JP4038056B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機に関し、特に、分割型の突極構造を有するラジアルギャップ型回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、軟磁性板材(珪素鋼板等)の平板リング状コイルから放射状に複数個の突極を形成し、これを軸方向に多数枚積層してアーマチュアを形成した回転電機が知られている。
【0003】
この従来の回転電機では、複数個の突極を有する状態で一体的にプレス抜き加工するため、構造上突極が分割されず、磁気効率が優れている(磁気抵抗が小さい)という利点がある。
【0004】
しかしながら、小型機の場合には、巻線は各突極に直巻きされるのが普通であるため、巻線作業が煩雑であるという欠点があった。特にインナーロータ型の回転電機の場合、巻線作業は困難を極める。この結果、巻線作業に長時間を要するとともに巻線の占積率を上げることができないという問題点があった。またこの場合、巻線がフライヤ巻きとなるため、巻線作業時に線材に対してねじれのストレスが加わり、巻線部の絶縁信頼性を上げることができないという問題点があった。
【0005】
このような状況の中、近年では、エネルギー積の高い希土類磁石が開発されたこと、またコンピュータを駆使した磁気回路解析によって回転電機の構造を見直すことによって、突極を分割した構造であっても所望のモータ特性を得ることができるようになってきた。このような突極を分割した構造にすると、磁気抵抗が多少増大するが、それにも増して、巻線作業が容易になること、また占積率を上げることができることが大きな利点となる。
【0006】
このことから、最近では、分割アーマチュア型の回転電機の方が総合的に見て高性能化および低コスト化が図れることがわかり、今日ではアーマチュアの分割化の要求度が高まってきた。
【0007】
この分割型アーマチュアの一例としては、前述の軸方向に複数枚の平板を積層する従来型構成のアーマチュアヨークを突極部分ごとに軸と平行な方向に分割し、この分割した突極部分ごとに巻線を施し、その後、分割した箇所をレーザで溶接するなどの方法によって接合してアーマチュアに再構成するものが知られている。
【0008】
しかし、この方法で作製したアーマチュアの場合、従来のアーマチュアを一旦分割し、その後に再度結合するため、手間がかかるという煩わしさがある。また、再結合の際には積層状態を確保しながら行わなければならないので、組立精度が十分保証された金型等に組付け且つ1枚1枚確実に溶接作業を行う必要があり、精度維持が難しく作業性が悪いという問題がある。また、何と言っても接合(溶接)箇所は機械的、磁気的特性が著しく劣化する等の欠点があるため、結果的には完成度に今一つ問題がある。
【0009】
そこで、本発明者らは、特開2001−238377号公報として、分割した複数の突極とこれらの突極を磁気的および機械的に接続するリングとを用いて構成したラジアルギャップ型回転電機の分割アーマチュアにおいて、突極の位置決めおよび固定をするための極歯リングと、磁気的不連続性による漏洩磁束の低減を図るためのステータリングとを用いる構成を開示した。
【0010】
ところでこのような回転電機においては、所望の性能を実現するために、ステータ組立て時に各突極を精度よく配置させ、しかも所定の位置関係に確実に固定されるようにする必要がある。これは、各突極の配置間隔にバラツキが生ずるとトルクリップルやコギングトルク等を増大させ、モータの性能を低下させてしまうからである。
【0011】
この点に関する対応として従来の回転電機では、分割した複数の突極のそれぞれをボビンで構成し、この複数のボビンを組付けてアーマチュア組立体に組立てる際に、隣り合うボビンのロータ側に面した鍔部の端どうしを互いに面で突き合わせたり、ボビンの鍔部の端を互いにかみ合う形状にすることで固定したり、さらに、突極間に樹脂を注入して固定するようにしていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のような従来の回転電機においては、以下のような問題があった。
【0013】
すなわち、従来の回転電機においては、ステータをステータリング内に組付け、各突極間に樹脂を注入し硬化させた場合、硬化時の収縮によるストレスによって突極に設けた極歯(突極子)が僅かながら動き、それにより極歯の上端面とステータリング内周面との接合状態にバラツキが発生し、トルクリップルやコギングトルク等を増大させ易くするという問題があった。
【0014】
また、極歯が動くことでステータとロータとで中心ずれの傾向となることも同様な問題を引き起こしてしまうことになる。
【0015】
また、長尺タイプ(たとえば長手方向寸法50mm程度以上)のモータでは注入する樹脂量も多くなり、上記傾向が顕著である。
【0016】
