JP3924555B2 - 電子バリュー管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モバイル端末に格納された電子バリューの補充を行なう場合に用いる電子バリュー管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、電子マネー等の電子バリューを使用して決済を行なうシステムの検討が行なわれている。ここで、電子バリューとは貨幣価値をデジタルデータに置き換えたものである。この電子バリューを、ICチップを埋め込んだプラスチック製のカード(ICカード)のような記録媒体に格納し利用するシステムが検討されている。この記録媒体は電子バリュー用の財布として機能する。
【0003】
例えば、ICカードを電子バリューの記録媒体として用いる場合、ICカードリード/ライト装置を用いてICカード中の電子バリューを読み書きして、商品購入等の決済を行なう。すなわち、商品の購入を行なった場合には、ICカードリード/ライト装置によりICカードから商品の代金に相当する電子バリューを取り出し、商店の記録媒体に移転させる。
【0004】
このようなICカードに格納された電子バリュー残高が少なくなった場合には、電子バリュー対応現金自動預払機等を利用して、金融機関の利用者口座から電子バリューの補充を行なう必要がある。
【0005】
また、電子バリューの格納に用いる記録媒体には、上述したICカードのような接触型記録媒体の他に、無線通信機能を備えたモバイル端末に記憶手段を設ける非接触型記録媒体もある。そして、それぞれの記録媒体の特性を活かした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)ここでは、例えば、接触型ICカードの残高が十分に存在するにもかかわらず、非接触型ICカードの残高がなくなる状況を想定する。この特許文献1では、接触型ICカードに格納された電子バリューと、非接触型ICカードに格納された電子バリューとを相互に転送する技術が開示されている。これにより、両カードの利便性を損なうことなく、電子バリューを利用することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−24722号公報(第1〜3頁)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、いずれの記録媒体に格納された電子バリューを利用する場合においても、電子バリューの残高が不足したときには、補充するための処理を行なう必要がある。例えば、利用者が電子バリューを用いて買物をする場合、代金を支払う段階で残高が不足していることに気が付くことがある。このような場合、利用者は電子バリュー対応現金自動預払機等を利用して、自分の口座から電子バリューの補充を行なう必要がある。このような状況下では、迅速な購買等の取引を行なうことができなかった。
【0008】
特に、電子バリューは、現金や紙幣等と異なり、無体物(データ)であるため、記録媒体に格納されている電子バリューの残高を把握し難いことが多い。そのため、残高不足に気が付くのが遅れることもある。
【0009】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、モバイル端末に格納された電子バリューの補充を効率的に行なうことができる電子バリュー管理方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、電子バリュー記憶手段、残高確認時刻、基準残高及び上限残高に関するデータと電子バリューを提供するための資金に関する引落口座を特定するためのデータとを記録した補充条件データ記憶手段及び制御手段を有するモバイル端末、金融機関システム及び電子バリュー発行システムを含むバリュー発行機関システムを用いて、電子バリューの補充を管理する方法であって、前記モバイル端末の制御手段が、前記残高確認時刻に前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を算出する第1の段階と、前記残高が前記基準残高以下になっている場合には、前記上限残高と前記残高との補充金額を算出し、金融機関システムに、前記補充金額に関するデータ及び前記補充条件データ記憶手段に記録された引落口座を特定するための引出口座識別子データを含めた補充依頼を自動的に送信する第2の段階と、前記金融機関システムは、前記補充金額分の電子バリューを提供するために必要な補充費用を算出し、前記補充依頼に含まれる引出口座識別子を用いて、口座管理データ記憶部からこの口座の口座残高を抽出し、補充費用と口座残高とを比較し、口座残高が補充費用以上で、電子バリューの補充を行なうための資金確保ができた場合、補充費用を利用者の預金口座から引き落とし、資金のホールドを行ない、電子バリュー発行システムに対して