JP3926910B2 - 映像データ多重化装置 - Google Patents

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    • H04N21/2362Generation or processing of Service Information [SI]

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮された動画データに対して例えばテキストや字幕等の付加データを組込む映像データ多重化装置に係わり、特に作成済みのMPEG−TSに対して付加データをプライベートデータとして書込む映像データ多重化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像圧縮技術が実用化されている。特に、デジタルの動画に対しては、例えば画像や音声等のマルチメディアを多重化するMPEG(Moving Picture Expert Group )−TS(Transport Strem :トランスポート・ストリーム ISO/IEC−13818−1)を使用することが有利である。
【0003】
周知のように、このMPEG−TSにおいては、図6に示すように、圧縮画像データ1、音声データ2、プライベートデータ3をそれぞれ単位バイト長を有する複数の単位データ4に分割する。そして、各単位データ4を自己のデータ種別を特定するID(識別子)5を付してTS−パケットと呼ばれる188バイト長のパケット6に編集して、この各パケット6をMPEG−TS7に順次組込んでいく。
【0004】
したがって、MPEG−TS7は、図7(a)に示すように、画像データ(V)、音声データ(A)、プライベートデータ(P)の各単位データ4を示す複数のパケット6を接続したフォーマットを有する。
【0005】
また、各パケット6に組込まれたID5は、このパケット6に組込まれた単位データ4の種別を特定する数字であり、例えば、圧縮画像データ1、音声データ2、プライベートデータ3等を特定する。そして、各ID5と各データ種別との関係は、PMT( Program Map Table:ISO/IEC13818−1)8に予め定義されている。そして、このMPEG−TS7を画像再生装置で動画,音声,字幕等に再生する場合に、各パケット6のデータ種別を把握するために、このMPEG−TS7に対してPMT8のパケット6が所定のバケット毎に組込まれている。
【0006】
また、連続して配列された多数のパケット6からなるMPEG−TS7内に画像再生装置(デコーダ)に対する到達時刻を示すPCR(Program Clock Reference ;時刻情報 ISO/IEC13818−1)9が埋込まれている。
【0007】
このような圧縮動画データ1、音声データ2、プライベートデータ3及びPMT8が各パケット6に組込まれたMPEG−TS7に対して、例えば字幕データ等の付加データを組込む場合、この付加データをプライベートデータ3としてMPEG−TS7に組込むことによって、画像再生装置(デコーダ)で再生される映像データを簡単に多重化できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、字幕データ等の付加データをただ単にプライベートデータ3としてMPEG−TS7に組込む映像データ多重化装置においても、まだ解消すべき次のような課題があった。
【0009】
すなわち、プライベートデータ3の各パケット6のMPEG−TS7上における組込位置は、PCR(時刻情報)9の組込み位置に同期していないので、字幕データ等からなる付加データと再生された動画との間の同期を精度よく取ることは困難である。
【0010】
このような不都合を解消するために、プライベートデータ3の各パケット6に対して、単位データ4の他に、該当単位データの動画上における再生時刻情報を組込んで、このMPEG−TS7を画像再生装置(デコーダ)で、動画と音声と付加データとしての字幕に分離した後、この字幕の出力時刻を前記パケット6に組込まれた再生時刻情報に基づいて制御する手法が考えられる。
【0011】
しかしながら、このような手法においては、画像再生装置(デコーダ)側の再生処理が複雑化し、特別仕様の画像再生装置(デコーダ)となり、汎用性に欠けると共に、製造費が大幅に上昇する。
【0012】
