JP3937190B2 - ストッパ機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は制御対象物の回転動作を所定の位置で止めることができるストッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、洋式便器の便蓋や便座、各種のものを収容するための箱の蓋等は、その一端付近に配設される回転軸を中心として回転動作する。このように制御対象物が回転動作するものにおいて、従来、その動作を所望の位置で止め、その位置を保持しようとする場合、一般には、ラチェット機構を用いている。すなわち、ラチャット機構の爪部を制御対象物のいずれかの部位に係合させ、保持するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ラチェット機構は、制御対象物との機械的な噛み合いによりロックするものであるため、保持力の点で優れてはいるものの、係合を解除する場合には、制御対象物である蓋等を一方の手で保持しつつ、他方の手で爪部を解除位置に操作してその位置を保ったまま蓋等を所定の方向へ回転動作させる必要があった。従って、ロック解除する場合の操作が面倒であった。特に、重量が重い蓋等である場合には、これを片手で保持しつつ、他方の手でラチェット機構の爪部の解除操作をするのは非常に困難であった。
【0004】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、機械的な噛み合いによりロックできる一方で、回転動作のみで係合を解除することができるストッパ機構を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明のストッパ機構は、一面に凹部が形成されていると共に、該凹部の周囲を取り囲む突壁の一部を所定の範囲に亘って切り欠かくことにより形成した切り欠き部と該切り欠き部の範囲内に形成されている凸部とを有する固定体と、
該固定体側に向かって突出し、円周方向に所定間隔をおいて少なくとも2つ設けられた突出段部と、該固定体の一面に対向する対向面に、一方向へ所定量回転すると前記固定体の切り欠き部内に位置し、他方向への回転させようとすると該切り欠き部を形成する一方の端壁に当接して他方向への回転を阻止する係合突起とを有する回転体と、
突片の一部が該固定体の切り欠き部を形成する他方の端壁と前記凸部との範囲内に位置するように配設されると共に、該切り欠き部底面との対向面に、常態において切り欠き部底面に形成された被係合部と係合し、回転体が一方向へ所定量回転して係合突起が切り欠き部内に位置すると、回転体の一方の突出段部が突片の一側端に当接して回転体の一方向へのそれ以上の回転動作を阻止する一方、回転体を一方向へ所定以上の回転力で回転させると回転体の一方の突出段部により突片が同方向へ押圧され、固定体の切り欠き部底面に形成された被係合部との係合が解除される係合部を有し、突片の他側端が切り欠き部の他方の端壁に当接するまで回動し、次に、回転体が他方向へ回転していくと、回転体の他方の突出段部に押圧されて係合部が被係合部に再度係合する移動子と、
該移動子の突片を固定体の切り欠き部底面に押し付けるため、移動子と回転体との間に配設された弾性部材と、
前記回転体に形成された挿通孔に挿通配設され、回転体と共に回転する回転軸と、
を有し、さらに、前記回転体の少なくとも2つの突出段部と係合突起の位置関係が、回転体が他方向に回転して移動子の係合部が固定体の切り欠き部に設けられた被係合部に再度係合する際には、係合突起が切り欠き部の範囲から外れ、固定体の突壁上端面上に位置し、回転体の他方向への回転が許容されるように設定されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図において、1は本実施の形態に係るストッパ機構であり、固定体2、回転体3、移動子4、コイルスプリング5、回転軸6等を有して構成される。
【0007】
