JP3927016B2 - 組合せ遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数の入球口が設けられた遊技領域に遊技球を順次発射し、単位ゲーム毎に遊技球が入球した入球口の組合せに応じて所定数の遊技媒体を払出すようにした組合せ遊技機に関し、より詳しくは、所定条件に基づいて遊技者に有利な特別遊技状態と遊技者に不利な非特別遊技状態とを択一的に選択して発生し得る組合せ遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の組合せ遊技機について、本発明の実施形態を例示する図2、図3(A)及び図4を参照して説明する。組合せ遊技機1には、遊技者に有利な特別遊技状態と遊技者に不利な非特別遊技状態とを択一的に選択して発生し得るものがある。特別遊技状態は、非特別遊技状態において、始動手段21の遊技球検出結果に基づいて判定図柄表示手段29が特定表示態様(例えば、7・7・7など)を確定表示すると、可変入球手段22が図示の如く開放動作を行ない、この動作に追従して遊技球が作動領域22aに入球することを条件に発生する。また、特別遊技状態であっても始動手段21の遊技球検出結果に基づいて判定図柄が変動し、特別遊技状態中に遊技球が作動領域22aに入球すると、特別遊技状態が終了する、所謂、パンクが起こるようになっている。
【0003】
この種の組合せ遊技機の場合、特別遊技状態が発生又はパンクするか否かというスリル感を遊技者に与えて興趣を高めている反面、パンク率が高ければ遊技者の遊技意欲を阻害してしまうおそれがある。そのため、従来の組合せ遊技機の多くは、遊技部品の配置や遊技状態に応じた左右打ち分けという特殊な遊技方法の導入により、特別遊技状態における可変入球手段22への入球確率を非特別遊技状態での入球確率よりも低くしてパンク率の低下を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特別遊技状態における可変入球手段22への遊技球の入球確率を低下させると、可変入球手段22に入球した遊技球の挙動によるスリルを遊技者に感じさせるようなバラエティ性が乏しいため、遊技者に飽きられやすいという問題がある。
【0005】
本発明はかかる課題に鑑み創案するに至ったものであって、その目的は、可変入球手段22に入球した遊技球の挙動により、特別遊技状態の発生又は持続に係わるスリル感を遊技者に与え、バラエティ性を高めた組合せ遊技機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る組合せ遊技機1は、複数の入球口19等が配設された遊技領域14に遊技球を発射し、単位ゲーム中に遊技球が入球した入球口19等を遊技者に報知する入賞表示手段27が所定の表示態様となることを条件に、所定数の遊技媒体を払出すようにした組合せ遊技機において、所定条件に基づいて拡大又は開放して遊技球が入球可能となる可変入球手段22と、前記可変入球手段22の内部に設けられた作動領域22aと、前記可変入球手段22への遊技球の入球を検出する入球検出手段22fと、前記入球検出手段22fの遊技球検出から有効時間以内に前記作動領域22aを遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態制御手段49と、前記有効時間に関連する情報を遊技者に報知する有効時間報知手段30と、始動手段21の遊技球検出結果に基づいて1又は複数の図柄表示部29a〜29cに判定図柄を変動表示する判定図柄表示手段29とを備え、前記判定図柄表示手段29が変動表示後に特定表示態様を表示することを条件に前記可変入球手段22が拡大又は開放動作を行なうように構成し、前記特定表示態様には複数種類の表示態様が設定されており、前記特定表示態様の種類に応じて前記有効時間を変化させる有効時間変化手段51を備えていることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る組合せ遊技機1は、前記特別遊技状態の発生を条件に前記有効時間を前記特別遊技状態以外の非特別遊技状態の時より短くする有効時間短縮手段50を備え、前記特別遊技状態制御手段49は、特別遊技状態中に、前記入球検出手段22fの遊技球検出から前記有効時間短縮手段50により前記特別遊技状態以外の非特別遊技状態の時より短くなった有効時間以内に前記作動領域22aを遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を終了させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る組合せ遊技機1は、前記有効時間報知手段30、前記有効時間に関連する情報を前記判定図柄表示手段29の図柄表示部29a〜29c又はその近傍に表示するようにしたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る組合せ遊技機1は、遊技者に有利な特別遊技状態と遊技者に不利な非特別遊技状態とを乱数による抽選の結果に応じて択一的に選択する主制御基板33と、前記主制御基板33の選択結果に基づいて遊技制御を実行する副制御基板34〜39とを備え、前記有効時間報知手段30の制御を前記副制御基板34〜39が実行するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る組合せ遊技機1の実施形態について説明する。
