JP3934786B2 - 画像入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、画像入力装置に関し、より詳細には、CCD(Charge Coupled Device )撮像素子等の固体撮像素子を用いて被写体を撮像して得られる画像データを入力するデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の画像入力装置では、連続撮像を行うため、露光毎に画像データを読み出してメモリに蓄える必要があり、固体撮像素子に与えられた画素数に応じてその読み出しに必要な時間は相違する。特に、高画質な画像を得る場合には、固体撮像素子の画素数が多く設定されるので、読み出し時間は長くなる。このため、近年、少ない画素数で高画質化を図るための画素ずらし技術が提案されている。
【0003】
ここで、従来の高画質化手法について説明する。図11は従来例による画素ずらしタイミングを説明するタイミングチャートである。図11に示した画素ずらしタイミングでは、CCD撮像素子から画像データを読み出す読み出し時間(TR)が例えば1/60〜1/15秒の範囲に設定されるので、1回目と2回目の露光時間を一定にした場合の電子シャッタを切る時間間隔、すなわち画像データの読み出しを開始するタイミングの時間間隔は読み出し時間(TR)に画素ずらし時間(TS)を加えた時間となる。この画素ずらし時間(TS)は、フォトダイオードから垂直CCDに電荷を転送する時間(TF)後に実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように従来例による画像入力装置および画像入力システムでは、画像データの読み出しを開始するタイミングの時間間隔でしか電子シャッタを切って撮像することができないので、手振れ撮像を考慮した上で高速での連続撮像が必要となる動的被写体の撮像や手持ち撮像には不適となり、撮像条件が静的被写体を撮像対象とした静止画撮像に限定されることから、撮像能力を十分発揮できないという問題点があった。
【0005】
また、連続撮像を行う場合に、暗い被写体の場合には、手振れが起きるため、ぶれた画像になるという問題点もあった。
【0006】
本発明は、上述の問題点に鑑み、連続撮像時に、被写体が暗い場合でも、高画質・高解像度の画像を得ることが可能な画像入力装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、請求項の発明に係る画像入力装置は、撮影レンズを備えた画像入力装置において、前記撮影レンズにより入射された光を受光することで電荷を蓄積し、画像データを得る撮像素子と、前記撮像素子から読み出された画像データを記憶する記憶手段と、前記撮像素子に対して遮光状態を形成する遮光手段と、前記撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能な読出信号発生手段と、前記読出信号発生手段よる前記読出信号の発生を条件として、前記撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段により発生された制御信号の出力期間を制御することで、前記撮像素子における露光開始タイミングを制御する露光開始制御手段と、前記撮像素子による撮像が行われているときにストロボ光を発光するストロボ光発光手段と、前記露光開始制御手段による制御で、前記制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、前記読出信号発生手段による前記読出信号の発生時に露光を終了する第1撮像手段と、前記制御信号発生手段が前記第1撮像手段の露光の終了に用いた前記読出信号の発生を条件として前記制御信号を発生させてから、前記露光開始制御手段による制御で前記第1の出力期間より短い第2の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終える第2撮像手段と、前記第2撮像手段による撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、前記第1撮像手段による撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるように前記ストロボ光発光手段によるストロボ発光動作を制御する制御手段と、前記第1撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第1画像データと、前記第2撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第2画像データとを合成する画像合成手段と、を備えたものである。
【0010】
