JP2006140581A - 撮像素子及び画像入力装置 - Google Patents

撮像素子及び画像入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006140581A
JP2006140581A JP2004326305A JP2004326305A JP2006140581A JP 2006140581 A JP2006140581 A JP 2006140581A JP 2004326305 A JP2004326305 A JP 2004326305A JP 2004326305 A JP2004326305 A JP 2004326305A JP 2006140581 A JP2006140581 A JP 2006140581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image
pixel
pixel signal
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004326305A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Hayashi
修二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Opto Inc
Original Assignee
Konica Minolta Opto Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Opto Inc filed Critical Konica Minolta Opto Inc
Priority to JP2004326305A priority Critical patent/JP2006140581A/ja
Publication of JP2006140581A publication Critical patent/JP2006140581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】2次元マトリクス状アドレス読み出し式の撮像素子において、手ぶれの検出を行うことなく、撮像画像の手ぶれの影響を低減することである。
【解決手段】結像された光を画素信号に変換する2次元マトリクス状に配列された複数の単位光電変換部2111と、各単位光電変換部2111の画素信号を2次元らせん状に読み出して出力する読み出し部と、前記読み出し部により読み出された画素信号を画素ごとに記憶し、当該記憶した画素信号を2次元マトリクス状の順に画像信号として出力する記憶部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像素子及び画像入力装置に関する。
従来、カメラでの撮影時に手ぶれが発生する場合があった。手ぶれとは、カメラのシャッタを切るときに、カメラ自体が動いたりして写真がぶれてしまうことである。これは、撮影者としての人間が生物学的に避けられない微小なゆれを起こすために、どうしても伴ってしまう現象である。手ぶれは、露光時間中のカメラの揺れであるため、屋外の天気がいい日の撮影等のシャッタスピードが高速であるシーンでは問題にならない。
しかしながら、夕暮れ時や室内等のシャッタスピードが低下する場合の撮影や、揺れが画像に大きく影響する望遠等の撮影の場合、手ぶれの影響が画像に現れてしまう。三脚を使う等して、カメラをきちんと固定して、カメラを揺らさずにシャッタを切ることにより回避できるが、携帯電話機等の携帯機器のカメラの場合、液晶画面越しに撮影することから、カメラが固定されず、手ぶれが多く発生する。また、携帯機器のカメラは、F値が低く、感度が低く、ストロボがない等のため、フィルムカメラより手ぶれが発生しやすくなっている。
上記のような撮影者の手の揺れが原因で発生する「光軸のずれ」を補正するのが、手ぶれ補正である。手ぶれ補正機能は、フィルムカメラでは、高級一眼レフカメラを中心に採用されていたが、近年、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラでも、手ぶれ補正機能を搭載した製品が増えている。手ぶれ補正としては、大きく分けて、シャッタスピードやISO感度を調整するだけの露光時間制御方法と、レンズや撮像素子をスライドさせることで光軸のずれを補正する光学的補正方法と、撮像画像を画像処理により補正する電子的補正方法と、がある。
例えば、電子的補正方法として、CCD(Charge-Coupled Devices)等の撮像素子により撮像された画像信号を一旦画像メモリに蓄積し、角速度センサ等の手ぶれセンサにより検出された手ぶれ検出情報に基づいて、前記画像メモリ内に蓄積した画像信号の読み出し位置を変更することにより、手ぶれ補正する構成が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
また、撮像素子としては、CCDのほかにも、2次元マトリクス状(X−Y)アドレス読み出し式の撮像素子として、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサが使われている。CMOSセンサの撮像素子は、CCDに比べて消費電力が低い。
2次元マトリクス状アドレス読み出し式の撮像素子は、2次元マトリクス状に単位画素回路が配列され、各単位撮像素子が画像の各画素に対応して受光した光を光電変換して電圧信号を出力する。また、2次元マトリクスのうちの一方向に複数ラインが配置され、各ライン別に露光が行われる。このような、2次元マトリクス状アドレス読み出し式の撮像素子において、角速度センサ等の手ぶれセンサにより検出された手ぶれ量に基づいて、画像信号を画像処理して手ぶれ補正する構成が考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−316404号公報 特開2004−266332号公報
しかし、従来の手ぶれ補正機能を有する機器では、特許文献1、特許文献2に記載の発明のように手ぶれを検出するセンサ、又は画像データから手ぶれを検出する構成が必要であり構成が複雑になるという問題があった。
