JP3933444B2 - 光ファイバ連続ねじり装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】
近年、光ファイバの伝送容量は、DWDM(高密度波長多重)伝送技術の開発により飛躍的に増大している。このような大容量伝送では、光ファイバの波長分散特性と共に、偏波分散(光ファイバの断面内の直交する2偏波間の群速度に差異が生じる現象)の影響も無視できなくなる。この偏波分散の生じる原因の一つとして、光ファイバ母材から線引きされた光ファイバのコア部が真円ではないため、光ファイバの断面内の屈折率分布も完全な同心円状ではなくなることが挙げられる。
【0003】
このような偏波分散の問題点を解消すべく、光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材(例えば紫外線硬化型樹脂など)を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加えることが提案されている。
【0004】
光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置として、様々な構成のものが提案されている。それらねじり装置は、例えば、図6に示すように、光ファイバ母材39から線引きされた光ファイバ40に被覆材を形成して光ファイバ心線1を作製する被覆形成装置41と、光ファイバ心線1を引き取るキャプスタン43との間に配置されており、線引きの途中で光ファイバ心線1にねじりを加えることができるものである。
【0005】
例えば、特開2000-143277(特願平10-314657)に提案されているねじり装置は、図7(a)、(b)に示されるような、第1の往復移動ローラ45と、第2の往復移動ローラ46と、第1のガイドローラ(第1のガイドプーリ)47と、第2のガイドローラ(第2のガイドプーリ)48とを有している。これらローラ45〜48は、それぞれ、走行中の光ファイバ心線1に接触し当該光ファイバ心線1の走行に伴って回転するものである。なお、図7(b)は、図6(a)の右側からローラ45〜48を見た側面図である。
【0006】
図7において、光ファイバ心線1は、キャプスタン43によって下向きに走行している。第1と第2の各往復移動ローラ45,46は、互いに間隔を介して光ファイバ心線1の走行方向に互い違いに配列配置され、かつ、当該往復移動ローラ45,46の両方共に走行中の光ファイバ心線1に接触することができるように配置されている。
【0007】
この提案のねじり装置には、第1と第2の各往復移動ローラ45,46を往復移動させるための駆動手段(図示せず)が設けられている。この往復駆動手段は、往復移動ローラ45,46を回転中心軸Oに沿う方向に沿って、互いに移動方向が逆向きとなるように往復移動させるものである。
【0008】
第1のガイドローラ47は、往復移動ローラ45,46よりも光ファイバ心線1の走行の上流側に設けられている。また、第2のガイドローラ48は、往復移動ローラ45,46よりも光ファイバ心線1の走行の下流側に設けられている。これら第1と第2の各ガイドローラ47,48は、それぞれ、配置位置が固定されており、光ファイバ心線1の走行位置を規制するものである。
【0009】
このねじり装置では、光ファイバ心線1は、第1のガイドローラ47と第1の往復移動ローラ45と第2の往復移動ローラ46と第2のガイドローラ48に順に接触しながら走行する。この光ファイバ心線1には、往復移動ローラ45,46の往復移動によって周期的にねじりが加えられる。
【0010】
図8には光ファイバ心線1のねじり装置のその他の構成例が示されている(特開2000-344540参照)。この装置では、3個の往復移動ローラ50a,50b,50cが設けられている。それら往復移動ローラ50a,50b,50cは、図7の装置と同様に、光ファイバ心線1の走行方向に互い違いに配列されている。また、光ファイバ心線1は、各往復移動ローラ50a,50b,50cに順に接触しながら、隣り合う往復移動ローラ間の間隙を通って走行する。
【0011】
光ファイバ心線1よりも図8の左側に配置されている往復移動ローラ50a,50cの組と、光ファイバ心線1よりも右側に配置されている往復移動ローラ50bとは、それぞれ、往復駆動手段(図示せず)によって、回転中心軸方向に沿って互いに移動方向を逆向きして往復移動する構成となっている。走行中の光ファイバ心線1は、それら各往復移動ローラ50a,50b,50cの往復移動によって、周期的にねじりが加えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
図7に示される装置では、2個の往復移動ローラ45,46が設けられているだけであったので、光ファイバ心線1が往復移動ローラ45,46と接触する長さ(接触長)が短い。このため、光ファイバ心線1は、往復移動ローラ45,46の外周面上を滑り易く、光ファイバ心線1に良好にねじりを加えることができないという問題が発生し易い。
【0013】