また、請求項の発明に係る画像入力装置は、撮影レンズを備えた画像入力装置において、前記撮影レンズにより入射された光を受光することで電荷を蓄積し、画像データを得る撮像素子と、前記撮像素子による被写体の撮像範囲を変更する変更手段と、前記撮像素子から読み出された画像データを記憶する記憶手段と、前記撮像素子に対して遮光状態を形成する遮光手段と、前記撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能な読出信号発生手段と、前記読出信号発生手段よる前記読出信号の発生を条件として、前記撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段により発生された制御信号の出力期間を制御することで、前記撮像素子における露光開始タイミングを制御する露光開始制御手段と、前記撮像素子による撮像が行われているときにストロボ光を発光するストロボ光発光手段と、前記露光開始制御手段による制御で、前記制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、前記読出信号発生手段による前記読出信号の発生時に露光を終了する第1撮像手段と、前記第1撮像手段による撮像の後、前記変更手段による前記撮像範囲の変更を制御する第1制御手段と、前記制御信号発生手段が前記第1撮像手段の露光の終了に用いた前記読出信号の発生を条件として前記制御信号を発生させてから、前記露光開始制御手段による制御で前記第1の出力期間より短い第2の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終える第2撮像手段と、前記第2撮像手段による撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、前記第1撮像手段による撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるように前記ストロボ光発光手段によるストロボ発光動作を制御する第2制御手段と、前記第1撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第1画像データと、前記第2撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第2画像データとを合成する画像合成手段と、を備えたものである。
【0011】
また、請求項の発明に係る画像入力装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ストロボ発光手段が、複数のストロボコンデンサを備えているものである。
【0012】
また、請求項の発明に係る画像入力装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記ストロボ発光手段が、単一のストロボコンデンサを備えているものである。
【0013】
また、請求項の発明に係る画像入力装置は、請求項1又は2に記載の画像入力装置において、前記第1制御手段は、少なくとも、前記ストロボ光を発光させて連続撮像を行うための第1モードと、前記ストロボ光を発光させないで連続撮像を行うための第2モードとを有し、撮像素子による測光値に基づいて得られる露光時間と予め設定された手振れ時間との比較結果に基づいて前記第1モードを実行するか、若しくは、前記第2モードを実行するかを判断するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る画像入力装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
図1はこの発明に係る画像入力装置の一実施の形態を示すブロック図であり、同図において、1は画像入力装置の一例であるデジタルスチルカメラ(以下にデジタルカメラと称する)を示している。図1に示したデジタルカメラ1は、主要な構成を大別すると、被写体を撮像してアナログ画像データを得る撮像ブロック2と、この撮像ブロック2で得られたアナログ画像データをデジタル化したデジタル画像データを処理して外部に出力する信号処理ブロック3とを備えている。
【0016】
このデジタルカメラ1において、撮像ブロック2と信号処理ブロック3間には、画像データをアナログ・デジタル変換するA/D変換部5が設けられ、信号処理ブロック3には、図示せぬモードスイッチ等の操作に応じて信号を発生して信号処理ブロック3にその信号を出力する信号発生器6が接続されている。
【0017】
撮像ブロック2は、光学レンズ20、信号処理ブロック3の制御に従って移動可能に設けられた撮像部21等を有している。撮像部21は、レンズ20に入射された光を光学的機構で遮光するシャッタ機構22と、レンズ20に入射された光を受光するCCD23と、このCCD23を支持してCCD23の受光面を結像面との間で平行に移動させ同一被写体の撮像範囲を変更して画素ずらしを行う圧電素子24とを有している。CCD23の出力はA/D変換部5に供給される。
【0018】
信号処理ブロック3は、例えば、システムコントローラ30、センサーデータ出力部31、複数枚のメモリよりなるメモリ群32、画素ずらし処理部33等を有している。システムコントローラ30は、撮像ブロック2の撮像部21、ストロボ回路4,A/D変換部5、センサーデータ出力部31、メモリ群32、画素ずらし処理部33、信号発生器6等の各ユニットに結合され、撮像動作、ストロボ発光動作、A/D変換、メモリのリード/ライト、画素ずらし、キー入力に応じた動作等を制御する。
【0019】
