JP3925616B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱室に収納した被加熱物に高周波を照射して誘電加熱を行う高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14は従来の高周波加熱装置における断面図、図15はその要部斜視図である。図において、20は前面に開口部を有する略箱形の加熱室であり、前面に開口部を有する高周波加熱装置の本体(図示せず)内に形成されている。20aは加熱室20の側板であり、図14の向って右側の側板20aの上部および下部に給電口21が設けられている。22は加熱室20外側に設けられた300MHzから30GHzまでの周波数帯にある高周波を発振させる高周波発振器、23は高周波発信器22のアンテナ、24は高周波発振器22およびアンテナ23からの高周波を給電口21を介して加熱室20へ伝搬する導波管である。25は被加熱物26が載置される載置台、27は載置台25を支持するロータリプレート、金属材料によって形成され、加熱室20の底板20b近傍に回転可能に設けらている。28はロータリプレート27を回転させるモータであり、軸部28aを介してロータリープレート27と連結されている。
【0003】
29は導波管24から給電口21を介して伝搬される高周波を透過する高周波透過性の給電口カバーである。給電口カバー29の形状は例えば長方形の板状であり、給電口カバー29の四隅に形成された穴29aに耐熱性のビスなどの留め具30を用いて加熱室20の側板20aに形成された留め具受け20eに固定されるのが一般的である。
【0004】
なお、高周波加熱装置の本体前面には、開閉自在の図示されていないドアが取り付けられている。このドアにより本体および加熱室20の開口部は適宜閉塞される。また、本体前面の右側には表示部、操作ボタンなどが配された図示されていない操作パネルが設けられている。
【0005】
次に動作について説明する。
被加熱物26を加熱調理する場合、まず、ドアを開けて載置台25に被加熱物26を載置し、ドアを閉じる。次に、本体に設けられた操作パネル(図示せず)により調理メニューを選択して調理時間を設定して調理をスタートさせる。このスタートにより高周波発振器22が稼動して高周波を発振する。この高周波はアンテナ23を介して導波管24を伝搬し、給電口21から加熱室20内に放射される。同時にモータ28が稼動し、ロータリプレート27とロータリプレート27に支持された載置台25と被加熱物26を回転させる。
【0006】
加熱室20内に放射された高周波は、加熱室20内で拡散して加熱室20内の壁面によって逐次反射され、被加熱物26に照射される。これにより、被加熱物26は加熱される。主に食品である被加熱物26はその形状、寸法、量、材質、密閉状態などによって、沸騰などの現象により、食品カスや汁などの液体が加熱室20内に飛散することがある。また、使用者により被加熱物26の内容物を加熱室20内にこぼしてしまったりする場合がある。かかる状況において、給電口カバー29は給電口21から導波管24内へ飛散した食品カスや液体が侵入しないようにする作用がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の高周波加熱装置は以上のように構成されており、被加熱物から飛散した食品カスや汁等の液体が給電口カバーに付着したり、給電口カバーと給電口がある壁面との隙間から侵入することで、給電口周辺で炭化し、燃焼が起こる原因になりうるという課題があった。また、かかる状況を防ぐために汚れた給電口カバーを清掃する場合があるが、この場合、ビスをはずすなど、煩雑な給電口カバーの着脱作業を要するという課題があった。
【0008】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、給電口カバーと加熱室壁面との間への食品カス、液体等の侵入可能性を下げ、安全性を向上させるとともに、給電口カバーを加熱室から簡単に着脱可能とすることで清掃性を向上する高周波加熱装置を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高周波加熱装置は、被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室に高周波を発振する高周波発振器と、前記加熱室の壁面に設けられ前記高周波発振器から発振された高周波を導波管を伝搬させて前記加熱室内に供給する給電口と、前記給電口を覆うように設けられた給電口カバーとを備えた高周波加熱装置において、前記給電口カバーは、前記給電口を覆う平板部と、前記平板部に設けられ、前記導波管の外側に位置するように前記給電口の外周部分に設けられた挿入口に着脱可能に挿入される異物浸入防止部とを備えたものである。
【0010】
また、前記異物挿入防止部を挿入したとき、該異物挿入防止部と当接して前記給電口カバーを前記加熱室に固定する給電口カバー押え部材を設けたものである。
【0011】
また、前記給電口カバーの有無を検知する検知手段を設け、前記検知手段からの信号に基づいて、前記給電口カバーが装着されていない場合は前記高周波発振器を運転させないようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図、図2は要部断面図である。従来例と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。図において、1は給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように設けられた給電口カバーであり、給電口カバー1には、側板20a側かつ給電口21外周に位置するように異物侵入防止板1aが設けられている。2は側板20aの給電口21外周に形成され異物侵入防止板1aを挿入する挿入口であり、異物侵入防止板1aを挿入口2に差し込むことで、給電口21周辺を密閉する。異物侵入防止板1aは給電口カバー1に接着等の手段で一体的に形成されており、その素材は加熱室20内での耐久性を満たすよう、耐熱性の材料を用いている。
