JP3934106B2 - 光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、光硬化性(photocurable)顔料型インクジェット用インキ組成物に関し、より詳細には、粒径の小さい顔料を含有してなる光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物に関するものである。
近年におけるノートブック型コンピュータ、カラーテレビ、車載テレビおよびゲーム機ディスプレイ市場の成長は、カラー液晶ディスプレイの需要を急速に拡大させた。これに伴い、カラー液晶ディスプレイの構成要素であるカラーフィルタの需要も高まっている。カラーフィルタは、ガラス基板上にRGB(赤・緑・青)三原色エレメントを微小なドット状マトリクスパターンに配列させた上で、ブラックマトリクスにより各エレメントを隔ててなるものである。
カラーフィルタの製造法として、現在、多くのメーカーが採用しているのは顔料分散法である。この方法は、基板にカラーレジストをスピンコーティングしてから、露光・現像により画素領域となるカラーエレメントを形成するというものである。カラーレジストは、顔料が均等に分散されてなるレジストであり、光の照射に反応し、加熱により硬化するといった特性を持つ。赤・緑・青三色のカラーレジストを形成してカラーフィルタを製造するには、レジスト塗布、露光、現像からなる一連の工程を繰り返して行う必要がある。このように、同じ工程を三回繰り返すということは、一生産ラインに同様の設備を3組接続して設ける必要があるということであり、その結果、設備に投入するコストが巨額になる。また、工程数が多く複雑になるということでもあるため、製品歩留りの低下につながる。
そこで、カラーフィルタをインクジェット法により製造する新たな技術が開発されるに至った。このインクジェット法は、スピンコーティング、露光、現像からなる工程を三回繰り返す顔料分散法に比べると、製造工程の簡略化(工程数が三分の二以下省ける)、環境負荷の低減、原料使用量の減少(90%以下)などの諸長所がある。この方法によれば、赤・緑・青三色の架橋可能な成分を含有してなるインキをインクヘッドから吐出させて、カラーフィルタ上の微小なカラーエレメント領域内に印刷させることができるので、前述した従前の顔料分散法における三回のスピンコーティング/露光/現像工程を省くことができ、設備に投入すべきコストの大幅な削減が図られる。さらに、かかる顔料分散法では、スピンコーティング後にガラス基板上に残るカラーレジストは少量であるが、インクジェット法によれば、色材をカラーエレメント領域内に収めることができるため、レジスト材料の利用率が高まる。
よって、カラーフィルタ製造へのインクジェット法の利用は、革新的な新技術であるとされている。そして、当該技術には、大きく分けて、インキ受容層(ink receive layer)を用いる方法と、インキ受容層を用いない方法の二種類がある。
インキ受容層を用いる方法では、ブラックマトリクス間のカラーエレメント領域にインキ受容層が塗布されることにより、カラーエレメント領域に付与されたインキがインキ受容層に吸収されてガラス基板上に定着するため、インキに紫外線硬化性を有さないものを用いることが提案されている(特許文献1〜6参照)。
もう一方のインキ受容層を用いない方法においては、通常の印刷用紙とは違って、ガラス基板からなるカラーフィルタはインキを吸収しないので、インキがガラス基板に定着するように、架橋可能な成分からなるインキを用いた上で、紫外線硬化させる方式が提案されている(特許文献7〜10参照)。この方法に関し、平均粒径が0.3μm(300nm)と比較的大きい顔料を使用することも開示されているが(特許文献11参照)、顔料の粒径が大きいと、飛散の問題が深刻化して透過率が低下し、カラーフィルタの光透過率に対する要求を満足させることができない。
米国特許第6177214号公報 特開2000−275421号公報 特開2000−187111号公報 特開2000−162425号公報 特開2000−155208号公報 特開2000−121827号公報 特開平11−124528号公報 特開平10−268126号公報 米国特許第6162510号公報 特開平9−292516号公報 特開平11−184093号公報
前記に鑑みて、本発明の目的は、インクジェット法によるカラーフィルタ製造に適した、顔料の粒径が小さく、透過率の高い光硬化性(photocurable)顔料型インクジェット用インキ組成物、インキ組成物を用いたカラーフィルタおよびその製造方法、ならびにカラーフィルタからなる液晶ディスプレイを提供することにある。