なお、システムコントローラ30は、マイクロコンピュータ等で構成され、ROMに予め記憶しておいた各種プログラム(例えば図8や図9に示したフローチャートに従う処理を実行させるためのプログラム)に従ってマイクロコンピュータを作動させることで、各ユニットの制御や演算処理を実行する。
【0020】
センサーデータ出力部31は、A/D変換部5の出力に結合されデジタル画像データを入力すると共に、システムコントローラ30の制御に従って後段のメモリ群32の内のいずれかのメモリに入力デジタル画像データを出力する。メモリ群32は、複数枚のメモリを有し、システムコントローラ30の制御に従って、撮像1回当たりにひとつのメモリを画像データ格納用に使用したり、一メモリからデジタル画像データを読み出して後段の画素ずらし処理部33に供給する。
【0021】
画素ずらし処理部33は、メモリ群32から供給されるデジタル画像データに基づいて画素ずらし処理を施すものであり、具体的には、圧電素子24により撮像範囲を変更したときの画素ずれ量(例えば、画素1/2ピッチ)に応じて同一被写体における高画質化を行い、最終的に一枚分の画像データを得る。この画素ずらし処理部33の出力は図示せぬ外部端子に接続され、パーソナルコンピュータ等の外部機器に接続することで送出することができる。
【0022】
ストロボ回路4は、システムコントローラ30の制御によりストロボ発光を行うための回路であり、反射鏡や放電管等を備えたストロボ発光を行うストロボ発光部41,ストロボコンデンサー42,およびストロボコンデンサー43等を有している。ストロボコンデンサー42およびストロボコンデンサー43の2つのコンデンサを備えているのは連続ストロボ発光に対応するためである。
【0023】
図2は、図1示したストロボ回路4のストロボコンデンサ42、43が、単一のストロボコンデンサ45に置き代わったものである。このように単一のストロボコンデンサ45によりストロボ発光部41に対するパワー供給を行うと、ストロボコンデンサ45が単一であるがゆえに、そのコンデンサ容量を制御するのが容易になり、連続するストロボ発光の発光量の均一化を図ることができる。その結果、ストロボ発光の発光量の不均一に起因する撮像むらを抑制できる。図2のその他の構成は、図1に示したものと同じであるので、その説明は省略する。
【0024】
信号発生器6は電子シャッタやシャッタ機構22を作動させて撮像を行うためのスイッチや各種モードを設定するためのモードスイッチ等を具備している。例えばモードスイッチについては、例えば、モード1からモードN(Nは3以上の整数)までのN種類用意されている。
【0025】
モード1は、高速連続撮像、画素ずらし、およびストロボ発光処理(後述の図7参照)を行うためのモードであり、モード2は高速連続撮像および画素ずらし処理(後述の図6参照)を行うためのモードであり、モード3は、通常のスピードで1回だけ撮像する通常1回撮像処理(後述の図5参照)を行うためのモードである。
【0026】
つぎに、撮像素子23について説明する。図3は撮像ブロック2内の撮像素子23の構成例を示す回路図である。撮像素子23はCCD部231と信号検出部232とを有している。CCD部231はマトリクス状に配置されたフォトダイオードPD…、フォトダイオードPD…の垂直方向の電荷を転送するVCCD、およびフォトダイオードPD…の水平方向の電荷を転送するHCCDを有している。
【0027】
フォトダイオードPD…は光学レンズ20に入射された光を受光して光電変換を行ってVCCD,HCCDに電荷を転送する。VCCD,HCCDは転送された電荷を信号検出部232に出力する。信号検出部232は入力された電荷を電圧に変換してこれを画像信号(アナログ画像信号)としてA/D変換部5に出力する。なお、本実施の形態では、撮像素子23の画素読み出しタイプとして全画素読み出しを採用する。
【0028】
つぎに、圧電素子24について説明する。図4は撮像ブロック2内の圧電素子24の取付構造を示す概略構成図である。積層タイプの圧電素子24は、一端が基板26Aに接続され、他端で撮像素子23を取り付けた素子ホルダ25を支持している。素子ホルダ25は圧電素子24の作動によって矢印M方向に移動する。この圧電素子24は、撮像ブロック2内における取付角度に従って、水平、垂直、対角のいずれかの方向に対して撮像範囲の変更(圧電素子24の画素ずらし動作)を実施する。
【0029】
つぎに、モード1〜3の動作について説明する。先ず、モード3について説明する。図5は全画素読み出しタイプにおける画素読み出しタイミングを示すタイミングチャートであり、同図において、T1は電子シャッタによる露光時間を示している。
【0030】
図5に示したモード3は、電子シャッタのみ使用してシャッタ機構22を使用しないモードである。このモード3では、全画素読み出しの読み出し信号は全画素読み出しのための垂直同期信号に同期して発生するため、連写時間は従前の間隔を採用することから、通常の静的被写体の撮像に適する。フォトダイオード制御信号は読み出し信号が出力された後にフォトダイオードPDに蓄えられた電荷を取り除くために発生する(図5中、フォトダイオード制御信号の縦線を並記した部分)。このフォトダイオード制御信号によりフォトダイオードPD…から電荷が取り除かれた後、つぎの読み出し信号が発生するまでの間(露光時間T1)に電子シャッタが作動して露光が行われる。
