JP3933632B2 - 照明手段内蔵電磁カウンタ - Google Patents

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Description

本発明は電磁カウンタに関し、詳しくは、機器の内部に設置される電磁カウンタの照明機構の改良に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるように、少なくとも、電磁石と、電磁石の励磁,消磁により揺動動作するアンクルと、このアンクルの先端に形成された爪部が係合するラチェットギヤが側面に形成された最下位桁の数字車を備え、さらに、側面に伝達ギヤが形成された所要数の上位桁数字車と、これら数字車間に介在して桁上げを行うピニオンとから構成された電磁カウンタが知られている。
また、この種電磁カウンタは通常、電磁石により励磁された鉄心に鉄粉などが付着してアンクルの揺動動作に支障を来たすことがないよう、前記した電磁石、アンクル、数字車を筐体内に収容して防塵性を向上させている。筐体としては、例えば、電磁石、アンクル、数字車が所定箇所に配設されたフレーム部材を箱型のカバー部材で覆ったものなどがある。
特開昭57−93487号公報
ところで、これら電磁カウンタは、例えばコインの計数や給紙枚数を計数するべくゲーム機、コピー機,プリンタ装置などの各種機器に組み込まれるが、その設置場所は前記した機器の内部であることが多く、機器内部が暗いこと、カウンタが発光機能を備えていないなどの事情から、カウンタで表示される数値の読み取りが困難になる場合がある。このような場合、懐中電灯などで機器内部を照らして数値を読み取るという煩わしい作業を余儀なくされていた。
このような不具合を解消するため、機器内部に数字車を照らす照明灯を別途設置したりカウンタ内部に豆電球を組み込むことが考えられるが、近年、電磁カウンタが設置される前記各種機器は小型化の傾向が顕著であり、それに伴い電磁カウンタも、豆電球などを組み込むスペースが殆どない程度まで小型化が進んでおり、機器内部や電磁カウンタ内に照明灯を設置するのは極めて困難である。また、たとえ狭いスペースを確保して豆電球を設置したとしても、光源がフィラメントである豆電球は点灯寿命が短いので定期的に交換する必要があり、設置スペースの狭さに起因するメンテナンス作業の煩わしさとそれに伴うコストが問題になる。
また、カバー部材がフレーム部材に固定された筐体内に電磁石、アンクル、数字車などを収容したタイプの電磁カウンタの場合、電球の交換は実質的に不可能なため電磁カウンタ全体を交換しなければならないという問題が生じる。
本発明は上述したような従来事情に鑑みて成されたものであり、その目的とする処は、豆電球などを組み込むスペースが殆どない程度まで小型化された電磁カウンタ内の極めて狭いスペース内にも収容可能で、且つメンテナンスをほとんど必要とせず、安価で提供可能な照明手段を内蔵した新規な電磁カウンタを提供することである。
以上の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電磁カウンタは、箱型のカバー部材(6)と該カバー部材で覆われるフレーム部材(7)からなる筐体(1)を有し、
前記カバー部材(6)は、背面側に前記フレーム部材の挿入口となる開口部(6a)を備えると共に、正面側にはカウンタ表示部となる窓孔(6b)を有し、前記フレーム部材(7)は、前記開口部(6a)を塞ぐ基面部(7a)の左右両側に側面部(7b,7b)を備えたフレーム形状を呈し、
前記左右の側面部(7b,7b)間に、電磁石(2)と、該電磁石の励磁,消磁により揺動動作するアンクル(3)と、該アンクルの揺動動作に伴い所定角度ずつ回転する数字車(4,5)からなる電磁カウント機構が構成されている小型電磁カウンタにおいて、
前記フレーム部材の一方の側面部(7b)の外面に、前記数字車の照明となる発光ダイオード(16)を実装し且つプリント配線(14)を有するフレキシブル基板(15)を貼り着け、前記一方の側面部(7b)に、前記発光ダイオード(16)が収容される切欠き部(19)を設けて、前記フレーム部材に照明手段を収容したことを特徴とする。
