JP2002130918A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2002130918A
JP2002130918A JP2000319029A JP2000319029A JP2002130918A JP 2002130918 A JP2002130918 A JP 2002130918A JP 2000319029 A JP2000319029 A JP 2000319029A JP 2000319029 A JP2000319029 A JP 2000319029A JP 2002130918 A JP2002130918 A JP 2002130918A
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JP
Japan
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evaporator
pipe
defrosting
refrigerant
refrigerator
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Application number
JP2000319029A
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English (en)
Inventor
Masaki Sunada
正樹 砂田
Kiyonori Yamamoto
清則 山本
Yuuji Kishinaka
裕司 岸中
Mikihiro Nakayama
幹啓 中山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/06Removing frost
    • F25D21/08Removing frost by electric heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/12Inflammable refrigerants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/04Refrigerators with a horizontal mullion

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可燃性冷媒を含む混合冷媒、あるいは単一成
分の可燃性冷媒を用いた冷蔵庫で、冷媒発火温度以下の
除霜加熱手段を用いることによる除霜性能の低下を補う
ものである。 【解決手段】 蒸発器5の冷媒入口パイプ7または冷媒
出口パイプの少なくとも1本のパイプの除霜を、加熱手
段6から前記蒸発器5を介して接触熱伝導あるいは近傍
配置により行う構造としたことにより、低温化した除霜
手段6を使用しても、蒸発器5周辺に付着した霜を融解
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可燃性冷媒を用い
た冷凍冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境保護の観点から、CFC
−12が使用されていた冷凍冷蔵庫用の代替冷媒とし
て、HFC−134aに切り替わってきている。
【0003】しかし、HFC−134aは、オゾン層保
護の目的は達成できるが、地球温暖化防止の観点から
は、完全とは言えない。そこで、温暖化係数の極めて小
さい冷媒としては、HC(ハイドロカーボン)系の冷媒
が注目されてきている。
【0004】以下、図面を参照しながら、代替冷媒HF
C−134aを使用した従来の冷凍冷蔵庫を説明する。
【0005】図8は、従来の冷凍冷蔵庫の断面模式図、
図9は前記冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の正面図である。図
8,図9において、1は断熱箱体、2は圧縮機、3は凝
縮器、4は減圧装置、5は蒸発器、6は除霜手段、7は
蒸発器冷媒入口パイプ、8は蒸発器冷媒出口パイプ、9
はドレンパンである。
【0006】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0007】まず、断熱箱体1と、圧縮機2,凝縮器
3,減圧装置4,蒸発器5の構成要素を配管で接続し、
代替冷媒HFC−134aを封入して冷凍サイクルを構
成する。次に蒸発器5は断熱箱体1内部に設置されてお
り、蒸発器5を所定の温度で加熱する除霜手段6が蒸発
器5の下部に配設されている。蒸発器5の冷媒入口パイ
プ7と冷媒出口パイプ8は、蒸発器5の上部に配設され
ている。ドレンパン9は、蒸発器5と除霜手段6の最下
部に配設されている。前記除霜手段6は電気除霜ヒータ
で、定期的に冷凍冷蔵庫の冷却運転で蒸発器5,冷媒入
口パイプ7,冷媒出口パイプ8,ドレンパン9に付いた
霜を輻射熱により融解させる。特に除霜手段6から最も
離れた冷媒入口パイプ7と冷媒出口パイプ8に付いた霜
を融解させるために、除霜手段6は高温となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、代替冷媒HFC−134aを封入した冷凍
サイクルで構成されており、HC系冷媒を封入した冷凍
サイクルで冷凍冷蔵庫を構成した場合、HC系冷媒は可
燃性があり、着火源があれば、容積が小さい冷蔵庫内部
へ冷媒が漏れた時、少量の漏れでも爆発限界になる。こ
のため、冷蔵庫内部に冷媒が漏れても、引火しないよう
