JP4550210B2 - デジタル放送信号送出システム及びそのサービス情報処理装置 - Google Patents

デジタル放送信号送出システム及びそのサービス情報処理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、局内時計で計測される編成時刻を基準に、デジタル放送においてリアルタイム性が要求されるサービス情報データを映像データ及び音声データと多重化し、デジタル放送信号として送出するデジタル放送信号送出システム及びそのサービス情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、BS(broadcasting satellite)デジタル放送、地上波デジタル放送の実用化が進められている。これらのデジタル放送においては、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)符号化方式により符号化されたビットストリームの切り替え、同期化、多重化などの信号処理を施す放送送出設備が必要不可欠となっている。
【0003】
ところで、上記デジタル放送では、多重化装置において、番組を構成する映像データ及び音声データの他に、番組に関する情報を示すPSI(Program Service Information)/SI(Service Information)等の情報データや字幕等の映像や音声に関連するサービス情報データの多重化が行われることになる。しかし、この多重化装置で取り扱うサービス情報データは、映像データや音声データに比して低い伝送レートであるので、多重化装置においては、サービス情報データと映像データ及び音声データとの同期処理やサービス情報データのフォーマット変換処理といった信頼性を高めるための複雑な処理が要求されることになる。
【0004】
従って、このような複雑な処理を多重化装置に実行させることは、処理負担が大きくなるとともに、デジタル放送信号の送出処理のリアルタイム性を図る上で大きな障害となる。特に、リアルタイム性が要求される字幕等のサービス情報データを編成時刻通りに送出するのには、大変不利となる。
【0005】
一方、上記送出処理における対策としては、サービス情報データを多重化装置で多重化する前に汎用のパーソナル・コンピュータで映像・音声との同期処理及びフォーマット変換処理を行なうことが望ましいと考えられている。この場合、パーソナル・コンピュータに専用のTS(トランスポートストリーム)出力インタフェースボードを実装するようにしている。しかし、このような対策でも、サービス情報データを編成時刻通りに送出するためにパーソナル・コンピュータとは別に局内時計との同期インタフェースユニットを用意しておく必要があり、複雑な構成となるばかりでなく経済的負担も大きくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、上記デジタル放送信号送出システムにあっては、リアルタイム性が要求されるサービス情報データを編成時刻に合わせて映像データ及び音声データとともにリアルタイムで送出できるような有効な手段がなかった。
【0007】
この発明の目的は、簡単な構成で、デジタル放送の映像データ及び音声データとは伝送レートの異なるサービス情報データの送出処理を編成時刻に合わせてリアルタイムで行なうことが可能なデジタル放送信号送出システム及びそのサービス情報処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るデジタル放送信号送出システムは、システム時計で計測される編成時刻を基準に、デジタル放送においてリアルタイム性が要求されるサービス情報データを映像データ及び音声データと多重化し、デジタル放送信号として送出するデジタル放送信号送出システムにおいて、サービス情報データを作成し、蓄積するサービス情報制作装置と、このサービス情報制作装置に蓄積されたサービス情報データの内容解析を行ない、この解析結果に基づいてサービス情報データをシステム時計で計測される編成時刻に合わせてデジタル放送信号のフォーマットに変換するサービス情報処理装置と、このサービス情報処理装置から出力されるサービス情報データを映像データ及び音声データとともに多重化して、デジタル放送信号に生成する多重化装置とを備えるようにしたものである。
【0009】
特に、デジタル放送信号がMPEG2符号化方式で規定されるフォーマットで生成されるトランスポートストリームである場合に、サービス情報処理装置はサービス情報制作装置に蓄積されたサービス情報データを、システム時計で計測される編成時刻に合わせてトランスポートストリームのフォーマットに変換して前記多重化装置に出力することを特徴とする。
【0010】
従って、この発明によれば、サービス情報制作装置で制作される字幕等のリアルタイム性が要求されるサービス情報データが、サービス情報処理装置にてその内容が解析され、この解析結果からサービス情報データが番組編成時刻に従って多重化装置により多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かが判断され、関連するものである場合に、そのサービス情報データがシステム時計で計測される編成時刻に合わせてトランスポートストリームのフォーマットに変換されて多重化装置に送出される。すなわち、本来多重化装置で実行すべき機能の一部をサービス情報処理装置に担わせることが可能となる。