固定体2は、略円柱状に形成され、その一面(後述の回転体3と対向する面)には、凹部21が形成されている。この凹部21は、平滑面に形成され、外周縁部には該凹部21を取り囲む突壁22が円周に沿って形成されている。突壁22の上端面も平滑に形成され、この上端面上を後述の回転体3の係合突起38,39が摺接しつつ回動する。突壁22は、円周に沿って所定の範囲に亘って一部切り欠かれている。本実施の形態では、凹部21の面と同一面上となるまで対称位置に2カ所切り欠かれており、この部分が切り欠き部23,24を構成している。切り欠き部23,24の略中央部の底面には穴部23a,24aが形成されている。穴部23a,24aは、後述の移動子4に形成され、係合部を構成するテーパピン44,45と係合する被係合部を構成する。また、切り欠き部23,24の範囲内であって、切り欠き部23,24を構成する突壁22の一方の端壁23b,24bから穴部23a,24aに至る手前までの長さに亘って、本実施の形態では突壁22と一体的に、外周縁に沿って幅の狭い凸部23c,24cが形成されている。この凸部23c,24cは後述の移動子4の回動範囲を規制するものであるが、回転体3に設けられる係合突起38,39が切り欠き部23,24内に位置できるよう、突壁22の幅よりも狭く、かつ係合突起38,39の動きの邪魔にならない外寄りの位置に形成される。凸部23c,24cは、かかる機能を果たせばよく、本実施の形態のように、突壁22と一体的に所定の長さで設けられていることは必須ではなく、所定の位置にピン状に設けてもよい。
【0008】
回転体3は、略円柱状に形成されていると共に、固定体2との対向面31に、外周縁に沿って固定体2側に突出する突出段部32〜35が形成されている。この突出段部32〜35は、2個一組として構成され、各組を構成する2個の突出段部32,33又は34,35間の円周方向に沿った間隔が、後述の移動子4の突片42,43の幅よりも広くなるように設けられている。本実施の形態において、二組設けたのは、切り欠き部23,24の形成数及び後述の移動子4の突片42,43等の数に対応させたためであり、突片42,43が一つの場合には一組であってもよいことはもちろんである。また、本実施の形態では、一方の組における一方の突出段部32と他方の組における他方の突出段部35、及び一方の組における他方の突出段部33と他方の組における一方の突出段部34が、いずれも対向面31の外周縁に沿って一連に形成された突出円弧部36,37の各端面を構成しているが、これは、製造の容易性を考慮したためであり、各突出段部32〜35が独立したピン状に突設されていてもよいことはもちろんである。
【0009】
回転体3は、また、対向面31に、2つの係合突起38,39が形成されている。なお、この係合突起38,39の配設数も、移動子4の突片の数及び固定体2の切り欠き部23,24の形成数との関係から2つにしたもので、これに限定されるものではないことはもちろんである。この係合突起38,39の形成位置は、固定体2の突壁22の上端面に沿って移動可能で、回転体3が一方向へ所定量回転した場合に、固定体2の切り欠き部23,24内に落ち込むよう、各突出段部32〜35の形成位置よりも内方の位置であって、一方の突出段部32,34からは円周方向に沿って所定の距離をおいて、すなわち、該一方の突出段部32,34が後述の移動子4の突片42,43の一側端に当接した際に切り欠き部23,24内に落ち込んでいるような距離をもって設けられる。
【0010】
なお、上記した突出段部32〜35のうち、他方の突出段部33,35は、後述のように、係合が解除され僅かに浮き上がった移動子4の突片42,43の他側端を押圧して移動子4のテーパピン44,45を再度固定体2の穴部23a,24aに係合させ、移動子4を浮き上がってない状態に戻すものである。従って、移動子4が浮き上がってない状態になったときに、係合突起38,39が未だ切り欠き部23,24内に位置していたのでは、切り欠き部23,24を構成する一方の端壁23b,24bに当接して、それ以上の回転ができなくなる。このため、回転体3が他方向に回転する場合に、他方の突出段部33,35が移動子4の突片42,43の他側端に当接する前に、係合突起38,39が切り欠き部23,24上を通過して固定体2の突壁22の上端面上に位置するよう、各組における2個の突出段部32,33又は34,35の間隔、並びに後述の移動子4の突片42,43の幅が選択される(図6参照)。
