JP3930340B2 - 回転電機 - Google Patents

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    • H02K2203/12Machines characterised by the bobbins for supporting the windings

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機に関し、特に、分割型の突極構造を有するラジアルギャップ型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、軟磁性板材(珪素鋼板等)の平板リング状コイルから放射状に複数個の突極を形成し、これを軸方向に多数枚積層してアーマチュアを形成した回転電機が知られている。
【0003】
この従来の回転電機では、複数個の突極を有する状態で一体的にプレス抜き加工するため、構造上突極が分割されず、磁気効率が優れている(磁気抵抗が小さい)という利点がある。
【0004】
しかしながら、小型機の場合には、巻線は各突極に直巻きされるのが普通であるため、巻線作業が煩雑であるという欠点があった。特にインナーロータ型の回転電機の場合、巻線作業は困難を極める。この結果、巻線作業に長時間を要するとともに巻線の占積率を上げることができないという問題点があった。またこの場合、巻線がフライヤ巻きとなるため、巻線作業時に線材に対してねじれのストレスが加わり、巻線部の絶縁信頼性を上げることができないという問題点があった。
【0005】
このような状況の中、近年では、エネルギー積の高い希土類磁石が開発されたこと、またコンピュータを駆使した磁気回路解析によって回転電機の構造を見直すことによって、突極を分割した構造であっても所望のモータ特性を得ることができるようになってきた。このような突極を分割した構造にすると、磁気抵抗が多少増大するが、それにも増して、巻線作業が容易になること、また占積率を上げることができることが大きな利点となる。
【0006】
このことから、最近では、分割アーマチュア型の回転電機の方が総合的に見て高性能化および低コスト化が図れることがわかり、今日ではアーマチュアの分割化の要求度が高まってきた。
【0007】
この分割型アーマチュアの一例としては、前述の軸方向に複数枚の平板を積層する従来型構成のアーマチュアヨークを突極部分ごとに軸と平行な方向に分割し、この分割した突極部分ごとに巻線を施し、その後、分割した箇所をレーザで溶接するなどの方法によって接合してアーマチュアに再構成するものが知られている。
【0008】
しかし、この方法で作製したアーマチュアの場合、従来のアーマチュアを一旦分割し、その後に再度結合するため、手間がかかるという煩わしさがある。また、再結合の際には積層状態を確保しながら行わなければならないので、組立精度が十分保証された金型等に組付け且つ1枚1枚確実に溶接作業を行う必要があり、精度維持が難しく作業性が悪いという問題がある。また、何と言っても接合(溶接)箇所は機械的、磁気的特性が著しく劣化する等の欠点があるため、結果的には完成度に今一つ問題がある。
【0009】
そこで、本発明者らは、特開2001−238377号公報として、分割した複数の突極とこれらの突極を磁気的および機械的に接続するリングとを用いて構成したラジアルギャップ型回転電機の分割アーマチュアにおいて、突極の位置決めおよび固定をするための極歯リングと、磁気的不連続性による漏洩磁束の低減を図るためのステータリングとを用いる構成を開示した。
【0010】
図10は、従来の分割アーマチュアの回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【0011】
なお、特開2001−238377号公報で開示した回転電機では突極の位置決めおよび固定をするための極歯リングを設けているが、この図10に示す回転電機では分かりやすさのため極歯リングを省略して示しており、極歯リングの有無はどちらでもかまわない。
【0012】
図10において、106は突極、110はアーマチュア組立体、12はフランジ、20はロータ組立体、21はシャフト、134は極歯、136はボビン、136bおよび136cはボビン136の鍔部、136gはボビン136の巻線部、138はマグネットワイヤ、60は樹脂、100はステータリングである。
【0013】
図10に示すように、従来の分割アーマチュアの回転電機では、複数枚の薄い鋼板を重ね合わせて構成される極歯134を保持するボビン136は、その巻線部136gの両端に鍔部136bおよび136cを有しており、ボビン136に捲回されるマグネットワイヤ138の捲き崩れ防止策として、通常、鍔部136bおよび136cは、マグネットワイヤ138が捲回されるコイル外形幅より大きくなるように形成されている。
【0014】
また、各突極間にモールド樹脂60を注入することで、各突極間およびマグネットワイヤの固定をより強固なものとしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のような従来の回転電機においては、以下のような問題があった。
【0016】
