JP3936692B2 - ガーデニングキット - Google Patents

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Description

本発明は、ベランダや屋上等に、そのスペースに併せた花壇を造ることがガーデニングキットに関する。
従来のガーデニングキットとしては、以下に示す特許文献1,2に記載されたものがある。
特許文献1及び特許文献2に記載のガーデニングキットは、いずれも、コーナブロックと、側面ブロックと、中間ブロックと、連結部材とを備えているものである。コーナブロックは、底板と、互いに隣接する一対の側板とが一体的に形成されたもので、側面ブロックは、底板と、1つの側板とが一体に形成されたもので、中間ブロックは、底板と、底板の各片に設けられた高さの低い低側板とが一体的に形成されたものである。各ブロックは、連結部材により連結されて、矩形状の花壇が造られる。
特開平5-308852号公報 図1
実開平5-67242号公報 図1
しかしながら、特許文献1,2に記載されている技術では、複数のブロックを組み合わせることで、複数の植木鉢が連結した花壇を造ることができるものの、植木鉢の大きさや形状が同じである上に、この植木鉢を連結した花壇の形状が矩形状にしかできず、個人の趣味にあった花壇を造ることができない場合が多いという課題がある。
本発明は、このような従来の課題に着目し、各種形状の植木鉢、各種形状の花壇を造ることができるガーデニングキットを提供することを目的とする。
前記問題点を解決するための第一の発明に係るガーデニングキットは、
植木鉢の底面を形成する底板部材を備え、
前記底板部材は、前記植木鉢の側面を形成する側板部材を取り付けることが可能な側板取付部と、該底板部材相互を隣接させた状態で連結するための底板連結部材を取り付けることが可能な連結部材取付部とが形成され、
前記底板部材の前記側板取付部は、前記連結部材取付部を兼ね、
前記底板部材は、互いに対向している上板及び下板と、該上板と該下板とを連結する支柱と、を有し、該支柱には、該上板を貫通して該下板に向って伸びる側板取付穴が形成され、
前記支柱は、前記連結部材取付部を兼ねる前記側板取付部を形成し、該支柱の前記側板取付穴は、前記側板部材の一部が取り付けられる部分を成し、該支柱の外周は、前記底板連結部材としての第1底板連結部材が取り付けられる部分を成すことを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第二の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一の発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記第1底板連結部材を備え、
前記第1底板連結部材は、隣接している2つの前記底板部材のうちの一方の底板部材の支柱の外周に係合する第1係合部と、他方の底板部材の支柱の外周に係合する第2係合部とを有することを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第三の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一及び第二のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記底板連結部材としての第2底板連結部材を備え、
前記第2底板連結部材は、隣接している2つの前記底板部材のうちの一方の底板部材の側板取付穴に嵌まり込む第1突出部と、他方の底板部材の側板取付穴に嵌まり込む第2突出部とを有することを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第四の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一から第三のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
1以上の前記側板部材を備え、
前記側板部材は、前記底板部材の前記側板取付穴に嵌まり込む取付突出部を有することを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第五の発明に係るガーデニングキットは、
前記第四の発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記側板部材は、前記取付突出部が形成されている側とは反対側の端部に、側板連結穴が形成され、
