JP3930147B2 - 内視鏡映像処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像表示機器若しくは映像記録機器に出力される内視鏡画像において、患者データなどの情報表示の有無を選択できるようにした内視鏡映像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分野での内視鏡検査等に広く用いられるようになった。この内視鏡には撮像素子を備えた電子内視鏡があり、この電子内視鏡の場合には内視鏡映像処理装置に接続し、撮像素子で撮像した信号に対し、映像信号を生成する処理を行い、モニタ装置に映像信号を出力し、この映像信号に対応する内視鏡画像を表示する。
【0003】
図4は従来の内視鏡映像処理装置81の構成を示す。
図4において、内視鏡先端に配置された図示しないCCDからの信号は映像信号処理回路82により、内視鏡映像信号83が得られ、バッファ回路84を経てスーパインポーズ回路85に入力される。
【0004】
また、この内視鏡映像処理装置81内にはCPU86が設けられ、このCPU86が行う制御動作のプログラムなどの情報が格納されたROM87、作業エリアなどに使用されるRAM88、キャラクタ発生用ROM89等とバス90で接続されている。
【0005】
上記キャラクタ発生用ROM89から読み出されたキャラクタはエンコーダ91を介して文字信号Letter92となり、スーパインポーズ回路85に入力されるようになっている。
【0006】
また、このCPU86には図示しないカードリーダや、キーボード、タッチパネル等より患者のデータなどがデータ入力部93(パラレルIO/シリアルIO等からの入力部)よりバス90を介して入力される。
【0007】
また、表示選択入力部94より名前などの情報の表示、非表示情報が入力され、その指示によって、CPU86はキャラクタ発生用ROM89を制御し、スーパーインポーズ回路85にどのようなデータを重畳するかを決定する。
【0008】
スーパーインポーズ回路85は、文字信号Letter92の信号の有り無しにより文字用基準電圧発生回路95の文字用基準電圧を用い、内視鏡映像信号83に文字信号Letter92を重畳し、その映像信号をバッファ回路96を介して映像出力端97A,97B,97Cに分配し、外部の装置に出力する。
このように、従来技術においては、映像出力端97A,97B,97Cから出力される映像信号が全てが同じとなっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例では、例えば、映像出力端97A,97B,97Cにそれぞれ観察モニタ、写真撮影装置、ビデオプリンタを接続し、ユーザが写真を学会などで使用するために、患者に関するデータをすべて消去したとすると、本来ならば、患者データを消去したいのは、写真撮影装置のみであるのに対し、観察モニタ、ビデオプリンタも同様に患者データが消された映像を得ることになってしまっていた。
【0010】
より具体的に説明すると、例えば学会などに発表したい写真は、患者のプライバシ保護のため名前などは削除して写真撮影するといった必要性のため、患者データを削除した状態の映像信号を各映像装置に出力する。その映像信号は全ての映像装置に共通であり、例えば、観察画像においても、患者のデータが削除されてしまった映像が表示され、実検査中に必要な情報が消えた状況になってしまっている。
【0011】
このため、上記の具体例では写真撮影装置のみには内視鏡画像のみが表示されて、患者データは表示されないのが望ましく、この場合に観察モニタなどでは内視鏡画像と共に患者データも表示されることが望ましい。
【0012】
この他に従来技術として、特公平3−78633号公報に表示制御装置が開示されている。この従来技術では、複数の表示装置に共通に使用されるリフレッシュメモリに格納された表示データをキャラクタジェネレータで画面表示に対応した表示データに変換して出力する表示制御装置において、表示禁止ビット設定メモリを設け、このメモリに表示禁止ビットが設定されているものに対応する表示データでは表示を禁止するようにして、複数の表示装置に表示される表示内容を異なるもので表示できるようにしている。
【0013】
しかし、この従来技術では、文字の表示をある表示装置では全部表示し、他の表示装置ではその一部のみを表示することを目的としたものであり、内視鏡画像と文字情報との場合での選択的な表示にそのまま利用できない。
【0014】
