JP3928472B2 - 光式皮下脂肪厚測定装置 - Google Patents
光式皮下脂肪厚測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3928472B2 JP3928472B2 JP2002126811A JP2002126811A JP3928472B2 JP 3928472 B2 JP3928472 B2 JP 3928472B2 JP 2002126811 A JP2002126811 A JP 2002126811A JP 2002126811 A JP2002126811 A JP 2002126811A JP 3928472 B2 JP3928472 B2 JP 3928472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- subcutaneous fat
- living body
- unit
- fat thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/0059—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons using light, e.g. diagnosis by transillumination, diascopy, fluorescence
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/48—Other medical applications
- A61B5/4869—Determining body composition
- A61B5/4872—Body fat
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B2562/00—Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
- A61B2562/02—Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
- A61B2562/0233—Special features of optical sensors or probes classified in A61B5/00
- A61B2562/0242—Special features of optical sensors or probes classified in A61B5/00 for varying or adjusting the optical path length in the tissue
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、皮下脂肪の厚みを光学式に測定することができる光式皮下脂肪厚測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生体表面に配置された光源から生体内部に入射した光のうち、生体内部で散乱、吸収されながら伝播して再び生体表面にあらわれた光を受光することで生体内部の組織の厚みを測定する方法が考案されている。図16はその一例である特開2000−155091号公報に記載の皮下脂肪厚測定装置における光源と受光素子と生体との位置関係を表したものである。生体表面1に光源2と測定用受光素子3を配置している。生体は図16のように皮膚5、皮下脂肪6及び筋肉7の三層の平行平板の構造であるとすると、測定用受光素子3の受光する光8は各生体組織の吸収、散乱特性の違いから皮下脂肪6の厚みに相関性がある。しかしながら、測定用受光素子3が受光する光8の受光量は皮膚5及び皮下の血流の変化の影響も多く受けて変動している。したがって、光源2の近傍(1から6mmの距離)に補正用受光素子4を配置し、補正用受光素子4が受光する光9の受光量により測定用受光素子3が受光のする光8を補正することで、精度の良い皮下脂肪厚みの測定が可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の皮下脂肪厚測定装置においては、生体表面の光源1及び測定用受光素子3の生体への押し当て圧力のばらつきに連動して皮下脂肪6の厚みが変化してしまうので、測定ごとに皮下脂肪6の厚みがばらつくため測定再現性が悪化していた。この問題点は、特に皮下脂肪が厚い場合に顕著であった。
【0004】
さらに、押し当て圧力によって皮下脂肪6が変形することにより、皮下脂肪6内部の血液量が変化し、皮下脂肪6内部の血液による吸収特性にばらつきが生じる。そのため、測定用受光素子3での受光量が安定せず測定再現性が悪化していた。
【0005】
そこで本発明は上記従来の問題点に鑑み、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる光式皮下脂肪厚測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の光式皮下脂肪厚測定装置は、生体を照明する光源部と、前記光源部から前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する受光部と、前記生体表面を所定の形状に成形する成形部と、前記成形部が前記生体表面に加える圧力を計測する圧力計測部と、前記受光部において受光した受光量及び前記圧力計測部において計測した圧力に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する演算部とを有し、前記演算部は、前記圧力が異なる複数の場合に対応する、前記受光量と皮下脂肪厚との相関を示す複数の関係式を備え、前記演算部は、前記複数の関係式の中から前記圧力計測部において計測された前記圧力の値に応じた関係式を選択し、前記選択された関係式と前記受光量とを用いて、前記生体の前記皮下脂肪厚を算出する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態における光式皮下脂肪厚測定方法は、生体表面に圧力を加えて所定の形状に成形する工程Aと、前記圧力を計測する工程Bと、前記生体に光を照射する工程Cと、前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する工程Dと、前記工程Dにおいて受光した受光量及び前記工程Bにおいて計測した圧力に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する工程Eとを含むことを特徴とする。このようにすると、生体表面に加わる圧力による皮下脂肪厚の変化及び皮下脂肪内部の血液量の変化に基づく影響を除くことにより、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0011】