【0031】
続いて、モード2について説明する。図6は全画素読み出しタイプにおける高速連続撮像および画素ずらしによる画素読み出しタイミングを示すタイミングチャートであり、同図において、T2は電子シャッタによる露光時間を示している。図6において、メカシャッタ信号はシャッタ機構22を作動させる制御信号であり、画素ずらし信号は圧電素子24を作動させ画素を例えば1/2ピッチずらすために使用される制御信号である。
【0032】
このモード2でも、読み出し信号は垂直同期信号に同期して発生するが、このモード2では、1回目の撮像による露光が露光時間T2の経過で終了した後、読み出し信号の発生で撮像素子23における転送が行われる。その転送のタイミングで画素ずらし信号が発生し、圧電素子24により撮像素子23の画素ずらしが行われる。この画素ずらし動作は、転送後に完了するものである。また、この転送後には、画像データはシステムコントローラ30の制御に従ってメモリ群32における1回目の撮像用のメモリに書き込まれる。
【0033】
そして、画素ずらし完了後、続いて2回目の撮像による露光が開始される。その際、連写タイミングは例えば12〜32msecの間隔となる。この2回目の撮像の場合にも露光時間はT2であり、1回目と同じ露光時間で同じ露光量が取得される。露光時間T2が経過すると、そのタイミングでメカシャッタ信号が発生してシャッタ機構22が作動する。このシャッタ機構22の光学的機構によって撮像素子23は遮光される。2回目の撮像で得られた画像データについては、つぎの読み出し信号が発生したときに1回目の撮像のときと同様に転送が行われ、その後に1回目の撮像で書き込んだメモリとは異なるメモリに書き込みが制御される。
【0034】
モード1について説明する。図7は全画素読み出しタイプにおける高速連続撮像、画素ずらし、およびストロボ発光による画素読み出しタイミングを示すタイミングチャートであり、同図において、T3は電子シャッタによる露光時間を示している。
【0035】
において、メカシャッタ信号はシャッタ機構22を作動させる制御信号であり、画素ずらし信号は圧電素子24を作動させ画素を例えば1/2ピッチずらすために使用される制御信号であり、ストロボ発光信号はストロボ回路4を作動させる制御信号である。
【0036】
このモード1でも、読み出し信号は垂直同期信号に同期して発生するが、このモード1では、1回目の撮像による露光が開始してからTS1時間経過後、1回目のストロボ発光信号([1])が発生し、ストロボ回路4で1回目のストロボ発光が行われる。そして、1回目の撮像による露光が露光時間T3の経過で終了した後、読み出し信号の発生で撮像素子23における転送が行われる。その転送のタイミングで画素ずらし信号が発生し、圧電素子24により撮像素子23の画素ずらしが行われる。この画素ずらし動作は、転送後に完了するものである。また、この転送後には、画像データはシステムコントローラ30の制御に従ってメモリ群32における1回目の撮像用のメモリに書き込まれる。
【0037】
そして、画素ずらし完了後、続いて2回目の撮像による露光が開始される。その際、連写タイミングは例えば12〜32msecの間隔となる。この2回目の撮像の場合にも露光時間はT3であり、1回目と同じ露光時間で同じ露光量が取得される。2回目の撮像による露光が開始してからTS2(TS2≦TS1)時間経過後、2回目のストロボ発光信号(▲2▼)が発生し、ストロボ回路4で2回目のストロボ発光が行われる。露光時間T3が経過すると、そのタイミングでメカシャッタ信号が発生してシャッタ機構22が作動する。このシャッタ機構22の光学的機構によって撮像素子23は遮光される。
【0038】
2回目の撮像で得られた画像データについては、つぎの読み出し信号が発生したときに1回目の撮像のときと同様に転送が行われ、その後に1回目の撮像で書き込んだメモリとは異なるメモリに書き込みが制御される。
【0039】
上記モード1によれば、1回目のストロボ発光タイミングはできるだけ1回目の露光完了時間側へシフトして発光するように設定されており、また、2回目のストロボ発光タイミングはできるだけ2回目の露光開始側で発光するように設定されている。換言すると、2回目の撮像開始から2回目のストロボ光を発光させるタイミングを、1回目の撮像開始から1回目のストロボ光を発光させるタイミングよりも短く制御するようにして(TS1≧TS2)、ストロボ発光動作を行っている。これにより、ストロボによる露光間隔が短くなり、ぶれのない連続した画像が得られることになる。但し、電子シャッタ露光時間とストロボ発光時間が同じような明るいところでの連写の場合は、発光タイミングは同じとなる。なお、2回目のストロボ発光は、2回目の露光開始と同時に行っても良い。
【0040】
つぎに、システムコントローラ30による動作について説明する。まず、モード選択について説明する。図8はモード選択処理を説明するフローチャートである。このモード選択処理では、図示せぬモードスイッチの操作に応じて信号発生器6により発生する操作信号に従ってモード判定が行われる。すなわち、システムコントローラ30では、操作信号が入力されると、その操作信号に基づいてモードNo.(番号)が判別される(ステップS1)。