に、発熱する電気除霜ヒータなどの除霜手段は、冷媒発
火点以下の温度で使用する必要がある。したがって、従
来の電気除霜ヒータなどの除霜手段は、低温化せねばな
らず、蒸発器,冷媒入口パイプ,冷媒出口パイプ,ドレ
ンパンなどに付いた霜を融解させる性能が低下する。特
に除霜手段から最も離れた冷媒入口パイプと冷媒出口パ
イプに付いた霜を融解させることが困難となるという欠
点があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するもので、低
温化した除霜手段を使用しても、蒸発器周辺に付着した
霜を融解し易くする冷凍冷蔵庫を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
本発明は、断熱箱体と、圧縮機,凝縮器,減圧装置,蒸
発器の構成要素を配管で接続し、可燃性冷媒を含む混合
冷媒あるいは単一成分からなる可燃性冷媒を封入してな
る冷凍サイクルを設置した冷蔵庫において、前記蒸発器
を前記断熱箱体内部に設置し、前記蒸発器を冷媒発火温
度以下の温度で加熱し除霜する加熱手段を備え、且つ前
記蒸発器の冷媒出入口に接続される少なくとも1本のパ
イプの除霜を、前記加熱手段から前記蒸発器を介して接
触熱伝導あるいは近傍配置により行う構造としたもので
ある。
【0011】これにより、低温化した除霜手段を使用し
ても、蒸発器周辺に付着した霜を融解することが容易と
なる。
【0012】また、本発明は、前記蒸発器のフィンに切
欠を設けて、前記蒸発器出入口に接続される少なくとも
1本のパイプを、前記切欠の中に埋設したものである。
【0013】これにより、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段
から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容
易となる。
【0014】また、本発明は、前記フィンの切欠に縁立
を設けて、前記蒸発器出入口に接続される少なくとも1
本のパイプを、前記縁立に接触固定したものである。
【0015】これにより、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと強固に接触し、前記加
熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除
霜が容易となる。
【0016】また、本発明は、前記蒸発器出入口に接続
される少なくとも1本のパイプを、前記蒸発器のフィン
の端部に接触するよう配設したものである。
【0017】これにより、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段
から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容
易となる。
【0018】また、本発明は、前記蒸発器出入口に接続
される少なくとも1本のパイプを、クランプ装置を用い
て前記蒸発器フィンに接触固定したものである。
【0019】これにより、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段
から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容
易となることはもとより、前記出入口パイプからの振動
により、蒸発器のフィンに微妙な震えをおこさせる可能
性を確実に解消させることができる。
【0020】また、本発明は、前記クランプ装置とし
て、蒸発器端部の側板を用いたものである。
【0021】これにより、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段
から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容
易となることと、前記出入口パイプからの振動により、
蒸発器のフィンに微妙な震えをおこさせる可能性を確実
に解消させること、さらには、別部品のクランプ装置を
取り付けることなく、蒸発器側板を前記出入口パイプの
固定用として兼用でき、コストの低減を図ることができ
る。
【0022】また、本発明は、蒸発器を除霜する加熱手
段にパイプヒータを用い、且つ前記蒸発器に接続される
アキュムレータに前記パイプヒータを接触固定するよう
配設したものである。
【0023】これにより、前記蒸発器に接続されるアキ
ュムレータにおいても、除霜手段から直接熱が伝わり、
確実に除霜を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、断熱箱体と、圧縮機,凝縮器,減圧装置,蒸発器の
構成要素を配管で接続し、可燃性冷媒を含む混合冷媒あ
るいは単一成分からなる可燃性冷媒を封入してなる冷凍
サイクルを配置した冷蔵庫において、前記蒸発器を前記
断熱箱体内部に設置し、前記蒸発器を冷媒発火温度以下
の温度で加熱し除霜する加熱手段を備え、且つ前記蒸発
器の冷媒出入口に接続される少なくとも1本のパイプの
除霜を、前記加熱手段から前記蒸発器を介して接触熱伝
導あるいは近傍配置により行う構造としたものであり、
低温化した除霜手段を使用しても、蒸発器周辺に付着し
た霜を融解することが容易となる作用を有する。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、蒸発器のフィンに切欠を設けて、前記
蒸発器出入口に接続される少なくとも1本のパイプを、
前記切欠の中に埋設したものであり、前記蒸発器出入口