ここで、フレキシブル基板を貼り着ける手段としては、接着や両面テープによる貼り着けなどをあげることができるが、作業性や作製コストなどを考慮すれば、両面テープを用いることが好ましい。
また、請求項2では、前記フレキシブル基板(15)が電流制限抵抗(17)を備えると共に、前記一方の側面部(7b)に、前記電流制限抵抗(17)が収容される切欠き部(19)をさらに設けたことを特徴とする。
前記筐体、前記電磁石,アンクル,数字車を装備したフレーム部材と、該フレーム部材を覆うカバー部材からなり、前記空隙部が、前記フレーム部材とカバー部材の間に形成される狭小隙間であり、該狭小隙間内に前記フレキシブル基板が配設される。
請求項3では、前記照明手段内蔵電磁カウンタ(A)、及び、該電磁カウンタ(A)の設置対象機器の回路基板(21)を有する取付け構造であって、
前記フレキシブル基板(15)の端部が前記基面部(7a)の外側に突出していると共に、該フレキシブル基板端部には前記発光ダイオード(16)に導通するプリント配線(14)の末端端子部(14a)が形成されており、
前記末端端子部(14a)が前記回路基板(21)の配線(22)に半田付けされており、
前記基面部(7a)を貫通して外方へ突出する前記電磁石の接続端子(2a)が、前記回路基板(21)の接続端子差込部(22a)に半田付けされていることを特徴とする。
請求項4では、前記照明手段内蔵電磁カウンタ(A)、及び、該電磁カウンタ(A)の設置対象機器のパネル(100,101)を有する取付け構造であって、
前記フレーム部材(7)における前記一方の側面部(7b)に、前記フレキシブル基板(15)のプリント配線(14)に接続するリード線(23)の端部を係止する溝(24、25)が設けられており、該溝(24、25)により係止される前記リード線の端部が前記プリント配線の末端端子部(14a)に半田付けされており、
前記筐体(1)が前記パネル(100,101)にビス(28,32)またはクリップ(29)で固定され、前記リード線(23)が前記電磁カウンタ(A)の設置対象機器に結線されていることを特徴とする。
請求項5では、前記照明手段内蔵電磁カウンタ(A)の使用方法であって、前記発光ダイオードが多色発光ダイオード(16’,16”)であり、複数の電磁カウンタ(A)を集合状に設置すると共に、各電磁カウンタにおける多色発光ダイオードの発光色を各電磁カウンタごとに変えることで、個々の電磁カウンタの識別を可能としたことを特徴とする。
尚、本発明において、数字車の数は必ずしも限定されるものではないが、アンクルの揺動動作に伴い所定角度ずつ回転する最下位桁の数字車と、側面に伝達ギヤが形成された所要数の上位桁数字車と、これら各数字車間に介在して桁上げを行うピニオンとから構成されたものが一般に用いられており、本発明ではそのような態様をも含むことは言うまでもない。
本発明は以上説明したように構成したので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1、2
カウンタ表示部分の照明手段としてフレキシブル基板に実装された発光ダイオードをフレーム部材に内蔵したので、小型化された電磁カウンタ内の狭いスペースにも容易に設置することができ、且つフィラメントを使わない発光ダイオードが照明手段となるので豆電球を用いる場合に比べメンテナンスも容易である。また、設置対象機器(ゲーム機、コピー機、プリンタ装置等)に組み込む際にも、フレキシブル基板に形成されたプリント配線の末端端子部に機器側の回路配線やリード線を接続するだけで結線が完了するので、小型化されたゲーム機、コピー機、プリンタ装置等に設置するに極めて有用な照明手段内蔵電磁カウンタを提供することができた。
