JP3935679B2 - 携帯通信端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーシングの表面に1或いは複数の操作キーが配備された携帯電話機等の携帯通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、普及している携帯電話機においては、扁平なケーシングの表面にテンキー等の複数の操作キーが配備されている。これら複数の操作キーの表面には夫々、各操作キーの機能が表示されており、ユーザは、この機能表示を見つつ操作キーを操作することによって、文字等のデータを入力することが可能であると共に、携帯電話機に種々の動作を実行させることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の携帯電話機においては、周囲が暗い状態でキー操作を行なう際、各操作キーの機能表示が見づらい問題があった。
本発明の目的は、周囲が暗い状態であっても、各操作キーの機能表示等の情報表示が見易い携帯通信端末装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
ところで、屋内に設置される電話機として、蛍光塗料の塗布によって各操作キーの表面に機能が表示された電話機が知られている。
各操作キーの表面に形成された蛍光膜には、太陽光や照明器具からの光等、外部からの光が入射し、その光エネルギーが蛍光膜に蓄積される。そして、周囲が暗い状態では、蛍光膜から光が発せられて、各操作キーの機能表示は見易いものとなる。
【0005】
そこで、携帯電話機においても、蛍光塗料の塗布によって、各操作キーの表面に機能を表示することが考えられる。
しかしながら、携帯電話機は、鞄等に入れられて携帯されるため、外部からの光を受ける時間が屋内に設置される電話機に比べて短く、充分な光エネルギー蓄積量が得られない。このため、周囲の暗い状態が長時間に亘って継続した場合に、蓄積された全ての光エネルギーが消費されて蛍光膜が発光し得ない事態が生じる問題がある。
そこで、本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、各操作キーの蛍光膜に外部からの光以外の光を強制的に照射することに想到し、本発明の完成に至った。
【0006】
即ち、本発明に係る携帯通信端末装置においては、本体ケースに蓋体ケースを開閉可能に連結してケーシングが構成され、本体ケースの内面には、1或いは複数の操作キーが配備されると共に、該1或いは複数の操作キーには夫々、各操作キーに関する情報を表わす蛍光膜のパターンが形成され、蓋体ケースの内面には、ディスプレイが配備されると共に、蓋体ケースには、前記ディスプレイのバックライトによって構成される光照射装置が内蔵されており、該光照射装置は制御回路に接続され、該制御回路は、蓋体ケースが閉じている場合は、所定の周期で所定の時間だけ前記光照射装置をオンとする一方、蓋体ケースが開いている場合は、ユーザ操作があったとき、或いは着信があったときに、所定の時間だけ光照射装置をオンとする、制御手段を具えている
【0014】
上記本発明の携帯通信端末装置においては、ケーシングを閉じた状態で両ケースの互いに対向する位置に、ディスプレイの表示面と前記1或いは複数の操作キーの蛍光膜が配備されているので、ケーシングを閉じた状態では、光照射装置からの光は、蛍光膜に照射されると共にディスプレイの表示面に照射されることになる。従って、ディスプレイの表示面を照明するための照明装置と蛍光膜に光を照射するための光照射装置の2つの装置を装置本体に搭載する必要はなく、装置本体の小型化を図ることが出来る。
【0017】
【発明の効果】
本発明に係る携帯通信端末装置によれば、周囲が暗い状態であっても、各操作キーの機能表示等の情報表示が見易い。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、4つの実施例に基づいて具体的に説明する。
第1実施例
本実施例の携帯電話機は、図1に示す如く前面ケース(11)と背面ケース(12)を組み合わせてなる扁平なケーシング(1)を具え、該ケーシング(1)の頭部にアンテナ(13)が突設されている。
前面ケース(11)の表面には、上端部に、スピーカを内蔵した受話部(2)が設けられる一方、下端部に、マイクロホンを内蔵した送話部(20)が設けられている。
【0019】