本発明の課題は、2次元マトリクス状アドレス読み出し式の撮像素子において、手ぶれの検出を行うことなく、撮像画像の手ぶれの影響を低減することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
結像された光を画素信号に変換する2次元マトリクス状に配列された複数の単位光電変換部と、
前記各単位光電変換部の画素信号を2次元らせん状に中心から外側へ読み出して出力する読み出し部と、を備えることを特徴とする撮像素子である。
請求項2に記載の発明は、
結像された光を画素信号に変換する2次元らせん状に配列された複数の単位光電変換部と、
前記各単位光電変換部の画素信号を前記2次元らせん状に中心から外側へ読み出して出力する読み出し部と、を備えることを特徴とする撮像素子である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の撮像素子において、
前記各単位光電変換部は、同一の受光面積であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の撮像素子において、
前記各単位光電変換部は、2次元らせん状に中心から外側にいくに従って受光面積が大きくなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記読み出し部は、前記単位光電変換部にグローバルリセットをかけて各画素信号を読み出すことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記読み出し部により読み出された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するゲイン制御部を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像素子において、
前記読み出し部により読み出された画素信号を画素ごとに記憶し、当該記憶した画素信号を2次元マトリクス状の順に画像信号として出力する記憶部を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像素子と、
前記撮像素子から読み出された画素信号のアドレスを2次元マトリクス状のアドレスに変換するアドレス制御部と、
前記2次元マトリクス状のアドレスに変換された画素信号を記憶し、当該記憶した画素信号を前記2次元マトリクス状のアドレス順に画像信号として出力する記憶部と、を備えることを特徴とする画像入力装置である。
請求項9に記載の発明は、
請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像素子と、
前記撮像素子から読み出された画素信号のアドレスを2次元マトリクス状のアドレスに変換するアドレス制御部と、
前記2次元マトリクス状のアドレスに変換された画素信号を記憶し、当該記憶した画素信号を前記2次元マトリクス状のアドレス順に画像信号として出力する記憶部と、
前記撮像素子又は前記アドレス制御部から出力された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するゲイン制御部と、を備えることを特徴とする画像入力装置である。
請求項1に記載の発明によれば、2次元マトリクス状アドレス読み出し式の撮像素子において、画素信号が2次元らせん状に読み出されるので、その画素信号を2次元マトリクス状に変換することにより、手ぶれを検出することなく、撮像画像において特に中心付近での手ぶれ及び被写体ぶれの影響を大きく低減でき、画像全体として手ぶれ及び被写体ぶれの影響を容易に低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、2次元らせん状アドレス読み出し式の撮像素子において、画素信号が2次元らせん状に読み出されるので、2次元らせん状の画素信号の読み出しをより正確に行うことができ、その画素信号を2次元マトリクス状に変換することにより、手ぶれを検出することなく、撮像画像において特に中心付近での手ぶれ及び被写体ぶれの影響を大きく低減でき、画像全体として手ぶれ及び被写体ぶれの影響を容易に低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、各単位光電変換部が同一の受光面積であるので、画素信号を2次元マトリクス状に変換する処理等の後処理を容易にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、各単位光電変換部が中心から2次元らせん状に外側にいくに従って受光面積が大きくなるので、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに従って画素を明るくでき、撮像画像をシェーディング補正できる。
請求項5に記載の発明によれば、グローバルリセットを用いて各画素信号を読み出すので、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに従って画素を明るくでき、撮像画像をシェーディング補正できる。
請求項6に記載の発明によれば、読み出し部から出力された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するので、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに従って画素を明るくでき、撮像画像をシェーディング補正できる。
請求項7に記載の発明によれば、2次元らせん状に読み出された画素信号を、画素ごとに記憶して2次元マトリクス状の順に画像信号として出力するので、手ぶれを検出することなく、撮像画像において特に中心付近での手ぶれ及び被写体ぶれの影響を大きく低減でき、画像全体として手ぶれ及び被写体ぶれの影響を容易に低減できるとともに、撮像素子周辺の装置構成を簡単にすることができる。
請求項8に記載の発明によれば、撮像素子で2次元らせん状に読み出された画素信号を、2次元マトリクス状にアドレス変換し記憶して2次元マトリクス状の順に画像信号として出力するので、手ぶれを検出することなく、撮像画像において特に中心付近での手ぶれ及び被写体ぶれの影響を大きく低減でき、画像全体として手ぶれ及び被写体ぶれの影響を容易に低減できる。