【0011】
図1〜図3は、本発明を適用する組合せ遊技機1を例示しており、図1(A)において、2は発射用の遊技球を貯留する上皿、3は上皿2の余剰球を貯留する下皿3、4a,4bは上皿2又は下皿3から遊技球を排出するための球抜きレバー、5a,5bは遊技媒体として遊技球が払出される払出口、6aは視覚的演出用の第1オーバーランプ、7aは遊技球発射操作用のハンドル、7bは遊技球発射停止用のストップボタン、8は単位ゲームを終了させるための清算ボタン、9は前面板10の裏側からは聴覚的演出用の音声出力手段である。
【0012】
また、図1(A)の前面板10及びガラス扉11を開放すると、図2のように遊技盤12が見受けられる。遊技盤12の前面には、ガイドレール13で略円形状に囲まれると共に多種類の遊技部品が配設されている遊技領域14、ガイドレール13の基端部に設けられた遊技球発射用のハンマー7c、遊技媒体の払出しや球詰まりを遊技者に報知する報知ランプ6b、遊技領域14の右側上方の球止めゴム15及びガイドレール13に沿って発射された遊技球を検出する発射検出手段16などが設けられている。なお、前面板10の裏側には、発射後にガイドレール13に沿って戻ってきた遊技球を検出する戻り球検出手段17(図6参照)が設置されており、発射検出手段16の検出数から戻り球検出手段17の検出数を差し引いて実際に遊技領域14に打ち出された遊技球の個数を計数できるようになっている。
【0013】
遊技領域14に配設される遊技部品としては、遊技情報表示装置18、多連入球口19、単入球口20a,20b,20c、始動手段21、可変入球手段22、作動手段23、得点増加手段24などのゲーム構成部品の他、電飾風車25a,25b、風車26a,26b、遊技釘(図示略)などの遊技球の落下方向に影響を及ぼす部品や、サイドランプ6cなどの電飾部品がある。
【0014】
遊技情報表示装置18は、例えば図3(A)のように、入賞表示手段27、得点表示手段28、判定図柄表示手段29、有効時間報知手段30、ゲーム回数表示手段31などとして機能する表示領域18aを有し、遊技者に報知する各種遊技情報(図柄、文字又は動画など)を表示する装置である。例えば、液晶表示装置又はLED表示装置の如く、その画面上に図柄、文字、キャラクター又はこれらの動画などを表示可能な装置であればよい。なお、図3(B)(C)は、表示領域18aの他の表示例を示しており、図3(A)と同一部位には同一符号を付すこととする。
【0015】
入賞表示手段27は、複数個(例えば16個)の入球表示部27aが横一列状、行列状又は環状などに配列され、各入球表示部27aに夫々相違する所定の識別図柄を付したものである。識別図柄としては、数字、英文字、和文字などの文字図柄や、絵図柄などでよく、本実施形態では、便宜上、数字図柄「1」〜「16」を採用している。
【0016】
入球表示部27aは、少なくとも2通りの表示態様(通常表示及び特定表示)を表示し、その態様の変化によって、単位ゲーム中に遊技球が入球した入球口を示すものである。入球表示部27aの通常表示及び特定表示は、入球表示部27a又はそれに付された識別図柄の明暗、色彩、デザイン等の相違点があればよい。
【0017】
また、ここでいう入球口は、多連入球口19及び単入球口20a,20b,20cの他、得点増加手段24も含み、さらに可変入球手段22内の作動領域22a及び非作動領域22b,22c、始動手段21又は作動手段23をも含む場合がある。なお、これら入球口としての機能を有するものをいう場合、以下、各種入球口と称する。各種入球口は、遊技球が入球可能なものであって、夫々1又は複数の識別図柄が付されている。そして、遊技球がいずれかの入球口に入球すると、当該入球口の識別図柄に対応する入球表示部27aが入球以前と異なる特定表示に変化するようになっている。
【0018】
得点表示手段28は、単位ゲーム中に遊技者が獲得した入賞得点を表示する手段である。すなわち、組合せ遊技機1の基本的なゲーム構成は、単位ゲーム中に特定表示となった入球表示部27aの組合せが所定の組合せ(例えば隣合った4つの組合せなど)となることを条件に、その組合せに応じた入賞得点が付与され、入賞得点1点につき規定数の遊技媒体が遊技者に還元されるようになっている。したがって、得点表示手段28は、遊技者に払出される遊技媒体の個数又はその個数に関連した情報を表示する手段とも言える。また、単位ゲーム中に獲得可能な入賞得点の最高点は10点となっており、この場合には、「0点」〜「10点」、「0」〜「10」、「0」〜「9」及び「F」などを表示するようになっている。
【0019】
