JP3927569B2 - ヘアスタイルの評価方法 - Google Patents

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この発明は、ヘアスタイルが似合うか似合わないかを評価し、好ましいヘアスタイルを見つけるための方法に関する。
従来、ヘアスタイルの決定は各自の好みや顔のイメージ、流行或はプロの美容師の経験と知識、感覚に基づいたアドバイス等により決定されてきている。しかしながら、実際に決定されたヘアスタイルが必ずしも似合っているとの評価を得られるとは限らなかった。髪型を変えたら、今までとは違った新しい顔に出会えると言えるほど、ヘアスタイルは顔の印象を大きく変えることが出来るものであり、「自分に似合うヘアスタイル」「小顔に見せるヘア」などのように、ヘアスタイルに関する記事が女性誌には毎号のように掲載され、高い関心が払われている。しかしながら、従来のヘアスタイルに関する記事は、顔型や髪質に合わせた情報が多く、一人一人の個性や目、鼻、口を含めた顔立ちの特徴に対して、ヘアスタイルを総合的に評価する方法がなかったため、決定されたヘアスタイルが似合っているか似合っていないかを理論的に検証することが出来なかった。従来、ヘアスタイルを評価する方法を提案するものはなかった。
この発明は、ヘアスタイルの決定に際して、各自の個性や顔立ちの特徴を踏まえ、更に各自の好みや要望をも組み込んで最も似合っているヘアスタイルを決定、評価することが出来るヘアスタイルの評価方法を提供せんとするものである。
上記課題を解決するためにこの発明が採った手段は、顔とヘアの内側との境界線をインナーラインとし、ヘアスタイルの外側のラインをアウターラインとし、これら両ラインにより、ヘアスタイルによってもたらされるヘア及び顔のプロポーションを数値的に把握し、該数値をヘアと顔の標準的プロポーションの数値と比較することにより分析し、該分析結果を基づいてヘアスタイルを評価するようにしたことを特徴とする。
この発明によれば、ヘアスタイルを簡単に分析、評価して、自己に似合うヘアスタイルを容易に知ることが出来ると共に、自己が要望するイメージに合致したヘアスタイルを決定することが可能となる。又、ヘアスタイルが持つイメージを簡単に知ることが可能となる。
この発明の好ましい実施の形態を、以下に詳細に説明する。この発明は、顔とヘアの内側との境界線をインナーラインとし、ヘアスタイルの外側のラインをアウターラインとし、これら両ラインにより、ヘアスタイルによってもたらされるヘア及び顔のプロポーションを数値的に把握し、ヘアスタイルが形とバランスの点において似合っているか否かを、ヘア及び顔の標準的プロポーションの数値と比較することにより分析し、そしてこれに、予め調査して得た印象の悪いヘアスタイルのイメージ及びヘアスタイルと顔立ちとのイメージギャップを加味して、ヘアスタイルの評価を行うようにしたことを特徴とする。又、顔に対する髪の量感からくる「軽い」「重い」のイメージを縦軸に位置づけるとともに、ウエーブ及びカールの度合いからくる「曲線」「直線」のイメージを横軸に位置づけ、ヘアスタイルが有するイメージに従ってイメージを表現する代表的なヘアスタイルを配列したことを特徴とする。
本発明者等は、どの様なヘアスタイルが似合っていると評価できるのかについて、多数の顔写真を示して美容技術者が作成したヘアスタイルがそれぞれ似合っているか否かを、その理由と共に30数名の美容技術者に対してアンケート調査を行った。アンケート調査の結果、大多数の調査対象者が似合っていないと評価したヘアスタイルについて、その原因を調べたところ、似合わない理由として顔の形状(丸顔、四角い顔、狭い額等)が強調されすぎている、顔が大きくなりすぎている、頭が大きくなりすぎている、顔の下半分が大きいいわゆる下膨れの顔になっている、重い、不潔、不健康、暗い、地味、貧弱、老けている、古くさい、不自然、カツラ風等の理由が回答され、これらの原因は1.バランスと形、2.イメージの二つの要因に分類することが出来た。
