JP3930408B2 - 熱交換器の製造方法 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/12Inflammable refrigerants

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍冷蔵庫または自動販売機、空気調和機などに用いられるもので、プレートフィンの板面に複数設けたチューブ挿入用の長孔に蛇行状の冷媒チューブを挿入固定した冷凍冷蔵空調用熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球資源の有効活用、電機機器の消費電力量抑制の観点から、冷凍冷蔵空調装置に用いられる熱交換器の小型高効率化が一層求められてきている。
【0003】
また、地球温暖化抑制の観点からHC(ハイドロカーボン)系の冷媒が注目されてきている。しかしながら、HC系冷媒は可燃性冷媒であり、漏洩時の発火安全性確保等の点から、熱交換器の溶接部低減が重視されるようになってきた。
溶接部の低減が図れる熱交換器としては、1本の冷媒管を連続蛇行曲げ加工された蛇行チューブを用いた熱交換器がある。このような蛇行チューブを用いた熱交換器には、細部の構造、主に冷媒管とフィンとの結合法等の違いから幾つかの方式がある。
【0004】
以下、図面を参照しながら、上記従来の熱交換器を説明する。
【0005】
図8は、従来の熱交換器の斜視図である。図9は従来の熱交換器の要部断面図である。図8、図9に示すように、従来の熱交換器は、互いに間隔をおいて配置された一群のプレートフィン1と、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2で構成されている。プレートフィン1は、板面に複数設けた冷媒チューブ2挿入用の長孔3と、長孔3の円弧部を縁立てして形成したフィンカラー(縁立)4で構成されている。
【0006】
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作を説明する。
【0007】
まず、フィンシートに多数の長孔3を形成し、長孔3の円弧部に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成し、所定のサイズで切断してプレートフィン1を加工する。次に、多数のプレートフィン1を互いに間隔を保持する治具にセットし、複数の長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を曲管部側から挿入し固定する(例えば、特許文献1参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特公昭52−23093号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成は、フィンシートに多数の長孔3を形成し、長孔3の円弧部に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成する方法であり、フィンカラー4の高さはあまり高く加工することができない。よって、プレートフィン1の間隔を大きくするには、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が必要となる。よって、間隔を保持する治具を使用すると、プレートフィン1を前記治具にセットする方向に制限がでてくることと、プレートフィン1の平面部を支えている部分に当たらないように、プレートフィン1をセットした治具に冷媒チューブ2を挿入しなければならないので、プレートフィン1の挿入と冷媒チューブ2の挿入の関係で一定の配管パターンでしか製作することができない。したがって、前記治具を使用すると、配管パターンに制約が出てくるので、配管自由度が大きく制限されるという欠点があった。
【0010】
本発明は、従来の課題を解決するもので、安価な方法で配管自由度の高い熱交換器を提供するのものである。
【0011】
また、上記従来の構成は、フィンシートに多数の長孔3を形成し、長孔3の円弧部に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成しする方法であり、フィンカラー4の高さはあまり高く加工することができない。よって、プレートフィン1の間隔を大きくするには、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が必要となる。よって、間隔を保持する治具を使用すると、プレートフィン1の形状がフラット形状でなければ治具内に挿入することができない。したがって、プレートフィン1の表面形状をフラット形状にする必要があり、表面形状を複雑に加工することによる高性能化が困難になるという欠点があった。