判定図柄表示手段29は、1又は複数の図柄表示部29a,29b,29cで構成され、例えば図3(A)〜(C)の如く、3つの図柄表示部29a,29b,29cを横一列状、縦一列状又は三角形状の各頂点などに配置し、各図柄表示部29a,29b,29cに所定種類の判定図柄のうち1つの判定図柄を確定表示すると共に、図2の始動手段21の遊技球検出結果に基づいて判定図柄の変動動作(例えばスクロールなど)を表示する手段である。判定図柄としては、識別図柄と同様、数字、和文字、英文字、絵柄など、適当な図柄でよく、本実施形態では、便宜上、「0」〜「9」の数字図柄を採用することとする。そして、判定図柄表示手段29が特定表示態様を確定表示すると、可変入球手段22が拡大又は開放動作を行なう。この特定表示態様は、所謂、大当り出目であって、例えば7・7・7の如く各図柄表示部29a,29b,29cの判定図柄が同一の判定図柄となるものをいう。
【0020】
始動手段21は、入球口型又は通過ゲート型の遊技球検出手段であって、遊技球が入球又は通過することにより判定図柄の変動動作を始動させるためのものである。なお、入球口型の場合は、始動手段21に識別図柄が付され、遊技球の入球等に伴って、当該識別図柄に対応する入球表示部27aが特定表示に変わる。
【0021】
可変入球手段22は、図4のように、作動領域22a及び非作動領域22b,22cが内部に設けられた役物であって、遊技球の入口部22dを開閉する1対の可動翼22eと、可変入球手段22への遊技球の入球を検出する入球検出手段22fと、遊技球が転動自在なステージ部22gとを備えている。
【0022】
可動翼22eは、判定図柄表示手段29が特定表示態様を確定表示することを条件に拡大又は開放動作を行ない、遊技球が可変入球手段22に入球し得る状態を生起する一方、入球検出手段22fの遊技球検出結果又は所定回数のゲームが終了することに基づいて入口部22dを閉塞する。
【0023】
入球検出手段22fは、遊技球が可変入球手段22に入球したことを検出するためのものであって、可変入球手段22の入口部22d又はその近傍に設置されている。例えば、入口部22dの遊技盤面側や可動翼22eの内側に設置した近接センサなどでよい。なお、可変入球手段22への入球を検出できれば、可変入球手段22の外部に設けてもよい。また、入球検出手段22fの設置数は、1つに限らず複数個であってもよい。
【0024】
ステージ部22gは、可変入球手段22の内部に入球した遊技球を作動領域22a又は非作動領域22b,22cへ誘導するための通路である。
【0025】
そして、本実施形態に係る組合せ遊技機1は、入球検出手段22fの遊技球検出から有効時間以内に作動領域22aに入球することを条件に、非特別遊技状態では遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる一方、特別遊技状態では当該特別遊技状態がパンクして非特別遊技状態に戻るようになっている。すなわち、遊技球が作動領域22aに入球するのが、有効時間経過後であれば、特別遊技状態は発生又はパンクしないように構成されている。
【0026】
ここでいう有効時間は、図5(A)〜(C)のような時間でよい。同図(A)の有効時間は、連続的な時間であり、有効時間のカウント開始からカウント終了までの間が全て有効な時間となっている。有効時間のカウント開始時点は、入球検出手段22fが遊技球を検出した時である。同図(B)の有効時間は、断続的な時間であり、遊技球の作動領域22aへの入球が有効な有効期間の間に無効期間が設けられている。同図(C)の有効時間は、無効期間の前後で有効期間の長さが異なっている点が同図(B)の有効時間との主たる相違点となっている。なお、有効時間は、図5(A)〜(C)のうち、いずれか1つだけを設定してもよいし、或いは複数を設定しておき、抽選等によりいずれか1つを決定するようにしてもよい。また、無効期間及び各有効期間の長さは、予め定められた一定の期間(例えば、0.2秒と1.5秒など)であってもよいし、夫々複数の期間(例えば、0.1秒,0.2秒,0.3秒と、1.4秒,1.5秒,1.6秒など)を設定しておき、乱数抽選により無効期間及び有効期間の組合せを決定してもよい。
【0027】
有効時間報知手段30は、有効時間に関連する情報を表示するものであって、例えば有効時間の残り時間又は経過時間を数字のカウントダウン、カウントアップ、レベルゲージ、文字情報、キャラクタの動作などで表示するものである。また、有効時間が無効期間を含んでいる場合には、その旨の表示を行なうようにする。例えば、図3(C)のレベルゲージの場合であれば、無効期間の部分(黒く塗りつぶした部分)と有効期間の部分(横縞及び網目の部分)を色彩などにより区別して表示する。
【0028】