に接続されるパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前
記加熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くな
り、除霜が容易となる作用を有する。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、蒸発器出入口に接続される少なくとも
1本のパイプを、前記蒸発器のフィン端部に接触するよ
う配設したものであり、前記蒸発器出入口に接続される
パイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段か
ら前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容易
となる作用を有する。
【0027】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、蒸発器を除霜する加熱手段にパイプヒー
タを用い、且つ前記蒸発器に接続されるアキュムレータ
に前記パイプヒータを接触固定するよう配設したもので
あり、前記蒸発器に接続されるアキュムレータにおいて
も、除霜手段から直接熱が伝わり、確実に除霜を行える
作用を有する。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の発明に、さらに、フィンの切欠に縁立を設けて、蒸発
器出入口に接続される少なくとも1本のパイプを、前記
縁立に接触固定したものであり、前記蒸発器出入口に接
続されるパイプが前記蒸発器のフィンと強固に接触し、
前記加熱手段から前記蒸発器を介して熱がより伝わり易
くなり、除霜が容易となる作用を有する。
【0029】請求項6に記載の発明は、請求項2および
4記載の発明において、蒸発器出入口に接続される少な
くとも1本のパイプを、クランプ装置を用いて前記蒸発
器フィンに接触固定したものであり、前記蒸発器出入口
に接続されるパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前
記加熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くな
り、除霜が容易となることはもとより、前記出入口パイ
プからの振動により、蒸発器のフィンに微妙な震えをお
こさせる可能性を確実に解消させる作用を有する。
【0030】請求項7に記載の発明は、請求項5に記載
の発明に、さらに、クランプ装置として、蒸発器端部の
側板を用いるものであり、前記蒸発器出入口に接続され
るパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱手段
から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜が容
易となることと、前記出入口パイプからの振動により、
蒸発器のフィンに微妙な震えをおこさせる可能性を確実
に解消させること、さらには、別部品のクランプ装置を
取り付けることなく、蒸発器側板を前記出入口パイプの
固定用として兼用でき、コストの低減を図る作用を有す
る。
【0031】
【実施例】以下、本発明による冷凍冷蔵庫の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0032】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
よる冷凍冷蔵庫の断面模式図である。図2は、同実施例
の蒸発器周辺の正面図である。
【0033】図1,図2において、1は断熱箱体、2は
圧縮機、3は凝縮器、4は減圧装置、5は蒸発器、6は
除霜手段、7は蒸発器冷媒入口パイプ、8は蒸発器冷媒
出口パイプ、9はドレンパンである。
【0034】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0035】まず、断熱箱体1と、圧縮機2,凝縮器
3,減圧装置4,蒸発器5の構成要素を配管で接続し、
HC系冷媒を封入して冷凍サイクルを構成する。ここで
はHC系冷媒としてR600a(イソブタン)を例に説
明する。次に、蒸発器5は断熱箱体1内部に設置されて
おり、蒸発器5を所定の温度で加熱する除霜手段6が蒸
発器5の下部に配設されている。蒸発器5の冷媒入口パ
イプ7と冷媒出口パイプ8は、蒸発器5の上部に近傍し
て配設されている。ドレンパン9は、蒸発器5と除霜手
段6の最下部に配設されている。前記除霜手段6は電気
除霜ヒータで、R600aの発火温度460℃以下で加
熱するようにできており、定期的に蒸発器5周辺に付い
た霜を輻射熱により融解させる。
【0036】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、断
熱箱体1と、圧縮機2,凝縮器3,減圧装置4,蒸発器
5の構成要素を配管で接続し、可燃性冷媒を含む混合冷
媒あるいは単一成分からなる可燃性冷媒を封入してなる
冷凍サイクルを設置した冷蔵庫であり、前記蒸発器5を
前記断熱箱体1内部に設置し、前記蒸発器5を冷媒発火
温度以下の温度で加熱し除霜する加熱手段6を備え、且
つ前記蒸発器5の冷媒出入口に接続される少なくとも1
本のパイプ7または8の除霜を、前記加熱手段6から前
記蒸発器5を介して接触熱伝導あるいは近傍配置により
行う構造としたもので、低温化した除霜手段6を使用し
ても、蒸発器5周辺に付着した霜を融解することが容易
となる。