(発明の目的)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、映像出力端に接続される複数の映像機器に対して内視鏡画像と文字情報との重畳表示内容を異なるようにできる内視鏡映像処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の内視鏡映像処理装置は、撮像手段を備えた内視鏡を接続可能とし、当該内視鏡からの撮像画像情報を入力すると共に、前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に係る内視鏡映像信号を再生又は記録する複数の映像装置を接続可能とする内視鏡映像処理装置において、接続された内視鏡からの撮像画像情報を入力し、前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に対応する内視鏡映像信号を生成する映像信号処理回路と、前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に関連する患者データ情報を入力する患者データ情報入力手段と、前記映像信号処理回路において生成された後分岐された複数の前記内視鏡映像信号のそれぞれに対して前記患者データ情報入力手段において入力した所定の患者データ情報を重畳する、複数の患者データ重畳手段と、前記複数の患者データ重畳手段それぞれに対応して設けられ、少なくとも前記映像信号処理回路において生成された前記内視鏡映像信号を含む所定の映像信号を、接続された前記複数の映像装置に対してそれぞれ出力する複数の映像出力端と、前記患者データ情報入力手段において入力した所定の患者データ情報のうち前記重畳に供する任意の患者データ情報を、前記複数の患者データ重畳手段毎に個別に選択して制御可能とする重畳情報表示選択手段と、を具備したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態の内視鏡映像処理装置を備えた内視鏡装置の構成を示す。
図1に示す内視鏡装置1では内視鏡映像処理装置2はその入力端に内視鏡3が接続され、その複数の映像出力端、例えば3つの映像出力端4A,4B,4Cには映像装置として、例えば内視鏡画像を表示するための観察モニタ5A,内視鏡画像を写真撮影するための写真撮影装置5B,内視鏡画像のハードコピーを得るためのビデオプリンタ5Cがそれぞれ接続される。
【0017】
内視鏡3は体腔内に挿入される細長の挿入部6を有し、挿入部6の先端には対物レンズ7及びその結像位置に配置した撮像素子、具体的には例えば電荷結合素子(CCDと略記)8が設けてある。そして、図示しない光源装置から供給された照明光をライトガイド9で伝送してその先端面から出射し、体腔内の患部等の被写体を照明する。
【0018】
照明された被写体は対物レンズ7によりCCD8に結像され、光電変換される。そして、内視鏡映像処理装置2内のCCDドライバ11からの駆動信号の印加により、読み出され、内視鏡映像処理装置2内の映像信号処理回路12に入力され、映像信号生成の信号処理が行われ、内視鏡画像に対応した内視鏡映像信号(例えば複合映像信号)13が生成され、この内視鏡映像信号13はバッファ回路14を介して3つのスーパインポーズ回路15A,15B,15Cに入力される。
【0019】
スーパインポーズ回路15A,15B,15Cを経た信号はそれぞれバッファ回路16A,16B,16Cを経て映像信号17A,17B,17Cとなり、映像出力端4A,4B,4Cからそれぞれ出力される。
【0020】
また、この内視鏡映像処理装置2内にはCPU21が設けられ、このCPU21が行う制御動作のプログラムなどの情報が格納されたROM22、作業エリアなどに使用されるRAM23、キャラクタ発生用ROM24A,24B,24Cとバス25で接続されている。
【0021】
また、キャラクタ発生用ROM24A,24B,24Cの出力端にはそれぞれエンコーダ26A,26B,26Cが接続され、各キャラクタ発生用ROM24A,24B,24Cから読み出されたキャラクタ情報がエンコードされて文字信号Letter27A,27B,27Cとなり、それぞれスーパインポーズ回路15A,15B,15Cに入力される 。
【0022】
また、スーパインポーズ回路15A,15B,15Cには文字用基準電圧発生回路28からの文字用基準電圧が印加され、文字信号Letter27A,27B,27Cの有無によりこの文字用基準電圧が使用される。
【0023】
また、このCPU21には図示しないカードリーダや、キーボード、タッチパネル等より患者データなどがデータ入力部29(パラレルIO/シリアルIO等の入力部)よりバス25を介して入力される。
【0024】
また、表示選択入力部30からの表示選択指示の情報が入力され、その指示によって、CPU21はデータ入力部29によるデータをキャラクタ発生回路24I(I=A,B,C)及びこのキャラクタ発生回路24Iに接続されたエンコーダ26Iを介してスーパインポーズ回路15Iに出力する。
【0025】
このように構成された第1の実施の形態の作用を以下に説明する。
例えば、図1に示すように映像出力端4A、4B、4Cにそれぞれ観察モニタ5A、写真撮影装置5B、ビデオプリンタ5Cを接続し、ユーザが観察モニタ5Aには全ての患者等のデータを表示したい場合は、データ入力部29から入力された全ての患者情報の表示を選択するように表示選択入力部30から表示選択の入力を行う。