ゲーム回数表示手段31は、原則として特別遊技状態のゲーム残数又はゲーム消化数を表示するものである。したがって、非特別遊技状態では、何らの機能もないので、遊技情報表示装置18にゲーム回数表示手段31の表示領域を常に割当てておく必要はなく、その表示領域を別の用途、例えば組合せ遊技機1の電源投入時からの特別遊技状態の発生回数を表示したり、前回特別遊技状態の終了時からの判定図柄の変動回数を表示したりすることなどに使用してもよい。また特別遊技状態は、前述の条件をクリアすれば発生する遊技者に有利な状態であって、入賞得点を極めて獲得し易い遊技状態が所定回数のゲーム終了時まで継続する。なお、入賞得点の獲得難易度は、得点増加手段24の動作・非動作により調整されている。
【0029】
得点増加手段24は、複数の識別図柄(例えば「8」「9」「11」「12」)が付された電動チューリップ型又は前傾開口型などの電動役物であって、入球口としての機能と、遊技球の入球を条件に当該単位ゲームにおける入賞得点の合計を2倍に増加させる機能とを有し、特別遊技状態において、作動手段23の遊技球検出結果に基づいて所定時間の拡大又は開放動作を行なうようになっている。
【0030】
作動手段23は、始動手段21と同様に、入球口型又は通過ゲート型の遊技球検出手段であるが、特別遊技状態でのみ遊技球を検出可能となっており、非特別遊技状態では、遊技球が入球又は通過しても得点増加手段24は作動しないようになっている。
【0031】
一方、組合せ遊技機1の裏側には、図1(B)のように、払出手段32、発射手段7を構成するモータ7dの他、複数の制御基板33〜39が設置されている。複数の制御基板33〜39としては、制御機能別に主制御基板33及び複数の副制御基板34〜39があり、基板の単機能化を図っている。なお、本実施形態では、副制御基板34〜39として表示制御基板34、電飾制御基板35、音声制御基板36、発射制御基板37、払出制御基板38及び電源制御基板39の6種類の制御基板を例示したが、組合せ遊技機1の構成に応じて前記6種類の副制御基板34〜39以外の副制御基板を適宜設けてもよい。また、これらの制御基板33〜39は、CPU,ROM,RAM等の電子部品により構成されている。
【0032】
払出手段32は、払出カセット32a、補給タンク32b及び補給レール32cで構成されている。払出カセット32aは、遊技者に還元する遊技媒体又は貸し球としての遊技球を格納すると共に遊技者が入賞得点を獲得するのに伴って遊技球を払出すようになっている。補給タンク32bは、払出カセット32aが格納する遊技球を多数貯留しておくためのタンクである。補給レール32cは、樋状に形成され、補給タンク32bから払出カセット32aに遊技球を導入するためのものである。
【0033】
発射手段7は、遊技機前面に回動自在に取り付けられたハンドル7aと、ハンドル7aの側部又はその近傍に設けられたストップボタン7bと、遊技盤12前面の遊技球発射用のハンマー7cと、ハンマー駆動用のモータ7dとを備えており、ハンドル7a操作によりハンマーの打力調整を自在に行なえると共に、単位時間当りに所定数の遊技球を発射できるようになっている。
【0034】
次に、図6を参照しつつ組合せ遊技機の制御系について説明する。
【0035】
主制御基板33は、遊技制御手段40、バックアップ手段41、遊技復帰手段42、リセット手段43及びコマンド送信手段44を有し、遊技盤12前面に配置された始動手段21等の各種遊技部品から遊技球検出信号が入力され、遊技全般の制御、即ち所定の遊技部品の動作に関連する所定の演算処理を行なうためのものである。
【0036】
遊技制御手段40は、抽選手段45、乱数発生手段46、入球処理手段47、精算処理手段48、特別遊技状態制御手段49、有効時間短縮手段50、有効時間変化手段51及びゲーム更新手段52を備え、組合せ遊技機1の遊技状態を乱数による抽選結果等の諸条件に応じて択一的に選択するという主制御基板33の主機能を奏するものである。
【0037】
抽選手段45は、始動手段21の遊技球検出信号を受信して、可変入球手段22の作動・非作動を遊技状態決定用乱数による抽選にて決定する機能と、当該抽選結果が非作動の場合に、「1・1・2」等の外れリーチを判定図柄表示手段29に確定表示させるか否か決定する機能と、当該抽選結果が作動の場合に判定図柄表示手段29で確定表示する特定表示態様の種類を決定する機能と、特定表示態様に関する情報を有効お時間短縮手段及び有効時間変化手段51に伝達する機能と、特定表示態様を確定表示した直後に可変入球手段22を拡大又は開放させる機能とを有する。
【0038】
乱数発生手段46は、抽選手段45が抽選を行なうための遊技状態決定用乱数及びその他の所定の乱数を繰り返し発生する機能を有する。例えば、可変入球手段22の作動確率が1/300のである場合、乱数発生手段46は、「0」〜「299」の乱数値を記憶しており、これら乱数値のうち所定の乱数値(例えば、「0」)を可変入球手段22の作動に該当する当り乱数値とし、他の乱数値を可変入球手段22の非作動に該当する外れ乱数値として予め設定されている。そして、抽選手段45が当り乱数値を抽選した場合、判定図柄表示手段29が大当り態様を確定表示した直後に、可変入球手段22が所定時間開放するようになっている。
【0039】