また、電磁石,アンクル,数字車などのカウンタ構成要素を装備したフレーム部材をカバー部材で覆うようにしたので、防塵性に優れると共に組立ても容易で小型化に適した電磁カウンタとすることができ、且つそのフレーム部材とカバー部材の間の狭小隙間を有効に利用して前記効果を得るので、計数作動の信頼性にも優れ低コストで作製可能な商品価値の高い新規な照明手段内蔵電磁カウンタを提供することができた。
さらに、発光ダイオードを実装したフレキシブル基板をフレーム部材に貼り着けるようにしたので、照明手段の組み込みがより簡単に行えるようになり、且つフレーム部材の構成面に切欠き部を設けて発光ダイオードをフレーム部材の肉厚寸法内に収容することができるので、照明手段内蔵用のスペースを新たに確保するような必要もない。よって、豆電球などを組み込むスペースが殆どない程度まで小型化された電磁カウンタにおいても、前述した効果を得ることができる。
また、前記フレキシブル基板が電流制限抵抗を備えた場合においても、前記した各種効果を得ることができる。
(請求項
前述の電磁カウンタを、ゲーム機、コピー機、プリンタ装置等の設置対象機器に組み込む際、筐体外側に突出するフレキシブル基板端部の末端端子部設置対象機器の回路基板に半田付けすると共に、電磁石の接続端子を前記回路基板に半田付けするだけの簡単な作業で設置が完了するので、小型化されたゲーム機、コピー機、プリンタ装置などの各種機器に極めて簡単に取り付けることができる。
(請求項
前述の電磁カウンタを、ゲーム機、コピー機、プリンタ装置等の設置対象機器に組み込む際、フレキシブル基板のプリント配線に接続するリード線の端部がフレーム部材の溝で係止されるので、リード線を引っ張るような方向に外力が加わったとしても、その力がリード線とプリント配線の半田付け部分に直接作用してリード線が引き抜かれるような虞れを低減し、リード線結線型における照明の信頼性を向上させることができる。
(請求項
前述の電磁カウンタを、複数の計数要素に対応すべく複数設置した場合、多色発光ダイオードにより発光色を任意に選択して、各電磁カウンタごとに発光色を変えることで各計数要素の読取違いなどを防止することができる。
以下、実施形態の例を図面を参照しながら説明するが、本発明に係る電磁カウンタはこれら図示例に限定されるものではない。
図1,図2に示す電磁カウンタAは、筐体1内に、電磁石2、アンクル3、最下位桁数字車4、上位桁数字車5,5,・・・などと共に照明手段を装備したもので、各数字車4,5により表示されるカウント数字を照明手段で照らして暗所でも容易に読み取れるよう構成されている。
筐体1は、略箱型のカバー部材6と、そのカバー部材6で周囲を覆われるフレーム部材7からなり、カバー部材6は任意の一面(例えば背面)にフレーム部材7の挿入口となる開口部6aを備えると共に、任意の他面(例えば正面)にカウンタ表示部となる窓孔6bを備え、フレーム部材7はその開口部6aを塞ぐ基面部7aの左右両側に側面部7b,7bを延設した略コ形のフレーム形状を呈している。
フレーム部材7の左右の側面部7b,7bの間には電磁石2、アンクル3、最下位桁数字車4、上位桁数字車5,5,・・・などが配設されて電磁カウント機構を構成している。
電磁カウント機構は従来の電磁カウンタと同様に構成されたもので、その機構を簡単に説明すれば、電磁石2に電流を流すと鉄心8及び補助鉄心8aが磁化され、ラチェットギヤ9に噛合する爪部を先端に備えたアンクル3の基端に一体化された可動片10が鉄心8及び補助鉄心8aに吸引されて、アンクル3が回動軸11を中心としてバネ12に抗して正方向へ揺動する一方、電磁石2の電流が遮断されると鉄心8と補助鉄心8aは磁力がなくなるので、アンクル3はバネ12の力によって逆方向に揺動する。すなわち、アンクル3は電磁石2の電流のオン、オフによって1回の往復揺動動作をし、この1揺動動作によってラチェットギヤ9は36度回動する。ラチェットギヤ9は最下位桁数字車4と一体に形成されており、ラチェットギヤ9の回動に伴って最下位桁数字車4も36度回転する。最下位桁数字車4の外周には36度分割で「0」から「9」までの数字が印刷されており、電磁石2へ信号電流を1パルス印加するごとに最下位桁数字車4は回動する。最下位桁数字車4と並んで設置された上位桁数字車5,5,・・・は側面に伝達ギヤ5aを有すると共にこれら各数字車4,5,5間に桁上げを行うピニオン13が設けられ、最下位桁数字車4が1回転するとピニオン13が回動して上桁の上位桁数字車5が36度回動し、上位桁数字車5が1回転するとピニオン13が回動してさらに上桁の上位桁数字車5が36度回動し、該動作を繰り返すことで印加信号数をカウント数として表示するよう構成されている。