【0041】
その判別の結果、モードNo.が「1」であれば、処理はステップS2に移行してモード1による高速連続撮像、画素ずらし、およびストロボ発光処理が実行される。また、モードNo.が「2」であれば、処理はステップS3に移行してモード2による高速連続撮像および画素ずらし処理が実行される。また、モードNo.が「3」であれば、処理はステップS4に移行してモード3による通常の1回撮影処理が行われる。また、モードNo.が「1」〜「3」以外であれば、ステップ5に移行してモードNo .に応じた他の撮影処理が実行される。
【0042】
続いて、モード2(高速連続撮像および画素ずらし処理)について説明する。図9はモード2の実行前に実施される測光値処理を説明するフローチャートであり、図10は測光値−露光補正値ΔTvの対応関係をグラフ化して示す図である。この測光値処理では、まず、初期露出(Ev0)が絞り値(Av0)と露光値(Tv0)との加算により求められる(ステップS21)。そして、撮像素子23において測光値が取り込まれ(ステップS22)、その測光値に基づいて露光補正値ΔTvが求められる(ステップS23)。
【0043】
このステップS23において、測光値から露光補正値ΔTvを求める場合、テーブル参照により求める方法がある。テーブルは図10に示した測光値−露光補正値ΔTvの曲線データを測光値と露光補正値ΔTvとが対応するようにデータ化してシステムコントローラ30に記憶しておけばよい。ステップS24では、AE(自動露出)を決定するため、露出(Ev)が、絞り値(Av0)、露光値(Tv0)、および露光補正値(ΔTv)の加算によって得られ、続くステップS25では、露光値(Tv0)と露光補正値(ΔTv)との加算によって1回の撮像にかかる秒時(T)が求められる。
【0044】
手振れを起こすまでの時間は手振れ秒時としてシステムコントローラ30に予め登録されている。つぎのステップS26では、1回分の秒時(T)を2倍して、その値(T×2)が手振れ秒時よりも小さければ、ステップS27において、モードスイッチで設定した通りにモード2(高速連続撮像および画素ずらし処理)の処理が実行され、大きければ、ステップS28において、モード設定がモード1(高速連続撮像、画素ずらし、およびストロボ発光処理)に切り替わり、モード1の処理が実行される。
【0045】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ストロボを発光させて高速連続撮像(上記モード1)を行う際に、1回目の撮像によって得られた画像データを撮像素子23から読み出すタイミングで2回目の撮像を制御し、その2回目の撮像後、2回目の撮像によって得られた画像データを撮像素子23から読み出すタイミングよりも前のタイミングで遮光動作を制御して、撮像素子23をシャッタ機構22により遮光し、また、2回目の撮像開始から2回目のストロボ光を発光させるタイミングを、1回目の撮像開始から1回目のストロボ光を発光させるタイミングよりも短い間隔(TS1≧TS2)でストロボ回路4のストロボ発光動作を制御する構成であるので、2回目の撮像制御が、撮像素子23から画像データを読み出すタイミングに制約されず、1回目の撮像によって得られた画像データを読み出すタイミングで直ちに実施され、また、1回目の撮像と2回目の撮像のストロボ発光間隔が短くなる。
【0046】
その結果、撮像タイミングの間隔が短縮されて連続撮像が高速化されるので、撮像条件が静的被写体の撮像だけに制約されず動的被写体の撮像や手持ち撮像も可能である。また、ストロボ発光間隔が短縮されるので、暗い被写体の場合にも、連続ストロボ撮影が可能となり、ぶれのない高画質・高解像度の画像を得ることができる。
【0047】
また、連続撮像(モード1およびモード2)の際に、1回目の撮像後に撮像範囲の変更を制御するようにしたので、1回目、2回目の撮像で異なる撮像範囲を採用することができ、これによって、連続撮像により撮像範囲の相違する複数枚の画像データが得られるので、画素ピッチのずれを利用して画像の高画質化を図る場合に有効性がある。
【0048】
また、連続撮像(モード1およびモード2)の際に、1回目の撮像によって得られた第1画像データと2回目の撮像によって得られた第2画像データとを合成して画像1枚分の画像データを得るようにしたので、第1、第2画像データを合成することで装置上で画像1枚分の画像データを得ることができ、これによって、連続撮像による複数枚の画像データによる高画質化を図ることが可能である。
【0049】
また、連続撮像(モード1およびモード2)の際に、1回目の撮像後に撮像範囲の変更を制御し、1回目の撮像によって得られた第1画像データと2回目の撮像によって得られた第2画像データとを合成して画像1枚分の画像データを得るようにしたので、撮像範囲の異なる第1、第2画像データを合成することで装置上で画像1枚分の画像データを得ることができ、これによって、連続撮像により撮像範囲の相違する複数枚の画像データが得られるので、画素ピッチのずれを利用して画像の高画質化を図ることが可能である。