また、プライベートデータ3の各パケット6が組込まれていないMPEG−TS7に対して、字幕データ等の付加データを追加して組込む必要がある場合は、図6に示すよように、MPEG−TS7の各パケット6に組込まれている各単位データ4をデータ種別毎に分離して、元の圧縮画像データ1、音声データ2に分離する。そして、元に戻した圧縮画像データ1、音声データ2にプライベートデータ3を加えて、再度MPEG−TS7を編集する必要がある。
【0013】
よって、このMPEG−TS7の分離処理及び再編集処理に多大の処理時間が必要であり、映像データ多重化処理能率が大幅に低下する。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、パケットの組込む位置を時刻情報に隣接させることによって、画像再生装置(デコーダ)側の仕様を変更することなく、既に作成済みのMPEG−TSに対しても、簡単に付加データのプライベートデータを組込むことができ、かつ、再生された動画に対して正確に同期した付加データをMPEG−TSに組込むことができる映像データ多重化装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも圧縮動画データ及び音声データがそれぞれ単位長を有する各単位データに分割されてIDとともに各パケットに組込まれると共に、所定のパケット毎に、再生時に使用する時刻情報及び各IDの種別を特定するためのPMTのパケットが組込まれた作成済みのMPEG−TSに対して、新たに圧縮されていない付加データをプライベートデータとして書込む映像データ多重化装置に適用される。
【0015】
そして、上記課題を解消するためには、本発明の映像多重化装置においては、付加データを単位長を有した複数の単位データに分割してそれぞれ再生時刻とともに記憶するプライベートデータファイルと、このプライベートデータファイルから再生時刻が付された各単位データを順番に読出していくプライベートデータ読出手段と、このプライベートデータ読出手段で順次読出される各単位データの再生時刻に対して圧縮動画データを再生装置で一旦バッファに記憶して伸張するに要する時間で定まる遅延時間を加算補正するデコーダ遅延時間補正手段と、作成済みのMPEG−TSの各パケット及び時刻情報を順番に読出していくTS読出手段と、このTS読出手段が前記PMTのパケットを読出す毎に、この読出したPMTのパケットに対してプライベートデータを特定するIDを設定するPMTパケット更新手段と、TS読出手段が時刻情報を読出す毎に、該当時刻情報がデコーダ遅延時間補正手段で加算補正された再生時刻に一致したときのみ、プライベートデータ読出手段で読出されている単位データをプライベートデータを特定するIDを付して、MPEG−TSにおける該当時刻情報の隣接位置にプライベートデータのパケットとして挿入するパケット挿入手段とを備えている。
【0016】
このように構成された映像データ多重化装置においては、プライベートデータファイルに、付加データが単位長を有した複数の単位データに分割してそれぞれ再生時刻とともに記憶されている。そして、このプライベートデータファイルに記憶された各単位データをMPEG−TSにパケットとして挿入する場合に、各単位データの再生時刻が、MPEG−TSに所定パケット毎に設定された時刻情報と一致した場合に、該当パケットが時刻情報の隣接位置に挿入される。
【0017】
この時刻情報は、この時刻情報に隣接するMPEG−TSのパケットの画像再生装置(デコーダ)に対する到達時刻を規定する。付加データの各パケットが画像再生装置(デコーダ)に到達する時刻はこの時刻情報に規制されるので、付加データの動画に対する同期誤差は各時刻情報(PCR)の設置時間間隔に制限される。したがって、付加データは高い精度で動画に同期する。
【0019】
一般に、画像再生装置においては、圧縮画像データは連続する複数の静止画データに伸長されて出力されるまでの過程でバッファに一旦格納されるが、プライベートデータは分離されてそのまま出力される。したがって、たとえ、圧縮画像データのパケットとプライベートデータのパケットとが同時に画像再生装置に到達したとしても、動画が付加データより遅くれて出力される。
【0020】
よって、本発明においては、付加データの出力タイミングを動画の出力タイミングと一致させるために、単位データの再生時刻に対して再生装置特性で定まる所定の遅延時間を加算した時刻がMPEG−TSに組込まれた時刻情報と一致した時点で、該当単位データのパケットを該当時刻情報の隣接位置に挿入している。