、補充依頼を行なったモバイル端末の識別子及び補充金額に関するデータを含む補充指示を送信し、前記電子バリュー発行システムは、前記金融機関システムから受信した補充指示に含まれるモバイル端末の識別子に基づいて特定されるモバイル端末に、補充金額分の電子バリューを送信し、前記モバイル端末の制御手段は、受信した電子バリューを前記電子バリュー記憶手段へ格納後、前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を検証し、検証が完了した場合には、補充結果通知を前記電子バリュー発行システムに送信する第3の段階と、前記電子バリュー発行システムは、前記モバイル端末から補充を完了したことを示すデータを含むバリュー補充結果通知を受信した場合には補充完了通知を金融機関システムに送信し、前記金融機関システムは、補充完了通知を受信した場合のみ、利用者の口座から引き落とした補充金額を電子バリュー発行機関の口座に振り込むための処理を行なうことを要旨とする。
【0013】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子バリュー管理方法において、前記第2の段階は、電子バリューを補充するために必要な金額を提示したバンキング画面を出力し、バンキングサービスを利用するための暗証番号の入力を促す段階を含み、前記補充依頼には、前記暗証番号に関するデータを含めることを要旨とする。
【0020】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、電子バリュー記憶手段、残高確認時刻及び基準残高に関するデータを記録した補充条件データ記憶手段及び制御手段を有するモバイル端末を用いて、電子バリューの補充を管理する。そして、前記制御手段が、前記残高確認時刻に前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を算出する。次に、前記残高が前記基準残高以下になっている場合には、バリュー発行機関システムに補充依頼を送信する。前記補充依頼に関する受信した電子バリューに関して、前記電子バリュー記憶手段への格納を完了した場合には、補充結果通知を前記バリュー発行機関システムに送信する。このため、利用者は、電子バリュー記憶手段に格納された残高の補充忘れを防止できる。従って、モバイル端末に基準残高以上の電子バリューを確保することができる。
【0021】
本発明によれば、前記補充条件データ記憶手段には、さらに、上限残高に関するデータが記録される。そして、前記制御手段が、前記上限残高と前記残高との差分量を算出する。そして、前記補充依頼に、前記差分量に関するデータを含める。このため、モバイル端末の電子バリュー記憶手段には、所定時刻に上限残高の電子バリューを確保することができる。
【0022】
本発明によれば、前記補充条件データ記憶手段には、さらに、電子バリューを提供するための資金に関する引落口座を特定するためのデータが記録される。そして、前記補充依頼には、前記引落口座を特定するためのデータを含める。このため、利用者が引落口座を設定する手間を省き、効率的に補充依頼を行なうことができる。
【0023】
請求項2に記載の発明によれば、前記制御手段が、電子バリューを補充するために必要な金額を提示したバンキング画面を出力する。そして、バンキングサービスを利用するための暗証番号の入力を促し、前記補充依頼には、前記暗証番号に関するデータを含める。このため、通常のバンキングサービスを利用する場合と同様に、電子バリュー補充のための処理を行なうことができる。従って、効率的に補充依頼を行なうことができる。
【0024】
本発明によれば、前記制御手段が、前記受信した電子バリューを前記電子バリュー記憶手段へ格納後、前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を検証する。そして、検証が完了した場合に、補充結果通知として補充完了通知を、バリュー発行機関システムに送信する。このため、バリュー発行機関システムは、確実に電子バリューの提供ができた場合に引落処理を行なうことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。本実施形態では、利用者が保有する電子バリューを管理するための電子バリュー管理プログラムを用いて電子バリューを管理するサービスとして説明する。本実施形態では、図1に示すように、貨幣のように、商品やサービスの対価等として他者に移転可能な電子バリューを携帯電話端末10に格納する。
【0026】
この電子バリューは電子バリュー発行機関の電子バリュー発行システム30から利用者に提供される。また、電子バリュー管理プログラムは、金融機関の金融機関システム20から提供される。これらは、携帯電話網等のネットワークNを介して、利用者の携帯電話端末10に提供される。
【0027】
この携帯電話端末10は、通常の電話通話機能の他に、電子メールの送受信や、各サーバとの間で通信を行なうためのデータ通信機能等を有する。この携帯電話端末10は、図1に示すように、ダイヤル番号ボタン110の他に、表示部101、セレクタボタン102、モード切り替えボタン103を有する。この携帯電話端末10は、通常の電話モードの他に、電子メールの送受信を行なうためのメールモード、ウェブページの表示を行なうためのブラウザモード、そして各種プログラムの実行処理を行なうプログラム実行モードを有する。各モード(例えば、電話モード)から他のモード(例えば、プログラム実行モード)に切り替える場合には、モード切り替えボタン103を用いる。
【0028】
表示部101には、携帯電話端末10が受信した電子メールやウェブページ等の他、携帯電話端末10内に格納されたプログラムによる各種画面が出力される。
【0029】
また、携帯電話端末10のセレクタボタン102は、ポインタ移動機能とクリック機能とを有する。このセレクタボタン102を用いて方向指示を行なうことによりポインタを移動させることができ、セレクタボタン102を押すことにより、ポインタが示している項目を選択することができる。そして、ダイヤル番号ボタン110等を用いて各種データを入力することができる。
【0030】
さらに、携帯電話端末10は、通信手段の他に、図2に示すように、CPU、RAM、ROM等から構成された制御部11とプログラム記憶部14とを有する。このプログラム記憶部14に各種プログラムが格納され、このプログラムが起動されることにより、この制御部11は各種手段として機能する。本実施形態では、後述する電子バリュー管理プログラムが格納される。そして、このアプリケーションプログラムは所定時刻になった場合、定期的に起動される。この携帯電話端末10の制御部11は、電子バリュー管理処理に関して後述する処理手順(第1の段階や第2の段階、第3の段階、差分量を算出する段階、暗証番号の入力を促す段階等)を実行する。これにより、携帯電話端末10の制御部11は、第1の手段や第2の手段、第3の手段、差分量を算出する手段、暗証番号の入力を促す手段等の各手段として機能する。
【0031】
また、携帯電話端末10には、図2に示すように各種データを記録するための各種データ記憶手段を備える。このデータ記憶部には、電子バリュー記憶手段としての電子バリューデータ記憶部12、及び補充条件データ記憶手段としてのユーザ設定データ記憶部13を含む。
【0032】
電子バリューデータ記憶部12には、図2に示すように、利用者に対して提供された電子バリュー120が記録されている。この電子バリュー120は、電子バリュー発行機関から購入することができる、電子バリュー発行システム30から利用者に提供された場合に記録される。電子バリュー120は、現実に流通している貨幣の価値を、暗号化技術を用いて電子的なデジタルデータにより実現するものである。
【0033】
また、ユーザ設定データ記憶部13には、図2に示すように、後述するバリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、利用者が電子バリュー管理プログラムを用いて各種設定を行なった場合に記録される。このユーザ設定データ130は、残高確認時刻としてのチェック時刻、上限残高としての最高残高、基準残高としての最低残高、引落口座識別子に関するデータを含んで構成される。
【0034】
チェック時刻データ領域には、バリューチェック処理を実行する時刻に関するデータが記録される。
最高残高データ領域には、電子バリューを補充する場合の最高残高に関するデータが記録される。すなわち、電子バリューを補充することにより、この最高残高の電子バリューを電子バリューデータ記憶部12に格納する。
【0035】
最低残高データ領域には、電子バリューを補充する場合の基準に関するデータが記録される。すなわち、電子バリューデータ記憶部12の電子バリューの残存量が、この最低残高より低くなった場合に電子バリューの補充を行なう。
【0036】
引落口座識別子データ領域には、電子バリューを補充する場合に用いる口座に関するデータが記録される。すなわち、この口座から引き落とされた資金で電子バリューの補充を行なう。
【0037】
この携帯電話端末10は、図1に示すように、ネットワークNを介して金融機関システム20や電子バリュー発行システム30にアクセスすることができる。金融機関システム20は、利用者の口座に関するデータの管理に関する各種データ処理を行なうコンピュータシステムである。金融機関システム20は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)やデータ送受信手段等を有する。この金融機関システム20は、口座管理に関して後述する処理手順を実行する。
【0038】