【0037】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
よる蒸発器上部の拡大斜視図である。
【0038】図3において、10は蒸発器のフィン、1
1はフィンの切欠である。
【0039】本実施例は、実施例1による冷凍冷蔵庫に
おいて、蒸発器のフィン10に切欠11を設けたもので
ある。
【0040】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0041】まず、蒸発器5のフィン10に切欠11を
設けて、蒸発器冷媒入口パイプ7または蒸発器冷媒出口
パイプ8を、切欠11の中に埋設する。したがって、加
熱手段6から蒸発器5を介して熱が伝わり、蒸発器5の
フィン10から直接熱が蒸発器冷媒入口パイプ7または
蒸発器冷媒出口パイプ8に伝わるので、除霜が容易とな
る。
【0042】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、実
施例1と同様の構成において、蒸発器5のフィン10に
切欠11を設けて、前記蒸発器5出入口に接続される少
なくとも1本のパイプ7または8を、前記切欠11の中
に埋設したものであり、前記蒸発器5出入口に接続され
るパイプ7または8が前記蒸発器5のフィン10と接触
し、前記加熱手段6から前記蒸発器5を介して熱が伝わ
り易くなり、除霜が容易となる。
【0043】(実施例3)図4は、本発明の実施例3に
よる蒸発器上部の拡大斜視図である。
【0044】図4において、12はフィン切欠部の縁立
である。
【0045】本実施例は、実施例2による冷凍冷蔵庫
に、さらに、蒸発器5のフィン10に付けた切欠11に
縁立12を設けたものである。
【0046】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0047】まず、フィン10の切欠11に縁立12を
設けて、蒸発器冷媒入口パイプ7または蒸発器冷媒出口
パイプ8を、切欠11の縁立12に接触固定する。した
がって、フィン10の板厚分の接触よりも、縁立12の
高さ分の接触する面積が増えるので、蒸発器冷媒入口パ
イプ7または蒸発器冷媒出口パイプ8に、加熱手段6か
らの熱が有効に伝わり、除霜がさらに容易となる。
【0048】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、実
施例2の構成に、さらに、フィン10に切欠11に縁立
12を設けて、蒸発器5出入口に接続される少なくとも
1本のパイプ7または8を、前記縁立12に接触固定し
たものであり、前記蒸発器5出入口に接続されるパイプ
7または8が前記蒸発器5のフィン10と強固に接触
し、前記加熱手段6から前記蒸発器5を介して熱がより
伝わり易くなり、除霜が容易となる。
【0049】(実施例4)図5は、本発明の実施例4に
よる蒸発器周辺の正面図である。
【0050】図5において、13はクランプ装置であ
る。14は蒸発器メインパイプである。
【0051】本実施例は、実施例1による冷凍冷蔵庫に
おいて、蒸発器5と蒸発器冷媒入口パイプ7または蒸発
器冷媒出口パイプ8を、クランプ装置13によりフィン
10に強固に固定するようにしたものである。
【0052】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0053】まず、蒸発器冷媒入口パイプ7または蒸発
器冷媒出口パイプ8を、クランプ装置13を用いて前記
蒸発器5のフィン10に接触固定する。クランプ装置1
3は結束バンドなどを用い、蒸発器メインパイプ14と
前記冷媒出入口パイプ7または8を結束するので、蒸発
器5のフィン10と確実に接触される。また、蒸発器5
への冷媒の吐出流による振動で、フィン10と微妙に接
触し、雑音がするなどの問題も解決できる。
【0054】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、実
施例2および4の構成において、蒸発器出入口に接続さ
れる少なくとも1本のパイプ7または8を、クランプ装
置13を用いて前記蒸発器5のフィン10に接触固定し
たものであり、前記蒸発器5出入口に接続されるパイプ
7または8が前記蒸発器5のフィン10と接触し、前記
加熱手段6から前記蒸発器5を介して熱が伝わり易くな
り、除霜が容易となることはもとより、前記出入口パイ
プ7または8からの振動により、蒸発器5のフィン10
に微妙な震えをおこさせる可能性を確実に解消できる。
【0055】(実施例5)図6は、本発明の実施例5に
よる蒸発器周辺の正面図である。
【0056】図6において、15は蒸発器の側板であ
る。
【0057】本実施例は、実施例4による冷凍冷蔵庫の
クランプ装置13を、蒸発器5の側板15を用いて、兼
用させるようにしたものである。
【0058】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0059】まず、蒸発器冷媒入口パイプ7または蒸発
器冷媒出口パイプ8を、蒸発器5の側板15を用いてク
ランプし、前記蒸発器5のフィン10に接触固定する。
側板15は、パイプをかしめ止めできるような構造とな
っている。したがって、結束バンドなどを用いずに、蒸
発器メインパイプ14と前記冷媒出入口パイプ7または
8を固定できるので、蒸発器5のフィン10と確実に接
触されることで除霜が容易となることはもとより、蒸発
器5への冷媒の吐出流による振動で、フィン10と微妙
に接触し、雑音がするなどの問題も解決できる。
【0060】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、実