その側辺相互が接触し合っている2つの前記側板部材のうちの一方の側板部材の前記側板連結穴に入り込む第1突出部と、他方の側板部材の前記側板連結穴に入り込む第2突出部とを有する側板連結部材を備えていることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第六の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一から第三のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
1以上の前記側板部材を備え、
前記側板部材は、前記植木鉢の内側面を形成する内面と、該内面から凹んだ又は突出した1以上の上底支持部とを有することを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第七の発明に係るガーデニングキットは、
前記第六の発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記側板部材の前記上底支持部に係合する側板取付部を有する上底板部材を備えていることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第八の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一から第五のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記底板部材の前記上面に載せられる歩道形成板と、
前記底板部材の前記側板取付穴に嵌まり込む取付突出部を有し、歩道形成板に固定される歩道形成板取付部材と、
を備えていることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第九の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一から第五、及び第八のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記底板部材は、該底板部材の前記上板を貫通し、外部に通じる水抜き孔が形成されていることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第十の発明に係るガーデニングキットは、
前記第一から第九のいずれかの発明に係るガーデニングキットにおいて、
前記底板部材は、前記植木鉢の底面に対応する前記上板の形状が、正三角形、正方形、長方形、正六角形のいずれかの形状であることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第十一の発明に係るガーデニングキットは、
植木鉢の側面を形成する複数の側板部材と、
前記側板部材とは独立した部材であって、前記植木鉢の底を形成する上底部材と、
を備え、
複数の前記側板部材は、それぞれ、前記植木鉢の内側面を形成する内面と、該内面から凹んだ又は突出した複数の上底支持部と、側板部材相互を連結する側板連結部材に係合する係合部とを有し、
複数の前記上底支持部は、前記側板部材の上下方向に並んでいることを特徴とするものである。
前記問題点を解決するための第十二の発明に係るガーデニングキットは、
前記第十一の発明に係るガーデニングキットにおいて、
形成する植木鉢の底の形状が、正三角形、正方形、長方形、正六角形のいずれかの形状であることを特徴とするものである。
本発明によれば、底板部材又は上底部材と側板部材とは、独立していおり、しかも、底板部材相互又は側板相互が連結可能であるため、これらの組み合わせ方により、各種形状及び各種サイズの植木鉢、さらには各種形状及び各種サイズの花壇を造ることができる。
以下、本発明に係るガーデニングキットの各種実施形態について、図面を用いて説明する。
まず、図1〜図15を用いて、本発明に係るガーデニングキットの第一の実施形態について説明する。
本実施形態のガーデニングキットは、図1に示すように、植木鉢や歩道を造るもので、植木鉢の底を形成する底板部材10と、植木鉢の側面を形成する側板部材20と、各種側板連結部材30,35,40と、各種底板連結部材50,55と、底板部材10の上に置いて歩道を形成するための歩道形成板60と、この歩道形成板60を底板部材10に取り付ける歩道形成板取付具61と、を備えている。