【0011】
このため、多重化装置の処理負担を大きくすることなく、リアルタイム性が要求されるサービス情報データの送出処理及び映像・音声との同期処理にも十分に対応できるので、システム全体としてはサービス情報データのリアルタイム送出処理において信頼性が高く、しかも簡単な構成で安価に実現することができる。
【0012】
また、この発明では、サービス情報処理装置は、多重化装置で多重化すべき映像データの同期信号及びブラックバースト信号を入力する映像同期入力手段を有し、システム時計で計測される編成時刻に合わせるとともに、この同期信号及びブラックバースト信号に基づいてサービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換して多重化装置に出力することを特徴とするので、サービス情報データを映像のフレーム単位で同期させることが可能となる。
【0013】
一方、この発明は、システム時計で計測される編成時刻を基準に、デジタル放送においてリアルタイム性が要求されるサービス情報データを映像データ及び音声データと多重化し、デジタル放送信号として送出するデジタル放送信号送出システムで使用されるサービス情報処理装置において、システム時計で計測される編成時刻データを入力する編成時刻入力機能を有する第1のインタフェース部と、サービス情報データを入力するサービス情報入力機能を有する第2のインタフェース部と、第2のインタフェース部により入力されたサービス情報データを格納する記憶部と、記憶部に記憶されたサービス情報データを出力するサービス情報出力機能を有する第3のインタフェース部と、記憶部に格納されたサービス情報データの内容を解析し、この解析結果と第1のインタフェース部により入力される編成時刻データとに基づいて、サービス情報データをデジタル放送信号で規定されるフォーマットに変換して第3のインタフェース部に転送する演算処理部とを備えるようにしたことも特徴とする。
【0014】
特に、デジタル放送信号がMPEG2符号化方式で規定されるフォーマットで生成されたトランスポートストリームである場合に、演算処理部は、記憶部に格納されたサービス情報データの内容を解析し、この解析結果と第1のインタフェース部により入力される編成時刻データとに基づいて、サービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換して第3のインタフェース部に転送するようにしている。
【0015】
すなわちこの発明は、サービス情報処理装置内にシステム時計接続用インタフェース、サービス情報制作装置接続用インタフェース及び多重化装置接続用インタフェースを内蔵し、かつ各インタフェースにはそれぞれ対応する編成時刻データ入力機能、サービス情報データ入力機能及びサービス情報データ出力機能のみを設け、しかも各インタフェースに備えられているフォーマット変換機能を、サービス情報処理装置に既に備えられている演算処理部により共用するようにし、接続可能とするサービス情報制作装置、システム時計及び多重化装置にそれぞれ対応するフォーマット変換ソフトを演算処理部に予め記憶しておくようにしたものである。
【0016】
従ってこの発明によれば、サービス情報処理装置とは別に専用インタフェースを設置する必要がなくなり、しかも本発明のインタフェース部はサービス情報処理装置内に内蔵しただけでなく、フォーマット変換機能がサービス情報処理装置内に既に設けられている演算処理部によって代用されるので、信頼度が高いサービス情報データのリアルタイム送出処理を実現でき、比較的小型でかつ安価なシステムを提供することができる。
【0017】
また、この発明は、さらに、映像信号の同期信号及びブラックバースト信号を入力する第4のインタフェース部を備え、演算処理部は、第1のインタフェース部により入力される編成時刻データに基づいて、記憶部に記憶されたサービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換して前記第3のインタフェース部に転送し、映像信号の同期信号及びブラックバースト信号に基づいて前記第3のインタフェース部を制御して前記サービス情報データを出力させることを特徴としている。このようにすることにより、映像信号の同期信号及びブラックバースト信号の処理をサービス情報処理装置内に備えられている演算処理部で行なうことが可能となる。この結果、サービス情報データを編成時刻に合わせてトランポートストリームのフォーマットに変換できるとともに、映像のフレーム単位に同期させて多重化装置に転送することができるので、より信頼性の高いサービス情報データのリアルタイム送出処理を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、この発明に係わるデジタル放送信号送出システムの一実施形態の構成を示すブロック構成図である。この図1のシステムは、エンコーダ(ENC)11,12と、マルチプレクサ(MUX)13と、符号化多重制御装置(EMC)14と、ワークステーション(EWS)15と、サービス情報処理装置16とを備え、それぞれ局内時計17で計測される編成時刻を基準に動作を行なっている。
