JP3933235B2 - 渦流量計 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カルマン渦により発生する交番信号を検出し、この交番信号にフィルタを通過させアナログ/デジタル変換器でアナログ/デジタル変換して得た渦流量信号をマイクロプロセッサを用いて信号処理し、測定流体の流量を測定する渦流量計に関するものである。更に詳しくは、安定した流量検出を確保するための改良を施した渦流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
渦流量計は、測定流体中に配設された渦発生体の後方に発生するカルマン渦の発生周波数が流速に比例することを利用したものであり、構造が簡単で、測定可能範囲が広く、測定精度が高いことから各種流体の流量測定に広く用いられている。
【0003】
図4は従来における渦流量計の構成例を示した図である。
図4において、1,2は測定流体中に発生するカルマン渦を微弱な交流電荷として検出するセンサ、3,4はセンサ1,2から出力された微弱な交流電荷信号を交流電圧信号に変換する電荷電圧変換回路、5はノイズバランス回路、6はノイズバランス回路5を経た電荷電圧変換回路3の出力と電荷電圧変換回路4の出力を加算増幅する加算回路である。
カルマン渦により2つのセンサ1,2にかかる応力は異なる。このため、2つのセンサ1,2の出力に含まれるノイズ信号のレベルは異なる。電荷電圧変換回路3と4の出力をそのまま加算したのでは加算信号にノイズ成分が残ってしまう。ノイズバランス回路5は、2つのセンサ1,2の出力に含まれるノイズ信号のレベル比に相当する係数を電荷電圧変換回路3の出力に掛けてから電荷電圧変換回路4の出力と加算し、これによってノイズ成分を除去する。
7は加算回路6の出力のノイズを除去するアクティブフィルタ、8はアクティブフィルタ7の出力を渦周波数に応じたパルス信号に変換するシュミットトリガ回路である。
【0004】
9はマイクロプロセッサで、周波数/デジタル変換器、メモリ等を有していて、シュミットトリガ回路8のパルス出力を周波数/デジタル変換器によりデジタル信号に変換し、このデジタル信号を用いてメモリに格納された流量演算に必要な定数及び演算プログラムにより流量を算出する。算出値はパルス信号として出力される。10はマイクロプロセッサ9が出力したパルス信号を絶縁伝送するトランス、11は絶縁伝送したパルス信号を電圧信号に変換するF/V変換器、12は変換した電圧信号を例えば4〜20mAの電流信号に変換するV/I変換器である。V/I変換器11で変換された電流信号は2本の伝送線を介して負荷に伝送される。
【0005】
13はマイクロプロセッサ9の制御信号に基づいてアクティブフィルタ7のコーナー周波数を変える高周波減衰回路、14は加算回路6の出力に含まれたノイズ成分を判別するノイズ判別回路、15はノイズ判別回路14の判別結果を示す電圧信号を周波数信号に変換してマイクロプロセッサ9に入力するV/F変換回路である。
【0006】
図4の渦流量計では、渦の信号成分に重畳するノイズ成分として次のものがある。
▲1▼配管の振動によるノイズ
▲2▼ビート状ノイズのような低周波ノイズ
▲3▼渦発生体の共振等による高周波ノイズ
▲4▼スパイク状ノイズ
これらのノイズはアクティブフィルタ7によってかなり低減することができるが、なお低減されずに残っているノイズ成分が信号成分に対して悪影響を及ぼす。このため、シュミットトリガ回路8でノイズ成分を信号成分としてパルス化してしまったり、信号成分をパルス化するのを見落としたりすることがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、ノイズが重畳した渦信号に帯域を分割したフィルタを通過させることによって、様々なノイズを効果的に除去し、安定した流量検出を確保できる渦流量計を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は次のとおりの構成になった渦流量計である。
(1)カルマン渦により発生する交番信号を検出し、この交番信号フィルタ通過させアナログ/デジタル変換器でアナログ/デジタル変換して得た渦流量信号をマイクロプロセッサを用いて信号処理し、測定流体の流量を測定する渦流量計において、
渦流量信号の帯域を分割し、分割後の低周波側の帯域をさらに分割し、以下同様に繰り返すことにより、通過帯域が異なるフィルタを組み合わせて構築され、各フィルタで帯域を分割して渦流量信号の周波数成分を抽出し、分割段が後段へいくに従って周波数成分を抽出するサンプリング周波数を低周波数にしていく帯域分解回路と、
この帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した信号について移動平均をとって信号強度を測定し、各分割段で抽出した周波数成分の中で信号強度が最大の成分を信号成分とし、この信号成分をもとに流量を測定する演算手段と、
を具備したことを特徴とする渦流量計。
(2)カルマン渦により発生する交番信号を検出し、この交番信号フィルタ通過させアナログ/デジタル変換器でアナログ/デジタル変換して得た渦流量信号をマイクロプロセッサを用いて信号処理し、測定流体の流量を測定する渦流量計において、
コーナー周波数がfm(fmは渦流量信号の最大周波数)の前段ローパスフィルタと、
0〜fmの帯域を1/2ずつに区切り、上半分の帯域の周波数成分をハイパスフィルタ、下半分の帯域の周波数成分をローパスフィルタでそれぞれ抽出し、さらに0〜fm/2の帯域を1/2ずつに区切り、上半分の帯域の周波数成分をハイパスフィルタ、下半分の帯域の周波数成分をローパスフィルタでそれぞれ抽出し、以下同様に分割段が後段へいくに従って帯域を1/2ずつ細分化していき周波数成分を抽出するとともに、0〜fmの帯域を1/2ずつに区切って抽出した周波数成分はサンプリング周波数fs/2(fsは前記アナログ/デジタル変換器の変換周波数)でサンプリングし、0〜fm/2の帯域を1/2ずつに区切って抽出した周波数成分はサンプリング周波数fs/4でサンプリングし、以下同様に帯域を1/2ずつ細分化する毎にサンプリング周波数を1/2倍にしていく帯域分解回路を有する帯域分割フィルタと、
前記帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した信号について移動平均をとって信号強度を測定し、各分割段で抽出した周波数成分の中で信号強度が最大の成分を信号成分とし、この信号成分をもとに流量を測定する演算手段と、
を具備したことを特徴とする渦流量計。
(3)前記帯域分割フィルタは、等しいサンプリング周波数で抽出した信号どうしを加算し、加算を行う毎にサンプリング周波数を2倍ずつしていき、前記帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した周波数成分をもとの信号に再現する再構成回路を有することを特徴とする(2)記載の渦流量計。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の一実施例を示した構成図である。図1で図4と同一のものは同一符号を付ける。
図1ではセンサが1個である場合を例示しているが、センサを2個用いる渦流量計にも図1の実施例は適用可能である。
図1で、20は電荷電圧変換回路3の出力が通過するアンチエイリアシングフィルタ、21はフィルタ20を通過後の信号をアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)、22はアナログ/デジタル変換器21の出力(渦流量信号)の高周波成分を除去するローパスフィルタ(ローパスフィルタをLPFとする)である。請求範囲でいう前段フィルタはLPF22である。LPF22のコーナー周波数は渦流量信号の最大周波数fmに設定されている。
【0010】
23はデジタルフィルタで構成された帯域分割フィルタで、通過帯域が異なるフィルタを組み合わせて構築され、各フイルタで帯域を分割して周波数成分を抽出する。24はマイクロプロセッサ、241はマイクロプロセッサ24に設けられた演算手段で、帯域分割フィルタ23を通過後のデジタル信号を用いてROM25やRAM26に格納された流量演算に必要な定数及び演算プログラムにより流量を算出する。算出値はデジタル信号として出力される。
27はマイクロプロセッサ24が出力したデジタル信号をアナログ信号に変換するデジタル/アナログ変換器(D/A変換器)、28はD/A変換器27の変換信号を所定の形式の信号、例えば4〜20mAの電流信号に変換して出力する出力段回路である。変換された信号は負荷に伝送される。
【0011】
図2は帯域分割フィルタ23の具体的構成例を示した図である。
図2に示すように帯域分割フィルタ23は帯域分割回路231と再構成回路232とからなる。
帯域分割回路231で、A1及びB1はLPF22の出力段に接続されたLPF及びハイパスフィルタ(ハイパスフィルタをHPFとする)、S1及びS2はLPFA1及びHPFB1の出力段にそれぞれ接続されたサンプリング回路である。LPFA1のコーナー周波数はfm/2である。HPFB1の通過帯域はfm/2〜fmである。サンプリング回路S1とS2のサンプリング周波数はfs/2(fsはA/D変換器21の変換周波数)である。LPFA1、HPFB1及びサンプリング回路S1,S2で分割段を構成している。図1では分割段が4段設けられている。
