JP3932787B2 - チョッパ回路、チョッパ回路の制御方法、チョッパ式充電回路、電子機器及び計時装置 - Google Patents

チョッパ回路、チョッパ回路の制御方法、チョッパ式充電回路、電子機器及び計時装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チョッパ回路、チョッパ回路の制御方法、チョッパ式充電回路、電子機器及び計時装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発電機によって発電された交流電圧をコンデンサや電池に充電する充電回路として、チョッパ式充電回路が知られている。図25は、従来のチョッパ式充電回路の回路図である。このチョッパ式充電回路1は、クロック信号CLを出力する発振回路2と、交流発電機AGの出力端子AG1、AG2の電圧と電源の電圧VDDを比較するコンパレータ4、5と、コンパレータ4、5の出力信号SP1及びSP2とクロック信号CLとを論理積演算するアンド回路6と、充電電流を蓄電する大容量コンデンサ7と、コンパレータ4、5の出力信号SP1、SP2によって制御されるPチャンネルFET8、9と、アンド回路6の出力信号SNによって制御されるNチャンネルFET10、11とを備えて構成される。ここで、ダイオード8D、9D、10D、11Dは、PチャンネルFET8、9及びNチャンネルFET10、11の寄生ダイオードである。
【0003】
次に、このチョッパ式充電回路1の動作を図26に示すタイミングチャートを用いて説明する。
図26において、時刻taまでは出力端子AG1、AG2の電圧が電源VDD以下であり、コンパレータ4、5の出力信号SP1、SP2がHレベルに維持され、PチャンネルFET8、9はオフ状態になっている場合を想定している。
時刻taにおいてクロック信号CLがHレベルになると、アンド回路6の出力信号SNがHレベルになるのでNチャンネルFET10、11はオン状態になり、交流発電機AG、NチャンネルFET10、11という短絡経路が形成される。この場合、交流発電機AGの起電圧に応じて、例えば、出力端子AG1が出力端子AG2に対して正電位になると、図25に符号αで示すように、交流発電機AG→NチャンネルFET10→NチャンネルFET11という経路で電流i1が流れる。
【0004】
次に、時刻tbにおいてクロック信号CLがLレベルになると、アンド回路6の出力信号SNがLレベルになるのでNチャンネルFET10、11はオフ状態になり、上述の短絡経路が遮断される。この場合、クロック信号CLがHレベルの期間(以下「短絡期間」という。)に短絡経路を流れた電流により交流発電機AGの発電コイルのインダクタンスにエネルギーが蓄積され、このエネルギーによって出力端子AG1の電圧が昇圧される。
【0005】
そして、時刻tcにおいて出力端子AG1の電圧が大容量コンデンサ7の端子電圧VDD以上に昇圧されると、コンパレータ4の出力信号SP1がLレベルに切り換わり、PチャンネルFET8がオン状態に切り換わる。この結果、図24に符号βで示すように、NチャンネルFET11のダイオード11D→交流発電機AG→PチャンネルFET8→大容量コンデンサ7という充電経路で充電電流i2が流れ、大容量コンデンサ7が充電される。
【0006】
この場合、充電が進むにつれ、発電コイルのインダクタンスに蓄えられたエネルギーが徐々に放出され、充電電流i2が徐々に減少してくる。そして、出力端子AG1の電圧が大容量コンデンサ7の端子電圧VDD以下になると、コンパレータ4の出力信号SP1がHレベルになり、PチャンネルFET8がオフ状態に切り換わり、上述の充電経路が遮断される。すなわち、出力端子AG1の電圧が大容量コンデンサ7の端子電圧VDD以下になるまではアンド回路6によりNチャンネルFET10、11がオフ状態に維持され、充電が継続される。従って、交流発電機AGの発電量が大きく、発電コイルのインダクタンスに蓄えられたエネルギーが大きい場合は、短絡期間に移行しても充電が継続されるため、充電時間が長くなる。
【0007】
なお、交流発電機AGに起電圧が発生して出力端子AG2が正電位になった場合は、上述の短絡経路を流れる電流i1の方向が逆になり、出力端子AG2の電圧が昇圧される。この結果、NチャンネルFET10のダイオード10D→交流発電機AG→PチャンネルFET9→大容量コンデンサ7という充電経路で充電電流i2が流れ、大容量コンデンサ7が充電されるようになっている。
【0008】
このように、従来のチョッパ式充電回路は、交流発電機の起電圧をチョッパ電圧に変換して昇圧することにより、交流発電機に発生する起電圧が小さい場合でも、大容量コンデンサを充電できるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなチョッパ式充電回路においては、発電機に発生する起電圧が極小さい場合は、発電コイルのインダクタンスに蓄積されたエネルギーが少ないため、チョッパ電圧に変換しても大容量コンデンサの端子電圧VDD以上に昇圧することができない、このため、発電機に発生する起電圧が極小さい場合は、インダクタンスに蓄積されたエネルギーは大容量コンデンサに充電されず、発電コイルの内部抵抗などによって消費されてしまう。
【0010】
また、チョッパ電圧に変換して大容量コンデンサの充電を開始した場合でも、インダクタンスに蓄積されたエネルギーが少なくなって電圧が大容量コンデンサの端子電圧VDD以下になった場合は、インダクタンスに蓄積されたエネルギーは、大容量コンデンサに充電されず、発電コイルの内部抵抗などによって消費されてしまう。このような発電コイルの内部抵抗などによって消費されていたインダクタンスに蓄積されたエネルギーを大容量コンデンサに充電することができれば、チョッパ式充電回路の充電効率を更に高くすることができると考えられる。
【0011】
そこで本発明は上述した事情を鑑みてなされたもので、充電効率を高くすることができるチョッパ回路、チョッパ回路の制御方法、チョッパ式充電回路、これらを用いた電子機器及び計時装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願請求項1記載のチョッパ回路は、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
インダクタンス素子と、
電力を蓄電する蓄電手段と、
前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出手段と、
前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ手段と、
前記チョッパ手段により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電手段を充電する充電手段と
を備え、
前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴としている。
【0013】
請求項2記載のチョッパ回路は、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
インダクタンス素子と、
電力を蓄電する蓄電手段と、
前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出手段と、
前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第1のチョッパ手段と、
前記第1のチョッパ手段により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電手段を充電する充電手段と、
前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第3の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ手段と
を備えることを特徴としている。
【0014】
請求項3記載のチョッパ回路は、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
インダクタンス素子と、
電力を蓄電する第1及び第2の蓄電手段と、
前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出手段と、
前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出手段と、
前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ手段と、
前記チョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電手段を充電する第1の充電手段と、
前記チョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電手段を充電する第2の充電手段と、
前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換し、
前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出手段により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴としている。
【0015】
請求項4記載のチョッパ回路は、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
インダクタンス素子と、
電力を蓄電する第1及び第2の蓄電手段と、
前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出手段と、
前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出手段と、