すなわち、本発明は、水5〜95重量%、平均粒径が10〜85nmの顔料0.01〜40重量%、および光硬化成分3〜75重量%からなるカラーフィルタ用光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物に関する。
前記インキ組成物の前記光硬化成分は、モノマー、オリゴマーまたは樹脂であることが好ましい。
前記インキ組成物の光硬化成分はC=C二重結合を含むことが好ましい。
前記インキ組成物の顔料の平均粒径が10〜50nmであることが好ましい。
前記インキ組成物の顔料の平均粒径が10〜30nmであることがより好ましい。
前記インキ組成物の表面張力が20〜65mN/mであることが好ましい。
前記インキ組成物の粘度が1〜70cpsであることが好ましい。
前記インキ組成物は、光開始剤0.05〜15重量%をさらに含んでなることが好ましい。
本発明は、遮光部が設けられ、且つ、該遮光部に囲まれた部分が開口部として形成された透明基板を作成する工程、および水5〜95重量%と、平均粒径が10〜85nmの顔料0.01〜40重量%と、光硬化成分3〜75重量%とからなる光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物を、インクジェット法により前記開口部に印刷する工程からなるカラーフィルタの製造方法に関する。
前記製造方法は、前記インクジェット法による印刷工程後に、前記インクジェット用インキ組成物を硬化させる工程をさらに含んでなることが好ましい。
前記製造方法は、前記インクジェット法による印刷工程前に、前記透明基板上にインキ受容層を形成する工程をさらに含んでなることが好ましい。
前記製造方法において、前記遮光部がブラックマトリクスであることが好ましい。
前記製造方法において、前記光硬化成分が、モノマー、オリゴマーまたは樹脂であることが好ましい。
前記製造方法は、前記光硬化成分がC=C二重結合を含むことが好ましい。
前記製造方法において、前記顔料の平均粒径が10〜50nmであることが好ましい。
前記製造方法において、前記顔料の平均粒径が10〜30nmであることが好ましい。
前記製造方法において、前記インキ組成物の表面張力が20〜65mN/mであることが好ましい。
前記製造方法において、前記インキ組成物の粘度が1〜70cpsであることが好ましい。
前記製造方法は、前記インキ組成物が光開始剤0.05〜15重量%をさらに含んでなることが好ましい。
本発明は、透明基板上にて、開口部を囲むかたちで配置された遮光部、および前記開口部に形成され、前記インキ組成物を含む光透過カラーエレメントからなるカラーフィルタに関する。
前記カラーフィルタにおいて、前記遮光部がブラックマトリクスであることが好ましい。
前記カラーフィルタにおいて、前記顔料の平均粒径が10〜50nmであることが好ましい。
前記カラーフィルタにおいて、前記顔料の平均粒径が10〜30nmであることがさらに好ましい。
本発明は、カラーフィルタを備える液晶ディスプレイパネルであって、該カラーフィルタが、透明基板上にて、開口部を囲むかたちで配置された遮光部、および前記開口部に形成され、前記インキ組成物を含む光透過カラーエレメントからなる液晶ディスプレイパネルに関する。
本発明が提供する光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物によれば、含有される顔料の粒径が小さいため、インキ組成物の透過性が高まり、カラーフィルタの光透過率がより良好となる。よって、広色域、鮮明な色表現、および高彩度を示すディスプレイを実現させ、画質向上が図られる。
インクジェット法を用いてカラーフィルタを製造するにあたり、インクジェット用インキの分散安定性は成否を決める鍵である。インキに含まれる色材には染料と顔料があり、カラーフィルタは製品としてその品質に、高透過率および高耐光性(バックライトに対する耐光性)が求められるが、これら二つの要求を満たそうとするばあいに、染料と顔料はそれぞれに長短がある。染料型インキは、均質な液相を呈するため、これで着色されたカラーフィルタは光透過性に優れるが、耐光性には劣る。一方、顔料型インキは、固液両相が共存した溶液であるため、分散安定性のコントロールが難しく、しかも、光透過性は染料型インキより劣るけれども、耐光性には優れる。