金融機関システム20は、口座管理データ記憶部21を備えている。口座管理データ記憶部21には、図1に示すように、本サービスの利用者の口座や電子バリュー発行機関に関しての口座を管理するための口座管理データが記録されている。この口座管理データは、口座識別子や口座残高に関するデータを含んでいる。この口座識別子は、預金口座の支店名、預金種目、口座番号から構成されている。
【0039】
一方、電子バリュー発行システム30は、電子バリューの発行を管理するシステムである。金融機関システム20の依頼を受けて、電子バリューを生成し、携帯電話端末10に提供する。本実施形態では、金融機関システム20及び電子バリュー発行システム30が、バリュー発行機関システムとして機能する。
【0040】
上記のように構成されたシステムにおいて、電子バリューの提供を行なう場合の処理手順を説明する。
(電子バリュー管理プログラムの取得)
本サービスで用いる電子バリュー管理プログラムを取得する場合の処理を、図3を用いて説明する。本実施形態では、まず、利用者は、電子バリュー管理プログラムの利用要求を行なう(S1−1)。この場合、利用者は携帯電話端末10のブラウザを起動し、金融機関システム20にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を入力する。そして、携帯電話端末10は、ネットワークNを介して、電子バリュー管理プログラムの利用要求を金融機関システム20に送信する。
【0041】
この利用要求を受信した金融機関システム20は、携帯電話端末10に対して電子バリュー管理プログラムを提供する(S1−2)。この場合、さらに金融機関システム20は、電子バリュー発行システム30に対して電子バリュー管理プログラムの利用要求があったことを通知する。この通知には、要求者の携帯電話端末10の識別子に関するデータが含まれる。これにより、電子バリュー発行システム30は、補充するための電子バリューの送信先を把握する。
【0042】
この電子バリュー管理プログラムを受信した携帯電話端末10は、プログラム記憶部14に電子バリュー管理プログラムを格納する。
そして、電子バリュー管理プログラムが起動された場合、携帯電話端末10の制御部11は、図5に示す表示画面500を表示部101に出力する(S1−3)。この表示画面500は、電子バリューのチェック条件の設定を行なうため画面である。このため、表示画面500には、チェック時刻設定欄501、最低残高設定欄502、最高残高設定欄503及び引出口座設定欄504が設けられている。
【0043】
このチェック時刻設定欄501は、バリューチェック処理を実行する時刻を設定するための入力欄である。本実施形態では、毎日6時30分にバリューチェック処理を実行するように設定する場合を想定する。
【0044】
最低残高設定欄502は、電子バリューを補充する場合の基準を設定するための入力欄である。最高残高設定欄503は、電子バリューを補充する場合の最高残高を設定するための入力欄である。本実施形態では、それぞれ「3000円」、「5000円」を設定する場合を想定する。
【0045】
引出口座設定欄504には、電子バリューを補充する場合に用いる口座を設定するための入力欄である。本実施形態では、口座識別子として「内幸町支店、普通口座 1234567」を設定する場合を想定する。
【0046】
利用者は各項目を入力し、決定ボタンを押す。この場合、携帯電話端末10の制御部11は設定欄(501〜504)に入力された条件をユーザ設定データ記憶部13に記録する。
【0047】
(電子バリューチェック処理)
このように表示画面500を用いて設定され、ユーザ設定データ記憶部13に記録された各種チェック条件を用いて、携帯電話端末10の制御部11は、後述する電子バリューチェック処理を定期的に実行する(S1−4)。この電子バリューチェック処理を、図4を用いて説明する。以下の処理は、チェック時刻毎に、プログラムが終了されるまで繰り返される。
【0048】
この電子バリューチェック処理は、携帯電話端末10の制御部11がチェック時刻を経過した場合に実行する(S2−1)。具体的には、携帯電話端末10の内部時計の時刻が、ユーザ設定データ記憶部13に記録されたチェック時刻を経過した場合、電子バリューのチェックを実行する。チェック時刻を経過していない場合(ステップ(S2−1)において「No」の場合)には、電子バリューのチェックを行なわない。
【0049】
次に、チェック時刻を経過している場合(ステップ(S2−1)において「Yes」の場合)には、携帯電話端末10の制御部11は電子バリュー残高と最低残高との比較を行なう(S2−2)。ここでは、まず、制御部11は、電子バリューデータ記憶部12に記録された電子バリューを総計して電子バリュー残高を算出する。そして、制御部11はユーザ設定データ記憶部13に記録された最低残高を抽出し、電子バリュー残高との比較行なう。
【0050】
