JP3928678B2 - 調理台下部の蹴込板構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理台における底板の前端下部に設けられる蹴込板構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、調理台の一例を示すもので、左右の側板1,1と背板2とにより囲まれた下部には、底板3が、その下方に所要の空間部が形成されるようにして取付けられている。
【0003】
開き戸4及び引出し5の前面は、両側板1の前端面とほぼ同一面をなすとともに、底板3の前端面よりも前方に位置している。
【0004】
底板3の下方に形成された空間部の開口前部は、図6にも示すように、両側板1の前端下部の逆L字形の切欠部1aに両端部をねじ止めした蹴込板6により閉塞されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
調理台は、その設置時において、シンクや食器洗浄機等の排水管の配管作業が必要となり、その作業のために、底板3の下方に空間部を設けてある。この配管作業を行う際に、床面や壁面の排水口の位置等に対応して、排水管の上下寸法を大としたり、特殊な配管形態を採らなければならないときがある。
【0006】
この際には、図6の想像線で示すように、底板3の取付位置を高くして、その下方に大きな空間部を形成するとともに、上下寸法の大きな蹴込板6を使用して、大きくなった開口前部を閉塞する必要がある。
【0007】
しかし、底板3を高くして、開口前部を単なる平板状の蹴込板6により閉塞したのみでは、開き戸4や引き出し5の下端面と底板3の前端面との間に段差が形成されるのが避けられない。
【0008】
この段差が形成されると、図7に示すように、開き戸4の一方を開いた際、底板3の前端面と他方の開き戸4の下端面とが段違いとなって外観的体裁が損なわれるだけでなく、開き戸4の下端の角部に手足や衣服等を引掛ける恐れがある。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、底板を高くしても、その前端面と開き戸等の下端面との間に段差が形成されるのを防止し、外観的体裁を向上させうるようにした調理台下部の蹴込板構造を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の蹴込板構造は、前端面を調理台の開き戸等の後面に当接又は近接させるとともに、下方に所要の空間部が形成されるようにして取付けられた底板の前端下部に、前記空間部の開口前部を閉塞するようにして、開き戸等よりもやや後方に設けられる蹴込板の構造であって、前記底板の前部下面に取付けられる、底板の左右長とほぼ等寸の水平取付片と、その前端に下向きに連設された、上下寸法が底板の下面から開き戸等の下端までの寸法とほぼ等寸をなす補助閉塞片と、前記水平取付片の後端部に下向きに連設され、上下寸法が底板下方の空間部の上下寸法とほぼ等しく、両側板の前面下部に設けられた切欠部に固定されるように側板側に延在した取付部を有する閉塞板とを備えることを特徴としている。
【0011】
上記水平取付片における閉塞板よりも後方に、補助取付片を連設し、この補助取付片に、スペーサのコ字状の係止片を嵌合しうるようにするのが好ましい。
【0012】
本発明によると、底板を高くした際に形成される開き戸等の下端と底板の前端面との段差は、蹴込板を取付けた際、その補助閉塞板の前面が底板の前端面と整合することにより、解消される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、従来例と同一の部材には、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0014】
図1は、調理台における前端下部(図6と同部位)の縦断側面図、図2は、同じく開き戸を省略した分解斜視図を示すもので、底板3は、開き戸4の下端面よりも上方に位置して取付けられ、その下方には大きな空間部が形成されている。
【0015】
空間部に開口前部は、本発明の蹴込板7により閉塞されている。蹴込板7は、底板3の下面に取付可能な、底板3の左右長とほぼ等寸の水平取付片7aと、その前端に下向きに連設された補助閉塞片7bと、水平取付片7aの後方寄りに下向きとして連設された閉塞板7cとからなっている。
【0016】
水平取付片7aにおける閉塞板7cよりも後方に突出する部分は、後記するスペーサ取付用の補助取付片7dとなっている。
【0017】
補助閉塞片7bの上下寸法は、開き戸4における底板3よりの突出寸法法、すなわち底板3の下面から、開き戸4の下端面までの寸法とほぼ等寸としてある。
【0018】
閉塞板7cの上下寸法は、底板3の下方の空間部の上下寸法、すなわち底板3の下面から床面(図示略)までの寸法とほぼ等寸となっている。
【0019】
補助閉塞片7bの前面と閉塞板7cの後面間の寸法は、両側板1の前端下部の切欠部1aの前後寸法、すなわち底板3における切欠部1aよりの前方への突出寸法とほぼ等しくしてある。