【0012】
本発明の他の目的は、プレートフィンの表面形状を複雑に加工することにより高性能化を可能とする熱交換器を提供するものである。
【0013】
また、上記従来の構成は、フィンシートに多数の長孔3を形成し、長孔3の円弧部に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成しする方法であり、フィンカラー4の高さは3mm以上に加工することができない。よって、プレートフィン1の間隔を3mm以上にするには、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が必要となる。したがって、高価な治具を使用しないと、プレートフィン1の互いの間隔が3mm以上にすることができないので、着霜を伴う冷却器や埃を伴う凝縮器、あるいは自然対流などの用途の熱交換器に適用することがコスト的に困難になるという欠点があった。
【0014】
本発明の他の目的は、従来の課題を解決するもので、安価な方法でプレートフィンの間隔が3mm以上の仕様も製作可能とし、着霜を伴う冷却器や埃を伴う凝縮器、あるいは自然対流などの用途の熱交換器に適用することができる熱交換器を提供するのものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の発明は、フィンシートに多数の絞り加工部を形成する第1の工程と、前記第1の工程に続いて前記絞り加工部に丸穴を形成する第2の工程と、前記第2の工程に続いて前記丸穴の周縁に縁立てを行いフィンカラー付き丸穴部を形成する第3の工程と、前記第3の工程に続いて前記フィンカラー付き丸穴部の相互間を前記フィンカラーを切断しながら任意の箇所で切断して、フィンカラーを有する2つの円弧部と前記2つの円弧部を結ぶフィンカラーを有さないストレート部とで形成されたドッグボーン方式の長孔を切断ダイと切断パンチとを用いて一工程で形成する第4の工程とを順に行うプレートフィン成形工程と、一群の前記プレートフィンを前記フィンカラーで互いに間隔を保持して配置する工程と、複数の前記長孔に、直管部及び曲管部が連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブを曲管部側から挿入し、固定する工程より成るものであり、フィンシートに多数の絞り加工部を事前に形成しておき、絞り加工部に多数の丸穴を形成し、丸穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラーを形成することで、フィンカラーの高さをより高くすることが可能となるという作用、さらに、多数のプレートフィンの間隔を保持する治具が不要となるという作用、丸穴部とフィンカラー部より成るフィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成することにより、配管自由度の高い熱交換器を提供できるという作用、あるいは、長孔のストレート部にフィンカラーを形成しないようにすることで、熱交換効率の高い熱交換器を提供するという作用、多数のプレートフィンの間隔を保持する治具が不要となり、プレートフィンの表面形状を複雑に加工することにより高性能化を可能とする熱交換器を提供できるという作用を有する熱交換器の製造方法を提供できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、切断ダイにより前記フィンカラー付き丸穴部を固定し、切断パンチにより固定された前記フィンカラーを切断しながら前記丸穴部相互間のストレート部を切断して、前記ドッグボーン方式の長孔を形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、前記第4の工程は、前記フィンカラーを切断するための傾斜部と前記フィンカラー付き丸穴部の相互間の任意の箇所を切断するための水平部とを有した切断パンチと、前記フィンカラー付き丸穴部が挿入される略半円筒状部を有した切断ダイと、を備え、前記フィンカラー付き丸穴部に前記切断ダイの前記略半円筒状部が挿入され、前記切断パンチの前記傾斜部が前記切断ダイの前記略半円筒状部を通過する際に、前記切断パンチの前記傾斜部によって前記フィンカラーを切断しながら、前記切断パンチの前記水平部によって前記フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断したものである。