底板部材10は、図3に示すように、正六角形状の上板11及び下板13と、上板11と下板13とを連結するための円筒支柱14及び矩形支柱15と、を有して構成されている。正六角形状の上板11の中央近傍には、その表面ら裏面へ貫通する複数の水抜き孔12,12,…が形成されている。また、正六角形状の上板11の各辺近傍には、各辺に平行な方向に伸び、且つ表面から裏面へ貫通する貫通孔(16)が形成されている。矩形支柱15は、上板11の貫通孔(16)の開口と同じサイズの開口を有する貫通孔が形成されている。上板11と下板とは、互いに平行で、正六角形状の上板11及び下板13の中央で円筒支柱14により連結され、正六角形状の上板11及び下板13の各辺に沿った位置で矩形支柱15により連結されている。矩形支柱15の貫通孔の開口は、上板11の貫通孔の開口と一致しており、両貫通孔を併せて側板取付孔16を形成する。
側板部材20は、図4に示すように、矩形状の側板本体21と、底板部材10の側板取付孔16に嵌まり込む取付突出部26とを有している。側板本体21の一方の面22は、植木鉢の外面を形成し、他方の面23は植木鉢の内面を形成する。矩形状の外面22の短辺の長さは、正六角形状の底板部材10の一辺の長さと一致している。また、側板本体21の内面23に対する側面24の角度は、正六角形の内角の角度である120°になっている。側板本体21の下面には、前述した取付突出部26が設けられ、側板本体21の上面には、下面側へ切り込まれた側板連結穴25,25が形成されている。この側板連結穴25,25は、側板本体21の上面であって、その左右に各々形成されている。
側板連結部材30,35,40は、3種類存在し、図6に示すように、互いに隣接する側板部材20,20相互であって、1つの植木鉢における隣り合った2枚の側板部材20,20を連結するための第1側板連結部材31と、図5に示すように、隣り合う2つの植木鉢のそれぞれの側面を形成する2枚の側板部材を20,20連結するための第2及び第3側板連結部材35,40とがある。
第1側板連結部材30(図6)は、2枚の側板部材20,20の各側板連結穴25,25に各々嵌まり込む第1及び第2突出片部31,32と、第1突出片部31と第2突出片部32とをつなぐアーム部33と、各突出片部31,32の先端に形成されているフランジ部34,34とを有している。アーム部33は、その長手方向の中央で折れ曲っており、その折れ曲り角度は正六角形の内角の角度である120°である。第2側板連結部材35(図5)も、第1側板連結部材30と同様に、2枚の側板部材20,20の各側板連結穴25,25に各々嵌まり込む第1及び第2突出片部36,37と、第1突出片部36と第2突出片部37とをつなぐアーム部38と、各突出片部36,37の先端に形成されているフランジ部39とを有している。但し、第2側板連結部材35のアーム部38の折れ曲り角度は、第1側板連結部材30と異なり、正六角形の外角の角度である240°である。第3側板連結部材(図5)40は、2枚の側板部材20,20の各側板連結穴25,25に各々嵌まり込む第1及び第2突出片部41,42と、各突出片部41,42の先端に形成されているフランジ部44,44とを有している。この第3側板連結部材40は、第1及び第2側板連結部材30,35と異なり、アーム部を有せず、第1突出片部41と第2突出片部42とが直線的に直接つながっている。
底板連結部材50,55は、2種類存在し、図9に示すように、2つの底板部材10,10の各矩形支柱15,15に係合して、2つの底板部材10,10を連結する第1底板連結部材50と、図10に示すように、2つの底板部材10,10の各側板連結穴16,16に嵌まり込んで、2つの底板部材10,10を連結する第2底板連結部材55とがある。第1底板連結部材50(図9)は、断面がほぼH型を成しており、底板部材10の矩形支柱15の横幅と実質的に同じ長さの本体51と、この本体51の両端に形成された第1及び第2アーム部52,53と、各アーム部52,53の先端に形成されたリップ部54,54,…と、を有している。すなわち、本体51はHの中棒に相当し、第1及び第2アーム部52,53はHの中棒の両端から上下に伸びる腕に相当する。この第1底板連結部材50は、底板部材10の矩形支柱15の一の面15aと本体51とが接し、矩形支柱15の一の面15aに隣接した矩形支柱15の側面15bと各アーム部52,53とが接し、矩形支柱15の一の面15aに対向している矩形支柱15の面15cにリップ部54が接することで、矩形支柱15に連結することになる。本実施形態では、Hの中棒を基準として上半分に相当する部分が第1係合部を成し、この第1係合部が一方の底板部材10の矩形支柱15に係合し、Hの中棒を基準として下半分に相当する部分が第2係合部を成し、この第2係合部が他方の底板部材10の矩形支柱15に係合することで、二つの底板部材10,10相互を連結する。また、第2底板連結部材55(図10)は、断面がほぼU型を成しており、このUの各腕に相当する部分が第1及び第2突出片部56,57を成し、それぞれが隣接する底板部材10,10の各側板連結穴16,16に嵌まり込んで、2つの底板部材10,10を連結する。
