JP3935360B2 - Hyaluronic acid production promoter, skin cosmetics and cosmetics - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線維芽細胞によるヒアルロン酸の産生を活発化する作用を有するヒアルロン酸産生促進剤、並びに皮膚の老化予防・改善作用を付与した皮膚化粧料及び美容作用を付与した飲食品(美容用飲食品)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皮膚の真皮及び表皮は、表皮細胞、線維芽細胞及びこれらの細胞の外にあって皮膚構造を支持するヒアルロン酸等の細胞外マトリックスによって構成されている。若い皮膚においては、これらの皮膚組織の相互作用が恒常性を保つことにより水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
【0003】
ところが、紫外線、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり加齢が進んだりすることによって、また外的因子の影響や加齢に伴う線維芽細胞の増殖率低下によって、天然保湿因子であるヒアルロン酸の産生量の低下を引き起こす。その結果、皮膚は保湿機能や弾力性が低下し、角質は異常剥離を始めるから、肌は張りや艶を失い、荒れ、シワ、くすみ等の老化症状を呈するようになる。
【0004】
このように、皮膚の老化に伴う変化、即ち、シワ、くすみ、きめの消失、弾力性の低下等には、ヒアルロン酸等の真皮マトリックス成分の減少・変性と、線維芽細胞の増殖率の低下とが関与している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の第一の目的は、線維芽細胞によるヒアルロン酸の産生を促進して皮膚の老化を防止及び/又は改善し得る物質を見出し、それを有効成分として含有するヒアルロン酸産生促進剤を提供することにある。
【0006】
また、本発明の第二の目的は、ヒアルロン酸産生促進作用を有し、皮膚の老化を防止及び/又は改善する上で有用な皮膚化粧料を提供することにある。
【0007】
さらに、本発明の第三の目的は、ヒアルロン酸産生促進作用を有し、皮膚の老化を防止及び/又は改善する上で有用な美容用飲食品を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、吹雲草からの抽出物を有効成分として含有することを特徴とし、本発明の皮膚化粧料及び美容用飲食品は、吹雲草からの抽出物を配合したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、「抽出物」には、吹雲草、鋪地草及び通大海からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物を抽出原料として得られる抽出液、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液を乾燥して得られる乾燥物、又はこれらの粗精製物もしくは精製物のいずれもが含まれる。
【0010】
抽出原料として用いる植物は、吹雲草、鋪地草及び通大海からなる群より選ばれる1種又は2種以上の植物である。2種以上の植物を抽出原料として用いる場合、上記植物を任意に組み合わせることができる。
【0011】
吹雲草(スイウンソウ)(学名:Salomonia cantoniensis)(別名:サラモウ,一碗泡(イチワンホウ),公児草(コウジソウ),過山蛇(カザンダ),斬蛇剣(ザンジャケン))は、ヒメハギ科に属する一年生の草本であり、広東、広西、雲南、貴州、湖南、江西、福建等に分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。また、鋪地草(ホチソウ)(学名:Euphorbia chamaesyce,Euphorbia prostrata)(別名:乳汁草(ニュウジュウソウ),ハイニシキソウ)は、トウダイグサ科に属する一年生の草本であり、広東、広西、福建、四川、雲南、貴州等に分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。また、通大海(ツウタイカイ)(学名:Sterculia lychnophera)は、アオギリ科に属する落葉高木であって、ベトナム、インド、マレーシア、タイ、インドネシア等の熱帯地区に分布しており、これらの地域から容易に入手可能である。
【0012】
抽出原料として用いる植物の構成部位は特に限定されるものではなく、吹雲草については、例えば全草、葉部、茎部、花、種子、根部等の構成部位を、鋪地草については、例えば全草、葉部、茎部、花、種子、根部等の構成部位を、通大海については、例えば葉部、枝部、樹皮、花、種子、根部等の構成部位を抽出原料として用いることができる。これらの構成部位のうち、吹雲草については特に葉部及び/又は枝部を、鋪地草については特に葉部を、通大海については特に種子を抽出原料として用いることが好ましい。
【0013】
上記植物からの抽出物に含有されるヒアルロン酸産生促進作用を有する物質の詳細は不明であるが、植物の抽出に一般に用いられている抽出方法によって、上記植物からヒアルロン酸産生促進作用を有する抽出物を得ることができる。例えば、抽出原料を乾燥した後、そのまま、又は粗砕機を用いて粉砕し、抽出溶媒による抽出に供することにより得ることができる。この際、抽出原料の乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用される乾燥機を用いて行ってもよい。また、上記植物は、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。脱脂等の前処理を行うことにより、極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