【0013】
なお、実施の形態1では、異物侵入防止板1aを給電口21の外周4辺を囲うように形成しているが、特に食品カスや液体が飛散しやすい方向、1辺または複数辺を覆うように設けてもよい。
【0014】
実施の形態1によれば、異物侵入防止板1aにより側板20aと給電口カバー1の間から食品カスあるいは液体が侵入することを防止し、ひいては食品カスあるいは液体の給電口21から導波管24への侵入や、電界が強い傾向にある給電口21周辺への付着を防ぐことができる。したがって、食品カスや醤油などの液体などによる炭化、燃焼減少の可能性は飛躍的に減少する。
【0015】
また、給電口カバー1及び異物侵入防止板1aは側板20aに着脱可能に設けられる構造のため、使用者任意による清掃も可能となり、異物付着を防止する効果がさらに期待できる。また、異物侵入防止板1aが、給電口カバー1の側板20aへの固定具としても作用するため、留め具、留め受けが不要となり、製作工程数を減らすことができる。
【0016】
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。従来例もしくは実施の形態1と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。図において、3は給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように設けられた給電口カバーであり、一面を開口した直方体形状となっている。加熱室の側板20aには、給電口21外周を囲うように構成された挿入口2が設けられており、給電口カバー3の側面3a(異物侵入防止部)が挿入される。そして、給電口カバー3を挿入口2に挿入することで、加熱室に装着される。
【0017】
実施の形態2によれば、給電口カバー3の異物侵入防止部である側面3aにより、側板20aと給電口カバー3の間から食品カスあるいは液体が侵入することを防止し、給電口21から導波管内へ食品カスあるいは液体が侵入することを防ぎ、また電界が強い傾向にある給電口21周辺への食品カスあるいは液体の付着を防ぐことができる。したがって、食品カスや醤油などの液体などによる炭化、燃焼現状を防ぐことができる。
【0018】
実施の形態3.
図4は本発明の実施の形態3における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。従来例および実施の形態1,2と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。図において、4は給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように設けられた略L字型の給電口カバーであり、その上面4aを給電口21の上部に形成された挿入口5に挿入して、加熱室に装着される。給電口カバー4は、側板20aに装着された後、重力によって給電口21側へ落下する液体状の異物の侵入を防止するのに効果を発揮する。
【0019】
実施の形態3によれば、側板20aの給電口21上部に液体状の異物が付着し、重力による液だれが生じても、給電口カバー4と側板20aの間から侵入しないように防ぐことができる。
【0020】
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部断面図である。従来例または実施の形態1〜3と同一または同一相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。全体的な構成については、実施の形態3と同様であり、給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように給電口カバー4が設けられている。6は導波管24の上部24aに設けられた給電口カバー4を押えるカバー押え部材であり、導波管24の上部24aに設けられた固定板7、固定板7に固定されるバネ8、固定バネ8の先端に設けられ給電口カバー4の上面4aと当接する弾性体よりなる当接部9により構成されている。そして、挿入口5に挿入された給電口カバー4の上面4aはカバー押え部材6により固定される。また、カバー押え部材6は、挿入される給電口カバー4を押さえる効果と、適当な力を加えることで給電口カバー4が引き抜かれるような構成になっている。
【0021】
実施の形態4によれば、側板20aの給電口21上部に液体状の異物が付着し、重力による液だれなどが給電口カバー4と側板20aの間から侵入することを防止することができる。また、カバー押え部材6により、給電口カバー4の装着性が向上するとともに、着脱が簡易なため着脱性がよく、清掃性の向上も期待できる。
【0022】
実施の形態5.
図6は本発明の実施の形態5における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部断面図である。従来例または実施の形態1〜4と同一または同一相当部分には同じ符号を付し、説明を省略する。全体的な構成については、実施の形態2と同様であり、給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように給電口カバー4が設けられている。6aは導波管24の上部24aに設けられた給電口カバー4を押えるカバー押え部材を示す弾性をもった素材による板状カバー押えである。
【0023】
実施の形態5によれば、側板20aの給電口21上部に液体状の異物が付着し、重力による液だれなどが給電口カバー4と側板20aの間から侵入することを防止することができる。また、板状カバー押え6aにより、給電口カバー4の装着性が向上するとともに、着脱が簡易であるため着脱性がよく、清掃性の向上も期待できる。
【0024】
実施の形態6.