前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第1のチョッパ手段と、
前記第1のチョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電手段を充電する第1の充電手段と、
前記第1のチョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電手段を充電する第2の充電手段と、
前記電力検出手段により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第4の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ手段と、
前記電力検出手段により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出手段により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第2の蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記第2の蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第5の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第3のチョッパ手段と
を備えることを特徴としている。
【0016】
請求項5記載のチョッパ回路の制御方法は、インダクタンス素子と、電力を蓄電する蓄電部とを有し、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出工程と、
前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
前記第1のチョッパ工程により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電部を充電する充電工程と
を備え、
前記チョッパ工程では、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴としている。
【0017】
請求項6記載のチョッパ回路の制御方法は、インダクタンス素子と、電力を蓄電する蓄電部とを有し、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出工程と、
前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
前記第1のチョッパ工程により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電部を充電する充電工程と
前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第3の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ工程と
を備えることを特徴としている。
【0018】
請求項7記載のチョッパ回路の制御方法は、インダクタンス素子と、電力を蓄電する第1及び第2の蓄電部と、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出工程と、
前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出工程と、
前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電部を充電する第1の充電工程と、
前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電部とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電部を充電する第2の充電工程と
を備え、
前記チョッパ工程では、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換し、
前記チョッパ工程は、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴としている。
【0019】
請求項8記載のチョッパ回路の制御方法は、インダクタンス素子と、電力を蓄電する第1及び第2の蓄電部と、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出工程と、
前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出工程と、
前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電部を充電する第1の充電工程と、
前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電部とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電部を充電する第2の充電工程と
前記電力検出工程により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第4の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ工程と、
前記電力検出工程により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第5の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第3のチョッパ工程と
を備えることを特徴としている。
【0020】
請求項9記載のチョッパ式充電回路は、請求項1乃至4のいずれかに記載のチョッパ回路と、前記チョッパ回路のチョッパ電圧を蓄電する第3の蓄電手段とを備えることを特徴としている。
【0021】
請求項10記載の電子機器は、請求項9記載のチョッパ式充電回路を内蔵するとともに、前記チョッパ式充電回路から給電される電力によって動作することを特徴としている。
【0022】
請求項11記載の計時装置は、請求項9記載のチョッパ式充電回路と、前記チョッパ式充電回路から給電される電力によって時刻を計時して表示するする時刻表示手段とを備えることを特徴としている。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、チョッパ式充電回路を適用した腕時計を本発明の一実施形態として説明する。
【0032】
(1) 実施形態
(1−1) 実施形態の構成
図1は、本発明の実施形態に係る腕時計に使用されるチョッパ式充電回路20の回路図である。このチョッパ式充電回路20は、交流発電機AGの起電圧をパルス状のチョッパ電圧に変換して高電圧側ラインLH(第1のライン)と低電圧側ラインLL(第2のライン)との間に発生させるチョッパ回路21と、高電圧側ラインLHと低電圧側ラインLLとの間に設けられ、電力を蓄電するメインコンデンサC(第3の蓄電手段)とから大略構成される。
【0033】
チョッパ回路21について説明する。
チョッパ回路21は、交流発電機AGの出力端子AG1及びAG2と高電圧側ラインLHをそれぞれ接続する第1及び第2のラインL1及びL2と、交流発電機AGの出力端子AG1及びAG2と高電圧側ラインLHをそれぞれ接続すると共に、各ラインに流れた電流を蓄電するコンデンサC1、C2を有する第3及び第4のラインL3及びL4と、交流発電機AGの出力端子AG1及びAG2と低電圧側ラインLLをそれぞれ接続する第5及び第6のラインL5及びL6と、交流発電機AGの発電状態を検出する発電検出部25(電力検出手段)と、チョッパ制御回路30(第2のチョッパ手段)とから大略構成される。
【0034】
第1及び第2のラインL1、L2は、それぞれPチャンネルFETP1及びP2が設けられて構成される。また、ダイオードD1及びD2は、それぞれPチャンネルFETP1及びP2の寄生ダイオードである。
ここで、第1及び第2のラインL1、L2は、交流発電機AGの出力端子AG1側と出力端子AG2側に配置される点を除いて同一の構成であるため、第1のラインL1のみを説明する。
【0035】
第1のラインL1は、PチャンネルFETP1がオフの場合は、ダイオードD1の順方向降下電圧をVd、高電圧側ラインの電圧をVddとおくと、出力端子AG1の電圧が電圧Vd+Vddを越えた場合にのみダイオードD1を介して電流を流す。これに対して、第1のラインL1は、PチャンネルFETP1がオンの場合は、高電圧側ラインと出力端子AG1の間でいずれの方向にも電流を流す。従って、第1及び第2のラインL1、L2は、PチャンネルFETP1及びP2がオフ状態の場合は、各ラインを流れる電流方向が一方向になる。
【0036】
第3及び第4のラインL3、L4は、それぞれPチャンネルFETP3及びP4とサブコンデンサC1(第1の蓄電手段)及びC2(第2の蓄電手段)が直列接続されて構成される。また、第3及び第4のラインL3、L4には、第3及び第4のラインL3、L4の出力端子AG1、AG2側の電圧と電圧|Vref|(蓄電基準電圧)をそれぞれ比較するコンパレータCOM1及びCOM2(蓄電電圧検出手段)が並列接続される。また、ダイオードD3及びD4は、それぞれPチャンネルFETP1及びP2の寄生ダイオードである。ここで、第3及び第4のラインL3、L4は、交流発電機AGの出力端子AG1側と出力端子AG2側に配置される点を除いて同一の構成であるため、第3のラインL3のみを説明する。
【0037】
第3のラインL3は、第1のラインL1と同様に、PチャンネルFETP3をオフ状態がオフ状態の場合は、第3のラインL3を流れる電流方向が一方向になる。また、第3のラインL3は、サブコンデンサC1が直列接続されているため、第3のラインL3に電流が流れた場合は、流れた電流量に応じてサブコンデンサC1に電荷が蓄積される。
