JP6913959B2 - 育成用組立体 - Google Patents

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本発明は、昆虫、小動物又は植物を育成するためのコンテナに関し、より具体的には、用途の要求に従って柔軟に組み立てることができ、複数の育成用組立体を並列に(隣り合わせに)組み立てる際の労力を削減することができる育成用組立体に関する。
育成箱は、昆虫、小動物又は植物を繁殖させるためのコンテナである。しかしながら、魚類、エビ類又は植物を繁殖させることは、養殖池の建設のため又は植え付けのための大面積の土地を必要とする。都市部の土地は、多くはなく高価であり、大規模の育成の要求を満たすことができない。多くの都市部の住人は、育成のために、又は環境緑化のためにさえも育成箱を使用している。
伝統的な育成箱は1つのコンテナのみを有する。複数の伝統的な育成箱が育成のために使用される場合、それらの伝統的な育成箱の配置は、土地及び空間の制約に従って行われることになる。伝統的な育成箱は積み重ね用の要素を欠くので、この伝統的な育成箱は、並列(隣り合わせ)配置に好適であるにすぎない。2つの伝統的な育成箱が単純に積み重ねられる場合、積み重ね用の要素を欠くため、その2つの伝統的な育成箱の間に空間は存在しない。その2つの伝統的な育成箱のうちの下方のものは、通気状態が悪く十分な光を受け取ることができない。それゆえ、伝統的な育成箱は、積み重ねに好適ではなく、空間利用においても限界がある。伝統的な育成箱は、積み重ね用の付加的なフレームによって支持される必要がある。さらに、伝統的な育成箱は、2つの伝統的な育成箱の2つの隣接するコンテナを並列に組み合わせるための要素を欠く。それゆえ、この2つの隣接するコンテナは、ずれやすい。
この伝統的な育成箱の上述の欠点を改良するために、従来の育成箱が発案されている。この従来の育成箱は、コンテナと、この従来の育成箱のコンテナ上に配設された組み合わせ要素とを有する。従来の育成箱の組み合わせ要素は、従来の育成箱のコンテナに直接配置されており、このため、2つの従来の育成箱が組み合わされる場合、この2つの従来の育成箱のうちの一方は、2つの従来の育成箱の他の一方と組み合わせるために移動される必要がある。上記従来の育成箱のコンテナを移動するには労力がかかり、とりわけ、上記従来の育成箱のコンテナがその中に物体を有している場合には、上記コンテナを移動するには労力がかかる。
従来の育成箱の短所を克服するために、本発明は、上述の課題を軽減又は解消するための育成用組立体を提供する。
本発明の主な目的は、組み立てが容易であり省力化できる育成用組立体を提供することである。
当該育成用組立体は、コンテナと、このコンテナの外部を向く少なくとも1つの第1係合構造と、係合部材とを備える。この係合部材は、別の育成用組立体のコンテナを並列に(隣り合わせに)連結するように構成されている。係合部材は、反対方向を向く2つの第2係合構造を有する。この2つの第2係合構造の各1つは、少なくとも1つの第1係合構造のうちの1つと係合することができる。当該育成用組立体のコンテナは、上記係合部材を介して、そしてコンテナを移動させるために多大な労力を費やすことなく、別の育成用組立体のコンテナに並列に連結することができる。
本発明の他の目的、優位点及び新規な特徴は、添付の図面と合わせて解釈すると、以下の詳細な説明からより明らかになる。