これらの要因について更に検討した結果、バランスと形に関する第1の要因1は、5つの要素に、又イメージに関する第2の要因2は、2要素にそれぞれ分析することが出来た。要因1の分析された5要素の内容は次の通りである。すなわち、要因1の5要素は、要素1「顔の上下のバランスが悪い」、要素2「シルエットが悪い」、要素3「顔の輪郭(フェースライン)が強調されすぎている」、要素4「頭と顔の大きさのバランスが悪い」、要素5「スペースバランシングが悪い」の5つの要素である。又、要因2の2要素は、要素1「ヘアスタイルの印象が悪い」、要素2「顔立ちとヘアスタイルにイメージギャップがある」である。従って、これら要因1についての5要素と要因2についての2要素が該当しないようにヘアスタイルを決定すれば、似合ったヘアスタイルと評価することが出来ることになる。次に、各要素について図面を参照しつつ詳細に例示する。
要因1の要素1「顔の上下のバランスが悪い」(以下単に要素1−1と表示する。他の要素についても同様に表示する。)の例は、顔の下半分が横に広がってワイドに見える場合(図1)である。要素1−2「シルエットが悪い」の例は、ヘアスタイルのボリュームが上部にありすぎるため、頭と顔全体がたて長すぎる場合(図2)や、ヘアスタイルのボリュームがサイドに広がりすぎて、顔がふっくらと横にワイドに見える場合(図3)である。要素1−3「顔の輪郭(フェースライン)が強調されすぎている」の例は、額や顎のラインが丸く見えすぎてすっきりしない場合(図4)、額のコーナーや顎のラインが角張りすぎて女らしさからかけ離れすぎている場合(図5)である。要素1−4「頭と顔の大きさのバランスが悪い」の例は、ヘアスタイルのボリュームがなく、頭が小さすぎて見える場合(図6)、ヘアスタイルが大きすぎて顔は小さく見えるが、全身とのバランスが悪くなってしまう場合(図7)である。要素1−5「スペースバランシングが悪い」の例は、顔の配置バランスを顔の範囲のみではなく、頭部を含めて検討し、全体のバランシングを考慮することを意味し、額が狭すぎて目の位置が高すぎる場合(図8)、額が広すぎて目の位置が低すぎる場合(図9)である。
要因2の要素2−1「ヘアスタイルの印象が悪い」は、ヘアスタイル自体のイメージが嫌われやすい場合であり、不潔(図10)、暗い(図11)、古くさい(図12)、不自然(図13)等が例として挙げられる。要素2−2「顔立ちとヘアスタイルにイメージギャップがある」は、年齢からくる顔立ちに応じて似合うヘアスタイルがあり、年齢に応じた顔立ちとヘアスタイルのイメージにギャップがあると、似合わないとの評価を受け易い。本発明者等は、20代と50代の顔立ちの異なる複数の顔写真をパネルにして、いろいろのイメージのヘアスタイルを組み合わせて写真を撮り、「似合う」「似合わない」のアンケートを実施した。その結果、20代では顔立ちの印象とかけ離れたイメージのヘアスタイルは似合わないことが判った。例えば、クールでフレッシュなタイプの顔立ちの場合(図15)には、図14に示す顔立ちマップで対角線上に位置する女らしいイメージのウェーブのロングヘアは似合わず、又かわいいタイプの顔立ちの場合(図16)には、シャープでクールな感じのヘアスタイルは似合わないとの評価であった。
ところが、50代については顔立ちよりも年齢とのギャップが似合わない大きな要因であり、若さを象徴するヘアスタイルは似合わないとの評価を受けやすかった。例えば、図17のように前髪で額を隠し、カールや外巻きでキュートで幼いイメージを連想させるヘアは若すぎるヘアとして似合わず、図18のウェーブをつけたロングヘアなどセクシーさが強調されるヘアスタイルは年齢による落ち着きを感じ難いとの評価であった。又、図20のストレートでロングなヘアは、清潔感はあるが女性としてのゆとりや落ち着きを感じ難いとの評価であった。
以上のような似合わないヘアスタイルを分析、研究する過程で、逆に誰にでも似合いやすいヘアスタイルが発見できた。すなわち、卵形シルエットの自然な前髪のショートヘアは20代、50代のいずれにも似合うヘアスタイル(図21参照)であり、又自然な前髪のストレートロングヘアは20代の顔立ち(図22参照)に、立ち上がりのある前髪で緩やかなウェーブのショートからミディアムまでのヘアスタイルは50代の顔立ち(図23参照)に、それぞれ似合うヘアスタイルであることが判明した。
更に、アンケート調査の結果、以上のようなヘアスタイルが似合う、似合わないの評価において、アンケート対象者である美容技術者が、形、バランスについて分析を行う際の着眼点は、全体の輪郭についてが最も多く、以下順次顎、額、イメージ、頭の形、首の長さ、頬の面積、全身のバランスの順であることが判った。従って、このような個々の着眼点は、ヘアスタイルの評価を行う際の形、バランスの分析において重要な事項ではあるが、実際のヘアスタイルの評価に際して常にこのような分析を行うことは非常に面倒であると共に、個人差が入りやすく、又美容技術に習熟していないものにとっては困難なことである。そこで、本発明者等は、かかる分析を行う際の着眼点に代わる分析手段として、インナーラインとアウターラインを用いることを見出した。