【0038】
コンパレータCOM1(第1の蓄電電圧検出手段)は、第3のラインL3の電圧と電圧|Vref|(絶対値)を比較し、電圧|Vref|に対して、第3のラインL3の電圧が小さい場合は、その出力信号CP1がHレベルになり、電圧|Vref|に対して、第3のラインL3の電圧が大きい場合は、その出力信号CP1がLレベルになる。このため、サブコンデンサC1に電荷が蓄積されてサブコンデンサC1の電圧が大きくなると、出力信号CP1はLレベルになる。
【0039】
同様に、コンパレータCOM2(第2の蓄電電圧検出手段)は、第4のラインL4の電圧と電圧|Vref|(絶対値)を比較し、電圧|Vref|に対して、第4のラインL4の電圧が大きい場合、すなわち、サブコンデンサC2に電荷が蓄積されてサブコンデンサC2の電圧が高くなっている場合は、その出力信号CP2がLレベルになる。これら出力信号CP1及びCP2は、発電検出部25とチョッパ制御回路30に供給される。また、PチャンネルFETP3、P4を制御するサブ充電制御回路50(充電手段)については後述する。
【0040】
第5及び第6のラインL5、L6は、それぞれNチャンネルFETN1及びN2と、このNチャンネルFETN1及びN2を制御するNFET制御回路60及び70(第1のチョッパ手段)により構成される。また、ダイオードD5及びD6は、NチャンネルFETN1及びN2の寄生ダイオードである。
【0041】
NFET制御回路60及び70は、それぞれコンパレータCOM3及びCOM4と、オア回路OR1及びOR2と、アンド回路AN1及びAN2から構成される。ここで、第5及び第6のラインL5、L6は、交流発電機AGの出力端子AG1側と出力端子AG2側に配置される点を除いて同一の構成であるため、第5のラインL5のみを説明する。
【0042】
NFET制御回路60において、コンパレータCOM3は、交流発電機AGの出力端子AG2の電圧と基準電圧|Vref1|(絶対値)を比較し、その出力信号CP3は、オア回路OR1の一方の入力端子に供給される。基準電圧|Vref1|は、交流発電機AGが発電しているか否かを検出するための電圧であり、グランドの電圧を僅かに上回る電圧に設定される。
【0043】
オア回路OR1は、信号CP3とクロック信号CLの論理和を演算して、その出力信号φNAは、アンド回路AN1の一方の入力端子に供給される。アンド回路AN1は、信号φNAと信号φP3と信号CP6の論理積を演算し、その出力信号φN1は、NチャンネルFETN1のゲートに供給される。信号φP3は、PチャンネルFETP3を制御する信号である。信号CP6は、後述するサブ充電制御回路50の中のコンパレータCOM6の出力信号であり、ダイオードD1がオン状態の場合にLレベルになる信号である。
【0044】
このため、NFET制御回路60は、信号φP3がLレベルの場合、すなわち、PチャンネルFETP3がオン状態の場合、または、信号CP6がLレベルに場合、すなわち、ダイオードD1がオン状態の場合は、信号φN1がLレベルになり、NチャンネルFETN1をオフ状態にする。また、NFET制御回路60は、信号φP3がHレベルの場合、すなわち、PチャンネルFETP3がオフ状態の場合、または、信号CP6がHレベルに場合、すなわち、ダイオードD1がオフ状態の場合は、信号φNAを信号φN1として出力する。このとき、信号φNAがHレベルの場合、すなわち、基準電圧|Vref1|に対して、出力端子AG2の電圧が大きい場合、または、クロック信号CLがHレベルの場合は、NチャンネルFETN1をオン状態にする。
【0045】
従って、NFET制御回路60及び70は、クロック信号CLに応じてNチャンネルFETN1、N2をそれぞれ制御するとともに、基準電圧|Vref1|に対して、出力端子AG2、AG1の電圧が大きい場合は、それぞれNチャンネルFETN1、N2をオン状態に制御する。また、NFET制御回路60及び70は、PチャンネルFETP3、P4がオン状態の場合、または、ダイオードD1、D2がオン状態の場合は、信号φP3、φP4、CP5、CP6によりNチャンネルFETN1、N2を強制的にオフ状態に制御する。この意味において、信号φP3、φP4、CP5及びCP6は、NチャンネルFETN1、N2を強制的にオフにする信号として機能する。
【0046】
次に発電検出部25について説明する。
図2は、発電検出部25の回路図である。発電検出部25は、3つのノア回路NR1、NR2、NR3と、タイマーカウンタTCと、ラッチ回路RT1とから構成される。ノア回路NR1は、コンパレータCOM3の出力信号CP3及びコンパレータCOM4の出力信号CP4の論理和の否定を演算し、その出力信号φNは、ラッチ回路RT1のセット端子Sと、ノア回路NR2の一方の入力端子に供給される。このため、ノア回路NR1は、出力端子AG1またはAG2の電圧が基準電圧|Vref1|に対して大きいか否か検出し、越えている場合は、信号φNをLレベルにする。
【0047】
ラッチ回路RT1は、例えば、反転型のSRフリップフロップが適用され、セット端子Sに供給される信号φNがLレベルになると、その出力信号φSをLレベルにセットする。また、ラッチ回路RT1は、リセット端子Rに供給される信号φR1がLレベルになると、出力信号φSをHレベルにセットする。従って、基準電圧|Vref1|に対して、出力端子AG1またはAG2の電圧が大きい場合は、交流発電機AGが発電状態にあると判定され、信号φSがLレベルになる。
【0048】
ノア回路NR2は、信号φNとクロック信号CLの論理和の否定を演算し、その出力信号は、ノア回路NR3の一方の入力端子に供給される。ノア回路NR3は、ノア回路NR2の出力信号と信号φSの論理和の否定を演算し、その出力信号φRは、タイマーカウンタTCのリセット端子Rに供給される。
【0049】
タイマーカウンタTCは、クロック信号CLをカウントしてカウント値が予め定められた設定値に達するとキャリー信号をLレベルにする。また、タイマーカウンタTCは、リセット端子Rに供給される信号φRがLレベルになるとカウント値をリセットする。キャリー信号は、信号φR1としてラッチ回路RT1のリセット端子Rに供給される。このため、基準電圧|Vref1|に対して、出力端子AG1またはAG2の電圧が大きくなった場合は、信号φS及び信号φNがLレベルになり、クロック信号CLの反転信号が信号φRとしてタイマーカウンタTCのリセット端子Rに供給される。
【0050】
従って、交流発電機AGが発電状態になった場合は、タイマーカウンタTCが短い周期でリセットされて信号φR1がHレベルに維持されるため、ラッチ回路RT1はリセットされず、信号φSがLレベルに維持される。一方、基準電圧|Vref1|に対して、出力端子AG1及びAG2の電圧が小さくなった場合は、信号φNがLレベルからHレベルになって信号φRがHレベルになるため、タイマーカウンタTCのカウント値がカウントアップされる。これにより、交流発電機AGが非発電状態になった場合は、所定時間経過後、ラッチ回路RT1がリセットされ、信号φSがHレベルになる。これにより、発電検出部25は、交流発電機AGが発電状態にある場合は、信号φSをLレベルにし、交流発電機AGが非発電状態にある場合は、信号φSをHレベルにする。
【0051】
次に、PチャンネルFETP1及びP2を制御するチョッパ制御回路30について説明する。図3は、チョッパ制御回路30の回路図である。
チョッパ制御回路30は、インバータIV1と、信号φP1を生成するオア回路OR3、OR4と、信号φP2を生成するオア回路OR5、OR6とから構成される。オア回路OR3は、一方の入力端子にインバータIV1を介して発電検出部25の出力信号φSが供給され、他方の入力端子にコンパレータCOM2の出力信号CP2が供給され、両信号の論理和を演算する。オア回路OR4は、オア回路OR3の出力信号φOR3と昇圧用クロック信号CL1の論理和を演算し、その出力信号は、信号φP1としてPチャンネルFETP1のゲートに供給される。
【0052】
このため、信号φSがLレベルの場合、または信号CP2がHレベルの場合、すなわち、交流発電機AGが発電状態にある場合、または、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC2の電圧が小さい場合は、信号φP1がHレベルになり、PチャンネルFETP1がオフ状態になる。これに対して、信号φSがHレベルの場合、または信号CP2がLレベルの場合、すなわち、交流発電機AGが非発電状態にある場合、または、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC2の電圧が大きい場合は、昇圧用クロックCL1が信号φP1としてPチャンネルFETP1のゲートに供給される。ここで、信号φP2を生成するオア回路OR5、OR6については、コンパレータCOM2の出力信号CP2に代えてコンパレータCOM1の出力信号CP1がオア回路OR5に供給され、信号φP2がPチャンネルFETP2のゲートに供給される点を除いて、上述のオア回路OR3、OR4と同一であるため、説明は省略する。
【0053】
これにより、チョッパ制御回路30は、交流発電機AGが非発電状態になった時点において、サブコンデンサC2の蓄電量が所定値以上になっている場合は、PチャンネルFETP1を昇圧用クロック信号CL1に基づいて制御し、サブコンデンサC1の蓄電量が所定値以上になっている場合は、昇圧用クロック信号CL1に基づいてPチャンネルFETP2を制御する。また、チョッパ制御回路30は、交流発電機AGが発電状態にある場合は、PチャンネルFETP1及びP2をオフ状態に制御する。なお、昇圧用クロック信号CL1は、クロック信号CLを用いてもよい。