よって、より高い精度で付加データを再生された動画に同期させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係わる映像データ多重化装置の概略構成を示すブロック図である。
【0022】
MPEG−TSファイル11内には、図4に示す作成済みのMPEG−TS12が記憶されている。このMPEG−TS12の各パケット13には、圧縮画像データ及び音声データがそれぞれ単位長を有する単位データ18に分割されてかつID19が付された状態で組込まれている。さらに、このMPEG−TS12内には、所定のパケット13毎に、時刻情報としてのPCR14が挿入されている。
【0023】
また、パケット13として、前述した画像データパケット(V)15及び音声データパケット(A)16の他に、PMTパケット17が含まれる。PMTパケット17内には、前述したように、各パケット13に組込まれた単位データ18のID19とデータ種別との関係が記憶されている。
【0024】
プライベートデータファイル20内には、MPEG−TSファイル11内に記憶されたMPEG−TS12を再生して得られる動画に組込むべき例えば字幕等の付加データが、単位長を有する複数の単位データ21に分割されて、かつそれぞれに再生時刻としてのMPEG−TS12に対する挿入指定時間22及びプライベートデータであることを示すIDが付された状態で記憶されている。
【0025】
TS読出部23は、MPEG−TSファイル11内に記憶されている図4に示すMPEG−TS12に組込まれている各パケット13及びPCR14を所定の周期で順番に読出していく。
【0026】
PMT更新部24は、TS読出部23で順次読出される各パケット13を監視して、PMTパケット17を検出すると、このPMTパケット17を取出して、このPMTパケット17に既に登録されている画像データパケット15のID、及び音声データパケット16のIDに加えて、図3に示すように、新たに今回付加するプライベートパケット31のIDをこのTPMパケット17に対して追加登録する。そして、プライベートパケット31のIDが追加登録されたTPMパケット17を次のパケット挿入部29へ送出する。
【0027】
PCR検出部25は、TS読出部23で順次読出される各パケット13を次のパケット挿入部29へ送出すると共に、パケット13間に挿入されているPCR14を検出して、比較部26へ送出する。
【0028】
プライベートデータ読出部27は、比較部26からの読出指令aに応じて、プライベートデータファイル20内に記憶されている挿入指定時間22及びIDがが付された単位データ21を読出して、挿入指定時間取出部28へ送出する。指定時間取出部28は、読出された挿入指定時間22及びIDが付された単位データ21のうち挿入指定時間22のみを抽出して比較部26へ送出するとともに、挿入指定時間22が取除かれたID及び単位データ21をプライベートパケット31として次のパケット挿入部29へ送出する。
【0029】
比較部26は、PCR検出部25で検出されたPCR14の示す時刻が挿入指定時間取出部28で取出された挿入指定時間22に一致した場合のみプライベートデータ読出部27へ読出指令aを送出するとともに、パケット挿入部29へパケット挿入指令bを送出する。
【0030】
パケット挿入部29は、TS読出部23で読出されてPCR検出部25を経由したMPEG−TS12に組込まれている各パケット13及びPCR14をパケット出力部30へ送出するとともに、入力したパケット13がPMTパケット17の場合は、このPMTパケット17をPMT更新部24から出力された更新済みのPMTパケット17に置換える。
【0031】
さらに、パケット挿入部29は、図3に示すように、比較部26からパケット挿入指令bが入力すると、この時点で挿入指定時間取出部28から入力されているプライベートパケット31をMPEG−TS12のこの時点におけるPCR14の隣接位置に挿入する。
【0032】
パケット出力部30は、PMTパケット17が更新され、かつ時間が一致したPCR14の隣接位置にプライベートパケット31が挿入された図3に示すMPEG−TS12をMPEG−TSファイル32に書込む。
【0033】
次に、図1に示した映像データ多重化装置における作成済みのMPEG−TS12に対して付加データをプライベートパケット31として多重化する付加データ多重化処理の全体動作を図2の流れ図を用いて説明する。
【0034】