図24〜26を参照して、インナーラインは顔とヘアの内側の境界線を指し、図25に示すように髪の生え際が前髪で隠れた場合、額とそのヘアの境界線を指す。アウターラインは、ヘアスタイルの外側のラインであり、ヘアスタイルのシルエットを指している。インナーラインとアウターラインを比較することにより、図26の右側のヘアスタイルの方が左側よりも顔が四角く見えることが判る。又、図27では右側の方が左側より面長の顔が強調されていることが判る。このように、インナーラインとアウターラインに着目することにより、ヘアスタイルによってもたらされる顔の輪郭、イメージを明確に知ることが可能となるのである。
次に、どの様なインナーラインとアウターラインを有するヘアスタイルが最も美しく見えるかを、従来知られている標準の顔のプロポーションを利用し、これに頭部を含めて検討し、ヘアバランスを測る物差しとして、日本人の平均値から標準的なプロポーションの数値を割り出した。図28,29は標準的なプロポーションを示す。図28,29を参照して、標準的なプロポーションは、目の位置が全体の中心にあり、目の位置からヘアの頂部までと、目の位置から顎の先端までの長さが同一の長さであり、1対1の関係にある。又、額の長さと、額から鼻までの長さと、鼻から顎の先端までの長さが1対1対1の関係にあり、額の長さと額の生え際からヘアの頭頂部までの長さが1対0.5の関係にある。頭とヘアを含む顔全体の縦、横の比率は、1.5対1の関係にあり、顔のみの長さと顔の横幅との比率は1.4対1の関係にある。
この標準的なプロポーションを元に一見したときのバランスをみてみると、目の位置を中心にして上下の長さと横幅のバランスがとれていることが重要であり、図30に示すように従来美しいと評価されている卵形のプロポーションで、且下の方がすっきりしたバランスを有しているプロポーションが美しいことが判る。この場合、顎のラインは丸味でも、角ばりが多少あっても問題はなく、共に美しいとの評価を得られ、あくまでも上下のバランスが大切であった。
この標準プロポーションを参考にしつつ、前記したインナーラインとアウターラインを用いることにより、頭(ヘア)と顔の特徴(標準的なプロポーションからのずれ)を見極め、前記した似合わない原因1.バランスと形の分析を行う。すなわち、図31を参照して、先ずインナーラインとアウターラインによって上下のバランスをチェックする。このチェックによって、要素1−1「顔の上下のバランスが悪い」か否か及び要素1−4「頭と顔の大きさのバランスが悪い」か否かを分析する。次に、インナーラインとアウターラインによって縦、横をチェックし、要素1−2「シルエットが悪い」か否かを分析する。次にフェースラインをチェックして、要素1−3「顔の輪郭(フェースライン)が強調されすぎている」か否かを分析する。最後に、スペースバランシングをチェックして、要素1−5「スペースバランシングが悪い」か否かを分析する。かくして、似合わない原因1.バランスと形に関する1〜5の全ての要素を分析することが可能となる。そして、この分析法を用いて、前記図1〜9に示した似合わない原因1.の要素1〜5の例を分析したところ、その原因を簡単に確認し、検証することが出来た。
以上により、ヘアスタイルがバランスと形の点において似合っているか否かを簡単に分析し、評価することが可能になったので、これに原因2.イメージの要素2−1,2−2を加味することによって、ヘアスタイル全体についての分析、評価を行うことが出来る。この場合において、原因2.イメージの要素2−1,2−2は従来から美容技術者や顧客が既に分析して理解している要素であるので、特にこの発明においてはイメージについての分析法を提案するものではない。
