JP3934342B2 - 安定した前進後退機構 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明はスティック製品、特に、リップスティックを収容する、スティック製品用のホルダカップを含むケースに関する。更に具体的には、本発明は、前記ホルダカップ内スティック製品が消費者により使用できる前進位置と、損傷を与えることなくスティック製品を保存できるようにカバーにより前記ケースが被覆される後退位置との間での前記ホルダカップの移動を可能にするケースに関する。
【0002】
発明の背景
典型的リップスティックケースにおいて、前記ホルダカップを前進位置と後退位置との間で移動させるために、前記ケースは相互に対して回転する内スリーブおよび外スリーブを有する。前記内スリーブは壁およびこのに延在する長手トラックを有する。前記外スリーブは、前記内スリーブに対して回転できるように前記内スリーブの周りに設置される。前記外スリーブは、内壁、外壁、および前記内壁の実質的長手に沿って延在する螺旋溝を有する。前記ホルダカップは、前記内スリーブの長手トラックを通り抜けて延びて前記外スリーブの螺旋溝と係合する少なくとも1つのラグを有する。前記内外スリーブが回転すると、前記ホルダカップのラグは前記長手トラックおよび前記螺旋溝により形成された通路に追従し、それにより前進位置と後退位置との間で前記ホルダカップを移動させる。
【0003】
前記ホルダカップを前進および後退位置間で容易に移動させるために、前記ホルダカップは典型的には1対のラグを有する。前記ホルダカップが1つのラグを有するにしても、または1対の対峙ラグを有するにしても、その操作時にある種の問題が生じる。即ち、唯一ラグ、または一対のラグの使用はホルダカップを不安定にする。前記ケースの前記内外スリーブが相互に対して回転するときに、前記ホルダカップのラグにトルクが加わる。このトルクは前記ホルダカップを前進または後退させ、かつ前記ホルダカップをそのラグの軸の回りで回転させ、そのようにして前記ケース内で移動するときに前記ホルダカップを傾斜(skew)させる(または、歪ませる)
【0004】
適正に機能するために、前記ホルダカップは不当な干渉または抵抗を伴うことなく前進および後退位置間で移動できなければならない。従って、一定の空間、ただし小さい空間が前記ホルダカップと内スリーブとの間に必要とされ、この空間はそのケース自身個々の構成要素の製造公差により変化する。この空間、およびその寸法の変化により、前記ホルダカップ回転可能になるのである。代表的には、前記スティック製品は、その底部がホルダカップ内に保持される細長い円筒形であり、それによりスティック製品の主要部ホルダカップから外へ突出る。前記ラグホルダカップ上に設置されるので、前記ラグの軸を中心とする僅かな回転がスティック製品の先端近くでは大きくなり、典型的には前記ホルダカップ内のスティック製品を前記内スリーブの内面と接触させるほどになり、それによりスティック製品を変形させかつ前記ケースの機能を妨害する。
【0005】
本発明の目的は、前記ホルダカップの傾斜(または、ずれ)を減少させつつ前記ケースの簡単操作を可能にするスティック製品ケースを提供することにある。
【0006】
本発明の他の目的は、製造の簡単なスティック製品ケースを提供することにある。
【0007】
更に、本発明の目的は、包装の美観を妨害することなく相対的に簡単な製品であるスティック製品ケースを提供することにある。
【0008】
発明の概要
本発明のスティック製品用ケースは、壁およびこの壁内にある2つの長手トラックを有する内スリーブを有し、各長手トラックは他方のトラックに対して円周方向でほぼ対峙位置ある。外スリーブが前記内スリーブに対して回転できるように前記内スリーブの周りに(嵌合して)取り付けられている。前記外スリーブは内壁、外壁、および前記内壁に沿った4つの螺旋溝を有する。前記内スリーブ前記スティック製品用のホルダカップが(嵌合して)取り付けられている。このホルダカップは、内面、外面、第一セットのラグおよび第二セットのラグを有するシエルを有し、各セットの1つのラグは同一長手トラックを通り抜けて前記4つの螺旋溝の1つと係合する。
【0009】
従来の1セットのラグとは対照的に、2セットのラグを使用することにより、前記ホルダカップの傾斜(skewing)は大幅に減少する。前記ホルダカップが前進位置および後退位置間で軸路(すなわち、軸方向通路)に沿って移動するとき、第一セットのラグにより生じるトルクは第二セットのラグにより生じるトルクと等しくかつ反対になる。2つの反対の力が相互の力を相殺し、そのケース内で移動する前記ホルダカップを安定に維持し、従ってスティック製品の損傷の可能性が減少する。