【0014】
抽出溶媒としては、水若しくは親水性有機溶媒又はこれらの混合液を室温又は溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
【0015】
抽出溶媒として使用し得る水としては、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、ろ過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。従って、本発明において抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
【0016】
抽出溶媒として使用し得る親水性有機溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコールなどが挙げられる。
【0017】
2種以上の極性溶媒の混合液を抽出溶媒として使用する場合、その混合比は適宜調整することができる。例えば、水と低級脂肪族アルコールとの混合液を使用する場合には、水と低級脂肪族アルコールとの混合比を7:3〜2:8(重量比)とすることができる。
【0018】
抽出処理は、上記植物に含有される可溶性成分を抽出溶媒に溶出させ得る限り特に限定されるものではなく、常法に従って行うことができる。抽出処理の際には特殊な抽出方法を採用する必要はなく、室温又は還流加熱下において任意の装置を用いることができる。
【0019】
具体的には、抽出溶媒を満たした処理槽に抽出原料を投入し、必要に応じて時々攪拌しながら、通常1〜3時間静置して可溶性成分を溶出した後、ろ過して固形物を除去し、得られた抽出液から抽出溶媒を留去し、乾燥することにより抽出物が得られる。抽出溶媒量は抽出原料の通常5〜15倍量(重量比)であり、抽出温度は、通常、常温〜95℃である。
【0020】
得られた抽出液は、該抽出液の希釈液若しくは濃縮液、該抽出液の乾燥物、又はこれらの粗精製物若しくは精製物を得るために、常法に従って希釈、濃縮、乾燥、精製等の処理を施してもよい。
【0021】
得られた抽出液はそのままでもヒアルロン酸産生促進剤として使用することができるが、濃縮液又は乾燥物としたものの方が利用しやすい。上記植物からの抽出物の製剤化は常法に従って行うことができる。製剤化する場合、保存や取扱いを容易にするために、デキストリン、シクロデキストリン等の薬学的に許容され得るキャリアーその他任意の助剤を添加することができ、上記植物からの抽出物を粉末状、果粒状、錠剤状等、任意の剤形に製剤化することができる。
【0022】
上記植物からの抽出物は特有の匂いを有しているため、その生理活性の低下を招かない範囲で脱色、脱臭等を目的とする精製を行うことも可能であるが、皮膚化粧料や飲食品などに添加する場合には大量に使用するものではないから、未精製のままでも実用上支障はない。精製は具体的には、活性炭処理、吸着樹脂処理、イオン交換樹脂処理等によって行うことができる。
【0023】
本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、線維芽細胞によるヒアルロン酸の産生を活発化させ、ヒアルロン酸の減少、変性等によって生じる皮膚の老化を防止及び/又は改善することができる。
【0024】
〔皮膚化粧料〕
上記植物からの抽出物は、皮膚の老化を防止及び/又は改善する作用を有するとともに、皮膚に適用した場合の使用感と安全性に優れているので、皮膚化粧料に配合するのに好適である。皮膚化粧料には、本発明のヒアルロン酸産生促進剤を配合してもよい。
【0025】
上記植物からの抽出物を配合し得る皮膚化粧料の種類は特に限定されず、その具体例としては、軟膏、クリーム、乳液、ローション、パック、口紅、入浴剤等が挙げられる。
【0026】
本発明の皮膚化粧料における上記植物からの抽出物の配合量は、皮膚化粧料の種類や抽出物の生理活性等によって適宜調整することができるが、上記植物からの抽出物の総配合量が、標準的な抽出物に換算して約0.00001〜10重量%となるように配合することが好ましい。
【0027】
本発明の皮膚化粧料には、上記植物からの抽出物のヒアルロン酸産生促進作用の妨げにならない限り、皮膚化粧料の製造に通常使用される各種主剤及び助剤、その他任意の助剤を使用することができる。本発明の皮膚化粧料は、皮膚の老化防止・改善に関し、上記植物からの抽出物のみが主剤となるものに限られるわけではない。
【0028】
本発明の皮膚化粧料において、上記植物からの抽出物と共に皮膚化粧料構成成分として利用可能なものとしては、例えば、収斂剤、殺菌・抗菌剤、美白剤、紫外線吸収剤、保湿剤、細胞賦活剤、消炎・抗アレルギー剤、抗酸化・活性酸素消去剤等が挙げられ、上記植物からの抽出物とともに上記構成成分を併用した場合、上記植物からの抽出物と併用された構成成分との間の相乗作用が、通常期待される以上の優れた使用効果をもたらすことがある。
【0029】
上記植物からの抽出物を配合した皮膚化粧料を製造する場合、他の製造原料の選択が制限されることはほとんどなく、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、アルコール類、エステル類、界面活性剤、香料等の一般的な基材や助剤はいずれも使用可能である。
【0030】
〔美容用飲食品〕