【0020】
上記構造の蹴込板7を取付けるには、図2に示すように、閉塞板7cの側部に形成された取付部を側板1の切欠部1aに押し当てるようにして、蹴込板7全体を底板3の下方に挿入し、水平取付片7aを底板3の下面に当接させる。
【0021】
この状態において、閉塞板7cの両側端部を、木ねじ8等により切欠部1aに固定するとともに、取付片7aの複数個所を、木ねじ8により底板3の下面に固定する。すると蹴込板7は、両側板1と底板3とにより安定的に支持され、底板3下方の空間部の開口前部が閉塞される。
【0022】
蹴込板7を取付けた状態では、補助閉塞片7bの前面と底板3の前端面とは同一面に整合し、かつ補助閉塞板片7bと開き戸4との下端同士も整合する。
【0023】
その結果、図3に示すように、開き戸4や引出し5の下端と底板3の前端面との間に段差が形成されることはなく、一方の開き戸4を開いても、他方の開き戸4の下端面と底板3の前端面とが段違いとなり、外観的体裁が損なわれたり、開き戸4の下端の角部に手足や衣服等を引掛けたりするのが防止される。よって、段差が形成された場合において、開き戸や引出し5を底板3の高さ位置に合わせて取り替える必要がなくなる。
【0024】
なお、補助閉塞片7b及び閉塞板7cの上下寸法の異なる蹴込板7を複数用意しておき、これを選択して用いることにより、底板3の取付高さの調整範囲を拡大することができる。
【0025】
図4は、本発明の他の実施例を示すもので、上述と同様の蹴込板7における水平取付片7aの上面にスペーサ9を載置し、このスペーサ9を介して、蹴込板7の水平取付片7aを底板3の下面に固定するようにしてある。
【0026】
スペーサ9は、その後端部に連設されたコ字状の係止片9aを、補助取付片7dに嵌合することにより、その前端面が補助閉塞片7bの前面と同一面をなすように位置決めされる。
【0027】
このようなスペーサ9を用いても、上述と同様、開き戸4や引き出し5の下端と底板3の前端面との間に段差が形成されるのが防止される。
【0028】
この実施例の利点は、厚さの異なるスペーサ9を複数用意しておけば、製造コストの高い方の蹴込板7を複数用意する必要がなく、コスト低減が図れるとともに、底板3の高さ調節が容易となることである。
【0029】
【発明の効果】
本発明の蹴込板を用いると、補助閉塞片が、底板を高くした際に形成される底板の前端面と開き戸等の下端との間の段差を塞ぐので、開き戸等を開いた際の外観的体裁が向上するばかりか、開き戸等の下端の角部に、手足、衣服等を引掛ける恐れもなくなる。
【0030】
また、底板の高さ位置調整に合わせて寸法の異なる開き戸等に取り替える必要がない。
【0031】
請求項2の発明によると、スペーサの取付け及び位置決めが簡単で、かつスペーサを併用することにより、底板の高さの調整が容易となるとともに、厚さの異なるスペーサを複数用意すれば、蹴込板の数は最小限でよく、コスト低減が図れる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の蹴込板を取付けた状態を示す調理台前端部の縦断側面図である。
【図2】同じく、蹴込板の取付要領を示す要部の斜視図である。
【図3】同じく、蹴込板の取付後、開き戸を開いた状態の調理台の正面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す調理台前部の縦断側面図である。
【図5】従来の蹴込板を有する調理台の正面図である。
【図6】同じく、図5におけるV−V線に沿う要部の拡大縦断側面図である。
【図7】同じく、開き戸を開いた状態の調理台の要部の正面図である。
【符号の説明】
1 側板
2 背板
3 底板
4 開き戸
5 引出し
7 蹴込板
7a 水平取付片
7b 補助閉塞片
7c 閉塞板
7d 補助取付
8 木ねじ
9 スペーサ
9a 係止片

Claims (2)

  1. 前端面を調理台の開き戸等の後面に当接又は近接させるとともに、下方に所要の空間部が形成されるようにして取付けられた底板の前端下部に、前記空間部の開口前部を閉塞するようにして、開き戸等よりもやや後方に設けられる蹴込板の構造であって、前記底板の前部下面に取付けられる、底板の左右長とほぼ等寸の水平取付片と、その前端に下向きに連設された、上下寸法が底板の下面から開き戸等の下端までの寸法とほぼ等寸をなす補助閉塞片と、前記水平取付片の後端部に下向きに連設され、上下寸法が底板下方の空間部の上下寸法とほぼ等しく、両側板の前面下部に設けられた切欠部に固定されるように側板側に延在した取付部を有する閉塞板とを備えることを特徴とする調理台下部の蹴込板構造。
  2. 水平取付片における閉塞板よりも後方に、補助取付片を連設し、この補助取付片に、スペーサのコ字状の係止片を嵌合しうるようにした請求項1に記載の調理台下部の蹴込板構造。
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