【0010】
発明の詳細な説明
簡単にするために、本発明リップスティックケースとして使用するものとして説明する。本例は単なる例示であり、いかなる意味においても本発明をリップスティックに限定するものではない。当分野の通常の知識を有する者に明らかなように、本開示は、限定的でないがデオドラント、リップバルム、メイキャップファンデーション、透明化粧スティック、抗アクネスティック、コンシーラ、サンスクリーンスティック等のいずれのスティック製品にも適用できる。
【0011】
図面を参照すると、図1は本発明のケースの1実施形態を示す。このケースは壁6、および前記壁6内に2つの長手トラック7および7’を有する中空内スリーブ5を含む。前記長手トラック7および7’は相互に対して円周方向でほぼ対峙して位置決めされている。前記内スリーブ5に対して回転できるように前記内スリーブ5の周りに外スリーブ10が取り付けられている。前記外スリーブ10は内壁11、外壁12、および前記内壁11に沿った4つの螺旋溝13、14、15、16を有する。
【0012】
スティック製品21用のホルダカップ20が前記内スリーブ5内に取り付けられている。前記ホルダカップ20は、内面23および外面24を有するシエル22からなる。第一セットのラグ25および25’、ならびに第二セットのラグ26および26’がホルダカップ20の外面24から突出している。内スリーブ5内に設置されると、ラグ25および26は長手トラック7を通り抜けて延び、かつラグ25’および26’は長手トラック7’を通り抜けて延びる。各ラグ25、25’、26および26’はそれぞれ外スリーブ10の螺旋溝13、14、15および16と係合する。好適には、各セット内のラグ25、25’および26、26’は前記ホルダカップの軸に直角の同一水平面上に位置決めされ、かつそのセット内の他のラグから円周方向でほぼ180度離隔している。更に好適には、第一セットおよび第二セットのラグは相互に垂直方向で並んでいる。換言すれば、図1に例示されたように、第一セットのラグ25および25’は第一平面上に位置決めされ、かつ第二平面上に位置決めされた第二セットのラグ26および26’上方に並んで配置される。
【0013】
伝統的な1セットのラグに対して2セットのラグを有することにより、前記ホルダカップの傾斜は大幅に減少する。前記ホルダカップが前進位置および後退位置間で軸路に沿って移動するとき、第一セットのラグにより生じるトルクは第二セットのラグにより生じるトルクと等しくかつ反対になる。2つの反対力が相互に相殺し、そのケース内で移動する前記ホルダカップを安定に維持し、従って内スリーブ5の壁6との接触によるスティック製品の損傷の可能性が減少する。
【0014】
図2に更に明瞭に示されたように、長手トラック7は好適には第一上側横方向セグメント30、第二上側横方向セグメント31、第一下側横方向セグメント32、および第二下側横方向セグメント33を有する。図2に示されていないが、長手トラック7’についても同様の上下側横方向セグメントが存在し、相違点は単に長手トラック7’の横方向セグメントが長手トラック7の横方向セグメントに対して対称的であることである。各トラックの横方向セグメントは、前記ホルダカップのラグが、前記ホルダカップが前進位置にあるときに前記上側横方向セグメント内に位置決めされ、かつ前記ホルダカップが後退位置にあるときに前記下側横方向セグメント内に位置決めされ得るように、相互に対称的であることが必要である。これらの横方向セグメントが相互に対して対称的でない場合には、前記ラグは横方向セグメントへ侵入できない
【0015】
前記上側横方向セグメント30および31は前進位置で前記ホルダカップを保持し、他方、リップスティックは消費者が前記ホルダカップのラグをそれぞれの面35および36へ当接させることにより使用できる。仮に、面35および36が存在しない場合には、スティック製品使用時に生じる力によって前記ホルダカップは前記長手トラックを下へ移動して後退位置へ戻り、それにより使用困難にる。同様に、下側横方向セグメント32および33は後退位置において前記ホルダカップ20を保持する作用をする面37および38を有する。面37および38が存在しない場合には、前記ホルダカップが後退位置にあるとき前記ケースに対して衝撃が加わると、前記ホルダカップ前記長手トラックに沿って移動、それにより該ケースのカバー(図示せず)の内面スティック製品接触、それによりリップスティックの使用面を変形させかつリップスティックそれ自体を破損する危険が伴う。
【0016】