【0054】
次に、PチャンネルFETP3及びP4を制御するサブ充電制御回路50について説明する。図4は、サブ充電制御回路50(充電手段)の回路図である。
サブ充電制御回路50は、インバータIV2と、信号φP3を生成する信号生成部50Aと、信号φP4を生成する信号生成部50Bとから構成される。信号生成部50A(第1の充電手段)は、コンパレータCOM5、D−FF回路RT2及びオア回路OR7より構成され、その出力信号φP3は、PチャンネルFETP3のゲートに供給される。信号生成部50B(第2の充電手段)は、コンパレータCOM6、D−FF回路RT3及びオア回路OR8より構成され、その出力信号φP4は、PチャンネルFETP4のゲートに供給される。ここで、信号生成部50Bは、出力信号がPチャンネルFETP4に供給される点を除いて信号生成部50Aと同一であるため、信号生成部50Aのみを説明する。
【0055】
コンパレータCOM5は、ダイオードD2の順方向電圧VFと基準電圧VrefF(チョッパ基準電圧)を比較し、ダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefFより低い場合は、その出力信号CP5がHレベルになり、ダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefFより高い場合は、出力信号CP5がLレベルになる。
【0056】
D−FF回路RT2は、クロック入力端子に供給される信号CP5が立ち上がるとD入力端子に供給されているHレベルの信号を取り込んで反転Q出力端子をLレベルにする。また、D−FF回路RT2は、クリア端子CLRにクロック信号CLがインバータIV2を介して供給され、クロック信号CLがHレベルになるとクリアされる。
【0057】
オア回路OR7は、D−FF回路RT2の反転Q出力端子の信号と、発電検出部25の出力信号φSの論理和を演算し、その出力信号は、信号φP3としてPチャンネルFETP3のゲートに供給される。このため、信号φSがHレベルの場合、すなわち、交流発電機AGが非発電状態の場合は、φP3がHレベルになり、PチャンネルFETP3はオフ状態に維持される。また、信号φSがLレベルの場合、すなわち、交流発電機AGが発電状態の場合は、D−FF回路RT2の反転Q出力端子の信号が信号φP3としてPチャンネルFETP3のゲートに供給される。
【0058】
ここで、交流発電機AGが発電状態の場合のサブ充電制御回路50の動作を図5に示すタイミングチャートを用いて説明する。なお、クロック信号CLがLレベルの期間に、ダイオードD2に電流が流れ、ダイオードD2の順方向電圧VFが図5(a)に示すように変化した場合を想定している。
図5(a)に示すように、時刻tAにおいてダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefFを越えると、図5(c)に示すように、コンパレータCOM5の出力信号CP5がLレベルになる。そして、ダイオードD2の順方向電圧VFが徐々に下がって電圧VrefF以下になると、図5(d)に示すように、D−FF回路RT2の反転Q出力端子の信号(信号φP3)がLレベルになり、再びクロック信号CLがHレベルになると、D−FF回路RT2の反転Q出力端子の信号(φP3)がHレベルになる。
【0059】
すなわち、サブ充電制御回路50は、ダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になると、クロック信号CLがHレベルになるまでPチャンネルFETP3をオン状態に制御する。従って、サブ充電制御回路50は、交流発電機AGが発電状態にある場合は、ダイオードD2に電流が流れると、ダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になった時点からクロック信号CLがHレベルになる時点までPチャンネルFETP3をオン状態に制御し、ダイオードD1に電流が流れると、ダイオードD1の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になった時点からクロック信号CLがHレベルになる時点までPチャンネルFETP4をオン状態に制御する。また、サブ充電制御回路50は、交流発電機AGが非発電状態にある場合は、PチャンネルFETP3またはP4をオフ状態に制御する。
【0060】
次に、交流発電機AGとその周辺機構の構成を説明する。図6は、交流発電機AGとその周辺機構の構成を示す斜視図である。図示のように、交流発電機AGは、ロータ35とステータ36を備えており、2極磁化されたディスク状のロータ35が回転すると、ステータ36の発電コイル37(インダクタンス素子)に起電力が発生し、交流出力が取り出せるようになっている。また、図6において、38は、腕時計本体ケース内で旋回運動を行う回転錘であり、39は、回転錘38の回転運動を交流発電器AGに伝達する輪列機構である。回転錘38は、腕時計を装着した人の腕の振りに応じて回転し、これに伴って交流発電機AGから起電力が得られるようになっている。なお、交流発電機AGには、リューズを手で回してロータを回転させて発電するものや、ゼンマイを巻いて、その開放力でロータを回転させて発電するものなどの交流発電機を広く適用することができる。
【0061】
交流発電機AGから出力された交流は、本実施形態のチョッパ式充電回路20で整流され、処理装置40(時刻表示手段)に供給される。処理装置40は、チョッパ式充電回路20から供給される電力によって時計装置41を駆動する。この時計装置41(時刻表示手段)は、クロック信号CLに基づいて時計動作を行う。以上のように、クロック信号CLを生成する発振回路をチョッパ式充電回路20と時計装置41で兼用している。この結果、腕時計全体の回路構成を簡易にすると共に、腕時計全体として消費電流を削減することができる。なお、時計装置41が時刻を表示する方法には、針で表示する方法や、数字で表示する方法のいずれも適用できるのはいうまでもない。
【0062】
(1−2) 実施形態の動作
(1−2−1) 交流発電機が発電状態の場合の動作
次に、上述した構成による実施形態の動作について説明する。ここでは、この腕時計は腕に装着されており、交流発電機AGには断続的に起電力が発生しているものとする。ここで、図7は、本実施形態に係るチョッパ式充電回路20のタイミングチャートである。なお、図7の時刻t1においては、信号φSがLレベルの場合、すなわち、交流発電機AGが発電状態の場合であって、出力端子AG1側が正極の起電圧を発電している場合を想定している。また、時刻t1においては、サブコンデンサC1及びC2には電荷が蓄積されていないものとする。また、図27、28、29、30及び31は、チョッパ式充電回路20のフローチャートである。
【0063】
図7(j)に示すように、時刻t1においてクロック信号CLがHレベルになると、図7(k)、(l)に示すように、信号φN1及びφN2がHレベルになり、NチャンネルFETN1、N2がオン状態に切り換わる(SP1〜SP3)。この結果、図8に示すように、交流発電機AG、NチャンネルFETN1、N2の閉ループが形成され、交流発電機AGの起電圧により出力端子AG1が正電位になった場合は、図8に矢印で示すように、発電コイル37に電流が流れて発電コイル37のインダクタンスにエネルギーが蓄積される。なお、PチャンネルFETP1〜P4、NチャンネルFETN1、N2の接続状態を明確にするため、図8以降の図においては、PチャンネルFETP1〜P4、NチャンネルFETN1、N2をスイッチにより示す。
【0064】
次に、図7(J)に示すように、時刻t2においてクロック信号CLがLレベルになると、図7(k)に示すように、信号φN1がLレベルになり、NチャンネルFETN1がオフ状態になる。この場合、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって、出力端子AG1の電圧が昇圧され、図7(l)に示すように、信号φN2がHレベルに維持され、NチャンネルFETN2はオン状態に維持される(SP4)。従って、図7(m)に示すように、ダイオードD1がオン状態になり、図9に矢印により示すように、メインコンデンサCへの電流経路(第1の閉ループ)が形成され、NチャンネルFETN2→交流発電機AG→ダイオードD1→メインコンデンサCの経路で電流が流れ、メインコンデンサCが充電される(SP5〜SP7)。
【0065】
そして、メインコンデンサCの充電により出力端子AG1の電圧が徐々に減少し、時刻t3においてダイオードD1の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になると、図7(s)に示すように、信号φP4がLレベルになり、PチャンネルFETP4がオン状態になる。この場合、NチャンネルFETN2が強制的にオフ状態になる(図7(l)、SP8、SP9)。これにより、図10に矢印で示すように、交流発電機AG→ダイオードD1→PチャンネルFETP4→サブコンデンサC2の経路(第2の閉ループ)で電流が流れ、サブコンデンサC2が充電される(SP10、SP11)。
【0066】
そして、図7(e)に示すように、サブコンデンサC2の充電によりサブコンデンサC2の電圧が上昇し、時刻t4において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC2の電圧が大きくなると、図7(i)に示すように、信号CP2がLレベルになる(SP12、SP13)。そして、時刻t5においてクロック信号CLがHレベルになると(図7(j))、PチャンネルFETP4がオフ状態になり(図7(s))、NチャンネルFETN2のオフが解除され、サブコンデンサC2の充電が終了する。
【0067】