請求項9に記載の発明によれば、撮像素子で2次元らせん状に読み出された画素信号を、2次元マトリクス状にアドレス変換し記憶して2次元マトリクス状の順に画像信号として出力するので、手ぶれを検出することなく、撮像画像において特に中心付近での手ぶれ及び被写体ぶれの影響を大きく低減でき、画像全体として手ぶれ及び被写体ぶれの影響を容易に低減できるとともに、撮像素子又はアドレス制御部から出力された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するので、2次元らせん状に画像中心から外側へいくに画素を明るくでき、撮像画像をシェーディング補正できる。
以下、添付図を参照して本発明に係る第1、第2及び第3の実施の形態を順に詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、説明する例に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図6を参照して、本発明に係る第1の実施の形態の装置構成を説明する。図1に、本実施の形態のデジタルスチルカメラ1の内部構成を示す。
図1に示すように、撮像装置としてのデジタルスチルカメラ1は、光学系10と、画像入力装置としての画像入力部2と、制御部50と、光学系駆動部60と、画像処理部70と、画像メモリ80と、画像圧縮部90と、画像記録部100と、表示部110と、操作部120と、を備えて構成される。
光学系10は、ズームレンズ等のレンズや絞り等を含む光学系であり、被写体からの光が入射され、画像入力部2の後述する撮像素子20に結像する。画像入力部2は、2次元マトリクス状アドレス読み出し式としてのライン露光型(ローリング・シャッタ)のCMOSイメージセンサ等の撮像素子20を含み、入射光をR,G,B毎に光電変換してそのデジタルの画像信号を出力する。
制御部50は、デジタルスチルカメラ1の各部を制御する。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を含み、ROMから読み出されてRAMに展開された各種プログラムと、CPUとの協働で各種処理を実行する。
光学系駆動部60は、制御部50の制御により、変倍、フォーカス、絞り等において、光学系10を駆動制御する。
画像処理部70は、画像データに各種画像処理を施し、例えば、AFE30から出力されたデジタルの画像データを輝度信号及び色差信号に変換する。
画像メモリ80は、画像データを読み出し及び書き込み可能に記憶する。画像圧縮部90は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の圧縮方式により、輝度信号及び色差信号で表現される画像データを圧縮する。画像記録部100は、図示しないスロットにセットされた、SD(Secure Digital)メモリカード、メモリスティック、xDピクチャカード等の記録メディアに画像データを記録する。
表示部110は、カラー液晶パネル、EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等であり、撮影後の画像データ、撮影前のスルー画像、各種操作画面等を表示する。操作部120は、レリーズボタン、各種モード、値を設定するための各種操作キーを含み、ユーザにより操作入力された情報を制御部50に出力する。
次いで、図2〜図5を参照して、画像入力部2の構成を詳細に説明する。図2に、画像入力部2の内部構成を示す。図3に、撮像部21の構成を示す。図4に、光電変換部211の構成を示す。図5に、光電変換部211における単位光電変換部2111の配列構成を示す。
図2に示すように、画像入力部2は、撮像素子20と、アドレス制御部22と、記憶部としてのSDRAM(SynchronousDynamic RAM)23と、を備えて構成される。撮像素子20は、撮像部21と、AFE(Analog Front End)30と、タイミング発生部40と、を備えて構成される。撮像部21は、光学系10によって受光面上に結像された被写体の光学像を電気信号に変換し、変換したアナログの画像信号をアドレス制御部22に出力する。後述するように、撮像部21において画像信号を形成する各画素信号の読み出しは、中心から外側に向けて2次元らせん状に行われる。
AFE30は、センサ駆動回路、センサ出力のノイズを軽減させるCDS(Correlated Double Sampling:相関二重サンプリング)回路、信号の増幅を行うAGC(Automatic Gain Control:自動利得制御)回路、A/D変換回路等から構成され、撮像部21から出力されたアナログの画像信号に各処理を施してデジタル画像データを出力する。タイミング発生部40は、制御部50の制御により、撮像部21及びAFE30で画像信号出力用の各種タイミングをとるためのタイミング信号を出力する。
図3に示すように、撮像部21は、光電変換部211と、読み出し部としての、読み出し用垂直シフトレジスタ212、リセット用垂直シフトレジスタ213、水平シフトレジスタ214及び出力アンプ215と、を備える。
読み出し用垂直シフトレジスタ212は、光電変換部211で光電変換された信号電荷を水平画素列(走査線)毎に読み出すアドレス指定を行う。リセット用垂直シフトレジスタ213は、水平画素列(走査線)毎に各画素に蓄積された信号電荷をリセットするためのアドレス指定を行う。水平シフトレジスタ214は、光電変換部211で光電変換された信号電荷を水平画素列毎に水平転送する。
図4に示すように、光電変換部211は、二次元マトリクス状に配列されている複数の単位画素回路としての単位光電変換部2111と、読み出し用垂直シフトレジスタ212に接続されている複数の垂直走査線2112と、リセット用垂直シフトレジスタ213に接続されている複数のリセット走査線2113と、水平スイッチトランジスタ216を介して水平シフトレジスタ214及び出力信号線217に接続されている垂直信号線2114と、を有している。
