JP3925689B2 - 中空部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用のサスペンションメンバのサイドメンバやクロスメンバ等に好適な中空部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の中空部材としては、断面コ字状の長尺部材を2つ用意し、各長尺部材のコ字状端同士を突き合わせ溶接によって接合して中空状とされた本体と、該本体の周壁に取り付けられて他の部材(例えばスタビライザーを連結するためのピロー型インシュレータ等)がねじ結合されるねじ部材(ボルトやナット等)とを備えたものが知られており、ねじ部材の取り付けは各長尺部材を溶接接合する前に行われるようになっている。
【0003】
しかしながら、このような中空部材においては、断面コ字状の長尺部材を成形するに際して、1つの長尺部材について2つの型(上下型)が必要となって合計4つの型が必要となり、しかも、溶接作業も面倒であることからコスト高になるという問題がある。
このような事情から、近年、中空部材の本体として、液圧成形法により形成された所謂ハイドロフォーム部材を用いることが提案されている。
【0004】
液圧成形法では周方向に継ぎ目のない中空状の本体を容易に成形することができるため、溶接作業も不要となり、しかも、成形型も上下型の2つで足りるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、周方向に継ぎ目のない中空状の本体の周壁にねじ部材を取り付ける場合は、図9に示すように、中空状の本体aの外周壁にブラケットbを溶接等により接合して、このブラケットbにボルト等のねじ部材cを取り付けるようにしている。
【0006】
しかしながら、このような中空部材においては、ブラケットbの分だけ重量が及びコストが増すと共に、ブラケットbと他の部品との干渉を避けるためにレイアウトの自由が制限されるという問題が生じてくる。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、低コスト化及び軽量化を図ることができると共に、レイアウトの自由度の向上を図ることができる中空部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る中空部材は、中空状の本体と、該本体の周方向の一側に取り付けられて他の部材がねじ結合されるねじ部材とを備え、前記本体の周方向に継ぎ目のない中空部材であって、
前記本体の周方向の他側に穴を形成して該穴から前記ねじ部材を挿入することにより該ねじ部材を該本体の内面側に取り付け、前記穴は前記ねじ部材及び該ねじ部材を前記内面に固定するための固定手段を前記本体内に挿入可能にすべく、該内面に固定される前記ねじ部材の軸線上に位置して該軸線方向から見て該ねじ部材を包囲する大きさであり、
前記穴は、前記本体の軸線方向に互いに離間して複数箇所配置されると共に、本体の周方向の他側に取り付けられたブラケットを備え、
前記ブラケットは、前記複数の穴のうち隣り合う2つの穴の一方の穴の周囲に沿って配置されるように当該一方の穴を間に挟んで本体の軸方向で対面配置された一対の壁部とその一対の壁部を連結する第2の壁部とを備え、さらに、前記一対の壁部の一方に連結すると共に前記隣り合う2つの穴の他方の穴の近傍に配置されるように本体の略軸方向に沿う第3の壁部を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る中空部材は、請求項1において、前記ねじ部材はボルト又はナットであることを特徴とする。
請求項3に係る中空部材は、請求項1又は2において、前記ねじ部材を溶接又は圧入により前記本体の内面側に固定することを特徴とする。
請求項4に係る中空部材は、請求項1〜3のいずれか一項において、前記本体を液圧成形法により形成したことを特徴とする。
【0011】
請求項に係る中空部材は、請求項1〜のいずれか一項において、前記本体が車両用サスペンションメンバのサイドメンバ及びクロスメンバの内の少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項に係る中空部材は、請求項において、前記ブラケットがサスペンションアームを取り付けるためのブラケットであることを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
請求項1〜3の発明では、本体の周方向の他側に穴を形成して該穴からねじ部材及び固定手段を本体の内部に挿入可能にすることにより、本体の内面側に他の部材がねじ結合されるねじ部材を取り付けているので、周方向に継ぎ目のない中空状の本体においても、従来のように、本体の外周壁にボルトを取り付けるためのブラケットを溶接等により接合する必要がなく、この結果、ブラケットの分だけ軽量化及び製作コストの低減を図ることができる共に、ブラケットとの他の部品との干渉を考慮しなくて済むため、レイアウトの自由度の向上を図ることができるという効果が得られる。