入球処理手段47は、各種入球口の遊技球検出信号に基づいて特定表示をさせる入球表示部27aを決定する機能と、単位ゲームの終了後に次回ゲームに備えて特定表示から入球以前の表示に戻す入球表示部27aを決定する機能と、特定表示となった入球表示部27aの組合せが所定の組合せとなっているか否か判断する機能とを有する。
【0040】
精算処理手段48は、入球処理手段47の作動結果に基づいて所定の組合せに応じた入賞得点を加算して入賞得点の合計を算出する機能と、得点増加手段24の遊技球検出結果に基づいて入賞得点の合計に2を乗じる機能とを有する。なお、入球処理手段47及び精算処理手段48の作動結果は、単位ゲームの終了後、ゲーム更新手段52の作動に基づいてリセットされる。
【0041】
特別遊技状態制御手段49は、遊技球が可変入球手段22に入球したときから有効時間が経過するまでの間に作動領域22aに入球することを条件に、非特別遊技状態では遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる機能と、特別遊技状態では特別遊技状態をパンクさせる機能と、遊技球が上記条件を満たしつつ作動領域22aに入球することを条件に作動手段23を有効又は無効に変化させる機能と、有効になった作動手段23に遊技球が入球することを条件に得点増加手段24を所定時間開放させる機能と、特別遊技状態の発生後、所定回数のゲーム(例えば14ゲーム)が終了したときに、作動手段23の遊技球検出情報を無効にする機能とを有する。
【0042】
有効時間短縮手段50は、特別遊技状態における有効時間を非特別遊技状態での有効時間よりも短くする機能を有する。すなわち、可変入球手段22の作動に該当する抽選手段45の抽選結果に基づいて、特別遊技状態制御手段49が特別遊技状態の発生又はパンクの基準とする有効時間を変化させる機能であって、遊技状態が特別遊技状態であるか否かによって有効時間を変化させるものである。
【0043】
有効時間変化手段51は、判定図柄表示手段29が特定表示態様を確定表示したときに、その特定表示態様の種類に応じて有効時間を変化させる機能を有する。すなわち、可変入球手段22の作動に該当する抽選手段45の抽選結果に基づいて有効時間を変化させる点については有効時間短縮手段50と同様であるが、判定図柄表示手段29が確定表示する特定表示態様の種類に関する抽選手段45の抽選結果に応じて有効時間を変化させる点で有効時間短縮手段50と相違する。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
上記表1〜表3は、有効時間短縮手段50及び有効時間変化手段51による有効時間の変化を例示したものである。表1〜表3において、有効時間短縮手段50の機能は、表の横方向に有効時間を変化させるものであり、有効時間変化手段51の機能は、表の縦方向に変化させるものである。有効時間としては、例えば、遊技球が可変入球手段22に入球してから作動領域22a又は非作動領域22b,22cに入球するまでに要する最短の時間(例えば、0.1秒、2.0秒など)よりも長ければよい。なお、前述の最短の時間は、可変入球手段22の内部構造に応じて変化する時間であり、この時間内で遊技球が作動領域22a又は非作動領域22b,22cに入球する確率は極めて低いものとする。
【0048】
また、有効時間変化手段51は、表2のように、非特別遊技状態でのみ有効時間を変化させ、特別遊技状態では、有効時間を判定図柄表示手段29の特定表示態様の種類によらず、一定の時間(例えば、前述の最短の時間など)となるように設定してもよい。
【0049】
また、表3のように、有効時間短縮手段50が特別遊技状態での有効時間を短縮させない場合を設けてもよい。すなわち、可変入球手段22の作動に該当する抽選手段45の抽選結果が得られた時に、有効時間短縮手段50が短縮・非短縮の抽選を行なって、特別遊技状態での有効時間を短縮させるか否かを決定する。
【0050】
ゲーム更新手段52は、単位ゲームの開始から所定数(例えば、16個)の遊技球が発射されたことに基づいて発射手段7の動作を休止させる機能と、単位ゲームの終了判定機能と、次回ゲームの開始決定機能とを有する。発射手段7の休止機能は、発射検出手段16及び戻り球検出手段17の検出数の差に基づいて発射手段7の動作を休止させる機能である。単位ゲームの終了判定機能は、遊技領域14に導入された全ての遊技球がいずれかの入球口又は排出口などに入球したか否か、清算ボタン8が押されたか否か、エラーが発生しているか否か、或いは判定図柄等の図柄が確定表示されたことなどに基づいて、又はこれら例示した事項から所定時間経過したことに基づいて、若しくは単位ゲームの開始又は単位ゲームにおける最初の遊技球が発射されてから所定時間経過したか否かなどに基づいて、単位ゲームの終了を判断する機能である。次回ゲームの開始決定機能は、単位ゲームが終了した旨を、入球処理手段47及び精算処理手段48に送信して次回ゲームの開始準備をさせると共に、所定の休止時間(例えば0.5秒間)が経過すると次回ゲームを開始させる。さらに、特別遊技状態におけるゲーム回数を計上して所定回数のゲーム(例えば14ゲーム)が終了したことを特別遊技状態制御手段49に伝達する機能を有し、その旨を伝達された特別遊技状態制御手段49が特別遊技状態を終了させるようになっている。