図1は、一緒に直立して組み立てられる2つの育成用組立体を示す本発明の第1実施形態の斜視図である。 図2は、図1の第1実施形態の部分拡大斜視図である。 図3は、図1の第1実施形態の分解斜視図である。 図4は、図1の第1実施形態の2つの育成用組立体のうちの1つのコンテナの斜視図である。 図5Aは、図4のコンテナの部分拡大斜視図である。 図5Bは、図4のコンテナの別の部分拡大斜視図である。 図6は、図1の第1実施形態の部分分解斜視図である。 図7Aは、図1の第1実施形態の排水ボードの拡大斜視図である。 図7Bは、図1の第1実施形態の排水ボードの斜視図である。 図8は、並列に連結されている2つの育成用組立体の2つのコンテナを示す、図1の第1実施形態の別の分解斜視図である。 図9は、一緒に連結されている4つの育成用組立体を示す、図1の第1実施形態の斜視図である。 図10は、本発明に係る第2実施形態の部分分解斜視図である。 図11は、並列に連結されている2つの育成用組立体を示す、図10の第2実施形態の斜視図である。 図12は、本発明が水平方向に成長する植物を育成するために応用できることを示す、本発明の稼働状態の斜視図である。 図13は、本発明が長手方向に成長する植物を育成するために応用できることを示す、一部断面で示す本発明の別の稼働状態の斜視図である。 図14は、本発明が植物及び魚類の両方を育成するために応用できることを示す、本発明の別の稼働状態の斜視図である。 図15は、本発明に係る第3実施形態の斜視図である。 図16は、図15の第3実施形態の部分分解斜視図である。 図17は、本発明に係る第4実施形態の斜視図である。 図18は、第4実施形態の部分拡大斜視図である。 図19は、図17の第4実施形態の、一部断面で示す側面図である。
図1〜図3に示すように、本発明に係る第1実施形態は、2つの育成用組立体1を有する。各育成用組立体1はコンテナ10を有する。この2つの育成用組立体の各々は4つの連結部材20を有する。
図3、図4、図5A及び図5Bに示すように、上記2つの育成用組立体1のコンテナ10は互いに構造的に同一であり、説明の簡潔さのため、コンテナ10の一方のみを以降で紹介する。コンテナ10は、断面と、底部11と、囲壁12と、開口部13とを有する。コンテナ10の断面は、矩形であり、4つの隅部を有する。囲壁12は、環状であり、底部11に直立して(すなわち上下方向に)形成されており、4つの側板121と4本の支柱122とを有する。4つの側板121は、矩形形状にループを形成する。4つの側板121の各1つは、上面と、側板121のこの上面に等間隔で画定される複数の組み合わせ穴1211とを有する。コンテナ10の開口部13は、囲壁12の4つの側板121によって取り囲まれており、位置に置いて底部11と反対側にある。
本発明の第1実施形態では、各育成用組立体1のコンテナ10の個数は1である。実際には、各育成用組立体1のコンテナ10の個数は限定されない。本発明の第1実施形態では、各コンテナ10の断面は矩形であり、コンテナ10の囲壁12の側板121の個数は4であり、コンテナ10の囲壁12の支柱122の個数は4である。実際には、各コンテナ10の断面の形状並びに側板121及び支柱122の個数は限定されない。各コンテナ10の断面は三角形状であってもよいし、他の多角形状であってもよい。
図4、図5A及び図5Bに示すように、4本の支柱122は、底部11からコンテナ10の開口部13まで直立して延在し、等角度間隔で配設されている。第1実施形態では、4本の支柱122は、それぞれ、コンテナ10の4つの隅部に配設されている。各支柱122は、隣接する2つの側板121間に配設されている。各支柱122は、第1端と、第2端と、第1連結構造123と、第2連結構造124とを有する。支柱122の第1端及び第2端は、位置に置いて反対側にある。第1連結構造123は、支柱122の第1端に配設されている。第2連結構造124は、支柱122の第2端に配設されている。第1連結構造123は、構造において第2連結構造124に対応する。各支柱122の第1連結構造123は、コンテナ10の底部11に隣接して配設されており、5本の挿入棒として実施されている。この5本の挿入棒は、主挿入棒1231と、主挿入棒1231を等角度間隔で取り囲む4本の補助挿入棒1232とに区分される。主挿入棒1231は、4本の補助挿入棒1232の各1本の直径よりも大きい直径を有する。