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、分割した突極を組付けてステータを組立て、ステータ内に樹脂を注入して固定する回転電機において、樹脂の注入、硬化時のストレスがあったとしても、各突極に設けた極歯の位置ずれを防止することができる回転電機を提供することを目的とする。
【0017】
本発明は上記の目的を達成するために、分割した複数の突極を組付けることによってステータを組立て、該ステータ内に樹脂を注入して固定する回転電機において、前記複数の突極のそれぞれがボビンと極歯とを有し、前記複数の突極を組付ける際に、前記極歯のロータ界磁磁石と対向する面に薄板状のポジションリングを嵌合してなることを特徴とする。
【0018】
また本発明は、前記ポジションリングがその外周部に少なくとも前記突極と同じ数の凸部を有し、前記ボビンが前記ポジションリングを嵌合するためのガイド溝を有し、前記極歯が前記ポジションリングを嵌合するための凹部を有し、前記凹部の深さが前記ガイド溝の深さよりも深く、前記凸部を前記凹部に挿入することを特徴とする。
【0019】
また本発明は、前記極歯の凹部が、この極歯の長手方向の中心部に設けられていることを特徴とする。
【0020】
また本発明は、前記ポジションリングの材質を電磁気的絶縁物とすることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【0023】
また、図2は、図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【0024】
図1および図2において、6は突極、10はアーマチュア組立体、12および13はフランジ、20はロータ組立体、21はシャフト、22はスリーブ、23はロータ界磁磁石、23aはロータ位置検出磁石部、24はスペーサ、25はボールベアリング、26はスリーブベアリング、27は予圧ホルダ、28は予圧ばね、34は極歯、34aは極歯34の先端面、34bは極歯34の凹部、36はボビン、38はマグネットワイヤ、51はプリント配線板、52はホールセンサ、53はコネクタ端子、55は各突極6および各極歯34の位置決めを行うポジションリング、57はコネクタ、60は樹脂、100はステータリングである。
【0025】
なお、この実施の形態では、回転電機は、突極数が6個でロータ磁極数が8極の3相インナーロータ型DCブラシレスモータの場合を示す。
【0026】
また、この図1および図2は、アーマチュア組立体内部のロータ界磁磁石が入る部分を除く部分に樹脂を充填して一体的にモールドした、いわゆる樹脂一体モールドアーマチュア組立体を示している。
【0027】
このDCブラシレスモータは、アーマチュア組立体10と、その軸方向両端に設けられたフランジ12および13と、アーマチュア組立体10の内部に回転自在に配置されたロータ組立体20とで構成されている。
【0028】
アーマチュア組立体10は、外周に円筒状のステータリング100を有し、その内部に6個の突極6が60度の等角度間隔で放射状に配置されている。
【0029】
ここで、突極6の構造について説明する。
【0030】
図3は、図1および図2に示した突極6を分解して示す斜視図であり、(a)は突極6のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極6のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【0031】
また、図4は、図1および図2に示した突極6を示す斜視図である。
【0032】
図3(a)、図3(b)および図4において、図1および図2と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0033】
突極6は、表面が絶縁された板厚0.5mmの電磁鋼板をほぼT字形状に加工し、これを7枚積層した図3(b)に示す極歯34を、図3(a)に示す樹脂製ボビン36の角穴36a(幅T1)に挿入し、ボビン36の鍔部36bと36cとの間に、図4に示すようにマグネットワイヤ38を巻回して構成される。
【0034】
極歯34は、ボビン36に挿入された際に、その先端部(図3(b)において左側の側縁)全体(長さT2)にわたって所定の高さ(高さT3)だけ、鍔部36bの表面から突出するような寸法に形成されている。
【0035】
この極歯34の材料としては、電磁鋼板のほかに、たとえば軟磁性体粉を焼き固めたセラミックス成形品や、外周表面を絶縁処理した純鉄等のマイクロパウダーから成る軟磁性材料を焼き固めたいわゆる粉末冶金成形品のような軟磁性材を用いることもできるが、それらとは異なる軟磁性の金属板材で成分にFe−Ni−Cr系の金属材を用いると、高い透磁率が維持できるだけではなく、比較的電気抵抗率が高いために渦電流損を低減することができるという利点があると同時に、積層時各板材表面を防錆処理することなく用いても腐食の心配がないので、使用環境の厳しいところ(たとえば車載用)での使用に有効である。