したがって、顔料型インキを採用してカラーフィルタの品質を高めようとするならば、顔料微粒化の実現は必須である。顔料の粒径が小さくなればなるほど、光の屈折と散乱が色再現に及ぼす影響が小さくなって、色純度、彩度および鮮明度が大幅に向上するからである。その結果、着色されたカラーフィルタの光透過率が高まるとともに、色域がより広がる。
すなわち、インクジェット法によるカラーフィルタ製造において核心技術となるのは、赤・緑・青三色の顔料の微粒化である。顔料を微粒化すると、光重合性モノマーおよび熱硬化型モノマーを含む架橋可能なインキ中における顔料の分散安定性が良好に保たれる。カラーフィルタ製造のためのインクジェット法には、精度よくインキが吐出されることが要されるため、長時間にわたってインキカートリッジに充填され使用されるインキの基本物性、例えば、分散状態、粘度、表面張力pHなどの偏差は最少限度に留め、吐出される液滴の大小、吐出速度、インキの飛行方向の変化を可能な限り小さく抑えなければならないと同時に、インクジェットシステムの全体的な設計もこれらに対応させて検討する必要がある。かかる諸条件をクリアすることよって初めて、カラーフィルタの製品としての品質要求が満たされるのである。
そこで、本発明は、カラーフィルタの光透過率を高めるために、粒径の小さい顔料を含有する光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物を提供する。
本発明のインキ組成物は、水、特定の顔料および光硬化成分からなる。
本発明のインキ組成物は、水を5〜95重量%含む。
本発明のインキ組成物に含まれる顔料の平均粒径が10〜85nm、好ましくは10〜50nm、さらに好ましくは10〜30nmである。
前記顔料は、本発明のインキ組成物中に0.01〜40重量%含まれる。
本発明は、カラーフィルタ製造のためのインクジェット用インキの分野において初めて、平均粒径が10〜85nmの顔料を含有した光硬化性インクジェット用インキ組成物を開発した。
本発明に用いられる光硬化成分は、モノマー、オリゴマーまたは樹脂があげられる。
前記光硬化成分は、C=C二重結合を含んでいてもよい。C=C二重結合を含む光硬化成分としては、テトラエチレングリコールジアクリレートなどがあげられる。
本発明のインキ組成物は、表面張力が20〜65mN/mであることが好ましい。
本発明のインキ組成物は、粘度が1〜70cpsであることが好ましい。
さらに、本発明のインキ組成物は、光開始剤0.05〜15重量%を含むことが好ましく、0.1〜10重量%であることがより好ましい。光開始剤としては、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オンなどがあげられる。
本発明のカラーフィルタの製造方法は、遮光部が設けられ、且つ、該遮光部に囲まれた部分が開口部として形成された透明基板を作成する工程、および前記の光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物を、インクジェット法により前記開口部に印刷する工程からなる。
本発明の光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物は、インクジェット法によりカラーフィルタを製造するのに適している。図1の(a)〜(c)に示すのは、本発明による、インキ受容層を設けないカラーフィルタの製造工程を説明するための概略断面図である。
図1の(a)に示すように、まず、遮光部2が設けられた透明基板1を作成する。遮光部2は、例えば、ブラックマトリクス(BM)などを用いることが好ましい。遮光部2で囲まれた部分は開口部3となる。
次に、図1の(b)に示すように、本発明の光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物4を、インクジェット法により、遮光部2の間の開口部3に印刷する。インクジェット用インキ組成物4は、例えば、R(赤色)・G(緑色)・B(青色)の三色である。
続いて、図1の(c)に示すように、インクジェット用インキ組成物4を硬化させて、
光透過カラーエレメント9を形成する。カラーエレメントは前記顔料平均粒径が硬化は熱処理または紫外線照射などにより行うことができる。
図2の(a)〜(d)に示すのは、本発明によるインキ受容層を設けたカラーフィルタの製造工程を説明するための概略断面図である。図2の(a)に示すように、まず、遮光部2が設けられた透明基板1を作成する。遮光部2は、図1と同様にブラックマトリクス(BM)があげられる。遮光部2で囲まれた部分は開口部3となる。