また、光ファイバ心線1の走行速度(つまり、線引き速度)が速くなるにつれて、往復移動ローラ45,46に対する光ファイバ心線1の滑りの発生確率が高くなる。このために、光ファイバ心線1に良好なねじりを安定的に加えようとすると、光ファイバ心線1の走行速度を速めることができず、光ファイバ心線1の生産性を妨げてしまう。
【0014】
図8に示される装置では、光ファイバ心線1よりも左側に2個の往復移動ローラ50a,50cが配置され、光ファイバ心線1よりも右側に1個の往復移動ローラ50bが配置されている。このため、左側の2個の往復移動ローラ50a,50cにより光ファイバ心線1に加えられる力は、右側の1個の往復移動ローラ50bにより光ファイバ心線1に加えられる力よりも格段に大きい。この力のアンバランスによって、光ファイバ心線1が往復移動ローラ50a,50b,50cの外周面を滑ってしまい、光ファイバ心線1に満足にねじりを加えることができないという問題が発生し易い。
【0015】
この発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、往復移動ローラに対する光ファイバ心線の滑りを防止して、光ファイバ心線に満足にねじりを加えることができる光ファイバ連続ねじり装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置において、走行中の光ファイバ心線に接触してローラ回転しつつ、回転中心軸方向に沿って往復移動する複数の往復移動ローラを有し、それら複数の往復移動ローラは互いに間隔を介し、光ファイバ心線の走行方向に沿って配置されており、これら往復移動ローラは光ファイバ心線よりも左側に配置されるものと、右側に配置されるものとに分類され、左側の往復移動ローラと右側の往復移動ローラは互いに移動方向を逆向きにして往復移動する構成と成し、光ファイバ心線は各往復移動ローラの外周面に順に接触しながら走行し、それら複数の往復移動ローラの往復移動によってねじりが加えられる構成であって、往復移動ローラは4以上の偶数個設けられていて前記左側に配置されている往復移動ローラの数と右側に配置されている往復移動ローラの数とは同数と成しており、前記左側の往復移動ローラと、右側の往復移動ローラとは、光ファイバ心線の走行ラインに対して互いに食い込み配置されていることを特徴としている。
【0018】
の発明は、光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置において、走行中の光ファイバ心線に接触してローラ回転しつつ、回転中心軸方向に沿って往復移動する複数の往復移動ローラを有し、それら複数の往復移動ローラは互いに間隔を介し、光ファイバ心線の走行方向に沿って配置されており、これら往復移動ローラは光ファイバ心線よりも左側に配置されるものと、右側に配置されるものとに分類され、左側の往復移動ローラと右側の往復移動ローラは互いに移動方向を逆向きにして往復移動する構成と成し、光ファイバ心線は各往復移動ローラの外周面に順に接触しながら走行し、それら複数の往復移動ローラの往復移動によってねじりが加えられる構成であって、往復移動ローラは4以上の偶数個設けられており、これら複数の往復移動ローラが配列配置されている位置よりも光ファイバ心線の上流側と下流側の少なくとも一方側には光ファイバ心線の走行位置を規制するガイドローラが設けられ、当該ガイドローラは走行中の光ファイバ心線に接触して光ファイバ心線の走行速度とガイドローラの外径により定まる周波数でもって回転する構成と成しており、また、光ファイバ心線はガイドローラの回転に起因してガイドローラの回転周波数でもって微振動する構成と成しており、光ファイバ心線の外径を測定するためのレーザスキャンの計測を光ファイバ心線の微振動により妨げられないようにするために、ガイドローラは、当該ガイドローラの回転周波数と、光ファイバ心線の外径測定用のレーザのスキャン周波数とが非共振状態となる外径を有していることを特徴としている。
【0019】
の発明は、第の発明の構成を備え、左側の往復移動ローラと、右側の往復移動ローラとは、光ファイバ心線の走行ラインに対して互いに食い込み配置されていることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1には本発明に係る光ファイバ連続ねじり装置の一実施形態例の主要構成が簡略化されて示されている。この実施形態例の光ファイバ連続ねじり装置は、4個の往復移動ローラ2(2a,2b,2c,2d)と、2個のガイドローラ3(3A,3B)とを有して構成されている。それら往復移動ローラ2a,2b,2c,2dとガイドローラ3A,3Bは、それぞれ、走行中の光ファイバ心線1に接触して回転するものである。
【0022】