【0020】
エンコーダ11は、映像信号をMPEG2符号化方式で圧縮符号化してビットストリームを生成し、マルチプレクサ13に出力する。エンコーダ12は、音声信号をMPEG2符号化方式で圧縮符号化してビットストリームを生成し、マルチプレクサ13に出力する。マルチプレクサ13は、各エンコーダ11,12の出力と、符号化多重制御装置14から出力されるPSI/SIデータと、サービス情報処理装置16から出力されるサービス情報データとを多重化し、トランスポートストリームとして送出する。なお、符号化多重制御装置14は、別途提供される切替制御情報に基づいてエンコーダ11,12及びマルチプレクサ13を制御する。
【0021】
ところで、マルチプレクサ13で取り扱うサービス情報データは、ワークステーション15により制作され蓄積される。このワークステーション15に蓄積されたサービス情報データは、サービス情報処理装置16で内容解析され、この解析結果に基づき局内時計17で計測される編成時刻に合わせてトランスポートストリームのフォーマットに変換されてマルチプレクサ13に出力される。なお、サービス情報処理装置16と局内時計17との間及び各エンコーダ11,12、マルチプレクサ13、符号化多重制御装置14と局内時計17との間は、リアルタイム性が要求される信号を送出するためのSECNET(スタジオ・イクイプメント・コントロール・ネットワーク)と呼ばれるネットワークにより接続されている。
【0022】
図2は、上記サービス情報処理装置16の構成を示す回路ブロック図である。
【0023】
サービス情報処理装置16は、データバス161上に、局内時計入力インタフェース部162と、シリアル入力インタフェース部(RS232C/422)163と、RAM164と、TS(トランスポートストリーム)出力インタフェース部165と、CPU166と、ROM167と、映像同期入力インタフェース部168とを接続している。
【0024】
局内時計入力インタフェース部162は、局内時計17で計測される編成時刻データを入力する編成時刻入力機能を備えている。シリアル入力インタフェース部163は、ワークステーション15からシリアルなサービス情報データを取り込む機能を有し、取り込んだサービス情報データをRAM164の決められたメモリ領域に転送し、その転送終了後にRAM164上のサービス情報データの存在領域をCPU166に通知する。
【0025】
TS出力インタフェース部165は、RAM164に記憶されたサービス情報データをマルチプレクサ13に出力する機能を有する。映像同期入力インタフェース部168は、映像同期信号及びブラックバースト信号を入力する機能を有している。
【0026】
CPU166は、ROM167に記憶されたプログラムや各種制御データに基づいて処理を行なうもので、シリアル入力インタフェース部163からの通知に基づいて、RAM164からサービス情報データを取り込み、そのサービス情報データの内容解析処理を行なう。そして、この内容解析結果と別途提供される放送スケジュールデータとを比較照合し、さらに局内時計入力インタフェース部162により入力された編成時刻データとを比較照合して、その比較照合結果から番組編成時刻になった時点で、該当するサービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換してTS出力インタフェース部165に転送する。転送後、映像同期入力インタフェース部168で入力される映像同期信号及びブラックバースト信号に基づいて、サービス情報データを出力するように、TS出力インタフェース部165を制御する。
【0027】
すなわち、上記構成によるサービス情報処理装置16において、ワークステーション15に蓄積された字幕等のリアルタイム性が要求されるサービス情報データは、シリアル入力インタフェース部163によって、RAM164の決められた領域に転送される。シリアル入力インタフェース部163は、サービス情報データの転送が終了すると、サービス情報データの存在領域をCPU166に通知する。CPU166は、サービス情報データの内容解析を行ない、この解析結果からサービス情報データが編成時刻に従ってマルチプレクサ13により多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かを判断し、関連するものである場合に、そのサービス情報データを局内時計1で計測される編成時刻に合わせてトランスポートストリームのフォーマットに変換してTS出力インタフェース部165に転送する。
【0028】
以後、CPU166は、映像同期入力インタフェース部168に入力される映像同期信号及びブラックバースト信号に合わせてサービス情報データを出力するようにTS出力インタフェース部165を制御してサービス情報データをマルチプレクサ13に送出させる。
【0029】
また、上記構成におけるサービス情報処理装置16は、映像データ及び音声データとの同期処理及びフォーマット変換処理といったマルチプレクサ13で実行すべき機能の一部を担うようにしているので、システムのコストアップを抑えた上で、リアルタイム性が要求されるサービス情報データの送出処理及び映像・音声との同期処理にも十分に対応可能となる。