【0051】
バックアップ手段41は、停電又は電気配線の断線等により電源部39aからの電力供給が遮断された場合に、かかる異常状態の解消後にその異常状態の発生直前の遊技状態から遊技を再開するために必要な情報を記憶する機能を有する。
【0052】
遊技復帰手段42は、電源部39aの異常状態解消後に電力供給が再開されると、バックアップ手段41の記憶内容に基づいて、遊技制御手段40による遊技制御を行なわせる機能を有する。
【0053】
リセット手段43は、組合せ遊技機1の遊技状態を初期状態に戻す機能を有し、リセットボタン33aを押すことによって作動する。
【0054】
コマンド送信手段44は、各副制御基板34〜39に制御コマンドを一方向通信にて送信するためのものであり、抽選手段45の抽選結果に基づいて判定図柄表示手段29の各図柄表示部29a,29b,29cに確定表示させる判定図柄や、有効時間短縮手段50及び有効時間変化手段51の作動結果に基づく有効時間報知手段30の表示態様、入球処理手段47の入球処理結果に基づいて特定表示をさせる入球表示部27aの情報、単位ゲームの終了後に次回ゲームに備えて特定表示から入球以前の表示に戻す入球表示部27aの情報、精算処理手段48の清算処理結果に基づく得点表示手段28の表示態様などに関する制御コマンドを表示制御基板34に送信する機能と、抽選手段45の抽選結果に基づいて視覚的演出又は聴覚的演出を行なうための制御コマンドを電飾制御基板35又は音声制御基板36に送信する機能と、精算処理手段48の処理結果に基づいて遊技者に還元する遊技媒体の個数に関する制御コマンドを払出制御基板38に送信する機能と、ゲーム更新手段52による単位ゲームの終了判定に基づき発射手段7を一時休止させる制御コマンドを発射制御基板37に送信する機能とを有する。
【0055】
次に、各副制御基板34〜39について説明する。
【0056】
表示制御基板34は、判定図柄表示制御手段53、入賞表示制御手段54、得点表示制御手段55、ゲーム回数表示制御手段56、報知表示制御手段57など、遊技情報表示装置18に出力する遊技情報に関する制御機能を有する。
【0057】
判定図柄表示制御手段53は、抽選手段45の抽選結果の範囲内で判定図柄表示手段29の確定表示態様を決定すると共に、当該確定表示態様を判定図柄表示手段29に確定表示させるものである。判定図柄表示制御手段53に送信される抽選手段45の抽選結果には、可変入球手段22の作動・非作動に関するもの、特定表示態様の種類(表1又は表2参照)に関するもの及び/又はリーチの発生・非発生に関するものがある。可変入球手段22の非作動に関するものであれば、リーチの発生・非発生に関する抽選結果に基づいて、判定図柄表示手段29の確定表示態様を決定し、可変入球手段22の作動に関するものであれば、特定表示態様の種類に関する抽選で選択された種類の中から判定図柄表示手段29に確定表示する1の特定表示態様を決定する。
【0058】
入賞表示制御手段54は、入球処理手段47の入球処理結果に基づいて入賞表示手段27の入球表示部27aに特定表示をさせると共に、ゲーム更新手段52のゲーム終了判定結果に基づいて入球表示部27aの特定表示を入球以前の表示に戻すものである。
【0059】
得点表示制御手段55は、精算処理手段48の処理結果に基づいて遊技者が単位ゲーム中に獲得した入賞得点の合計を得点表示手段28に表示させると共に、ゲーム更新手段52のゲーム終了判定結果に基づいて得点表示手段28の表示態様をリセットするものである。
【0060】
ゲーム回数表示制御手段56は、特別遊技状態制御手段49による作動領域22aの遊技球検出信号の処理結果に基づいて、ゲーム回数表示手段に所定の表示態様(例えば、「3」又は「0」)を表示させると共に、ゲーム更新手段52のゲーム終了判定結果に基づいて所定の表示態様を変化(例えば、カウントダウン又はカウントアップ)させるものである。
【0061】
報知表示制御手段57は、有効時間短縮手段50及び/又は有効時間変化手段51の作動に基づいて、有効時間報知手段30の表示態様を変化させるものである。
【0062】
電飾制御基板35は、主制御基板33から送信される制御コマンドに基づいて、第1オーバーランプ6a等、遊技機及び遊技盤12前面に設けられた視覚的演出用の電飾部品の点滅動作を制御している。
【0063】
音声制御基板36は、主制御基板33から送信される制御コマンドに基づいて、遊技状態に対応して音声出力手段9から発せられる聴覚的演出用の効果音の制御を行なっている。例えば、始動手段21の遊技球検出時や、各図柄表示部29a,29b,29cの確定表示時、リーチ発生時、特定表示態様の確定表示時、特別遊技状態における得点増加手段24の開放時など、各遊技状態に対応した効果音が発せられる。