各単位光電変換部2111は、フォトダイオード2115と、アンプ2116と、垂直走査線2112及び垂直信号線2114に接続されている選択トランジスタ2117と、リセット走査線2113に接続されているリセットトランジスタ2118等とを備える。
フォトダイオード2115で光電変換された信号電荷は、フォトダイオード2115の電圧変化に置き換えられ、アンプ2116で増幅される。そして、読み出し用垂直シフトレジスタ212から垂直走査線2112に順次選択パルスが印加されると、選択パルスの印加された垂直走査線2112に接続された選択トランジスタ2117がONになり、アンプ2116で増幅された信号電荷が選択トランジスタ2117を介して垂直信号線21114に読み出される。そして、水平シフトレジスタ214から水平スイッチトランジスタ216に順次選択パルスが印加されると、垂直信号線2114上の信号電荷が、順次出力信号線217に読み出されて出力アンプ215で増幅され、その電圧信号が画素信号として出力される。
また、リセット用垂直シフトレジスタ213からリセットパルスが各リセット走査線2113に印加されると、リセットトランジスタ2118がONになり、フォトダイオード2115の信号電荷がリセットされる。
タイミング発生部40は、制御部50から入力される露光時間指示信号に基づいて、撮像部21の読み出し用垂直シフトレジスタ212、リセット用垂直シフトレジスタ213、水平シフトレジスタ214を駆動する各種タイミング信号を発生し、撮像部21に出力する。また、各フレームの画像信号を区別するために用いられる読み出しタイミング信号を制御部50に出力する。露光時間指示信号は、本実施の形態において、光電変換部211の中心から外側へ2次元らせん状に単位光電変換部2111を順に選択して露光する信号である。
光電変換部211における各単位光電変換部2111の露光及び読み出しは、2次元らせん状で画素単位に順に行われ、例えば、図5における単位光電変換部2111のマス内に記載された番号順に行われる。しかし、図5の例に限定されるものではなく、より円形に近いらせん状に露光及び読み出しされる構成等のように、中心から外側へ向かってらせん状に各画素について漏れなく露光及び読み出しする構成としてもよい。
このように、撮像部21から、2次元らせん状に露光して読み出した画素信号が出力される。撮像部21から出力されたアナログの画素信号は、AFE30により2次元らせん状の出力順のデジタルの画素信号に変換される。アドレス制御部22では、2次元らせん状の出力順の各画素信号のアドレスが変換され、2次元マトリクス状にアドレスが変換された画素信号として出力される。SDRAM23では、アドレスが変換された画素信号が、らせん状の順に入力されて記憶され、その記憶された画素信号が、変換されたアドレスの順に(2次元マトリクス状の順に)読み出されて、デジタルの画像信号として出力される。
ここで、デジタルスチルカメラ1における全体的な動作を説明する。被写体撮影では、被写体のモニタリング(スルー画像表示)と、画像撮影実行とが行われる。モニタリングにおいては、光学系10を介して得られた被写体の光が、画像入力部2の撮像素子20に結像される。そして、光学系10の撮影光軸後方に配置された撮像部21が、タイミング発生部40のタイミング信号によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力としてのアナログの画素信号が1画面分出力される。このとき、撮像部21における走査駆動により露光及び画素信号の読み出しが2次元らせん状に行われる。この2次元らせん状の順のアナログの画素信号は、AFE30によりRGBの各原色成分毎に各処理が行われた後にデジタルの画素信号に変換される。このデジタルの画素信号は、アドレス制御部22及びSDRAM23により、2次元マトリクス状に変換されてデジタルの画像信号として出力される。
そのデジタルの画像データは、画像処理部70により、画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行なわれて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crが生成されて画像メモリ80に格納され、定期的にその輝度信号及び色差信号が読み出されて、画像処理部70によりそのビデオ信号に変換されて、表示部110に出力される。
この表示部110は、入力されるビデオ信号に基づいて画像表示し、モニタリングにおいては電子ファインダとして機能し、撮像画像をリアルタイムに表示することとなる。この状態で、随時、ユーザの操作部120を介する操作入力に基づいて、光学系駆動部60の駆動により光学系10の変倍、フォーカス、絞り等が設定される。
このようなモニタリング状態において、静止画撮影を行ないたいタイミングで、ユーザが操作部120のレリーズボタンを押下することにより、静止画像データが撮影される。レリーズボタンの押下のタイミングで、画像メモリ80に格納された1コマの画像データが読み出される。そして、その画像データが画像圧縮部90により圧縮され、その圧縮された画像データが、画像記録部100により記録メディアに記録される。
以上、本実施の形態によれば、2次元マトリクス状に単位光電変換部2111が配列された撮像部21を有する撮像素子20において、2次元らせん状に露光及び画素信号の読み出しが行われ、アドレス制御部22及びSDRAM23が、その画素信号を2次元マトリクス状にアドレス変換しその変換したアドレス順に画像データとして出力することにより、手ぶれを検出することなく、被写体等の重要な像が写る撮像画像の中心付近での手ぶれの影響を特に大きく低減でき、画像全体として手ぶれの影響を容易に低減することができる。さらに、手ぶれと同様に、画像全体として被写体ぶれの影響を容易に低減できる。
また、一般的に、光学系のレンズにより撮像画像には、明るさのムラとして、画像の中心から外側にいくに従って暗くなるシェーディングが発生する。本実施の形態では、撮像素子20においてグローバルリセットを用いて撮像することにより、最初に読み出される中心画素から外側の画素にいくに従って露光時間が長くなり画素の明るさを明るくでき、撮像画像を容易にシェーディング補正できる。