照明手段は、プリント配線14が形成されたフレキシブル基板15に発光ダイオード16と電流制限抵抗17を実装したもので、そのフレキシブル基板15を、フレーム部材7の左右いずれか(図1では右側)の側面部7bに両面テープ18で貼り着けてある。
フレキシブル基板15が貼り着けられる側面部7bには、発光ダイオード16、電流制限抵抗17が収容される切欠き部19が適所に形成され、カバー部材6とフレーム部材7の間の狭小隙間20内に照明手段が収まるようになっている。
フレキシブル基板15はその端部がフレーム部材7の基面部7aの外側に位置する(筐体1の外側に突出する)よう形成され、またその端部にはプリント配線14の末端端子部14aが形成され、該端子部14aに電圧を印加すると電流制限抵抗17を介して発光ダイオード16に電流が流れて発光し、その光が各数字車4,5,5,・・・に向けて照射されて、暗所でもカウント数字が読み取れるようになっている。
電磁石2の接続端子2a,2aは、フレーム部材7の基面部7aを貫通して筐体1の外側に突出している。
図3には、本例の電磁カウンタAを、設置対象である機器側に設けた回路基板21に取り付けた状態を表す。
回路基板21には上述した電磁石2と発光ダイオード16に電力を供給するための配線22が形成され、その配線22の適所に、電磁石2の接続端子2aが差し込まれる差込部22aと、フレキシブル基板15の末端端子部14aに接続される接続部22bが形成されている。
そして、末端端子部14aを接続部22bに半田付けし、且つ電磁石2の接続端子2aを差込部22aに差し込んで半田付けすることで、回路基板21の配線22と電磁石2、発光ダイオード16の結線作業、電磁カウンタAの機器への設置作業が同一工程で行え、作業の簡略化が図れるようになっている。
フレキシブル基板15は図2中などに示すように、フレーム部材7の側面部7bに貼り着け可能な略長方形状に形成され、一端側に実装される発光ダイオード16と他端側に形成される末端端子部14aとの間にプリント配線14が形成されると共に、中途部に電流制限抵抗17が実装されている。
以上説明した本例の電磁カウンタは、予めフレーム部材7に電磁石2、アンクル3、最下位桁数字車4、上位桁数字車5,5,・・・などを配設して電磁カウント機構を構成すると共に、発光ダイオード16、電流制限抵抗17が実装されたフレキシブル基板15をフレーム部材7の側面部7bに両面テープ18で貼り着けて切欠き部19,19に発光ダイオード16と電流制限抵抗17を収容し、このフレーム部材7にカバー部材6を被せて組み立てられる。
よって、フレーム部材7とカバー部材6の間の狭小隙間20内に、発光ダイオード16と電流制限抵抗17が実装されたフレキシブル基板15が収容され、豆電球などを組み込むスペースが殆どない程度まで小型化されていても、照明手段を内蔵して暗所であっても容易にカウント数字を読み取ることができる。また、発光ダイオード16で照明手段を構成するのでメンテナンスが不要であり、筐体1が分解不能に構成されていても実使用への影響はない。さらに、機器への設置も前述したとおり容易に行えるので、小型化されたゲーム機、コピー機、プリンタ装置などに設置するに極めて有用な電磁カウンタとして供することができた。
図4には、前述した電磁カウンタAの一部を変更した他の実施形態を示すが、前記と同様の構成部分には図中に同一の符号を付すなどして重複する説明、図示を一部省略し、相違点のみ以下に説明する。