次に、最低残高以上の電子バリュー残高がある場合(ステップ(S2−2)において「No」の場合)には、携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューチェック処理を終了する。
【0051】
一方、電子バリュー残高が最低残高未満の場合(ステップ(S2−2)において「Yes」の場合)には、携帯電話端末10の制御部11は補充金額を算出する(S2−3)。ここでは、バリュー残高が最高残高になるように電子バリューを補充するものとする。このため、制御部11は、ユーザ設定データ記憶部13に記録された最高残高を抽出し、この最高残高と電子バリュー残高との差分を算出する。この差分が補充金額となる。本実施形態では、バリュー残高は「2596円」である場合を想定する。この場合、最高残高(ここでは「5000円」)との差分は「2404円」となる。
【0052】
次に、携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューの補充を行なうためのバンキング画面を出力する(S2−4)。この場合、携帯電話端末10の表示部101には、図6に示す表示画面510が出力される。この表示画面510には、現在バリュー残高表示欄511、補充金額設定欄512及び引出口座表示欄513を含む。この補充金額設定欄512には、制御部11が算出した補充金額が初期値として設定される。セレクタボタン102を用いて補充金額設定欄512を選択した場合、利用者はダイヤル番号ボタン110を用いて補充金額の設定を変更することができる。また、引出口座表示欄513には、ユーザ設定データ記憶部13に記録された引落口座識別子が設定される。
【0053】
さらに、表示画面510には、携帯電話端末によるバンキングサービス(モバイルバンキングサービス)を利用するためのお客様番号及びパスワードの入力欄514が設けられている。ここで用いるお客様番号及びパスワードは、モバイルバンキングサービスの登録者に、予め提供されたユーザ認証用の識別子である。
【0054】
ここで、利用者は、各欄の内容を確認し、お客様番号及びパスワードを入力し、決定ボタンを選択する。この場合、携帯電話端末10の制御部11は、ネットワークNを介して補充依頼を金融機関システム20に送信する(S2−5)。この補充依頼は、表示画面510で設定された各項目(補充金額、引出口座識別子、お客様番号、パスワード)に関するデータを含む。
【0055】
(電子バリューの補充処理)
次に、電子バリューの補充処理を、図3に戻って説明する。この補充依頼を受信した金融機関システム20は、ユーザ認証を行なう(S1−5)。この場合、補充依頼に含まれるお客様番号、パスワードを用いる。
【0056】
ユーザ認証が完了した場合、金融機関システム20は資金確保できるかどうかを判断する(S1−6)。この場合、まず金融機関システム20は補充金額分の電子バリューを提供するために必要な補充費用を算出する。この補充費用には、電子バリュー管理金額の他に手数料等が含まれる。そして、金融機関システム20は、補充依頼に含まれる引出口座識別子を用いて、口座管理データ記憶部21からこの口座の口座残高を抽出する。そして、金融機関システム20は補充費用と口座残高とを比較する。
【0057】
口座残高が補充費用未満で、電子バリューの補充を行なうための資金を確保できない場合(ステップ(S1−6)において「No」の場合)には、金融機関システム20は携帯電話端末10に対して不能通知を送信する(S1−7)。この不能通知は、利用者に対して、電子バリューを補充できなかったことを知らせるための通知である。不能通知を受信した携帯電話端末10の表示部101には、図7に示す表示画面520が出力される。
【0058】
一方、口座残高が補充費用以上で、電子バリューの補充を行なうための資金確保ができた場合(ステップ(S1−6)において「Yes」の場合)には、金融機関システム20は補充指示処理を実行する(S1−8)。この場合、金融機関システム20は補充費用を利用者の預金口座から引き落とし、資金のホールドを行なう。そして、金融機関システム20は、電子バリュー発行システム30に対して補充指示を送信する。この補充指示には、補充依頼を行なった携帯電話端末10の識別子及び補充金額に関するデータを含む。
【0059】
この補充指示を受信した電子バリュー発行システム30は、補充金額分の電子バリューを携帯電話端末10に送信する(S1−9)。ここでは、電子バリューの送信先として金融機関システム20から受信した補充指示に含まれる携帯電話端末10の識別子に基づいて特定される。
【0060】
