JP3121925U - 墓構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐震性に優れ、遺骨の出し入れが容易であり、作業性が良好であって、防埃性に優れた墓構造を提供する。
【解決手段】断面略逆U字状からなり側壁と上壁を構成する石板と、前記断面略逆U字状の石板の内壁に沿う形状からなり前壁を構成する前壁石板と、前壁石板と同形状からなり後壁を構成する後壁石板からなる墓構造であって、前記断面略逆U字状の石板をトンネル状に立設し、前記トンネル状に立設された石板の開口を塞ぐように前壁石板と後壁石板とを対向させて立設して成り、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置すると共に、前記トンネル状に立設された石板の前端が前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成し、前記トンネル状に立設された石板の後端が後壁石板より後方に突出した後庇部を形成したことを特徴とする墓構造。
【選択図】図1

Description

本考案は、耐震性、作業性および防汚性に優れた墓構造に関する。
従来の墓は、地面に扁平な芝台を設置した上に、横長四角柱からなる中台と上台とを積み重ね、さらに縦長四角柱からなる棹石を積み重ねて成る。また、従来の墓は、箱型の納骨室が芝台下方の地中に埋め込まれる。
この従来の墓は、通常、中台、上台、棹石と上方に積み重ねた順番に底面積が小さくなり、しかも頂上に位置する棹石は底面積が小さく縦長形状であるから、耐震性に不安がある。
また、従来の墓は、地中に納骨室を有しているので、納骨の出し入れ作業が煩雑である。また、雨水がたまり易く、納骨室の環境として好ましいものではなかった。
また、従来の墓は、棹石の正面に家名や家紋などを彫り込んでいるが、その凹部に埃などがたまりやすく、防汚性に不安がある。
そこで、本考案は、耐震性、作業性及び防汚性を可及的に向上させるべく創作されたものであり、次のような手段を講じた。
本考案は、側壁を構成する一対の側壁石板と、上壁を構成する上壁石板と、前壁を構成する前壁石板と、後壁を構成する後壁石板からなる墓構造であって、一対の側壁石板を左右方向に対向させて立設すると共に、一対の側壁石板の間に前壁石板と後壁石板とを前後方向に対向するように立設し、一対の側壁石板を連結するように上壁石板を形成して成り、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置すると共に、上壁石板の前端が前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成し、上壁石板の後端が後壁石板より後前方に突出した後庇部を形成したことを特徴とする墓構造である。
また、本考案は、断面略逆U字状からなり側壁と上壁を構成する石板と、前記断面略逆U字状の石板の内壁に沿う形状からなり前壁を構成する前壁石板と、前壁石板と同形状からなり後壁を構成する後壁石板からなる墓構造であって、前記断面略逆U字状の石板をトンネル状に立設し、前記トンネル状に立設された石板の開口を塞ぐように前壁石板と後壁石板とを対向させて立設して成り、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置すると共に、前記トンネル状に立設された石板の前端が前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成し、前記トンネル状に立設された石板の後端が後壁石板より後方に突出した後庇部を形成したことを特徴とする墓構造である。
このように、一対の側壁石板を左右方向に対向させて立設すると共に、一対の側壁石板の間に前壁石板と後壁石板とを前後方向に対向するように立設し、一対の側壁石板を連結するように上壁石板を形成して成り、又は、断面略逆U字状の石板をトンネル状に立設し、前記トンネル状に立設された石板の開口を塞ぐように前壁石板と後壁石板とを立設した構造であるから、安定性及び耐震性に優れている。
また、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置しているから、遺骨の出し入れが容易であり作業性が良好である。
また、前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成しているから、前壁石板に掘り込まれた家名などに埃がたまり難く、防埃性に優れている。
また、後壁石板より後方に突出した後庇部を形成しているから、後壁石板に設置した納骨室に繋がる開口扉に対する雨水等の影響を軽減させることができ、耐久性を向上させることができる。
本考案は、上述のとおり、耐震性に優れ、遺骨の出し入れが容易であり作業性が良好であって、埃がたまり難く防埃性に優れている。
以下、本考案を実施するための最良の形態を、実施例として示す各図と共に説明する。
図1ないし図6は本考案の実施例である。図1は、本考案である墓Hの斜視図であり、図2は墓Hの側面図であり、図3は墓Hの正面図であり、図4は墓Hの背面図であり、図5、6は墓Hの断面図である。
本考案の墓Hの主要部は、側壁を構成する一対の側壁石板11、12と、上壁を構成するアーチ形状の上壁石板13と、前壁を構成する前壁石板20と、前壁石板20と同形状からなり後壁を構成する後壁石板30からなる墓であって、一対の側壁石板11、12を左右方向に対向させて立設すると共に、一対の側壁石板11、12の間に前壁石板20と後壁石板30の両者を前後方向に対向するように立設し、さらに、一対の側壁石板11、12を連結するように上壁石板13を形成して成り、前壁石板20と後壁石板30との間に納骨室40を形成し、後壁石板30に納骨室40に繋がる開口扉31を設置すると共に、上壁石板13の前端が前壁石板20よりも前方に突出した前庇部14を形成し、上壁石板13の後端が後壁石板30より後前方に突出した後庇部15を形成した墓構造である。
具体的には、断面略逆U字状からなり側壁と上壁を構成する石板(11、12、13)と、前記断面略逆U字状の石板(11、12、13)の内壁に沿う形状からなり前壁を構成する前壁石板20と、前壁石板20と同形状からなり後壁を構成する後壁石板30からなる。
断面略逆U字状の石板(11、12、13)は、側壁石板11、12と上壁石板13とからなる。側壁石板11、12は左右一対であり、上壁石板13は側壁石板11、12の上端を連結するようにアーチ状に形成される。この断面略逆U字状の石板(11、12、13)は、上下を逆向きにした略U字に立設されており、トンネル状に立設される。
トンネル状に立設された状態の石板(11、12、13)は、前後方向に開口を有することになるが、この開口を塞ぐように前壁石板20と後壁石板30とが立設される。前壁石板20と後壁石板30は、いずれも断面略逆U字状の石板(11、12、13)の内壁に沿う形状で構成される。前壁石板20と後壁石板30は、いずれもトンネル状に立設された石板(11、12、13)の下方(内部)に立設されるが、前壁石板20はトンネル状に立設された石板(11、12、13)の前端よりもやや内側に立設し、後壁石板30もトンネル状に立設された石板(11、12、13)の後端よりもやや内側に立設する。このような構造からなるので耐震性に優れる。
なお、前壁石板20には、家名や家紋などを彫り込むための石板21を設けている。また、前壁石板20には、納骨室40の換気を行うための換気口22を設けている。また、後壁石板30には、納骨室40に繋がる開口扉31を設けている。なお、前壁石板20の前方には、花を立てるための花立水鉢5が設置される。
前壁石板20と後壁石板30とは所定の距離を隔てて立設され、前壁石板20と後壁石板30との間には納骨室40が形成される。納骨室40は、前壁石板20、後壁石板30、上壁石板13、側壁石板11、12とで囲まれた空間である。納骨室40には棚板41が設けられ、棚板41には骨壷42が載置される。後壁石板30には納骨室40に繋がる開口扉31を設置されており、開口扉31を開けて骨壷42の出し入れを行う。遺骨の出し入れが容易であり作業性が良好である。
トンネル状に立設された石板(11、12、13)の前端は前壁石板20よりも前方に突出し、前庇部14を形成する。また、側壁石板11、12の前端も、前壁石板20よりも前方に突出し、側方庇部16、17を形成する。前庇部14と側方庇部16、17は連結しており一体的である。前庇部14及び側方庇部16、17は、上方及び側方からの雨水や埃などの防御壁となる。
トンネル状に立設された石板(11、12、13)の後端は後壁石板30よりも後方に突出し、後庇部15を形成する。また、側壁石板11、12の後端も、後壁石板30よりも後方に突出し、側方庇部18、19を形成する。後庇部15と側方庇部18、19は連結しており一体的である。後庇部15及び側方庇部18、19は、上方及び側方からの雨水や埃などの防御壁となる。
なお、断面略逆U字状の石板(11、12、13)の内部には補強用鉄筋6が埋設されている。また、断面略逆U字状の石板(11、12、13)の内壁にはステンレス製の防水体板7が形成される。また、前壁石板20、後壁石板30の裏面(納骨室側)にもステンレス製の防水板体が形成されており、よって納骨室40の内側は防水板体で囲われることになる。
また、実施例に係る墓Hは、高さ約120cm、左右幅約100cm、下端の前後幅(奥行)85cm、上端の前後幅150cmである。
本考案の実施例の斜視図 本考案の実施例の側面図。 本考案の実施例の正面図 本考案の実施例の背面図。 本考案の実施例の断面図 本考案の実施例の断面図。
符号の説明
H 墓
11 側壁石板
12 側壁石板
13 上壁石板
14 前庇部
15 後庇部
16 側方庇部
17 側方庇部
18 側方庇部
19 側方庇部
20 前壁石板
22 換気口
30 後壁石板
31 開口扉
40 納骨室
41 棚板
42 骨壷
5 花立水鉢
6 鉄筋
7 防水板体