S(ステップ)1にて、MPEG−TSファイル11に記憶されている図4に示すMPEG−TS12を構成する一つのパケット13又はPCR14を読出す。読出したパケット13又はPCR14がPMTパケット17の場合(S2)、パケット挿入部29において、PMT更新部24から更新済みのPMTパケット17をパケット出力部30へ出力する。
【0035】
読出したパケット13又はPCR14がPMTパケット17以外の場合で、PCR14の場合(S4)、このPCR14の時刻が、プライベートデータファイル20から読出した単位データ21に付された挿入指定時間22に一致しているか否かを調べる(S5)。
【0036】
一致していなければ、このPCR14及びこのPCR14に続く画像データ又は音声データのパケット13をパケット出力部30へ出力する(S6)。
S5にて、一致している場合は、先にプライベートデータファイル20から読出した単位データ21及びIDをプライベートデータパケット31としてパケット出力部30へ出力する(S7)。
【0037】
そして、プライベートデータファイル20から次の挿入指定時間22が付された単位データ21を読出した後(S8)、S4へ戻る。
今度は、PCR14の時刻がS8にて読出された単位データ21の挿入指定時間22と一致しないので、S6へ進み、このPCR14及びこのPCR14に続く画像データ又は音声データのパケット13をパケット出力部30へ出力する。
【0038】
その後、S1へ戻り、MPEG−TSファイル11に記憶されている図4に示すMPEG−TS12を構成する次の一つのパケット13又はPCR14を読出す。
【0039】
このように構成された第1実施形態の映像データ多重化装置においては、プライベートデータファイル20に、付加データが単位長を有した複数の単位データ21に分割されて挿入指定時間22及びIDが付された状態で記憶されている。また、MPEG−TSファイル11内には、映像データパケット15、音声データパケット16、PMTパケット17及びPCR14が組込まれた作成済みのMPEG−TS12が記憶されている。
【0040】
そして、プライベートデータファイル20に記憶された各単位データ21及びIDを作成済みのMPEG−TS12にプライベートデータパケット31として挿入する場合に、各単位データ21の挿入指定時間22が、MPEG−TS12に所定パケット13毎に設定されたPCR14と一致した場合に、該当プライベートデータパケット13がこのPCR14の隣接位置に挿入される。
【0041】
このPCR14は、このPCR14に隣接するMPEG−TSのパケットの画像再生装置(デコーダ)に対する到達時刻を規定するので、付加データの各プライベートデータパケット31が画像再生装置(デコーダ)に到達する時刻はこのPCR14に規制される。
【0042】
よって、字幕データ等の付加データは、画像再生装置(デコーダ)で再生された動画に対して高い精度で同期する。
このように、既に作成済みのMPEG−TS12に対して字幕データ等の付加データを高い同期精度を維持した状態で簡単に組込むことができる。
【0043】
(第2実施形態)
図5は本発明の第2実施形態に係わる映像データ多重化装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示す第1実施形態の映像データ多重化装置と同一部分には同一符号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明を省略する。
【0044】
この第2実施形態の映像データ多重化装置においては、挿入指定時間取出部28と比較部26との間にデコーダ遅延時間補正部33が介挿されている。その他の構成は図1に示す第1実施形態の映像データ多重化装置と同じである。
【0045】
このデコーダ遅延時間補正部33は、挿入指定時間取出部28で取出されたブライベートデータの単位データ21に付された挿入指定時間22に対して、MPEG−TS12を再生する画像再生装置(デコーダ)の特性で定まる遅延時間Tdを付加して、比較部26へ送出する。
【0046】
比較部25は、PCR検出部25で検出されPCR14の示す時刻が挿入指定時間取出部28で取出された挿入指定時間22にデコーダ遅延時間補正部33で遅延時間Tdが加算された時間に一致した場合のみプライベートデータ読出部29へ読出指令aを送出するとともに、パケット挿入部29へパケット挿入指令bを送出する。
【0047】
前述したように、画像再生装置(デコータ)においては、たとえ、圧縮画像データのパケット15とプライベートデータのパケット31とが同時に画像再生装置に到達したとしても、動画が付加データより遅く表示出力される。
【0048】