上記のボビン136のステータリング100側の鍔部である鍔部136bの、ステータリング100の円周方向の鍔の大きさは、コイル外形幅に応じて適宜決められるのが通常である。しかし、通常の大きさの鍔では各突極間に注入された樹脂60の膨張収縮によるストレスを受け、マグネットワイヤ138のコイル外周部に捲き崩れが生じ、マグネットワイヤ138の一部が金属製のステータリング100に直接に接触してしまい、絶縁不良を発生させやすいという問題があった。
【0017】
また、鍔部136bの大きさに関して、以下のような問題もある。この点について図11(a)、(b)および図12を参照して説明する。
【0018】
図11は、従来の回転電機における問題点を説明する図であり、(a)はボビンの鍔部のうちステータリング側のものの大きさをコイル外形幅に合わせた場合の部分断面図、(b)はボビンの鍔部のうちステータリング側のものの大きさをコイル外形幅よりも大きくした場合の部分断面図である。なお、図11(b)において、206は突極、238はマグネットワイヤ、236bおよび236cは鍔部である。
【0019】
図11(a)と図11(b)とを比較して分かるように、ステータリング内面が円弧を有するため、ボビンの鍔部のうちステータリング側のものを大きくすると、その分だけ巻線スペースが減ってしまうことになる。
【0020】
すなわち、モールド樹脂60によるストレスを受けてもマグネットワイヤ138がステータリング100の内面に接触することがないようにするため、図11(b)のように鍔部を単純に大きくしたのでは、巻線スペースが減って回転電機におけるコイルの占積率が低下し、所望のモータ特性を得ることができなくなってしまうという問題がある。
【0021】
また、図11(b)において、ステータリング100の内面が円弧を有するにもかかわらず鍔部236の形状が平坦であることが問題であるとすれば、この鍔部の形状をステータリング100の内面にあった形にすることで解決するのではないかとも考えられるが、この場合にも以下のような問題がある。
【0022】
図12は、従来の回転電機における問題点を説明する図であり、ボビンの鍔部のうちステータリング側のものの形状を、ステータリングの内面に合わせた円弧を外側に有する三日月型にした上で、鍔部を大きくした場合の突極を示す図である。なお、図12において、306は突極、338はマグネットワイヤ、336bおよび336cは鍔部、336gは巻線部である。
【0023】
すなわち、図12に示すように、鍔部336gの形状をステータリング100(図12では図示せず)の内面に合わせた円弧を外側に有する形にすると、鍔部336bと鍔部336cとの間の巻線部336gの長さを長くすることができる。
【0024】
ところが、この巻線部336gに実際にマグネットワイヤ338を捲回してみると、鍔部336bの肩の部分が邪魔をして非常に捲きづらいし、また巻線時にこの肩にマグネットワイヤ338が接触しマグネットワイヤ338に支障をきたしてしまうという問題がある。
【0025】
さらに、この突極306の場合、せっかく巻線部336gを長く確保することができても、鍔部336bの肩の部分があるためマグネットワイヤ338を普通に捲くことができる部分は短く、図12に示すスペースSの部分が無駄になってしまうことになり、結局、マグネットワイヤとステータリングとの接触を防ぎ、且つ、回転電機におけるコイルの占積率を向上させることはできない。
【0026】
またさらに、このような回転電機においては、円筒状のステータリングの中心部にロータを設け、ステータリングとロータとの間に複数の突極(図10では6個の突極106)を設けているが、このような場合、円の中心側(ロータ側)よりも円周側の方(ステータリング側)ほど、ある突極と隣の突極とのスペースが広くなり、モールド樹脂60も多く必要となっている。
【0027】
すなわち、従来は、ステータリング内周面に近い個所ほど巻線に利用できない無駄スペースが、あるコイルと隣のコイルとの間に生じ、このためにコイル間に注入する樹脂量が多くなり、この多くなる分、作業時間やコストの面で問題となる。この問題は、特に長尺タイプ(たとえば長手寸法50mm程度)の回転電機において、その影響が顕著である。
【0028】
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、マグネットワイヤとステータリングとの接触を防ぎ、且つ、回転電機におけるコイルの占積率を向上させることができ、また、ステータリング内に注入するモールド樹脂の量を低減させることができる回転電機を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成するために、極歯を有する複数の突極と、ステータリングとを有し、前記突極を前記ステータリングで囲って磁気回路を形成する回転電機において、前記極歯を保持するとともにマグネットワイヤを捲回すためのボビンを有し、
前記ボビンが該ボビンに捲回された前記マグネットワイヤを保持するための鍔部を前記ステータリング側に有し、前記鍔部の側縁に可撓性を有する薄肉部を設け、一方の側縁には前記薄肉部に連接する中空柱状のダミー樹脂部を一体に設け、前記突極間にモールド樹脂を注入したことを特徴とする。
【0030】
また本発明は、前記ダミー樹脂部は前記薄肉部に連接する底部と脇部から形成され、前記底部と前記脇部が閉じて上部が開いた中空の柱状形状であることを特徴とする。