また、中空部材の構成部材であるブラケットを用いて穴を補強しているので、別途に新たな補強部材を用いなくても穴を良好に補強することができ、中空部材の軽量化及び製作コストの低減に寄与することができるという効果が得られる。
さらに、ブラケットの本体の略軸方向に沿って延びる壁部を用いて穴を補強しているので、穴に作用する曲げ力に対する補強効果を優れたものとすることができるという効果が得られる。
さらにまた、1つのブラケットの壁部によって少なくとも二個の穴を同時に補強するようにしているので、各穴を別々に補強する場合に比べて、製作コストの低減を図ることができるという効果が得られる。
【0013】
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれか一項に加えて、中空部材の本体を上下型の2つの型で足りる液圧成形法により形成することにより、該本体をより安価に複雑な形状に形成することができるという効果が得られる
【0015】
請求項又はの発明では、請求項1〜のいずれか一項に加えて、車両用サスペンションメンバのサイドメンバ及びクロスメンバの内の少なくとも一方に用いた場合により効果的なものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。図1は車両のリヤサスペンション構造の概略を示す全体斜視図、図2は本発明の実施の形態の一例である中空部材としてのサイドメンバを説明するための要部平面図、図3は図2の左側面図、図4は図3のA−A線断面図、図5はねじ部材としてのボルトに他の部材をねじ結合した状態を示す図、図6は溶接ボルトを説明するための説明図、図7は圧入ボルトを説明するための説明図、図8は溶接ナットを説明するための説明図である。なお、この実施の形態では、中空部材として、サスペンションメンバのサイドメンバを例に採る。
【0017】
まず、車両のリヤサスペンション構造の概略を簡単に説明すると、図1において符号1はサスペンションメンバであり、このサスペンションメンバ1は、車両の略前後方向に延びて互いに車幅方向に離間配置された一対のサイドメンバ2と、互いに車両の前後方向に離間配置されて一対のサイドメンバ2を連結するクロスメンバ3,4とを備えている。
【0018】
一対のサイドメンバ2はそれぞれA型アッパーアーム(サスペンションアーム)5及び二本のロワーアーム(サスペンションアーム)6a,6bを介して左右のアクスル7に連結されており、また、サイドメンバ2にはスタビライザー8が連結され、該スタビライザー8の両端はコンロッド9を介してA型アッパーアーム5に連結されている。符号10はショックアブソーバ、11はサスペンションスプリングである。
【0019】
ここで、この実施の形態では、サスペンションメンバ1のサイドメンバ2に本発明の中空部材を採用している。なお、一対のサイドメンバ2は左右対称であるため、ここでは、左側のサイドメンバ2について説明する。
図2〜図5を参照して、サイドメンバ2は、液圧成形法により形成されて車両の略前後方向に延びる断面矩形状の本体12と、該本体12の軸方向の両端部にそれぞれ溶接等により接合されたゴムブッシュ取付部13a,13bと、一端側のゴムブッシュ取付部13aに設けられてロワーアーム6aの端部が連結される連結部14と、本体12の下側壁に設けられてスタビライザー8を連結するためのピロー型インシュレータ(他の部材)15がねじ結合されるボルト(ねじ部材)16と、本体12の上側壁に設けられてA型アッパーアーム5の二股端部5a,5bが連結される2つのアッパーブラケット17,18と、本体12の下側壁に設けられてロワーアーム6bの端部が連結されるロワーブラケット19とを備えている。
【0020】
本体12は、例えばアルミニウム合金の断面円形状又は矩形状の押出し成形材を所定長さに切断したものにプレス装置等によりプレフォーム加工を施し、次いで、プレフォーム加工品を上下型の断面矩形状のキャビティーに装填して上下型の型締めを行った後、プレフォーム加工品の内部に液体を注入して高圧力の内圧を発生させることにより、プレフォーム加工品が上下型の型面に沿って径方向外方に膨出されて断面矩形状に成形される。そして、離型後に成形品に対して本体12の湾曲形状に応じた曲げ加工を施すことにより、周方向に継ぎ目のない断面矩形状(上下側壁が長片側、左右側壁が短片側)の本体12が得られる。なお、この曲げ加工は液圧成形前に行うようにしてもよい。
【0021】
ボルト16は、この実施の形態では、図6に示すような溶接ボルトを用いており、本体12の下側壁に該本体12の軸方向に互いに離間して二か所取り付けられている。各ボルト16のピッチはピロー型インシュレータ15の2つの取付穴20(図5参照)のピッチに対応しており、本体12の下側壁に形成されたボルト挿通穴21に本体12の内部側からボルト16の軸22を挿入して頭部23の裏面の溶接突起24を該下側壁内面に当接させた状態で該当接部分に電極棒Y(固定手段)で電流を流すことによりその抵抗熱で溶接突起24が溶融して接合固定され、これにより、本体12の下側壁内面に二本のボルト16がその軸22を該下側壁から突出させた状態で取り付けられる。