図4、図5A及び図5Bに示すように、各支柱122の第2連結構造124は、構造及び位置において第1連結構造123の5本の挿入棒に対応して配置される5つの挿入穴である。この5つの挿入穴は、主挿入穴1241と、主挿入穴1241を等角度間隔で取り囲む4つの補助挿入穴1242とに区分される。主挿入穴1241は、4つの補助穴1242の各1つの直径よりも大きい直径を有する。
第1実施形態では、4本の支柱122の各1本の第1連結構造123は上記5本の挿入棒を有し、4本の支柱122の各1本の第2連結構造124は上記5つの挿入穴を有する。あるいは、4本の支柱122の各1本の第1連結構造123が5つの挿入穴であってもよく、4本の支柱122の各1本の第2連結構造124が5本の挿入棒であってもよい。各支柱122の第1連結構造123及び第2連結構造124の構成は、第1連結構造123が構造において第2連結構造124に対応する限り、限定されない。
図6に示すように、各連結部材20は、角柱であり、周面と、第1端と、第2端と、第1連結構造21と、第2連結構造22とを有する。この周面は、4つの取り囲む側面で構成される。連結部材20の第1端及び第2端は、位置に置いて反対側にある。第1連結構造21及び第2連結構造22は、それぞれ、連結部材20の第1端及び第2端に配設されている。各連結部材20の第1連結構造21の構造は、各支柱122の第1連結構造123の構造と同じであり、5本の挿入棒として実施されている。各連結部材20の第2連結構造22の構造は、各支柱122の第2連結構造124の構造と同じであり、第1連結構造123、21のうちの1つの5本の挿入棒と係合することができる5つの挿入穴として実施されている。
図1、図3、図4及び図6に示すように、4つの連結部材20の4つの第1連結構造21は、それぞれ、4本の支柱122の4つの第2連結構造124と係合する。各連結部材20の第1端は、コンテナ10の開口部13に隣接して配設されている。
図6に示すように、各育成用組立体1は、コンテナ10に対して外側を向く少なくとも1つの第1係合構造23、24を有する。各育成用組立体1の少なくとも1つの第1係合構造23、24は、4つの連結部材20に形成されている。好ましくは、各連結部材20に形成されている第1係合構造23、24の個数は4である。4つの第1係合構造23、24は、連結部材20の周面の4つの側面にそれぞれ形成されている。第1係合構造23のうちの2つは、連結部材20の周面の4つの側面のうちの2つにそれぞれ形成されている。第1係合構造23のうちの上記2つは、コンテナ10に対して外側を向く。第1係合構造24のうちの他の2つは、連結部材20の周面の4つの側面のうちの他の2つにそれぞれ形成されている。本発明の第1実施形態では、各第1係合構造23、24は、連結部材20の第2端に向かって幅が漸増する拡張部231を有する細長い蟻溝である。
図8に示すように、各育成用組立体1は、係合部材30をさらに有する。2つの育成用組立体1の係合部材30は、互いに構造的に同一であり、説明の簡潔さのため、係合部材30のうちの1つのみを以降で紹介する。係合部材30は、反対方向を向く2つの第2係合構造31を有する。係合部材30の各第2係合構造31は、細長い突起部であり、細長い蟻溝として実施されている各第1係合構造23、24に対応する蟻継ぎ部を有する。各第2係合構造31及び各第1係合構造23、24の断面は、各第1係合構造23、24が第2係合構造31と係合することができる限り、円形であってもよく、いずれかの他の多角形状であってもよい。
図1、図3、図4、図6及び図8に示すように、2つの育成用組立体1のうちの1つのコンテナ10の4本の支柱122の4つの第1連結構造123は、4つの連結部材20の4つの第2連結構造22にそれぞれ連結されている。4つの連結部材20により、2つの育成用組立体1の2つのコンテナ10を直立して(すなわち上下方向に)組み立てられるようになっている。2つのコンテナ10間に配設されている4つの連結部材20は、2つのコンテナ10のうちの下方のものが十分な空気及び光の供給を受けるように、2つのコンテナ10を引き離している。本発明の第1実施形態では、2つの育成用組立体1は、いずれの付加的なフレームもなしに直立して組み立てることができる。それゆえ、使用者は、付加的なフレームを購入するための資金及び付加的なフレームを組み立てるための時間を節約することができる。