また、時刻t5においてクロック信号CLがHレベルになると(図7(j))、上述したようにNチャンネルFETN1及びN2がオン状態になり、交流発電機AG、NチャンネルFETN1、N2の閉ループが形成され、発電コイル37に電流が流れて発電コイル37のインダクタンスにエネルギーが蓄積される(SP3)。このとき、交流発電機AGの起電圧により上述のように出力端子AG1が正電位になった場合は、図8→図9→図10のサイクルを繰り返し、メインコンデンサCとサブコンデンサC2の充電を繰り返す(時刻t5〜t6)。
【0068】
これに対して、交流発電機AGの起電圧により出力端子AG2が正電位になった場合は、時刻t6において交流発電機AG、NチャンネルFETN1、N2の閉ループが形成されると、図11に矢印で示すように、発電コイル37に電流が流れて発電コイル37のインダクタンスにエネルギーが蓄積される(SP2A、SP3A)。この場合、図7(j)に示すように、時刻t7においてクロック信号CLがLレベルになると、図7(l)に示すように、信号φN2がLレベルになってNチャンネルFETN2がオフ状態になり、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって出力端子AG2の電圧が昇圧される(SP4A)。
【0069】
このとき、すでにサブコンデンサC2が充電されているため(SP5A:NO)、図7(r)に示すように、ダイオードD4がオン状態になり、図12に矢印で示すように、NチャンネルFETN1→交流発電機AG→ダイオードD4→メインコンデンサCの経路でサブコンデンサC2に蓄電された電荷が流れる(SP20A〜SP22A)。すなわち、サブコンデンサC2に電荷が蓄積されている場合に、出力端子AG2の電圧がチョッパ電圧に変換されると、サブコンデンサC2に蓄積された電荷をメインコンデンサCに充電(転送)することができる。
【0070】
そして、図7(e)に示すように、サブコンデンサC2の電圧が徐々に減少し、時刻t8において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC2の電圧が小さくなると、図7(i)に示すように、信号CP2がHレベルになる。そして、図7(n)に示すように、ダイオードD2がオン状態になり、図13に矢印で示すように、NチャンネルFETN1→交流発電機AG→ダイオードD2→メインコンデンサCの経路で電流が流れ、メインコンデンサCが充電される(SP6A、SP7A)。
【0071】
一方、ダイオードD4は、サブコンデンサC2の電荷の転送が終了するとオフ状態になる。ここでは、時刻t8の時点でサブコンデンサC2に電荷が残っているため、ダイオードD2及びD4がオン状態の場合が生じる。従って、サブコンデンサC2に残存する電荷もメインコンデンサCに転送され、電荷の転送が終了すると、図7(r)に示すように、ダイオードD4がオフ状態になる。これにより、サブコンデンサC2に蓄積された電荷と、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーとを効率よくメインコンデンサCに充電することができる。
【0072】
次に、メインコンデンサCの充電により出力端子AG2の電圧が徐々に減少し、時刻t9においてダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になると、図7(q)に示すように、信号φP3がLレベルになってPチャンネルFETP3がオン状態になる(SP6A→SP8A、SP9A)。この場合、NチャンネルFETN1が強制的にオフ状態になる(図7(k))。これにより、図14に矢印で示すように、交流発電機AG→ダイオードD2→PチャンネルFETP3→サブコンデンサC1の経路(第3の閉ループ)で電流が流れ、サブコンデンサC1が充電される(SP10A、SP11A)。このため、図7(d)に示すように、サブコンデンサC1の電圧が上昇し、時刻t10において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が大きくなると(SP12A)、図7(h)に示すように、信号CP1がLレベルになる(SP13A)。そして、時刻t11においてクロック信号CLがHレベルになると(図7(j))、PチャンネルFETP3がオフ状態になり、NチャンネルFETN1のオフが解除され、サブコンデンサC1の充電が終了する。
【0073】
この場合、上述したようにNチャンネルFETN1及びN2がオフ状態になるため、交流発電機AG、NチャンネルFETN1、N2の閉ループが形成され、前回と同様に出力端子AG2が正電位になっている場合は、図11に示すように、発電コイル37に電流が流れて発電コイル37のインダクタンスにエネルギーが蓄積される。そして、時刻t12においてクロック信号CLがLレベルになると(図7(j))、信号φN2がLレベルになってNチャンネルFETN2がオフ状態になり、出力端子AG2の電圧が昇圧され、図7(n)に示すように、ダイオードD2がオン状態になり、前回と同様に図13に示すように、NチャンネルFETN1→交流発電機AG→ダイオードD2→メインコンデンサCの経路で電流が流れメインコンデンサCが充電される(SP2A〜SP7A)。
【0074】
メインコンデンサCの充電により時刻t13においてダイオードD2の順方向電圧VFが電圧VrefF以下になると、図7(q)に示すように、信号φP3がLレベルになり、PチャンネルFETP3がオン状態になり、NチャンネルFETN1がオフ状態になる(SP8A、SP9A)。これにより、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーがサブコンデンサC1に充電され(SP11A)、時刻t14においてクロック信号CLがHレベルになると、上述したように充電が終了する。
【0075】
また、交流発電機AGに大きな起電圧が発生し、例えば出力端子AG1の電圧が高くなった場合は、NチャンネルFETN2がオン状態になるため、ダイオードD1を介してメインコンデンサCへの電流経路が形成されるとともに(SP1〜SP7)、コンパレータCOM6の出力信号CP6がLレベルを出力する。出力信号CP6は、アンド回路AN1に入力され、NチャンネルFETN1の動作を禁止する。これにより、チョッパによる充電動作が禁止され、非チョッパ動作による電流経路が確保される。なお、サブコンデンサC1に電荷が蓄積されている場合は、ダイオードD1に代えてダイオードD3を介してメインコンデンサCへの電流経路が一時的に形成される(SP20〜SP25)。これにより、交流発電機AGに大きな起電力が発生した場合は、チョッパ昇圧することなく、メインコンデンサCを直接充電することができる。
【0076】
このようにして、本実施形態のチョッパ式充電回路20は、交流発電機AGが発電状態の場合は、交流発電機AGに大きな起電圧が発生すると、メインコンデンサCを直接充電し、交流発電機AGに小さな起電圧が発生しているときは、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーをパルス状のチョッパ電圧に変換し、先ずメインコンデンサCの充電を行い、メインコンデンサCの充電が終了すると、サブコンデンサC1またはC2の充電に切り換える。
【0077】
これにより、交流発電機AGに発生する起電圧を効率よくメインコンデンサCに充電することができ、また、メインコンデンサCに充電することができないエネルギーをサブコンデンサC1またはC2に蓄積することができる。また、チョッパ式充電回路20は、交流発電機AGの起電圧の極性が変わった場合は、次のチョッパ昇圧によりサブコンデンサC1またはC2に蓄積された電荷をメインコンデンサCに充電することができ、チョッパ式充電回路20の充電効率を高くすることができる。
【0078】
(1−2−2) 交流発電機が非発電状態の場合の動作
次に、交流発電機AGが非発電状態になった場合のチョッパ式充電回路20の動作について説明する。
腕時計が非装着状態になり、交流発電機AGに起電力が発生しなくなると、図7(a)に示すように、時刻t15において信号φSがHレベルになる(SP1:NO)。なお、このとき、信号CP1はLレベルに維持されている(SP31:YES、SP32)。このため、図7(J)に示すように、時刻t16においてクロック信号CLがHレベルになると、図7(o)に示すように、信号φP2がLレベルになり、PチャンネルFETP2がオン状態になる(SP33)。
従って、図7(p)に示すように、ダイオードD3がオン状態になり、図15に矢印で示すように、サブコンデンサC1に蓄積された電荷によりサブコンデンサC1→ダイオードD3→PチャンネルFETP2→交流発電機AGの経路で電流が流れ、発電コイル37のインダクタンスにエネルギーが蓄積される(SP34)。
【0079】
そして、サブコンデンサC1の電圧が徐々に下がり、時刻t17において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が小さくなると、図7(h)に示すように、信号CP1がHレベルになる。この場合、発電コイル37のインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって出力端子AG1の電圧が昇圧し、図7(l)に示すように、信号φN2がHレベルになり、NチャンネルFETN2がオン状態になる(SP36〜SP38)。この結果、図16に矢印で示すように、NチャンネルFETN2→交流発電機AG→サブコンデンサC1→ダイオードD3→メインコンデンサCの経路で電流が流れ、メインコンデンサCが充電される(SP39、SP40)。
【0080】
ここで、交流発電機AGが非発電状態の場合は、昇圧用クロック信号CL1が信号φP2としてPチャンネルFETP2のゲートに供給されるため、サブコンデンサC1に蓄積された電荷が多い場合は、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が小さくなるまで、図15と図16に示す動作を繰り返す。