【0031】
また本発明は、前記ダミー樹脂部の上部が前記ステータリングの内周面に対向し、前記ダミー樹脂部の底部と脇部が前記モールド樹脂に接していることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0034】
図1は、本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【0035】
また、図2は、図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【0036】
図1および図2において、6は突極、10はアーマチュア組立体、12および13はフランジ、20はロータ組立体、21はシャフト、22はスリーブ、23はロータ界磁磁石、23aはロータ位置検出磁石部、24はスペーサ、25はボールベアリング、26はスリーブベアリング、27は予圧ホルダ、28は予圧ばね、34は極歯、34aは極歯34の先端面、36はボビン、36bおよび36cはボビン36の鍔部、36gはボビン36の巻線部、36eはボビン36のダミー樹脂部、36fおよび36iは可撓性を有するボビン36の薄肉部、38はマグネットワイヤ、40は端子、51はプリント配線板、52はホールセンサ、53はコネクタ端子、57はコネクタ、60は樹脂、100はステータリングである。
【0037】
なお、この実施の形態では、回転電機は、突極数が6個でロータ磁極数が8極の3相インナーロータ型DCブラシレスモータの場合を示す。
【0038】
また、この図1および図2は、アーマチュア組立体内部のロータ界磁磁石が入る部分を除く部分に樹脂を充填して一体的にモールドした、いわゆる樹脂一体モールドアーマチュア組立体を示している。
【0039】
このDCブラシレスモータは、アーマチュア組立体10と、その軸方向両端に設けられたフランジ12および13と、アーマチュア組立体10の内部に回転自在に配置されたロータ組立体20とで構成されている。
【0040】
アーマチュア組立体10は、外周に円筒状のステータリング100を有し、その内部に6個の突極6が60度の等角度間隔で放射状に配置されている。
【0041】
次に、突極6の構造について説明する。
【0042】
図3は、図1および図2に示した突極6を分解して示す斜視図であり、(a)は突極6のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極6のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【0043】
また、図4は、図1および図2に示した突極6を示す斜視図である。
【0044】
図3(a)、図3(b)および図4において、図1および図2と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0045】
突極6は、表面が絶縁された板厚0.5mmの電磁鋼板をほぼT字形状に加工し、これを7枚積層した図3(b)に示す極歯34を、図3(a)に示す樹脂製ボビン36の角穴36aに挿入し、ボビン36の鍔部36bと36cとの間の巻線部36gに、図4に示すようにマグネットワイヤ38を巻回して構成される。マグネットワイヤ38の端部はボビン36の片方の鍔部36cの下端に挿入された端子40にからげられる。
【0046】
極歯34は、ボビン36に挿入された際に、その先端部(図3(b)において左側の側縁)全体にわたって所定の高さだけ、鍔部36bの表面から突出するような寸法に形成されている。
【0047】
この極歯34の材料としては、電磁鋼板のほかに、たとえば軟磁性体粉を焼き固めたセラミックス成形品や、外周表面を絶縁処理した純鉄等のマイクロパウダーから成る軟磁性材料を焼き固めたいわゆる粉末冶金成形品のような軟磁性材を用いることもできるが、それらとは異なる軟磁性の金属板材で成分にFe−Ni−Cr系の金属材を用いると、高い透磁率が維持できるだけではなく、比較的電気抵抗率が高いために渦電流損を低減することができるという利点があると同時に、積層時各板材表面を防錆処理することなく用いても腐食の心配がないので、使用環境の厳しいところ(たとえば車載用)での使用に有効である。
【0048】
ボビン36の鍔部36cの両側縁には離れて2ヶ所にモールド用樹脂を注入するための樹脂注入穴を形成する凹部36dが形成されている。
【0049】
また、ボビン36の鍔部36bの一方の側縁には薄肉部36fが設けられ、鍔部36bの他方の側縁には薄肉部36iおよびダミー樹脂部36eが設けられている。薄肉部36f、薄肉部36iおよびダミー樹脂部36eの材質は、ボビン36bの他の部分と同じく、たとえば樹脂製でよい。
【0050】
このように本実施の形態のボビン36では、鍔部36bの両側縁に薄肉部36f、薄肉部36iおよびダミー樹脂部36eを設けることによってその幅を大きくし、これによって回転電機の組立時にマグネットワイヤ38がステータリング100に接触してしまうのを防ぐことができる。
【0051】
また、薄肉部36fおよびダミー樹脂部36eは、図12に示した鍔部336bのように内側に湾曲したものではないため、巻線部36gにマグネットワイヤ38を巻回す際に、マグネットワイヤ38が鍔部36bや薄肉部36fやダミー樹脂部36eが邪魔になって支障をきたすこともない。