図3および4は本発明のケースの他の形態を示す。図1の第一形態と同様に、図3および4のケースは、一般に、壁6、およびこの壁6内の2つの長手トラック7および7’を有する中空内スリーブ5を含む。前記内スリーブ5は図1および2を参照して説明したとおりである。外スリーブ10は内スリーブ5に対して回転できるように内スリーブ5の周りに取り付けられている。前記外スリーブ10は内壁11、外壁12、および前記内壁11に沿った4つの螺旋溝13、14、15、16を有する。
【0017】
スティック製品21用のホルダカップ20が前記内スリーブ5中に取り付けられている。前記ホルダカップ20は、内面23および外面24を有するシエル22からなる。第一セットのラグ25および25’、ならびに第二セットのラグ26および26’がホルダカップ20の外面24から張出している。前記内スリーブ5内に設置されとき、ラグ25および26は長手トラック7を通り抜けて延び、かつラグ25’および26’は長手トラック7’を通り抜けて延びる。各ラグ25、25’、26および26’はそれぞれ外スリーブ10の螺旋溝13、14、15および16と係合する。
【0018】
図3および4によれば、ホルダカップの少なくとも1つのラグは旋回可能である。図3
および4に示されたように、2つのラグ25および25’が旋回可能である。ただし、本発明の範囲において1つ、2つ、3つ、または全4個のラグが旋回可能であってもよい。前記旋回可能ラグは第一開放位置(図3を参照)、または前記ラグが前記スティック製品へ侵入する第二閉鎖位置(図4参照)を占めることができる。これを達成するために、前記ホルダカップ20のシエル22は孔40を有し、この孔の中に前記ラグが可撓性部材41により取り付けられる。可撓性部材41によりラグ25第一位置と第二位置間で旋回できる。前記ラグ25は、第一位置において「開放」しており、かつ前記ホルダカップ20へ挿入されるときに(図3参照)スティック製品21に抵触しないように取り付けられる。その、前記ラグ25はラグ25上のカム面42と前記ケース内に位置決めされたカム43との相互作用により第二閉鎖位置へ旋回する。この相互作用は、外スリーブ10が内スリーブ5に対して回転し、それにより前記ホルダカップ20が前記ケース内で後退位置へ向かって移動するときに生じる。典型的には、前記ホルダカップはプラスチック材料により形成され、かつ可撓性部材41は、図3および4に示されたように、前記ホルダカップ20のシエル22の延長部である。前記ホルダカップに選択された材料に応じて、前記ラグ25を旋回させるために必要な前記可撓性部材41の寸法は変化し、かかる寸法はプラスチック材料の分野において当業者に周知である。
【0019】
好適には、カム43は螺旋溝の内面44である。カム43を形成するために、前記螺旋溝の内面44は、その溝の通路に従って深さが徐々に小さくなるように設計される。換言すれば、前記螺旋溝の深さは、前記ホルダカップが前進位置にるときに最大となり、かつ前記ホルダカップが後退位置へ移動するにつれて浅くなる。このことは図3および4から明らかに理解でき、ここでは螺旋溝13は前記ケースの中央よりも前記ケースの上部でより深くなっている。この深さの減少によりカム43は、前記ホルダカップ20が後退位置へ移動するときに、前記旋回可能ラグ25のカム面42を押し、それによりラグ25可撓性部材の回りで旋回し、その結果ラグ25前記ホルダカップ20内の適所へ侵入してスティック製品21を保持する。
【0020】
このラグによるスティック製品への侵入は、前記ホルダカップからスティック製品が外れるのを阻止する働きをする。スティック製品へ侵入するラグ25の部分は、前記スティック製品を破損または破壊することなく所定位置にそのスティック製品を保持するのに充分な点まで前記ラグ25がスティック製品中侵入することできるような寸法に形成される。代表例として、前記ラグ25の侵入部はスティック製品へ約1.0ミリメートルから約3.0ミリメートルの距離だけ入り込む
【0021】
本発明の上述の実施形態の利益は3つある。第一に、第一セットおよび第二セットのラグの使用は、前記ホルダカップが前記前進および後退位置間を移動するときに、前記ホルダカップが傾斜する量を大きく減少することにより、前記ホルダカップに安定性を付与する。第二に、スティック製品へ侵入してスティック製品を適所に保持する旋回可能ラグの採用は、時間と共に蒸発してスティック製品を収縮させる揮発成分含有スティック製品への本ホルダカップの有効な使用を可能にする。前記侵入ラグは、スティック製品が収縮して前記ホルダカップの内壁から離れときに、スティック製品を適所に保持できる摩擦力の提供に役立つ。