施例4の構成に、さらに、クランプ装置として、蒸発器
5端部の側板15を用いるものであり、前記蒸発器5出
入口に接続されるパイプ7または8が前記蒸発器5のフ
ィン10と接触し、前記加熱手段6から前記蒸発器5を
介して熱が伝わり易くなり、除霜が容易となることと、
前記出入口パイプ7または8からの振動により、蒸発器
5のフィン10に微妙な震えをおこさせる可能性を確実
に解消させること、さらには、別部品のクランプ装置1
3を取り付けることなく、蒸発器5の側板15を前記出
入口パイプ7または8の固定用として兼用でき、コスト
の低減を図ることができる。
【0061】(実施例6)図7は、本発明の実施例6に
よる蒸発器周辺の正面図である。
【0062】図7において、16はパイプヒータ、17
はアキュムレータである。
【0063】本実施例は、実施例1による冷凍冷蔵庫に
おいて、除霜用の加熱手段6として、パイプヒータを使
用し、蒸発器出口側に接続されたアキュムレータ17の
除霜についてもパイプヒータとの直接接触により行うも
のである。
【0064】以上のように構成された冷凍冷蔵庫につい
て、以下その動作を説明する。
【0065】まず、蒸発器5のフィン10と側板15に
パイプヒータ取付用のスロットを設け、パイプヒータ1
6を蛇行状に折り曲げて、前記スロットに接触固定す
る。このとき、パイプヒータ16は、蒸発器5出口側に
接続されたアキュムレータ17に接触するように折り曲
げられている。冷蔵庫の除霜運転時には、パイプヒータ
17は加熱され、蒸発器5に付着した霜を融解する。ま
た、冷媒出入口パイプ7または8に付着した霜について
は、蒸発器5のフィン10を介して、主に熱伝導で融解
される。アキュムレータ17についても、蒸発器5から
の雰囲気加熱により暖められるが、前記構成にしたこと
で、パイプヒータ17との直接接触により、強力に加熱
され、霜を融解することができる。
【0066】以上のように本実施例の冷凍冷蔵庫は、実
施例1の構成で、蒸発器を除霜する加熱手段6にパイプ
ヒータ16を用い、且つ前記蒸発器5に接続されるアキ
ュムレータ17に前記パイプヒータ17を接触固定する
よう配設したものであり、前記蒸発器5に接続されるア
キュムレータ17においても、除霜手段から直接熱が伝
わり、確実に除霜を行うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の発明は、断熱箱体と、圧縮機,凝縮器,減圧装
置,蒸発器の構成要素を配管で接続し、可燃性冷媒を含
む混合冷媒あるいは単一成分からなる可燃性冷媒を封入
してなる冷凍サイクルを設置した冷蔵庫において、前記
蒸発器を前記断熱箱体内部に設置し、前記蒸発器を冷媒
発火温度以下の温度で加熱し除霜する加熱手段を備え、
且つ前記蒸発器の冷媒出入口に接続される少なくとも1
本のパイプの除霜を、前記加熱手段から前記蒸発器を介
して接触熱伝導あるいは近傍配置により行う構造とした
ものであり、低温化した除霜手段を使用しても、蒸発器
周辺に付着した霜を融解することが容易となる。
【0068】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、蒸発器のフィンに切欠を設け
て、前記蒸発器出入口に接続される少なくとも1本のパ
イプを、前記切欠の中に埋設したものであり、前記蒸発
器出入口に接続されるパイプが前記蒸発器のフィンと接
触し、前記加熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり
易くなり、除霜が容易となる。
【0069】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、蒸発器出入口に接続される少な
くとも1本のパイプを、前記蒸発器のフィン端部に接触
するよう配設したものであり、前記蒸発器出入口に接続
されるパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加熱
手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除霜
が容易となる。
【0070】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
記載の発明において、蒸発器を除霜する加熱手段にパイ
プヒータを用い、且つ前記蒸発器に接続されるアキュム
レータに前記パイプヒータを接触固定するよう配設した
ものであり、前記蒸発器に接続されるアキュムレータに
おいても、除霜手段から直接熱が伝わり、確実に除霜を
行うことができる。
【0071】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
に記載の発明に、さらに、フィンの切欠に縁立を設け
て、蒸発器出入口に接続される少なくとも1本のパイプ
を、前記縁立に接触固定したものであり、前記蒸発器出
入口に接続されるパイプが前記蒸発器のフィンと強固に
接触し、前記加熱手段から前記蒸発器を介して熱がより
伝わり易くなり、除霜が容易となる。
【0072】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
および4記載の発明において、蒸発器出入口に接続され
る少なくとも1本のパイプを、クランプ装置を用いて前
記蒸発器フィンに接触固定したものであり、前記蒸発器
出入口に接続されるパイプが前記蒸発器のフィンと接触
し、前記加熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易