【0052】
図5は、図1に示したアーマチュア組立体10を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極6が鍔部36cどうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)はステータリング100を示す斜視図である。
【0053】
図5(a)、(b)において、図1〜図4と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0054】
図5(a)に示すように、ステータリング100は軟磁性の金属製円筒形状をしており、このステータリング100の下端の切り欠き100aはコネクタ57(図1参照)の逃げ用の溝となっている。
【0055】
この実施の形態は、図5(a)に示す突極組立体に図5(b)に示すステータリング100をかぶせることによって磁気回路を形成する。このようにこの実施の形態では、上述の特開2001−238377号公報で開示した回転電機における極歯リングを省略しているが、本発明はこれに限られるものではなく、極歯リングを用いる場合にも適用できることは言うまでもない。
【0056】
次に、この実施の形態におけるボビン36の形状についてさらに詳しく説明する。
【0057】
図6は、図1および図2に示した第1の実施の形態のボビン36および極歯34を示す平面図であり、(a)はボビン36に極歯34を挿入した状態を示す図、(b)は(a)の状態にマグネットワイヤ38を捲き、ステータリング100をかぶせた状態を示す図である。
【0058】
図6(a)および図6(b)に示すように、ダミー樹脂部36eと鍔部36bとの間には薄肉の薄肉部36iが設けられ、この薄肉部36iが容易に曲がるようになっている。また、薄肉部36fも容易に曲がるようになっている。
【0059】
すなわち、本実施の形態では、ボビン36の巻線部36gにマグネットワイヤ38を捲回する巻線時には、図6(a)に示すように薄肉部36iがまっすぐになって捲き回しの邪魔にならないようにしており、図12に示した従来例と異なって、鍔部36bの内側部36hにまでマグネットワイヤ38を捲くことができる。
【0060】
また、ステータリング100の中に収容した組立後には、図6(b)に示すように薄肉部36iおよび薄肉部36fが曲がり、図11(b)に示した従来の鍔部236bのような余計な幅をとらないようにしている。
【0061】
ここで、ダミー樹脂部36eの形状について図7を参照してさらに説明する。
【0062】
図7は、図1および図2に示した第1の実施の形態のダミー樹脂部36eを示す斜視図である。
【0063】
図4や図6(a)等、さらに図7に示すように、ダミー樹脂部36eは、この実施の形態においては中空の三角柱の形状をしており、このダミー樹脂部36eの上部36kが開き、脇部36mおよび底部36nが閉じた構成となっている。
【0064】
このような形状のダミー樹脂部36eを備えた本実施の形態によれば、図2に示したように、ダミー樹脂部36eがあるがために樹脂60のスペースが、図10に示した従来例と比べて小さくて済んでいる。このため本実施の形態によれば、モールドに必要な樹脂の量が少なくて済み、コスト的に有利になるという効果がある。
【0065】
上述のように、この第1の実施の形態では、薄肉部36iの先端に、鍔部36bの内側部36hの延長線よりも外側(組み立てたときのステータリング100側)に底部36nを有するダミー樹脂部36eを、薄肉部36iと一体で設けている。
【0066】
これによって、コイル間注入樹脂量の削減が図られるとともに、注入時間を削減し、1ショットによる取り数が上がり、作業効率が向上する。また、モールド機は安価な小型機でも対応可能となる。
【0067】
なお、以上説明した第1の実施の形態では、図7に示したように中空の三角柱の形状のダミー樹脂部36eを用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、たとえば図8に示すようなダミー樹脂部を用いてもよい。
【0068】
図8は、本発明の第2の実施の形態のダミー樹脂部を示す斜視図である。
【0069】
この第2の実施の形態のダミー樹脂部436eは、薄肉部436iを介してボビンの鍔部につながり、上部436kが開き、脇部436mおよび底部436nが閉じた構成であり、中空の半円柱状の形状になっている。このようにダミー樹脂部の形状は様々なものであってかまわない。
【0070】
次に、さらに別の実施の形態について説明する。
【0071】
図9は、本発明の第3の実施の形態のボビン536および極歯34を示す平面図であり、(a)はボビン536に極歯34を挿入した状態を示す図、(b)は(a)の状態にマグネットワイヤ38を捲き、ステータリング100をかぶせた状態を示す図である。
【0072】
図9(a)および図9(b)において、536はボビン、536bおよび536cは鍔部、536gは巻線部、536hは鍔部536bの内側部、536fおよび536iは薄肉部、536jはダミー樹脂部である。
【0073】
図9(a)および図9(b)に示すように、この第2の実施の形態では、ダミー樹脂部536jは、鍔部536bの一方の側縁の薄肉部536iを延伸した形状になっている。このダミー樹脂部536jはマグネットワイヤが巻きくずれることによりステータリングと接触することを防止している。