【0030】
さらに、上記サービス情報処理装置16は、局内時計入力インタフェース部162、シリアル入力インタフェース部163、TS出力インタフェース部165及び映像同期入力インタフェース部168を内蔵し、かつ各インタフェース部162,163a,165にはそれぞれ対応する編成時刻データ入力機能、サービス情報データ入力機能、サービス情報データ出力機能及び映像同期信号入力機能のみを設け、しかも各インタフェース部162,163,165,168に備えられているフォーマット変換機能を、CPU166により代用するようにし、接続可能とするワークステーション15、局内時計17及びMUX13にそれぞれ対応するフォーマット変換ソフトをROM167に予め記憶しておくように構成されていることにより、簡単な構成で小形な装置となる。
【0031】
以上述べたように上記実施形態では、ワークステーション15で制作される字幕等のリアルタイム性が要求されるサービス情報データが、サービス情報処理装置16にてその内容が解析され、この解析結果からサービス情報データが編成時刻に従ってマルチプレクサ13により多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かが判断され、関連するものである場合に、そのサービス情報データが局内時計17で計測される編成時刻に合わせてトランスポートストリームのフォーマットに変換されてマルチプレクサ13に送出される。すなわち、本来マルチプレクサ13で実行すべき機能の一部をサービス情報処理装置16に担わせることが可能となる。
【0032】
このため、マルチプレクサ13の処理負担を大きくすることなく、リアルタイム性が要求されるサービス情報データの送出処理及び映像・音声との同期処理にも十分に対応できるので、システム全体としてはサービス情報データのリアルタイム送出処理において信頼度が高く、しかも簡単な構成で安価に実現することができる。
【0033】
また、サービス情報処理装置16は、マルチプレクサ13で多重化すべき映像データの映像同期信号及びブラックバースト信号を入力する映像同期入力インタフェース部168を内蔵し、CPU166は、局内時計17で計測される編成時刻に合わせるとともに、サービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換するとともに、映像同期信号及びブラックバースト信号に合わせてサービス情報データをマルチプレクサ13に出力するようにしているので、サービス情報データを映像のフレーム単位で同期させることが可能となる。従って、映像データ及び音声データにリンクしたリアルタイムなサービス情報データの送出が可能となる。
【0034】
さらに、サービス情報処理装置16は、局内時計入力インタフェース部162、シリアル入力インタフェース部163、TS出力インタフェース部165及び映像同期入力インタフェース部168を内蔵し、かつ各インタフェース部162,163a,165にはそれぞれ対応する編成時刻データ入力機能、サービス情報データ入力機能、サービス情報データ出力機能及び映像同期信号入力機能のみを設け、しかも各インタフェース部162,163,165,168に備えられているフォーマット変換機能を、既に備えられているCPU166によって代用するようにしている。なお、CPU166が使用するROM167には、接続可能とするワークステーション15、局内時計17及びMUX13にそれぞれ対応するフォーマット変換ソフトを記憶しておくようにしている。
【0035】
従って、局内時計専用のインタフェースユニットを別途用意する必要がなくなり、しかも局内時計入力インタフェース部162、シリアル入力インタフェース部163、TS出力インタフェース部165及び映像同期入力インタフェース部168をただ単にサービス情報処理装置16内に内蔵したのではなく、各インタフェース部162,163,165,168に必要な機能のうちフォーマット変換機能をサービス情報処理装置16内に既に備えられているCPU166により代用するようにしたことによって、デジタル放送信号送出システムとしてサービス情報処理装置16を比較的簡単かつ小形に構成して、信頼度が高いサービス情報データのリアルタイム送出処理を実現することができるようになる。
【0036】
なお、上記実施形態では、マルチプレクサ13でMPEG2規定のフォーマットで生成されるトランスポートストリームを送出する例について説明したが、その他のデジタル放送信号を送出するようにしてもよい。
【0037】
その他、サービス情報処理装置の構成等においても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明によれば、簡単な構成で、デジタル放送の映像データ及び音声データとは伝送レートの異なるサービス情報データの送出処理を編成時刻に合わせてリアルタイムで行なうことが可能なデジタル放送信号送出システム及びそのサービス情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるデジタル放送信号送出システムの一実施形態の構成を示すブロック構成図。