くなり、除霜が容易となることはもとより、前記出入口
パイプからの振動により、蒸発器のフィンに微妙な震え
をおこさせる可能性を確実に解消することができる。
【0073】また、請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載の発明に、さらに、クランプ装置として、蒸発器
端部の側板を用いるものであり、前記蒸発器出入口に接
続されるパイプが前記蒸発器のフィンと接触し、前記加
熱手段から前記蒸発器を介して熱が伝わり易くなり、除
霜が容易となることと、前記出入口パイプからの振動に
より、蒸発器のフィンに微妙な震えをおこさせる可能性
を確実に解消させること、さらには、別部品のクランプ
装置を取り付けることなく、蒸発器側板を前記出入口パ
イプの固定用として兼用でき、コストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷凍冷蔵庫の実施例1の断面模式
【図2】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の実施例1
の正面図
【図3】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器上部の実施例2
の拡大斜視図
【図4】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器上部の実施例3
の拡大斜視図
【図5】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の実施例4
の正面図
【図6】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の実施例5
の正面図
【図7】本発明による冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の実施例6
の正面図
【図8】従来の冷凍冷蔵庫の断面模式図
【図9】従来の冷凍冷蔵庫蒸発器周辺の正面図
【符号の説明】
1 断熱箱体 2 圧縮機 3 凝縮器 4 減圧装置 5 蒸発器 6 除霜用加熱手段 7 蒸発器冷媒入口パイプ 8 蒸発器冷媒出口パイプ 9 ドレンパン 10 蒸発器のフィン 11 フィンの切欠 12 フィンの切欠部の縁立 13 クランプ装置 14 蒸発器メインパイプ 15 蒸発器の側板 16 パイプヒータ 17 アキュムレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸中 裕司 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 中山 幹啓 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA06 AA07 BA01 CA02 DA02 EA01 GA04 HA01 PA04 3L046 AA06 AA07 BA01 CA07 DA05 MA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱箱体と、圧縮機,凝縮器,減圧装
    置,蒸発器の構成要素を配管で接続し、可燃性冷媒を含
    む混合冷媒あるいは単一成分からなる可燃性冷媒を封入
    してなる冷凍サイクルを設置した冷蔵庫において、前記
    蒸発器を前記断熱箱体内部に設置し、前記蒸発器を冷媒
    発火温度以下の温度で加熱し除霜する加熱手段を備え、
    且つ前記蒸発器の冷媒出入口に接続される少なくとも1
    本のパイプの除霜を、前記加熱手段から前記蒸発器を介
    して接触熱伝導あるいは近傍配置により行う構造とした
    ことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 蒸発器のフィンに切欠を設けて、前記蒸
    発器出入口に接続される少なくとも1本のパイプを、前
    記切欠の中に埋設したことを特徴とする請求項1記載の
    冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 蒸発器出入口に接続される少なくとも1
    本のパイプを、前記蒸発器のフィン端部に接続するよう
    配設したことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 蒸発器を除霜する加熱手段にパイプヒー
    タを用い、且つ前記蒸発器に接続されるアキュムレータ
    に前記パイプヒータを接触固定するよう配設したことを
    特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 フィンの切欠に縁立を設けて、蒸発器出
    入口に接続される少なくとも1本のパイプを、前記縁立
    に接触固定したことを特徴とする請求項2記載の冷凍冷
    蔵庫。
  6. 【請求項6】 蒸発器出入口に接続される少なくとも1
    本のパイプを、クランプ装置を用いて前記蒸発器フィン
    に接触固定したことを特徴とする請求項2または3のい
    ずれか一項に記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 クランプ装置として、蒸発器端部の側板
    を用いることを特徴とする請求項6記載の冷凍冷蔵庫。
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