上記植物からの抽出物は、皮膚の老化を防止及び/又は改善する作用を有するとともに、消化管で消化されるようなものではないことが確認されているので、任意の飲食品や栄養補助食品に配合するのに好適である。飲食品や栄養補助食品には、本発明のヒアルロン酸産生促進剤を配合してもよい。
【0031】
上記植物からの抽出物を配合した飲食品には、皮膚の老化を防止及び/又は改善する作用が付与され、これを美容用飲食品として使用することができる。ここで、「美容用飲食品」とは、美肌又は皮膚の老化の防止及び/又は改善を図ることを目的とした飲食品を意味する。
【0032】
本発明の美容用飲食品は、上記植物からの抽出物をその活性を妨げないような任意の飲食品に配合したものであってもよいし、上記植物からの抽出物を主成分とする栄養補助食品であってもよい。
【0033】
本発明の美容用飲食品を製造する際には、例えば、デキストリン、デンプン等の糖類;ゼラチン、大豆タンパク、トウモロコシタンパク等のタンパク質;アラニン、グルタミン、イソロイシン等のアミノ酸類;セルロース、アラビアゴム等の多糖類;大豆油、中鎖脂肪酸トリグリセリド等の油脂類等の任意の助剤を添加して任意の剤形に製剤化することができる。
【0034】
本発明の美容用飲食品における上記植物からの抽出物の配合量は、添加対象飲食品の一般的な摂取量を考慮して成人1日当たりの抽出物総摂取量が約1〜1000mg程度になるようにするのが適当である。
【0035】
上記植物からの抽出物を配合し得る飲食品の種類は特に限定されないが、その具体例としては、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等の飲料(これらの飲料の濃縮原液及び調整用粉末を含む);アイスクリーム、アイスシャーベット、かき氷等の冷菓;そば、うどん、はるさめ、ぎょうざの皮、しゅうまいの皮、中華麺、即席麺等の麺類;飴、チューインガム、キャンディー、ガム、チョコレート、錠菓、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;かまぼこ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工食品;加工乳、発酵乳等の乳製品;サラダ油、てんぷら油、マーガリン、マヨネーズ、ショートニング、ホイップクリーム、ドレッシング等の油脂及び油脂加工食品;ソース、たれ等の調味料;スープ、シチュー、サラダ、惣菜、漬物などが挙げられる。
【0036】
以上説明した本発明のヒアルロン酸産生促進剤、皮膚化粧料及び美容用飲食品は、ヒトに対して好適に適用されるものであるが、それぞれの作用効果が奏される限り、ヒト以外の動物に対して適用することもできる。
【0037】
【実施例】
以下、製造例、試験例及び配合例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は、下記の各例に何ら限定されるものではない。
【0038】
〔製造例1〕
吹雲草の葉部及び枝部、鋪地草の葉部、通大海の種子の粗粉砕物300gをそれぞれ抽出溶媒3000mLに投入し、穏やかに攪拌しながら2時間、80℃に保った。水、50%エタノール又はエタノールの3種類の抽出溶媒を用いて上記抽出処理を行った後、ろ過し、ろ液を40℃で減圧下にて濃縮し、さらに減圧乾燥機で乾燥させた。抽出溶媒として水、50%エタノール、エタノールを用いたときの各抽出率を表1に示す。なお、抽出溶媒が混合物の場合、その混合比は重量基準によるものである。
【0039】
[表1]
【0040】
〔試験例1〕ヒアルロン酸産生促進作用試験
製造例1で得られた吹雲草の葉部及び枝部、鋪地草の葉部、通大海の種子の50%エタノール抽出物(以下「試料」という。)について、下記の試験法によりヒアルロン酸産生促進作用を試験した。
【0041】
ヒト正常新生児線維芽細胞(NB1RGB)1×106個を、75cm2フラスコを用いて10%FBSを含むα−MEM培地(pH7.2)で37℃、5%CO2−95%airの下にて7日間培養した。トリプシン処理により細胞を集め、1%FBSを含むα−MEM培地を用いて2.2×104個/mLに調整し96ウェルプレートに100μLづつ播種し、37℃、5%CO2−95%airの下で一晩培養した。翌日、試料(試料濃度:50ppm又は200ppm)(ppm=μg/mL)を溶解した1%FBSを含むα−MEM培地を各wellに100μLずつ添加し、37℃、5%CO2−95%airの下で3日間培養した。
【0042】
培養上清10μLを90μLのPBS(−)で10倍希釈し、その50μLを、あらかじめヒアルロン酸でコーティングしておいたELISAプレートに添加して各種抗体を用いてELISAを行った。ヒアルロン酸の定量は検量線を用いて行った。ヒアルロン酸産生促進率は、試料無添加時の値を100%として求めた。その結果を表2に示す。
【0043】
[表2]
【0044】
表2に示される結果より、吹雲草の葉部及び枝部、鋪地草の葉部、通大海の種子の50%エタノール抽出物がいずれも、ヒアルロン酸産生促進作用を有し、特に、吹雲草の葉部及び枝部の50%エタノール抽出物のヒアルロン酸産生促進作用が大きいことが確認された。なお、吹雲草の葉部及び枝部の50%エタノール抽出部のヒアルロン酸産生促進作用は、添加量が50ppmと微量であっても大きかったので、添加量が200ppmの場合のヒアルロン酸産生促進作用については測定しなかった。
【0045】
〔配合例1〕
下記の組成の乳液を常法により製造した。
吹雲草50%エタノール抽出物 0.1g
鋪地草50%エタノール抽出物 0.1g
通大海50%エタノール抽出物 0.1g
ホホバオイル 4g
オリーブオイル 2g
スクワラン 2g
セタノール 2g
モノステアリン酸グリセリル 2g
ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.0) 2.5g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 2g
1,3−ブチレングリコール 3g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
アスコルビン酸リン酸マグネシウム 0.1g
黄杞エキス 0.1g
イチョウ葉エキス 0.1g
コンキオリン 0.1g
オウバクエキス 0.1g
カミツレエキス 0.1g
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0046】
〔配合例2〕
下記組成の化粧水を常法により製造した。
鋪地草水抽出物 0.2g
吹雲草水抽出物 0.05g
グリセリン 3g
1,3−ブチレングリコール 3g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 0.1g
油溶性甘草エキス 0.1g
海藻エキス 0.1g
キシロビオースミクスチャー 0.5g
クジンエキス 0.1g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0047】
〔配合例3〕
下記組成のクリームを常法により製造した。
通大海エタノール抽出物 0.1g
鋪地草エタノール抽出物 0.05g
流動パラフィン 5g
サラシミツロウ 4g
セタノール 3g
スクワラン 10g
ラノリン 2g
ステアリン酸 1g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0) 1.5g
モノステアリン酸グリセリル 3g
1,3−ブチレングリコール 6g
パラオキシ安息香酸メチル 1.5g
酵母抽出液 0.1g
シソ抽出液 0.1g
シナノキ抽出液 0.1g
ジユ抽出液 0.1g
香料 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0048】
〔配合例4〕
下記組成のパックを常法により製造した。
吹雲草50%エタノール抽出物 0.2g
鋪地草50%エタノール抽出物 0.05g
通大海50%エタノール抽出物 0.05g
ポリビニルアルコール 15g
ポリエチレングリコール 3g
プロピレングリコール 7g
エタノール 10g
パラオキシ安息香酸エチル 0.05g
酢酸トコフェロール 0.1g
セージ抽出液 0.1g
トウキ抽出液 0.1g
ニンジン抽出液 0.1g
香料 0.05g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0049】
〔配合例5〕
下記の混合物を打錠して,錠剤状栄養補助食品を製造した。
吹雲草水抽出物 1重量部
鋪地草水抽出物 1重量部
通大海水抽出物 1重量部
粉糖(ショ糖) 188重量部
グリセリン脂肪酸エステル 12重量部
【0050】
〔配合例6〕
下記の混合物を顆粒状に形成して栄養補助食品を製造した。
吹雲草50%エタノール抽出物 1重量部
鋪地草50%エタノール抽出物 1重量部
通大海50%エタノール抽出物 1重量部
ビートオリゴ糖 1000重量部
ビタミンC 167重量部
ステビア抽出物 10重量部
【0051】
【発明の効果】
本発明により、ヒアルロン酸産生促進剤が提供される。本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、皮膚の老化を防止及び/又は改善するのに有用である。また、本発明により、ヒアルロン酸産生促進作用が付与された皮膚化粧料が提供される。
本発明の皮膚化粧料は、皮膚の適用した場合の使用感と安全性に優れているとともに、皮膚の老化を防止及び/又は改善するのに有用である。さらに、本発明により、ヒアルロン酸産生促進作用が付与された美容用飲食品が提供される。本発明の美容用飲食品は、皮膚の老化を防止及び/又は改善するのに有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hyaluronic acid production promoter having an action of activating the production of hyaluronic acid by fibroblasts, a skin cosmetic having an action for preventing and improving skin aging, and a food and drink having a cosmetic action (for cosmetics). Food and drink).
[0002]
[Prior art]
The dermis and epidermis of the skin are composed of epidermal cells, fibroblasts, and an extracellular matrix such as hyaluronic acid that is outside these cells and supports the skin structure. In young skin, the retention of moisture, flexibility, elasticity, etc. is ensured by maintaining the constant interaction of these skin tissues, and the skin is maintained in a fresh state with a firm and glossy appearance. .