【0021】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成する工程において、前記フィンカラー付き丸穴部に挿入される切断パンチ受け用の略半円筒状ダイ部の最低肉厚を1mm以上としたものであり、請求項6に記載の発明と同様の作用を有するとともに、切断パンチ受け用の略半円筒状ダイ部の強度を強くできるので、金型の寿命を延ばす作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、長孔のストレート部の抜き幅が、円弧部内径をdとしたとき、d−2mm以下にしたものである。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下本発明による熱交換器及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0028】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による熱交換器の斜視図である。図2は、同実施の形態による熱交換器の要部断面図である。図3は、同実施の形態による熱交換器を構成するプレートフィンの斜視図である。
【0029】
図1、図2、図3に示すように、プレートフィン1は、互いに間隔をおいて配置され、熱伝導性の高いアルミニウムを素材としたものが好ましい。冷媒チューブ4は、1本の継ぎ目のない押出管や抽伸管を、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して形成されており、熱伝導性の高いアルミニウムや銅を素材としたものが好ましい。長孔3は、プレートフィン1の板面に複数加工された冷媒チューブ2挿入用で、一般的にドッグボーン方式と呼ばれる二つの円弧部3aとそれらを結ぶストレート部3bで形成され、円弧部3aの周縁を縁立てして形成したフィンカラー(縁立)4で構成されている。フィンカラー4は、長孔3の全周よりも、好ましくは、円弧部3aの周縁にのみ存在する方が良い。また、プレートフィン1の冷媒チューブを挿入しない箇所には、冷媒チューブ2非挿入用の丸穴部5を形成している。
【0030】
以上のように構成された熱交換器について、以下その動作を説明する。
【0031】
まず、プレートフィン1の板面には、冷媒チューブ挿入用の長孔3が複数加工されている。長孔3は、二つの円弧部3aとそれらを結ぶストレート部3bで形成され、円弧部3aの周縁を縁立てして形成したフィンカラー4で構成されている。
【0032】
次に、プレートフィン1の表面形状はコルゲート形状になっていて、冷媒チューブ2内には、冷媒として可燃性のものを流すこともあり、凝縮あるいは蒸発時に、プレートフィン1を介して空気と熱交換することができる。
【0033】
次に、冷媒チューブ外径Dは3.2〜9.5mmで、且つカラー高さhは3mm以上である。
【0034】
次に、長孔3のストレート部3bの抜き幅Wは円弧部内径d−2mm以下としている。
【0035】
したがって、従来の熱交換器では、フィンカラーを3mm以上に加工することができないので、プレートフィン1の間隔を3mm以上にするには、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が必要となり、さらに、前記治具を使用すると、配管パターンに制約が出てくるが、本実施の形態によれば、プレートフィン1は、フィンカラー4により、互いに間隔を保持することができるので、前記間隔を保持する治具が不要となる。よって、安価な方法で配管自由度の高い熱交換器を提供できるとともに、プレートフィンの間隔が3mm以上の仕様も製作可能とし、着霜を伴う冷却器や埃を伴う凝縮器、あるいは自然対流などの用途の熱交換器に適用することができる。
【0036】
また、プレートフィン1の表面形状をコルゲート形状にしたものであり、プレートフィン1の表面形状を複雑に加工することと、従来の加工方法でフィンカラー4を高く加工するには、長穴形状の絞り加工部を設け、長穴をあける工程を経るため、長孔3のストレート部3bにフィンカラー4が加工されてしまい、そのまま熱交換器を構成すると長孔3のストレート部3bに加工されたフィンカラー4が通風抵抗となり、熱交換器性能を著しく阻害するので、長孔3のストレート部3bにフィンカラー4を形成しないようにすること、さらに、長孔3のストレート部3bの抜き幅Wを小さくすることで、フィンカラー4と冷媒チューブ2との接触熱抵抗を低減し、熱交換器の伝熱面積も増加させることができることで、熱交換効率の高い熱交換器を提供できる。
【0037】