【図2】上記図1に示したサービス情報処理装置の構成の一例を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
11,12…エンコーダ(ENC)、
13…マルチプレクサ(MUX)、
14…符号化多重制御装置(EMC)、
15…ワークステーション(EWS)、
16…サービス情報処理装置、
17…局内時計、
161…データバス、
162…局内時計入力インタフェース部、
163…シリアル入力インタフェース部、
164…RAM、
165…TS出力インタフェース部、
166…CPU、
167…ROM、
168…映像同期入力インタフェース部。

Claims (4)

  1. システム時計で計測される編成時刻を基準に、デジタル放送においてリアルタイム性が要求されるサービス情報データを多重化部にて映像データ及び音声データと多重化し、デジタル放送信号として送出するデジタル放送信号送出システムにおいて、
    前記サービス情報データを作成し、蓄積するサービス情報制作装置と、
    このサービス情報制作装置に蓄積されたサービス情報データが字幕であるか否かを解析し、この解析結果と別途提供される放送スケジュールデータとを比較照合することで前記サービス情報データが前記編成時刻に従って前記多重化部で多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かを判断し、関連するものである場合に、前記サービス情報データを前記システム時計で計測される編成時刻に合わせて前記デジタル放送信号のフォーマットに変換して前記多重化部に出力するサービス情報処理装置とを具備し、
    前記サービス情報処理装置は、前記多重化部で多重化すべき映像同期信号及びブラックバースト信号を入力する映像同期入力手段を有し、前記システム時計で計測される編成時刻に合わせて前記サービス情報データを前記トランスポートストリームのフォーマットに変換するとともに、映像同期信号及びブラックバースト信号に基づいてフォーマット変換されたサービス情報データを前記多重化部に出力することを特徴とするデジタル放送信号送出システム。
  2. 前記デジタル放送信号はMPEG2符号化方式で規定されるフォーマットで生成されるトランスポートストリームであり、前記サービス情報処理装置は前記サービス情報制作装置に蓄積されたサービス情報データを、前記システム時計で計測される編成時刻に合わせて前記トランスポートストリームのフォーマットに変換し、映像同期信号及びブラックバースト信号に基づいてフォーマット変換されたサービス情報データを前記多重化部に出力することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送信号送出システム。
  3. システム時計で計測される編成時刻を基準に、デジタル放送においてリアルタイム性が要求されるサービス情報データを多重化部にて映像データ及び音声データと多重化し、デジタル放送信号として送出するデジタル放送信号送出システムで使用されるサービス情報処理装置において、
    前記システム時計で計測される編成時刻データを入力する編成時刻入力機能を有する第1のインタフェース部と、
    前記サービス情報データを入力するサービス情報入力機能を有する第2のインタフェース部と、
    前記第2のインタフェース部により入力されたサービス情報データを格納する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記サービス情報データを出力するサービス情報出力機能を有する第3のインタフェース部と、
    映像同期信号及びブラックバースト信号を入力する第4のインタフェース部と、
    前記記憶部に格納された前記サービス情報データが字幕であるか否かを解析し、この解析結果から前記サービス情報データが前記編成時刻に従って前記多重化部で多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かを判断し、関連するものである場合に、前記第1のインタフェース部により入力される編成時刻データに基づいて、前記サービス情報データを前記デジタル放送信号で規定されるフォーマットに変換して前記第3のインタフェース部に転送し、前記映像同期信号及びブラックバースト信号に基づいて前記第3のインタフェース部を制御してフォーマット変換された前記サービス情報データを前記多重化部に出力させる演算処理部とを具備してなることを特徴とするサービス情報処理装置。
  4. 前記デジタル放送信号がMPEG2符号化方式で規定されるフォーマットで生成されたトランスポートストリームである場合に、前記演算処理部は、前記記憶部に格納された前記サービス情報データの内容を解析し、この解析結果から前記サービス情報データが前記多重化部で多重される映像データ及び音声データと関連するものであるか否かを判断し、関連するものである場合に、前記第1のインタフェース部により入力される編成時刻データに基づいて、前記サービス情報データをトランスポートストリームのフォーマットに変換して前記第3のインタフェース部に転送することを特徴とする請求項記載のサービス情報処理装置。
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