【0064】
払出制御基板38は、精算処理手段48の処理結果に基づいて、払出カセット32aによる遊技媒体の払出動作の制御を行なう。
【0065】
発射制御基板37は、ゲーム更新手段52の単位ゲーム開始判定結果又は当該単位ゲームにおける遊技球の発射球数に基づいて、発射手段7による遊技球の発射動作又は動作休止の制御を行なう。
【0066】
電源制御基板39は、各制御基板33〜38に電力供給する電源部39aと、この電源部39aの電力供給状況を監視する電源監視部39bとを備えている。電源監視部39bは、供給電源の電圧が所定値よりも低下した状態を異常として検出し、電源異常信号を出力すると共に、その異常状態が解消されたときに異常解消信号を出力するようになっている。
【0067】
本発明の組合せ遊技機1は上記の如く構成され、拡大又は開放状態の可変入球手段22に入球した遊技球を入球検出手段22fが検出したときから有効時間が経過するまでの間に遊技球が作動領域22aを通過することを特別遊技状態の発生又はパンク条件とし、かかる有効時間を遊技状態及び判定図柄表示手段29の特定表示態様に基づいて変化させるようにしたので、特別遊技状態ではパンク率を低減させることができ、非特別遊技状態では球詰まり等により特別遊技状態が未発生に終わる確率を低減させることができるようになっている。また、有効時間に関連する情報を表示することによって、組合せ遊技機1の興趣を高めることができる。
【0068】
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、有効時間報知手段30としては、遊技情報表示装置18に出力する映像以外でもよく、音声出力手段9から発せられる音声や、各種電飾部品の点滅、ハンドル7aの振動、可動部材(図示略)の動作などを採用してもよい。前記可動部材の動作としては、例えば、周囲に0〜4の5つの数字が描かれた回転ドラムを有効時間の残り時間に対応させて4・3・2・1・0と回転表示させて報知することや、可動部材の動作速度を有効時間の残り時間に対応させて徐々に低下させ、可動部材の動作終了と共に有効時間の経過を報知することであってもよい。なお、可動部材は、回転ドラムに限らず、キャラクタ、動物、文字などをモチーフにした立体物でもよい。
【0069】
また、可変入球手段22としては、図4のものに限らず、例えば、内部構造がクルーン型のものであってもよい。このクルーン型の可変入球手段(図示略)は、電動チューリップ型の入口部と、略擂鉢状のクルーン部(図示略)とを略螺旋状の導入路で連絡したものであって、前記入口部から入球した遊技球が前記クルーン部にて円運動を行なえるように構成され、作動領域及び非作動領域が前記クルーン部の略中央部に三角形の頂部となるように形成されている。この場合、前記入球検出手段の設置箇所は、前記入口部における1対の可動翼の間、前記導入路上又はその近傍、若しくは前記クルーン部の上縁部などが考えられる。
【0070】
また、特別遊技状態において、可変入球手段22に遊技球を誘導し難いように動作する障害装置(図示略)を可変入球手段22の外部に設け、遊技球の落下方向に変化を与えるようにしてもよい。さらに、前記障害装置の作動・非作動を抽選により決定してもよい。
【0071】
また、可変入球手段22のステージ部22gや前記クルーン部が所定の動作を行なえるように構成してもよい。例えば、ステージ部22gの場合は、前後方向又は左右方向の傾きを変化させること、平らな形状から山形又は谷形に変形させること、ベルトコンベア状に形成すること、前後方向の突出・引っ込み動作をさせること、左右方向に移動させることなどが考えられる。すなわち、可変入球手段22内での遊技球の挙動に変化を生じさせ、作動領域22aに入球するか否かのスリル感を高めるようにしてもよい。また、ステージ部22g等が上記動作を行なうか否かは、抽選により決定するようにしてもよい。
【0072】
また、可変入球手段22は、一時的に遊技球を貯留すると共に作動領域22a又は非作動領域22bに遊技球を誘導する作動準備領域(図示略)を備えており、有効時間以内に前記作動準備領域に遊技球が到達することを条件に、遊技球を作動領域22a又は非作動領域22bのどちらに誘導するかを抽選により決定するように構成してもよい。この場合、遊技球が有効時間経過後に前記作動準備領域に入球しても作動領域22aに遊技球を誘導する旨の抽選結果が得られないものとする。また、遊技球の誘導先を決定する抽選は、遊技状態に応じて確率を変化させてもよい。例えば、作動領域22aに遊技球を誘導する確率が、特別遊技状態よりも非特別遊技状態の方が高く設定されていてもよい。
【0073】
また、複数個の入球検出手段22fを設置した場合には、有効時間のカウントを開始するためのものと、可変入球手段22に閉動作を行なわせるものとに機能を分割してもよい。また、有効時間変化手段51は、遊技球を検出した入球検出手段22fに応じて有効時間を変化させてもよい。
【0074】