また、本発明の他の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定方法は、生体表面に圧力を加えて所定の形状に成形する工程Aと、前記圧力が規定値に達したことを検出する工程Bと、前記生体に光を照射する工程Cと、前記工程Bにおいて前記圧力が前記規定値に達したことを検出したときに、前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する工程Dと、前記工程Dにおいて受光した受光量に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する工程Eとを含むことを特徴とする。生体表面に加える圧力が増加するにしたがって皮下脂肪の厚みは減少するが、その厚みはある値で収束する。皮下脂肪厚が収束するときの圧力を規定値とすると、規定値以上の圧力を生体表面に加えることにより、皮下脂肪厚が安定した状態で測定を行うことができるため、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0012】
ここで、工程Bにおける規定値が1kg重以上であれば、皮下脂肪厚が安定するので好ましい。
【0013】
また、工程Cにおいて照射する光の中心波長が500nm〜1000nmの波長であれば、皮膚、皮下脂肪、筋肉の各組織間で、吸収及び散乱特性の差が大きいため好ましい。
【0014】
本発明の一実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置は、生体を照明する光源部と、前記光源部から前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する受光部と、前記生体表面を所定の形状に成形する成形部と、前記成形部が前記生体表面に加える圧力を計測する圧力計測部と、前記受光部において受光した受光量及び前記圧力計測部において計測した圧力に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する演算部とを有することを特徴とする。このようにすると、生体表面に加わる圧力による皮下脂肪厚の変化及び皮下脂肪内部の血液量の変化に基づく影響を除くことにより、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0015】
また、本発明の他の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置は、生体を照明する光源部と、前記光源部から前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する受光部と、前記生体表面を所定の形状に成形する成形部と、前記成形部が前記生体表面に加える圧力が規定値に達したことを検出する圧力検出部と、前記圧力が前記規定値に達したことを前記圧力検出部が検出したときの、前記受光部において受光した受光量に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する演算部とを有することを特徴とする。このようにすると、皮下脂肪厚が収束するときの圧力を規定値とし、規定値以上の圧力を生体表面に加えることにより、皮下脂肪厚が安定した状態で測定を行うことができるため、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0016】
ここで、成形部の生体表面と接する面が略平面形状であると、測定対象部分である生体表面に均一に圧力が加わるので好ましい。
【0017】
また、成形部の生体表面と接する面に突起部を備え、前記突起部に光源部及び受光部を設けることが好ましい。
【0018】
また、光源部に複数の光源を設けることが好ましい。また、受光部に複数の受光素子を設けてもよい。
【0019】
また、光源−受光素子間の距離が15mm〜30mmである第1の距離となるように設けられた光源及び受光素子、並びに35mm〜80mmである第2の距離となるように設けられた光源及び受光素子を有し、光源との距離が前記第1の距離である受光素子における受光量をY1、光源との距離が前記第2の距離である受光素子における受光量をY2としたとき、演算部においてY2/Y1を用いて生体の皮下脂肪厚を算出することが好ましい。このようにすると、皮膚及び皮下の血流の影響を除くことができるので、皮下脂肪厚をより再現性良く高精度に測定することができる。
【0020】
以下、図面を用いて、本発明の光式皮下脂肪厚測定方法及びそれに用いる装置について詳細に説明する。
【0021】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図であり、図2は同光式皮下脂肪厚測定装置の成形部10を生体表面1と接する側から見た上面図である。
【0022】
皮膚5、皮下脂肪6、筋肉7の3層からなる生体表面1上に、生体表面1を略平面形状に成形する成形部10が設けられている。成形部10は直径60mmの円盤形状をしており、黒色ABSでできている。なお、成形部10の材質は光源からの光に対して低反射率のものであればよい。成形部10は角を丸くすることで生体表面に鋭角な部分があたらない構造としている。なお、ここで成形部10は楕円または縦40mm、横60mm程度の大きさを有する平板の角を面取りした形状としてもよい。
【0023】