図3及び図8に示すように、2つの育成用組立体1のうちの1つは、組み合わせユニット40と、育成用基部50と、4つの柵60とをさらに有する。組み合わせユニット40は、細長く、天板41と、2つの側面板42と、2つの係合列43とを有する。天板41は伸長方向と内面411とを有する。2つの側面板42は、天板41の内面411に連結されてU字型部を形成する。2つの係合列43は、天板41の内面411に形成されており、2つの側面板42間に配設されている。各係合列43は、天板41の伸長方向にそって配置される複数の係合突起部431を有する。各係合列43の複数の係合突起部431の個数は、複数の組み合わせ穴1211の個数に対応する。
図8に示すように、2つの育成用組立体1は、並列に組み立てることができる。2つのコンテナ10のうちの一方の囲壁12の側板121のうちの1つは、2つのコンテナ10のうちの他の一方の囲壁12の側板121のうちの1つに対して十分に当接し、2つの当接した側板121となる。連結部材20のうちの2つは互いに当接し、2つの当接した連結部材20として画定される。2つの当接した連結部材20のうちの一方に形成されている第1係合構造23は、2つの当接した連結部材20の他の一方に形成されている第1係合構造23と整列する。係合部材30のうちの1つは、2つの当接した連結部材20間に下向きに挿入される。係合部材30の2つの第2係合構造31は、それぞれ、2つの当接した連結部材20にそれぞれ形成されている2つの第1係合構造23と係合する。それゆえ、2つの育成用組立体1の2つのコンテナ10は、並列に連結される。次に、組み合わせユニット40が、2つの当接した側板121に装着される。組み合わせユニット40の2つの組み合わせ列43の一方の複数の組み合わせ用突起部431は、それぞれ、2つの当接した側板121のうちの一方の複数の組み合わせ穴1211の中へ挿入される。組み合わせユニット40の2つの組み合わせ列43のうちの他の一方の複数の組み合わせ用突起部431は、それぞれ、2つの当接した側板121のうちの他の一方の複数の組み合わせ穴1211の中へと挿入される。2つのコンテナ10間の連結は、組み合わせユニット40によって強められる。各連結部材20に配設されている第1係合構造23の拡張部231は、連結部材20の第2連結構造22に隣接して配設されている。拡張部231は、各係合部材30に対して案内機能を提供し、各係合部材30が連結部材20のうちの2つの間に容易に挿入されることを促す。
実際には、4つの育成用組立体1の4つのコンテナ10は、図9に示されるようにして組み立てることができる。2つの直立して組み立てられるコンテナ10を有する2対の育成用組立体が並列に組み立てられる。
本発明の第1実施形態では、第1係合構造23、24は連結部材20に配設されており、第2係合構造31は係合部材30に配設されており、2つのコンテナ10は連結部材20及び係合部材30によって並列に組み立てられている。実際には、第1係合構造23及び第2係合構造31は、連結部材20に配設されてもよい。2つのコンテナ10は、連結部材20を介して、第1係合構造23、24を用いて並列に連結され、かつ連結部材20が第2係合構造31を用いて連結されてもよい。
図1、図3、図7A及び図7Bに示すように、育成用基部50は、コンテナ10のうちの1つの中に配設されている。育成用基部50は、上面51と、複数の空洞52と、4つの把持部53とを有する。複数の空洞52は、育成用基部50の上面51に離間して画定されている。複数の空洞52は、植物用ポットを受けるために用いられる。各2つの把持部53は、育成用基部50の上面51に離間して配設されており、斜向かいに配設されている。育成用基部50及びそれぞれ複数の空洞52に受けられた複数の植物用ポットを移動させるために、使用者は、コンテナ10の中へと手を伸ばして把持部53のうちの2つを掴むことができる。本発明の第1実施形態では、育成用基部50は、形状において各コンテナ10の断面に対応する矩形の輪郭を有する。各把持部53は、L字型の断面及び凹部を有する。2つの把持部53の2つの凹部は、互いに斜向かいに向き合うように配設されている。