歩道形成板60は、図11に示すように、正六角形を二等分割した形状で、そのサイズは、底板部材10の上板11の1/2である。つまり、2枚の歩道形成板60,60を併せたサイズが、底板部材10の上板11のサイズである。この歩道形成板60の裏面には、底板部材10の側板取付穴16に嵌まり込む取付具61が固定されている。
次に、以上で説明したガーデニングキットの各構成部材の利用形態について説明する。
まず、本実施形態のガーデニングキットによる基本的な植木鉢の組立て方について説明する。
図1及び図2に示すように、1つの底板部材10と、6枚の側板部材20,20,…と、6つの第1側板連結部材30,30,…を準備し、各側板部材20の取付突出部26を、それぞれ底板部材10の6つの側板取付穴16,16,…に差し込む。続いて、各第1側板連結部材30を用いて、側板部材20,20相互を連結する。この際、図6に示すように、隣接する側板部材20,20のうち、一方の側板部材20の側板連結穴25に、第1側板連結部材30の第1突出片部31をはめ込み、他方の側板連結部材20の側板連結穴25に、この第1側板連結部材30の第2突出片部32をはめ込む。
以上で、基本的な植木鉢は完成する。
この基本的な植木鉢を複数連結する場合には、図1に示すように、第1底板連結部材50と、第2及び第3側板連結部材35,40とを用いる。具体的には、ほぼ組み上がった2つの植木鉢の底板部材10,10を第1底板連結部材50で連結する。この連結で、一方の植木鉢の1つの側板部材20の外面と他方の植木鉢の1つの側板部材20の外面とが接し合うことになる。この外面相互が接し合っている2枚の側板部材10,10を、図5に示すように、第3側板連結部材40で連結する。さらに、外面相互が接し合っている2枚の側板部材に隣接している側板部材であって、一方の植木鉢の側板部材と他方の植木鉢の側板部材とを第2側板連結部材35で連結する。なお、ここでは、先に植木鉢をほぼ組み上げてから、底板部材10,10相互を連結しているが、底板部材10,10相互を連結してから、これらの底板部材10に側板部材20を組み付けてもよい。また、ここでは、2つの植木鉢を連結するにあたり、第1底板連結部材50と第2及び第3側板連結部材35,40とを用いるが、第1底板連結部材50と第2及び第3側板連結部材35,40とのうちの一方の連結部材のみを用いてもよい。
本実施形態では、以上のように複数の植木鉢を二次元的に自由に連結することができるので、各種形状の花壇、各種サイズの花壇を造ることができる。具体的には、図12に示すような矩形状の花壇、図13に示すような三角形状の花壇、図14に示すようなX状の花壇、図15に示すような正六角形状の花壇等を造ることができる。さらに、本実施形態では、図15の斜線内領域のように、複数の底板部材10,10相互を連結した上で、底板部材10,10相互間の仕切りとしての側板部材20を設けなければ、より大きな正六角形の植木鉢を造ることができる。もちろん、図12や図13に示す花壇において、内側の底板部材10に側板部材20を設けなければ、より大きな矩形状の植木鉢や三角形状の植木鉢も造ることができる。なお、側板部材20を組み付けないときの底板部材10,10相互の連結、つまり、図15の斜線内領域の底板部材10,10相互の連結においては、第1底板連結部材51を用いてもよいが、図10に示すように、第2底板連結部材55を用いた方が、底板部材10の側板取付穴16を塞ぐことができるので好ましい。
また、本実施形態では、底板部材10と歩道形成板60を用いて、歩道を構成することも可能である。図11に示すように、まず、取付具61が固定されている2枚の歩道形成板60,60と、底板部材10とを準備し、歩道形成板60に固定されている取付具61を底板部材10の側板取付穴16に嵌め込み、底板部材10上に2枚の歩道形成板60を取り付ける。このように、歩道形成板60が取り付けられた複数の底板部材10,10相互を、第1底板連結部材51を用いて連結し、図1に示すように歩道を造る。この歩道は、植木鉢を構成している底板部材10と歩道を構成している底板部材10とを連結することにより、植木鉢に隣接さることはもちろん、植木鉢とは独立させて設けることも可能である。なお、本実施形態では、1つの底板部材10に対して、2枚の歩道形成板60を取り付けているが、歩道形成板のサイズを変えることにより、三枚以上の歩道形成板を取り付けるようにしてもよい。また、以上とは逆に、1つの底板部材10に対して一枚の歩道形成板を取り付けるようにしてもよいし、歩道形成板のサイズをより大きくして、複数の底板部材上に一枚の歩道形成板を取り付けるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態のガーデニングキットによれば、各種形状の植木鉢、各種サイズの植木鉢、さらには各種形状の花壇、各種サイズの花壇を造ることができる。さらに、庭園内の遊歩道をも造ることができるので、極めて多様な庭園を造ることができる。
