JP3927549B2 - トラッキング誤差検出装置 - Google Patents
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Description
かかる位相差法の一例として、特許文献1に示すようなものがある。
図19は、従来のトラッキング誤差検出装置の構成を示すブロック図である。
先ず、フォトディテクタ101において、光記録媒体(図示せず)のトラック上に光を照射して得られる光スポットの反射光を受光して、受光量に応じた光電流が出力される。
図20において、位相差検出回路107は、位相差演算部201と、パルス生成部202と、データ更新部203とからなる。
以下、本発明の実施の形態1によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1による位相差検出回路11の動作を説明するための説明図であり、図2に示すように上から、第1のゼロクロス点検出回路106aから出力される第1の信号系列(位相比較入力A)、第2のゼロクロス点検出回路106bから出力される第2の信号系列(位相比較入力B)、パルス生成部2から出力される位相比較終了パルス、位相差検出回路11から出力される位相比較出力を示す。
以下に、本発明の実施の形態2によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図4は本発明の実施の形態2によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施の形態2によるトラッキング誤差検出装置の無効パルスキャンセル部4の動作を説明するための説明図である。
例えば、DVDの記録符号として用いられている8−16変調符号の場合にチャネルレートを1Tとすると、第1及び第2のADC104a、104bから出力されるデジタル信号は3T〜14Tの記録パターンから構成されることとなる。かかるDVDでは記録密度を向上させるためにCDに比べて線記録密度を上げているため、記録符号における3T及び4Tのパターンにおける再生波形の振幅は符号間干渉により記録波長の長いパターンと比べて小さくなっており、ディフェクト等による振幅変動により影響をうけやすい。そのため、パルス幅検出回路21でサンプリングデータのパルス幅を検出し、位相差検出回路22の無効パルスキャンセル部4によって、該パルス幅検出回路21で検出されたパルス幅が、4T以下のパルス(3T及び4Tのパターン)をキャンセルし、位相差演算部201において、かかるパルスでの位相比較を行なわないようにする。なお、ここで、nT(nは1以上の整数)とは記録するデータの“0”または“1”の連続する回数がn回である事を意味する。
以下に、本発明の実施の形態3によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図7は本発明の実施の形態3によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
図8は、本発明の実施の形態3によるトラッキング誤差検出装置により検出されるトラッキング誤差信号を説明するための説明図であり、図8(a)は無効パルスをキャンセルしなかった場合のトラッキング誤差信号を、図8(b)は無効パルスをキャンセルするとともに、キャンセルしたパルスのタイミングでの位相比較を行なわなかった場合のトラッキング誤差信号を、図8(c)は無効パルスをキャンセルするとともに、キャンセルしたパルスのタイミングで、一つ前の位相差演算部1における位相差比較結果をサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力した場合のトラッキング誤差信号を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態4によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図9は本発明の実施の形態4によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
図10は、本発明の実施の形態4によるトラッキング誤差検出装置の振幅検出回路41の動作を説明するための説明図であり、図10(a)は振幅検出回路41により検出されるエンベ信号を、図10(b)は振幅検出回路41から出力されるゲート信号を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態5によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図11は本発明の実施の形態5によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
図12は、本発明の実施の形態5によるトラッキング誤差検出装置によるHPFの動作を説明するための説明図であり、図12(a)はHPFを用いない場合のゼロクロス点検出回路への入力信号を、図12(b)はHPFを用いた場合のゼロクロス点検出回路への入力信号を示す図である。
以下、本発明の実施の形態6によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図13は、本発明の実施の形態6によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
第1の位相差検出回路11aは、4系列のデジタル信号のゼロクロス点の内、ゼロクロス点検出回路106a、及び106bから出力される、情報トラックの進行方向前方に位置する受光素子から得られる2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を用いて位相比較を行い、各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力するものであり、位相差演算部1aと、パルス生成部2aと、データ切替部3aとにより構成されている。
位相差法を用いたトラッキング誤差信号の検出では、ピット深さに依存してオフセットが発生することが知られている。
次に、本発明の実施の形態7によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図15は、本発明の実施の形態7によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施の形態8によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図16は、本発明の実施の形態8によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施の形態9によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図17は、本発明の実施の形態9によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施の形態10によるトラッキング誤差検出装置について説明する。