又、前面ケース(11)の表面には、複数の操作キーからなるキー入力装置(14)が配備されると共に、ディスプレイ(15)が配備されている。ディスプレイ(15)には、キー入力装置(14)によって入力された情報や各種の情報を表示することが可能であって、ケーシング(1)には、ディスプレイ(15)の表示面を照明するためのバックライト(図示省略)が内蔵されている。
【0020】
上記携帯電話機においては、キー入力装置(14)の複数の操作キーの表面に夫々、後述の如く、各操作キーの機能を表わす蛍光膜のパターンが形成されている。各操作キーの表面に形成された蛍光膜には、太陽光や照明器具からの光等、外部からの光が入射し、その光エネルギーが蛍光膜に蓄積される。そして、周囲が暗い状態では、蛍光膜から光が発せられて、各操作キーの機能表示は見易いものとなる。
【0021】
又、上記携帯電話機においては、ケーシング(1)に、前記複数の操作キーの表面に形成された蛍光膜に光を照射するための光照射装置(図示省略)が内蔵されている。
【0022】
光照射装置は、複数のLED(発光ダイオード)によって構成されており、各LED(18a)は、図2(b)に示す如く、ケーシングに内蔵された回路基板(19)上に、キー入力装置(14)の各操作キー(14a)と対向させて配置されている。
キー入力装置(14)の各操作キー(14a)は、LED(18a)からの光を透過させることが可能な透明部材から構成され、各操作キー(14a)の表面には、図2(a)及び(b)の如く、蛍光塗料を塗布することによって、前記蛍光膜(14a)のパターンが形成されている。又、各操作キー(14a)の表面には、蛍光膜(14b)の形成領域以外の領域に、ケーシング内のLED(18a)を外部から遮蔽するための塗装膜(14c)が形成されている。
光照射装置の各LED(18a)から発せられた光は、同図(b)に破線の矢印で示す如く、透明の各操作キー(14a)を通過して、その表面に形成された蛍光膜(14b)に入射する。従って、光照射装置の各LED(18a)を点灯させれば、各操作キー(14a)の表面に形成された蛍光膜(14)は、外部からの光のエネルギーのみならず、光照射装置のLED(18a)からの光のエネルギーをも蓄積することになる。
【0023】
図3は、上記携帯電話機の電気的な構成を表わしている。
上記携帯電話機においては、図示の如く、アンテナ(13)に電話回路(16)が接続されており、該電話回路(16)によって、他の携帯電話機との間や加入者電話回線に接続された一般電話機との間の通話やデータ通信のための信号処理が行なわれる。
【0024】
電話回路(16)の動作は、マイクロコンピュータからなる制御回路(10)によって制御されており、該制御回路(10)に、スピーカ(21)及びマイクロホン(22)が接続され、受話音の出力及び送話音の入力が可能となっている。
又、制御回路(10)には、上述のディスプレイ(15)及びキー入力装置(14)が接続されると共に、上述のバックライト(17)及び光照射装置(18)が接続されている。
【0025】
本実施例の携帯電話機においては、外部からの光を受ける時間が短い場合、例えば、装置本体を長時間に亘り鞄等に入れて携帯する場合に設定すべき携帯モードの設定が可能である。
【0026】
図4は、上記制御回路(10)による制御手続を表わしている。尚、該制御回路(10)には、1つのタイマが内蔵されている。
先ずステップS1では、電源がオンに設定されたか否かを判断し、ノー(NO)の場合は、ステップS1にて同じ判断を繰り返す一方、イエス(YES)の場合は、ステップS2に移行して、各ポートの設定等、必要な初期設定を行なった後、ステップS3では、携帯モードが選択されているか否かを判断する。
【0027】
携帯モードが選択されている場合は、ステップS3にてイエスと判断されてステップS4に移行し、光照射装置(18)の複数のLEDを1秒間だけ点灯した後、ステップS5ではタイマを起動し、続いてステップS6では、前記タイマの出力値に基づいて10分間が経過したか否かを判断する。
ステップS4にて複数のLEDが点灯されてから10分間が経過するまでは、ステップS6にて同じ判断が繰り返され、10分間が経過した時点で、ステップS6にてイエスと判断されてステップS7に移行し、タイマをリセットした後、ステップS3に戻る。
【0028】
これに対し、携帯モードが選択されていない場合は、ステップS8に移行して、着信があったか否かを判断する。