このようにしてヘアスタイルが似合っているか否かの分析、評価が出来た後は、次に分析、評価によって指摘された似合っていない要素をどの様にして矯正し、似合ったヘアスタイルにするかが必要となる。このために、本発明者等は種々のヘアスタイルを実験撮影し、そのヘアスタイルによってもたらされる効果について美容技術者にアンケートを実施、検証した。その結果、図32〜35に示すような、ヘアスタイルによってもたらされる効果についての原則が発見できた。すなわち、原則1「前髪を短くすると顔の長さは逆に長く見える」(図32参照)、原則2「前髪のラインを直線的にカットした場合、顔は短く、顔立ちがくっきりし、前髪の毛先をイレギュラーに自然にすると、顔は長く、顔立ちの印象がぼかされる」(図33参照)、原則3「前髪を斜めに下ろした方が顔は細長く見える」(図34参照)、原則4「サイドの髪は耳を出した方が顔の下半分が長くすっきり見える」(図35参照)の4原則が見つかった。
図36,37はこの原則を使った良い例と悪い例を示す。図36を参照して、面長タイプでフェースラインの角ばりが目立つ場合、右の図のように水平バングとサイドのボリュームをつけることにより、顔を短く見せることが出来るのに対し、左の図のように斜め前髪とすると顔が長く見え好ましくない。又、図37では、顔の下半分がふっくらしたタイプであるので、右の図のように斜め前髪で顔を細く長く見せることが出来るのに対し、左の図では水平バングとサイドのボリュームにより、顔の下半分がワイドに見え好ましくない。
ところで、美容院に来訪する顧客は、ヘアスタイルについて自己の要望をイメージとして有しており、この要望のイメージを取り入れつつ、顧客に似合ったヘアスタイルを決定しなければならない。そのためには、ヘアスタイルとイメージの相関関係を知ることが必要となる。そこで、本発明者等は、ヘアスタイルとイメージの相関関係を示すヘアスタイルイメージマップを考案した。このヘアスタイルイメージマップは、縦軸と横軸とからなる図表であり、縦軸には図38に示すように「軽い」「重い」のイメージを、横軸には図39に示すように「曲線」「直線」のイメージをそれぞれ配置する。「軽い」イメージは、若々しい、子供っぽい等のイメージを有し、ヘアスタイルは毛先に動きがある、明るいヘアカラー、前髪がある、さらさら、ショートからミディアム等の特徴を有しており、顔を短く見せる効果がある。「重い」イメージは、落ち着き、大人っぽい等のイメージを有し、ヘアスタイルは毛先が落ち着いている、暗いヘアカラー、額を出している、しっとり、ミディアムからロング等の特徴を有し、顔を長く見せる効果がある。「曲線」イメージは、ウォーム、甘い等のイメージを有し、ヘアスタイルはウェーブカール、丸味のあるライン、サイドにボリューム、柔らかい等の特徴を有し、輪郭を穏やかに見せる効果がある。「直線」イメージは、クール、さっぱり等のイメージを有し、ヘアスタイルは硬い、縦長シルエット、角のある ライン、ストレート等の特徴を有し、輪郭をシャープに見せる効果がある。そして、これらを一つの図表にして示すと図40の通りである。そして、このヘアスタイルのイメージマップに基づいて、代表的なヘアスタイルを配列すると図41の通りである。
以上説明したヘアスタイルの分析、評価方法並びにイメージマップを用いて実際のヘアスタイルを、モデルA(図42参照)についてカウセリングした。モデルAの素顔は、本出願人が先に提案した顔立ち分類法及び顔立ちマップ(特願平8−235528号)によれば、顔がやや短く見え子供のバランス方向であり、目や輪郭などは丸味があり曲線の方向であるため、図43に示すようにかわいいゾーンに位置している。インナーラインとアウターラインによりチェックすると、髪の毛を引き詰めた状態で顔が丸くふっくらと目立っている。又今までのヘアスタイルは、オールバックよりは顔が縦長には見えるが頬の膨らみがまだ少し目立っている。前記したインナーラインとアウターラインを用いた形とバランスの分析では、先ず上下のバランスチェックではやや下側ワイドタイプであり、縦、横チェックではどちらかというと横広タイプであり、フェースラインチェックでは丸味のラインタイプであり、スペースバランシングチェックでは特に気になるところはなかった。