この例の電磁カウンタAは、フレキシブル基板15の末端端子部14a,14aにリード線23,23を接続して発光ダイオード16への電力供給を行うもので、フレーム部材7に各リード線23の端部23aが係止される係止溝を備え、プリント配線14の末端端子部14aに半田付けしたリード線端部23aを該係止溝により係止するようになっている。
係止溝は、フレーム部材7のフレキシブル基板15が貼り着けられる側面部7bの基端部分に凹設されており、プリント配線14に対しほぼ直角に交差する方向に伸びる横溝24と、該横溝24の両端部から基面部7aの外方へ伸びる縦溝25とで係止角部26を構成するもので、横溝24に挿入されるリード線23の端部23aが略直角に曲がる状態でプリント配線14の末端端子部14aに半田付けされて縦溝25内に挿入されることで、リード線23を引っ張る方向に外力が加わったとしても、係止角部26でリード線23を係止し、リード線端部23aとプリント配線の末端端子部14aの半田接続が外れることのないようになっている。
この例の電磁カウンタAを対象機器へ設置する場合の取り付け構造の具体的態様を図5に示す。
図5(a)には、カバー部材6の正面側(カウンタ表示部側)に一体に設けた取付部27を機器の前面パネル100などにビス止め28する態様を示し、図5(b)には、カバー部材6の正面側に一体に設けた上下のクリップ片29と縁部30とで機器の前面パネル100を挟み込む態様を示し、図5(c)には、カバー部材6の背面側に一体に設けたL形の取付片31を機器内の取付パネル101などにビス止め32する態様を示す。
図6には、前記した各実施形態における発光ダイオード16の変更例を示す。
前述した電磁カウンタAにおいては、フレキシブル基板15に実装する発光ダイオード16として、同図(a)に示す回路構成となるよう一つの発光素子16aを備えた単色の発光ダイオードを用いても良いが、同図(b)に示す回路構成となるよう異なる二色の発光素子16a,16bを備えた多色発光ダイオード16’を用いたり、同図(c)に示す回路構成となるよう異なる三色の発光素子16a,16b,16cを備えた多色発光ダイオード16”を用いることもできる。
このような多色発光ダイオード16’,16”を用いた場合、プリント配線14の末端端子部14aに印加する電圧を適宜に設定して任意の色の発光素子を単独若しくは複数発光させることで、多色発光ダイオード16’,16”による発光色(照明色)を適宜に選択することができる。
このような構成によれば、図7に示すように、複数の計数要素に対応するために複数の電磁カウンタAを集合して設置した場合、各カウンタAごとに多色発光ダイオード16”の発光色を変えることで個々のカウンタAの識別が容易になり、各計数要素の読み取り間違いをなくして、計数データの精度を向上し、信頼性の高い計数作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施形態の例を図面を参照して説明したが、本発明に係る電磁カウンタは図示例に限定されるものではなく、特許請求範囲の各請求項に記載された技術的思想の範疇において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明に係る電磁カウンタの実施形態の一例を示し、(a)は一部切欠正面図、(b)は一部切欠平面図、(c)は(X)−(X)線に沿う断面図である。 (a)は図1に示す電磁カウンタのカバー部材とフレキシブル基板を外した状態の斜視図、(b)はカバー部材とフレーム部材の組み付け前の状態を示す斜視図である。 図1に示す電磁カウンタを回路基板に実装した状態を示す斜視図。 本発明に係る電磁カウンタの実施形態の他例を示し、(a)はカバー部材とフレキシブル基板を外した状態の斜視図、(b)はカバー部材とフレーム部材の組み付け前の状態を示す斜視図である。 図4に係る電磁カウンタの取り付け様態を示す側面図である。 フレキシブル基板の回路構成図で、(a)は単色発光ダイオード、(b)は二色発光ダイオード、(c)は三色発光ダイオードを実装した場合を夫々表す。 複数の電磁カウンタを設置した状態を示す正面図である。