図7は本発明の実施の形態6における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。従来技術および実施の形態1〜5と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。図において、10は給電口21に被加熱物から飛散した食品カスや醤油などの液体が付着、侵入しないように設けられた給電口カバー、11、12は加熱室の側板20aの給電口21上下に設けられた上部レール、下部レールであり、給電口カバー10は上部レール11、下部レール12間にスライドさせて、加熱室内に装着される。
【0025】
実施の形態6によれば、上部レール11、下部レール12により、それぞれ上部、下部からの食品カス等の侵入防止効果を高めるとともに、給電口カバー10の着脱作業を簡易化することができ、清掃性の向上を高めることができる。
【0026】
実施の形態7.
図8は本発明の実施の形態7における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部斜視図である。従来技術および実施の形態1〜6と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。全体的な構成においては、実施の形態6と同様である。8は上部レール11に設けられた固定バネ、9は固定バネ8の端部に設けられた弾性体よりなる当接部であり、給電口カバー10と当接し、固定バネ8の付勢力により給電口カバー10を押えている。カバー押え部材は、固定バネ8、当接部9により構成されている。カバー押え部材は、給電口カバー10を押さえる効果と、適当な力で給電口カバー10をはずすように構成されている。
【0027】
実施の形態7によれば、上部レール11により、上部からの食品カス等の侵入防止効果を高めるとともに、給電口カバー10の着脱作業を簡易化することができ、清掃性の向上を高めることができる。また、給電口カバー10をより確実に固定するできるという効果がある。
【0028】
実施の形態8.
図9は本発明の実施の形態7における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。従来技術および実施の形態1〜6と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。図において、13は給電口カバー10の上下部に、それぞれ設けられた固定柱であり、例えば給電口カバー10に接着されている。14、15は給電口21の上下にそれぞれ設けられた上部レール、下部レールであり、固定柱13の挿入が可能な大きさに開口した略半円筒形状となっている。図に示すように、給電口カバー10は、上部レール14、下部レール15に固定柱13を挿入して、加熱室内に装着される。
【0029】
実施の形態8によれば、上部レール14により、上部からの食品カス等の侵入防止効果を高めるとともに、給電口カバー10の着脱作業を簡易化することができ、清掃性の向上を高めることができる。また、側板20aに角になる部分がないため、側板20aの清掃性も向上する。
【0030】
実施の形態9.
図10は本発明の実施の形態9における高周波加熱装置の要部斜視図、図11はカバー検知手段の動作を説明するフローチャートである。従来技術および実施の形態1〜7と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。実施の形態1〜7いずれも給電口カバーの着脱を可能としているため、使用者が清掃後、給電口カバーを取り付け忘れてしまい、給電口カバーがないまま、運転され食品カス等が導波管に侵入してしまう場合がある。そこで本実施の形態では、給電口カバーの付け忘れ運転時を防止するため、給電口カバーの有無を検知するカバー検知手段を設けたものである。なお、本実施の形態では、実施の形態6の給電口カバー10の構造を用いて説明するが、これに限ったものではなく、他の実施の形態に示す給電口カバーにも適応されるものである。
【0031】
図において、16はマイクロスイッチ等で構成された給電口カバー10の有無を検知するカバー検知手段である。給電口カバー10が正常に取り付けられている場合は、給電口カバー10の一端によりカバー検知手段16のマイクロスイッチがオンされ、その信号により、装着されていると判断される。
【0032】
次に図11を用いてカバー検出手段16の動作について説明する。
ステップ101において、給電口カバー10有無の検知を開始する。ステップ102において、カバー検知手段16からの信号により給電口カバー10が装着されているか、否かを判断する。装着信号が無い場合は、給電口カバー10が装着されていないと判断し、高周波発信器3への電源供給を停止し(ステップ103)、使用者に告知する(ステップ105)。また、ステップ102において、カバー検出手段16からの信号があった場合は、給電口カバー10が装着されていると判断し、高周波発振器への電源供給を許可する(ステップ104)。
【0033】
なお、使用者への告知手段はブザーによる音や、操作パネル部に搭載されているランプやLCDによって行うようにしてもよい。
給電口カバーの着脱を検知し、給電口カバーが装着されていない場合には、高周波発振器への電源供給を防止し、使用者に告知する手段を設けるようにした。
【0034】
また、図10ではカバー検知手段としてマイクロスイッチを用いているが、給電口21に給電口カバーがついていることを検知できる手段であればよく、構造については、この限りでなく、例えば圧電センサ等を用いてもよい。
【0035】
実施に形態9によれば、カバー検出手段を設け、給電口カバーの有無を検知し、給電口カバーが装着されていない場合には、高周波発振器への電源供給を防止し、使用者に告知する手段を設けるようにしたので、給電口カバーの装着忘れを防止し、安全性も確保することができる。
【0036】
実施の形態10.