図1において、4個の往復移動ローラ2a,2b,2c,2dは、互いに間隔を介し、光ファイバ心線1の走行方向に沿って互い違いに配列配置されている。光ファイバ心線1は、各往復移動ローラ間の間隙を通り、かつ、各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dの外周面に順に接触しながら走行する構成と成す。このため、複数の往復移動ローラ2a,2b,2c,2dは、光ファイバ心線1よりも左側に配置される左側のローラ配列群(往復移動ローラ2a,2c)と、光ファイバ心線1よりも右側に配置される右側のローラ配列群(往復移動ローラ2b,2d)とに分類することができる。
【0023】
この実施形態例では、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dは外径が略一致する構成と成す。また、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cはそれら回転中心位置Oを光ファイバ心線1の走行方向の同軸P上に揃えて配置されている。また、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dもそれら回転中心位置Oを光ファイバ心線1の走行方向の同軸P上に揃えて配置されている。
【0024】
さらに、この実施形態例では、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dを、光ファイバ心線1の走行方向に略直交する横方向に移動させる移動手段4(図2(a)参照)が設けられている。この移動手段4は、例えば、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dを、図1に示されるような位置から図2(a)に示されるような位置(つまり、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cと、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dとを光ファイバ心線1に対して間隔を介し、かつ、光ファイバ心線1を中心にして略対称となる位置(待機位置))に移動させる。また、移動手段4は、図2(b)に示されるように、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cと、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dとをそれぞれ、図2(a)の待機位置から、同じ距離だけ、光ファイバ心線1の走行方向に略直交する横方向に光ファイバ心線1に向けて移動させる。そして、移動手段4は、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cと、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dとをそれぞれ光ファイバ心線1に押し付け接触させる。この移動手段4により、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cと、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dとは光ファイバ心線1の走行ラインLに対して互いに食い込み配置される。
【0025】
さらに、各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dは往復駆動手段(図示せず)に接続されている。この往復駆動手段は各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dをそれぞれローラの回転中心軸方向(紙面に垂直な方向)に沿って往復移動させるものである。この実施形態例では、その往復駆動手段によって、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cは共に移動方向を同じ向きにして往復移動する。また、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dは共に移動方向を同じ向きにし、かつ、左側のローラ配列群の往復移動ローラ2a,2cの移動方向とは逆向きに往復移動する。
【0026】
この往復駆動手段による各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dの往復移動によって、走行中の光ファイバ心線1にねじりが周期的に加えられる構成となっている。
【0027】
この実施形態例では、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dが配列配置されている位置よりも光ファイバ心線1の上流側にはガイドローラ3Aが配置されている。また、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dの配列位置よりも光ファイバ心線1の下流側にはガイドローラ3Bが配置されている。それらガイドローラ3A,3Bは、それぞれ、回転中心軸方向には移動せず固定されており、光ファイバ心線1の走行位置を規制する。また、この実施形態例では、各ガイドローラ3A,3Bは外径が略一致する構成となっている。