【0026】
するとCPU21は観察モニタ5Aが接続された映像出力端4Aに映像信号17Aを(バッファ回路16Aを介して)出力するスーパインポーズ回路15Aにエンコーダ26Aを介して接続されたキャラクタ発生用ROM24Aからのキャラクタデータを上記表示選択の指示に応じて制御し、エンコーダ26Aによって符号化して表示したい部分のタイミングで文字信号Letter27Aを発生させ、スーパインポーズ回路15Aを制御し、文字用基準電圧よりの文字が内視鏡映像信号13に重畳されて映像信号17Aとなり、映像出力端4Aから観察モニタ5Aに出力される。
【0027】
また、写真撮影装置5Bには患者の名前だけを削除して写真撮影したい場合には、データ入力部29から入力された患者データにおける名前部分を除く患者情報の表示を選択するように表示選択入力部30から表示選択の入力を行う。
【0028】
すると、これに対応した処理をCPU21は行い、患者の名前部分が無い文字信号Letter27Bを発生して、スーパインポーズ回路15Bを介して、内視鏡映像信号13に重畳されて映像信号17Bとなり、映像出力端4Bから写真撮影装置5Bに出力される。
【0029】
映像出力端4Cに接続されたビデオプリンタ5C対しても表示選択入力部30での表示選択に対応した映像信号17Cが同様に出力できる。
【0030】
このような作用をするので、映像出力端4A,4B,4Cにそれぞれ接続された映像機器に対し、各映像機器個別的にユーザが望むように患者情報を全て表示させたり、患者情報の名前部分のみを削除した患者情報の表示等一部の患者情報のみを内視鏡画像に重畳して表示させたり、患者情報を全く表示させないで内視鏡画像のみを表示させること等ができる。
【0031】
具体的には例えば観察モニタ5A、ビデオプリンタ5Cには、すべての患者情報を表示し、かつ、写真撮影装置5Bには、患者の名前を削除した映像を得ることもできる。つまり、複数の映像出力端にそれぞれ接続される映像機器に望まれる映像表示に応じた映像信号をそれぞれ出力できる。
【0032】
(第2の実施の形態)
次に図2を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態では複数の映像出力端4A,4B,4Cからそれぞれ出力される映像信号17A,17B,17Cは、内視鏡映像信号13に患者情報の重畳を個別に選択できるようにしたものであるのに対し、本実施の形態では複数の映像出力端をグループ分けして、グループ毎に患者情報の重畳を選択できるようにしたものである。 図2に示す内視鏡装置1′は、図1の内視鏡装置1において、内視鏡映像処理装置2と一部が異なる構成の内視鏡映像処理装置2′を備えている。
【0033】
この内視鏡映像処理装置2′は図2において、バス25には2つのキャラクタ発生用ROM24A,24Bが接続され、各キャラクタ発生用ROM24A,24Bの出力端にはそれぞれエンコーダ26A,26Bが接続され、各キャラクタ発生用ROM24A,24Bから読み出されたキャラクタ情報がエンコードされて文字信号Letter27A,27Bとなり、それぞれスーパインポーズ回路15A,15Bに入力される。
【0034】
また、スーパインポーズ回路15A,15Bには文字用基準電圧発生回路28からの文字用基準電圧が印加され、文字信号Letter27A,27Bの有無によりこの文字用基準電圧が使用される。
【0035】
また、スーパインポーズ回路15A,15Bにはそれぞれバッファ16A,16Bを介して映像信号17A,17Bとなり、映像信号17A,17Bはグループ化された複数の映像出力端、図2の具体例では映像信号17Aは単一の映像出力端4Aから出力され、映像信号17Bは2つの映像出力端4B,4Cから出力されるようになっている。
【0036】
また、図2の具体例では映像出力端4Aには観察モニタ5Aが接続され、映像出力端4B,4Cにはそれぞれ写真撮影装置5Bとビデオプリンタ5Cが接続されている。
その他の構成は第1の実施の形態と同様の構成である。
【0037】
次に本実施の形態の作用を説明する。
例えば、第1グルーブの映像出力端4Aには観察モニタ5A、第2グルーブの映像出力端4B、4Cには、写真撮影装置5B、ビデオプリンタ5Cといった接続にしておけば、第1グループの観察系と第2グループの記憶系とで異なった映像表示内容にできる。
【0038】
第1の実施の形態では映像出力端個々に異なる映像信号が得られるのに対し、本実施の形態ではグループ毎に異なる映像信号が得られるという差異があるのみであり、その他は同様の作用となる。
【0039】
なお、図2では第1グループに属する映像出力端は1つで、第2グループに属する映像出力端は2つの場合で示したが、勿論これに限定されるものでない。 なお、図2の構成において、プログラム的にスーパインポーズ回路15A,15Bを、同じように制御して、グループ化することも可能である。