この電子バリューを受信した携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューの補充処理を実行する(S1−10)。まず、制御部11は、受信した電子バリューを電子バリューデータ記憶部12に格納する。次に、制御部11は、電子バリューの格納の検証処理を行なう。ここでは、電子バリューデータ記憶部12に格納された電子バリューの総計を算出し、最高残高に達しているかどうか確認することにより検証する。そして、携帯電話端末10の制御部11は、表示部101に、図7に示す表示画面530を出力する。
【0061】
次に、制御部11は電子バリューの補充結果通知を電子バリュー発行システム30に送信する。制御部11が電子バリューの格納の検証が完了した場合には、補充を完了したことを示すデータを含む補充結果通知を送信する。なお、ここで、制御部11が電子バリューの格納の検証ができなかった場合には、補充未完了を示すデータを含む補充結果通知を送信する。
【0062】
そして、補充を完了したことを示すデータを含むバリュー補充結果通知を受信した電子バリュー発行システム30は、補充完了通知を金融機関システム20に送信する(S1−11)。一方、補充未完了を示すデータを含む補充結果通知を受信した場合には、電子バリュー発行システム30は、補充未完了通知を金融機関システム20に送信する。
【0063】
この補充完了通知を受信した金融機関システム20は、電子バリュー発行機関の口座への送金処理を行なう(S1−12)。具体的には、金融機関システム20は口座管理データ記憶部21を用いて利用者の口座から引き落とした補充金額を電子バリュー発行機関の口座に振り込むための処理を行なう。一方、電子バリュー発行システム30から補充未完了通知を受信した場合には、引き落とした補充費用を、利用者口座に返還する。以上により、電子バリューの補充処理を終了する。
【0064】
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。そして、携帯電話端末10の制御部11は、所定時刻に、電子バリューデータ記憶部12に格納された電子バリューの残高を確認し、必要に応じて電子バリューの補充処理を行なう。このため、利用者は効率的に電子バリューの補充を行なうことができる。例えば、電子バリューの使用頻度が高い場合、利用者は大体の電子バリュー残高を把握しているが、電子バリューの使用頻度が低い場合、電子バリュー残高を失念することがある。このような場合にも、所定残高が携帯電話端末10の電子バリューデータ記憶部12に格納されており、利用者の利便性を向上させることができる。
【0065】
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、チェック時刻に関するデータを含んで構成される。制御部11は、ユーザ設定データ記憶部13に記録された最高残高を抽出し、この最高残高と電子バリュー残高との差分を算出する。この差分が補充金額となる。このチェック時刻に携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューデータ記憶部12に格納された電子バリューの残高を確認し、必要に応じて電子バリューの補充処理を行なう。これにより、チェック時刻に、所定の電子バリューの残高を補充することができる。従って、利用者は、比較的容易に電子バリューの残高を把握することができる。
【0066】
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、最高残高に関するデータを含んで構成される。そして、そして、携帯電話端末10の制御部11は、バリュー残高が最高残高になるように電子バリューを補充するものとする。このため、利用者は、補充金額を計算する手間を削減することができ、効率的に電子バリューの補充を行なうことができる。
【0067】
・ 上記実施形態では、電子バリュー残高が最低残高未満の場合、携帯電話端末10の表示部101には、電子バリューの補充を行なうための表示画面510が出力される。この表示画面510には、補充金額設定欄512を含む。この補充金額設定欄512には、制御部11が算出した補充金額が初期値として設定される。セレクタボタン102を用いて補充金額設定欄512を選択した場合、利用者はダイヤル番号ボタン110を用いて、補充金額設定欄512の設定を変更することができる。このため、利用者は、電子バリューの利用予定を勘案して、残高を変更することができる。
【0068】
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、最低残高に関するデータを含んで構成される。そして、最低残高以上の電子バリュー残高がある場合には、携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューチェック処理を終了する。このため、最低残高以上の場合には、電子バリューを使用した後であっても補充処理を実行しない。従って、電子バリューの補充の頻度を下げることにより、金融機関システム20との通信量を削減することができる。
【0069】