また、マンション等の屋上やベランダ等に見られる花壇のように、屋上等の上に、レンガ等を用いて造られた花壇では、排水溝の設置等が必要になるが、本実施形態のガーデニングキットを用いて花壇を造れば、底板部材10の上板11の水抜き孔12から排出された水は、底板部材10の下板13上を流れることになるので、特別に排水溝を設置する手間が不要になり、花壇施工の手間を軽減することもできる。
なお、以上の実施形態の底板部材10は、その形状が正六角形であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、丸、三角形、四角形、その他の多角形であってもよい。但し、複数の底板部材を二次元的に連結して、各種形状の花壇を造る場合、複数の底板部材相互間に隙間が生じないようにするために、底板部材の形状は、本実施形態のように、正六角形や、正三角形、正方形、長方形のいずれかであることが好ましい。
また、以上の実施形態の各種側板連結部材30,35,40は、突出片部とフランジ部とが一体形成されたものであるが、突出部とフランジ部とが別体であってもよい。例えば、図7に示すように、第1側板連結部材30の変形例として、突出部32a,32aとアーム部33とが一体形成され、突出部32a,32aにネジ穴が形成されている側板連結片31aと、突出部32aのネジ穴に捩じ込まれるフランジ付きネジ34aとで、第1側板連結部材30aを構成してもよい。この場合、突出部32aを円柱状に形成する関係で、側板部材20の側板連結穴は円筒状の貫通孔となる。また、図8に示すように、第3側板連結部材40の変形例として、ネジ穴が形成されているフランジ付き突出部41aと、このネジ穴に捩じ込まれるフランジ付きネジ44aとで第3側板連結部材40aを構成してもよい。この場合も、突出部41aを円柱状に形成する関係で、側板部材20の側板連結穴25aは円筒状の貫通孔となる。
次に、図16〜図18を用いて、本発明に係る第二の実施形態としてのガーデニングキットについて説明する。
本実施形態のガーデニングキットは、図16に示すように、植木鉢の底を形成する上底板部材70と、植木鉢の側面を形成する側板部材80と、第一の実施形態と同様の各種側板連結部材30,35,40と、を備えている。
上底板部材70は、図17に示すように、正六角形状の底板71と、正六角形の底板71の各辺に設けられている側板72と、底板71の各辺から放射方向に突出してい側板取付部73と、を有している。
側板部材80は、図18に示すように、矩形板状を成し、その一方の面82は、植木鉢の外面を形成し、他方の面83は植木鉢の内面を形成する。矩形状の外面82の短辺の長さは、正六角形状の底板部材70の一辺の長さと一致している。また、側板部材80の内面83に対する側面84の角度は、正六角形の内角の角度である120°になっている。側板部材80の上面及び下面には、向かい合っている面側へ切り込まれた側板連結穴85,85が形成されている。この側板連結穴85,85は、側板部材80の上面及び仮面であって、その左右に各々形成されている。また、この側板部材80は、内面83から外面82へ貫通し、上底板部材70の側板取付部73が嵌まり込む複数の上底支持孔86,86,86が形成されている。複数の上底支持孔86,86,86は、上下方向に並んでいる。
次に、以上で説明したガーデニングキットの各構成部材の利用形態について説明する。
まず、本実施形態のガーデニングキットによる基本的な植木鉢の組立て方について説明する。
図16に示すように、1つの上底板部材70と、6枚の側板部材80,80,…と、12つの第1側板連結部材30,30,…を準備し、各側板部材80の上底支持部86に上底部材70の各側板取付部73を差し込むことで、各側板部材80を上底板部材70に取り付ける。この際、各側板部材80の複数の上底支持部86のうち、同一レベルの上底支持部86に、上底板部材70の各側板取付部73を差し込む。続いて、各第1側板連結部材30を用いて、第一の実施形態と同様に、側板部材80,80の上部相互、及び側板部材80,80の下部相互を連結する。
以上で、基本的な植木鉢は完成する。