符号の説明
A:電磁カウンタ
1:筐体
2:電磁石
2a:電磁石の接続端子
3:アンクル
4,5:数字車
6:カバー部材
7:フレーム部材
7a:基面部
7b:側面部
14:プリント配線
14a:末端端子部
15:フレキシブル基板
16,16’,16”:発光ダイオード
19:切欠き部
20:狭小隙間
21:回路基板
22:配線
23:リード線
24:横溝
25:縦溝

Claims (5)

  1. 箱型のカバー部材(6)と該カバー部材で覆われるフレーム部材(7)からなる筐体(1)を有し、
    前記カバー部材(6)は、背面側に前記フレーム部材の挿入口となる開口部(6a)を備えると共に、正面側にはカウンタ表示部となる窓孔(6b)を有し、前記フレーム部材(7)は、前記開口部(6a)を塞ぐ基面部(7a)の左右両側に側面部(7b,7b)を備えたフレーム形状を呈し、
    前記左右の側面部(7b,7b)間に、電磁石(2)と、該電磁石の励磁,消磁により揺動動作するアンクル(3)と、該アンクルの揺動動作に伴い所定角度ずつ回転する数字車(4,5)からなる電磁カウント機構が構成されている小型電磁カウンタにおいて、
    前記フレーム部材の一方の側面部(7b)の外面に、前記数字車の照明となる発光ダイオード(16)を実装し且つプリント配線(14)を有するフレキシブル基板(15)を貼り着け、前記一方の側面部(7b)に、前記発光ダイオード(16)が収容される切欠き部(19)を設けて、前記フレーム部材に照明手段を収容したことを特徴とする照明手段内蔵電磁カウンタ。
  2. 前記フレキシブル基板(15)が電流制限抵抗(17)を備えると共に、前記一方の側面部(7b)に、前記電流制限抵抗(17)が収容される切欠き部(19)をさらに設けたことを特徴とする請求項1記載の照明手段内蔵電磁カウンタ。
  3. 請求項1または2に記載の照明手段内蔵電磁カウンタ(A)、及び、該電磁カウンタ(A)の設置対象機器の回路基板(21)を有する取付け構造であって、
    前記フレキシブル基板(15)の端部が前記基面部(7a)の外側に突出していると共に、該フレキシブル基板端部には前記発光ダイオード(16)に導通するプリント配線(14)の末端端子部(14a)が形成されており、
    前記末端端子部(14a)が前記回路基板(21)の配線(22)に半田付けされており、
    前記基面部(7a)を貫通して外方へ突出する前記電磁石の接続端子(2a)が、前記回路基板(21)の接続端子差込部(22a)に半田付けされていることを特徴とする照明手段内蔵電磁カウンタの取り付け構造
  4. 請求項1または2に記載の照明手段内蔵電磁カウンタ(A)、及び、該電磁カウンタ(A)の設置対象機器のパネル(100,101)を有する取付け構造であって、
    前記フレーム部材(7)における前記一方の側面部(7b)に、前記フレキシブル基板(15)のプリント配線(14)に接続するリード線(23)の端部を係止する溝(24、25)が設けられており、該溝(24、25)により係止される前記リード線の端部が前記プリント配線の末端端子部(14a)に半田付けされており、
    前記筐体(1)が前記パネル(100,101)にビス(28,32)またはクリップ(29)で固定され、前記リード線(23)が前記電磁カウンタ(A)の設置対象機器に結線されていることを特徴とする照明手段内蔵電磁カウンタの取付け構造
  5. 前記発光ダイオードが多色発光ダイオード(16’,16”)であり、複数の電磁カウンタ(A)を集合状に設置すると共に、各電磁カウンタにおける多色発光ダイオードの発光色を各電磁カウンタごとに変えることで、個々の電磁カウンタの識別を可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の照明手段内蔵電磁カウンタの使用方法
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