【0011】
移動子4は、平板状に形成され、固定体2の一面に形成された凹部21に収まる大きさの環状部41と、この環状部41に対向して突設された2つの突片42,43とを有している。各突片42,43は、幅が固定体2の切り欠き部23,24を形成する他方の端壁23d,24dと凸部23c,24cとの間隔よりも狭く、他方の突壁23d,24dと凸部23c,24cとの間で回動し得るよう、固定体2の一面と回転体3の対向面31との間に配設される。また、各突片42,43における固定体2の一面との対向面42a,43aには、固定体2の切り欠き部23,24に形成された穴部23a,24aに係合する係合部であるテーパピン44,45が突設されている。従って、テーパピン44,45が穴部23a,24aに係合すると移動子4はその分沈んでおり、テーパピン44,45が穴部23a,24aから外れ、固定体2の切り欠き部23,24の底面上に位置しているときは、該移動子4が浮き上がると共に回転体3も浮き上がらせることになる。
【0012】
ここで、上記した固定体2、回転体3、移動子4の各中心孔25、31a、46には、回転軸6が挿通されている。より具体的には、回転体3に固定され、回転体3と共に、固定体2及び移動子4とは独立して回転可能に配設されている。また、回転体3と移動子4との間であって、回転軸6の周囲には弾性部材としてのコイルスプリング5が装着されている。これは、移動子4の突片42,43を常に固定体2の一面に形成された切り欠き部23,24の底面に押し付け、穴部23a,24aとテーパピン44,45とを所定位置で常に係合させるためである。また、回転体3の外面であって、回転軸6の周囲にも別途にコイルスプリング7が装着されている。これは、回転体3を固定体2側へ押し付けるものである。なお、このコイルスプリング7は、回転体3と移動子4との間に配設されるコイルスプリング5よりも反力が強くなるように設定した方が、回転体3の円滑な回転のために好ましい。符号8は、該コイルスプリング7を配設するため、回転軸6の適宜位置に固定される環状部材である。
【0013】
本実施の形態に係るストッパ機構1は、回転軸6の出力端61又は回転体3を、図示しない制御対象物の回転基部(蓋等の一端縁に設けられている回転軸や軸受け部)に連結する。このとき、制御対象物の閉止状態において、回転体3の突出段部32〜35が、固定体2の切り欠き部23,24から所定の回転角度離れた位置になるように設定する(図3(a)参照)。突出段部32〜35が切り欠き部23,24付近に至り、係合突起38,39が切り欠き部23,24内に位置することで回転体3の回転動作が阻止されるものであるから、制御対象物の種類によってこの設定角度を選択することにより、所望の位置で制御対象物を停止させることができる。
【0014】
なお、このとき、移動子4は、図3(b)に示すように、コイルスプリング5の作用により、固定体2の一面に押し付けられ、そのテーパピン44,45が切り欠き部23,24の穴部23a,24aに係合している。すなわち、該移動子4は、固定体2の一面から浮き上がっていない状態である。
【0015】
かかる状態で、制御対象物を開放していくと、回転軸6及び回転体3が、図3〜図6において矢印X方向へ回転する。所定角度回転するまでは、回転体3の係合突起38,39が、固定体2の突壁22の上端面上を移動する(図3(a)(b)参照)。また、上記した回転体3の突出段部33,35は、固定体2の突壁22の外方を通過するように設けられていると共に、移動子4の突片42,43は、固定体2の切り欠き部22,23から外方に突出している。従って、所定の回転角度までは、他方の突出段部33,35は、固定体2の突壁22の外方を通過してから移動子4の突片42,43の上面を通過する。そして、所定の回転角度に至り、この他方の突出段部33,35が移動子4の他側端を過ぎると、回転体3がコイルスプリング7によって固定体2の一面側に向かって押し付けられているため、図4(a)(b)に示すように、係合突起38,39が切り欠き部23,24内において一方の端壁23b,24bと凸部23c,24cとの間に落ち込み、回転体3が沈む。