【0028】
なお、各ガイドローラ3A,3Bはそれぞれガイドローラ移動手段(図示せず)に接続されている。このガイドローラ移動手段によって、各ガイドローラ3A,3Bは、それぞれ、往復移動ローラ2a,2b,2c,2dと同様に、光ファイバ心線1から離間した待機位置から、横方向に移動して光ファイバ心線1に押し付け接触することができる。
【0029】
ところで、ガイドローラ3A,3Bは、それぞれ、当該ガイドローラ3A,3Bの外径と光ファイバ心線1の走行速度によって定まる周波数でもって回転する。光ファイバ心線1は、そのガイドローラ3A,3Bの回転に起因してガイドローラ3A,3Bの回転周波数でもって微振動する。
【0030】
光ファイバ連続ねじり装置よりも光ファイバ心線1の上流側には、図3に示されるように、レーザを利用して光ファイバ心線1の外径を測定する外径測定手段5が設けられる場合がある。その外径測定手段5は、例えば、光ファイバ心線1の走行領域を介して対向し合うレーザ出射部と受光部を有している。また、外径測定手段5は、出射部から出力されるレーザを周期的にスキャンする構成を備えている。例えば、レーザを光ファイバ心線1の幅方向(X方向やY方向)にスキャンすると、光ファイバ心線1によって受光部の受光光量に差が生じることから、外径測定手段5では、その受光部での受光光量の差を利用して光ファイバ心線1の外径を測定する構成となっている。
【0031】
図3の図示の例では、外径測定手段5は、レーザをX方向にスキャンするX方向測定部5xと、レーザをY方向にスキャンするY方向測定部5yとを有して構成されており、光ファイバ心線1のX方向とY方向の2方向の外径を測定することができるものである。
【0032】
上記のような外径測定手段5が設けられる場合に、例えば、外径測定手段5のレーザのスキャン周波数が540Hzであったとする。また、ガイドローラ3A,3Bの外径が50mmであり、光ファイバ心線1の走行速度が1700m/minである場合には、ガイドローラ3A,3Bの回転周波数は180Hzとなり、光ファイバ心線1の微振動の周波数もその180Hzとなる。このような場合には、レーザのスキャン周波数540Hzと光ファイバ心線1の微振動の周波数180Hzとは整数比の関係になるので共振状態になる。この共振状態により、外径測定手段5による光ファイバ心線1の外径計測値が大きくぶれて、正確な測定ができないという問題が生じる。
【0033】
このことを考慮して、レーザスキャンにより光ファイバ心線1の外径を測定する手段5が設けられる場合には、ガイドローラ3A,3Bの回転周波数と、レーザのスキャン周波数とが非共振状態となるように、ガイドローラ3A,3Bの外径を設定することが好ましい。例えば、レーザのスキャン周波数が540Hzであり、光ファイバ心線1の走行速度が1700m/minである場合には、ガイドローラ3A,3Bの外径を55mmとする。この場合には、光ファイバ心線1の微振動の周波数は163Hzとなり、レーザのスキャン周波数540Hzとは非共振状態となる。
【0034】
なお、図3の例のように、光ファイバ心線1のX方向とY方向の外径をそれぞれ別々のレーザスキャンにより測定する場合に、それらレーザのスキャン周波数が互いに異なる場合には、光ファイバ心線1の微振動の周波数が、それら全てのレーザのスキャン周波数と非共振状態となるように、ガイドローラ3A,3Bの外径を設定することが好ましい。
【0035】
この実施形態例では、図4に示されるように、ガイドローラ3Bとキャプスタン43との間に、迂回手段7を設けている。この迂回手段7は、往復移動ローラ2によってねじりが加えられた光ファイバ心線1をキャプスタン43に迂回させて導くものである。この迂回手段7の構成には様々な構成が考えられ、何れの構成を採用してもよいが、その一構成例が図4に示されている。この例では、迂回手段7は、ローラ8,9を有して構成されている。ローラ8は、ガイドローラ3から引き出された光ファイバ心線1の向きをキャプスタン43に向かう向きから他の向きに変更させるものである。ローラ9は、ローラ8により変更された光ファイバ心線1の向きをキャプスタン43に向かう向きに変えるものである。
【0036】
光ファイバ心線1にねじりを加える往復移動ローラ2と、キャプスタン43との間の間隔が短いと、往復移動ローラ2による光ファイバ心線1のねじりをキャプスタン43が妨げてしまう。このため、往復移動ローラ2と、キャプスタン43との間は離れている方が好ましい。しかしながら、往復移動ローラ2と、キャプスタン43との間の間隔をただ単に広げると、光ファイバ連続ねじり装置やキャプスタン43を配置するためのスペースが拡大してしまう。
【0037】
これに対して、この実施形態例では、迂回手段7を設けることにより、往復移動ローラ2と、キャプスタン43との間の間隔を広げることなく、光ファイバ心線1の走行距離を長くできて、キャプスタン43による光ファイバ心線1のねじり妨害を回避することができる。
【0038】