この基本的な植木鉢を複数連結する場合には、第一の実施形態のように、第2及び第3側板連結部材35,40を用いる。具体的には、ほぼ組み上がった2つの植木鉢の側面部材80,80相互を第2及び第3側板連結部材35,40を用いて連結する。この連結では、外面相互が接し合っている一方の植木鉢の側板部材80と他方の植木鉢の側板部材80とを第3側板連結部材40で連結し、さらに、外面相互が接し合っている2枚の側板部材に隣接している側板部材であって、一方の植木鉢の側板部材80と他方の植木鉢の側板部材80とを第2側板連結部材35で連結する。
本実施形態でも、以上のように複数の植木鉢を連結することができるので、各種形状の花壇、各種サイズの花壇を造ることができる。
また、本実施形態では、側板部材80に、上下方向に並んだ複数の上底支持部86,86,86が形成されているので、上底板部材70のレベルを容易に変えることができる。なお、第一の実施形態においても、本実施形態と同様に、側板部材20に複数の上底支持部を形成し、底板部材10の他に、別途、上底部材を準備し、植木鉢の底のレベルを変えられるようにしてもよい。
本発明に係る第一の実施形態におけるガーデニングキットを用いて造った花壇の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における植木鉢を示す図で、同図(a)は植木鉢の平面図、同図(b)は植木鉢の側面図、同図(c)は同図(a)におけるC-C断面図である。 本発明に係る第一の実施形態における底板部材を示す図で、同図(a)は底板部材の平面図、同図(b)は同図(a)におけるB矢視図、同図(c)は同図(a)におけるC矢視図、同図(d)は同図(a)におけるD-D断面図である。 本発明に係る第一の実施形態における側板部材を示す図で、同図(a)は側板部材の平面図、同図(b)は側板部材の正面図、同図(c)は側板部材の側面図である。 本発明に係る第一の実施形態における第2及び第3側板連結部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における第1側板連結部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における変形例としての第1側板連結部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における変形例としての第3側板連結部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における第1底板連結部材及び底板部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における第2底板連結部材及び底板部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における歩道形成板及び底板部材の斜視図である。 本発明に係る第一の実施形態における花壇の平面図(その1)である。 本発明に係る第一の実施形態における花壇の平面図(その2)である。 本発明に係る第一の実施形態における花壇の平面図(その3)である。 本発明に係る第一の実施形態における花壇の平面図(その4)である。 本発明に係る第二の実施形態におけるガーデニングキットを用いて造った植木鉢を示す図で、同図(a)は植木鉢の平面図、同図(b)は植木鉢の側面図、同図(c)は同図(a)におけるC-C断面図である。 本発明に係る第二の実施形態における上底板部材を示す図で、同図(a)は上底板部材の平面図、同図(b)は上底板部材の側面図である。 本発明に係る第二の実施形態における側面部材を示す図で、同図(a)は側面部材の平面図、同図(b)は側面部材の正面図、同図(c)は側面部材の側面図である。
符号の説明
10:底板部材、11:上板、12:水抜き孔、13:下板、15:矩形支柱、16:側板取付穴、20,80:側板部材、21:側板本体、22,82:外面、23,83:内面、25,85:側板連結穴、26:取付突出部、30:第1側板連結部材、35:第2側板連結部材、40:第3側板連結部材、50:第1底板連結部材、55:第2底板連結部材、60:歩道形成板、61:取付具、70:上底板部材、73:側板取付部、86:上底支持穴

Claims (11)

  1. 植木鉢を作ることが可能なガーデニングキットにおいて、
    前記植木鉢の底面を形成する底板部材を備え、
    前記底板部材は、前記植木鉢の側面を形成する側板部材を取り付けることが可能な側板取付部と、該底板部材相互を隣接させた状態で連結するための底板連結部材を取り付けることが可能な連結部材取付部とが形成され、
    前記底板部材の前記側板取付部は、前記連結部材取付部を兼ね、
    前記底板部材は、互いに対向している上板及び下板と、該上板と該下板とを連結する支柱と、を有し、該支柱には、該上板を貫通して該下板に向って伸びる側板取付穴が形成され、