【0081】
これにより、サブコンデンサC1に蓄積された電荷をチョッパ電圧に変換して、メインコンデンサCに効率よく充電することができる(SP41)。なお、ここでは、非発電状態になった時点においてサブコンデンサC1に電荷が蓄積されている場合について述べたが、サブコンデンサC2に電荷が蓄積されている場合は、PチャンネルFETP2とNチャンネルFETN2に代わって、PチャンネルFETP1とNチャンネルFETN1が動作する点を除いて同じ動作である(SP31A〜SP41A)。
【0082】
このように本実施形態のチョッパ式充電回路20は、交流発電機AGが非発電状態になると、サブコンデンサC1またはC2に蓄積された電荷により出力端子AG1またはAG2の電圧をチョッパ昇圧して、メインコンデンサCを充電することができ、充電効率を高めることができる。これらにより、本実施形態のチョッパ式充電回路20は、発電コイル37のインダクタンスに蓄積したエネルギーを効率よくメインコンデンサCに充電することができる。
【0083】
(2) 変形例
(2−1) 第1変形例
上述の実施形態においては、交流発電機AGの起電圧を充電するチョッパ式充電回路について述べたが、本発明はこれに限らず、直流発電機の起電圧を充電するチョッパ式充電回路に適用することができる。
図17は、直流発電機の起電圧を充電するチョッパ式充電回路の回路図である。このチョッパ式充電回路80は、上述したチョッパ式充電回路20から第1及び第4のラインL1、L4と、チョッパ制御回路30の第1及び第4のラインL1、L4のPチャンネルFETP1、P4を制御する信号φP1、φP4及びCP6を生成する回路と、コンパレータCOM2を削除して構成される。
【0084】
図18は、このチョッパ式充電回路80のタイミングチャートであり、図32及び33は、チョッパ式充電回路20のフローチャートである。ここで、時刻t1においては、信号φSがLレベルの場合、すなわち、直流発電機DGが発電状態にある場合を想定している。また、時刻t1においては、サブコンデンサC1には電荷が蓄積されていないものとする。
【0085】
図18(e)に示すように、時刻t1においてクロック信号CLがHレベルになると、図18(f)、(g)に示すように、信号φN1及びφN2がHレベルになり、NチャンネルFETN1、N2がオン状態に切り換わる(SP100〜SP102)。この結果、図19に矢印で示すように、チョッパ昇圧用コイルDGL、NチャンネルFETN1、N2の閉ループが形成され、チョッパ昇圧用コイルDGLのインダクタンスにエネルギーが蓄積される。
【0086】
次に、図18(e)に示すように、時刻t2においてクロック信号CLがLレベルになると、図18(g)に示すように、信号φN2がLレベルになり、NチャンネルFETN2がオフ状態になる(SP103)。この場合、チョッパ昇圧用コイルDGLのインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって、出力端子DGL2の電圧が昇圧し、図18(f)に示すように、信号φN1がHレベルに維持され、NチャンネルFETN1はオン状態に維持される。従って、図18(h)に示すように、ダイオードD2がオン状態になり、図20に示すように、NチャンネルFETN1→直流発電機DG→チョッパ昇圧用コイルDGL→ダイオードD2→メインコンデンサCの経路で電流が流れ、メインコンデンサCが充電される(SP104、SP105)。
【0087】
そして、メインコンデンサCの充電によりダイオードD2の順方向電圧VFが減少し、時刻t3において、電圧|VrefF|に対して、ダイオードD2の順方向電圧VFが小さくなると、図18(k)に示すように、信号φP3がLレベルになり、PチャンネルFETP3がオン状態になり、また、NチャンネルFETN2がオフ状態になる(SP106、SP107)。これにより、図21に示すように、チョッパ昇圧用コイルDGL→ダイオードD2→PチャンネルFETP3→サブコンデンサC1の経路で電流が流れ、サブコンデンサC1が充電される(SP108、SP109)。
【0088】
このとき、図18(c)に示すように、サブコンデンサC1の電圧が上昇し、時刻t4において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が大きくなると、図18(d)に示すように、信号CP1がLレベルになる(SP110、SP111)。そして、時刻t5においてクロック信号CLがHレベルになると、図18(k)に示すように、信号φP3がHレベルになってPチャンネルFETP3がオフ状態になる。この場合、NチャンネルFETN2のオフが解除され、サブコンデンサC1の充電が終了する。このようにして、直流発電機DGが発電状態にある場合は、メインコンデンサCの充電が終了するとサブコンデンサC1の充電を行うという動作を繰り返す(時刻t4〜t5)。
【0089】
次に、直流発電機DGが非発電状態になると、図18(a)に示すように、時刻t6において信号φSがHレベルになる。そして、時刻t7においてクロック信号CLがHレベルになると(図18(e))、信号φP2がLレベルになり(図18(i))、PチャンネルFETP2がオン状態になる(SP113〜SP116)。従って、図18(j)に示すように、ダイオードD3がオン状態になり、図22に示すように、サブコンデンサC1に蓄積された電荷によりサブコンデンサC1→ダイオードD3→PチャンネルFETP2→チョッパ昇圧用コイルDGLの経路で電流が流れる(SP117)。これにより、チョッパ昇圧用コイルDGLのインダクタンスにエネルギーが蓄積される。
【0090】
そして、時刻t8においてクロック信号CLがLレベルになると(図18(e))、信号φN2がHレベルになり(図18(i))、NチャンネルFETN2がオン状態になる(SP118〜SP121)。この場合、チョッパ昇圧用コイルDGLのインダクタンスに蓄積されたエネルギーによって出力端子DGL1の電圧が昇圧され、図23に示すように、NチャンネルFETN2→チョッパ昇圧用コイルDGL→ダイオードD3→メインコンデンサCの経路で電流が流れ、メインコンデンサCが充電される(SP122、SP123)。このようにして、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が小さくなるまで、図22と図23に示す動作を繰り返してメインコンデンサCの充電を行う。そして、時刻t9において、電圧|Vref|に対して、サブコンデンサC1の電圧が小さくなると、信号CP1がHレベルになり(図18(d))、サブコンデンサC1によるメインコンデンサCの充電を終了する。
【0091】
これにより、発電機が直流発電機の場合でも、メインコンデンサCに充電することができなかったエネルギーをサブコンデンサC1に蓄積することができ、最終的にサブコンデンサC1に蓄積されたエネルギーをメインコンデンサCに充電することができ、充電効率を高めることができる。
【0092】
(2−2) 第2変形例
上述の実施形態においては、交流発電機、または直流発電機の起電力を充電する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、商用交流電源や電波などの交流電源や、直流発電機や太陽電池などの直流電源の電力を充電する場合にも広く適用することができる。なお、交流電源の起電力を充電する場合は、発電コイル37に代えてチョッパ昇圧用のコイルを別途設けることになる。
また、電力を入力する方法は、コイルを介して誘導起電力を入力するなどの非接触で入力する方法を適用してもよい。例えば、チョッパ式充電回路は、発電コイル37に代えて、リアクタンス素子を備え、このリアクタンス素子により電源の電力を電磁誘導により入力する方法がある。
【0093】
(2−3) 第3変形例
上述の実施形態においては、スイッチ手段の一例として、PチャンネルFET、NチャンネルFETの電界効果トランジスタを使用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、PチャンネルFETに代えてPNP型のトランジスタ、または、NチャンネルFETに代えてNPN型のバイポーラトランジスタを使用してもよい。また、ダイオードD1〜D6は寄生ダイオードの場合について述べたが、通常のダイオードでもよい。
【0094】
(2−4) 第4変形例
上述の実施形態においては、ダイオードD1、D2、D3、D4に代えて、図24に示すコンパレータとPチャンネルFETとから構成される一方向性ユニットを設けるようにしてもよい。この場合、一方向性ユニットのPチャンネルFETをPチャンネルFETP1、P2、P3、P4のそれぞれと共用するようにしてもよい。さらに、ダイオードD1、D2に代えて設けた一方向性ユニットについては、コンパレータをサブ充電制御回路50の中のコンパレータCOM5、COM6と共用してもよい。
【0095】
(2−5) 第5変形例
上述の実施形態においては、全波整流を行うチョッパ回路に本発明を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、半波整流を行うチョッパ回路に適用してもよい。
【0096】
(2−6) 第6変形例
上述の実施形態においては、チョッパ式充電回路を腕時計に適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば置き時計、柱時計などのいわゆる時計や、パーソナルコンピュータ、電卓、携帯電話などの電子機器に内蔵された計時装置でもよく、更には携帯型の血圧計、ページャ、歩数計などの電子機器に広く適用することができる。また、これらの電子機器に電池とチョッパ式充電回路とを両方具備させて、蓄電量が少なくなった場合に電池の電力で動作させるようにしてもよい。
【0097】
(2−7) 第7変形例
上述の実施形態においては、チョッパ式充電回路に本発明を適用する場合について述べたが、単にチョッパ電圧を出力するチョッパ回路にも適用することができる。
【0098】
【発明の効果】
上述したように本発明のチョッパ式充電回路は、充電効率を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る腕時計に使用されるチョッパ式充電回路の回路図である。
【図2】 前記チョッパ式充電回路の発電検出部の回路図である。
【図3】 前記チョッパ式充電回路のチョッパ制御回路の回路図である。
【図4】 前記チョッパ式充電回路のサブ充電制御回路の回路図である
【図5】 前記サブ充電制御回路のタイミングチャートである。
【図6】 前記腕時計の交流発電機とその周辺機構の構成を示す斜視図である。
【図7】 前記チョッパ式充電回路のタイミングチャートである。
【図8】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図9】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図10】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図11】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図12】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図13】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図14】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図15】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図16】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図17】 第1変形例の直流発電機の起電圧を充電するチョッパ式充電回路の回路図である。
【図18】 前記チョッパ式充電回路のタイミングチャートである。
【図19】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図20】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図21】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図22】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図23】 前記チョッパ式充電回路の動作の説明に供する図である。
【図24】 第3変形例の一方向性ユニットの回路図である。
【図25】 従来のチョッパ式充電回路の回路図である。
【図26】 前記チョッパ式充電回路のタイミングチャートである。
【図27】 本発明の実施形態に係る腕時計に使用されるチョッパ式充電回路の動作を示すフローチャートである。
【図28】 図27の続きのフローチャートである。
【図29】 図27の続きのフローチャートである。
【図30】 図27の続きのフローチャートである。
【図31】 図27の続きのフローチャートである。
【図32】 第1変形例の直流発電機の起電圧を充電するチョッパ式充電回路の動作を示すフローチャートである。
【図33】 図32の続きのフローチャートである。
【符号の説明】
1、20、80……チョッパ式充電回路
21……チョッパ回路
25……発電検出部(電力検出手段)
30……チョッパ制御回路(第2のチョッパ手段)
37、DGL……発電コイル(インダクタンス素子)
40……処理装置(時刻表示手段)
41……時計装置(時刻表示手段)
50……サブ充電制御回路(充電手段)
50A……信号生成部(充電手段、第1の充電手段)
50A……信号生成部(充電手段、第2の充電手段)
60、70……NFET制御回路(第1のチョッパ手段)
C……メインコンデンサ(第3の蓄電手段)
AG……交流発電機(交流電源)
AG1、AG2、DGL1、DGL2……出力端子
C1……サブコンデンサ(蓄電手段、第1の蓄電手段)
C2……サブコンデンサ(蓄電手段、第2の蓄電手段)
COM1……コンパレータ(蓄電電圧検出手段、第1の蓄電電圧検出手段)
COM2……コンパレータ(蓄電電圧検出手段、第2の蓄電電圧検出手段)
DG……直流発電機(電源、直流電源)
DGL……チョッパ昇圧用コイル(インダクタンス素子)
N1、N2……NチャンネルFET
P1、P2、P3、P4……PチャンネルFET
LH……高電圧側ライン(第1のライン)
LL……低電圧側ライン(第2のライン)
TC……タイマーカウンタ
RT1……ラッチ回路

Claims (11)

  1. 電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
    インダクタンス素子と、
    電力を蓄電する蓄電手段と、
    前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
    前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出手段と、
    前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ手段と、
    前記チョッパ手段により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電手段を充電する充電手段と
    を備え、
    前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴とするチョッパ回路。
  2. 電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
    インダクタンス素子と、
    電力を蓄電する蓄電手段と、
    前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
    前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出手段と、
    前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第1のチョッパ手段と、
    前記第1のチョッパ手段により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電手段を充電する充電手段と、
    前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第3の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ手段と
    を備えることを特徴とするチョッパ回路。
  3. 交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
    インダクタンス素子と、
    電力を蓄電する第1及び第2の蓄電手段と、
    前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
    前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出手段と、
    前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出手段と、
    前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ手段と、
    前記チョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電手段を充電する第1の充電手段と、
    前記チョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電手段を充電する第2の充電手段と、
    前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換し、
    前記チョッパ手段は、前記電力検出手段により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出手段により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴とするチョッパ回路。
  4. 交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路において、
    インダクタンス素子と、
    電力を蓄電する第1及び第2の蓄電手段と、
    前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出手段と、
    前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出手段と、
    前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出手段と、
    前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第1のチョッパ手段と、
    前記第1のチョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電手段を充電する第1の充電手段と、
    前記第1のチョッパ手段により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電手段を充電する第2の充電手段と、
    前記電力検出手段により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第1の蓄電電圧検出手段により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第4の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ手段と、
    前記電力検出手段により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出手段により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第2の蓄電電圧検出手段により前記蓄電手段の電圧が前記第2の蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第5の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第3のチョッパ手段と
    を備えることを特徴とするチョッパ回路。
  5. インダクタンス素子と、電力を蓄電する蓄電部とを有し、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
    前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
    前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出工程と、
    前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
    前記第1のチョッパ工程により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電部を充電する充電工程と
    を備え、
    前記チョッパ工程では、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴とするチョッパ回路の制御方法。
  6. インダクタンス素子と、電力を蓄電する蓄電部とを有し、電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
    前記電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
    前記蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する蓄電電圧検出工程と、
    前記インダクタンス素子と前記電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
    前記第1のチョッパ工程により変換されたチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記蓄電部を充電する充電工程と
    前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第3の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記蓄電電圧検出工程により前記蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第3の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ工程と
    を備えることを特徴とするチョッパ回路の制御方法。
  7. インダクタンス素子と、電力を蓄電する第1及び第2の蓄電部と、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
    前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
    前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出工程と、
    前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出工程と、
    前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
    前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電部を充電する第1の充電工程と、
    前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電部とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電部を充電する第2の充電工程と
    を備え、
    前記チョッパ工程では、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換し、
    前記チョッパ工程は、前記電力検出工程により前記電源より電力が供給されていると検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記第1の閉ループを解放するとともに、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換することを特徴とするチョッパ回路の制御方法。
  8. インダクタンス素子と、電力を蓄電する第1及び第2の蓄電部と、交流電源より供給される電圧をチョッパ電圧に変換し、そのチョッパ電圧を第1のラインと第2のラインとの間に発生させるチョッパ回路の制御方法において、
    前記交流電源より電力が供給されているか否かを検出する電力検出工程と、
    前記第1の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第1の蓄電電圧検出工程と、
    前記第2の蓄電手段の電圧が予め定められた蓄電基準電圧以上になったか否かを検出する第2の蓄電電圧検出工程と、
    前記インダクタンス素子と前記交流電源とを含む第1の閉ループを形成して前記インダクタンス素子に前記交流電源の電力を供給し、所定期間経過後に前記第1の閉ループを開放することにより、前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換するチョッパ工程と、
    前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の一方の端子側に発生したチョッパ電圧が予め定められたチョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電部とを含む第2の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第1の蓄電部を充電する第1の充電工程と、
    前記チョッパ工程により変換され、前記インダクタンス素子の他方の端子側に発生したチョッパ電圧が前記チョッパ基準電圧以下になった場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電部とを含む第3の閉ループを形成することにより、前記チョッパ電圧により前記第2の蓄電部を充電する第2の充電工程と
    前記電力検出工程により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第1の蓄電手段とを含み前記第2の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第4の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第1の蓄電電圧検出工程により前記第1の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第4の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第2のチョッパ工程と、
    前記電力検出工程により前記交流電源より電力が供給されていないと検出された場合であり、且つ前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧以上であると検出された場合に、前記インダクタンス素子と前記第2の蓄電手段とを含み前記第3の閉ループとは異なる経路で電流が流れる第5の閉ループを形成することにより前記インダクタンス素子に前記蓄電手段の電力を供給し、この結果、前記第2の蓄電電圧検出工程により前記第2の蓄電手段の電圧が前記蓄電基準電圧未満であると検出されると、当該第5の閉ループを解放することにより前記インダクタンス素子の電圧をチョッパ電圧に変換する第3のチョッパ工程と
    を備えることを特徴とするチョッパ回路の制御方法。
  9. 請求項1乃至4のいずれかに記載のチョッパ回路と、
    前記チョッパ回路のチョッパ電圧を蓄電する第3の蓄電手段と
    を備えることを特徴とするチョッパ式充電回路。
  10. 請求項9記載のチョッパ式充電回路を内蔵するとともに、前記チョッパ式充電回路から給電される電力によって動作することを特徴とする電子機器。
  11. 請求項9記載のチョッパ式充電回路と、
    前記チョッパ式充電回路から給電される電力によって時刻を計時して表示するする時刻表示手段と
    を備えることを特徴とする計時装置。
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