図2、図5A及び図6に示すように、各柵60は、2つの反対側にある端部と、2つの第2係合構造61と、複数の挿入用突起部62とを有する。2つの第2係合構造61は、それぞれ、柵60の2つの反対側にある端部に配設されている。複数の挿入用突起部62は、柵60の底面に配設されている。複数の挿入用突起部62は、柵60にそって配置されており、コンテナ10の囲壁12の側板121のうちの1つの複数の組み合わせ穴1211に対応する。柵60は、2つの隣接する連結部材20間に挿入され、柵60の2つの第2係合構造61は、それぞれ、2つの連結部材20にそれぞれ配設されている2つの第1係合構造24と係合する。複数の挿入用突起部62は、柵60の下方に配設されている側板121のうちの1つの複数の組み合わせ穴1211の中へとそれぞれ挿入される。図1に示すように、4つの柵60は、2つのコンテナ10のうちの上方のものを保護する。
図1〜図4に示すように、2つのコンテナ10のうちの下方のものの囲壁12の各支柱122は、脚カバー70を備える。脚カバー70は、構造において各第1連結構造123、21に対応する第2連結構造71を有する。第2連結構造71は、上記5本の挿入棒と係合することができる5つの挿入穴を有する。脚カバー70の第2連結構造71の5つの挿入穴は、それぞれ、支柱122のうちの1つの第1連結構造123の5本の挿入棒に接して及びその5本の挿入棒の周りに配設されている。本発明の第1実施形態では、2つのコンテナ10のうちの下方のものの4本の支柱122は、それぞれ、4つの脚カバー70を備える。それゆえ、この第1実施形態は、安定して水平面に置くことができる。
図1〜図3及び図6に示すように、2つのコンテナ10のうちの上方のものに連結されている各連結部材20は、ほこり除け80を備え、第1連結構造81が第2連結構造124、22のうちの一方と係合することができる。第1連結構造81は、各第2連結構造124、22の5つの挿入穴に対応する5本の挿入棒を有する。この5本の挿入棒は、それぞれ、連結部材20のうちの1つの各第2連結構造22の5つの挿入穴の中へと挿入される。本発明の第1実施形態では、4つの連結部材20の4つの第2連結構造22は、それぞれ、異物が各連結部材20の連結構造22の中へと侵入することを防止するための4つのほこり除け80を備える。
図10に示すように、本発明の第2実施形態は、上記第1実施形態と実質的に同じであり、コンテナ10と、2つの係合部材30とを有する。第2実施形態では、4つの連結部材20は省略されている。各支柱122は、2つの第1係合構造125をさらに有する。各第1係合構造125は、支柱122の周面に形成されている細長い溝であり、支柱122の第2端に向かって徐々に広がる拡張部を有する。つまり、各第1係合構造125の拡張部は、コンテナ10の開口部13に向かって徐々に広がる。第2実施形態では、各係合部材30も、第1係合構造125のうちの1つと係合することができる2つの第2係合構造31を有する。
図10及び図11に示すように、2つのコンテナ10を並列に組み立てるために、2つのコンテナ10は、予め並べて置かれる。2つのコンテナ10のうちの一方の2つの隣接する支柱122は、それぞれ、2つのコンテナ10のうちの他の一方の2つの隣接する支柱122に対して当接し、他方で、2つのコンテナ10のうちの一方の2つの隣接する支柱122にそれぞれ配設されている2つの第1係合構造125は、それぞれ、2つのコンテナ10のうちの他の一方の2つの隣接する支柱122にそれぞれ配設されている2つの第1係合構造125と整列している。2つの係合部材30は、2つのコンテナ10間に下向きに挿入される。2つの係合部材30のうちの一方の2つの第2係合構造31は、それぞれ、2つの第1係合構造125と係合する。それゆえ、2つのコンテナ10は、並列に組み立てることができる。