【0040】
(第3の実施の形態)
次に図3を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態は第1の実施の形態において、映像出力端の前に映像スイッチを設けて各映像出力端から出力される映像信号を選択できるようにしたものである。
【0041】
図3にその一部を示す第3の実施の形態の内視鏡映像処理装置2″は図1において、バッファ回路16A,16B,16Cの出力端に図3に示すように接点a,b,cを設けた例えば4つの映像スイッチ51A,51B,51C,51Dを設けている。
【0042】
また、バス25に接続され、CPU21により制御されるエンコーダ52の出力で映像スイッチ51A,51B,51C,51Dにおける共通接点と導通する接点を選択制御できるようにしている。
【0043】
また、映像スイッチ51A,51B,51C,51Dの共通接点に接続された映像出力端4A,4B,4C,4Dには例えば観察モニタ5A,写真撮影装置5B、ビデオプリンタ5C、デジタルファイリング装置5Dが接続されるようになっている。
【0044】
その他の構成は図1と同様である。
【0045】
次に図1及び図3を参照して本実施の形態の作用を説明する。
仮に図3に示すように、それぞれの映像スイッチ回路51A、51B、51C、51Dにそれぞれ接続された映像出力端4A、4B、4C、4Dに、観察モニタ5A、写真撮影装置5B、ビデオプリンタ5C、デジタルファイリング装置5Dが接続されているとする。
【0046】
また、表示選択入力部30での入力操作により3つの文字信号Letter27A、27B、27Cをまず決定する。第1の実施の形態では、表示選択入力部30での表示選択の入力操作により3つの文字信号Letter27A、27B、27Cを(映像出力端に接続される映像機器に応じて個別的に自由に)設定したが、本実施の形態ではできるだけ異なるように設定した方が選択の幅を広くできる。
【0047】
ここでは、例えば映像信号17Aは患者情報を表示した映像信号、映像信号17Bは患者情報における患者の名前のみを削除したもの、映像信号17Cは患者情報を全く含まない内視鏡画像の映像信号成分のみのものとなるように3つの文字信号Letter27A、27B、27Cが決定されたとする。
【0048】
そして、表示選択入力部30から、表示選択の指示入力を行うと、CPU21はその指示に応じてエンコーダ52を制御し、それぞれの映像スイッチ回路51A、51B、51C、51Dを制御し、それぞれの映像機器に入力される映像信号を制御する。
【0049】
図3の具体例では、観察モニタ5A、デジタルファイリング装置5Dには、すべての情報を表示した映像信号を、写真撮影装置5Bには、患者の名前を削除した映像信号を、ビデオプリンタ5Cには、すべての情報を削除した映像信号(この場合には内視鏡映像信号のみ)を入力することとなる。
【0050】
本実施の形態は第1の実施の形態と類似した効果を有する。第1の実施の形態と比較して、時間的に表示内容を変更する等の操作が簡単にできる。また、同じ映像出力端に接続したまま、その表示内容を接続を変えることなく、簡単に行うことができる。
なお、上述した各実施の形態等を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態等も本発明に属する。
【0051】
[付記]
1.撮像手段を備えた内視鏡を用いた検査に用いられる内視鏡映像処理装置において、
少なくとも2つの映像出力端子と、
撮像手段の出力信号から該撮像手段で撮像した内視鏡画像に対応する内視鏡映像信号を生成する映像信号処理手段と、
患者データ等の情報を入力する情報入力手段と、
前記映像出力端子に対し個別若しくはグループ毎に患者データ等の情報の表示の有無を選択する表示選択手段と、
前記患者データ等の情報を前記内視鏡映像信号に前記選択手段に従って選択的に重畳する重畳手段とを設け、
それぞれの映像信号を前記映像出力端に出力することを特徴とする内視鏡映像処理装置。
【0052】
2.患者データ等の情報として、名前、検査日、性別、年齢、生年月日、コメント等のデータの任意の組み合わせで表示、非表示の選択を可能とすることを特徴とする付記1に記載の内視鏡映像処理装置。
(付記2の目的)内視鏡映像処理装置に接続された映像機器に表示すべき情報を詳細に設定することにより各映像機器に所望とする映像信号を供給することを目的とする。
(付記2の作用)情報の有り無しを接続されている映像機器毎に詳細に設定できる。
【0053】
3.撮像手段を備えた内視鏡による検査に用いられる内視鏡映像処理装置において、
撮像手段の出力信号から該撮像手段で撮像した内視鏡画像に対応する内視鏡映像信号を生成する映像信号処理手段と、
患者データ等の情報を入力する情報入力手段と、