その結果、回転体3及び回転軸6をさらにX方向へ回転させようとしても、移動子4のテーパピン44,45が切り欠き溝23,24の穴部23a,24aに係合しているため、回転体3の一方の突出段部32,34が突片42,43の一側端に当接して、それ以上の回転が阻止される。一方、他方向、すなわち、矢印Y方向に回動させようとしても、係合突起38,39が切り欠き溝23,24の一方の端壁23b,24bに当接するため、Y方向への回転も阻止される。従って、この時点で、制御対象物は、所定の回転角度で開放されたままロックされた状態となる。便蓋や便座のように、上下方向に開閉されるものの場合には、所定の回転角度でストップさせた場合、下方へその自重が加わることになり、特に、下方へのロックが解除されないように配慮する必要があるが、係合突起38,39が一方の端壁23b,24bに必ず衝突するという機械的な噛み合いにより、確実にロックされる。
【0016】
一方、制御対象物を閉止する場合には、上記したロック状態を解除する必要がある。この場合には、まず、制御対象物を把持するなどして、回転体3及び回転軸6を一方向すなわち矢印X方向へ所定以上の回転力を加える。その結果、図5(a)(b)に示すように、一方の突出段部32,34により移動子4の突片42,43の一側端が同方向へ押圧されて他側端が切り欠き溝23,24の他方の端壁23d,24dに当接するまで回動しようとし、テーパピン44,45が穴部23a,24aから外れる。なお、この回転力は、制御対象物の大きさ、重さ、開閉方向などを考慮して設定される。例えば、便蓋や便座などの場合には、主としてロック解除により下方へ自然落下するものであるため、上方へのロック力はそれほど強くなくてもよく、テーパピン44,45や穴部23a,24aのテーパ角度などがそれに合わせて設定される。
【0017】
テーパピン44,45が穴部23a,24aから外れると、図4(b)に示すように、テーパピン44,45の先端が切り欠き溝23,24の底面上に位置し、その高さ分、移動子4が浮き上がると共に、回転体3も浮き上がらせる。回転体3の一方の突出段部32,34が移動子4の突片42,43の一側端に当接し、突片42,43の他側端が切り欠き溝23,24の他方の端壁23d,24dに当接しているため、回転体3及び回転軸6は、これ以上X方向へ回転することはできない。
【0018】
そして、この状態で、回転体3及び回転軸6を矢印Y方向へ回動させる。回転体3の他方の突出段部33,35の間隔が、突片42,43の幅よりも広いため、まずは、移動子4は動かず、このため、回転体3の対向面31が移動子4の上面上を摺接しつつ回転体3が浮き上がった状態で、該他方の突出段部33,35が突片42,43の他側端に当接するまで回動する(図6(a)(b)参照)。固定体2の切り欠き部23,24の幅、回転体3の突出段部33,35の間隔、及び係合突起38,39の形成位置が上記したように設定されており、回転体3は浮き上がった状態で回転しているため、この時点で係合突起38,39は、図6(b)に示すように、切り欠き溝23,24に落ち込まずに、その上方を通過し、固定体2の突壁22の上端面上に至る。そのまま、Y方向に回動させると、移動子4は、他方の突出段部33,35により突片42,43の他側端が押圧されて回動し、コイルスプリング5の弾性力によってテーパピン44,45が穴部23a,24aに落ち込み、初期位置に復帰する(図3(a)(b)参照)。これによって、移動子4の浮き上がり状態が解除されることになるが、回転体3の係合突起38,39は既に突壁22の上端面上に位置しているため、回転体3は、その係合突起38,39の高さ分浮き上がった状態で、他方の突出段部33,35も移動子4の突片42,43の上面を通過し、いずれにも引っかからないでY方向へ速やかに回転する。
【0019】
従って、制御対象物をロック状態から閉止する場合、制御対象物を把持するなどして、開放方向へ僅かに動かして戻すだけでロックが解除される。例えば、便座や便蓋の場合には、従来のように、便座や便蓋を把持しつつ、ラチェット機構の爪部を解除するような操作をする必要がなく、便座や便蓋を片手で前後に動かすだけで容易にロック解除できる。
【0020】