成形部10内に光源11からなる光源部と受光部12とが設けられている。受光部12は計測用受光素子13と補正用受光素子14からなる。計測用受光素子13と光源11との距離は45mmであり、補正用受光素子14と光源11との距離は22.5mmである。光源11から出射する光の出射口は直径φ1.5mmであり、計測用受光素子13及び補正用受光素子14の光の入射口はφ1.5mmである。なお、計測用受光素子13と光源11との距離は35mm〜80mm(第2の距離)の間であることが好ましく、補正用受光素子14と光源11との距離(第1の距離)は15mm〜30mmであることが好ましい。光源11が点灯したときに、補正用受光素子14において補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)が受光され、計測用受光素子13において計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)が受光される。
【0024】
ここで、光源11は光源素子として中心波長が785nmのレーザーダイオードを用いている。なお、光源素子は中心波長が500nm〜1000nmの、レーザーダイオードまたはLEDなどの光源素子であることが好ましい。さらに光源素子から光ファイバーなどの導光部品を用いて生体表面まで光を導光する構成とすると、光源素子で発生した熱が生体表面に伝わらないので好ましい。
【0025】
受光部12は受光素子としてフォトダイオードを用いている。なお、受光素子はCdSなどの光電変換素子でもよい。また、生体表面から受光素子までを光ファイバーなどの導光部品を用いて光を導光する構成としても良い。
【0026】
成形部10には、生体表面1に加える圧力を計測する圧力計測部15が接続されている。
【0027】
演算部20では、受光部12で得られた受光量と圧力計測部15で得られた圧力に基づき、皮下脂肪6の厚みを算出する。算出された皮下脂肪6の厚みは表示部21に表示され、通信部22を通して他の機器にデータとして送られる。
【0028】
また、入力部23から直接、または通信部22を通して他の機器から、身長、体重、年齢、性別、測定部位などのデータを入力することにより、皮下脂肪6の厚みと相関性のある体脂肪率を演算部20で計算し、表示部21に表示したり通信部22によって他の機器へデータを転送したりすることもできる。
【0029】
次に計測の手順について説明する。第1の動作として、光源11が点灯していない状態で、成形部10を生体表面1に押し当てる。
【0030】
第2の動作として、受光部12での受光量が100pW以下であり、圧力計測部15での計測値が0.1kg重以上である場合、受光部12全体が生体表面と接しており、成形部10が生体表面に押し当てられていることが確認され、その状態で通信部22または入力部23から計測開始の信号が入力されると光源11が点灯する。
【0031】
第3の動作として、補正用受光素子14に到達した光18を計測することにより補正用受光量(Y1)が得られ、計測用受光素子13に到達した光19を計測することにより計測用受光量(Y2)が得られる。
【0032】
次に、演算部20での皮下脂肪6の厚みの算出方法について説明する。図5に、圧力0.5kg重及び2.5kg重での計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示す。図5において、黒丸が0.5kg重での計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示し、白丸が2.5kg重での計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示している。また、実線が圧力0.5kg重の場合の1次回帰直線で、点線が圧力2.5kg重の場合の1次回帰直線である。
【0033】
図からわかるように、生体表面に加わる圧力の違いによって、計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示す直線は変化している。したがって、生体表面に加わる圧力が異なる複数の場合について、計測用受光量と皮下脂肪厚との相関を示す複数の1次回帰直線をあらかじめ求めておき、複数の1次回帰直線の中から圧力計測部15での計測した圧力の値に応じた1次回帰直線を選択し、選択された1次回帰直線と測定された計測用受光量とを用いることにより、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0034】
しかしながら、計測用受光量には皮膚5の散乱及び吸収のばらつきの影響が誤差要因として含まれている。この皮膚5の影響を補正するために、補正用受光量を用いる。
【0035】
計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)を補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)で割ったパラメータY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を図6に示す。図6において、黒丸が0.5kg重でのY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を示し、白丸が2.5kg重でのY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を示している。また、実線が圧力0.5kg重の場合の1次回帰直線で、点線が圧力2.5kg重の場合の1次回帰直線である。
【0036】
図5と比較して、明らかにばらつきは収まり、補正用受光量による補正の効果のあることがわかる。また、図5と同様に、圧力の違いによってY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を示す直線は変化する。そこで計測用受光量のみを用いる場合と同様に、生体表面に加わる圧力が異なる複数の場合について、Y2/Y1と皮下脂肪厚との相関を示す複数の1次回帰直線をあらかじめ求めておき、複数の1次回帰直線の中から圧力計測部15での計測した圧力の値に応じた1次回帰直線を選択し、選択された1次回帰直線とY2/Y1とを用いることにより、皮膚5の影響及び生体表面に加わる圧力の影響を補正することができるので、皮下脂肪厚をさらに再現性良く高精度に測定することができる。
【0037】