【0050】
また、圧電素子24を作動させて被写体の撮像範囲を変更することで撮像素子23の画素ずらしを行うようにしたので、構成が簡略化され、コンパクト、かつ安価な構成で高画質化・高解像度化を実現することが可能である。
【0051】
また、ストロボ光を発光させて高速連続撮像を行うためのモード1と、ストロボ光を発光させないで連続撮像を行うためのモード2とを有し、撮像素子23による測光値に基づいて得られる露光時間と予め設定された手振れ時間との比較結果に基づいてモード2を実行するか、それともモード1を実行するかを判断するようにしたので、撮像時に手振れの生じない時間内に撮像が可能であればモード2を実行し、時間外であればモード1で対処することができ、これによって、連続撮像する場合に、撮像時の状況に応じて適宜最適の撮像を実施することができ、常時(明るい時から暗いときまで)、高画質・高解像度の画像を得ることが可能となる。また、通常モードと画素ずらしモードとの切替が不要なため、光学ローパスフィルタの切替が不要となる。
【0052】
なお、上記した実施の形態では、圧電素子24の移動方向(M)が1方向のみであったが、これに限定されず、垂直、水平のいずれの方向にも移動可能に複数の圧電素子を用いてもよい。また、モード1およびモード2では、1回目の撮像と2回目の撮像に同一露光時間を採用していたが、これに限定されず、1回目よりも2回目の露光時間を長く設定してもよい。
【0053】
このように、1回目の撮像と2回目の撮像との間で異なる露光時間を使用することにより、同一被写体について複数回の撮像により露光量の異なる複数枚の画像が得られ、その複数枚の画像の合成により高解像度、かつ広ダイナミックレンジの高画質画像を取得することが可能である。
【0054】
また、前述の実施の形態では、全画素読み出しタイプの撮像素子23を使用した場合について説明していたが、これに限定されず、フィールド読み出しタイプの撮像素子を用いて全画素読み出しを行うようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項の発明に係る画像入力装置によれば、撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能であり、当該読出信号の発生を条件として、撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段を備えるものであって、連続撮像の際に、第1撮像手段で制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始して、読出信号の発生時に露光を終了し、第2撮像手段では、第1撮像手段の露光終了に用いた読出信号の発生を条件として制御信号を発生させてから第1の出力期間より短い第2の出力期間した後の露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終え、第1、第2画像データをそれぞれの読み出しタイミングに従って読み出して記憶した後には第1、第2画像データを合成し、また、第2の撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、第1の撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるようにストロボ発光動作を制御する構成であるので、第2の撮像制御が、撮像素子から画像データを読み出すタイミングに制約されず、第1の撮像によって得られた画像データを読み出すタイミングで直ちに実施されると共に、第1、第2画像データを合成することで装置上で画像1枚分の画像データを得ることができ、また、第1の撮像と第2の撮像のストロボ発光間隔が短くなる。
【0060】
その結果、撮像タイミングの間隔が短縮されて連続撮像が高速化されるので、撮像条件の制約を受けずに動的被写体の撮像や手持ち撮像が可能であると共に、同一被写体の連続撮像による複数枚の画像に基づく合成から1枚分の画像を得るようにしたので、画像の高画質化を図ることが可能である。また、ストロボ発光間隔が短縮されるので、暗い被写体の場合にも、連続ストロボ撮影が可能となり、ぶれのない高画質・高解像度の画像を得ることができる。
【0061】
また、請求項の発明に係る画像入力装置によれば、撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能であり、当該読出信号の発生を条件として、撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段を備えるものであって、連続撮像の際に、第1撮像手段で制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始して、読出信号の発生時に露光を終了し、撮像範囲の変更を制御し、第2撮像手段では、第1撮像手段の露光終了に用いた読出信号の発生を条件として制御信号を発生させてから第1の出力期間より短い第2の出力期間した後の露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終え、第1、第2画像データをそれぞれの読み出しタイミングに従って読み出して記憶した後には第1、第2画像データを合成し、また、第2の撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、第1の撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるようにストロボ発光動作を制御する構成であるので、第2の撮像制御が、画像データを撮像素子から読み出すタイミングに制約されず、第1の撮像によって得られた画像データを読み出すタイミングで直ちに実施されると共に、撮像範囲の異なる第1、第2画像データを合成することで装置上で画像1枚分の画像データを得ることができ、また、第1の撮像と第2の撮像のストロボ発光間隔が短くなる。
【0062】
その結果、撮像タイミングの間隔が短縮されて連続撮像が高速化されるので、撮像条件の制約を受けずに動的被写体の撮像や手持ち撮像が可能であると共に、同一被写体の連続撮像により撮像範囲の相違する複数枚の画像データが得られるので、画素ピッチのずれを利用して画像の高画質化を図ることが可能である。また、ストロボ発光間隔が短縮されるので、暗い被写体の場合にも、連続ストロボ撮影が可能となり、ぶれのない高画質・高解像度の画像を得ることができる。
【0063】
また、請求項の発明に係る画像入力装置によれば、ストロボ発光手段が、複数のストロボコンデンサを備えているので、連続発光に耐えうる十分な発光容量を確保することができる。
【0064】
また、請求項の発明に係る画像入力装置によれば、ストロボ発光手段が、単一のストロボコンデンサを備え、連続するストロボ発光の発光量の制御が容易になるので、効率的に撮像むらを抑制することができる。
【0065】
また、請求項の発明に係る画像入力装置によれば、撮像時に手振れの生じない時間内に撮像が可能であれば第1モードを実行し、時間外であれば第2モードで対処することができ、これによって、連続撮像する場合に、撮像時の状況に応じて適宜最適の撮像を実施することができ、常時(明るい時から暗いときまで)、高画質・高解像度の画像を得ることが可能となる。また、通常モードと画素ずらしモードとの切替が不要なため、光学ローパスフィルタの切替が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像入力装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】この発明に係る画像入力装置の他の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】本実施の形態による撮像素子の構成例を示す回路図である。
【図4】本実施の形態による圧電素子の取付構造を示す概略構成図である。
【図5】本実施の形態による全画素読み出しタイプにおける画素読み出し(モード3)タイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】本実施の形態による全画素読み出しタイプにおける高速連続撮像および画素ずらしによる画素読み出し(モード2)タイミングを示すタイミングチャートである。
【図7】本実施の形態による全画素読み出しタイプにおける高速連続撮像、画素ずらし、およびストロボ発光による画素読み出し(モード1)タイミングを示すタイミングチャートである。
【図8】本実施の形態によるモード選択処理を説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態による測光値処理を説明するフローチャートである。
【図10】本実施の形態による測光値−露光補正値ΔTvの対応関係をグラフ化して示す図である。
【図11】従来例による画素ずらしタイミングを説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 撮像ブロック
3 信号処理ブロック
4 ストロボ回路
5 A/D変換部
6 信号発生器
21 撮像部
22 シャッタ機構
23 撮像素子
24 圧電素子
25 素子フォルダ
26A 基板
30 システムコントローラ
31 センサーデータ出力部
32 メモリ群
33 画素ずらし処理部
41 ストロボ発光部
42 ストロボコンデンサー
43 ストロボコンデンサー
231 CCD部
232 信号検出部

Claims (5)

  1. 撮影レンズを備えた画像入力装置において、
    前記撮影レンズにより入射された光を受光することで電荷を蓄積し、画像データを得る撮像素子と、
    前記撮像素子から読み出された画像データを記憶する記憶手段と、
    前記撮像素子に対して遮光状態を形成する遮光手段と、
    前記撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能な読出信号発生手段と、
    前記読出信号発生手段よる前記読出信号の発生を条件として、前記撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段と、
    前記制御信号発生手段により発生された制御信号の出力期間を制御することで、前記撮像素子における露光開始タイミングを制御する露光開始制御手段と、