【0074】
このような形状のダミー樹脂部であっても、第1の実施の形態と同様に、ボビン536の巻線部536gにマグネットワイヤ38を捲回す巻線時には、図9(a)に示すように薄肉部536iおよびダミー樹脂部536jがまっすぐになって捲き回しの邪魔にならないようにし、ステータリング100の中に収容した組立後には、図9(b)に示すように薄肉部536iおよび薄肉部536fが曲がり、図11(b)に示した従来の鍔部236bのような余計な幅をとらないようにすることができる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、マグネットワイヤとステータリングとの接触を防ぎ、且つ、回転電機におけるコイルの占積率を向上させることができ、また、ステータリング内に注入するモールド樹脂の量を低減させることができる回転電機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【図2】図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【図3】図1および図2に示した突極を分解して示す斜視図であり、(a)は突極のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【図4】図1および図2に示した突極を示す斜視図である。
【図5】図1に示したアーマチュア組立体を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極が鍔部どうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)はステータリングを示す斜視図である。
【図6】図1および図2に示した第1の実施の形態のボビンおよび極歯を示す平面図であり、(a)はボビンに極歯を挿入した状態を示す図、(b)は(a)の状態にマグネットワイヤを捲き、ステータリングをかぶせた状態を示す図である。
【図7】図1および図2に示した第1の実施の形態のダミー樹脂部を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のダミー樹脂部を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態のボビンおよび極歯を示す平面図であり、(a)はボビンに極歯を挿入した状態を示す図、(b)は(a)の状態にマグネットワイヤを捲き、ステータリングをかぶせた状態を示す図である。
【図10】従来の分割アーマチュアの回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【図11】従来の回転電機における問題点を説明する図であり、(a)はボビンの鍔部のうちステータリング側のものの大きさをコイル外形幅に合わせた場合の部分断面図、(b)はボビンの鍔部のうちステータリング側のものの大きさをコイル外形幅よりも大きくした場合の部分断面図である。
【図12】従来の回転電機における問題点を説明する図であり、ボビンの鍔部のうちステータリング側のものの形状を、ステータリングの内面に合わせた円弧を外側に有する三日月型にした上で、鍔部を大きくした場合の突極を示す図である。
【符号の説明】
6 突極
10 アーマチュア組立体
12、13 フランジ
20 ロータ組立体
21 シャフト
22 スリーブ
23 ロータ界磁磁石
23a ロータ位置検出磁石部
24 スペーサ
25 ボールベアリング
26 スリーブベアリング
27 予圧ホルダ
28 予圧ばね
34 極歯
34a 先端面
36 ボビン
36a 角穴
36b、36c 鍔部
36d 凹部
36e ダミー樹脂部
36f、36i 薄肉部
36g 巻線部
36h 内側部
38 マグネットワイヤ
40 端子
51 プリント配線板
52 ホールセンサ
53 コネクタ端子
57 コネクタ
60 樹脂
100 ステータリング
100a 切り欠き

Claims (3)

  1. 極歯を有する複数の突極と、ステータリングとを有し、前記突極を前記ステータリングで囲って磁気回路を形成する回転電機において、
    前記極歯を保持するとともにマグネットワイヤを捲回すためのボビンを有し、
    前記ボビンが該ボビンに捲回された前記マグネットワイヤを保持するための鍔部を前記ステータリング側に有し、
    前記鍔部の側縁に可撓性を有する薄肉部を設け、一方の側縁には前記薄肉部に連接する中空柱状のダミー樹脂部を一体に設け、
    前記突極間にモールド樹脂を注入したことを特徴とする回転電機。
  2. 前記ダミー樹脂部は前記薄肉部に連接する底部と脇部から形成され、前記底部と前記脇部が閉じて上部が開いた中空の柱状形状であることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記ダミー樹脂部の上部が前記ステータリングの内周面に対向し、前記ダミー樹脂部の底部と脇部が前記モールド樹脂に接していることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
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