なお、この発明はこの実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、この実施形態例では、往復移動ローラ2は4個設けられていたが、往復移動ローラ2の数は、4以上の偶数個であれば特に限定されるものではなく、例えば、6個や8個でもよい。
【0039】
また、この実施形態例では、往復移動ローラ2が配列配置されている位置よりも光ファイバ心線1の走行の上流側にはガイドローラ3Aのみが設けられていたが、例えば、光ファイバ心線1の線掛け時に光ファイバ心線1を大きく外してしまうのを防止するために図1の点線に示されるような補助ガイドローラ3’を設けてもよい。さらに、この実施形態例では、往復移動ローラ2が配列配置されている位置よりも光ファイバ心線1の走行の上流側と下流側の両側にガイドローラ3が設けられていたが、例えば、光ファイバ心線1の走行の上流側と下流側の一方側のみにガイドローラ3を設けてもよい。さらに、この実施形態例では、光ファイバ心線1の走行位置を規制するためにガイドローラ3(3A,3B)が設けられていたが、他の手段により光ファイバ心線1の走行位置が規制される場合には、ガイドローラ3を省略してもよい。
【0040】
さらに、この実施形態例では、左側のローラ配列群の2個の往復移動ローラ2a,2cは連結されて移動手段4によって一体的に移動し、また同様に、右側のローラ配列群の往復移動ローラ2b,2dも連結されて移動手段4によって一体的に移動する構成となっていたが、各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dをそれぞれ個別に移動させる構成を備えてもよい。この場合にも、この実施形態例と同様に、各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dが、それぞれ、同程度に光ファイバ心線1の左右両側から光ファイバ心線1に押し付け接触することができるように、各往復移動ローラ2a,2b,2c,2dをそれぞれ移動させることが好ましい。
【0041】
さらに、この実施形態例では、往復移動ローラ2を左右方向に移動させる移動手段4が設けられていたが、例えば、移動手段4を設けずに、往復移動ローラ2は左右方向には移動しない構成としてもよい。
【0042】
さらに、この実施形態例では、往復移動ローラ2は光ファイバ心線の走行方向に互い違いに配列配置されていたが、例えば、図5に示されるように、上側の2つの往復移動ローラ2A,2Bは光ファイバ心線1よりも右側に配置され、下側の2つの往復移動ローラ2C,2Dは光ファイバ心線1よりも左側に配置されるというように、複数の往復移動ローラ2は互い違いに配列配置しなくともよい。ただし、往復移動ローラ2に対する光ファイバ心線1の滑りを防止する観点から、光ファイバ心線1よりも左側に配置される往復移動ローラ2の数と、右側に配置される往復移動ローラの数とが同数となるように、複数の往復移動ローラ2を配置することが好ましい。また、図5に示されるように、隣り合う往復移動ローラ2が光ファイバ心線1に対して左右の同じ側に配置されている場合には、それら隣り合う往復移動ローラ2の間(つまり、図5の例では、往復移動ローラ2Aと2Bの間、往復移動ローラ2Cと2Dの間)に、往復移動ローラ2と光ファイバ心線1の接触する長さ(接触長)を長くするためのガイドローラ3(3C,3D)を設けることが好ましい。
【0043】
さらに、この実施形態例では、迂回手段7が設けられていたが、例えば、光ファイバ連続ねじり装置と、キャプスタン43との間の間隔が広がっても特に問題が生じない場合には、例えば、迂回手段7を設けずに、ただ単に光ファイバ連続ねじり装置と、キャプスタン43との間の間隔を広げて、キャプスタン43による光ファイバ心線1のねじり妨害を回避する構成としてもよい。
【0044】
【発明の効果】
この発明によれば、往復移動ローラが4個以上の偶数個設けられる構成とした。このため、往復移動ローラが2個である場合に比べて、光ファイバ心線が往復移動ローラに接触している長さが長くなる。かつ、往復移動ローラの配置数を偶数個としたので、光ファイバ心線の左側に配置される往復移動ローラの数と、光ファイバ心線の右側に配置される往復移動ローラの数とが同数となるように、複数の往復移動ローラを配置することができる。これにより、それら往復移動ローラによって、左側から光ファイバ心線に加えられる力と、右側から光ファイバ心線に加えられる力とのバランスを良くすることができる。
【0045】
以上のことから、往復移動ローラに対する光ファイバ心線の滑りを防止することができて、往復移動ローラの往復移動によって光ファイバ心線に満足にねじりを加えることができることとなる。
【0046】
これにより、例えば光ファイバ心線の走行速度(つまり、光ファイバの線引き速度)を1200m/min以上に高速にしても、安定して光ファイバ心線にねじりを加えることができる。
【0047】