なお、便座や便蓋のように、閉成方向へ回動する場合に、支えている手等を離すと自由落下する制御対象物の場合には、回転体3又は回転軸6に同方向への閉成速度を遅動させる回転ダンパを併設することもできる。
【0021】
【発明の効果】
本発明のストッパ機構によれば、制御対象物を任意の角度で開放した状態で確実に保持できると共に、ロック解除も極めて容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のストッパ機構の一の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図2は、同実施の形態にかかるストッパ機構の縦断面図である。
【図3】図3(a)は、係合突起が突壁の上端面上に位置しているときの、固定体、回転体及び移動子の位置関係を示す平面図であり、(b)は横方向からみたそれらの位置関係を模式的に示す図である。
【図4】図4(a)は、係合突起が切り欠き部内に位置しているときの、固定体、回転体及び移動子の位置関係を示す平面図であり、(b)は横方向からみたそれらの位置関係を模式的に示す図である。
【図5】図5(a)は、移動子のテーパピンが穴部から離脱したときの、固定体、回転体及び移動子の位置関係を示す平面図であり、(b)は横方向からみたそれらの位置関係を模式的に示す図である。
【図6】図6(a)は、回転体の他方の突出段部が移動子の他側端に当接したときの、固定体、回転体及び移動子の位置関係を示す平面図であり、(b)は横方向からみたそれらの位置関係を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ストッパ機構
2 固定体
22 突壁
23 切り欠き溝
24 切り欠き溝
3 回転体
32 一方の突出段部
33 他方の突出段部
34 一方の突出段部
35 他方の突出段部
38 係合突起
39 係合突起
4 移動子
42 突片
43 突片
44 テーパピン
45 テーパピン
5 コイルスプリング
6 回転軸
7 コイルスプリング

Claims (1)

  1. 一面に凹部が形成されていると共に、該凹部の周囲を取り囲む突壁の一部を所定の範囲に亘って切り欠かくことにより形成した切り欠き部と該切り欠き部の範囲内に形成されている凸部とを有する固定体と、
    該固定体側に向かって突出し、円周方向に所定間隔をおいて少なくとも2つ設けられた突出段部と、該固定体の一面に対向する対向面に、一方向へ所定量回転すると前記固定体の切り欠き部内に位置し、他方向への回転させようとすると該切り欠き部を形成する一方の端壁に当接して他方向への回転を阻止する係合突起とを有する回転体と、
    突片の一部が該固定体の切り欠き部を形成する他方の端壁と前記凸部との範囲内に位置するように配設されると共に、該切り欠き部底面との対向面に、常態において切り欠き部底面に形成された被係合部と係合し、回転体が一方向へ所定量回転して係合突起が切り欠き部内に位置すると、回転体の一方の突出段部が突片の一側端に当接して回転体の一方向へのそれ以上の回転動作を阻止する一方、回転体を一方向へ所定以上の回転力で回転させると回転体の一方の突出段部により突片が同方向へ押圧され、固定体の切り欠き部底面に形成された被係合部との係合が解除される係合部を有し、突片の他側端が切り欠き部の他方の端壁に当接するまで回動し、次に、回転体が他方向へ回転していくと、回転体の他方の突出段部に押圧されて係合部が被係合部に再度係合する移動子と、
    該移動子の突片を固定体の切り欠き部底面に押し付けるため、移動子と回転体との間に配設された弾性部材と、
    前記回転体に形成された挿通孔に挿通配設され、回転体と共に回転する回転軸と、
    を有し、さらに、前記回転体の少なくとも2つの突出段部と係合突起の位置関係が、回転体が他方向に回転して移動子の係合部が固定体の切り欠き部に設けられた被係合部に再度係合する際には、係合突起が切り欠き部の範囲から外れ、固定体の突壁上端面上に位置し、回転体の他方向への回転が許容されるように設定されていることを特徴とするストッパ機構。
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