[0003]
However, due to the influence of certain external factors such as ultraviolet rays, drastic drying of air, excessive skin washing, etc., and the progress of aging, the influence of external factors and fibroblasts associated with aging are also increased. A decrease in the growth rate causes a decrease in the production of hyaluronic acid, a natural moisturizing factor. As a result, the skin's moisturizing function and elasticity are lowered, and the keratin begins to exfoliate abnormally, so that the skin loses its tension and gloss, and exhibits aging symptoms such as roughness, wrinkles and dullness.
[0004]
Thus, changes accompanying skin aging, ie, wrinkles, dullness, disappearance of texture, decrease in elasticity, etc., decrease / degeneration of dermal matrix components such as hyaluronic acid and decrease in proliferation rate of fibroblasts. And is involved.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, a first object of the present invention is to find a substance capable of preventing and / or improving skin aging by promoting hyaluronic acid production by fibroblasts, and containing it as an active ingredient Is to provide.
[0006]
A second object of the present invention is to provide a skin cosmetic that has a hyaluronic acid production promoting action and is useful in preventing and / or improving skin aging.
[0007]
Furthermore, the third object of the present invention is to provide a cosmetic food and drink that has a hyaluronic acid production promoting action and is useful in preventing and / or improving skin aging.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned object, the hyaluronic acid production promoter of the present invention contains an extract from fluffy grass as an active ingredient. It is characterized by blending an extract from
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
In the present invention, the “extract” refers to an extract obtained by using one or more plants selected from the group consisting of blown grass, dredged grass and Tsutsumi Sea as a raw material for extraction, a diluted solution of the extract or A concentrated solution, a dried product obtained by drying the extract, or a crude product or a purified product thereof are included.
[0010]
The plant used as an extraction raw material is one or more plants selected from the group consisting of blown grass, dredged grass, and the sea of open sea. When using 2 or more types of plants as an extraction raw material, the said plants can be combined arbitrarily.
[0011]
Fenungrass (scientific name: Salomonia cantoniensis) (also known as: Salamonia, Ichiwanho, Koujiso, Kazanda, Zankenken) belongs to the Himehagi family It is an annual herb and is distributed in Guangdong, Guangxi, Yunnan, Guizhou, Hunan, Jiangxi, Fujian, etc. and is easily available from these areas. In addition, 草地 草 (scientific name: Euphorbia chamaesyce, Euphorbia prostrata) (also known as milk grass) is an annual herb belonging to Euphorbiaceae, Guangdong, Guangxi, Fujian, Sichuan , Yunnan, Guizhou, etc. are easily available from these areas. Tut Taikai (scientific name: Sterculia lychnophera) is a deciduous tree belonging to the family Aogiri, and is distributed in tropical areas such as Vietnam, India, Malaysia, Thailand, Indonesia, etc. It is available.
[0012]
The constituent parts of the plant used as the raw material for extraction are not particularly limited, and for the blown grass, for example, the constituent parts such as whole grass, leaves, stems, flowers, seeds, roots, etc. Constituent parts such as whole plants, leaves, stems, flowers, seeds, roots, etc., and for the Tsutsumi Sea, for example, constituent parts such as leaves, branches, bark, flowers, seeds, roots, etc. may be used as extraction raw materials. it can. Among these constituent parts, it is preferable to use leaves and / or branches especially for blown grass, especially leaves for dredged grass, and seeds especially for the Tsutsumi Sea.
[0013]
Although the details of the substance having the hyaluronic acid production promoting action contained in the extract from the plant are unknown, the extraction having the hyaluronic acid production promoting action from the plant by the extraction method generally used for the extraction of the plant You can get things. For example, it can be obtained by drying the raw material for extraction and pulverizing it as it is or using a crusher and subjecting it to extraction with an extraction solvent. At this time, the extraction raw material may be dried in the sun or using a commonly used dryer. Moreover, you may use the said plant as a raw material for extraction, after giving pretreatments, such as degreasing, with nonpolar solvents, such as hexane and benzene. By performing pretreatment such as degreasing, extraction with a polar solvent can be performed efficiently.
[0014]
As the extraction solvent, it is preferable to use water, a hydrophilic organic solvent, or a mixture thereof at room temperature or a temperature not higher than the boiling point of the solvent.
[0015]
Examples of water that can be used as the extraction solvent include pure water, tap water, well water, mineral spring water, mineral water, hot spring water, spring water, fresh water, and the like, as well as water that has been subjected to various treatments. Examples of the treatment applied to water include purification, heating, sterilization, filtration, ion exchange, adjustment of osmotic pressure, buffering, and the like. Therefore, the water that can be used as the extraction solvent in the present invention includes purified water, hot water, ion-exchanged water, physiological saline, phosphate buffer, phosphate buffered saline, and the like.