【0036】
また、極歯34には、図3(b)に示すような凹部34bが設けられている。これはポジションリング55を差込むためのくぼみである。この凹部34bは、極歯34において、その長手方向の中心部の、磁気的影響が少ない位置に設けるのが望ましい。
【0037】
同様に、ボビン36にも、ポジションリング55を差込むためのくぼみであるガイド溝36eが設けられている。
【0038】
ボビン36の鍔部36cの両側縁には、さらに、離れて2ヶ所にモールド用樹脂を全体に行き渡らせるための樹脂注入穴を形成する凹部36dが形成されている。
【0039】
マグネットワイヤ38の端部は、ボビン36の片方の鍔部36cの下端に挿入されたコイル端子40にからげられて固定される。
【0040】
図5は、図1に示したアーマチュア組立体10を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極6が鍔部36cどうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)はステータリング100を示す斜視図である。
【0041】
図5(a)、(b)において、図1〜図4と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0042】
図5(a)から分かるように、隣接する2つの突極6のボビン36の鍔部36cどうしが接触する側縁には凹部36dどうしが合わさって樹脂注入穴37が形成される。
【0043】
図5(b)に示すステータリング100は、突極組立体を受け入れるもので、軟磁性の金属製円筒であり、たとえば絞り加工によって形成される。なお、図中ステータリング100の下端の切り欠き100aはコネクタ57(図1参照)の逃げ用の溝となっている。
【0044】
図5(a)に示すように、各突極6の内側においては、極歯34の凹部34bおよびボビン36のガイド溝36eにポジションリング55が差込まれて、組付けたときに突極6のそれぞれがずれるのを防止している。
【0045】
次に、この実施の形態におけるポジションリング55について詳しく説明する。
【0046】
図6は、図1および図2に示した第1の実施の形態のポジションリング55を示す平面図である。
【0047】
図6において、図1〜図5(a)、(b)と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。
【0048】
本実施の形態のポジションリング55は、図6に示す形状の薄板状の部材であり、その厚さは、極歯34の凹部34bやボビン36のガイド溝36eに嵌合するのによい寸法に設定される。
【0049】
また、ポジションリング55の材質は、非磁性の絶縁物すなわち電磁気的絶縁物であって且つ剛性のあるものが望ましいが、たとえばアルミニウムなどが採用される。このようにすることにより、ポジションリング55に漏洩する磁束による無負荷電流の増加を抑えることができ、回転電機の効率低下となる要因を減らすことができる。もちろん、特性的に十分余裕がある場合には、あえて強磁性材を用いることもある。この場合には、ポジションリングを介してロータ界磁磁石の磁束が一部バイパスされることにより、実効的なエアギャップ磁束密度の波形が調整(磁束変化の勾配が緩和される)される。結果として、トルクリップル改善効果が期待できる。
【0050】
ポジションリング55には、6個の突極6のそれぞれに対応した6個の凸部55aが設けられ、さらに、凸部55aのそれぞれの両脇には肩部55bが設けられている。
【0051】
図7は、図1および図2に示した第1の実施の形態において、突極6とポジションリング55とを嵌合させる方法を説明する部分斜視図である。
【0052】
図8は、図1および図2に示した第1の実施の形態において、回転電機の軸方向のポジションリング55の位置における断面図を左側に示し、回転電機の軸方向の平面図を右側に示す部分半断面図である。
【0053】
図7および図8において、図1〜図6と同じ構成部分には同じ参照番号を付してある。図8において、36c’および36c”はそれぞれ隣の突極のボビンの鍔部である。
【0054】
ガイド溝36eおよび凹部34bの位置は、図7に示すように、ボビン36の角穴36aに極歯34を挿入したときに同じ位置にくるようにしてあり、ここへポジションリング55が挿入される。このとき、ポジションリング55の凸部55aは極歯34の凹部34bに、また、凸部55aの両脇の肩部55bはボビン36のガイド溝36eに挿入され、図8に示す状態となる。
【0055】
図9は、図1および図2に示した第1の実施の形態において、ボビン36のガイド溝36eおよび極歯34の凹部34bの深さと、ポジションリング55の凸部55aの高さとの関係について説明する部分側面図である。
【0056】