上記シェーディング補正について具体例を挙げて説明する。撮像素子20の撮像部21において、各画素の露光は、グローバルリセット解除後から始まる。画素の読み出しスピードが20[MHz]だとすると、一画素読み出すのには、50[ns]掛かる。最初に読み出す中心位置の画素の露光時間が1/30[s](=33[ms])だとすると、次に読み出す画素の露光時間は、33.00005[ms]となる。撮像素子20が30万画素(VGA相当)のセンサだとすると、最後に読み出す最も外側に位置する画素の露光時間は、48[ms](=33[ms]+0.00005[ms]×300000)となる。よって、この場合、最初に読み出す画素と、最後に読み出す画素とで露光差が、1.5倍程度になり、シェーディング補正効果が得られる。
さらに、最初の画素の露光時間に応じてグローバルリセットによる処理を適宜変更することが好ましい。例えば、グローバルリセットにより、最初の画素の露光時間が短くなり、過度の露光差が発生する場合(レンズ等によるシェーディングより大きくなる場合)は、グローバルリセットを使用せず、シェーディング補正を行わない。また、グローバルリセットにより、最初に読み出す画素の露光時間が長くなる場合に、読み出し速度を落とし、レンズ等によるシェーディング補正に適した露光差にする。
(第2の実施の形態)
図6及び図7を参照して本発明に係る第2の実施の形態を説明する。図6に、撮像部21aの断面構成を示す。図7に、撮像部21bの構成を示す。本実施の形態のデジタルスチルカメラは、第1の実施の形態のデジタルスチルカメラ1と同様であり、画像入力部2を図6に示す撮像部21aを備える画像入力部に代えたものであり、説明の重複を避けるため、デジタルスチルカメラ1と異なる部分を主として説明する。
本実施の形態の画像入力部は、撮像部21aを備え、アドレス制御部及びSDRAMを有しない。図6に示すように、撮像部21aでは、各画素(単位光電変換部)において、P型半導体の半導体層218上にN型半導体の半導体層219が形成され、半導体層219上にP型半導体のフォトダイオード2115と記憶部としての電荷検出部220とが形成されている。また、撮像部21aでは、フォトダイオード2115と電荷検出部220との間の上部に内部読み出し部221が設けられ、さらに電荷検出部220及び内部読み出し部221の上部に、遮光膜222が設けられる。
内部読み出し部221には、タイミング発生部40から出力されるタイミング信号に基づく内部読み出し信号が入力される。露光が開始されると、光学系10により結像された光は、フォトダイオード2115で光電変換されて電荷として蓄積される。そして、内部読み出し部221において、内部読み出し信号がオンされると、フォトダイオード2115と電荷検出部220との間にチャネルが形成され、フォトダイオード2115の電荷が電荷検出部220に移動して蓄積される。電荷検出部220は、遮光膜222に覆われているので、電荷検出部220での光電変換による新規な電荷の発生を防ぐことができる。
そして、垂直走査線2112の外部読み出し信号がオンされるまでの間、電荷検出部220に電荷が蓄積され、アナログメモリとして機能する。つまり、電荷検出部220が、画素ごとの画素値を一時的に記憶するバッファとして機能する。
このように、撮像部21aにおいて、読み出し用垂直シフトレジスタ212、リセット用垂直シフトレジスタ213及び水平シフトレジスタ214により、光電変換部211のフォトダイオード2115で2次元らせん状に露光及び内部読み出しされた画素信号が画素ごとに各電荷検出部220に一時記憶される。各電荷検出部220に記憶された画素信号は、2次元マトリクス状の順に読み出されて出力される。そして、出力された2次元マトリクス状の画素信号は、出力アンプ215で増幅され、アナログの画像信号としてAFE30に出力される。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を有するとともに、撮像部21a周辺の装置構成を簡単にすることができる。また、全画素の内部読み出し部221に入力する内部読み出し信号をオンすることにより、第1の実施の形態で述べたグローバルリセットを容易に実現できる。
CMOSセンサ等の撮像素子は、CCDに比較して、製造プロセスの関係から、システム・オン・チップが容易であり、画素ごとに電荷検出部220を設ける構成を容易に実現できる。これに関して、出力アンプ215に代えて、画素ごとに出力アンプを設ける構成としてもよい。
なお、本実施の形態では、画素ごとに電荷検出部220を設ける構成としたが、図7に示す撮像部21bのように、各画素に対応して画素信号を一時的に記憶するとともに全画素信号を記憶可能なバッファ223を設ける構成としてもよい。
撮像部21bにおいて、読み出し用垂直シフトレジスタ212、リセット用垂直シフトレジスタ213及び水平シフトレジスタ214により、光電変換部211から2次元らせん状に露光及び読み出された画素信号が画素ごとに、読み出した順(2次元らせん状の順)でバッファ223に一時記憶される。バッファ223では、記憶された画素信号が2次元マトリクス状の画素信号の順で出力される。バッファ223から出力された2次元マトリクス状の画素信号は、出力アンプ215で増幅され、アナログの画像信号としてAFE30に出力される。
(第3の実施の形態)
図8を参照して、本発明に係る第3の実施の形態を説明する。図8に、光電変換部211cの画素配列構成を示す。本実施の形態のデジタルスチルカメラは、第1、第2の実施の形態のデジタルスチルカメラと同様であり、撮像部21,21a,21bの光電変換部211を図8に示す光電変換部211cに代えたものであり、説明の重複を避けるため、デジタルスチルカメラ1と異なる部分を主として説明する。
図8に示すように、光電変換部211cには、各画素に対応する単位光電変換部2111cが、中心から外側に向かって2次元らせん状に配列されている。また、各単位光電変換部2111cの受光面積は、同じ値であるものとする。光電変換部211cでの露光及び画素信号の読み出しは、中心の単位光電変換部2111cから外側へ2次元らせん状で画素単位に行われる。また、光電変換部211cの端部の単位光電変換部2111cから出力される画素信号は、ゲイン調整等、適切な画像信号を形成するように適宜調整されることが好ましい。