[0016]
Examples of the hydrophilic organic solvent that can be used as the extraction solvent include lower alcohols having 1 to 5 carbon atoms such as methanol, ethanol, propyl alcohol, and isopropyl alcohol; lower aliphatic ketones such as acetone and methyl ethyl ketone; 1,3-butylene. Examples thereof include polyhydric alcohols having 2 to 5 carbon atoms such as glycol, propylene glycol and glycerin.
[0017]
When using the liquid mixture of 2 or more types of polar solvents as an extraction solvent, the mixing ratio can be adjusted suitably. For example, when using the liquid mixture of water and a lower aliphatic alcohol, the mixing ratio of water and a lower aliphatic alcohol can be 7: 3 to 2: 8 (weight ratio).
[0018]
The extraction treatment is not particularly limited as long as the soluble component contained in the plant can be eluted in the extraction solvent, and can be performed according to a conventional method. In the extraction process, it is not necessary to adopt a special extraction method, and any apparatus can be used at room temperature or under reflux heating.
[0019]
Specifically, the raw material for extraction is put into a treatment tank filled with the extraction solvent, and is usually left standing for 1 to 3 hours with occasional stirring to elute soluble components, followed by filtration to remove solid matter. An extract is obtained by removing and evaporating the extraction solvent from the resulting extract and drying. The amount of the extraction solvent is usually 5 to 15 times the weight of the extraction raw material (weight ratio), and the extraction temperature is usually from room temperature to 95 ° C.
[0020]
The obtained extract is diluted, concentrated, dried, purified, etc. according to a conventional method in order to obtain a diluted or concentrated solution of the extract, a dried product of the extract, or a crude purified product or a purified product thereof. Processing may be performed.
[0021]
The obtained extract can be used as it is as a hyaluronic acid production promoter, but a concentrated solution or a dried product is easier to use. Formulation of the extract from the plant can be performed according to a conventional method. For formulation, in order to facilitate storage and handling, pharmaceutically acceptable carriers such as dextrin and cyclodextrin and other optional auxiliaries can be added. It can be formulated into an arbitrary dosage form such as a granule or tablet.
[0022]
Since the extracts from the above plants have a characteristic odor, it is possible to carry out purification for the purpose of decolorization, deodorization, etc. within a range that does not cause a decrease in the physiological activity. Since it is not used in a large amount when added to a product, there is no practical problem even if it is not purified. Specifically, purification can be performed by activated carbon treatment, adsorption resin treatment, ion exchange resin treatment, or the like.
[0023]
The hyaluronic acid production promoter of the present invention activates the production of hyaluronic acid by fibroblasts, and can prevent and / or improve skin aging caused by hyaluronic acid reduction, degeneration, and the like.
[0024]
[Skin cosmetic]
The above plant extracts have an action to prevent and / or improve skin aging, and are excellent in usability and safety when applied to the skin, and are therefore suitable for blending into skin cosmetics. is there. You may mix | blend the hyaluronic acid production promoter of this invention with skin cosmetics.
[0025]
The kind of skin cosmetics which can mix | blend the extract from the said plant is not specifically limited, As an example, ointment, cream, milky lotion, a lotion, a pack, a lipstick, a bath agent etc. are mentioned.
[0026]
The amount of the extract from the plant in the skin cosmetic of the present invention can be adjusted as appropriate depending on the type of skin cosmetic and the physiological activity of the extract, but the total amount of the extract from the plant is In addition, it is preferably blended so as to be about 0.00001 to 10% by weight in terms of a standard extract.
[0027]
For the skin cosmetics of the present invention, various main ingredients and auxiliaries usually used in the production of skin cosmetics and other optional auxiliaries are used as long as they do not interfere with the hyaluronic acid production promoting action of the extracts from the above plants. can do. The skin cosmetics of the present invention are not limited to those in which only the above-mentioned plant extract is the main agent in terms of preventing and improving skin aging.
[0028]
Examples of skin cosmetics of the present invention that can be used as a skin cosmetic constituent together with the above plant extract include, for example, astringents, bactericides / antibacterial agents, whitening agents, ultraviolet absorbers, moisturizers, cell activation agents. Agents, anti-inflammatory / anti-allergic agents, anti-oxidant / active oxygen scavengers, etc., and when the above components are used together with the above-mentioned extract from the plant, between the components used together with the extract from the plant The synergistic effects of the above may lead to better use effects than would normally be expected.
[0029]
When manufacturing skin cosmetics containing extracts from the above-mentioned plants, the selection of other raw materials is rarely limited, and oils, waxes, hydrocarbons, fatty acids, alcohols, esters Any general base materials and auxiliaries such as surfactants and fragrances can be used.