ここで、光源部を1つの光源11、受光部12を計測用受光素子13と補正用受光素子14からなる構成としたが、図3の構成図及び図4の成形部10の上面図に示すように、受光部12を1つの受光素子、光源部11を計測用光源素子16と補正用光源素子17からなる構成としてもよい。この場合、補正用光源素子17が点灯し計測用光源素子16が消灯しているときに、受光部12において受光される光(補正用光源素子からの光)18の受光量が補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)となり、補正用光源素子17が消灯し計測用光源素子16が点灯しているときに、受光部12において受光される光(計測用光源素子からの光)19の受光量が計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)となる。
【0038】
(実施の形態2)
図7は本発明の実施の形態2における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図である。図3に示した実施の形態1における光式皮下脂肪厚測定装置と異なる点は、圧力計測部に代えて、成形部10が生体表面1に加える圧力がある規定値に達したことを検出する圧力検出部24が成形部10につながっている点である。その他の構成については実施の形態1における光式皮下脂肪厚測定装置と同じであるため説明を省略する。
【0039】
成形部10を生体表面に押し当てた状態で、成形部10に加える圧力を増加させると、圧力が増加するにしたがって皮下脂肪6は圧縮されて薄くなるが、その厚みはある値で収束する。皮下脂肪厚が収束するときの圧力を規定値とすると、規定値以上の圧力を生体表面1に加えることにより、皮下脂肪6の厚みが安定した状態で測定を行うことができる。また、皮下脂肪6が圧縮されて薄くなることで、皮下脂肪6内部の血液量のばらつきによる個体差も減少する。圧力の規定値が1kg重以上であれば皮下脂肪6の厚みが安定するので好ましい。本実施の形態では、圧力の規定値を2.5kg重とした。
【0040】
次に計測の手順について説明する。第1の動作として、光源11が点灯していない状態で、成形部10を生体表面1に押し当てる。
【0041】
第2の動作として、受光部12での受光量が100pW以下であり、圧力検出部24において2.5kg重以上の圧力が検出された場合、受光部12全体が生体表面と接しており、成形部10が十分な圧力で生体表面に押し当てられていることが確認され、その状態で通信部22または入力部23から計測開始の信号が入力されると補正用光源素子17が点灯する。
【0042】
第3の動作として、補正用光源素子17から生体内部を伝播して受光部12に到達した光18の受光量、すなわち補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)を計測する。
【0043】
次に、第4の動作として、補正用光源素子17が消灯し、計測用光源素子16が点灯している状態で、計測用光源素子16から生体内部を伝播して受光部12に到達した光19の受光量、すなわち計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)を計測する。
【0044】
次に演算部20での皮下脂肪6の厚みの算出方法について説明する。図8に、計測用受光量と皮下脂肪6の厚みの関係を示す。図8において、白丸が計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示しており、点線がその1次回帰直線である。したがって、この1次回帰直線を表わす関係式と計測された計測用受光量とを用いると、皮下脂肪の厚みが求められる。この測定方法によれば、皮下脂肪6の厚みが安定した状態で測定を行うので、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0045】
さらに、皮膚5の影響の補正について説明する。計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)を補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)で割ったパラメータY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を図9に示す。図9において、白丸がY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を示しており、点線がその1次回帰直線である。したがって、この1次回帰直線を表わす関係式と算出されたパラメータY2/Y1とを用いると、皮下脂肪の厚みが求められる。この測定方法によれば、皮膚5の影響も補正することができるので、皮下脂肪厚をさらに再現性良く高精度に測定することができる。
【0046】
(実施の形態3)
図10は本発明の実施の形態3における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図であり、図11は同光式皮下脂肪厚測定装置の成形部10を生体表面1と接する側から見た上面図である。実施の形態1または2と構成が同じ部分については説明を省略する。成形部10の略中心部分に幅5mm、長さ52.5mm、高さ5mmの突起部25が配置され、その突起部25に光源11と受光部12とが配置されている。
【0047】
なお、突起部25及び成形部10の形状は、図12(a)の上面図及び図12(b)の側面図に示すように突起部25の角が鋭角にならないようすると、生体に与える痛みをなくすことができるので好ましい。また、図13(a)の上面図及び図13(b)の側面図に示すように突起部25を成形部10上全体に曲面を有するように設けても良い。
【0048】
成形部10の突起部25が設けられた面を生体表面1に押し当てることにより、成形部10と突起部25とで生体表面1を安定して局所的に押しつぶして、突起部25直下の皮下脂肪6内部の血液量を減少させる。成形部10のみで押しつぶす場合よりも、押しつぶされる面積が狭いので、突起部25直下の皮下脂肪6内部の血液量はより少なくなり、血液量によるばらつきの個体差はさらに減少する。
【0049】
また、受光部12において受光される光のうち、生体内部の突起部25直下以外の領域を伝播してきた光の成分は、突起部25直下の領域に比べて血液量が多い領域を伝播するために、突起部25直下を伝播してきた光の成分と比較して減衰する。したがって、計測される受光量の内、突起部25直下の皮下脂肪6を伝播してきた光の成分の占める割合が増加するため、より局所的な皮下脂肪厚測定が可能となる。
【0050】