ステップS8にてイエスと判断された場合は、ステップS10に移行して、光照射装置(18)の複数のLEDを10秒間だけ点灯した後、ステップS3に戻る。
一方、ステップS8にてノーと判断された場合は、ステップS9に移行して、キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS3に戻り、イエスと判断された場合は、ステップS10に移行して、光照射装置(18)の複数のLEDを10秒間だけ点灯した後、ステップS3に戻る。
【0029】
上記手続によって、装置本体が携帯モードに設定されている状態では、光照射装置(18)の複数のLEDが10分間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯されることになる。
一方、装置本体が携帯モードに設定されていない状態では、着信があったとき、或いはキー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたときに、光照射装置(18)の複数のLEDが10秒間だけ点灯されることになる。
【0030】
本実施例の携帯電話機においては、装置本体を携帯モードに設定しておけば、上述の如く光照射装置(18)が10分間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯されて、各操作キーの表面に形成された蛍光膜は、光照射装置(18)の各LEDからの光のエネルギーを定期的に蓄積することになる。従って、外部からの光を受ける時間が短い場合であっても充分な光エネルギー蓄積量が得られる。このため、周囲の暗い状態が長時間に亘って継続した場合であっても、蓄積された全ての光エネルギーが消費されて蛍光膜が発光し得ない事態が生じることはなく、蛍光膜は、周囲が暗い状態で常に発光することになる。この様に、蛍光膜は周囲が暗い状態で常に発光するため、各操作キーの機能表示は、周囲が明るい状態のみならず、周囲が暗い状態であっても常に見易いものとなる。
外部からの光を受ける時間が長い場合には、外部から光が長時間に亘り蛍光膜に入射して充分な光エネルギー蓄積量が得られる。従って、装置本体を携帯モードに設定して光照射装置(18)からの光を定期的に蛍光膜に照射する必要はなく、この場合、携帯モードの設定を解除しておけば、着信或いはキー操作があったときにのみ光照射装置(18)が点灯されるため、無駄な電力の消費を防止することが出来る。
【0031】
第2実施例
本実施例の携帯電話機の外観は、図1に示す第1実施例の携帯電話機と同一である。
又、本実施例の携帯電話機の電気的構成も、図3に示す制御回路(10)を除き、第1実施例の携帯電話機と同一である。本実施例の制御回路は、第1実施例の制御回路(10)とは異なる制御動作を実行する。
【0032】
図5は、本実施例の制御回路による制御手続を表わしている。尚、該制御回路には、第1及び第2のタイマが内蔵されている。
先ずステップS11では、電源がオンに設定されたか否かを判断し、ノー(NO)の場合は、ステップS11にて同じ判断を繰り返す一方、イエス(YES)の場合は、ステップS12に移行して、各ポートの設定等、必要な初期設定を行なった後、ステップS13では、携帯モードが選択されているか否かを判断する。
携帯モードが選択されていない場合は、ステップS13にて同じ判断を繰り返す。
【0033】
これに対し、携帯モードが選択されている場合は、ステップS13にてイエスと判断されてステップS14に移行し、キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたか否かを判断し、ノーの場合はステップS13に戻る一方、イエスの場合はステップS15に移行して、第1タイマを起動した後、ステップS16に移行する。
【0034】
ステップS16では、光照射装置(18)の複数のLEDを1秒間だけ点灯した後、ステップS17では第2タイマを起動し、続いてステップS18では、前記第1タイマの出力値に基づいて1分間が経過したか否かを判断する。
キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されてステップS14にてイエスと判断されてから1分間が経過していない場合は、ステップS18にてノーと判断されてステップS19に移行し、第2タイマの出力値に基づいて10秒間が経過したか否かを判断する。
