載の無線通信携帯端末。
(付記15)
電子音声会議における話者権についての情報処理を行うコンピュータであって、
話者権譲渡先である第1のユーザの識別情報を含む話者権譲渡要求を第2のユーザの端末から受信する手段と、
前記話者権譲渡要求が所定の条件を満たしている場合には、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部に、前記第1のユーザの識別情報を話者権を有するユーザの識別情報として格納する話者権設定手段と、
前記第1のユーザの端末に前記第1のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知手段と、
を有するコンピュータ。
(付記16)
電子音声会議における話者権についての情報処理を行うコンピュータであって、
特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記話者権を有するユーザが既に存在するか判断する手段と、
前記話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、前記特定のユーザの識別情報を前記電子音声会議の話者権予約データ格納部に格納する手段と、
を有するコンピュータ。
(付記17)
電子音声会議における話者権についての情報処理を行うコンピュータであって、
特定のユーザの端末から話者権取得要求を受信した場合、前記話者権を有するユーザの識別情報を含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記話者権を有するユーザが既に存在するか判断する手段と、
前記話者権を有するユーザが既に存在すると判断された場合には、優先されるべきユーザの識別情報が登録された優先ユーザ格納部に前記特定のユーザの識別情報が格納されているか確認する手段と、
前記優先ユーザ格納部に前記特定のユーザの識別情報が格納されていると判断された場合には、前記データ格納部に前記特定のユーザの識別情報を前記話者権を有するユーザの識別情報として格納する手段と、
を有するコンピュータ。
(付記18)
無線通信携帯端末を用いて電子音声会議を可能にするためのプログラムであって、
無線通信携帯端末に、
ユーザからの話者権取得の要求指示を受け付けた場合、話者権取得要求を電子音声会議の管理サーバに送信するステップと、
前記話者権取得要求を送信する場合に、当該ユーザの音声データを送信するための機能を活性化するステップと、
を実行させるためのプログラム。
本発明の一実施の形態におけるシステム構成図である。 ユーザ端末Aの機能ブロック図である。 PoCサーバにおけるプレゼンスデータ格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 プレゼンスIDが”FloorUser”のプレゼンスデータの一例を示す図である。 プレゼンスIDが”JoinUser”のプレゼンスデータの一例を示す図である。 プレゼンスIDが”Member”のプレゼンスデータの一例を示す図である。 プレゼンスIDが”Priority”のプレゼンスデータの一例を示す図である。 ユーザ端末Aの画面例を示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 本実施の形態における処理フローを示す図である。 通常のコンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク 5 PoCサーバ
51 会議のプレゼンス管理部
53 会議の管理部
55 会議の音声通信管理部
511 プレゼンスデータ管理部
512 プレゼンスデータ格納部
513 配信処理部
531 MUC情報格納部
532 ユーザデータ格納部
533 話者権予約リスト格納部
551 話者及び参加者データ格納部

Claims (5)

  1. 電子音声会議における話者権についての情報処理方法であって、
    話者権譲渡先である第1のユーザの識別情報を含む話者権譲渡要求を第2のユーザの端末から受信するステップと、
    前記話者権を有するユーザの識別情報と前記電子音声会議の参加者データとを含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記第1のユーザの識別情報が前記電子音声会議の参加者データに含まれるという条件を満たしているか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第1のユーザの識別情報を前記話者権を有するユーザの識別情報として前記データ格納部に格納する話者権設定ステップと、
    前記第1のユーザの端末に前記第1のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知ステップと、
    を含み、コンピュータに実行される情報処理方法。
  2. 前記判断ステップが、
    前記データ格納部を参照して、前記第2のユーザの識別情報が前記話者権を有するユーザの識別情報と一致するという条件を満たしているか判断するステップ
    をさらに含む請求項1記載の情報処理方法。
  3. 話者権譲渡先である第1のユーザの識別情報を含む話者権譲渡要求を第2のユーザの端末から受信するステップと、
    前記話者権を有するユーザの識別情報と前記電子音声会議の参加者データとを含む前記電子音声会議の状態に関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記第1のユーザの識別情報が前記電子音声会議の参加者データに含まれるという条件を満たしているか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにおいて前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第1のユーザの識別情報を前記話者権を有するユーザの識別情報として前記データ格納部に格納する話者権設定ステップと、
    前記第1のユーザの端末に前記第1のユーザが話者権を有することを表すデータを送信する通知ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  4. 電子音声会議を可能にする無線通信携帯端末であって、
    ユーザからの話者権取得の要求指示を受け付けた場合、話者権取得要求を電子音声会議の管理サーバに送信する話者権処理手段と、
    前記話者権取得要求を送信する場合に、前記管理サーバから前記話者権取得要求に対する話者権取得通知を受信する前に、当該ユーザの音声データを送信するための機能を活性化する手段と、
    を有する無線通信携帯端末。
  5. 前記話者権処理手段が、
    優先されるべきユーザに関するデータを格納するデータ格納部を参照して、前記ユーザが当該優先されるべきユーザであることが確認できた場合に、前記話者権取得要求を前記電子音声会議の管理サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信携帯端末。
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