次に計測の手順について説明する。第1の動作として、光源11が点灯していない状態で、成形部10を生体表面1に押し当てる。
【0051】
第2の動作として、受光部12での受光量が100pW以下であり、圧力検出部24において2.5kg重以上の圧力が検出された場合、受光部12全体が生体表面と接しており、成形部10が十分な圧力で生体表面に押し当てられていることが確認され、その状態で通信部22または入力部23から計測開始の信号が入力されると光源11が点灯する。
【0052】
第3の動作として、補正用受光素子14に到達した光18を計測することにより補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)が得られ、計測用受光素子13に到達した光19を計測することにより計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)が得られる。
【0053】
次に演算部20での皮下脂肪6の厚みの算出方法について説明する。図14に、計測用受光量と皮下脂肪6の厚みの関係を示す。図14において、白丸が計測用受光量と皮下脂肪6の厚みとの関係を示しており、点線がその1次回帰直線である。したがって、この1次回帰直線を表わす関係式と計測された計測用受光量とを用いると、皮下脂肪の厚みが求められる。この測定方法によれば、皮下脂肪6の厚みが安定した状態で測定を行うので、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる。
【0054】
さらに、皮膚5の影響の補正について説明する。計測用受光量(第2の距離での受光量Y2)を補正用受光量(第1の距離での受光量Y1)で割ったパラメータY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を図15に示す。図15において、白丸がY2/Y1と皮下脂肪6の厚みとの関係を示しており、点線がその1次回帰直線である。したがって、この1次回帰直線を表わす関係式と算出されたパラメータY2/Y1とを用いると、皮下脂肪の厚みが求められる。この測定方法によれば、皮膚5の影響も補正することができるので、皮下脂肪厚をさらに再現性良く高精度に測定することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明によれば、皮下脂肪厚を再現性良く高精度に測定することができる光式皮下脂肪厚測定装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
【図2】同光式皮下脂肪厚測定装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図
【図3】同実施の形態における、光源部と受光部の構成が異なる光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
【図4】同光式皮下脂肪厚測定装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図
【図5】本発明の一実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置により求めた計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図6】同光式皮下脂肪厚測定装置により求めたパラメータY2/Y1と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図7】本発明の他の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
【図8】同光式皮下脂肪厚測定装置により求めた計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図9】同光式皮下脂肪厚測定装置により求めたパラメータY2/Y1と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図10】本発明のさらに他の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
【図11】同光式皮下脂肪厚測定装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図
【図12】同実施の形態における、成形部と突起部の形状が異なる光式皮下脂肪厚測定装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図及び側面図
【図13】同実施の形態における、成形部と突起部の形状が異なる光式皮下脂肪厚測定装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図及び側面図
【図14】本発明のさらに他の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置により求めた計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図15】同光式皮下脂肪厚測定装置により求めたパラメータY2/Y1と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ
【図16】従来の光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
【符号の説明】
1 生体表面
2 光源
3 測定用受光素子
4 補正用受光素子
5 皮膚
6 皮下脂肪
7 筋肉
8 測定用受光素子が受光する光
9 補正用受光素子が受光する光
10 成形部
11 光源(光源部)
12 受光部
13 計測用受光素子
14 補正用受光素子
15 圧力計測部
16 計測用光源素子
17 補正用光源素子
18 補正用受光素子が受光する光(補正用光源素子からの光)
19 計測用受光素子が受光する光(計測用光源素子からの光)
20 演算部
21 表示部
22 通信部
23 入力部
24 圧力検出部
25 突起部
Claims (7)
- 生体を照明する光源部と、前記光源部から前記生体内部を伝播して前記生体表面より出射した光を受光する受光部と、前記生体表面を所定の形状に成形する成形部と、前記成形部が前記生体表面に加える圧力を計測する圧力計測部と、前記受光部において受光した受光量及び前記圧力計測部において計測した圧力に基づき前記生体の皮下脂肪厚を算出する演算部とを有し、