また、プレートフィン1の冷媒チューブを挿入しない箇所には、丸穴部5を形成して、長孔3は形成しないようにすることにより、長孔3のストレート部3bの伝熱面積を減少させなくて済む。好ましくは、丸穴部5の周縁部に形成されたプレートフィン1の間隔保持用の縁立(フィンカラー)4を潰すことで、通風抵抗を低下させることができる。よって、より熱交換効率の高い熱交換器を提供することが可能となる。
【0038】
以上のように、本実施の形態の熱交換器は、互いに間隔をおいて配置された一群のプレートフィン1と、プレートフィン1の板面に複数設けた冷媒チューブ2挿入用の長孔3と、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2で構成され、長孔3の円弧部3aにのみプレートフィン1の間隔保持用の縁立(フィンカラー)部4を設けたものであり、さらに、プレートフィン1の表面形状をコルゲート形状にしたものであり、さらに、冷媒チューブ2の外径Dが3.2〜9.5mmで、カラー高さhが3mm以上にしたものであり、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が不要となるので、安価な方法で配管自由度の高い熱交換器を提供できるとともに、プレートフィン1の間隔が3mm以上の仕様も製作可能とし、着霜を伴う冷却器や埃を伴う凝縮器、あるいは自然対流などの用途の熱交換器に適用することができる。
【0039】
また、プレートフィン1の表面形状を複雑に加工することと、長孔3のストレート部3bにフィンカラー4を形成しないようにすることと、長孔3のストレート部3bの抜き幅Wを小さくすることで、熱伝達効率を向上し、且つ通風抵抗を低減し、且つフィンカラー1と冷媒チューブ2との接触熱抵抗を低減し、熱交換器の伝熱面積も増加させることができるので、熱交換効率の高い熱交換器を提供できる。
【0040】
また、プレートフィン1の板面に冷媒チューブ2非挿入用丸穴部5を形成し、好ましくは、冷媒チューブ2非挿入用丸穴5の周縁部に形成されたフィンカラー4を潰すことにより、熱交換器の伝熱面積を減少させなくて済むことと、通風抵抗を低下させることができる。よって、プレートフィン1に冷媒チューブ2を挿入しない箇所がある熱交換器において、より熱交換効率の高い熱交換器を提供することができる
また、冷媒チューブ2内を流れる冷媒を可燃性冷媒とした場合には、本実施の形態の熱交換器は、1本の冷媒管を連続蛇行曲げ加工された蛇行チューブを用いて、溶接部が低減された熱交換器であり、可燃性冷媒の漏洩確率を極めて低く抑えることができるので、安全性を向上することができる。
【0041】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による熱交換器の製造方法を示すプレートフィン加工金型の模式図である。図5は、同実施の形態の長孔切断工程の模式図である。
【0042】
図4、図5に示すように、フィン金型11には、プレートフィンの原材料であるフィンシート12がセットされている。フィン金型11は順送型であり、そのレイアウトは、ドロー工程13、表面加工工程14、ピアス工程15、バーリング工程16、カーリング工程17、カラーつぶし工程18、長孔切断工程19、列間スリッター工程20、送り21、カットオフ22のように構成されている。長孔切断工程19は、切断パンチ19aと切断ダイ19bを1セットととするユニットが複数組み合わされて構成されており、切断ダイ19bには、略半円筒状部19cがある。
【0043】
以上のように構成された熱交換器の製造方法について、以下その動作を説明する。
【0044】
まず、フィン金型11の第1の工程として、フィンシート12に多数の絞り加工部を形成するドロー工程13がある。ドロー工程13には、略円形状のパンチが段階的にサイズを変えて配置されており、数段階の加工を経て絞り加工を完了する。フィンカラー高さhの高さを細かく制御するために、各パンチを上下に移動できるようにしてある。
【0045】
また、表面加工工程14は、ドロー工程13の次の工程として配置してもよいが、ドロー工程13の最終段階と兼用させてもよい。
【0046】
次に、フィン金型11の第2の工程として、ピアス工程15がある。ピアス工程15では、ドロー工程13にて多数形成された絞り加工部に丸穴を形成する。
【0047】
このとき、縁立て加工を同時に行ってもよい。
【0048】
次に、フィン金型11の第3の工程として、バーリング工程16がある。バーリング工程16では、ピアス工程15で形成された丸穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラーを形成する。バーリング工程16は縁立て加工と併用してしごき加工を組み込んで、フィンカラー4を圧延し、フィンカラー高さhをさらに高くすることもできる。