次に、図2の(b)に示すように、透明基板1上にインキ受容層21を形成する。続いて、図2の(c)に示すように、本発明の光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物4を、インクジェット法により、インキ受容層21上における遮光部2の間の開口部3に印刷する。さらに、図2の(d)に示すように、インクジェット用インキ4を硬化させて、光透過カラーエレメント9を形成する。硬化は熱処理または紫外線照射などにより行うことができる。
本発明の液晶ディスプレイパネルは、前記に示したものと同様の遮光部および光透過カラーエレメントを有するカラーフィルタからなる。
以下に、本発明がより明確に理解されるように実施例を挙げるが、これらは本発明を限定しようとするものではない。当業者であればこれら実施例に基づいて各種の変更や修飾が可能であることは自明である。
(顔料濃縮液の調製)
赤色顔料254(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製 Pigment Red)を研磨して調製し、顔料濃縮液LIR1およびNDR004を得た。顔料濃縮液LIR1の顔料固形量は15.62重量%であり、その粘度は14cps、表面張力は54mN/m、平均粒径は13.8nmであった。一方、顔料濃縮液NDR004の顔料固形量は11.1重量%であり、粘度は2.91cps、表面張力は42.5mN/m、平均粒径は65.4nmであった。
次に、緑色顔料36(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製 Pigment Green)を研磨して調製し、顔料濃縮液NDG001およびNDG003を得た。顔料濃縮液NDG001の顔料固形量は11.87重量%であり、粘度は3.54cps、表面張力は31.9mN/m、平均粒径は81.2nmであった。一方、顔料濃縮液NDG003の顔料固形量は8.38重量%、粘度は2.4cps、表面張力は37.9mN/m、平均粒径は145.1nmであった。
続いて、青色顔料15:6(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製 Pigment Blue)を研磨して調製し、顔料濃縮液LIB2およびNDB002を得た。顔料濃縮液LIB2の顔料固形量は13.73重量%、粘度は7.35cps、表面張力は51.5mN/m、平均粒径は14.3nmであった。一方、顔料濃縮液NDB002の顔料固形量は10.81重量%、粘度は1.98cps、表面張力は33.4mN/m、平均粒径は58.1nmであった。
そして、上述より得られた6種類の顔料を水で0.065重量%までそれぞれ希釈してから、その紫外/可視光スペクトルをそれぞれ測定した。測定結果を図3〜5に表す。また、各顔料濃縮液の平均粒径と透過率との関係を表1に示す。これら図3〜5および表1の結果から、顔料の粒径が小さいほど、光の屈折と散乱が色彩に与える影響が小さくなると共に、溶液の透過率が高くなり、被着色物の光透過率が向上することがわかった。
実施例1
(赤色光硬化性インクジェット用インキの調製)
光開始剤としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(7重量%)、光硬化性化合物としてのサートマー社製SR−268(テトラエチレングリコールジアクリレート)(21重量部)、およびビニルピロリドン(12重量部)を混合し、10分間攪拌してから、界面活性剤としてのビックケミー社製BYK333(0.6重量部)および共溶剤としての2−ピロリドン(20重量部)を加えてさらに10分間攪拌した。引き続き、水(80重量部)を加えてから、高速ミキサーを用い、5000rpmで5分間攪拌した。その反応混合物を消泡するまで静置した後、赤色顔料濃縮液LIR1(20重量部)を加えて5分間攪拌し、光硬化性インクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキのpHは7.38、粘度は7.7cps、表面張力は37.5mN/mであった。
実施例2
(緑色光硬化性インクジェット用インキの調製)