本実施の形態によれば、第1、第2の実施の形態と同様の効果を有するとともに、2次元らせん状の画素信号の読み出しをより正確に行うことができる。さらに、各単位光電変換部2111cの受光面積が同じ値であるので、2次元らせん状の画素信号を2次元マトリクス状に変換する処理等の後段の処理を容易に行うことができる。
また、光電変換部211cにおける単位光電変換部2111cの受光面積は、図8の例に限定されるものではない。例えば、光電変換部211cの中心かららせん状の順に外側にいくに従って単位光電変換部の受光面積が大きくなる構成としてもよい。この構成では、グローバルリセットを行わずとも、2次元らせん状に画像中心から外側にいくに従って画素を明るくでき、撮像画像のシェーディング補正を行うことができる。例えば、受光面積が1.25倍なら、シェーディングにより2割露光量が落ちてもシェーディング補正できる。さらに、この構成をグローバルリセットと併用して撮像画像のシェーディング補正をより効果的に行うこととしてもよい。
ただし、実際に中心より外側にいくに従って画素の面積を大きくすると、通常の画像(2次元マトリクス状)に変換したときに、中心より外側にいくに従って単位面積当たりの画素数が減ってしまう。よって、画像信号に単位面積当たりの画素数を補間する補間処理を行うことになる。この補間処理は、撮像素子の内部又は外部で行われる。また、画像の解像度は、外側にいくに従って低くなるが、解像度の低下の影響よりも、シェーディングの影響の方が目立つため、光電変換部において中心より外側にいくに従って画素の面積を大きくする構成は有効である。
(変形例)
図9を参照して、第1の実施の形態の変形例を説明する。図9に、画像入力部2dの構成を示す。本変形例のデジタルスチルカメラは、第1の実施の形態のデジタルスチルカメラ1と同様であり、画像入力部2を図8に示す画像入力部2dに代えたものであり、説明の重複を避けるため、デジタルスチルカメラ1と異なる部分を主として説明する。
図9に示すように、画像入力部2dは、撮像素子20と、アドレス制御部22と、SDRAM23と、アドレス制御部22及びSDRAM23の間に設けられたゲイン制御部24と、を備えて構成される。アドレス制御部22から、アドレス変換された2次元らせん状の順に画素信号が出力され、ゲイン制御部24により各画素信号がゲイン調整されてSDRAM23に出力される。
ゲイン制御部24におけるゲインの割合は、同一の画像の各画素信号について、時間経過とともに徐徐に高めていくものとする。このように設定されるゲインの割合により、画像の中心から外側にいくに従って、画素信号のゲインの割合が高くなり、その画素も明るくなっていくため、グローバルリセットを行わずとも、撮像画像のシェーディング補正を行うことができる。そして、シェーディング補正され、アドレス変換されシェーディング補正された画素信号が2次元らせん状の順に、SDRAM23に入力されて記憶され、シェーディング補正された2次元マトリクス状の画素信号が順に画像信号として出力される。
以上、第1の実施の形態の変形例としてゲイン制御部24を設ける構成を説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、撮像素子内の出力アンプ215を、同一画像で2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を徐々に高めていくゲイン制御部として用いる構成としてもよい。例えば、第2の実施の形態の図7に示す撮像部21bにおいて、バッファ223の前段に、ゲイン制御部24に対応するゲイン制御部を設ける構成としてもよい。また、撮像素子内の出力アンプが画素ごとに設けられている場合にも、その画素ごとの出力アンプを、同一画像で2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を徐々に高めていくゲイン制御部として用いる構成としてもよい。また、第3の実施の形態でも、第1、第2の実施の形態と同様に、ゲイン制御部を設けることとしてもよい。
なお、上記各実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る好適な撮像素子及び画像入力装置の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記各実施の形態及び変形例において、画像入力装置は、少なくとも画像入力部を備える装置であり、画像入力部を含む撮像装置としてもよい。また、撮像装置として、デジタルスチルカメラの例を説明したがこれに限定されるものではなく、ビデオカメラや、撮像機能付の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の少なくとも撮像機能を有する携帯端末等の機器としてもよい。
また、撮像装置を、上記機器に搭載される撮像ユニットとしてもよい。ここで、図10を参照して、撮像装置としての撮像ユニット350を搭載した携帯電話機300の例を説明する。図10に、携帯電話機300の内部構成を示す。
図10に示すように、携帯電話機300は、各部を統括的に制御すると共に各処理に応じたプログラムを実行する制御部(CPU)310と、番号等をキーにより操作入力するための操作部320と、所定のデータの他に撮像した映像等を表示する表示部330と、アンテナ341を介して外部サーバ等との間の各種情報通信を実現するための無線通信部340と、撮像装置としての撮像ユニット350と、携帯電話機300のシステムプログラムや各種処理プログラム等の必要な諸データを記憶している記憶部(ROM)360と、制御部310によって実行される各種処理プログラムやデータ、若しくは処理データ、或いは撮像ユニット350により撮像データ等を一時的に格納する作業領域として用いられる一時記憶部(RAM)370とを備えている。