A/D変換器21は変換周波数fsで変換を行うため、LPF22からは周波数fsで変換データが出力され、この出力がLPFA1とHPFB1に与えられる。サンプリング回路S1とS2は、LPFA1とHPFB1の出力をサンプリング周波数fs/2でサンプリングを行う。これにより、サンプリング回路S1とS2ではサンプリングするデータが1/2に間引かれている。これをダウンサンプリングとする。周波数を1/2に落とすダウンサンプリングは、サンプリング回路S1とS2から出力されるデータの中で、奇数番目のデータまたは偶数番目のデータをサンプリングすることによって実現できる。図1ではダウンサンプリングを下向きの矢印で表す。
【0012】
A2及びB2はサンプリング回路S1に接続されたLPF及びHPF、S3及びS4はLPFA2及びHPFB2にそれぞれ接続されたサンプリング回路である。LPFA2のコーナー周波数はfm/4である。HPFB2の通過帯域はfm/4〜fm/2である。サンプリング回路S3とS4のサンプリング周波数はfs/4である。
【0013】
以下、分割段が後段へいくに従ってLPFとHPFで周波数成分を抽出する帯域を低周期側に1/2ずつ細分化していくとともに、サンプリング周波数を1/2倍ずつしていく。
LPFA3のコーナー周波数はfm/8、HPFB3の通過帯域はfm/8〜fm/4である。サンプリング回路S3とS4のサンプリング周波数はfs/8である。
LPFA4のコーナー周波数はfm/16、HPFB3の通過帯域はfm/16〜fm/8である。サンプリング回路S3とS4のサンプリング周波数はfs/16である。
【0014】
N段目の分割段では、LPFのコーナー周波数はfm/2N、HPFの通過帯域はfm/2N〜fm/2N-1である。サンプリング回路S3とS4のサンプリング周波数はfs/2Nである。
【0015】
再構成回路232で、E7及びE8はサンプリング回路S7及びS8に接続されたサンプリング回路である。サンプリング回路E7及びE8は、サンプリング周波数fs/8でサンプリングを行う。サンプリング回路S7及びS8からサンプリング回路E7及びE8に至るときにサンプリング周波数fs/16からfs/8へと高められる。これをアップサンプリングとする。
図1ではアップサンプリングを上向きの矢印で表す。LPFC4はLPFA4と同一の周波数特性で、HPFD4はHPFB4と同一の周波数特性になっている。F4はHPFD4とHPFB4の出力を加算する加算回路である。LPFC3、HPFD4、サンプリング回路E7,E8及び加算回路F4で再構成段を構成している。図1では再構成段が4段設けられている。
LPFC1、LPFC2、LPFC3はLPFA1、LPFA2、LPFA3とそれぞれ同一の周波数特性になっている。HPFD1、HPFD2、HPFD3はHPFB1、HPFB2、HPFB3とそれぞれ同一の周波数特性になっている。サンプリング回路E5,E6のサンプリング周波数はfs/4、サンプリング回路E3,E4のサンプリング周波数はfs/2、サンプリング回路E1,E2のサンプリング周波数はfsである。
【0016】
再構成回路232は、各再構成段で2倍ずつアップサンプリングし、サンプル数の等しいLPFとHPFの出力を加算することにより、帯域分解回路231で分割して抽出した信号を再現する。
【0017】
図1の渦流量計が信号成分を検出する動作を説明する。
図3は各フィルタの周波数特性を示した図である。
図3(a)はLPF22の周波数特性を示した図である。
LPF22のコーナー周波数fmは、配管の口径、流体密度、最大流量等によって決められる最大渦周波数に設定される。これによって、最大渦周波数以上の周波数成分のノイズが除去される。A/D変換器21が変換周波数fsで変換する変換データがLPF22に与えられる。
LPF22の出力にHPFB1とLPFA1を通過させると、周波数帯域は図3(b)のW1とW2に制限される。帯域W1はfm/2〜fmで、帯域W2は0〜fm/2である。LPFA1とHPFB1の通過信号をサンプリング周波数fs/2でサンプリングする。
【0018】
以下、同様にして帯域を1/2ずつ細分化していき、サンプリング周波数を1/2倍ずつして周波数成分を抽出する。図3のW3,W4,W5,W6,W7,W8は、それぞれHPF2,LPF2,HPF3,LPF3,HPF4,LPF4の周波数特性を示している。これによって、W0,W1,W3,W5,W7の5つの帯域に分割して周波数成分を抽出する。
【0019】
マイクロプロセッサ24は、帯域を分割して抽出した周波数成分の中で信号強度が最大の周波数成分を渦周波数成分とし、これを演算手段241で演算し、流量を算出する。
【0020】