ステップS16にて複数のLEDが点灯されてから10秒間が経過するまでは、ステップS18及びステップS19の判断が繰り返され、10秒間が経過した時点でステップS19にてイエスと判断されてステップS20に移行し、第2タイマをリセットした後、ステップS16に戻る。
その後、キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されてステップS14にてイエスと判断されてから1分間が経過すると、ステップS18にてイエスと判断されてステップS21に移行し、第1タイマをリセットした後、ステップS13に戻る。
【0035】
上記手続によって、装置本体が携帯モードに設定されている状態では、キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたとき、その時点から1分間に亘って、光照射装置(18)の複数のLEDが10秒間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯されることになる。
装置本体が携帯モードに設定されていない状態では、光照射装置(18)の複数のLEDは点灯されず、消灯状態が維持されることになる。
【0036】
本実施例の携帯電話機においては、装置本体を携帯モードに設定すれば、キー操作があったとき、その時点から1分間に亘って光照射装置(18)が10秒間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯されるため、各操作キーの蛍光膜は、充分に多くの光エネルギーを蓄積する。従って、各操作キーの蛍光膜は、周囲が暗い状態で常に発光することとなり、各操作キーの機能表示は、周囲が明るい状態のみならず周囲が暗い状態であっても常に見易いものとなる。
【0037】
第3実施例
本実施例の携帯電話機の外観は、図1に示す第1実施例の携帯電話機と同一である。
又、本実施例の携帯電話機の電気的構成も、図3に示す制御回路(10)を除き、第1実施例の携帯電話機と同一である。本実施例の制御回路は、第1実施例の制御回路(10)とは異なる制御動作を実行する。
【0038】
図6は、本実施例の制御回路による制御手続を表わしている。尚、該制御回路には、1つのタイマが内蔵されている。
先ずステップS31では、電源がオンに設定されたか否かを判断し、ノー(NO)の場合は、ステップS31にて同じ判断を繰り返す一方、イエス(YES)の場合は、ステップS32に移行して、各ポートの設定等、必要な初期設定を行なった後、ステップS33では、携帯モードが選択されているか否かを判断する。
携帯モードが選択されていない場合は、ステップS33にて同じ判断を繰り返す。
【0039】
これに対し、携帯モードが選択されている場合は、ステップS34に移行して、着信があったか否かを判断し、イエスの場合は、ステップS36に移行する。
一方、ステップS34にてノーと判断された場合は、ステップS35に移行して、キー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS33に戻る一方、イエスと判断された場合は、ステップS36に移行する。
ステップS36では、光照射装置(18)の複数のLEDを10秒間だけ点灯した後、ステップS37ではタイマを起動し、続いてステップS38では、前記タイマの出力値に基づいて所定時間が経過したか否かを判断する。
ステップS36にて複数のLEDが点灯されてから所定時間が経過するまでは、ステップS38にて同じ判断が繰り返され、所定時間が経過した時点で、ステップS38にてイエスと判断されてステップS39に移行し、タイマをリセットした後、ステップS33に戻る。
【0040】
上記手続によって、装置本体が携帯モードに設定されている状態では、着信があったとき、或いはキー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたときに、光照射装置(18)の複数のLEDが10秒間だけ点灯され、この時点から所定時間が経過するまでの間は、着信やユーザによるキー操作があった場合であっても、前記複数のLEDは点灯されず、消灯状態が維持されることになる。
装置本体が携帯モードに設定されていない状態では、光照射装置(18)の複数のLEDは点灯されず、消灯状態が維持されることになる。
【0041】