【0022】
そして、本体12の下側壁から突出した二本のボルト軸22にピロー型インシュレータ15の2つの取付穴20を挿入して該取付穴20から突出したボルト軸22にナット25を締め付けるとにより、本体12の下側壁にピロー型インシュレータ15が取り付けられ、該ピロー型インシュレータ15にスタビライザー8の一端が連結されるようになっている。
【0023】
ここで、この実施の形態では、本体12の下側壁内面へのボルト16の取り付けを可能にすべく、本体12の上側壁に穴30を形成して該穴30からボルト16及び電極棒Yを本体12の内部に挿入可能にしている。穴30は、ボルト16の数及び取付位置に対応すべく本体12の軸方向に互いに離間して2箇所配置されており、共にボルト16及び電極棒Yを本体12内に挿入できるように、且つ、電極棒Yによる溶接作業が可能になるように、本体12の下側壁内面に固定されるボルト16の軸線上に位置して該軸線方向(図4の矢印B方向)から見て該ボルト16を包囲する大きさとされている。
【0024】
アッパーブラケット17,18は共に本体12の上側壁に設けられており、図2において車両の後方側のアッパーブラケット17にA型アッパーアーム5の二股端部5aが連結され、車両の前方側のアッパーブラケット18にA型アッパーアーム5の二股端部5bが連結される。
アッパーブラケット17は、二個の穴30の内の車両の後方側に配置された穴30を間に挟んで本体12の軸方向に離間して互いに対面配置された一対の壁部31,32と、該穴30の車幅方向の内側(右側)位置で本体12の略軸方向に沿って延びて各壁部31,32を連結する壁部33と、壁部31の穴30の車幅方向の外側位置から車両の前方に向けて本体12の略軸方向に沿って延びる壁部34と、壁部32の穴30の車幅方向の外側位置で車両の後方に向けて本体12の略軸方向に沿って延びる壁部35とを備えており、壁部34は車両の前方側に配置された穴30の近傍位置に配置されている。
【0025】
そして、アッパーブラケット17の壁部33が二個の穴30の内の車両の後方側の穴30の近傍に配置され、壁部34が車両の前方側の穴30の近傍に配置されることにより、壁部33,34がサイドメンバ2に作用する曲げ入力(特に本体12の軸線に対して鉛直方向に作用する曲げ入力)に対して補強部材として機能し、これにより、1つのアッパーブラケット17によって二個の穴30を同時に補強して穴30の回りにひずみが発生しにくくすることができ、しかも、壁部35についても前記曲げ入力に対して補強部材として機能するため、効果的にサイドメンバ2の剛性、強度及び耐久性の向上を図ることができる。
【0026】
一方、アッパーブラケット18は、車両の前方側に配置された穴30の前方位置で本体12の軸方向に離間して互いに対面配置された一対の壁部41,42と、各壁部41,42の車幅方向の内側(右側)位置で本体12の略軸方向に沿って延びて各壁部41,42を連結する壁部43と、壁部41の車幅方向の外側位置から車両の前方に向けて本体12の略軸方向に沿って延びる壁部44と、壁部42の車幅方向の外側位置で車両の後方に向けて本体12の略軸方向に沿って延びる壁部45とを備えており、壁部43,44,45がサイドメンバ2に作用する曲げ入力に対して補強部材として機能し、サイドメンバ2の剛性、強度及び耐久性の向上効果の更なる向上を図ることができる。
【0027】
上記の説明から明らかなように、この実施の形態では、本体12の上側壁に穴30を形成して該穴30からボルト16及び電極棒Yを本体12の内部に挿入可能にすることにより、本体12の下側壁内面にピロー型インシュレータ(他の部材)15がねじ結合されるボルト16を取り付けているので、周方向に継ぎ目のない中空状の本体12においても、従来のように、本体12の外周壁にボルトを取り付けるためのブラケットb(図9参照)を溶接等により接合する必要がなく、この結果、ブラケットbの分だけサイドメンバ2ひいてはサスペンションメンバ1の軽量化及び製作コストの低減を図ることができる共に、ブラケットbとの他の部品との干渉を考慮しなくて済むため、レイアウトの自由度の向上を図ることができる。
【0028】
また、サイドメンバ2の構成部材であるアッパーブラケット17を用いて穴30を補強しているので、別途に新たな補強部材を用いなくても穴30を良好に補強することができ、サイドメンバ2の軽量化及び製作コストの低減に寄与することができる。
更に、アッパーブラケット17の本体12の略軸方向に沿って延びる壁部33.34を用いて穴30を補強しているので、前記曲げ入力に対する補強効果を優れたものとすることができる。
【0029】
更に、1つのアッパーブラケット17の壁部33,34によって二個の穴30を同時に補強するようにしているので、二個の穴30を別々に補強する場合に比べて、製作コストの低減を図ることができる。
更に、サイドメンバ2の本体12を上下型の2つの型で足りる液圧成形法により形成されたハイドロフォーム部材としているため、該本体12をより安価なものとすることができる。