スパイク状のノイズに対しては、移動平均をとり、演算周期毎の各帯域の信号強度を測定することによって、定常的な信号でないことを判別できる。
【0021】
図1の例では分割段が4段設けられているが、分割段数はこれ以外でもよい。一般に、分割段がN段のときは、N+1個の帯域に分割して周波数成分を抽出する。
【0022】
流量を算出するだけであれば、上述した帯域を分割して周波数成分を抽出する処理だけでよい。信号波形を確認したいときは、帯域を分割して周波数成分を抽出する処理と逆の処理が必要である。このために、再構成回路232でサンプル数の等しいLPFとHPFの信号どうしを加算し、2倍にアップサンプリングし、この処理をLPFC1とHPFD1の出力を加算するまで繰り返すことにより信号を再現する。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、ノイズが重畳した渦信号を帯域分割フィルタで帯域を分割して周波数成分を抽出している。これによって、様々なノイズを効果的に除去し、安定した流量検出を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】帯域分割フィルタの具体的構成例を示した図である。
【図3】分割帯域フィルタを構成する各フィルタの周波数特性を示した図である。
【図4】従来における渦流量計の構成例を示した図である。
【符号の説明】
1 センサ
3 電荷電圧変換回路
22 LPF
23 帯域分割フィルタ
231 帯域分割回路
232 再構成回路
24 マイクロプロセッサ
241 演算手段

Claims (3)

  1. カルマン渦により発生する交番信号を検出し、この交番信号フィルタ通過させアナログ/デジタル変換器でアナログ/デジタル変換して得た渦流量信号をマイクロプロセッサを用いて信号処理し、測定流体の流量を測定する渦流量計において、
    渦流量信号の帯域を分割し、分割後の低周波側の帯域をさらに分割し、以下同様に繰り返すことにより、通過帯域が異なるフィルタを組み合わせて構築され、各フィルタで帯域を分割して渦流量信号の周波数成分を抽出し、分割段が後段へいくに従って周波数成分を抽出するサンプリング周波数を低周波数にしていく帯域分解回路と、
    この帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した信号について移動平均をとって信号強度を測定し、各分割段で抽出した周波数成分の中で信号強度が最大の成分を信号成分とし、この信号成分をもとに流量を測定する演算手段と、
    を具備したことを特徴とする渦流量計。
  2. カルマン渦により発生する交番信号を検出し、この交番信号フィルタ通過させアナログ/デジタル変換器でアナログ/デジタル変換して得た渦流量信号をマイクロプロセッサを用いて信号処理し、測定流体の流量を測定する渦流量計において、
    コーナー周波数がfm(fmは渦流量信号の最大周波数)の前段ローパスフィルタと、
    0〜fmの帯域を1/2ずつに区切り、上半分の帯域の周波数成分をハイパスフィルタ、下半分の帯域の周波数成分をローパスフィルタでそれぞれ抽出し、さらに0〜fm/2の帯域を1/2ずつに区切り、上半分の帯域の周波数成分をハイパスフィルタ、下半分の帯域の周波数成分をローパスフィルタでそれぞれ抽出し、以下同様に分割段が後段へいくに従って帯域を1/2ずつ細分化していき周波数成分を抽出するとともに、0〜fmの帯域を1/2ずつに区切って抽出した周波数成分はサンプリング周波数fs/2(fsは前記アナログ/デジタル変換器の変換周波数)でサンプリングし、0〜fm/2の帯域を1/2ずつに区切って抽出した周波数成分はサンプリング周波数fs/4でサンプリングし、以下同様に帯域を1/2ずつ細分化する毎にサンプリング周波数を1/2倍にしていく帯域分解回路を有する帯域分割フィルタと、
    前記帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した信号について移動平均をとって信号強度を測定し、各分割段で抽出した周波数成分の中で信号強度が最大の成分を信号成分とし、この信号成分をもとに流量を測定する演算手段と、
    を具備したことを特徴とする渦流量計。
  3. 前記帯域分割フィルタは、等しいサンプリング周波数で抽出した信号どうしを加算し、加算を行う毎にサンプリング周波数を2倍ずつしていき、前記帯域分解回路の各分割段で帯域を分割して抽出した周波数成分をもとの信号に再現する再構成回路を有することを特徴とする請求項2記載の渦流量計。
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