本実施例の携帯電話機においては、装置本体を携帯モードに設定すれば、着信或いはキー操作があったとき、その時点から10秒間だけ光照射装置(18)が点灯されるため、各操作キーの蛍光膜は、充分に多くの光エネルギーを蓄積する。従って、各操作キーの蛍光膜は、周囲が暗い状態で常に発光することとなり、各操作キーの機能表示は、周囲が明るい状態のみならず周囲が暗い状態であっても常に見易いものとなる。
【0042】
又、本実施例の携帯電話機においては、装置本体が携帯モードに設定されている状態であっても、光照射装置(18)が10秒間だけ点灯されてから所定時間が経過するまでの間は、着信やユーザによるキー操作があった場合であっても、光照射装置(18)は点灯されず、消灯状態が維持される。従って、着信やキー操作がある度にキー照明装置が点灯される従来の携帯電話機に比べて、消費電力の節減を図ることが出来る。
【0043】
第4実施例
本実施例の携帯電話機は、図7及び図8に示す如く扁平な本体ケース(3)と蓋体ケース(4)を具え、本体ケース(3)の上端部と蓋体ケース(4)の下端部とがヒンジ機構(5)を介して互いに連結されて、図7の如く蓋体ケース(4)を開いた状態と、図8の如く蓋体ケース(4)を閉じた状態の間で、開閉操作が可能となっている。この様にして、折り畳みが可能なケーシングが構成されている。
又、本体ケース(3)の背部には、伸縮式アンテナ(31)が配備されている。
【0044】
本体ケース(3)の内面の下端部には、マイクロホンを内蔵した送話部(6)が配備される一方、蓋体ケース(4)の内面の上端部には、スピーカを内蔵した受話部(7)が設けられている。
又、本体ケース(3)の内面には、蓋体ケース(4)の開閉を検出するための開閉検出スイッチ(33)が配備されている。該開閉検出スイッチ(33)は、蓋体ケース(4)を閉じることによってオンとなり、蓋体ケース(4)を開くことによってオフとなる。
【0045】
又、本体ケース(3)の内面には、複数の操作キーからなるキー入力装置(32)が配備されると共に、蓋体ケース(4)の内面には、ディスプレイ(41)が配備されており、蓋体ケース(4)には、ディスプレイ(41)の表示面を照明するためのバックライト(図示省略)が内蔵されている。
【0046】
上記携帯電話機においては、第1実施例と同様に、キー入力装置(32)の複数の操作キーの表面に夫々、各操作キーの機能を表わす蛍光膜のパターンが形成されており、複数の操作キーの表面及びディスプレイ(41)の表示面は、蓋体ケース(4)を閉じた状態で両ケース(3)(4)の互いに対向する位置に配備されている。従って、蓋体ケース(4)を閉じた状態で前記バックライトを点灯した場合、バックライトから発せられた光は、各操作キーの蛍光膜に照射されることになる。
【0047】
図9は、上記携帯電話機の電気的な構成を表わしている。
上記携帯電話機においては、図示の如く、アンテナ(31)に電話回路(34)が接続されており、該電話回路(34)によって、他の携帯電話機や一般電話機との間の通話やデータ通信のための信号処理が行なわれる。
【0048】
電話回路(34)の動作は、マイクロコンピュータからなる制御回路(30)によって制御されており、該制御回路(30)に、スピーカ(70)及びマイクロホン(60)が接続され、受話音の出力及び送話音の入力が可能となっている。
又、制御回路(30)には、上述のディスプレイ(41)、バックライト(42)及びキー入力装置(32)が接続されると共に、開閉検出スイッチ(33)が接続されている。
【0049】
図10は、上記制御回路(30)による制御手続を表わしている。尚、該制御回路(30)には、1つのタイマが内蔵されている。
先ずステップS41では、電源がオンに設定されたか否かを判断し、ノー(NO)の場合は、ステップS41にて同じ判断を繰り返す一方、イエス(YES)の場合は、ステップS42に移行して、各ポートの設定等、必要な初期設定を行なった後、ステップS43では、携帯モードが選択されているか否かを判断する。
携帯モードが選択されていない場合は、ステップS43にて同じ判断を繰り返す。
【0050】
これに対し、携帯モードが選択されている場合は、ステップS44に移行して、開閉検出スイッチ(33)の出力信号に基づいて、蓋体ケース(4)が閉じられているか否かを判断する。
【0051】
蓋体ケース(4)が開かれている場合は、ステップS45に移行して、着信があったか否かを判断し、イエスの場合は、ステップS47に移行して、バックライト(42)を10秒間だけ点灯した後、ステップS43に戻る。