前記演算部は、前記圧力が異なる複数の場合に対応する、前記受光量と皮下脂肪厚との相関を示す複数の関係式を備え、
前記演算部は、前記複数の関係式の中から前記圧力計測部において計測された前記圧力の値に応じた関係式を選択し、前記選択された関係式と前記受光量とを用いて、前記生体の前記皮下脂肪厚を算出する光式皮下脂肪厚測定装置。 - 成形部の生体表面と接する面が略平面形状であることを特徴とする、請求項1記載の光式皮下脂肪厚測定装置。
- 成形部の生体表面と接する面に突起部を備え、前記突起部に光源部及び受光部を設けたことを特徴とする、請求項1または2に記載の光式皮下脂肪厚測定装置。
- 光源部に複数の光源を設けたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光式皮下脂肪厚測定装置。
- 受光部に複数の受光素子を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光式皮下脂肪厚測定装置。
- 光源−受光素子間の距離が15mm〜30mmである第1の距離となるように設けられた光源及び受光素子、並びに35mm〜80mmである第2の距離となるように設けられた光源及び受光素子を有し、光源との距離が前記第1の距離である受光素子における受光量をY1、光源との距離が前記第2の距離である受光素子における受光量をY2としたとき、
前記演算部は、前記圧力が異なる複数の場合に対応する、Y2/Y1と皮下脂肪厚との相関を示す複数の関係式を備え、
前記演算部は、前記複数の関係式の中から前記圧力計測部において計測された前記圧力の値に応じた関係式を選択し、前記選択された関係式と前記Y2/Y1とを用いて前記生体の前記皮下脂肪厚を算出することを特徴とする、請求項4または5に記載の光式皮下脂肪厚測定装置。 - 前記関係式が1次回帰直線を表わす関係式である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光式皮下脂肪厚測定装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126811A JP3928472B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 光式皮下脂肪厚測定装置 |
CN03800237.XA CN1268286C (zh) | 2002-01-25 | 2003-01-23 | 光学式生物信息测量方法以及光学式生物信息测量装置 |
US10/473,099 US7251513B2 (en) | 2002-01-25 | 2003-01-23 | Method of measuring biological information using light and apparatus of measuring biological information using light |
EP03703029A EP1396227A4 (en) | 2002-01-25 | 2003-01-23 | METHOD FOR OPTICALLY MEASURING BIOLOGICAL INFORMATION AND OPTICAL INSTRUMENT FOR MEASURING BIOLOGICAL INFORMATION |
PCT/JP2003/000586 WO2003063704A1 (fr) | 2002-01-25 | 2003-01-23 | Procede de mesure optique d'informations biologiques et instrument optique de mesure d'informations biologiques |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126811A JP3928472B2 (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 光式皮下脂肪厚測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003310575A JP2003310575A (ja) | 2003-11-05 |
JP3928472B2 true JP3928472B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=29541124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002126811A Expired - Fee Related JP3928472B2 (ja) | 2002-01-25 | 2002-04-26 | 光式皮下脂肪厚測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3928472B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1595498A4 (en) | 2003-02-18 | 2010-02-24 | Panasonic Elec Works Co Ltd | VISCERAL GREASE MEASUREMENT INSTRUMENT AND METHOD, PROGRAM, AND RECORDING MEDIUM THEREOF |
US8135447B2 (en) | 2003-10-02 | 2012-03-13 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | Optical biological information measuring apparatus, optical biological information measuring method, biological information decision apparatus, program and recording medium |
JP4552609B2 (ja) * | 2003-11-14 | 2010-09-29 | パナソニック電工株式会社 | 皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体 |