撮像ユニット350は、光学系10と、画像入力部と、鏡筒と、光学系10及び撮像素子部の駆動機構等と、を備えて構成され、撮像ユニット350自体は、制御部や画像処理部を有せず、コネクタ等により制御部、操作部、表示部等に結合されることを前提としたレンズユニットとする。具体的には、撮像ユニット350は、例えば、光学系における筐体の物体側端面が携帯電話機300の背面(表示部330のメイン表示部を正面とする)に設けられ、メイン表示部の下方に相当する位置に配設される。また、撮像ユニット350の外部接続端子は、携帯電話機300の制御部310と接続され、撮像ユニット350により撮像された輝度信号や色差信号等の画像信号が外部接続端子を介して制御部310側に出力される。また、撮像ユニット350から入力された画像信号は、携帯電話機300の制御系により、記憶部360に記憶されたり、或いは表示部330で表示され、さらには、無線通信部340を介して映像情報として外部に送信される。
また、撮像装置としての撮像ユニットは、光学系10と、画像入力部と、鏡筒と、光学系10及び撮像素子の駆動機構等と、基板上に配置された制御部及び画像処理部等と、を有し、コネクタ等により表示部及び操作部等を有する別体に結合され用いられることを前提とするカメラモジュールとして構成してもよい。
また、上記各実施の形態及び変形例において、撮像素子は、画像処理部70と分けられていたが、これに限定されるものではなく、画像処理部70等の画像処理機能の一部を実行可能な構成としてもよい。
本発明に係る第1の実施の形態のデジタルスチルカメラ1の内部構成を示す図である。 画像入力部2の内部構成を示すブロック図である。 撮像部21の構成を示す図である。 光電変換部211の構成を示す図である。 光電変換部211における単位光電変換部2111の配列構成を示す図である。 撮像部21aの断面構成を示す図である。 撮像部21bの構成を示す図である。 光電変換部211cの画素配列構成を示す図である。 画像入力部2dの構成を示すブロック図である。 携帯電話機300の内部構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 デジタルスチルカメラ
2,2d 画像入力部
20,20c 撮像素子
21,21a,21b 撮像部
211,211c 光電変換部
2111,2111c 単位光電変換部
2112 垂直走査線
2113 リセット走査線
2114 垂直信号線
2115 フォトダイオード
2116 アンプ
2117 選択トランジスタ
2118 リセットトランジスタ
212 読み出し用垂直シフトレジスタ
213 リセット用垂直シフトレジスタ
214 水平シフトレジスタ
215 出力アンプ
216 水平スイッチトランジスタ
217 出力信号線
218,219 半導体層
220 電荷検出部
221 内部読み出し部
222 遮光膜
223 バッファ
30 AFE
40 タイミング発生部
22 アドレス制御部
23 SDRAM
24 ゲイン制御部
50 制御部
60 光学系駆動部
70 画像処理部
80 画像メモリ
90 画像圧縮部
100 画像記録部
110 表示部
120 操作部
300 携帯電話機
310 制御部
320 操作部
330 表示部
340 無線通信部
341 アンテナ
350 撮像ユニット
360 記憶部
370 一時記憶部

Claims (9)

  1. 結像された光を画素信号に変換する2次元マトリクス状に配列された複数の単位光電変換部と、
    前記各単位光電変換部の画素信号を2次元らせん状に中心から外側へ読み出して出力する読み出し部と、を備えることを特徴とする撮像素子。
  2. 結像された光を画素信号に変換する2次元らせん状に配列された複数の単位光電変換部と、
    前記各単位光電変換部の画素信号を前記2次元らせん状に中心から外側へ読み出して出力する読み出し部と、を備えることを特徴とする撮像素子。
  3. 前記各単位光電変換部は、同一の受光面積であることを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記各単位光電変換部は、2次元らせん状に中心から外側にいくに従って受光面積が大きくなることを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  5. 前記読み出し部は、前記単位光電変換部にグローバルリセットをかけて各画素信号を読み出すことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像素子。
  6. 前記読み出し部により読み出された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するゲイン制御部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像素子。
  7. 前記読み出し部により読み出された画素信号を画素ごとに記憶し、当該記憶した画素信号を2次元マトリクス状の順に画像信号として出力する記憶部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像素子。
  8. 請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像素子と、
    前記撮像素子から読み出された画素信号のアドレスを2次元マトリクス状のアドレスに変換するアドレス制御部と、
    前記2次元マトリクス状のアドレスに変換された画素信号を記憶し、当該記憶した画素信号を前記2次元マトリクス状のアドレス順に画像信号として出力する記憶部と、を備えることを特徴とする画像入力装置。
  9. 請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像素子と、
    前記撮像素子から読み出された画素信号のアドレスを2次元マトリクス状のアドレスに変換するアドレス制御部と、
    前記2次元マトリクス状のアドレスに変換された画素信号を記憶し、当該記憶した画素信号を前記2次元マトリクス状のアドレス順に画像信号として出力する記憶部と、
    前記撮像素子又は前記アドレス制御部から出力された同一画像内の画素信号を、2次元らせん状に中心から外側にいくに従ってゲインの割合を高めて増幅するゲイン制御部と、を備えることを特徴とする画像入力装置。