図18は、本発明の実施の形態10によるトラッキング誤差検出装置の構成の一例を示すブロック図である。
2、202、2a、2b パルス生成部
3、5、203、3a、3b データ切替部
4、4a、4b 無効パルスキャンセル部
11、22、31、107,11a、11b、22a、22b、31a、31b、107a、107b 位相差検出回路
21、21a、21b パルス幅検出回路
41、41a、41b 振幅検出回路
51a、51b、51c、51d ハイパスフィルタ(HPF)
101a、101b、101c、101d フォトディテクタ
102a、102b、102c、102d 電流電圧変換回路
103a、103b、109 加算器
104a、104b、104c、104d アナログ−デジタル変換器(ADC)
105a、105b、105c、105d 補間フィルタ
106a、106b、106c、106d ゼロクロス点検出回路
108 ローパスフィルタ(LPF)
Claims (6)
- 記録媒体上に情報ピット列として記録された情報トラックの接線方向及び垂直方向に4分割された受光素子から成るフォトディテクタから出力される各受光素子の受光量に応じて生成された信号の内、対角に位置する受光素子の出力信号同士をそれぞれ加算する事によって得られた2系列のデジタル信号から、各系列の、デジタル信号と該デジタル信号のセンターレベルとが交わる点であるゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路と、
前記2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を用いて位相比較を行い、各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力する位相差検出回路と、
前記位相差検出回路から出力される信号に帯域制限を行ってトラッキング誤差信号を得るローパスフィルタとを備える、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。 - 請求項1に記載のトラッキング誤差検出装置において、
前記位相差検出回路は、
前記2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を演算し、位相比較結果として順次出力する位相差演算部と、
前記2系列のデジタル信号がゼロクロスする位置でサンプリングクロック1クロック分のパルス信号をそれぞれ生成し、該生成した2系列のデジタル信号に対するパルス信号のうち、位相比較を行なうポイントにおいて後に現れるパルス信号を位相比較終了パルスとして出力するパルス生成部と、
前記パルス生成部が出力する位相比較終了パルスにより、前記位相差演算部から順次出力される各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力するデータ切替部とからなる、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。 - 請求項1又は請求項2の何れかに記載のトラッキング誤差検出装置において、
前記2系列のデジタル信号の所定のカットオフ周波数以下の周波数を除去するハイパスフィルタをさらに備える、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。 - 記録媒体上に情報ピット列として記録された情報トラックの接線方向及び垂直方向に4分割された受光素子から成るフォトディテクタから出力される各受光素子の受光量に応じて生成された4系列のデジタル信号から、各系列の、デジタル信号と該デジタル信号のセンターレベルとが交わる点であるゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路と、
前記4系列のデジタル信号のゼロクロス点の内、情報トラックの進行方向前方に位置する受光素子から得られる2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を用いて位相比較を行い、各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力する第1の位相差検出回路と、
前記4系列のデジタル信号のゼロクロス点の内、情報トラックの進行方向後方に位置する受光素子から得られる2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を用いて位相比較を行い、各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力する第2の位相差検出回路と、
前記第1及び第2の位相差検出回路の出力信号を加算する加算回路と、
前記加算回路から出力される信号に帯域制限を行ってトラッキング誤差信号を得るローパスフィルタとを備える、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。 - 請求項4に記載のトラッキング誤差検出装置において、
前記第1、第2の位相差検出回路は、
前記2系列のデジタル信号のゼロクロス点間の距離を演算し、位相比較結果として順次出力する位相差演算部と、
前記2系列のデジタル信号がゼロクロスする位置でサンプリングクロック1クロック分のパルス信号をそれぞれ生成し、該生成した2系列のデジタル信号に対するパルス信号のうち、位相比較を行なうポイントにおいて後に現れるパルス信号を位相比較終了パルスとして出力するパルス生成部と、
前記パルス生成部が出力する位相比較終了パルスにより、前記位相差演算部から順次出力される各ゼロクロス点間での位相比較結果をそれぞれサンプリングクロック1クロック分のパルスで出力するデータ切替部とからなる、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。 - 請求項4又は請求項5の何れかに記載のトラッキング誤差検出装置において、
前記4系列のデジタル信号の所定のカットオフ周波数以下の周波数を除去するハイパスフィルタをさらに備える、
ことを特徴とするトラッキング誤差検出装置。
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