光開始剤としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(7重量部)、光硬化性化合物としてのサートマー社製SR−268(21重量部)、およびビニルピロリドン(20重量部)を混合し、10分間攪拌してから、界面活性剤としてのビックケミー社製BYK333(0.6重量部)および共溶剤としての2−ピロリドン(20重量部)を加えてさらに10分間攪拌した。引き続き、水(80重量部)を加えてから、高速ミキサーを用い、5000rpmで5分間攪拌した。その反応混合物を消泡するまで静置した後、緑色顔料濃縮液NDG001(20重量部)を加えて5分間攪拌し、光硬化性インクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキのpHは7.62、粘度は16.9cps、表面張力は35.5mN/mであった。
実施例3
(青色光硬化性インクジェット用インキの調製)
光開始剤としての2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(7重量部)、光硬化性化合物としてのサートマー社製SR−268(18重量部)、およびビニル−ピロリドン(14重量部)を混合し、10分間攪拌してから、界面活性剤としてのビックケミー社製BYK333(0.6重量部)および共溶剤としての2−ピロリドン(20重量部)を加えてさらに10分間攪拌した。引き続き、水(80重量部)を加えてから、高速ミキサーを用い、5000rpmで5分間攪拌した。その反応混合物を消泡するまで静置した後、青色顔料濃縮液LIB2(20重量部)を加えて5分間攪拌し、光硬化性インクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキのpHは7.66、粘度は12.9cps、表面張力は38.5mN/mであった。
実施例4
(カラーフィルタの作製)
上記実施例1〜3により調製された三色のインキを、ヒューレット・パッカード社製HP51626インキカートリッジに充填し、インクジェットプリンタでガラス基板に対して着色を行った。ガラス基板上のブラックマトリクス(BM)の幅は20μm、カラーエレメント領域の幅は90μmとした。まず、赤色インキを赤色カラーエレメント領域に印刷してから、120℃で3分間ベーキングを行った。次に、緑色インキを緑色カラーエレメント領域に印刷してから、120℃で3分間ベーキングを行った。続いて、青色インキを青色カラーエレメント領域に印刷してから、120℃で3分間ベーキングを行った。最後に、紫外線ランプでガラス基板を10分間照射し、インキを定着させた。こうして作製されたカラーフィルタ製品局部の顕微鏡写真は図6に示すとおりである。
比較例1
(赤色光硬化性インクジェット用インキの調製)
顔料濃縮液に平均粒径が105.4nmの赤色顔料を用いたこと以外は、実施例1と同様の工程によりインクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキの粘度は4.59cps、表面張力は30.5mN/mであった。
比較例2
(緑色光硬化性インクジェット用インキの調製)
顔料濃縮液に平均粒径が188.5nmの緑色顔料を用いたこと以外は、実施例2と同様の工程によりインクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキの粘度は5.11cps、表面張力は30.5mN/mであった。
比較例3
(青色光硬化性インクジェット用インキの調製)
顔料濃縮液に平均粒径が115.5nmの青色顔料を用いたこと以外は、実施例3と同様の工程によりインクジェット用インキを得た。得られたインクジェット用インキの粘度は4.21cps、表面張力は30.0mN/mであった。
比較例4
(カラーフィルタの作製)
上記比較例1〜3で得られたインクジェット用インキを使用する以外は、実施例4と同様の工程によりカラーフィルタを作製した。
実施例5
(本発明実施例と比較例との対比)
実施例4により作製された本発明にかかわるカラーフィルタ、および比較例4により作製されたカラーフィルタの色度座標を、大塚電子(株)製カラーフィルタ分光特性検査装置Photal LCF−6000を用いて計測し、図7に示す色度図を得た。図7からわかるように、粒径の大きい顔料を使用した比較例によるカラーフィルタに比べ、粒径の小さい顔料を使用した本発明によるカラーフィルタは、より広色域であった。よって、本発明にかかわるカラーフィルタによれば、ディスプレイの画質が向上する。
上に記載した好適な実施例は、本発明を説明する目的で挙げたものである。よって、上記の開示に照らして、明らかにそれと分かるような修飾や変更は可能である。上記の実施例は、本発明の原理を最も良く説明すると共に、その実際の実施に際して当業者が様々な形態で、且つ、想到し得る所定の用途に応じた各種修飾により本発明を利用できるようにするため、選択し、記載してある。すなわち、これら変更および修飾はいずれも、添付した特許請求の範囲について適法に特許が付与された場合に、その特許請求の範囲により定められた本発明の範囲内において行なわれるものとする。