[0030]
[Beauty food and drink]
The extract from the above plant has an action of preventing and / or improving skin aging and is confirmed not to be digested in the digestive tract. It is suitable for blending. You may mix | blend the hyaluronic acid production promoter of this invention with food-drinks or a dietary supplement.
[0031]
The food / beverage products containing the plant extract are imparted with an action to prevent and / or improve skin aging, and can be used as cosmetic food / beverage products. Here, “beauty food and drink” means food and drink intended to prevent and / or improve skin aging and / or skin aging.
[0032]
The beauty food or drink according to the present invention may be a product obtained by blending an extract from the above plant with any food or beverage that does not impede its activity, or nutrition based on an extract from the above plant. It may be a supplement.
[0033]
When producing the cosmetic food and drink of the present invention, for example, sugars such as dextrin and starch; proteins such as gelatin, soybean protein and corn protein; amino acids such as alanine, glutamine and isoleucine; cellulose and gum arabic Polysaccharides: It can be formulated into an arbitrary dosage form by adding optional auxiliaries such as soybean oil and oils such as medium chain fatty acid triglycerides.
[0034]
The blended amount of the extract from the plant in the cosmetic food and drink of the present invention is about 1 to 1000 mg of total extract per day for adults in consideration of the general intake of the food and drink to be added. It is appropriate to do so.
[0035]
Although the kind of food / beverage products which can mix | blend the extract from the said plant is not specifically limited, As the specific example, drinks, such as a soft drink, a carbonated drink, a nutritive drink, a fruit drink, and a lactic acid drink (Concentrated undiluted | stock solution of these drinks) And ice cream, ice sherbet, shaved ice, etc .; noodles such as buckwheat, udon, harusame, gyoza skin, cucumber skin, Chinese noodles, instant noodles; rice cake, chewing gum, candy, gum, Chocolate, tablet confectionery, snack confectionery, biscuits, jelly, jam, cream, baked confectionery, etc .; fishery and livestock processed foods such as kamaboko, ham, sausage; dairy products such as processed milk, fermented milk; salad oil, tempura oil, Margarine, mayonnaise, shortening, whipped cream, dressing and other fats and oils processed foods; seasonings such as sauces and sauces ; Soups, stews, salads, prepared foods, pickles, and the like.
[0036]
The hyaluronic acid production promoter, skin cosmetic and cosmetic food and drink of the present invention described above are preferably applied to humans, but animals other than humans can be used as long as their respective effects are exhibited. It can also be applied to.
[0037]
【Example】
Hereinafter, although a manufacture example, a test example, and a compounding example are shown and this invention is demonstrated concretely, this invention is not limited to each following example at all.
[0038]
[Production Example 1]
300 g of coarsely ground products of leaves and branches of blown grass, leaves of drought grass, and Tsutsumi Sea seeds were put into 3000 mL of the extraction solvent, and kept at 80 ° C. for 2 hours with gentle stirring. The above extraction treatment was performed using three types of extraction solvents of water, 50% ethanol or ethanol, followed by filtration. The filtrate was concentrated under reduced pressure at 40 ° C. and further dried with a vacuum dryer. Table 1 shows the extraction rates when water, 50% ethanol, and ethanol were used as the extraction solvent. When the extraction solvent is a mixture, the mixing ratio is based on weight.
[0039]
[Table 1]
[0040]
[Test Example 1] Hyaluronic acid production promoting action test 50% ethanol extract (hereinafter referred to as "sample") of the leaves and branches of Fumofu grass obtained in Production Example 1 )) Was tested for hyaluronic acid production promoting effect by the following test method.
[0041]
1 × 10 6 human normal neonatal fibroblasts (NB1RGB) were used in an α-MEM medium (pH 7.2) containing 10% FBS at 37 ° C. under 5% CO 2 -95% air using a 75 cm 2 flask. For 7 days. Cells were collected by trypsin treatment, adjusted to 2.2 × 10 4 cells / mL using α-MEM medium containing 1% FBS, seeded in 100 μL each in a 96-well plate, 37 ° C., 5% CO 2 -95%. Incubate overnight under air. On the next day, 100 μL of α-MEM medium containing 1% FBS in which a sample (sample concentration: 50 ppm or 200 ppm) (ppm = μg / mL) was dissolved was added to each well, and 37 ° C., 5% CO 2 -95% air. For 3 days.
[0042]
10 μL of the culture supernatant was diluted 10-fold with 90 μL of PBS (−), 50 μL thereof was added to an ELISA plate previously coated with hyaluronic acid, and ELISA was performed using various antibodies. Hyaluronic acid was quantified using a calibration curve. The hyaluronic acid production promotion rate was determined with the value when no sample was added as 100%. The results are shown in Table 2.