図12及び図13に示すように、本発明は、サツマイモ又はジャガイモPを植え付けることができる。図12に示すように、本発明の柵60は、コンテナ10を保護するだけでなく、成長する植物に長手方向空間を提供するための土壌を保持するために利用することもできる。柵60は、植物に十分な発根深さを提供する。植物は、各コンテナ10の囲壁12の高さによって制限を受けることなく成長することができる。それゆえ、図12に示すように、本発明は、ジャガイモPを植え付けるのに好適である。加えて、並列に(隣り合わせに)組み立てられている2つのコンテナ10は、植物に成長用の水平の空間を提供する。それゆえ、本発明は、匍匐枝が水平方向に広がるサツマイモを植え付けるのにも好適である。図12に示すように、柵60のうちの1つは、柵60によって保持されている土壌を取り除くために、取り除くことができる。サツマイモPは露出し、これは収穫にとって好都合である。
図13に示すように、柵60の個数は12であってもよい。12の柵60は3組に分けられており、各組は4つの柵60を有する。3組の柵60は直立して組み立てられている。そして、各組は土壌を保持することができる。3組の柵60は、ジャガイモPの根茎により多くの成長用土壌を提供する。ジャガイモPの根茎の節の数は増え、これに応じてジャガイモPの塊茎の数は増える。それゆえ、直立して組み立てられている3組の柵60は、ジャガイモPの収穫における容易さを促す。
図14に示すように、各育成用組立体1の係合部材30は、2つのコンテナ10を並列に組み立てるために使用することができる。図14の上方のコンテナ10は、植物を育成するために応用することができる。図14の下方のコンテナ10は、魚類、エビ類又は他の小動物を育成するために応用することができる。上方のコンテナ10及び下方のコンテナ10の中の水は、付加的な再生利用システムを介して再生利用することができる。それゆえ、下方のコンテナ10の中で育成されている魚類及びエビ類の排泄物中の窒素及びリンは、上方のコンテナ10に移されて、上方のコンテナ10の中の植物に栄養源として与えられる。この付加的な再生利用システムを用いると、本発明は、アクアポニックスのために応用することができる。
図15及び図16に示すように、本発明の第3実施形態は、上記第1実施形態と実質的に同じであり、カバーセット80A及び4つのキャスター(脚輪)90をさらに有する。
カバーセット80Aは、支持フレーム81Aとメッシュカバー82Aとを有する。支持フレーム81Aは、図15の上方の育成用組立体1の4つの連結部材20に連結されている。支持フレーム81Aは、4つの組み立て要素811Aと、4つの直立桟812Aと、4つの連結要素813Aと、4つの横桟814Aとを有する。4つの組み立て要素811Aは、それぞれ、4つの連結部材20に連結されている。各組み立て要素811Aは固定用穴8111Aを有する。4つの直立桟812Aは、それぞれ、4つの組み立て要素811Aの4つの固定用穴8111Aの中へ挿入され、直立して配設されている。4つの連結要素813Aは、それぞれ4つの直立桟812Aに装着され、それぞれ4つの組み立て要素811Aから離れている。各横桟814Aは、2つの隣接する連結要素813Aに連結されている。
メッシュカバー82Aは、支持フレーム81Aに装着されており、上方の育成用組立体1のコンテナ10を覆っている。メッシュカバー82Aは、本体821Aと扉822Aとを有する。本体821Aは、入口8211Aと第1固定ユニット8212Aとを有する。扉822Aは、本体821Aに一体的に形成されており、本体821Aの入口8211Aを覆うことができ、第2固定ユニット8221Aを有する。第1固定ユニット8212A及び第2固定ユニット8221Aは、相互に連結することができ、ジッパー又はフック及び面ファスナーであってもよい。