【0030】
なお、上記実施の形態では、形状安定性に優れた液圧成形法によってサイドメンバ2の本体12を得るようにした場合を例に採ったが、必ずしもこれに限定する必要はなく、断面矩形状の直線部材に、例えば、プレス装置を用いて曲げ加工を施してサイドメンバ2の本体12を得るようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ねじ部材として溶接ボルト16を採用しているが、これに代えて、図7に示すように、圧入部となるセレーション50が形成された圧入ボルト51を用いても良い。この場合、本体12の下側壁に形成されたボルト挿通穴21に本体12の内部側からボルト51の軸52を挿入して該ボルト51の頭部53を穴30から挿入されたハンディタイプの油圧プレス(固定手段)等で押圧することにより、本体12の下側壁内面に圧入ボルト51が取り付けられる。
【0031】
更に、上記実施の形態では、ねじ部材としてボルト16を採用しているが、これに代えて、図8に示すように、溶接突起61を接合面に有する溶接ナット60を用いても良い。
更に、上記実施の形態では、ブラケット17の壁部が本体12の上側壁に対して略直交する方向を向いている場合を例に採ったが、ブラケットの壁部が本体12の上側壁に重合される場合には、該壁部で穴30を塞いで該穴30を補強するようにしてもよい。
【0032】
更に、上実施の形態では、サスペンションメンバ1のサイドメンバ2に本発明を適用した場合を例のみを示したが、サイドメンバ2に限ることなく、クロスメンバ3,4、又はサイドメンバ2及びクロスメンバ3,4の両方に本発明を適用してもよく、また、サスペンションアーム、エンジンマウントメンバー等に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両のリヤサスペンション構造の概略を示す全体斜視図である
【図2】本発明の実施の形態の一例である中空部材としてのサイドメンバを説明するための要部平面図である。
【図3】図2の左側面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】ねじ部材としてのボルトに他の部材をねじ結合した状態を示す図である。
【図6】溶接ボルトを説明するための説明図である。
【図7】圧入ボルトを説明するための説明図である。
【図8】溶接ナットを説明するための説明図である。
【図9】従来の中空部材を説明するための説明的断面図である。
【符号の説明】
1…サスペンションメンバ(車両用サスペンションメンバ)
2…サイドメンバ(中空部材)
3,4…クロスメンバ
5…A型アッパーアーム(サスペンションアーム)
12…本体
15…ピロー型インシュレータ(他の部材)
16…溶接ボルト(ねじ部材、ボルト)
17…アッパーブラケット(ブラケット)
30…穴
33,34…壁部
51…圧入ボルト(ねじ部材、ボルト)
60…溶接ナット(ねじ部材、ナット)
Y…電極棒(固定手段)

Claims (6)

  1. 中空状の本体と、該本体の周方向の一側に取り付けられて他の部材がねじ結合されるねじ部材とを備え、前記本体の周方向に継ぎ目のない中空部材であって、
    前記本体の周方向の他側に穴を形成して該穴から前記ねじ部材を挿入することにより該ねじ部材を該本体の内面側に取り付け、前記穴は前記ねじ部材及び該ねじ部材を前記内面に固定するための固定手段を前記本体内に挿入可能にすべく、該内面に固定される前記ねじ部材の軸線上に位置して該軸線方向から見て該ねじ部材を包囲する大きさであり、
    前記穴は、前記本体の軸線方向に互いに離間して複数箇所配置されると共に、本体の周方向の他側に取り付けられたブラケットを備え、
    前記ブラケットは、前記複数の穴のうち隣り合う2つの穴の一方の穴の周囲に沿って配置されるように当該一方の穴を間に挟んで本体の軸方向で対面配置された一対の壁部とその一対の壁部を連結する第2の壁部とを備え、さらに、前記一対の壁部の一方に連結すると共に前記隣り合う2つの穴の他方の穴の近傍に配置されるように本体の略軸方向に沿う第3の壁部を備えることを特徴とする中空部材。
  2. 前記ねじ部材はボルト又はナットであることを特徴とする請求項1記載の中空部材。
  3. 前記ねじ部材を溶接又は圧入により前記本体の内面側に固定することを特徴とする請求項1又は2記載の中空部材。
  4. 前記本体を液圧成形法により形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の中空部材。
  5. 前記本体が車両用サスペンションメンバのサイドメンバ及びクロスメンバの内の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の中空部材。
  6. 前記ブラケットがサスペンションアームを取り付けるためのブラケットであることを特徴とする請求項記載の中空部材。
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