一方、ステップS45にてノーと判断された場合は、ステップS46に移行して、キー入力装置(32)の何れかの操作キーが押下されたか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS43に戻り、イエスと判断された場合は、ステップS47に移行して、バックライト(42)を10秒間だけ点灯した後、ステップS43に戻る。
【0052】
蓋体ケース(4)が閉じられている場合は、ステップS44にてイエスと判断されてステップS48に移行し、バックライト(42)を1秒間だけ点灯した後、ステップS49ではタイマを起動し、続いてステップS50では、前記タイマの出力値に基づいて10分間が経過したか否かを判断する。
ステップS48にてバックライト(42)が点灯されてから10分間が経過するまでは、ステップS50にて同じ判断が繰り返され、10分間が経過した時点で、ステップS50にてイエスと判断されてステップS51に移行し、タイマをリセットした後、ステップS43に戻る。
【0053】
上記手続によって、装置本体が携帯モードに設定されている状態では、蓋体ケース(4)が閉じられている場合に、バックライト(42)が10分間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯される一方、蓋体ケース(4)が開かれている場合には、着信があったとき、或いはキー入力装置(14)の何れかの操作キーが押下されたときに、バックライト(42)が10秒間だけ点灯される。
装置本体が携帯モードに設定されていない状態では、バックライト(42)は点灯されず、消灯状態が維持される。
【0054】
本実施例の携帯電話機においては、装置本体を携帯モードに設定すれば、蓋体ケース(4)が閉じられている状態ではバックライト(42)が10秒間隔で1秒間ずつ繰り返し点灯されるため、各操作キーの蛍光膜は、充分に多くの光エネルギーを蓄積する。従って、各操作キーの蛍光膜は、周囲が暗い状態で常に発光することとなり、各操作キーの機能表示は、周囲が明るい状態のみならず周囲が暗い状態であっても常に見易いものとなる。
又、本実施例の携帯電話機においては、蛍光膜に光を照射するための光照射装置としてバックライト(42)を利用することによって、装置本体の小型化が実現されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例乃至第3実施例の携帯電話機の外観を表わす斜視図である。
【図2】上記携帯電話機において、光照射装置のLEDから発せられた光がキー入力装置の操作キーに照射されている状態を表わす模式図である。
【図3】上記携帯電話機の電気的な構成を表わすブロック図である。
【図4】第1実施例の携帯電話機における制御手続きを表わすフローチャートである。
【図5】第2実施例の携帯電話機における制御手続きを表わすフローチャートである。
【図6】第3実施例の携帯電話機における制御手続きを表わすフローチャートである。
【図7】第4実施例の折り畳み式携帯電話機の開いた状態を示す斜視図である。
【図8】上記折り畳み式携帯電話機の閉じた状態を示す斜視図である。
【図9】上記折り畳み式携帯電話機の電気的な構成を表わすブロック図である。
【図10】上記折り畳み式携帯電話機における制御手続きを表わすフローチャートである。
【符号の説明】
(1) ケーシング
(13) アンテナ
(14) キー入力装置
(15) ディスプレイ
(16) 電話回路
(17) バックライト
(18) 光照射装置
(21) スピーカ
(22) マイクロホン

Claims (1)

  1. 本体ケースに蓋体ケースを開閉可能に連結してなる携帯通信端末装置において、本体ケースの内面には、1或いは複数の操作キーが配備されると共に、該1或いは複数の操作キーには夫々、各操作キーに関する情報を表わす蛍光膜のパターンが形成され、蓋体ケースの内面には、ディスプレイが配備されると共に、蓋体ケースには、前記ディスプレイのバックライトによって構成される光照射装置が内蔵されており、該光照射装置は制御回路に接続され、該制御回路は、蓋体ケースが閉じている場合は、所定の周期で所定の時間だけ前記光照射装置をオンとする一方、蓋体ケースが開いている場合は、ユーザ操作があったとき、或いは着信があったときに、所定の時間だけ光照射装置をオンとする、制御手段を具えていることを特徴とする携帯通信端末装置。
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