【0022】
最後に、前記旋回可能ラグに対するカムの作用は前記ケースの潤滑の必要性を解消する。伝統的回転ケース組み立てるときに、前記ケースの機構は、移動する部品間の円滑作用を可能にするためにラノリン等の油により潤滑される。潤滑剤の使用はスティック製品との相性の問題を生じ、多すぎまたは少なすぎる場合にはケースの機能を妨害し、かつ付加的工程を必要とするために製造コストを増大させる。本ケースにおける、前記カムおよび前記旋回可能ラグの使用はかかる潤滑の必要性を解消する。これは、前記ホルダカップが前進位置および後退位置間を移動するときに、前記ラグのカム面および前記外スリーブのカム間の摩擦が円滑作用を提供することによる。
【0023】
本発明のスティック製品ホルダカップの製造に使用される一般的な材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、アセタール、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、アクリロニトリルブタジエンスチレン、スチレンアクリロニトリル、スチレン等を含む。前記ホルダカップの材料選択は、意図されるスティック製品との相性および選択された材料の製造容易性を先ず考慮する
【0024】
好適形態において前記ホルダカップはアセタールである。アセタールは前記可撓性部材に相当量の可撓性および構造的一体性を付与する厚みで成形容易材料である。同様に、アセタールは多くの物質に対して高度の耐薬品性を有する。
【0025】
本発明は、選択された材料に応じて様々な既知方法により形成できる。例えば、前記ホルダカップがプラスチック材料により形成される場合に、適当な製造方法は射出成形である。本発明のケースを製造する好適方法としての射出成形の使用は、前記ラグ、前記可撓性部材、および前記シエルの一体的ユニットとしての形成を可能にする。この方法は同一結果を達成する多部品ホルダカップに伴い得る組み立てコストを減少することにより製造コストを削減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のケースの1実施形態の断面図である。
【図2】 本発明の内スリーブの平面図である。
【図3】 ホルダカップが第一開放位置において旋回可能ラグを有する本発明のケースの部分断面図である。
【図4】 ホルダカップが第二閉鎖位置にある旋回可能ラグを有する本発明のケースの部分断面図である。

Claims (17)

  1. 壁およびこの壁を貫く2つの長手トラックを有する内スリーブであって、各長手トラックが相互に円周方向でほぼ対峙位置にある、前記内スリーブと、
    前記内スリーブに対して回転することができるように前記内スリーブの周りに嵌合しており、内壁、外壁、および前記内壁に沿った4つの螺旋溝を有する外スリーブであって、前記螺旋溝の少なくとも1つが前記外スリーブの上端部から下端部へ向かって小さくなる深さを有してカムを形成している、前記外スリーブと、
    前記内スリーブ中に嵌合しており、内面および外面を有するシエルをもっているホルダカップであって、第一セットのラグおよび第二セットのラグが前記外面上に位置決めされており、前記第一セットのラグおよび第二セットのラグの少なくとも1つのラグが旋回可能であって前記内面に対して外側に付勢され、各セットの1つのラグが同一の長手トラックを通り、各セットの各ラグが前記4つの螺旋溝の1つと係合し、旋回可能である前記少なくとも1つのラグが深さの小さくなる前記螺旋溝の少なくとも1つと係合して前記カムに接触している、前記ホルダカップと
    を有する、スティック製品用ケースであり、
    前記外スリーブに対する前記内スリーブの相対的回転と、それに付随する、前記長手トラックの少なくとも1つ、前記螺旋溝の少なくとも1つ、並びに前記第一および第二セットのラグの少なくとも1つの相互作用に応じて、前記ホルダカップがケースの上端部に近い前進位置およびケースの下端部に近い後退位置間で軸方向通路内を移動自在であり、
    前記第一セットのラグおよび第二セットのラグの少なくとも1つのラグが、前記ラグの内面が前記ホルダカップの内面と同一平面にある第一開放位置から、前記ラグの内面が前記ホルダカップの内側に突き出て前記ラグの少なくとも一部分を前記スティック製品へ侵入可能にする第二閉鎖位置へと旋回可能である、前記スティック製品用ケース。
  2. 各長手トラックが第一上側横方向セグメント、第二上側横方向セグメント、第一下側横方向セグメント、および第二下側横方向セグメントを有する、請求項1のケース。