このような不都合を解消するために、この第2実施形態装置においては、付加データの出力タイミングを動画の出力タイミングと一致させるために、プライベートデータの単位データ21の挿入指定時間22(再生時刻)に対して再生装置の特性で定まる所定の遅延時間Tdを加算した時刻がMPEG−TS12に組込まれたPCR14と一致した時点で、該当単位データ21のパケット31を該当PCR14の隣接位置に挿入している。よって、より高い精度で付加データを再生された動画に同期させることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の画像データ多重化装置においては、付加データのパケットの作成済みのMPEG−TSに対するる組込み位置を、付加データを構成する単位データに付した再生時刻に一致する時刻情報(PCR)に隣接させている、
したがって、画像再生装置(デコーダ)側の仕様を変更することなく、既に作成済みのMPEG−TSに対しても、簡単に付加データのプライベートデータを組込むことができ、かつ、再生された動画に対して正確に同期した付加データをMPEG−TSに組込むことができる。
【0050】
さらに、画像再生装置(デコーダ)側の画像データの再生時に発生する遅延時間を加算した時刻とMPEG−TSに組込まれた時刻情報とを比較することによって、より高い精度で付加データを再生された動画に同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の映像データ多重化装置の概略構成を示すブロック図
【図2】 同第1実施形態の映像データ多重化装置における付加データ多重化処理動作を示す流れ図
【図3】 同第1実施形態の映像データ多重化装置で多重化されたMPEG−TSを示す図
【図4】 同第1実施形態の映像データ多重化装置における多重化前のMPEG−TSを示す図
【図5】 本発明の第2実施形態の映像データ多重化装置の概略構成を示すブロック図
【図6】 各データをMPEG−TSに組込む一般的な手順を示す図
【図7】 一般的なMPEG−TSのフォーマットを示す図
【符号の説明】
11…MPEG−TSファイル
12…MPEG−TS
13…パケット
14…PCR
15…画像データパケット
16…音声データパケット
17…PMTパケット
19…ID
20…プライベートデータファイル
21…単位データ
22…挿入指定時間
23…TS読出部
24…PMT更新部
25…PCR検出部
26…比較部
27…プライベートデータ読出部
28…挿入指定時間取出部
29…パケット挿入部
30…パケット出力部
31…プライベートデータパケット
33…デコーダ遅延時間補正部

Claims (1)

  1. 少なくとも圧縮動画データ及び音声データがそれぞれ単位長を有する各単位データに分割されてIDとともに各パケットに組込まれると共に、所定のパケット毎に、再生時に使用する時刻情報及び前記各IDの種別を特定するためのPMTのパケットが組込まれた作成済みのMPEG−TSに対して、新たに圧縮されていない付加データをプライベートデータとして書込む映像データ多重化装置において、
    前記付加データを単位長を有した複数の単位データに分割してそれぞれ再生時刻とともに記憶するプライベートデータファイルと、
    このプライベートデータファイルから再生時刻が付された各単位データを順番に読出していくプライベートデータ読出手段と、
    このプライベートデータ読出手段で順次読出される各単位データの再生時刻に対して前記圧縮動画データを再生装置で一旦バッファに記憶して伸張するに要する時間で定まる遅延時間を加算補正するデコーダ遅延時間補正手段と、
    前記作成済みのMPEG−TSの各パケット及び時刻情報を順番に読出していくTS読出手段と、
    このTS読出手段が前記PMTのパケットを読出す毎に、この読出したPMTのパケットに対してプライベートデータを特定するIDを設定するPMTパケット更新手段と、
    前記TS読出手段が前記時刻情報を読出す毎に、該当時刻情報が前記デコーダ遅延時間補正手段で加算補正された再生時刻に一致したときのみ、前記プライベートデータ読出手段で読出されている単位データをプライベートデータを特定するIDを付して、前記MPEG−TSにおける該当時刻情報の隣接位置にプライベートデータのパケットとして挿入するパケット挿入手段と
    を備えた映像データ多重化装置。
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