又、モデルAの要望は、要望1「普段子供っぽくみられがちなので、仕事をしているときは、大人っぽくエレガントに見せたい」、要望2「プライベートなときは、今トレンドのフレッシュでクールなヘアスタイルを試してみたい」であった。モデルAの現在のヘアスタイルは、図38のヘアスタイルイメージマップで、右上の子供っぽい、ウォームのゾーンに属しており、要望1は右下の大人っぽい、ウォームのゾーンに属し、要望2は左上の子供っぽい、クールのゾーンに属する。そこで、インナーラインとアウターラインによる形とバランスのチェックでピックアップされた要チェック箇所を矯正しつつ、要望1を達成するために、前髪を立ち上げてアウターラインを縦長にして顔を長く見せつつ、緩やかな内巻きによる曲線効果によって落ち着きのある女らしさを表現した。更に、眉山をややアーチにするメーキャップをプラスして女らしさをトータルに演出した。又、要望2を達成するために、前髪を下ろして、インナーラインを縦の力を利用して顔を細く見せつつ、下半分のアウターラインのボリュームを押さえて顎の線をすっきり見せ、毛先を外巻きにして活動的なヘアスタイルとした。更に、上昇眉のメーキャップを施してシャープなイメージを強調した。いずれのヘアスタイルも、モデルAによく似合ったヘアスタイルとの評価が得られ、モデルA自身の要望も達成することが出来た。
顔の下半分が横に広がってワイドに見える状態を示す図 ヘアスタイルのボリュームが上部にありすぎるため、頭と顔全体がたて長すぎる状態を示す図 ヘアスタイルのボリュームがサイドに広がりすぎて顔がふっくらと横にワイドに見える状態を示す図 額や顎のラインが丸く見えすぎてすっきりしない状態を示す図 額のコーナーや顎のラインが角張りすぎて女らしさからかけ離れすぎている状態を示す図 ヘアスタイルのボリュームがなく、頭が小さすぎて見える状態を示す図 ヘアスタイルが大きすぎて顔は小さく見えるが、全身とのバランスが悪くなってしまう状態を示す図 額が狭すぎて目の位置が高すぎる状態を示す図 額が広すぎて目の位置が低すぎる状態を示す図 ヘアスタイル自体のイメージが不潔で嫌われやすい状態を示す図 ヘアスタイル自体のイメージが暗く嫌われやすい状態を示す図 ヘアスタイル自体のイメージが古くさく嫌われやすい状態を示す図 ヘアスタイル自体のイメージが不自然で嫌われやすい状態を示す図 顔立ちマップを示す図 クールでフレッシュなタイプの顔立ちを示す図 かわいいタイプの顔立ちを示す図 カールや外巻きでキュートで幼いイメージを連想させるヘアを示す図 ウェーブをつけたロングヘアなどセクシーさが強調されるヘアスタイルを示す図。 ストレートタッチのショートヘアーで野性的なイメージが強調されるヘアスタイルを示す図 ストレートのロングなヘアで清潔なイメージが強調されるヘアスタイルを示す図 卵形シルエットの自然な前髪のショートヘアを示す図 自然な前髪のストレートロングヘアを示す図 立上りのある前髪で緩やかなウェーブのショートからミディアムまでのヘアスタイルを示す図 顔とヘアの内側の境界線(インナーライン)を指す図 髪の生え際が前髪で隠れた状態を示す図 インナーラインとアウターラインを比較する図 面長の顔が強調されていることを示す図 標準的なプロポーションを示す図 標準的なプロポーションを示す図 卵形のプロポーションを示す図 形・バランスの分析の手順を示す図 ヘアスタイルによってもたらされる効果についての第1の原則を示す図 同第2の原則を示す図 同第3の原則を示す図 同第4の原則を示す図 面長タイプでフェースラインの角ばりが目立つ状態をヘアスタイルで矯正する状態を示す図 顔の下半分がふっくらした状態をヘアスタイルで矯正する状態を示す図 ヘアスタイルの軽い、重いのイメージを縦軸に表した図 ヘアスタイルの直線、曲線のイメージを横軸に表した図 ヘアスタイルのイメージを図表にしたイメージマップを示す図 イメージマップにしたがって各イメージを代表するヘアスタイルを配列した図 モデルの顔立ちを示す図 モデルの要望を分析しイメージマップに表した図

Claims (1)

  1. 顔とヘアの内側との境界線をインナーラインとし、ヘアスタイルの外側のラインをアウターラインとし、これら両ラインにより、ヘアスタイルによってもたらされるヘア及び顔のプロポーションを数値的に把握し、該数値を下記特徴を有するヘアと顔の標準的プロポーションの数値と比較することにより分析し、該分析結果を基づいてヘアスタイルを評価するようにしたことを特徴とするヘアスタイルの評価方法。

    目の位置が全体の中心にあり、目の位置からヘアの頂部までと目の位置から顎の先端までの長さが1対1の関係にあり、額の長さと額から鼻までの長さと鼻から顎までの長さが1対1対1の関係にあり、額の長さと額の生え際からヘアの頂部までの長さが1対0.5の関係にあり、頭とヘアを含む顔全体の縦、横の比率が1.5対1の関係にあり、顔のみの長さと顔の横幅との比率が1.4対1の関係にある。
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