  3. スティック製品が前記ホルダカップ内に配置されている、請求項1のケース。
  4. 前記スティック製品がリップスティック、デオドラント、リップバルム、メイキャップファンデーション、透明化粧スティック、抗アクネスティック、コンシーラ、およびサンスクリーンスティックから成る群から選択される、請求項3のケース。
  5. 第一セットのラグおよび第二セットのラグが相互に垂直方向で並んでいる、請求項1のケース。
  6. 第一セットのラグの各ラグが水平軸上に位置決めされかつそのセット内の他のラグから円周方向でほぼ180度離隔している、請求項1のケース。
  7. 第二セットのラグの各ラグが水平軸上に位置決めされかつそのセット内の他のラグから円周方向でほぼ180度離隔している、請求項1のケース。
  8. 前記旋回可能なラグが、前記第一開放位置へ向かって外側に付勢され、且つ外側へ向くカム面を有し、前記旋回可能なラグが係合する前記螺旋溝が、前記外スリーブの上端部から下端部へ向かって深さが小さくなり、前記外スリーブが前記内スリーブに対し回転することによって前記ホルダカップが前記後退位置へ移動するときに、前記カム面に作用して前記ラグを第二閉鎖位置へ旋回させる、請求項のケース。
  9. 壁およびこの壁を貫く2つの長手トラックを有する内スリーブであって、各長手トラックが他方の長手トラックに対して円周方向でほぼ対峙位置にある、前記内スリーブと、
    前記内スリーブに対して回転することができるように前記内スリーブの周りに嵌合しており、内壁、外壁、および前記内壁に沿った4つの螺旋溝を有する外スリーブであって、前記螺旋溝の少なくとも1つが前記外スリーブの上端部から下端部へ向かって小さくなる深さを有してカムを形成している、前記外スリーブと、
    前記内スリーブ中に嵌合しており、かつ前記内スリーブおよび前記外スリーブの相対的回転によってケースの上端部に近い前進位置およびケースの下端部に近い後退位置間で軸方向通路内を移動自在であり、内面および外面を有するシエルをもっているホルダカップであって、第一セットのラグおよび第二セットのラグが前記外面上に位置決めされており、前記第一セットのラグおよび第二セットのラグの少なくとも1つのラグが旋回可能であって前記外面に対して外側に付勢され、各セットの1つのラグが同一の長手トラックを通り、各セットの各ラグが前記4つの螺旋溝の1つと係合し、旋回可能である前記少なくとも1つのラグが深さの小さくなる前記螺旋溝の少なくとも1つと係合して前記カムに接触しており、そして前記第一セットのラグおよび第二セットのラグの少なくとも1つのラグが、前記ラグの内面が前記ホルダカップの内面と同一平面にある第一開放位置から、前記ラグの内面が前記ホルダカップの内側に突き出て前記ラグの少なくとも一部分をスティック製品へ侵入可能にする第二閉鎖位置へと旋回可能である、前記ホルダカップと
    を有する、スティック製品用ケース。
  10. 前記長手トラックが第一上側横方向セグメント、第二上側横方向セグメント、第一下側横方向セグメント、および第二下側横方向セグメントを有する、請求項のケース。
  11. 前記旋回可能なラグが、前記第一開放位置へ向かって外側に付勢され、且つ外側へ向くカム面を有し、前記旋回可能なラグが係合する前記螺旋溝が前記外スリーブの上端部から下端部へ向かって深さが小さくなり、前記外スリーブが前記内スリーブに対し回転するのに応じて前記ホルダカップが前記後退位置へ移動するときに、前記カム面に作用して前記ラグを第二閉鎖位置へ旋回させる、
    請求項のケース。
  12. スティック製品が前記ホルダカップ内に配置されている、請求項のケース。
  13. 前記スティック製品がリップスティック、デオドラント、リップバルム、メイキャップファンデーション、透明化粧スティック、抗アクネスティック、コンシーラ、およびサンスクリーンスティックから成る群から選択される、請求項12のケース。
  14. 前記旋回可能なラグの少なくとも一部分が、前記ラグが第二閉鎖位置にあるときに前記スティック製品へ侵入するように構成される、請求項11のケース。
  15. 第一セットのラグおよび第二セットのラグが相互に垂直方向で並んでいる、請求項のケース。
  16. 第一セットのラグの各ラグが水平軸上に位置決めされかつそのセット内の他のラグから円周方向でほぼ180度離隔している、請求項のケース。
  17. 第二セットのラグの各ラグが水平軸上に位置決めされかつそのセット内の他のラグから円周方向でほぼ180度離隔している、請求項のケース。
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