図9に示すように、ボビン36のガイド溝36eの深さがWで、極歯34の凹部34bの深さがW’で、ポジションリング55の凸部55aの高さがW”であるとすると、W<W’であるのが望ましく、且つ(W’−W)≧W”とするのが嵌合時の安定性から見て望ましい。
【0057】
以上説明した実施の形態によれば、ポジションリング55によって、樹脂硬化時のストレスでの極歯34の径方向と円周方向の両方の動きを止めることができ、さらにステータ内径精度が維持され、ロータとの中心ずれの問題も解決することができる。
【0058】
また、各突極6を組付ける際には単純にポジションリングの凸部55aに差込むようにすればよいため、複数の突極を精度よく組付ける作業が容易となった。
【0059】
またさらに、ボビン36のガイド溝36eの深さW、極歯34の凹部34bの深さW’、ポジションリング55の凸部55aの高さW”の寸法を上述の様に設定したため、ボビン36を形成する樹脂による弾性力を受けて極歯34およびポジションリング55が強固にボビンに固定され、結果として極歯34とポジションリング55とをより強固に固定することができるという効果もある。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、分割した突極を組付けてステータを組立て、ステータ内に樹脂を注入して固定する回転電機において、樹脂の注入、硬化時のストレスがあったとしても、各突極に設けた極歯の位置ずれを防止することができる回転電機を提供することができる。又、ポジションリングを強磁性体にし、その形状を調整することによってエアギャップ内の実効磁束波形を調整でき、トルクリップルを改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機の第1の実施の形態を示す図であり、回転電機の軸方向断面図である。
【図2】図1に示した回転電機の軸方向から見た部分断面正面図である。
【図3】図1および図2に示した突極を分解して示す斜視図であり、(a)は突極のうちのボビン部分を示す斜視図、(b)は突極のうちの極歯部分を示す斜視図である。
【図4】図1および図2に示した突極を示す斜視図である。
【図5】図1に示したアーマチュア組立体を分解して示す斜視図であり、(a)は6個の突極が鍔部どうしが接触するように60度の等角度間隔で放射状に配置して構成した突極組立体を示す斜視図、(b)はステータリングを示す斜視図である。
【図6】図1および図2に示した第1の実施の形態のポジションリングを示す平面図である。
【図7】図1および図2に示した第1の実施の形態において、突極とポジションリングとを嵌合させる方法を説明する部分斜視図である。
【図8】図1および図2に示した第1の実施の形態において、回転電機の軸方向のポジションリングの位置における断面図を左側に示し、回転電機の軸方向の平面図を右側に示す部分半断面図である。
【図9】図1および図2に示した第1の実施の形態において、ボビンのガイド溝および極歯の凹部の深さと、ポジションリングの凸部の高さとの関係について説明する部分側面図である。
【符号の説明】
6 突極
10 アーマチュア組立体
12、13 フランジ
20、120 ロータ組立体
21 シャフト
22 スリーブ
23 ロータ界磁磁石
23a ロータ位置検出磁石部
24 スペーサ
25 ボールベアリング
26 スリーブベアリング
27 予圧ホルダ
28 予圧ばね
34 極歯
34a 先端面
34b 凹部
36 ボビン
36a 角穴
36b、36c 鍔部
36d 凹部
36e ガイド溝
37 樹脂注入穴
38 マグネットワイヤ
40 コイル端子
51 プリント配線板
52 ホールセンサ
53 コネクタ端子
55 ポジションリング
55a 凸部
55b 肩部
57 コネクタ
60 樹脂
100 ステータリング
100a 切り欠き
Claims (4)
- 分割した複数の突極を組付けることによってステータを組立て、該ステータ内に樹脂を注入して固定する回転電機において、
前記複数の突極のそれぞれがボビンと極歯とを有し、前記複数の突極を組付ける際に、前記極歯のロータ界磁磁石と対向する面に薄板状のポジションリングを嵌合してなることを特徴とする回転電機。 - 前記ポジションリングがその外周部に少なくとも前記突極と同じ数の凸部を有し、前記ボビンが前記ポジションリングを嵌合するためのガイド溝を有し、前記極歯が前記ポジションリングを嵌合するための凹部を有し、前記凹部の深さが前記ガイド溝の深さよりも深く、前記凸部を前記凹部に挿入することを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記極歯の凹部が、該極歯の長手方向の中心部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転電機。
- 前記ポジションリングの材質を電磁気的絶縁物とすることを特徴とする請求項1、2または3に記載の回転電機。
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