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、引落口座識別子に関するデータを含んで構成される。そして、電子バリューの補充を行なうための表示画面510には、引出口座表示欄513を含む。この引出口座表示欄513には、ユーザ設定データ記憶部13に記録された引落口座識別子が設定される。このため、利用者は効率的にバンキング処理を行なうことができる。
【0070】
・ 上記実施形態では、電子バリュー残高が最低残高未満の場合には、携帯電話端末10の制御部11は補充金額を算出後、電子バリューの補充を行なうための表示画面510を出力する。表示画面510には、携帯電話端末によるバンキングサービス(モバイルバンキングサービス)を利用するためのお客様番号及びパスワードの入力欄514が設けられている。そして、携帯電話端末10の制御部11が金融機関システム20に送信した補充依頼は、表示画面510で設定された各項目(補充金額、引出口座識別子、お客様番号、パスワード)に関するデータを含む。このため、金融機関システム20はユーザ認証を行なった後、バンキング処理を行なうことができる。
【0071】
・ 上記実施形態では、電子バリューの補充を行なうための資金確保ができた場合、金融機関システム20は補充指示処理を実行する。この段階では、この場合、金融機関システム20は補充費用を利用者の預金口座から引き落とし、資金のホールドを行なう。そして、電子バリュー発行システム30が携帯電話端末10に送信した電子バリューが電子バリューデータ記憶部12に格納されたことの検証処理が完了し、携帯電話端末10から補充結果通知を受信した電子バリュー発行システム30は、結果通知を金融機関システム20に送信する。この結果通知を受信した金融機関システム20は、電子バリュー発行機関の口座への送金処理を行なう。このため、電子バリューが確実に提供された場合のみ、利用者口座から電子バリュー発行機関の口座に資金が移転させることができる。
【0072】
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・ 上記実施形態では、利用者端末として携帯電話端末10を用いる。利用者端末は携帯電話端末に限られるものではなく、PDA等のモバイルコンピュータ端末を用いてもよい。これにより、多様なチャネルを用いて本サービスを提供することができる。
【0073】
・ 上記実施形態では、ユーザ設定データ記憶部13には、バリューチェック処理を実行する場合のユーザ設定データ130が記録される。このユーザ設定データ130は、チェック時刻に関するデータを含んで構成される。そして、携帯電話端末10の制御部11は、所定時刻に、電子バリューデータ記憶部12に格納された電子バリューの残高を確認し、必要に応じて電子バリューの補充処理を行なう。チェック時刻はこれに限られるものではなく、予め定められた所定周期で電子バリューチェック処理を実行すればよい。例えば、1日に複数回や、所定日毎に1回であってもよい。この場合、図5に示す表示画面500には、チェック時刻やチェック周期を設定するためのチェック時刻設定欄501を設け、設定された時刻や周期をユーザ設定データ記憶部13に記録する。これにより、利用者の状況に応じて自由な設定が可能になり、利便性を向上させることができる。
【0074】
・ 上記実施形態では、電子バリュー残高が最低残高未満の場合には、携帯電話端末10の制御部11は補充金額を算出後、電子バリューの補充を行なうための表示画面510を出力する。そして、利用者が各欄の内容を確認し、お客様番号及びパスワードを入力し、決定ボタンを選択する。この場合、携帯電話端末10は、ネットワークNを介して補充依頼を金融機関システム20に送信する。この補充依頼は、表示画面510で設定された各項目(補充金額、引出口座識別子、お客様番号、パスワード)に関するデータを含む。これに代えて、携帯電話端末10の制御部11が自動的に補充依頼を金融機関システム20に送信してもよい。この場合、金融機関システム20のユーザ認証に必要な利用者識別子(ここでは、お客様番号、パスワード)に関するデータをユーザ設定データ記憶部13に予め記録しておく。これにより、利用者は、より効率的に電子バリューの補充を行なうことができる。
【0075】
・ 上記実施形態では、電子バリュー発行システム30から電子バリューを受信した携帯電話端末10の制御部11は、電子バリューの補充処理を実行する。この場合、制御部11は、受信した電子バリューを電子バリューデータ記憶部12に格納し、電子バリューの格納の検証処理を行なう。制御部11は電子バリュー発行システム30に対して補充結果通知を送信する。その結果に応じて、電子バリュー発行システム30は金融機関システム20に対して、補充完了通知又は補充未完了通知を送信する。これに限らず、金融機関システム20が電子バリューの補充結果を把握できれば、携帯電話端末10の制御部11が金融機関システム20に対して補充完了通知又は補充未完了通知を送信してもよい。