カバーセット80Aは、害虫をブロックし、上方の育成用組立体1のコンテナ10を害虫の侵入から保護することができる。メッシュカバー82Aの扉822Aは、開け閉めに好都合である。それゆえ、コンテナ10の内部の植物に容易に接近することができる。
各キャスター90は、第1連結構造123、21のうちの1つと係合することができる第2連結構造を有し、構造において第1連結構造123、21の5本の挿入棒に対応する5つの挿入穴を有する。4つのキャスター90は、図15の下方の育成用組立体1のコンテナ10に連結されている。4つのキャスター90の4つの第2連結構造は、それぞれ、下方の育成用組立体1のコンテナ10の4本の支柱122の4つの第1連結構造123と組み立てられている。4つのキャスター90により、本発明が移動させるのに容易で好都合になっている。
図17及び図18に示すように、第4実施形態は、上記第1実施形態と実質的に同じであり、再生利用システム90Aをさらに有する。再生利用システム90Aは、ポンプ91Aと、導管92Aと、導入セット93Aと、濾過箱94Aとを有する。ポンプ91Aは、図17の下方の育成用組立体1のコンテナ10の内に配設されている。導管92Aは、反対側にある2つの端を有する。導管92Aの上記反対側にある2つの端のうちの一方はポンプ91Aと連通している。導管92Aの他端は図17中の上方の育成用組立体1のコンテナ10の内部と連通している。導入セット93Aは2つのコンテナ10と連通しており、曲線部931Aと、2つの直線部932Aとを有する。曲線部931Aは、反対側にある2つの端を有する。2つの直線部932Aは、それぞれ、曲線部931Aの上記反対側にある2つの端に連結されている。2つの直線部932Aのうちの一方は、上方の育成用組立体1のコンテナ10を通り、下方の育成用組立体1のコンテナ10の内部に到達して、2つのコンテナ10を互いに連通している状態にする。2つの直線部932Aのうちの他の一方は、上方の育成用組立体1のコンテナ10の内部と連通している。濾過箱94Aは、環状壁941Aと、環状壁941Aを貫通して画定される複数の濾過穴942Aと、環状壁941A内に直立して配設されている分割板943Aと、分割板943Aによって分割されている第1空間S1及び第2空間S2と、濾過スポンジ944Aとを有する。濾過箱94Aは、上方の育成用組立体1のコンテナ10内に配設されている。導管92Aは、濾過箱94Aの第2空間S2と連通しており、また第2空間S2を介して上方の育成用組立体1のコンテナ10の内部と連通している。導入セット93Aは、濾過箱94の第1空間S1内に配設されている。濾過スポンジ944Aは、濾過箱94Aの第2空間S2内に配設されている。
第4実施形態における再生利用システム90Aにより、上方の育成用組立体1及び下方の育成用組立体1の2つのコンテナ10の間で水を再生利用することが可能になる。下方の育成用組立体1のコンテナ10は、魚類、エビ類又は他の小動物を育成するために応用することができる。上方の育成用組立体1のコンテナ10は、植物を育成するために応用することができる。魚類及びエビ類の排泄物中の窒素は、ポンプ91Aによって水とともに汲み出すことができる。図19に示すように、下方の育成用組立体1のコンテナ10から来る水は、導管92Aを経由して上方の育成用組立体1のコンテナ10に入る。水は濾過箱94Aを通って流れる。濾過箱94Aの第2空間S2内に配設されている濾過スポンジ944Aは固体の排泄物を遮断する。水の中の窒素は、細菌の窒素固定によりアンモニア又は硝酸へと変換される。このアンモニア又は硝酸は、植物によって吸収されることができ、植物に栄養素をもたらす。精製水は導入セット93Aに入り、サイフォン作用により下方の育成用組立体1のコンテナ10へと戻る。上方の育成用組立体1のコンテナ10内で育成される植物は、施肥なしに健康に育つことができる。下方の育成用組立体1のコンテナ10内で育成される魚類又はエビ類は、精製水を与えられる。