また、左側の往復移動ローラと、右側の往復移動ローラとが、光ファイバ心線の走行ラインに対して互いに食い込み配置されている構成を備えることにより、往復移動ローラから光ファイバ心線に加える力を強めることができる。したがって、左側の往復移動ローラから光ファイバ心線に加えられる力と、右側の往復移動ローラから光ファイバ心線に加えられる力との良好なバランスによって往復移動ローラに対する光ファイバ心線の滑りを防止しつつ、光ファイバ心線に満足にねじりを加えることができる。
【0048】
ガイドローラは、当該ガイドローラの回転周波数と、レーザのスキャン周波数とが非共振状態となる外径を備えることにより、レーザスキャンによる光ファイバ心線の外径の計測が、ガイドローラの回転に起因した光ファイバ心線の微振動によって妨げられることを回避することができる。これにより、光ファイバ心線の外径をレーザスキャンにより正確に測定することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバ連続ねじり装置の一実施形態例の主要構成部分を簡略的に示した説明図である。
【図2】往復移動ローラの移動手段の一例を説明するための図である。
【図3】レーザを利用して光ファイバ心線の外径を測定する外径測定手段の一例を説明するための図である。
【図4】光ファイバ心線を迂回させてキャプスタンに導く迂回手段の一例を模式的に示すモデル図である。
【図5】光ファイバ連続ねじり装置のその他の実施形態例を説明するための図である。
【図6】光ファイバ母材から光ファイバを線引きし、その光ファイバに被覆を施して光ファイバ心線を作製し、この光ファイバ心線にねじりを加える一連の工程を行うシステムの一例を説明するための図である。
【図7】光ファイバ連続ねじり装置の一従来例を説明するための図である。
【図8】さらに、光ファイバ連続ねじり装置のその他の従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ心線
2 往復移動ローラ
3 ガイドローラ
4 移動手段
5 外径測定手段
7 迂回手段

Claims (3)

  1. 光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置において、走行中の光ファイバ心線に接触してローラ回転しつつ、回転中心軸方向に沿って往復移動する複数の往復移動ローラを有し、それら複数の往復移動ローラは互いに間隔を介し、光ファイバ心線の走行方向に沿って配置されており、これら往復移動ローラは光ファイバ心線よりも左側に配置されるものと、右側に配置されるものとに分類され、左側の往復移動ローラと右側の往復移動ローラは互いに移動方向を逆向きにして往復移動する構成と成し、光ファイバ心線は各往復移動ローラの外周面に順に接触しながら走行し、それら複数の往復移動ローラの往復移動によってねじりが加えられる構成であって、往復移動ローラは4以上の偶数個設けられていて前記左側に配置されている往復移動ローラの数と右側に配置されている往復移動ローラの数とは同数と成しており、前記左側の往復移動ローラと、右側の往復移動ローラとは、光ファイバ心線の走行ラインに対して互いに食い込み配置されていることを特徴とした光ファイバ連続ねじり装置。
  2. 光ファイバ母材から線引きされた光ファイバに被覆材を形成して光ファイバ心線を作製した後に、その光ファイバ心線にねじりを加える光ファイバ連続ねじり装置において、走行中の光ファイバ心線に接触してローラ回転しつつ、回転中心軸方向に沿って往復移動する複数の往復移動ローラを有し、それら複数の往復移動ローラは互いに間隔を介し、光ファイバ心線の走行方向に沿って配置されており、これら往復移動ローラは光ファイバ心線よりも左側に配置されるものと、右側に配置されるものとに分類され、左側の往復移動ローラと右側の往復移動ローラは互いに移動方向を逆向きにして往復移動する構成と成し、光ファイバ心線は各往復移動ローラの外周面に順に接触しながら走行し、それら複数の往復移動ローラの往復移動によってねじりが加えられる構成であって、往復移動ローラは4以上の偶数個設けられており、これら複数の往復移動ローラが配列配置されている位置よりも光ファイバ心線の上流側と下流側の少なくとも一方側には光ファイバ心線の走行位置を規制するガイドローラが設けられ、当該ガイドローラは走行中の光ファイバ心線に接触して光ファイバ心線の走行速度とガイドローラの外径により定まる周波数でもって回転する構成と成しており、また、光ファイバ心線はガイドローラの回転に起因してガイドローラの回転周波数でもって微振動する構成と成しており、光ファイバ心線の外径を測定するためのレーザスキャンの計測を光ファイバ心線の微振動により妨げられないようにするために、ガイドローラは、当該ガイドローラの回転周波数と、光ファイバ心線の外径測定用のレーザのスキャン周波数とが非共振状態となる外径を有していることを特徴とした光ファイバ連続ねじり装置。
  3. 左側の往復移動ローラと、右側の往復移動ローラとは、光ファイバ心線の走行ラインに対して互いに食い込み配置されていることを特徴とした請求項記載の光ファイバ連続ねじり装置。
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