Claims (2)

  1. 側壁を構成する一対の側壁石板と、上壁を構成する上壁石板と、前壁を構成する前壁石板と、後壁を構成する後壁石板からなる墓構造であって、一対の側壁石板を左右方向に対向させて立設すると共に、一対の側壁石板の間に前壁石板と後壁石板とを前後方向に対向するように立設し、一対の側壁石板を連結するように上壁石板を形成して成り、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置すると共に、上壁石板の前端が前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成し、上壁石板の後端が後壁石板より後前方に突出した後庇部を形成したことを特徴とする墓構造。
  2. 断面略逆U字状からなり側壁と上壁を構成する石板と、前記断面略逆U字状の石板の内壁に沿う形状からなり前壁を構成する前壁石板と、前壁石板と同形状からなり後壁を構成する後壁石板からなる墓構造であって、前記断面略逆U字状の石板をトンネル状に立設し、前記トンネル状に立設された石板の開口を塞ぐように前壁石板と後壁石板とを対向させて立設して成り、前壁石板と後壁石板との間に納骨室を形成し、後壁石板に納骨室に繋がる開口扉を設置すると共に、前記トンネル状に立設された石板の前端が前壁石板よりも前方に突出した前庇部を形成し、前記トンネル状に立設された石板の後端が後壁石板より後方に突出した後庇部を形成したことを特徴とする墓構造。

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