本発明の構造及び特徴の細部とともに上述の説明で本発明の数多くの特性及び優位点を示したが、本開示は例証すぎない。添付の特許請求の範囲を表現している用語の広義の包括的意味によって含意される全範囲まで、本発明の原理の範囲内で、細部、とりわけ各部の形状、サイズ、及び配置の事項において変更がなされてもよい。
1 育成用組立体
10 コンテナ
11 底部
12 囲壁
121 側板
122 支柱
1211 組み合わせ穴
123 第1連結構造
124 第2連結構造
1231 主挿入棒
1232 補助挿入棒
1241 主挿入穴
1242 補助挿入穴
125 第1係合構造
13 開口部
20 連結部材
21 第1連結構造
22 第2連結構造
23、24 第1係合構造
231 拡張部
30 係合部材
31 第2係合構造
40 組み合わせユニット
41 天板
411 内面
42 側面板
43 係合列(組み合わせ列)
431 係合突起部(組み合わせ用突起部)
50 育成用基部
51 上面
52 空洞
53 把持部
60 柵
61 第2係合構造
62 挿入用突起部
70 脚カバー
71 第2連結構造
80 ほこり除け
81 第1連結構造
80A カバーセット
90 キャスター(脚輪)
81A 支持フレーム
811A 組み立て要素
812A 直立桟
813A 連結要素
814A 横桟
8111A 固定用穴
82A メッシュカバー
821A 本体
822A 扉
8211A 入口
8212A 第1固定ユニット
8221A 第2固定ユニット
90A 再生利用システム
91A ポンプ
92A 導管
93A 導入セット
931A 曲線部
932A 直線部
94A 濾過箱
941A 環状壁
942A 濾過穴
943A 分割板
944A 濾過スポンジ
P サツマイモ、ジャガイモ
S1 第1空間
S2 第2空間

Claims (3)

  1. 育成用組立体であって、
    複数の側板を有する囲壁を有するコンテナと、
    上記コンテナに対して外側を向く少なくとも1つの第1係合構造と、
    別の上記育成用組立体の上記コンテナを並列に連結するように構成されている係合部材と
    を備え、
    2つの係合列を有する組み合わせユニットをさらに備え、
    上記複数の側板の各1つが、
    上面と、
    上記側板の上記上面に画定される複数の組み合わせ穴と
    を有し、
    各係合列が、上記複数の側板のうちの1つの上記複数の組み合わせ穴とそれぞれ係合することができる複数の係合突起部を有し、
    上記少なくとも1つの第1係合構造の各1つが、溝であり、
    上記係合部材が、
    反対方向を向く2つの第2係合構造
    を有し、
    上記2つの第2係合構造の各1つが、細長い突起部であり、上記少なくとも1つの第1係合構造のうちの1つと係合することができる育成用組立体。
  2. 上記囲壁が、
    周面を有する少なくとも1つの支柱と、
    上記囲壁によって取り囲まれている開口部と
    を有し、
    上記少なくとも1つの第1係合構造の各1つが、上記少なくとも1つの支柱の各1つの上記周面に形成されている溝であり、上記コンテナの上記開口部まで延在し、
    上記2つの第2係合構造の各1つが、細長い突起部である請求項1に記載の育成用組立体。
  3. 複数の連結部材を有し、上記複数の連結部材の各1つが、
    周面と、
    第1端と、
    上記連結部材の上記第1端の反対側に配設されている第2端と
    を有し、
    上記複数の連結部材の各1つの上記第1端が、上記コンテナに連結されており、
    上記少なくとも1つの第1係合構造の各1つが、上記複数の連結部材の各1つの上記周面に形成されている溝であり、上記連結部材の上記第2端まで延在し、
    上記2つの第2係合構造の各1つが、細長い突起部である請求項1に記載の育成用組立体。
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