JP2004326305A 2004-11-10 2004-11-10 撮像素子及び画像入力装置 Pending JP2006140581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004326305A JP2006140581A (ja) 2004-11-10 2004-11-10 撮像素子及び画像入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004326305A JP2006140581A (ja) 2004-11-10 2004-11-10 撮像素子及び画像入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006140581A true JP2006140581A (ja) 2006-06-01

Family

ID=36621105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004326305A Pending JP2006140581A (ja) 2004-11-10 2004-11-10 撮像素子及び画像入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006140581A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007146129A2 (en) * 2006-06-09 2007-12-21 Connell Raymond S Jr Self-similar image capture systems
WO2013034065A1 (en) 2011-09-06 2013-03-14 Smart Edge Investments Limited A system and method for processing a very wide angle image
US11882368B1 (en) * 2021-04-27 2024-01-23 Apple Inc. Circular image file

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007146129A2 (en) * 2006-06-09 2007-12-21 Connell Raymond S Jr Self-similar image capture systems
WO2007146129A3 (en) * 2006-06-09 2008-02-14 Raymond S Connell Jr Self-similar image capture systems
WO2013034065A1 (en) 2011-09-06 2013-03-14 Smart Edge Investments Limited A system and method for processing a very wide angle image
JP2014531791A (ja) * 2011-09-06 2014-11-27 スマート エッジ インベストメンツ リミテッド 超広角画像を処理するシステムおよび方法
US11882368B1 (en) * 2021-04-27 2024-01-23 Apple Inc. Circular image file

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8174590B2 (en) Image pickup apparatus and image pickup method
US7978240B2 (en) Enhancing image quality imaging unit and image sensor
JP6278713B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5317591B2 (ja) 撮像装置
JP4622790B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
US20060098107A1 (en) Method and apparatus for removing noise from a digital image
JP4745851B2 (ja) 撮像装置
JP2006050337A (ja) 撮像装置、撮像方法および撮像制御プログラム
WO2011145342A1 (ja) 撮像装置
JP2011135152A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2010074313A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP4834425B2 (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP5199736B2 (ja) 画像撮像装置
US20100045830A1 (en) Image capturing device, smear reduction method, and computer readable storage medium
JP5885431B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP2006148550A (ja) 画像処理装置及び撮像装置
JP2005236662A (ja) 撮像方法、撮像装置及び撮像システム
JP2008187614A (ja) 撮影装置
JP2014230121A (ja) 撮像装置および画素欠陥検出方法
JP2006140581A (ja) 撮像素子及び画像入力装置
JP2006121165A (ja) 撮像装置、画像形成方法
JP2004235901A (ja) 撮像装置
JP2010171856A (ja) 撮像装置
JP5127510B2 (ja) 撮像装置、及び撮像装置の制御方法
JP4798501B2 (ja) 撮像素子、画像入力装置及び撮像装置