前記内視鏡映像信号に重畳する情報を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された少なくとも2種類の情報を前記内視鏡映像信号にそれぞれ重畳して第1及び第2の映像信号を生成する重畳手段と、
前記第1及び第2の映像信号をそれぞれ出力する第1及び第2の映像出力端と、
を具備したことを特徴とする内視鏡映像処理装置。
【0054】
4.前記第1及び第2の映像出力端は第1及び第2のグループにそれぞれグループ分けされ、各グループに属する第1或いは第2の映像出力端はそれぞれ同じ第1或いは第2の映像信号を出力する付記3に記載の内視鏡映像処理装置。
5.さらに前記第1及び第2の映像信号から選択した映像信号を前記第1及び第2の映像出力端に導く第2の選択手段を有する付記3に記載の内視鏡映像処理装置。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、撮像手段を備えた内視鏡による検査に用いられる内視鏡映像処理装置において、
撮像手段の出力信号から該撮像手段で撮像した内視鏡画像に対応する内視鏡映像信号を生成する映像信号処理手段と、
患者データ等の情報を入力する情報入力手段と、
前記内視鏡映像信号に重畳する情報を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された情報を前記内視鏡映像信号にそれぞれ重畳して第1及び第2の映像信号を生成する重畳手段と、
前記第1及び第2の映像信号をそれぞれ出力する第1及び第2の映像出力端と、
を設けているので、第1及び第2の映像出力端に接続される映像機器に応じて選択手段で重畳する患者データ等の情報を選択することにより第1及び第2の映像出力端から出力される第1及び第2の映像信号に含まれる情報内容を変更でき、従って接続された複数の映像機器に応じてその映像機器に求められる映像表示に適した内視鏡画像と文字情報の重畳表示内容にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の内視鏡映像処理装置を備えた内視鏡装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施の形態の内視鏡映像処理装置を備えた内視鏡装置の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第3の実施の形態の内視鏡映像処理装置における主要部の構成を示すブロック図。
【図4】従来例の内視鏡映像処理装置の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…内視鏡装置
2…内視鏡映像処理装置
3…内視鏡
4A,4B,4C…映像出力端
5A…観察モニタ
5B…写真撮影装置
5C…ビデオプリンタ
6…挿入部
8…CCD
12…映像信号処理回路
13…内視鏡映像信号
14…バッファ回路
15A,15B,15C…スーパインポーズ回路
17A,17B,17C…映像信号
21…CPU
24A,24B,24C…キャラクタ発生用ROM
26A,26B,26C…エンコーダ
28…文字用基準電圧発生回路
29…データ入力部
30…表示選択入力部

Claims (1)

  1. 撮像手段を備えた内視鏡を接続可能とし、当該内視鏡からの撮像画像情報を入力すると共に、前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に係る内視鏡映像信号を再生又は記録する複数の映像装置を接続可能とする内視鏡映像処理装置において、
    接続された内視鏡からの撮像画像情報を入力し、前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に対応する内視鏡映像信号を生成する映像信号処理回路と、
    前記撮像手段において撮像した内視鏡画像に関連する患者データ情報を入力する患者データ情報入力手段と、
    前記映像信号処理回路において生成された後分岐された複数の前記内視鏡映像信号のそれぞれに対して前記患者データ情報入力手段において入力した所定の患者データ情報を重畳する、複数の患者データ重畳手段と、
    前記複数の患者データ重畳手段それぞれに対応して設けられ、少なくとも前記映像信号処理回路において生成された前記内視鏡映像信号を含む所定の映像信号を、接続された前記複数の映像装置に対してそれぞれ出力する複数の映像出力端と、
    前記患者データ情報入力手段において入力した所定の患者データ情報のうち前記重畳に供する任意の患者データ情報を、前記複数の患者データ重畳手段毎に個別に選択して制御可能とする重畳情報表示選択手段と、
    を具備したことを特徴とする内視鏡映像処理装置。
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