JP4581483B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2010-11-17 | パナソニック電工株式会社 | 生体情報測定装置 |
KR100813169B1 (ko) | 2006-07-21 | 2008-03-17 | 삼성전자주식회사 | 기울임을 갖는 광 센서 모듈 및 상기 광 센서 모듈을구비한 체지방 측정 장치 |
JP4715930B2 (ja) * | 2009-02-03 | 2011-07-06 | パナソニック電工株式会社 | 光学式皮下脂肪厚測定装置 |
JP5445372B2 (ja) * | 2010-07-16 | 2014-03-19 | 富士通株式会社 | 脂肪厚計測装置、脂肪厚計測方法および脂肪厚計測プログラム |
JP5935498B2 (ja) * | 2012-05-15 | 2016-06-15 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム |
JP6245863B2 (ja) * | 2013-07-01 | 2017-12-13 | キヤノン株式会社 | 被検体情報取得装置、被検体情報取得装置の制御方法 |
KR101732801B1 (ko) * | 2015-09-10 | 2017-05-08 | 단국대학교 천안캠퍼스 산학협력단 | 광산란 측정을 이용한 비만도 분석 장치 및 방법 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002126811A patent/JP3928472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003310575A (ja) | 2003-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2003063704A1 (fr) | Procede de mesure optique d'informations biologiques et instrument optique de mesure d'informations biologiques | |
US8311601B2 (en) | Reflectance and/or transmissive pulse oximeter | |
JP4701468B2 (ja) | 生体情報測定装置 | |
US20180249911A1 (en) | Diffusing wave spectroscopy apparatus and control method therefor | |
JP3928472B2 (ja) | 光式皮下脂肪厚測定装置 | |
US20150126865A1 (en) | Ultrasonic probe and ultrasonic measuring device | |
JP3928432B2 (ja) | 光式生体情報測定装置 | |
WO2004073517A1 (ja) | 内臓脂肪計測装置、内臓脂肪計測方法、プログラム、及び記録媒体 | |
JP2016010717A (ja) | 濃度定量装置 | |
JP2005348912A (ja) | 生体情報測定装置、標準素子、及び生体情報測定装置の使用方法 | |
JP4385650B2 (ja) | 光式脂肪測定装置 | |
JP2006026212A (ja) | 生体情報検出装置 | |
US20190000386A1 (en) | Measurement device | |
JP4552609B2 (ja) | 皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体 | |
US7720527B2 (en) | Subcutaneous fat thickness measuring method, subcutaneous fat thickness measuring apparatus, program and recording medium | |
JP2004147787A (ja) | 光式皮下脂肪厚測定方法及びそれに用いる装置 | |
US20230371894A1 (en) | Measurement of blood pressure and edema, for example as an indication of an increased likelihood of pre-eclampsia | |
KR102535505B1 (ko) | 비침습식 혈당 측정기 및 그의 혈당 측정 방법 | |
JP4581483B2 (ja) | 生体情報測定装置 | |
JP2004290226A (ja) | グルコース濃度測定装置 | |
KR102597088B1 (ko) | 피부측정장치 및 이를 이용한 피부측정방법 | |
TW201347735A (zh) | 血液參數量測裝置以及血液參數量測方法 | |
JP2001120520A (ja) | 血糖値測定用カートリッジ | |
JP2005095193A (ja) | 生体情報測定方法及び測定装置 | |
JP2004298572A (ja) | 血液疲労度センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050131 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061128 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070213 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070226 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120316 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140316 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |