JP4552609B2 - 皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、局所皮下脂肪の厚みを光学式に測定することができる皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、図13に示すように、生体表面1に配置された光源2から生体内部に入射した光のうち、生体内部で散乱、吸収されながら伝播して再び生体表面にあらわれた光を受光素子3にて受光することで生体内部の皮下脂肪4の厚みを測定する方法(例えば特許文献1参照。)がある。また、特許文献1では、光源近傍に配置された受光素子3での受光量を用いて、皮膚5の色の違いによる差を補正する方法が考案されていた。
筋肉、脂肪では光の伝搬特性が大きく異なり、筋肉ではより吸収が強く、脂肪ではより散乱が強い。この特性の違いは500nm〜1000nmの波長の光で顕著である。そのため、光源2より生体表面から入射した光は、皮下脂肪4が厚いほど皮下脂肪4内で広がり、拡散により深さ方向だけでなく、横方向にも広がる。
したがって、この横方向に広がり再び生体表面1に出射した光は皮下脂肪4が厚いほど増加する。この再び生体表面1に出射した光を受光素子3で受光することにより皮下脂肪4の厚みおよび量が測定できる。
また、この方法では、複数の送受光間距離を得られるように、光源2および受光素子3を配置して、皮膚5の色などの補正を行い精度の良い皮下脂肪厚の測定を可能としている。すなわち、受光素子3での受光量を求める際に、光源2に最も近い受光素子3の受光量で、皮膚色差による各受光素子3の受光量を補正している。
特開2000−155091号公報
しかしながら、上記従来の皮下脂肪厚測定装置においては、皮膚5の色による誤差の補正はできても、血液量の変動などに起因する、皮下脂肪4内の吸収ばらつきによる誤差が補正できなかった。
すなわち、被検体である人体の皮下脂肪4には血管が張り巡らされ、実質上一様な組織が形成されていると見なすことができるが、運動、寝起き等の原因で組織に流れる血液量が変化することにより血液濃度が増減するために、皮下脂肪4内の光吸収量は増減し、吸収ばらつきを起こすこととなる。
このように、従来の皮下脂肪厚測定装置においては、皮下脂肪4内の吸収ばらつきによる誤差を補正することが出来ないという課題がある。
本発明は、上記課題を考慮し、皮下脂肪厚などの皮下脂肪情報を高精度に再現性良く測定することができる皮下脂肪測定方法、皮下脂肪測定装置、プロラム、及び記録媒体を提供することを目的とするものである。
第1の本発明は、中心波長が互いに異なる複数の光を生体の表面に照射する照射工程と、
前記生体の表面より出射した前記複数の波長の光を受光し、前記複数の光のそれぞれの受光量を計測する受光工程と、
皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光工程により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出工程とを備えた、
皮下脂肪厚測定方法である。
第2の本発明は、前記対応関係は、
前記複数の光のそれぞれについて、既知の皮下脂肪厚を有する生体の表面を対象として前記照射工程および前記受光工程に相当する工程を行ったときに得られる受光量と、前記既知の皮下脂肪厚との関係であって、
前記受光量と前記皮下脂肪厚との関係は、前記血液濃度毎に複数あるものである、
第1の本発明に記載の皮下脂肪厚測定方法である。
第3の本発明は、前記算出工程は、
前記受光工程により得られた前記複数の光のそれぞれの受光量に対応する、前記血液濃度毎の前記既知の皮下脂肪厚を比較し、
それぞれの受光量に共通して同一の値を与える、前記血液濃度および前記既知の皮下脂肪厚の前記対応関係を見いだしたとき、その対応関係における前記既知の皮下脂肪厚を、前記生体表面の皮下脂肪厚とするものである、
第2の本発明に記載の皮下脂肪厚測定方法である。
第4の本発明は、前記複数の光とは、第1の中心波長の光と第2の中心波長の光との2つの波長の光であり、
前記第1の中心波長は、650から700nmまでのいずれかの波長であり、
前記第2の中心波長は、800から850nmまでのいずれかの波長である、
第1の本発明に記載の皮下脂肪厚測定方法である。
第5の本発明は、前記受光工程は、前記生体表面より出射した、前記複数の波長の光を、前記生体表面の複数の位置で受光する、
第1の本発明に記載の皮下脂肪厚測定方法である。
第6の本発明は、前記生体表面を有する被験者の体重、性別、身長、年齢、計測部位の全部または一部に関する情報を利用して、算出された前記皮下脂肪厚から前記被験者の体脂肪率を算出する体脂肪率算出工程をさらに備えた、
第1の本発明に記載の皮下脂肪厚測定方法である。
第7の本発明は、中心波長が互いに異なる複数の光を生体表面に照射する照射手段と、
前記生体表面より出射した前記複数の波長の光を受光し、前記複数の光のそれぞれの受光量を計測する受光手段と、
皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光手段により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出手段とを備えた、
皮下脂肪厚測定装置である。
第8の本発明は、前記対応関係は、
前記複数の光のそれぞれについて、既知の皮下脂肪厚を有する生体の表面を対象として前記照射手段および前記受光手段により上記受光および計測に相当する条件の動作を行ったときに得られる受光量と、前記既知の皮下脂肪厚との関係であって、
前記受光量と前記皮下脂肪厚との関係は、前記血液濃度毎に複数あるものである、
第7の本発明に記載の皮下脂肪厚測定装置である。
第9の本発明は、前記算出手段は、
前記受光手段により得られた前記複数の光のそれぞれの受光量に対応する、前記血液濃度毎の前記既知の皮下脂肪厚を比較し、
それぞれの受光量に共通して同一の値を与える、前記血液濃度および前記既知の皮下脂肪厚の前記対応関係を見いだしたとき、その対応関係における前記既知の皮下脂肪厚を、前記生体表面の皮下脂肪厚とするものである、
第8の本発明に記載の皮下脂肪厚測定装置である。
第10の本発明は、前記照射手段は、前記複数の光として、第1の中心波長の光と第2の中心波長の光との2つの波長の光を照射し、
前記第1の中心波長は、650から700nmまでのいずれかの波長であり、
前記第2の中心波長は、800から850nmまでのいずれかの波長である、
第7の本発明に記載の皮下脂肪厚測定装置である。
第11の本発明は、前記受光手段は、前記生体表面より出射した、前記複数の波長の光を、前記生体表面の複数の位置で受光する、
請求項7に記載の皮下脂肪厚測定装置である。
第12の本発明は、前記生体表面を有する被験者の体重、性別、身長、年齢、計測部位の全部または一部に関する情報を利用して、算出された前記皮下脂肪厚から前記被験者の体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段をさらに備えた、
第7の本発明に記載の皮下脂肪厚測定装置である。
第13の本発明は、第1の本発明記載の皮下脂肪厚測定方法の、皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光工程により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出工程をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
第14の本発明は、第13の本発明に記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体である。
本発明は、皮下脂肪厚を高精度に再現性良く測定することができる皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プロラム、及び記録媒体を提供することが出来る。
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態における皮下脂肪測定装置の構成図であり、図2は同皮下脂肪測定装置の成形部7を生体表面1と接する側から見た上面図である。
本実施の形態の皮下脂肪測定装置は、脂肪層4での吸収ばらつきを補正する機能を有する。すなわち、皮膚5ではメラニン、筋肉6ではミオグロビンというように血液以外の他の成分に吸収が大きいものがある。しかし、皮下脂肪4では、メラニン、ミオグロビンは存在しないので、吸収の主成分は血液である。つまり、皮下脂肪4の吸収ばらつきの主原因は血液量のばらつきである。血液の吸光スペクトルは、酸素濃度に応じて変化することが知られているが、安静状態では生体の酸素濃度は安定しているので、皮下脂肪4内の血液の吸光スペクトルは安定する。したがって、生体を通過しやすい光の内、血液での吸収が多い650nmから、血液での吸収が少ない850nmまでの複数の光を用いることで、皮下脂肪4の吸収ばらつきを補正することができる。
また、特にその差が顕著な650nm付近の中心波長と、800nm付近の中心波長の2波長で計測し、その結果から皮下脂肪厚を算出することで、高精度な皮下脂肪厚計測が可能となる。
また、生体表面1の複数の場所での生体表面1より出射した光を受光することで、さらに皮膚5の色ばらつきを補正した高精度な皮下脂肪厚計側が可能となる。
また、体重、性別、身長、年齢、計測部位等の情報を加味することで、皮下脂肪厚と相関が高い全身の体脂肪率を算出することが可能となる。
すなわち、図1、及び図2において、皮膚5、皮下脂肪4、筋肉6の3層からなる生体表面1上に、生体表面1を略平面に成形する成形部7が設けられている。
成形部7内に2つの光源を含む光源部8と受光部9とが設けられている。受光部9は計測用受光素子10(第2の受光素子)と補正用受光素子11(第1受光素子)からなる。計測用受光素子10と光源部8との距離は35mmであり、補正用受光素子11と光源部8との距離は20mmである。光源部8から出射する光の出射口は直径φ5mmであり、計測用受光素子10及び補正用受光素子11の光の入射口はφ5mmである。なお、計測用受光素子10と光源部8との距離は35mm〜80mmの間であることが好ましく、補正用受光素子9と光源部8との距離は15mm〜30mmであることが好ましい。ここで、光源部8は第1の光源12として中心波長が660nmのLEDを有している。また、第2の光源13として中心波長が850nmのLEDを有している。
なお、第1の光源12は中心波長が650nm〜700nmであり、第2の光源13は中心波長が800nm〜850nmのレーザーダイオードまたはLEDなどの光源素子であれば、血液の吸光度の差が大きいので好ましい。さらに光源素子から光ファイバーなどの導光部品を用いて生体表面1まで光を導光する構成とすると、光源素子で発生した熱が生体表面1に伝わらないので好ましい。
受光部9は受光素子としてフォトダイオードを用いている。なお、受光素子はCdSな
どの光電変換素子でもよい。また、生体表面から受光素子までを光ファイバーなどの導光部品を用いて光を導光する構成としても良い。
また、成形部7を略平面形状にすることで、生体表面1は平面形状に安定し、測定再現性が向上する。成形部7は直径60mmの円盤形状をしており、遮光のために黒色ABSでできている。成形部7の材質は光源部8からの光に対して低反射率のものであることで、生体表面1から出射した光が再び生体へもどることを防ぐことができ、受光部9では生体の深い領域を伝搬してきた光のみを受光することができ測定精度が向上する。また、ノイズとなる光源部8以外からの外乱光を遮光することもでき測定精度が向上する。成形部7は角を丸くし生体表面1に鋭角な部分があたらない構造とすることで、成形部を生体表面1に押し当てても角による痛みは生じない。
演算部14では、受光部9で得られた受光量に基づき、皮下脂肪4の厚みを算出する。算出された皮下脂肪4の厚みは表示部15に表示され、通信部16を通して他の機器にデータとして送られる。
また、入力部17から直接、または通信部16を通して他の機器から、身長、体重、年齢、性別、測定部位などのデータを入力することにより、皮下脂肪4の厚みと相関性のある体脂肪率を演算部14で計算し、表示部15に表示したり通信部16によって他の機器へデータを転送したりすることもできる。
次に皮下脂肪内の血液濃度が変動したときの測定誤差の補正方法について説明する。
従来例では、皮下脂肪4内の血液濃度によってこの光は増減し、この増減が演算部14における測定誤差の原因となっていた。
これは、皮下脂肪4の血液濃度をばらつかせると、800nmでの受光量はシミュレーション上、図4の白丸のようにばらつき、受光量から脂肪厚を計測するのがむずかしくなることからも明らかである。
そこで、600nmから850nmまでの波長のうち、血液による吸収が大きい650から700nm付近の光と、吸収が少ない800から850nm付近の光を用いることで、皮下脂肪4内の血液濃度のばらつきに基づく測定値の誤差を補正する。
図8は、脂肪層内の血液濃度が標準の場合、標準から25%増加した場合(+25%)、標準から25%減少した場合(−25%)での、800nmの中心波長の光源を用いた場合の、既知の皮下脂肪厚と受光量との関係を関係とをシミュレーションにより求めた結果であり、図9は、680nmの中心波長の光源を用いた場合であって、図8と同一の血液濃度条件にて、既知の皮下脂肪厚と受光量との関係をシミュレーションにより求めた結果を示す図である。
ここで、既知である真値としての皮下脂肪厚が15mmの場合、血液濃度が−25%になると、二つの波長の受光量はともに増加し、血液濃度が標準の場合のグラフにその増加した受光量を適用すると、真値と比較して皮下脂肪厚が大きな値となる。しかしながら、二つの波長での血液濃度変化に対するグラフの変化量が異なるので、800nmでは皮下脂肪厚が約18mm、680nmでは皮下脂肪厚が約28mmと算出され、二つの波長で皮下脂肪厚みが異なった値になる。
このように、二つの波長光を用いて、測定された皮下脂肪厚が異なった値になることから、血液濃度の変化が、測定結果にずれをもたらしていることがわかる。
このとき、800nmと680nmでは、血液濃度の変動による受光量の変動量と、皮下脂肪厚の変化による受光量の変動量とに違いがある。すなわち、図3にて説明したように、受光量は、測定に用いた光の波長が長いほど大きくなるが、さらに図10に示すように、同一の血液濃度の変動に対して、測定に用いる光の中心波長が異なる場合、より長い波長の光を用いたほうが、受光量の変動は小さく現れるということである。
この点に着目して、二つの波長での受光量をパラメータとして回帰分析を行って換算式を求めることにより、皮下脂肪4内の血液濃度のばらつきを補正することができる。
以下に換算式を用いた場合の計測の手順について説明する。
第1の動作として、光源部8が点灯していない状態で、成形部7を生体表面1に押し当てる。
第2の動作として、第1の光源12を点灯する。計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y21が得られる。
第3の動作として、第1の光源12を消灯し、第2の光源13を点灯する。計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y22が得られる。
第4の動作として、演算部14での皮下脂肪4の厚みを算出する。皮下脂肪厚みXは以下の式1で表される。
(数1)
X=A×Y22+B×Y21+C (式1)
ここで、A,B,Cは定数であり、皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる、複数の既知の皮下脂肪厚Xの生体を計測したときの受光量Y21、Y22の組み合わせから、回帰分析を行って決定される。既知の皮下脂肪厚Xは、超音波診断装置、MRIまたはX線CTの画像から求めることができる。皮下脂肪厚と受光量Y21,Y22とが求められていれば、皮下脂肪内の血液濃度を測定しなくても、A、B、Cを求めることができる。したがって、式1は、皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を反映している。
皮下脂肪4の吸収をばらつかせた場合の2つの波長での受光量Y22、Y21を計算し、その結果から、パラメータA,B,Cを求めた。式1と受光量から求めた皮下脂肪換算値とシミュレーション条件である皮下脂肪厚の関係を図5に示す。図4と図5とを比較すると、図5では、皮下脂肪厚のばらつきは収まり、皮下脂肪の吸収ばらつきが補正できていることがわかる。算出手段に相当する演算部14内に、式1の換算式が格納されていることが好ましい。
次に他の補正方法について説明する。
図11はシミュレーションにより計算し、脂肪内の血液濃度一定で脂肪厚が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフと、脂肪厚が一定で脂肪内の血液濃度が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフとを重ねてプロットしたものである。すなわち、図8および図9のグラフを、各波長光の受光量を軸として再プロットしたものである。また、図12は、図11における、受光量0〜1近傍の拡大図である。図11,12は、本発明における、皮下脂肪層と中心波長が異なる複数の光の受光量との対応関係に相当する。この場合、演算部14内に、図11,12のような対応関係が格納されていることが好ましい。
図11において、脂肪内の血液濃度が一定で脂肪厚が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフは、放物線状のグラフになっている。これに対して、脂肪厚が一定で脂肪内の血液濃度が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフは、直線状のグラフになっている。
図11からも、脂肪厚が厚くなるほど、血液濃度の影響が大きくなり受光量の変動が大きくなることがわかる。例えば、脂肪厚5.0mmの場合の脂肪内の血液濃度が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフは、図11の原点近傍に記載されている。そして、血液濃度が標準より25%少ない場合、及び血液濃度が標準、及び血液濃度が標準より25%多い場合で、塗りつぶしていない○印が示すように、受光量はほとんど変動していない。これに対して、脂肪厚40mmの場合の脂肪内の血液濃度が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフは、図11の原点から最も遠い位置に記載されている。そして、血液濃度が標準より25%少ない場合、及び血液濃度が標準、及び血液濃度が標準より25%多い場合で、塗りつぶした○印が示すように、受光量は大きく変動している。
このとき、同一の皮下脂肪厚であることを示す同一の印の各点同士を結ぶようプロットすると近似直線が得られる。
これらの各皮下脂肪厚に対応する近似直線は図11、12から見ても明らかなように、交わることがなく存在している。
したがって、皮下脂肪厚が未知である被検体に対し、680nmの光および、800nmの光でそれぞれ測定を行い、図11および図12において、その受光量の交点が位置する近似直線を見いだせば、その近似直線が定義する皮下脂肪厚が、当該被検体の皮下脂肪厚として得られることになる。
例えば、皮下脂肪厚が未知の被検体に対し、800nmの光による測定を行ったときの受光量が0.8であり、680nmの光による測定を行ったときの受光量が0.56である場合、これら受光量をそれぞれ縦軸、横軸として交点を求めると、それは、図11,図12中の大きな黒丸印に示すように、脂肪厚15mmを示す近似直線上に配置される。これは、当該未知の被検体の皮下脂肪厚が、15mmであることを意味する。なお、図中において、大きな黒丸印は、血液濃度標準を示す△印点と、血液濃度−25%を示す△印点との間に配置されているが、これは、被検体の皮下脂肪の血液濃度が、標準から−25%までの間の値であることを意味する。このとき、図12の元になる、図8,9に示す血液濃度の変化と、受光量との変化に基づき、血液濃度の具体的な値を推定するようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、800nmと680nmとの2つの中心波長で受光量が決まると、被検体の皮下脂肪厚を、その血液濃度によらず、一意に決定することが出来る。
このように、この図11,12の関係を本発明の対応関係の例とすれば、二つの波長での受光量を用いることで、脂肪層内での血液濃度が変化しても、正しい皮下脂肪層厚を算出出来る。
次に計測の手順について説明する。
なお、第1の実施の形態では、以下に説明するように、補正用受光素子11は用いていない。従って、第1の実施の形態の皮下脂肪測定装置は、補正用受光素子11を備えていない構成であっても構わない。補正用受光素子11は、第2の実施の形態で用いられる。
第1の動作として、光源部8が点灯していない状態で、成形部7を生体表面1に押し当てる。
第2の動作として、第1の光源12を点灯する。計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y21が得られる。
第3の動作として、第1の光源12を消灯し、第2の光源13を点灯する。計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y22が得られる。
第4の動作として、演算部14での皮下脂肪4の厚みを算出する。皮下脂肪厚みはY22およびY21と脂肪厚との対応情報である図11および12とにより求められる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態の皮下脂肪測定装置の構成は第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
次に、このような本実施の形態の動作を第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。
第1の実施の形態では、式1と受光量から皮下脂肪厚みを求めることにより、皮下脂肪厚のばらつきが収まり、皮下脂肪の吸収ばらつきが補正できた。
しかし、計測用受光量には皮膚5の散乱及び吸収のばらつきの影響が誤差要因として含まれている。ここで、シミュレーションにより、皮膚5および皮下脂肪4の吸収度合いをばらつかせると、800nmの受光量はシミュレーション上は図6の白丸のようにばらつき受光量から脂肪厚を計測するのがさらにむずかしくなる。シミュレーションによって、皮膚5と皮下脂肪4の吸収ばらつきの影響を補正するために、補正用受光素子11で計測された補正用受光量Y11およびY12をも用いる。すなわち、第2の実施の形態では、計測用受光量Y22、Y21と補正用受光量Y11、Y12を用いて皮下脂肪厚を計測する。
第2の実施の形態の皮下脂肪測定装置は、補正用受光素子11での受光量で、皮膚色差による計測用受光素子10の受光量のばらつきを補正している。
まず、計測の手順について説明する。
第1の動作として、光源部8が点灯していない状態で、成形部7を生体表面1に押し当てる。
第2の動作として、第1の光源12を点灯する。補正用受光素子9に到達した光19を計測することにより補正用受光量Y11が得られ、計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y21が得られる。
第3の動作として、第1の光源12を消灯し、第2の光源13を点灯する。補正用受光素子11に到達した光19を計測することにより補正用受光量Y12が得られ、計測用受光素子10に到達した光18を計測することにより計測用受光量Y22が得られる。
第4の動作として、演算部14での皮下脂肪4の厚みの算出する。皮下脂肪4の厚みXは以下の式2で表される。
(数2)
X=A×Y22/Y12+B×Y21/Y11+C 式2