また、組合せ遊技機1の前面、例えば、上皿や下皿の外面部、前面板、ハンドル又はその近傍に、遊技者が操作可能なスイッチを設け、前記スイッチの操作内容と有効時間報知手段30の表示内容とを関連付けてもよい。例えば、有効時間に関する情報は、前記スイッチの操作により、図3(A)のような数字による表示と、図3(B)(C)のようなレベルゲージによる表示との間で切替え可能にしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
本発明は前述の如く、作動領域の有効時間に関連する情報を報知し、特別遊技状態が発生又は持続するか否かのスリルを遊技者に与えることにより、バラエティ性を高めて組合せ遊技機の興趣を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は本発明に係る組合せ遊技機の正面図、(B)は同背面図である。
【図2】 組合せ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図3】 (A)(B)(C)は、夫々遊技情報表示装置の表示領域を例示する正面図である。
【図4】 (A)は、可変入球手段を例示する正面図であり、(B)及び(C)は、(A)の変形例を例示する正面図及び平面図である。
【図5】 (A)(B)(C)は、夫々有効時間の説明に用いるグラフである。
【図6】 本発明に係る組合せ遊技機の制御系を示すブロック図である。
【符号の説明】
1.組合せ遊技機
14.遊技領域
19.多連入球口
20a〜20c.単入球口
21.始動手段
22.可変入球手段
23.作動手段
27.入賞表示手段
29.判定図柄表示手段
30.有効時間報知手段
33.主制御基板
34.表示制御基板
35.電飾制御基板
36.音声制御基板
37.発射制御基板
38.払出制御基板
39.電源制御基板
49.特別遊技状態制御手段
50.有効時間短縮手段
51.有効時間変化手段

Claims (4)

  1. 複数の入球口(19)(20a)(20b)(20c)が配設された遊技領域(14)に遊技球を発射し、単位ゲーム中に遊技球が入球した入球口(19)(20a)(20b)(20c)を遊技者に報知する入賞表示手段(27)が所定の表示態様となることを条件に、所定数の遊技媒体を払出すようにした組合せ遊技機において、
    遊技球が入球可能な可変入球手段(22)と、前記可変入球手段(22)の内部に設けられた作動領域(22a)と、前記可変入球手段(22)への遊技球の入球を検出する入球検出手段(22f)と、前記入球検出手段(22f)の遊技球検出から有効時間以内に前記作動領域(22a)を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態制御手段(49)と、前記有効時間に関連する情報を遊技者に報知する有効時間報知手段(30)と、始動手段 (21) の遊技球検出結果に基づいて1又は複数の図柄表示部 (29a) (29c) に判定図柄を変動表示する判定図柄表示手段 (29) とを備え、
    前記判定図柄表示手段 (29) が変動表示後に特定表示態様を表示することを条件に前記可変入球手段 (22) が拡大又は開放動作を行なうように構成し、
    前記特定表示態様には複数種類の表示態様が設定されており、
    前記特定表示態様の種類に応じて前記有効時間を変化させる有効時間変化手段 (51)を備えていることを特徴とする組合せ遊技機。
  2. 前記特別遊技状態の発生を条件に前記有効時間を前記特別遊技状態以外の非特別遊技状態の時より短くする有効時間短縮手段(50)を備え、
    前記特別遊技状態制御手段(49)は、特別遊技状態中に、前記入球検出手段(22f)の遊技球検出から前記有効時間短縮手段 (50) により前記特別遊技状態以外の非特別遊技状態の時より短くなった有効時間以内に前記作動領域(22a)を遊技球が通過することを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を終了させることを特徴とする請求項1に記載の組合せ遊技機。
  3. 前記有効時間報知手段(30)は、前記有効時間に関連する情報を前記判定図柄表示手段(29)の図柄表示部(29a)〜(29c)又はその近傍に表示するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組合せ遊技機。
  4. 遊技者に有利な特別遊技状態と不利な非特別遊技状態とを選択する主制御基板(33)と、前記主制御基板(33)の選択結果に基づいて遊技制御を実行する1又は複数の副制御基板(34)〜(39)とを備え、
    前記有効時間報知手段(30)の制御を前記副制御基板(34)〜(39)のうち少なくともいずれかひとつが実行するようにしたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の組合せ遊技機。
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