[0043]
[Table 2]
[0044]
From the results shown in Table 2, the 50% ethanol extract of the leaves and branches of fuchsia grass, the leaves of dredged grass, and the seeds of Tsutsumi Sea have hyaluronic acid production promoting action. It was confirmed that the hyaluronic acid production promoting action of the 50% ethanol extract of the leaves and branches of grass was great. In addition, since the hyaluronic acid production promoting action of the 50% ethanol extraction part of the part of the foliar grass and branches was large even when the addition amount was as small as 50 ppm, the hyaluronic acid production promoting action when the addition amount was 200 ppm. Was not measured.
[0045]
[Formulation Example 1]
An emulsion having the following composition was produced by a conventional method.
Fumaruki grass 50% ethanol extract 0.1g
0.1g of 50% ethanol extract
Tsutsumi Sea 50% ethanol extract 0.1g
Jojoba oil 4g
2g olive oil
Squalane 2g
Cetanol 2g
2g glyceryl monostearate
Polyoxyethylene cetyl ether (20E.0) 2.5g
Oleic acid polyoxyethylene sorbitan (20E.0) 2g
1,3-butylene glycol 3g
Methyl paraoxybenzoate 0.15g
Ascorbic acid magnesium phosphate 0.1g
Twilight extract 0.1g
Ginkgo biloba extract 0.1g
Conchiolin 0.1g
Oat extract 0.1g
Chamomile extract 0.1g
0.1g dipotassium glycyrrhizinate
Fragrance 0.05g
Purified water remainder (total amount is 100 g)
[0046]
[Formulation Example 2]
A lotion having the following composition was produced by a conventional method.
0.2g
Fukiun grass water extract 0.05g
Glycerin 3g
1,3-butylene glycol 3g
Oleic acid polyoxyethylene sorbitan (20E.0) 0.5g
Methyl paraoxybenzoate 0.15g
Citric acid 0.1g
Sodium citrate 0.1g
Oil soluble licorice extract 0.1g
Seaweed extract 0.1g
Xylobiose Mixture 0.5g
Kujin extract 0.1g
Fragrance 0.05g
Purified water remainder (total amount is 100 g)
[0047]
[Composition Example 3]
A cream having the following composition was produced by a conventional method.
Tsutsumi Sea Ethanol Extract 0.1g
鋪 地 草 ethanol extract 0.05g
Liquid paraffin 5g
Salami beeswax 4g
Setanol 3g
Squalane 10g
Lanolin 2g
Stearic acid 1g
Oleic acid polyoxyethylene sorbitan (20E.0) 1.5g
3g glyceryl monostearate
1,3-butylene glycol 6g
1.5 g of methyl paraoxybenzoate
Yeast extract 0.1g
Perilla extract 0.1g
Linden extract 0.1g
Jiuyu Extract 0.1g
Fragrance 0.1g
Purified water remainder (total amount is 100 g)
[0048]
[Formulation Example 4]
A pack having the following composition was produced by a conventional method.
0.2 g of 50% ethanol extract of blown grass
0.05g of 50% ethanol extract
Tsutsumi 50% ethanol extract 0.05g
Polyvinyl alcohol 15g
Polyethylene glycol 3g
7g of propylene glycol
Ethanol 10g
0.05 g ethyl paraoxybenzoate
Tocopherol acetate 0.1g
Sage extract 0.1g
Toki extract 0.1g
Carrot extract 0.1g
Fragrance 0.05g
Purified water remainder (total amount is 100 g)
[0049]
[Formulation Example 5]
The following mixture was tableted to produce a tablet-like dietary supplement.
Fuunshu grass water extract 1 part by weight Dredged grass water extract 1 part by weight Large seawater extract 1 part by weight Powdered sugar (sucrose) 188 parts by weight Glycerin fatty acid ester 12 parts by weight
[Composition Example 6]
The following mixture was formed into granules to produce a dietary supplement.
50% ethanol extract of blown grass 1 part by weight 50% ethanol extract of drought grass 1 part by weight 50% ethanol extract of the open sea 1 part by weight beet oligosaccharide 1000 parts by weight Vitamin C 167 parts by weight Stevia extract 10 parts by weight ]
【The invention's effect】
According to the present invention, a hyaluronic acid production promoter is provided. The hyaluronic acid production promoter of the present invention is useful for preventing and / or improving skin aging. Moreover, the skin cosmetics provided with the hyaluronic acid production promotion effect | action are provided by this invention.
The skin cosmetic of the present invention has excellent usability and safety when applied to the skin, and is useful for preventing and / or improving skin aging. Further, according to the present invention, there is provided a cosmetic food and drink provided with hyaluronic acid production promoting action. The cosmetic food and drink of the present invention is useful for preventing and / or improving skin aging.
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