ここで、A,B,Cは定数であり、複数の既知の皮下脂肪厚Xの生体を計測したときの受光量Y11、Y12、Y21、Y22の組み合わせから、回帰分析を行って決定される。既知の皮下脂肪厚Xは、超音波診断装置、MRIまたはX線CTの画像から求めることができる。
皮膚5および皮下脂肪4の吸収をばらつかせた場合の2つの波長での受光量Y22、Y21、Y11、Y12を計算し、その結果から、パラメータA,B,Cを求めた。式2と受光量から求めた皮下脂肪推定値とシミュレーション条件である皮下脂肪厚の関係を図7に示す。図6と図7を比較してばらつきは収まり、皮膚および皮下脂肪の吸収ばらつきが補正できていることがわかる。
なお、本実施の形態では主に皮下脂肪厚を求めることについて説明したが、皮下脂肪厚に限らない。体脂肪率など皮下脂肪厚以外の皮下脂肪情報を求めても構わない。体脂肪率を求める場合、体重、身長、性別、年齢、計測部位などの情報の一部もしくは全部と皮下脂肪厚から全身の体脂肪率を算出することができる。
また、上記の実施の形態においては、中心波長680nmの光と、中心波長800nmの光の2種類の中心波長の光を用いたが、場合によっては三種類以上としてもよい。
なお、本発明にかかるプログラムは、上述した本発明の皮下脂肪厚測定方法の全部または一部の工程の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムであってもよい。
また、本発明は、上述した本発明の皮下脂肪厚測定方法の全部または一部のステップの全部または一部の動作をコンピュータにより実行させるためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体であってもよい。
なお、本発明の上記「一部の工程」とは、それらの複数の工程の内の、幾つかの工程を意味し、あるいは、一つの工程の内の、一部の動作を意味するものである。
また、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
また、本発明のデータ構造としては、データベース、データフォーマット、データテーブル、データリスト、データの種類などを含む。
また、記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送機構、光・電波・音波等が含まれる。
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
本発明にかかる皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体は、皮下脂肪厚を高精度に再現性良く測定することができる効果を有し、局所皮下脂肪の厚みを光学式に測定することができる皮下脂肪厚測定方法、皮下脂肪厚測定装置、プログラム、及び記録媒体等に有用である。
本発明の実施の形態における光式皮下脂肪厚測定装置の構成図 同光式皮下脂肪厚装置の成形部を生体表面と接する側から見た上面図 シミュレーションより求めた計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ図 シミュレーションにより脂肪の吸収ばらつきを考慮した計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ図 脂肪の吸収ばらつきを補正し、換算式により求められた皮下脂肪厚換算値と皮下脂肪厚の関係を示すグラフ図 シミュレーションにより皮膚および脂肪の吸収ばらつきを考慮した計測用受光量と皮下脂肪厚みとの関係を示すグラフ図 皮膚および脂肪の吸収ばらつきを補正し、換算式により求められた皮下脂肪厚換算値と皮下脂肪厚の関係を示すグラフ図 波長800nmでの皮下脂肪厚と受光量との関係をシミュレーションにより求めた結果を示す図 波長680nmでの皮下脂肪厚と受光量との関係をシミュレーションにより求めた結果を示す図 血液濃度変化による波長680nm、波長800nmの受光量変化の比較を示す図 シミュレーションにより計算し、脂肪内の血液濃度一定で脂肪厚が変化した場合の680nmと800nmとの受光量の関係を表したグラフ 図11に示すグラフの0点近傍の状態を示す拡大詳細図 従来の光式皮下脂肪厚測定装置の構成図
符号の説明
1 生体表面
2 光源
3 受光素子
4 脂肪
5 皮膚
6 筋肉
7 成形部
8 光源部
9 受光部
10 計測用受光素子
11 補正用受光素子
12 第1の光源
13 第2の光源
14 演算部
15 表示部
16 通信部
17 入力部
18 計測用受光素子に到達した光
19 補正用受光素子に到達した光

Claims (14)

  1. 中心波長が互いに異なる複数の光を生体の表面に照射する照射工程と、
    前記生体の表面より出射した前記複数の波長の光を受光し、前記複数の光のそれぞれの受光量を計測する受光工程と、
    皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光工程により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出工程とを備えた、
    皮下脂肪厚測定方法。
  2. 前記対応関係は、
    前記複数の光のそれぞれについて、既知の皮下脂肪厚を有する生体の表面を対象として前記照射工程および前記受光工程に相当する工程を行ったときに得られる受光量と、前記既知の皮下脂肪厚との関係であって、
    前記受光量と前記皮下脂肪厚との関係は、前記血液濃度毎に複数あるものである、
    請求項1に記載の皮下脂肪厚測定方法。
  3. 前記算出工程は、
    前記受光工程により得られた前記複数の光のそれぞれの受光量に対応する、前記血液濃度毎の前記既知の皮下脂肪厚を比較し、
    それぞれの受光量に共通して同一の値を与える、前記血液濃度および前記既知の皮下脂肪厚の前記対応関係を見いだしたとき、その対応関係における前記既知の皮下脂肪厚を、前記生体表面の皮下脂肪厚とするものである、
    請求項2に記載の皮下脂肪厚測定方法。
  4. 前記複数の光とは、第1の中心波長の光と第2の中心波長の光との2つの波長の光であり、
    前記第1の中心波長は、650から700nmまでのいずれかの波長であり、
    前記第2の中心波長は、800から850nmまでのいずれかの波長である、
    請求項1に記載の皮下脂肪厚測定方法。
  5. 前記受光工程は、前記生体表面より出射した、前記複数の波長の光を、前記生体表面の複数の位置で受光する、
    請求項1に記載の皮下脂肪厚測定方法。
  6. 前記生体表面を有する被験者の体重、性別、身長、年齢、計測部位の全部または一部に関する情報を利用して、算出された前記皮下脂肪厚から前記被験者の体脂肪率を算出する体脂肪率算出工程をさらに備えた、
    請求項1に記載の皮下脂肪厚測定方法。
  7. 中心波長が互いに異なる複数の光を生体表面に照射する照射手段と、
    前記生体表面より出射した前記複数の波長の光を受光し、前記複数の光のそれぞれの受光量を計測する受光手段と、
    皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光手段により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出手段とを備えた、
    皮下脂肪厚測定装置。
  8. 前記対応関係は、
    前記複数の光のそれぞれについて、既知の皮下脂肪厚を有する生体の表面を対象として前記照射手段および前記受光手段により上記受光および計測に相当する条件の動作を行ったときに得られる受光量と、前記既知の皮下脂肪厚との関係であって、
    前記受光量と前記皮下脂肪厚との関係は、前記血液濃度毎に複数あるものである、
    請求項7に記載の皮下脂肪厚測定装置。
  9. 前記算出手段は、
    前記受光手段により得られた前記複数の光のそれぞれの受光量に対応する、前記血液濃度毎の前記既知の皮下脂肪厚を比較し、
    それぞれの受光量に共通して同一の値を与える、前記血液濃度および前記既知の皮下脂肪厚の前記対応関係を見いだしたとき、その対応関係における前記既知の皮下脂肪厚を、前記生体表面の皮下脂肪厚とするものである、
    請求項8に記載の皮下脂肪厚測定装置。
  10. 前記照射手段は、前記複数の光として、第1の中心波長の光と第2の中心波長の光との2つの波長の光を照射し、
    前記第1の中心波長は、650から700nmまでのいずれかの波長であり、
    前記第2の中心波長は、800から850nmまでのいずれかの波長である、
    請求項7に記載の皮下脂肪厚測定装置。
  11. 前記受光手段は、前記生体表面より出射した、前記複数の波長の光を、前記生体表面の複数の位置で受光する、
    請求項7に記載の皮下脂肪厚測定装置。
  12. 前記生体表面を有する被験者の体重、性別、身長、年齢、計測部位の全部または一部に関する情報を利用して、算出された前記皮下脂肪厚から前記被験者の体脂肪率を算出する体脂肪率算出手段をさらに備えた、
    請求項7に記載の皮下脂肪厚測定装置。
  13. 請求項1記載の皮下脂肪厚測定方法の、皮下脂肪内の血液濃度が互いに異なる場合における、皮下脂肪厚と中心波長が互いに異なる複数の光の受光量との対応関係を用いて、前記受光工程により計測した前記複数の光のそれぞれの前記受光量に基づき、前記生体の皮下脂肪厚を算出する算出工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを担持した記録媒体であって、コンピュータにより処理可能な記録媒体。
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