【0049】
次に、カーリング工程17によりフィンカラー4の先端を丸める。なお、カーリング工程17は次に示す第4の工程の後に配置してもよい。
【0050】
また、カラーつぶし工程18によりフィンカラー4全体を押しつぶす。カラーつぶし工程18は、間欠動作するように制御できるので、任意のフィンカラー4を押しつぶすことができる。
【0051】
次に、フィン金型11の第4の工程として、長孔切断工程19がある。長孔切断工程19では、前記工程で形成された前記丸穴部と前記フィンカラー部より成るフィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成する。なお、長孔切断工程19は、任意の箇所に任意の向きの長孔を形成し、配管自由度の高い熱交換器を構成するために、間欠動作制御できるようにしてあることや、切断パンチ19aと切断ダイ19bの交換が可能になっていること、あるいは、長孔切断工程19が数ステージ設けてあってもよい。
【0052】
また、長孔切断工程19の切断ダイ19bは、略半円筒状になっており、前記フィンカラー付き丸穴部に略半円筒状部19cが挿入され、切断パンチ19aが略半円筒状部19cを通過する際に、フィンカラー4を切断しながら、長孔3のストレート部3bを切断加工するようになっている。略半円筒状部19cの最低肉厚tを1mm以上とすることで、略半円筒状部19cの強度を強くできる。連続使用により略半円筒状部19cが磨耗した場合、研磨すると長孔3のストレート部3bの幅Wが広がってしまうので、再研磨することは難しい。よって、肉厚tを1mm以上取ることにより、金型の寿命を延ばすことが可能になる。
【0053】
次に、列間スリッター工程20では、フィンシート12を任意の列数にカットしたり、フィンプレート1の端面を所定の形状に切断することができる。送り21では、基本的には丸穴に爪を引っ掛けてフィンシート12を引くように送り出す。最後に、カットオフ22で所定の段数で切断し、プレートフィン1を多数製造する。
【0054】
次に、フィン金型11で加工されたプレートフィン1を積層すると、フィンカラー4で互いに間隔を保持できる。そして、複数の長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を曲管部2b側から挿入し、固定する。
【0055】
したがって、本実施の形態による熱交換器の製造方法によって、実施の形態1と同様の効果の、蛇行チューブを用いたいわゆるフィンアンドチューブ型の熱交換器を製造することができる。
【0056】
以上のように本実施の形態の熱交換器の製造方法は、フィンシート12に多数の絞り加工部を形成する第1の工程と、前記絞り加工部に多数の丸穴を形成する第2の工程と、前記丸穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成する第3の工程と、前記丸穴部と前記フィンカラー部4より成るフィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔3を形成する第4の工程とを含む、プレートフィン1成形工程と、一群の前記プレートフィン1を前記フィンカラー4で互いに間隔を保持して配置する工程と、複数の前記長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を曲管部2b側から挿入し、固定する工程より成るものであり、フィンシート12に多数の絞り加工部を事前に形成しておき、絞り加工部に多数の丸穴を形成し、丸穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラー4を形成することで、フィンカラー4の高さhをより高くすることが可能となり、さらに、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が不要となること、丸穴部とフィンカラー部4より成るフィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔3を形成することにより、配管自由度の高い熱交換器を提供できる。あるいは、長孔3のストレート部3bにフィンカラー4を形成しないようにすることで、熱交換効率の高い熱交換器を提供できることと、多数のプレートフィン1の間隔を保持する治具が不要となり、プレートフィン1の表面形状を複雑に加工することにより高性能化を可能とする熱交換器を提供できるという効果などを有する熱交換器の製造方法を提供できる。
【0057】
また、フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔3を形成する工程において、前記フィンカラー付き丸穴部に挿入される切断パンチ19a受け用の略半円筒状ダイ部19cの最低肉厚tを1mm以上としたものであり、切断パンチ19a受け用の略半円筒状ダイ部19cの強度を強くできるので、金型の寿命を延ばすことができる。
【0058】
(実施の形態3)
図6は、本実施の形態3による熱交換器を構成するプレートフィンの斜視図である。図7は、同実施の形態による熱交換器の製造方法を示すプレートフィン加工金型の模式図である。
【0059】
図6に示すように、プレートフィン1の長孔3は、二つの円弧部3aとそれらを結ぶストレート部3bで形成され、円弧部3aの周縁を縁立てして形成したフィンカラー4と、ストレート部3bの縁立てを折りたたんだフィンカラー4bで構成されている。このプレートフィン1は、複数枚を互いに間隔をおいて配置され、プレートフィン1の板面に複数設けた冷媒チューブ2挿入用の長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を挿入、固定されている。
【0060】
また、図7に示すように、フィン金型11には、プレートフィンの原材料であるフィンシート12がセットされている。フィン金型11は順送型であり、そのレイアウトは、長穴ドロー工程23、表面加工工程14、長穴ピアス工程25、バーリング工程26、カーリング工程17、カラーつぶし工程18、フィンカラー折り曲げ工程29、列間スリッター工程20、送り21、カットオフ22のように構成されている。
【0061】
以上のように構成された熱交換器とその製造方法について、以下その動作を説明する。
【0062】
まず、フィン金型11の第1の工程として、フィンシート12に多数の略楕円形状の絞り加工部を形成する長穴ドロー工程23がある。ドロー工程23には、略楕円形状のパンチが段階的にサイズを変えて配置されており、数段階の加工を経て絞り加工を完了する。フィンカラー高さhの高さを細かく制御するために、各パンチを上下に移動できるようにしてある。
【0063】
また、表面加工工程14は、長穴ドロー工程23の次の工程として配置してもよいが、長穴ドロー工程23の最終段階と兼用させてもよい。
【0064】
次に、フィン金型11の第2の工程として、長穴ピアス工程25がある。長穴ピアス工程25では、長穴ドロー工程23にて多数形成された絞り加工部に長穴を形成する。このとき、縁立て加工を同時に行ってもよい。
【0065】
次に、フィン金型11の第3の工程として、長穴バーリング工程26がある。長穴バーリング工程26では、長穴ピアス工程25で形成された長穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラー4、4bを形成する。長穴バーリング工程26は縁立て加工と併用してしごき加工を組み込んで、フィンカラー4、4bを圧延し、フィンカラー高さhをさらに高くすることもできる。
【0066】
次に、カーリング工程17によりフィンカラー4、4bの先端を丸める。ここでは特に、ストレート部フィンカラー4bの先端については、丸めなくてもよい。なお、カーリング工程17は次に示す第4の工程の後に配置してもよい。
【0067】
また、カラーつぶし工程18により、丸穴加工した部分のフィンカラー4全体を押しつぶす。カラーつぶし工程18は、間欠動作するように制御できるので、任意のフィンカラー4を押しつぶすことができる。
【0068】
次に、フィン金型11の第4の工程として、フィンカラー折り曲げ工程29がある。フィンカラー折り曲げ工程29では、前記工程で形成されたフィンカラー付き長孔部のストレート部フィンカラー4bのみを長孔3の外側に折り曲げ加工する。
【0069】
次に、列間スリッター工程20では、フィンシート12を任意の列数にカットしたり、フィンプレート1の端面を所定の形状に切断することができる。送り21では、基本的には丸穴に爪を引っ掛けてフィンシート12を引くように送り出す。最後に、カットオフ22で所定の段数で切断し、プレートフィン1を多数製造する。
【0070】
次に、フィン金型11で加工されたプレートフィン1を積層すると、フィンカラー4で互いに間隔を保持できる。そして、複数の長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を曲管部2b側から挿入し、固定する。
【0071】
以上のように本実施の形態の熱交換器とその製造方法は、長孔3の円弧部3aにはフィンカラー4があり、ストレート部のフィンカラー4bを折りたたんだことを特徴とする熱交換器で、その製造方法は、フィンシート12に多数の絞り加工部を形成する長穴ドロー工程23と、前記絞り加工部に多数の長穴を形成する長穴ピアス工程25と、前記長穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラー4、4bを形成する長穴バーリング工程26と、前記長穴部と前記フィンカラー部より成るフィンカラー付き長孔部3のストレート部のフィンカラー4bを折り曲げつぶすことで、前記長孔3の円弧部3aにのみフィンカラー4を形成する第4の工程とを含む、プレートフィン1成形工程と、一群のプレートフィン1を前記フィンカラー4で互いに間隔を保持して配置する工程と、複数の長孔3に、直管部2a及び曲管部2bが連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブ2を曲管部2b側から挿入し、固定する工程より成るものであり、実施の形態2とは別の方法で、実施の形態2と同等効果を有する熱交換器を製造することができるとともに、ストレート部に加工されたフィンカラーを折りたたんで、通風抵抗を軽減し、且つ、伝熱面積は減少しないので、より熱交換効率の高い熱交換器を提供することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載の発明は、フィンシートに多数の絞り加工部を形成する第1の工程と、前記第1の工程に続いて前記絞り加工部に丸穴を形成する第2の工程と、前記第2の工程に続いて前記丸穴の周縁に縁立てを行いフィンカラー付き丸穴部を形成する第3の工程と、前記第3の工程に続いて前記フィンカラー付き丸穴部の相互間を前記フィンカラーを切断しながら任意の箇所で切断して、フィンカラーを有する2つの円弧部と前記2つの円弧部を結ぶフィンカラーを有さないストレート部とで形成されたドッグボーン方式の長孔を切断ダイと切断パンチとを用いて一工程で形成する第4の工程とを順に行うプレートフィン成形工程と、一群の前記プレートフィンを前記フィンカラーで互いに間隔を保持して配置する工程と、複数の前記長孔に、直管部及び曲管部が連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブを曲管部側から挿入し、固定する工程より成るものであり、フィンシートに多数の絞り加工部を事前に形成しておき、絞り加工部に多数の丸穴を形成し、丸穴部の周縁に縁立てを行い多数のフィンカラーを形成することで、フィンカラーの高さをより高くすることが可能となりという作用、さらに、多数のプレートフィンの間隔を保持する治具が不要となるという作用、丸穴部とフィンカラー部より成るフィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成することにより、配管自由度の高い熱交換器を提供できるという効果、あるいは、長孔のストレート部にフィンカラーを形成しないようにすることで、熱交換効率の高い熱交換器を提供するという効果、多数のプレートフィンの間隔を保持する治具が不要となり、プレートフィンの表面形状を複雑に加工することにより高性能化を可能とする熱交換器を提供できるという効果を有する熱交換器の製造方法を提供できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、切断ダイにより前記フィンカラー付き丸穴部を固定し、切断パンチにより固定された前記フィンカラーを切断しながら前記丸穴部相互間のストレート部を切断して、前記ドッグボーン方式の長孔を形成したものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、前記第4の工程は、前記フィンカラーを切断するための傾斜部と前記フィンカラー付き丸穴部の相互間の任意の箇所を切断するための水平部とを有した切断パンチと、前記フィンカラー付き丸穴部が挿入される略半円筒状部を有した切断ダイと、を備え、前記フィンカラー付き丸穴部に前記切断ダイの前記略半円筒状部が挿入され、前記切断パンチの前記傾斜部が前記切断ダイの前記略半円筒状部を通過する際に、前記切断パンチの前記傾斜部によって前記フィンカラーを切断しながら、前記切断パンチの前記水平部によって前記フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断したものである。
【0078】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明に、さらに、フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成する工程において、前記フィンカラー付き丸穴部に挿入される切断パンチ受け用の略半円筒状ダイ部の最低肉厚を1mm以上としたものであり、請求項6に記載の発明と同様の効果を有するとともに、切断パンチ受け用の略半円筒状ダイ部の強度を強くできるので、金型の寿命を延ばすことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、長孔のストレート部の抜き幅が、円弧部内径をdとしたとき、d−2mm以下にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱交換器の実施の形態1の斜視図
【図2】同実施の形態の熱交換器の要部断面図
【図3】同実施の形態の熱交換器を構成するプレートフィンの斜視図
【図4】本発明による熱交換器の製造方法の実施の形態2のプレートフィン加工金型の模式図
【図5】同実施の形態2の長孔切断工程の模式図
【図6】本発明による熱交換器とその製造方法の実施の形態3の熱交換器を構成するプレートフィンの斜視図
【図7】同実施の形態3のプレートフィン加工金型の模式図
【図8】従来の熱交換器の斜視図
【図9】従来の熱交換器の要部断面図
【符号の説明】
1 プレートフィン
2 冷媒チューブ
2a 直管部
2b 曲管部
3 長孔
3a 円弧部
3b ストレート部
4 フィンカラー(縁立)
4b ストレート部フィンカラー
5 冷媒チューブ非挿入用丸穴部
11 フィン金型
12 フィンシート
13 ドロー工程
14 表面加工工程
15 ピアス工程
16 バーリング工程
17 カーリング工程
18 カラーつぶし工程
19 長孔切断工程
19a 切断パンチ
19b 切断ダイ
19c 略半円筒状部
20 列間スリッター工程
21 送り
22 カットオフ
23 長穴ドロー工程
25 長穴ピアス工程
26 長穴バーリング工程
29 フィンカラー折り曲げ工程

Claims (5)

  1. フィンシートに多数の絞り加工部を形成する第1の工程と、前記第1の工程に続いて前記絞り加工部に丸穴を形成する第2の工程と、前記第2の工程に続いて前記丸穴の周縁に縁立てを行いフィンカラー付き丸穴部を形成する第3の工程と、前記第3の工程に続いて前記フィンカラー付き丸穴部の相互間を前記フィンカラーを切断しながら任意の箇所で切断して、フィンカラーを有する2つの円弧部と前記2つの円弧部を結ぶフィンカラーを有さないストレート部とで形成されたドッグボーン方式の長孔を切断ダイと切断パンチとを用いて一工程で形成する第4の工程とを順に行うプレートフィン成形工程と、一群の前記プレートフィンを前記フィンカラーで互いに間隔を保持して配置する工程と、複数の前記長孔に、直管部及び曲管部が連続する蛇行状に曲げ加工して成る冷媒チューブを曲管部側から挿入し、固定する工程より成る熱交換器の製造方法。
  2. 切断ダイにより前記フィンカラー付き丸穴部を固定し、切断パンチにより固定された前記フィンカラーを切断しながら前記丸穴部相互間のストレート部を切断して、前記ドッグボーン方式の長孔を形成する請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
  3. 前記第4の工程は、前記フィンカラーを切断するための傾斜部と前記フィンカラー付き丸穴部の相互間の任意の箇所を切断するための水平部とを有した切断パンチと、前記フィンカラー付き丸穴部が挿入される略半円筒状部を有した切断ダイと、を備え、前記フィンカラー付き丸穴部に前記切断ダイの前記略半円筒状部が挿入され、前記切断パンチの前記傾斜部が前記切断ダイの前記略半円筒状部を通過する際に、前記切断パンチの前記傾斜部によって前記フィンカラーを切断しながら、前記切断パンチの前記水平部によって前記フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断する請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
  4. フィンカラー付き丸穴部と別のフィンカラー付き丸穴部との間の任意の箇所を切断し長孔を形成する工程において、前記フィンカラー付き丸穴部に挿入される切断パンチ受け用の略半円筒状ダイ部の最低肉厚を1mm以上としたことを特徴とする請求項に記載の熱交換器の製造方法。
  5. 長孔のストレート部の抜き幅が、円弧部内径をdとしたとき、d−2mm以下にしたことを特徴とする請求項1に記載の熱交換器の製造方法。
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