    前記撮像素子による撮像が行われているときにストロボ光を発光するストロボ光発光手段と、
    前記露光開始制御手段による制御で、前記制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、前記読出信号発生手段による前記読出信号の発生時に露光を終了する第1撮像手段と、
    前記制御信号発生手段が前記第1撮像手段の露光の終了に用いた前記読出信号の発生を条件として前記制御信号を発生させてから、前記露光開始制御手段による制御で前記第1の出力期間より短い第2の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終える第2撮像手段と、
    前記第2撮像手段による撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、前記第1撮像手段による撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるように前記ストロボ光発光手段によるストロボ発光動作を制御する制御手段と、
    前記第1撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第1画像データと、前記第2撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第2画像データとを合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像入力装置。
  2. 撮影レンズを備えた画像入力装置において、
    前記撮影レンズにより入射された光を受光することで電荷を蓄積し、画像データを得る撮像素子と、
    前記撮像素子による被写体の撮像範囲を変更する変更手段と、
    前記撮像素子から読み出された画像データを記憶する記憶手段と、
    前記撮像素子に対して遮光状態を形成する遮光手段と、
    前記撮像素子からの読み出しを行うための読出信号を所定時間毎に発生可能な読出信号発生手段と、
    前記読出信号発生手段よる前記読出信号の発生を条件として、前記撮像素子に蓄積された電荷を取り除く制御信号を発生させる制御信号発生手段と、
    前記制御信号発生手段により発生された制御信号の出力期間を制御することで、前記撮像素子における露光開始タイミングを制御する露光開始制御手段と、
    前記撮像素子による撮像が行われているときにストロボ光を発光するストロボ光発光手段と、
    前記露光開始制御手段による制御で、前記制御信号を発生させてから第1の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、前記読出信号発生手段による前記読出信号の発生時に露光を終了する第1撮像手段と、
    前記第1撮像手段による撮像の後、前記変更手段による前記撮像範囲の変更を制御する第1制御手段と、
    前記制御信号発生手段が前記第1撮像手段の露光の終了に用いた前記読出信号の発生を条件として前記制御信号を発生させてから、前記露光開始制御手段による制御で前記第1 の出力期間より短い第2の出力期間が経過した後の前記露光開始タイミングで、前記撮像素子による撮像を開始し、且つ前記第1撮像手段による撮像の露光時間と等しくなるように、前記遮光手段による遮光動作とともに撮像を終える第2撮像手段と、
    前記第2撮像手段による撮像開始から第2のストロボ光を発光させるまでの間隔を、前記第1撮像手段による撮像開始から第1のストロボ光を発光させるまでの間隔よりも短くなるように前記ストロボ光発光手段によるストロボ発光動作を制御する第2制御手段と、
    前記第1撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第1画像データと、前記第2撮像手段により撮像され前記記憶手段に記憶された第2画像データとを合成する画像合成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像入力装置。
  3. 前記ストロボ発光手段は、複数のストロボコンデンサを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像入力装置。
  4. 前記ストロボ発光手段は、単一のストロボコンデンサを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像入力装置。
  5. 前記第1制御手段は、少なくとも、前記ストロボ光を発光させて連続撮像を行うための第1モードと、前記ストロボ光を発光させないで連続撮像を行うための第2モードとを有し、前記撮像素子による測光値に基づいて得られる露光時間と予め設定された手振れ時間との比較結果に基づいて前記第1モードを実行するか、若しくは、前記第2モードを実行するかを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像入力装置。
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