(a)〜(c)は、本発明によるインキ受容層を設けないカラーフィルタの製造工程を説明する素子断面図である。 (a)〜(d)は、本発明によるインキ受容層を設けたカラーフィルタの製造工程を説明する素子断面図である。 粒径の異なる赤色顔料濃縮液の紫外/可視光スペクトルの測定結果である。 粒径の異なる緑色顔料濃縮液の紫外/可視光スペクトルの測定結果である。 粒径の異なる青色顔料濃縮液の紫外/可視光スペクトルの測定結果である。 本発明にかかわるカラーフィルタ局部の顕微鏡写真である。 本発明にかかわるカラーフィルタと比較例によるカラーフィルタとの色域を対比する色度図である。
符号の説明
1 透明基板
2 遮光部
21 インキ受容層
3 開口部
4 インキ組成物
9 光透過カラーエレメント領域

Claims (24)

  1. 水5〜95重量%、
    平均粒径が10〜85nmの顔料0.01〜40重量%、および
    光硬化成分3〜75重量%
    からなるカラーフィルタ用光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物。
  2. 前記光硬化成分が、モノマー、オリゴマーまたは樹脂である請求項1記載のインキ組成物。
  3. 前記光硬化成分がC=C二重結合を含む請求項1記載のインキ組成物。
  4. 前記顔料の平均粒径が10〜50nmである請求項1記載のインキ組成物。
  5. 前記顔料の平均粒径が10〜30nmである請求項4記載のインキ組成物。
  6. 表面張力が20〜65mN/mである請求項1記載のインキ組成物。
  7. 粘度が1〜70cpsである請求項1記載のインキ組成物。
  8. 光開始剤0.05〜15重量%をさらに含んでなる請求項1記載のインキ組成物。
  9. 遮光部が設けられ、且つ、該遮光部に囲まれた部分が開口部として形成された透明基板を作成する工程、および
    水5〜95重量%と、平均粒径が10〜85nmの顔料0.01〜40重量%と、光硬化成分3〜75重量%とからなる光硬化性顔料型インクジェット用インキ組成物を、インクジェット法により前記開口部に印刷する工程、
    からなるカラーフィルタの製造方法。
  10. 前記インクジェット法による印刷工程後に、前記インクジェット用インキ組成物を硬化させる工程をさらに含んでなる請求項9記載の製造方法。
  11. 前記インクジェット法による印刷工程前に、前記透明基板上にインキ受容層を形成する工程をさらに含んでなる請求項9記載の製造方法。
  12. 前記遮光部がブラックマトリクスである請求項9記載の製造方法。
  13. 前記光硬化成分が、モノマー、オリゴマーまたは樹脂である請求項9記載の製造方法。
  14. 前記光硬化成分がC=C二重結合を含む請求項9記載の製造方法。
  15. 前記顔料の平均粒径が10〜50nmである請求項9記載の製造方法。
  16. 前記顔料の平均粒径が10〜30nmである請求項15記載の製造方法。
  17. 前記インキ組成物の表面張力が20〜65mN/mである請求項9記載の製造方法。
  18. 前記インキ組成物の粘度が1〜70cpsである請求項9記載の製造方法。
  19. 前記インキ組成物が光開始剤0.05〜15重量%をさらに含んでなる請求項9記載の製造方法。
  20. 透明基板上にて、開口部を囲むかたちで配置された遮光部、および
    前記開口部に形成され、請求項1記載のインキ組成物を含む光透過カラーエレメントからなるカラーフィルタ。
  21. 前記遮光部がブラックマトリクスである請求項20記載のカラーフィルタ。
  22. 前記顔料の平均粒径が10〜50nmである請求項20記載のカラーフィルタ。
  23. 前記顔料の平均粒径が10〜30nmである請求項22記載のカラーフィルタ。
  24. カラーフィルタを備える液晶ディスプレイパネルであって、該カラーフィルタが、
    透明基板上にて、開口部を囲むかたちで配置された遮光部、および
    前記開口部に形成され、請求項1記載のインキ組成物を含む光透過カラーエレメント
    からなる液晶ディスプレイパネル。
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