図12は本発明の実施の形態10における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。従来技術および実施の形態1〜7と同一または同一相当部分には同じ符号を付して表し、図示、説明を省略する。なお、本実施の形態では、実施の形態6の給電口カバー10の構造を用いて説明するが、これに限ったものではなく、他の実施の形態に示す給電口カバーにも適応されるものである。図において、17は給電口カバー10に設けた把持部である。
【0037】
一般的に給電口カバー10は薄い平板であることが多いため、手でつかみにくいという問題がある。実施の形態10では、使用者が給電口カバー10を指でひっかけやすいよう、把持部17を設けたので、着脱動作を容易でき、清掃時の着脱の簡便性を高めることができる。また、図12では給電口カバー10と平行に把持部17を設けているが、図13に示すように給電口カバー10と垂直に把持部17aを設けるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明に係る高周波加熱装置は、給電口カバーが、加熱室に対して着脱可能に装着されるとともに、加熱室の壁面に装着したとき給電口外周部分に挿入される異物侵入防止部を設けたので、給電口周辺を密閉し、給電口および給電口カバーと加熱室内壁面との間に食品カスや醤油などの液体が侵入するのを防止するという効果がある。また、給電口カバーの着脱を容易に行なえるので、清掃性も向上するという効果がある
【0039】
また、異物挿入防止部を挿入したとき、異物挿入防止部と当接して給電口カバーを加熱室に固定する給電口カバー押え部材を設けたので、給電口周辺を密閉し、給電口および給電口カバーと加熱室内壁面との間に食品カスや醤油などの液体が侵入するのを防止する効果があるだけでなく、給電口カバーの装着性が向上するという効果がある。また、給電口カバーの着脱を容易に行なえるので、清掃性も向上するという効果がある。
【0040】
さらに、給電口カバーの有無を検知する検知手段を設け、検知手段からの信号に基づいて、給電口カバーが装着されていない場合は高周波発振器を運転させないようにしたので、給電口カバーの付け忘れを防止することができ、安全性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図2】 図1の要部断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態3における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態4における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態5における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態6における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図8】 本発明の実施の形態7における高周波加熱装置のカバー押え部材の構成を示す要部斜視図である。
【図9】 本発明の実施の形態7における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図10】 本発明の実施の形態9における高周波加熱装置の要部斜視図である。
【図11】 図10に示すカバー検知手段の動作を説明するフローチャートである。
【図12】 本発明の実施の形態10における高周波加熱装置の給電口カバーの構造を示す要部斜視図である。
【図13】 本発明の実施の形態10における高周波加熱装置の給電口カバーの他の構造を示す要部斜視図である。
【図14】 従来の高周波加熱装置における断面図である。
【図15】 図14の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 給電口カバー、1a 異物侵入防止板、2 挿入口、3 給電口カバー、
4 給電口カバー、5 挿入口、6 カバー押え部材、7 固定板、8 バネ、
9 当接部、10 給電口カバー、11 上部レール、12 下部レール、
13 固定柱、14 上部レール、15 下部レール、16 カバー検知手段、
17 把持部、 20 加熱室、20a 側板、21 給電口、
22 高周波発振器、23 アンテナ、24 導波管、25 載置台、
26 被加熱物、27 ロータリプレート、28 モータ、
29 給電口カバー、30 留め具。

Claims (3)

  1. 被加熱物を加熱する加熱室と、前記加熱室に高周波を発振する高周波発振器と、前記加熱室の壁面に設けられ前記高周波発振器から発振された高周波を導波管を伝搬させて前記加熱室内に供給する給電口と、前記給電口を覆うように設けられた給電口カバーとを備えた高周波加熱装置において、前記給電口カバーは、前記給電口を覆う平板部と、前記平板部に設けられ、前記導波管の外側に位置するように前記給電口の外周部分に設けられた挿入口に着脱可能に挿入される異物浸入防止部とを備えたことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 前記異物挿入防止部を挿入したとき、該異物挿入防止部と当接して前記給電口カバーを前記加熱室に固定する給電口カバー押え部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の高周波加熱装置。
  3. 前記給電口カバーの有無を検知する検知手段を設け、前記検知手段からの信号に基づいて、前記給電口カバーが装着されていない場合は前記高周波発振器を運転させないようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の高周波加熱装置。
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