【0076】
・ 上記実施形態では、口座残高が補充費用未満で、電子バリューの補充を行なうための資金を確保できない場合、金融機関システム20は携帯電話端末10に対して不能通知を送信する。不能通知を受信した携帯電話端末10の表示部101には、図7に示す表示画面520が出力される。この表示画面520に、口座管理データ記憶部21における利用者の口座残高に関する情報を含めてもよい。これにより、利用者は補充ができなかった原因を容易に把握できる。
【0077】
・ 上記実施形態では、上限残高としての最高残高と、基準残高としての最低残高とを異なる値を設定した。これに代えて、同一金額を設定してもよい。この場合、電子バリューが利用された翌6時30分には補充されることになる。このため、利用者は、所定時刻に同じ残高を期待することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、モバイル端末に格納された電子バリューの補充を効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 本実施形態の携帯電話端末の構成概略図。
【図3】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図4】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図5】 携帯電話端末に表示された表示画面の説明図。
【図6】 携帯電話端末に表示された表示画面の説明図。
【図7】 携帯電話端末に表示された表示画面の説明図。
【符号の説明】
10…モバイル端末としての携帯電話端末、11…制御手段としての制御部、12…電子バリュー記憶手段としての電子バリューデータ記憶部、13…補充条件データ手段としてのユーザ設定データ記憶部、20、30…バリュー発行機関システムとしての金融機関システム、電子バリュー発行システム、120…電子バリュー。
Claims (2)
- 電子バリュー記憶手段、残高確認時刻、基準残高及び上限残高に関するデータと電子バリューを提供するための資金に関する引落口座を特定するためのデータとを記録した補充条件データ記憶手段及び制御手段を有するモバイル端末、金融機関システム、電子バリュー発行システムを含むバリュー発行機関システムを用いて、電子バリューの補充を管理する方法であって、
前記モバイル端末の制御手段が、
前記残高確認時刻に前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を算出する第1の段階と、
前記残高が前記基準残高以下になっている場合には、前記上限残高と前記残高との補充金額を算出し、金融機関システムに、前記補充金額に関するデータ及び前記補充条件データ記憶手段に記録された引落口座を特定するための引出口座識別子データを含めた補充依頼を自動的に送信する第2の段階と、
前記金融機関システムは、
前記補充金額分の電子バリューを提供するために必要な補充費用を算出し、前記補充依頼に含まれる引出口座識別子を用いて、口座管理データ記憶部からこの口座の口座残高を抽出し、補充費用と口座残高とを比較し、
口座残高が補充費用以上で、電子バリューの補充を行なうための資金確保ができた場合、補充費用を利用者の預金口座から引き落とし、資金のホールドを行ない、前記電子バリュー発行システムに対して、補充依頼を行なったモバイル端末の識別子及び補充金額に関するデータを含む補充指示を送信し、
前記電子バリュー発行システムは、前記金融機関システムから受信した補充指示に含まれるモバイル端末の識別子に基づいて特定されるモバイル端末に、補充金額分の電子バリューを送信し、
前記モバイル端末の制御手段は、受信した電子バリューを前記電子バリュー記憶手段へ
格納後、前記電子バリュー記憶手段に格納された電子バリューの残高を検証し、検証が完了した場合には、補充結果通知を前記電子バリュー発行システムに送信する第3の段階と、
前記電子バリュー発行システムは、前記モバイル端末から補充を完了したことを示すデータを含むバリュー補充結果通知を受信した場合には補充完了通知を金融機関システムに送信し、
前記金融機関システムは、補充完了通知を受信した場合のみ、利用者の口座から引き落とした補充金額を電子バリュー発行機関の口座に振り込むための処理を行なうことを特徴とする電子バリュー管理方法。 - 前記第2の段階は、
電子バリューを補充するために必要な金額を提示したバンキング画面を出力し、バンキングサービスを利用するための暗証番号の入力を促す段階を含み、
前記補充依頼には、前記暗証番号に関するデータを含めることを特徴とする請求項1に記載の電子バリュー管理方法。
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