    前記支柱は、前記連結部材取付部を兼ねる前記側板取付部を形成し、該支柱の前記側板取付穴は、前記側板部材の一部が取り付けられる部分を成し、該支柱の外周は、前記底板連結部材としての第1底板連結部材が取り付けられる部分を成す、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  2. 請求項1に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記第1底板連結部材を備え、
    前記第1底板連結部材は、隣接している2つの前記底板部材のうちの一方の底板部材の支柱の外周に係合する第1係合部と、他方の底板部材の支柱の外周に係合する第2係合部とを有する、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記底板連結部材としての第2底板連結部材を備え、
    前記第2底板連結部材は、隣接している2つの前記底板部材のうちの一方の底板部材の側板取付穴に嵌まり込む第1突出部と、他方の底板部材の側板取付穴に嵌まり込む第2突出部とを有する、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    1以上の前記側板部材を備え、
    前記側板部材は、前記底板部材の前記側板取付穴に嵌まり込む取付突出部を有する、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  5. 請求項4に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記側板部材は、前記取付突出部が形成されている側とは反対側の端部に、側板連結穴が形成され、
    その側辺相互が接触し合っている2つの前記側板部材のうちの一方の側板部材の前記側板連結穴に入り込む第1突出部と、他方の側板部材の前記側板連結穴に入り込む第2突出部とを有する側板連結部材を備えている、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  6. 請求項1から3のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    1以上の前記側板部材を備え、
    前記側板部材は、前記植木鉢の内側面を形成する内面と、該内面から凹んだ又は突出した1以上の上底支持部とを有する、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  7. 請求項6に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記側板部材の前記上底支持部に係合する側板取付部を有する上底板部材を備えている、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記底板部材の前記上面に載せられる歩道形成板と、
    前記底板部材の前記側板取付穴に嵌まり込む取付突出部を有し、歩道形成板に固定される歩道形成板取付部材と、
    を備えていることを特徴とするガーデニングキット。
  9. 請求項1から5、及び8のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記底板部材は、該底板部材の前記上板を貫通し、外部に通じる水抜き孔が形成されている、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載のガーデニングキットにおいて、
    前記底板部材は、前記植木鉢の底面に対応する前記上板の形状が、正三角形、正方形、長方形、正六角形のいずれかの形状である、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
  11. 植木鉢を作ることが可能なガーデニングキットにおいて、
    前記植木鉢の側面を形成する複数の側板部材と、
    前記側板部材とは独立した部材であって、前記植木鉢の底を形成する上底部材と、
    を備え、
    複数の前記側板部材は、それぞれ、前記植木鉢の内側面を形成する内面と、該内面から凹んだ又は突出した複数の上底支持部と、側板部材相互を連結する側板連結部材に係合する係合部とを有し、
    複数の前記上底支持部は、前記側板部材の上下方向に並んでいる、
    ことを特徴とするガーデニングキット。
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